【スラムダンク】なぜオレはあんなムダな時間を…は三井寿の名言！感動の名シーン集

本記事では「なぜオレはあんなムダな時間を」という名言を残したスラムダンクのキャラクター三井寿について感動の名シーンや名言をまとめました。また記事の後半では声優やモデルなどもご紹介しますので、是非三井寿ファンの方は最後まで本記事をご覧ください。ではまず初めに三井寿が登場する漫画スラムダンクの作品情報や物語のあらすじ、三井寿のプロフィールをまとめてご紹介していきます。

「なぜオレはあんなムダな時間を」などの名言や感動の名シーンを数多く生み出したスラムダンクは1990年から1996年に漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」で連載されていた井上雄彦の漫画です。漫画スラムダンクは不良少年の主人公桜木花道がバスケを通して成長していく姿を描いた青春スポーツ漫画であり、全276話という長編物語の中に数多くの名言や名シーンが描かれており、数多くの読者を感動させました。

このことから漫画スラムダンクは国内累計発行部数1億2000万部を突破する大人気漫画作品となり、2019年現在も様々な世代から人気を集めています。また漫画スラムダンクは1993年から1996年までアニメが全国で放送され、数多くのゲーム作品も制作されました。このようにアニメや多数のゲームを制作したことはスラムダンクの人気に直結し、「週刊少年ジャンプ」を代表する漫画作品となりました。

多数の感動名シーンや名言が登場する漫画スラムダンクは連載初期から非常に高い人気を誇っており、1994年に小学館漫画賞少年部門を受賞します。その後人気を伸ばし続け、最終回が描かれた1996年の「週刊少年ジャンプ」27号で表紙と巻頭カラーの両方を飾りました。これは漫画「こち亀」が最終回を迎えるまでなかった快挙であり、「週刊少年ジャンプ」において漫画スラムダンクは伝説ともいえる作品といえるでしょう。

そして漫画スラムダンクは1996年に連載が終了し、その絶大な人気を称えて2006年に文化庁が実施する文化庁メディア芸術祭「日本のメディア芸術100選」のマンガ部門で1位を受賞しました。さらにKADOKAWAが発行している「ダ・ヴィンチ」で808年の中から選んだ漫画史50年のコミックランキングで1位を受賞しました。このように多数の実績を残した漫画スラムダンクは日本以外にも世界中で今なお注目を集めています。

漫画スラムダンクの主人公桜木花道は過去に好きな相手がバスケ部の生徒だったことからバスケットボールが嫌いでした。しかし桜木花道は身長188cmの肉体と驚異的な身体能力からバスケットボールのために生まれたような男でした。そんなある日神奈川県立湘北高校に入学した桜木花道はその肉体にバスケットボールの才能を感じ取られ、バスケ部の主将を務める赤木剛憲の妹である晴子にバスケ部を勧誘されてしまいます。

バスケットボールが嫌いな桜木花道ですが、晴子に一目惚れをしたせいでバスケ部に入部してしまいます。当初桜木花道はバスケットボールが嫌いでしたが、練習や試合を通してバスケットボールの魅力に魅了されていきます。その後桜木花道はバスケットボールの優れた才能を開花させることになり、バスケ部の元にスーパールーキー流川楓や宮城リョータ、「なぜオレはあんなムダな時間を」を生み出した三井寿達が集まります。

優れた才能を持った生徒が集まったバスケ部は夏のインターハイ制覇を目指し、神奈川県予選大会を勝ち進みます。そして湘北高校バスケ部はインターハイ常連校である強豪翔陽高校に勝利し、「神奈川の王者」と謳われる海南高校と激突します。しかし海南高校は非常に強く、激戦の末湘北高校は敗れ去ります。その後湘北高校は武里高校と陵南高校を倒して準優勝を飾り、インターハイに出場を果たすことに成功します。

その後インターハイに出場した湘北高校バスケ部は大阪の豊玉高校に勝利し、インターハイ3連覇の実績を持つ秋田県の山王工業高校と激戦を繰り広げます。その中で桜木花道は負傷しながら善戦し、逆転勝利に輝きます。しかし全てを出し切った湘北高校は愛知県の愛和学院高校に敗北を喫し、インターハイが終わりを告げます。その後湘北高校は冬の選抜に向けて準備をし、桜木花道はリハビリしながらコートに立つ日を待つのでした。

「なぜオレはあんなムダな時間を」などの名言を多数生み出した三井寿は5月22日生まれの身長184cmという長身の持ち主であり、元々武石中学校に所属していました。中学校を卒業した三井寿は湘北高校に入学し、バスケ部としてシューティングガードを務め、背番号14番を背負っています。三井寿は元々武石中学校時代にバスケットボール部のエースとして活躍するなど優れたバスケットボールの才能を持っていました。

