【進撃の巨人】ユミルの民の正体を考察!エルディア人やマーレ人との関係は?

アニメ化もして大ヒットした作品「進撃の巨人」では、人間に巨人が立ち向かっている姿が描かれています。今回はそんな「進撃の巨人」に登場するユミルの民について解説をしていきます。正体について様々な考察がされているユミルの民ですが、そんなユミルの民の正体の考察から、マーレ人・エルディア人それぞれの関係も考察解説していきます。作中に登場したイルゼの手帳なども紹介し、ユミルの民の正体について迫っていきます。

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目次

  1. ユミルの民が登場する進撃の巨人
  2. ユミルの民の正体を考察
  3. ユミルの民とエルディア人の関係とは?
  4. ユミルの民とマーレ人の関係とは?
  5. ユミルが死亡?謎を考察
  6. ユミルの民を遺伝の法則から考察
  7. ユミルの民に関する感想や評価は?
  8. ユミルの民の正体まとめ

ユミルの民が登場する進撃の巨人

ストーリーが話題になっている作品「進撃の巨人」にはユミルの民やマーレ人、エルディア人といった様々な人々が登場し、その関係が注目されています。今回はユミルの民を中心に解説をしていきます。イルゼの手帳を中心としたユミルの民の正体についての考察や、マーレ人・エルディア人それぞれの関係、またユミルの民の死の謎についても解説をしていきます。

進撃の巨人の作品情報

ユミルの民の正体について解説をしていく前にここからは「進撃の巨人」の作品情報について詳しく解説をしていきます。「進撃の巨人」は諫山創による漫画作品です。別冊少年マガジンで連載されている漫画で、現在も連載は続いています。現在までに、小説・アニメ・実写映画など様々なメディアミックスが展開されてきた大人気作品です。

進撃の巨人の概要

諫山創による漫画作品「進撃の巨人」の概要について解説をしていきます。「進撃の巨人」では巨人と人間が戦うパニックファンタジーとして描かれていて、2011年には第35回講談社漫画賞の少年部門を受賞しています。週刊少年マガジンにもこれまでに二回出張版として読み切りが掲載されています。作中には、過激なシーンも登場しますが、原作者は人体の断面を描いてはいけないというぐらいの表現規制しか受けていないようです。

さらに原作者は読者に媚びることを嫌っていて、媚びることは裏切りに等しいという発言もしています。そんな「進撃の巨人」は2013年にアニメ化が発表されました。さらに2015年には実写映画化もされています。それだけではなく、ライトノベル化そしてゲーム化もされています。2018年にはアニメの第3シーズンも放送されています。さらに、ハリウッドでの実写映画化も予定されているようです。

進撃の巨人のあらすじ

マーレ人も登場する作品「進撃の巨人」のあらすじを解説していきます。主人公エレン・イエーガーはシガンナ区で暮らしていました。シガンナ区は、ウォールマリアの南端に突出している地区です。エレンはそこで両親と幼馴染のミカサ・アッカーマンと一緒に暮らしています。エレンは、常に壁の外の世界に興味を持っていました。そしてそのうち壁外に出て調査をする調査兵団に入りたいと強く願うようになりました。

エレンは調査兵団に入りたいと話しますが、エレンの身を心配する母親のカルラやミカサからは反対されてしまいました。そんなエレンには、ミカサ以外にも幼馴染がいました。それはアルミン・アルレルトです。アルミンは大人しい性格をしていましたが、エレンと同じように壁の外の世界に憧れを持っていました。エレンが10歳になった時、壁を超えるほどの巨体な巨人・超大型巨人がシガンナ区の扉を破壊しました。

TVアニメ「進撃の巨人」Season 3

ユミルの民の正体を考察

諫山創による漫画「進撃の巨人」について紹介をしていきます。「進撃の巨人」では、正体不明の巨人と壁の中の人間たちの戦いが描かれていました。パニックファンタジーとして話題になった作品ですが、最近では壁の外の世界についても描かれています。マーレ人やエルディア人との関係について紹介をして行く前にここからは、イルゼの手帳などを中心にユミルの民について解説をしていきます。

