【進撃の巨人】サシャのかわいい画像集！大食いキャラの魅力と声優は？

進撃の巨人は漫画、アニメ、実写映画化と、その勢いはとどまることを知りません。この記事では、そんな進撃の巨人の概要やあらすじ、そして人気キャラクターである「サシャ・ブラウス」について詳しく紹介していきます。

進撃の巨人とは「別冊少年マガジン」にて連載中の人気漫画です。巨人と人類との戦いや、人間同士の戦争を描いた内容が反響を呼び、今や大ヒット漫画「ワンピース」に次ぐ売り上げを誇る作品となっています。作者の諌山さんいわく「読者に媚びることは読者を裏切ること」というモットーをかかげているところも、人気の理由につながっています。2013年にアニメ化も果たし、2019年4月現在、第3期後編が放送されています。

100年前、突如としてあらわれた巨人たちに人類は滅ぼされかけました。人類は巨大な壁を作り、その中に楽園を築きました。壁の中の住人である「エレン・イエーガー」は、壁の外には何があるのだろうとそればかり考えていました。幼馴染である「アルミン・アルレルト」も外の世界に興味を持っており、二人は調査兵団に入り、外の世界を旅したいと思うのでした。

ですが、壁の外は人類を捕食する巨人で溢れかえっており、エレンの母親と、エレンの幼馴染である「ミカサ」は調査兵団に入ることに反対をします。

ですが、父親はエレンの気持ちを尊重し、出先から帰ってきたら秘密にしていた地下室を見せると約束します。いつものようにアルミンとミカサと壁の外について話していると、突如壁を越えるほどの超大型巨人が現れ、壁を破壊しました。穴からは続々と巨人たちが侵入し、エレンの母親は巨人に食べられてしまいました。それを目撃したエレンは、巨人から逃げ延びながらも、巨人を「駆逐」してやる。と憎悪をあらわにするのでした。

エレンは幼馴染のアルミンとミカサとともに、第104期訓練兵団に入団します。そしてはれて卒業というとき、突如としてまた超大型巨人が襲来しました。壁に更なる穴を開けられ、エレンの同期たちは次々に巨人に殺されてしまいます。エレンもアルミンを助けようとして巨人に飲み込まれてしまいました。

アルミンたちも窮地に追い込まれ、人類は滅ぶと思った矢先に巨人を攻撃する謎の巨人があらわれました。アルミンたちはその謎の巨人を利用してなんとか撤退をすることが出来ました。

すると驚くことに、謎の巨人の中からエレンが出てきました。団員たちは恐怖におののき、エレンを処刑しようとパニックを起こしますが、司令であるピクシスの登場によってエレンは処刑をまぬがれます。そして、エレンに大岩を運ばせ、壁の穴を塞ぐ作戦を決行しました。多大なる犠牲を出しつつも、エレンは自分自身の巨人の力をコントロールし、見事壁の穴を塞ぐことに成功しました。

エレンは裁判にかけられ、身元を調査兵団のリヴァイ斑にあずけられることになりました。そして、調査兵団の壁外調査に参加しました。目的はエレンの実家にある、父親が秘密にしていた地下室です。ですが、突如として女型の巨人があらわれ調査兵団を襲いました。女型の巨人は誰かを探しているような素振りをしており、アルミンはエレンのように知性がある巨人だと推測します。

女型の巨人はエレンを狙っており、エレンを捕まえようとしますが、逆に調査兵団に捕らえられてしまいました。しかし、女型の巨人は巨人たちに自分を捕食させ、本体のみで脱出をしてしまいました。女型の巨人の本体は再びエレンのもとに向かい、リヴァイ斑は兵長をのぞき全滅してしまいました。エレンは巨人化し、女型の巨人と対峙しますが、攫われてしまいました。

ミカサとリヴァイは女型の巨人の後を追い、女型の巨人を追い詰めますが深追いはせず、エレンを奪還し撤退をします。女型の巨人の正体が、同期で憲兵団に入団している「アニ」だと断定したエレンたちは、アニを騙しておびき寄せようとしますが失敗し、壁の中で巨人化を許してしまいます。

エレンはかつての仲間だったアニと戦うことに躊躇してしまいますが、覚悟を決めてアニを倒しました。しかし、アニ本体は結晶の中に自らを閉じ込め、沈黙してしまいました。一方その戦いより数時間前、エレンたちの同期の中に巨人の仲間がいると疑った上層部により、サシャたちは装備もせず、待機をしていました。すると、安全なはずの場所からなぜか巨人が出現し、サシャたちは近くの村を守ることになりました。