バスケ部のメンバーはそんな三井寿のことを信頼しており、神奈川県大会決勝戦で「この天才三井がいるから負けない」と言われていました。しかしその試合に出場していた三井寿は周囲の応援や激励の中、今回の試合は負けると思っていました。すると三井寿に安西先生は「諦めたらそこで試合終了だよ」という名言を伝えます。そしてこの言葉を貰った三井寿は善戦し、神奈川県大会の優勝に大きく貢献することになりました。

またその試合の成績により、三井寿は最優秀選手として認められました。そんな三井寿ですが、当初不良キャラクターという設定で終わる予定でした。しかし原作者である井上雄彦は漫画を描いている中で三井寿に情が移ってしまい、多数の感動する名言や名シーンを生み出したキャラクターとなりました。この多数の感動名シーンや名言を生み出したことから三井寿は多くのスラムダンクファンに深く愛されています。

ではここからは三井寿の名言である「なぜオレはあんなムダな時間を」についてこの言葉が生まれた経緯をご紹介していきます。この「なぜオレはあんなムダな時間を」が描かれたのは湘北高校と陵南高校の戦いです。インターハイに出場する権利は2つの高校のみであり、1つは海南高校が手に入れました。そして残る１つを巡って湘北高校はライバルである陵南高校と戦うことになります。

しかし湘北高校は海南高校との戦いでボロボロとなっており、安西先生がおらず、赤木が負傷した状態で挑むことになります。試合が開幕し、赤木は負傷した足を我慢して陵南高校に戦います。しかし足の負傷は大きく、陵南高校にリードを許してしまいます。そこで「なぜオレはあんなムダな時間を」で知られる三井寿が試合をストップし、桜木花道の頭突きで赤木を立ち直らせます。

しかし陵南高校に新しく加わった福田が非常に強く、試合は陵南がリードすることになります。そして前半戦は三井寿が3Pシュートを決めるものの、26対32で陵南に負けてしまいます。陵南高校は三井寿の実力に警戒することになり、後半戦は三井寿に対するディフェンスが強化されます。これにより三井寿は得意の3Pシュートを決めることが出来ず、ファウルを3つ取られてしまうという大失態を冒してしまいます。

さらに湘北高校のリードに本領を発揮した陵南高校の仙道が大活躍し、次々と点を返されてしまいます。そして三井寿は試合の途中で貧血になり、倒れてしまいます。その後試合は湘北高校の勝利に終わるものの、三井寿は2年間のブランクで自らが衰えていることを悔やみます。そして三井寿はベンチ裏に行き、スポーツドリンクを飲みながら「なぜオレはあんなムダな時間を」という名言をつぶやくのでした。

三井寿には「なぜオレはあんなムダな時間を」という名言の他に多数の感動する名言や名シーンを生み出しています。ここからはそんな三井寿の「なぜオレはあんなムダな時間を」以外の感動する名言や名シーンをご紹介していきます。まずご紹介する感動名シーンは三井寿の過去についてです。元々三井寿は安西先生の恩を返すために湘北高校のバスケ部に入部したのですが、1年生の時に左膝を負傷してしまいました。

さらに三井寿は病院を脱走してバスケをしたことで左膝の怪我が再発してしまいます。三井寿は中学生の時にMVPに輝いたことから自分に自惚れていました。そんな中三井寿は赤木たちの活躍を見て落胆し、2年間不良となってしまいます。しかし不良になった三井寿はたばこだけ絶対に手を出しませんでした。そんなある日三井寿含む不良たちは湘北高校のバスケ部を襲撃し、そこで三井寿の過去が判明します。

そこで不良仲間はバスケをしたいのではと尋ねられるのですが、三井寿はさらに自暴自棄になってしまいます。するとそんな三井寿を見た宮城リョータは三井寿が一番過去にこだわっていると話します。さらに安西先生が姿を現し、三井寿は失ったバスケの情熱が蘇ります。そして三井寿は「安西先生！！バスケがしたいです。」と漏らし、涙を流しながら再びバスケの道に歩む出すのでした。

次にご紹介する「なぜオレはあんなムダな時間を」の他の名言は「まだ時間はあるぞ！！絶対勝てる！このスーパースター三井がいるかぎり」です。中学生時代に三井寿のチームは神奈川県予選決勝で苦戦した際、三井寿はこの名言を叫びます。しかし三井寿の内心は諦めていました。すると安西先生が「あきらめたら試合終了ですよ」と告げ、最後まで諦めずに試合した三井寿は見事点を入れ、逆転勝利を飾りました。