ユミルの民の正体①イルゼの手帳から判明した事

「進撃の巨人」に登場するユミルの民の正体について解説をしていきます。ユミルの民の正体にはイルゼの手帳が関わっていました。イルゼの手帳には、イルゼが巨人と遭遇した時のことが記録されています。さらに手帳には、ユミルの民という単語も記されています。リヴァイらが壁外調査で見つけた遺骸のそばに、イルゼの手帳は落ちていました。手帳を書いたイルゼは元々リヴァイやエレンと同じく兵士として活動していました。

イルゼはある日6m級の巨人と遭遇をします。しかし巨人はイルゼを食べようとしませんでした。さらに巨人はイルゼに向かって話し出します。「ユミルの民」「よくぞ」などといった言葉を巨人は話します。イルゼの手帳では、巨人が簡単な言葉なら話すことができるということや、意思疎通が可能だということが明かされていました。巨人は苦しみ出し、イルゼを食べてしまいますが衝動を我慢していたことが遺骸から分かります。

イルゼの手帳から、巨人との関係が注目されイルゼもユミルの民なのではないかと考えられていました。イルゼは黒髪の戦士であり、顔にはそばかすがあります。黒髪でそばかすという特徴はユミルにも当てはまります。そのため、イルゼがユミルの民だったのではないかと言われています。またユミルの民は、巫女を頂点とする民族だったと考えられていました。

ユミルの民の正体②原初の巨人説

ユミルの民の正体について考察をしていきます。イルゼの手帳からは様々なことが判明していました。ここからは原初の巨人説について紹介をしていきます。この説には第46話でのユミルの発言が大きく関わっています。46話では、ユミルは「巨人の力について私も詳しく知ってるわけじゃないからな」「あの猿はなんだ」という発言をしています。このことからユミルは、全てを知っているわけではないことが分かります。

ユミルの民が関係している無知性巨人については知っているけれどそれを利用した知性巨人の力のないようについては詳しくないということです。また、ユミルの年齢から無知性巨人が発生したユミルは生まれていないと考えられています。ユミルの民は、実験に利用されていたと考えられ、ユミルと一緒に反逆行為した巨人の生き残りが手帳を残していったイルゼなのではないかとも言われていました。

ユミルの民の正体③北欧神話との関連

ユミルの民の正体について、解説をしていきます。ここからは、北欧神話との関連について紹介をしていきます。北欧神話にはユミルという原初の巨人が登場します。この北欧神話のユミルは、火の世界と氷の世界がぶつかったことによって生まれたと言われています。そして、そのユミルは様々な巨人を誕生させました。霜の巨人はユミルの汗から生まれています。そして霜の巨人から、オーディンが誕生しました。

オーディンは、北欧神話において最高神と言われているほどの存在です。しかしユミルはそんなオーディンたちによって殺されてしまいました。その時のユミルの血で、大洪水が発生します。そして多くの巨人はその洪水で死んでしまいました。ユミルの死体で世界は構築されます。ユミルのまつ毛から、人間が住む領域を囲う壁が建設されました。ユミルの民も、この北欧神話との話と多くの共通点があると言われています。

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ユミルの民とエルディア人の関係とは?

「進撃の巨人」には、マーレ人やエルディア人といった様々な民族が登場します。今回はそんな「進撃の巨人」に登場するユミルの民についてを中心に解説をしていきます。イルゼの手帳にも記されていたユミルの民は北欧神話とも関連しているのではないかと言われていました。ここからは、正体についてまだまだ不明なところも多いユミルの民とエルディア人との関係について詳しく紹介をしていきます。

エルディア人とは?

「進撃の巨人」に登場するユミルの民は、読者からも注目されている民族です。エルディア人との関係について解説をしていく前にここからはエルディア人について紹介をしていきます。エルディア人もユミルの民と同様に「進撃の巨人」に登場する民族です。「進撃の巨人」にはエルディア人とマーレ人という人種が登場します。エルディア人は、ユミルの民と呼ばれていることもありました。

エルディア人は、巨人になることができる人々です。そんなエルディア人の始祖はユミル・フリッツでした。エレンを含むパラディ島の人々もエルディア人の末裔です。ユミル・フリッツは、九つの巨人に力を分けることで帝国を築きましたが、巨人化の体質のせいで現在はマーレ人から迫害されていました。「悪魔の血」や「悪魔の末裔」と差別され、厳しく管理され、支配されています。