コニーは自分の村を訪れますが、馬はいるものの人はおらず、自宅には異形の巨人が動けずに仰向けで寝ていました。コニーはその巨人が自分の母親に似ていると感じます。夜になり、古城で休むことにした一行でしたが、夜は動かないはずの巨人たちが次々と襲来し、サシャたちはピンチに陥ります。すると、ユミルは塔からとびおり、なんと巨人化をして巨人と戦いだしました。

エレンたち調査兵団も到着し、塔の周りの巨人たちを一掃することに成功しました。ユミルは力尽きて気絶をしてしまい、なぜ巨人化できたのかなど様々な謎が残りました。エレンたちが壁に戻ると、ライナーとベルトルトはエレンに自分たちが超大型巨人と鎧の巨人だと驚愕の事実を明かしました。エレンは仲間だと思って尊敬していたライナーとベルトルトに2人に怒りをあらわにし、巨人化して2人に立ち向かうのでした。

進撃の巨人のキャラクターの中でも、特にかわいいと言われているサシャ・ブラウスは、身長168cm、体重55kgの16歳の少女です。第104期訓練兵団に入所当初は13歳でした。出身地はウォール村で、その地方独自のなまりがあるため、サシャは方言がでないようにあえて敬語で話しています。アニメ版進撃の巨人では、サシャ役を声優・小林ゆうさんがつとめています。

進撃の巨人のサシャの出身地であるウォール村は、狩猟民族であり、代々狩りをして生活をしていました。ですが、段々に獣がいなくなり、食料にも不足するようになります。村以外の人々にも食料をわけあたえねばならず、ただでさえ大食いのサシャはそれに納得がいきません。

保存用にとっておいた干し肉も、普段のかわいいサシャとは思えないような形相で奪って食べてしまいます。いくらかわいい娘であっても、大食いで自分のことしか考えられないようなサシャに対し父親も呆れ顔でした。

かわいい娘のために厳しいことを言ったサシャの父親の言葉を理解するには、まだサシャは幼く、サシャはそのまま家を飛び出していってしまいました。そして、訓練兵団に入団したのでした。ウォール村では強気な関西弁のような話し方をするサシャでしたが、訓練兵団ではなまりのある人間はおらず、サシャは自分の方言を恥じるようになります。そして、なまりを隠すために標準語の敬語で同期と接するようになるのでした。

進撃の巨人のサシャの初登場は、原作コミックスとアニメ版とで異なっています。原作のサシャの初登場シーンは、進撃の巨人第1巻3話「解散式の夜」にて、成績を発表される場面です。サシャは見事に9位に選ばれていました。その夜、エレンが巨人に対しての憎しみを語っているのを聞いている場面がありました。

アニメ版の進撃の巨人のサシャは、第104期訓練兵団の入団式にて初登場を果たします。キース教官の厳しい指導に、緊張が走る中、なんと大食いのサシャはふかした芋を食べていたのです。神妙な表情をしながら芋を食うサシャの初登場シーンは、進撃の巨人の中でも屈指の名シーンとなっています。

当然のことながらサシャはキース教官にカミナリを落とされ、死亡するまで走らされる＆夕食抜きと言う罰を与えらてしまいました。大食いのサシャにとって、夕飯を抜きにされたほうが死亡するより辛い出来事でした。そんなサシャに、同期のクリスタはこっそりパンを分け与えます。するとサシャは画像のように物凄い形相でそのパンに食らいつくのでした。

画像は、サシャが堂々と芋を食べる場面です。前述の項目で紹介したように、進撃の巨人のサシャの初登場は彼女の大食いというキャラクターを見事に印象づけた伝説のシーンとなりました。

サシャがなぜ入団式に芋を食べていたかについてキース教官に問われると、サシャは「それは、なぜ人は芋を食べるか？という意味ですか？」という哲学的な回答をし、さらにキース教官をや仲間達を混乱させます。すると、サシャは何かに気がついたような表情をし、おもむろに芋を割ってキース教官に差し出すのでした。それからと言うものの、サシャは「芋女」というあだ名がつくようになったのでした。