次にご紹介する「なぜオレはあんなムダな時間を」の他の名言は湘北高校バスケ部に入部した際の自己紹介で宣言した「ポジションはどこでもやれます！！」というセリフです。三井寿は優れたバスケの才能を持っており、全てのポジションをこなすことが出来ました。この力は凄まじく、センターの桜木さえも相手になりません。三井寿は漫画スラムダンクの中でもトップクラスの実力を持つプレイヤーといえるでしょう。

次にご紹介する「なぜオレはあんなムダな時間を」の他の名言は上述でご紹介した名言の後に叫んだ「目標は湘北高校全国制覇！！日本一です！！」というセリフです。三井寿は中学校の時からバスケに対して熱い情熱を燃やしていました。この宣言の際、センターを務める赤木も全国制覇を夢に見ていました。

「なぜオレはあんなムダな時間を」の三井寿のモデルとなった人物は2人おり、1人はバスケットボール選手のマーク・プライスです。マーク・プライスは1986年にクリーブランド・キャバリアーズにトレードというかたちで入団した選手であり、フリースローの成功率90.4%という驚異的な数字を保持しています。このことからマーク・プライスは史上最高のポイントガードと呼ばれており、三井寿にそっくりな人物となっています。

「なぜオレはあんなムダな時間を」の三井寿のモデルとなったもう1人の人物はロサンゼルスオリンピックで金メダルを獲得したクリス・マリンです。クリス・マリンは大学卒業後ゴールデンステート・ウォーリアーズに入団し、フリースロー成功率新人史上2位の89.6%を記録します。その後クリス・マリンはフリースロー成功率93.9%を記録し、「ゴッド・ハンド」というあだ名が付けられました。

アニメ版スラムダンクで「なぜオレはあんなムダな時間を」の三井寿の声優を演じたのは日本の男性声優である置鮎龍太郎です。置鮎龍太郎は二枚目役や熱血漢のキャラクターを得意としている声優であり、アニメ版スラムダンクでも「なぜオレはあんなムダな時間を」の三井寿を見事に演じきりました。

「なぜオレはあんなムダな時間を」の三井寿を演じた置鮎龍太郎は1969年の11月17日に福岡県で生まれた声優であり、「ドラゴンクエスト」のリリパッパ役で声優デビューした人物です。置鮎龍太郎は「新世紀GPXサイバーフォーミュラ」で初レギュラーを獲得し、「地獄先生ぬ～べ～」の鵺野鳴介で初主役を演じたことで大ブレイクした声優です。

「なぜオレはあんなムダな時間を」の三井寿を演じた置鮎龍太郎の代表作となるのが「地獄先生ぬ～べ～」の鵺野鳴介役です。置鮎龍太郎はこの役が集大成だと語っており、アニメが終わると聞いた際は泣いたそうです。他に置鮎龍太郎は「Fate/zero」のバーサーカー役や「戦国BASARAシリーズ」の豊臣秀吉役、「あそびあそばせ」の前多役などを演じており、2019年現在も数多くの人気アニメ作品に出演しています。

三井寿の名言である「なぜオレはあんなムダな時間を」は様々なところで使える言葉として広まっているようです。時間というものは取り返しのつかないものであり、特に勉強などは後になって後悔するものです。このことから「なぜオレはあんなムダな時間を」という名言は非常に日常で使える言葉といえるでしょう。

三井寿の名言である「なぜオレはあんなムダな時間を」に関する感想ではとても泣けるという感想が多く寄せられていました。三井寿は陵南高校との戦いで善戦するものの、2年間のブランクで倒れてしまいます。そして三井寿は2年間を後悔し、「なぜオレはあんなムダな時間を」と呟きます。この名シーンは三井寿の悲しみや想いが全て詰め込まれており、涙無しで見ることができません。

「なぜオレはあんなムダな時間を」の三井寿に関する感想ではかっこいいという感想が多く見受けられました。三井寿は漫画スラムダンクの中でもトップクラスの実力と美貌の持ち主です。このことから三井寿は非常に魅力溢れるキャラクターといえるでしょう。

本記事では「なぜオレはあんなムダな時間を」で知られる三井寿の感動する名シーンや名言をまとめてご紹介させて頂きました。三井寿の名言はどれも涙無しで見ることが出来ないものになっており、漫画スラムダンクの中でも非常に人気が高いキャラクターとなっています。今後漫画スラムダンクを読もうとお考えの方は是非三井寿の活躍に注目して漫画スラムダンクをご覧ください。