続いての画像と魅力は、サシャの「大食い」についてです。進撃の巨人のサシャは食べ物に異常なまでに執着をし、食料をあるだけ食べてしまうという大食いです。ちょっと人より多く食べる大食いならまだかわいいものですが、サシャの大食いに関しては常軌を逸しているところがあります。

そんなサシャの大食いエピソードの一つに、食料庫から貴重な肉を盗んで食べようとした出来事がありました。本来のサシャであれば、自分一人で全部食べてしまいそうですが、サシャは仲間達に「皆で食べましょう」と提案したのでした。

サシャの魅力がわかるかわいい画像その④は「やるときはやる」サシャについてです。普段はおバカで大食いなサシャですが、天性の狩りの腕と野生の感を持ち合わせており、遠くからせまりくる巨人を察知したり、どんな遠くの的も外さない弓矢の腕前を持っています。狙った獲物は必ず討ち取る執念と、自然や狩りの知識を豊富に兼ね備え、幾度も仲間たちを救いました。画像はそんなかっこいいサシャのワンシーンです。

最後のサシャのかわいい画像と魅力は「ただいま」というサシャが主役のエピソードです。進撃の巨人第9巻36話に掲載され、アニメ版第27話にて放送されました。この「ただいま」という話は、サシャの最大の見せ場が盛り沢山となっており、サシャファンにとってはたまらないエピソードとなっています。

サシャは、同期の仲間とともに巨人襲来の知らせを受けて、故郷である村の人々を救うため単身走りました。途中見つけた民家の中に入ると、そこには巨人に喰われている母親を、なすすべもなくじっと座り込んでいる少女に出会いました。

武器を持っていないサシャは、近くにあった斧を力任せに巨人に振り下ろしましたが、巨人の回復力に勝てず、母親に謝罪をしながら少女だけを連れて外へ逃げ出しました。母親はその様子を見て安堵とともに死亡します。巨人は母親が死亡すると、サシャと少女に標的を変えてゆっくりとあとを追ってきました。サシャは慌てて馬に少女を乗せようとしますが、馬は勝手に走り去ってしまいます。

サシャは少女の手を引いて走りますが、少女は絶望し、生きる気力を無くしていました。そうこうしている内に巨人はサシャたちに追いついてきました。

サシャは少女だけでも助けるため、巨人に単身立ち向かいます。逃げようとしない少女に「大丈夫だから。この道を走って。弱くてもいいからあなたを助けてくれる人は必ずいる。すぐには会えないかもしれないけど、それでも会えるまで走って！」とサシャが渇を入れると、少女は一人で走り出しました。サシャは弓矢の矢を巨人の両目に突き刺し、巨人を弱体化させることに成功しました、

巨人を倒して再び逃げるサシャは、偶然にも父親に出会います。少女がサシャの父親に出会い、サシャのことを教えたのでした。父親はサシャの成長を心から喜び、サシャも父親に「ただいま」と素直に気持ちを伝えたのでした。アニメ版では、声優の小山ゆうさんの演技も重なり、サシャの魅力が十二分に伝わる神回となりました。

アニメ版進撃の巨人のサシャの声優を担当しているのは、声優の小林ゆうさんです。声優の小林ゆうさんは、かわいいサシャの魅力をさらに引き出している名声優です。声優の小林ゆうさんは、声優のイベントやネットラジオにて、個性的な声優としても有名です。

現在は声優として活躍をしている小林ゆうさんですが、高校生のころモデルとして活動したのが芸能界に入ったきっかけとなっています。2003年に声優としての活動をスタートし、2008年に「第2回声優アワード」にて新人女優賞を受賞しています。

サシャの声優である小林ゆうさんは、進撃の巨人以外にも、人気アニメ「銀魂」の「猿飛あやめ」役や、「昭和元禄落語心中」の「小夏」、「生徒会役員共」の「横島ナルコ」など、ギャグキャラやシリアスなキャラも演じ分けられることから、数多くの人気作品に出演しています。

大食いでかわいいサシャですが、なんと「スパイ説」が一時期浮上していたのです。結論から言うと、このスパイ説は全くの見当違いでした。では、なぜサシャがスパイだという説が浮上してしまったのでしょうか？その理由の一つとして、進撃の巨人第21話「開門」にて、捕獲した巨人を殺した犯人探しをしている最中、汗をかいているサシャがアップになったのです。

このことから、巨人殺しはサシャの仕業で、実は敵のスパイなのではないかと読者から疑われることとなったのです。実際のスパイや憲兵団のアニであり、サシャは全くの無関係であることが証明されました。

サシャはなぜかエレン奪還作戦に不参加でした。同じ104期の同期たちが必死に戦っていたにも関らず、サシャ登場しなかったことに疑問を抱く読者は多かったといいます。このことから、再びサシャのスパイ説が復活したのでした。ですが、特にだからと言ってサシャが何かをしたことはなく、全くの濡れ衣であることは証明されています。

サシャはキース教官の怒りを買い、夕食を抜きにされたことがありました。そんなサシャを見かねたクリスタは、サシャにパンをあげたのです。これは「イエス・キリスト」を裏切った「ユダ」に重ね合わせられたシーンだと捉える読者が後を立ちませんでした。進撃の巨人は神話をモチーフとした構成となっているため、このシーンもサシャが裏切り者であるという伏線なのでは？と疑われました。

進撃の巨人の作者・諌山さんによると、サシャは第9巻で死亡するはずだったと語っています。しかし、諌山さんは「サシャが死亡するのにはもっとふさわしい場所がある」と考え直し、サシャの死亡を回避したと言います。

作者である諌山さんの考えによって、死亡をまぬがれたサシャでしたが、とうとう進撃の巨人105話「凶弾」にて死亡してしまいました。進撃の巨人の主人公であるエレンが独断で敵国「マーレ」に乗り込み、サシャたち調査兵団はエレンを助けるためにマーレに奇襲をかけます。

戦闘には勝利し、帰りの飛行船内にて祝杯を挙げていると、一人のマーレ国の少女「ガビ」が乗り込んできました。「ガビ」は銃を発砲し、その弾丸はサシャを貫きました。

ガビに撃たれ倒れたサシャでしたが、撃たれたという事実を分かっていないようにうわ言を言います。そして「肉」と大食いのサシャらしい言葉を残し、死亡したのでした。

早々に死亡するはずだったサシャは、第105話目で命を落としました。サシャにふさわしい死に方があると名言した諌山先生でしたが、実際の死亡シーンは本当にあっけないものとなりました。サシャが死亡したことをコニーはエレンに知らせますが、エレンは「肉」が最後の言葉だと聞いて思わず笑ってしまいます。コニーはそんなエレンに憤慨し、エレンはサシャが死亡しても何とも思ってないと誤解してしまいます。

実際は、エレンはうつむいてサシャの死に対して悔やんでいる表情をしているのですが、コニーはそれを察することはできず、現在もエレンに対して誤解をしたままとなっています。今後、この出来事が物語にどのように関ってくるかはわかりませんが、エレンとコニーの行く末の伏線になっている可能性があります。

進撃の巨人は、巨人が人間を捕食したりとグロデスクで残酷なシーンが多々あります。そのため、興味はあってもなかなか見れない視聴者も少なくありません。そんな中で、明るくて少しマヌケなサシャという存在は、そんな視聴者にとって救いになったようでした。

サシャが主役の神回である「ただいま」は、原作でも反響がある名エピソードでした。アニメでは映像や音楽、声優の演技力などの相乗効果により、ファンの想像を超えた迫力あるものとなりました。

進撃の巨人の中で、サシャが一番大好きなキャラクターだとあげています。憎しみや悲しみが蠢く進撃の巨人の中で、幸せそうに食べ物をほおばるサシャに癒されるファンは多くいます。

進撃の巨人のサシャは、暗い雰囲気になりがちな作中において貴重なムードメーカーとして活躍していました。大食いで少し抜けているところがあるサシャはファンが多い反面、作者である諌山さんがいつサシャを死亡させてしまうのかと気が休まらない状況が続きました。

しかし、いつになってもサシャは生存しており、元気に大食いキャラを発揮させていることから、このまま最後まで死亡しないのでは？と安堵するファンもいたといいます。しかし、そんなファンの想いもむなしく、サシャは敵の少女の凶弾に倒れ帰らぬ人となってしまいました。

原作・進撃の巨人のサシャは死亡してしまいましたが、サシャを想う家族や仲間の想いは決して消えることはありません。また、サシャの死は、エレンがサシャの死をあざ笑ったと思い込んでいるコニーが、今後どのように動くのかという伏線にもなっていると考えられます。サシャは死してもなお、物語に影響を及ぼす愛されるキャラクターなのです。