ユミルの民とエルディア人の関係

ユミルの民とエルディア人の関係について解説をしていきます。ユミルの民はエルディア人の別名です。ユミルの民と呼ばれている人々の中にはイエーガー家、フリッツ家、そしてエルディア復権派などのメンバーがいます。ユミルの民はかつて、自分たち以外の種族を下等種族とし無理やり子供を産ませ子孫を増やしてきました。そして長年にわたって、ユミルの民は他の民族を支配していました。

現在では、ユミルの民は他の民族を支配してきたという過去から非常にひどい扱いを受けています。また、いつ支配が始まるかわからないという恐怖から他の種族から全滅させられようとしていました。しかしそんなユミルの民ことエルディア人の中にも、名誉マーレ人という特別な人々もいます。名誉マーレ人は、エルディア人でありながらもマーレ人のために戦う人々のことを指しています。

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ユミルの民とマーレ人の関係とは?

「進撃の巨人」は、様々なメディアミックスが展開されてきた大人気少年漫画です。ストーリー上に様々な謎が残されている作品としても有名な「進撃の巨人」について、今回はユミルの民を中心に解説をしています。ここまでは、エルディア人との関係やイルゼの手帳について紹介をしてきました。「進撃の巨人」にはエルディア人の他にマーレ人も登場します。ここからはマーレ人とユミルの民の関係について解説をしていきます。

マーレ人とは?

「進撃の巨人」に登場するマーレ人について解説をしていきます。マーレ人は、壁の外にある古代帝国に住んでいる人々です。現実に近い技術の発展をとげている国で、九つの巨人のうち、七つの巨人の力を所有していました。そしてその力を駆使して植民地を増やしています。未だ手にすることができていない始祖の巨人の力を手に入れるために、パラディ島を侵略しようと目論んでいました。そのため、パラディにスパイを送り込みます。

しかし始祖の巨人は、グリシャによって奪われていました。さらに壁内にいたエルディア人から反撃に遭い七つの巨人の内、二つを失ってしまいます。また、巨人の力をエルディア人に奪われてしまったことが広まり近隣諸国と戦争状態に陥ってしまいました。制圧までには8年の時間がかかり結果としてマーレ国およびマーレ人の弱体化を知らしめてしまいました。また、パラディ島の戦士たちの潜入にも気が付いていませんでした。

マーレ人は巨人化できる?

「進撃の巨人」に登場するマーレ人について紹介をしていきます。巨人化できるのはエルディア人のみと言われていましたが、マーレ人でも巨人化することに成功しているキャラクターがいました。それはライナーです。ライナーは、エルディア人とマーレ人のハーフです。このことにより、純血のエルディア人でなくても巨人化できるということが判明しました。エルディア人とマーレ人のハーフはライナーの他にもいると思われます。

エルディア人は、昔無理矢理子孫を産ませることで繁栄させてきました。作中ではエルディア人が他の民族に子供を産ませユミルの民を増やしてきたと明かされていました。そのため、殆どの人がどこかでエルディア人の血が混ざっているのではないかと言われています。マーレ人は、内部工作でエルディアを弱体化させ七つの巨人を奪ったと言われていますが、マーレ側にもユミルの民がいたと考えられます。

ユミルが死亡?謎を考察

「進撃の巨人」は諫山創による漫画作品です。「進撃の巨人」にはエルディア人とマーレ人が登場します。エルディア人はユミルの民と言われていることもありました。今回はそんなユミルの民についてを中心に解説をしています。イルゼの手帳や、マーレ人との関係などからユミルの民の正体について考察をしてきましたが、ここからはユミルの民と深い関係があるキャラクター、ユミルの謎について詳しく解説をしていきます。

ユミル考察①クリスタとの関係

「進撃の巨人」に登場するユミルの謎について紹介をしていきます。ユミルは、同じく「進撃の巨人」の登場キャラクターであるクリスタと親しくしていました。ここからはそんなユミルとクリスタの関係について紹介をしていきます。ユミルは、クリスタと一緒に行動している姿が度々描かれていました。「さすが私のクリスタ」というセリフを言うこともあり、二人が相当仲良しだったと言うことが伺えます。

二人は、兵団に入る前にすでに知り合いでした。ユミルは、長らく巨人として壁の外を彷徨っていましたがあることがきっかけで人間に戻ることができました。人間になったユミルは、壁の中の世界に侵入し孤児として教会で生きていました。そして、その時王族であるクリスタのことを知ります。クリスタのことを知ったユミルはクリスタが訓練兵団に入団するタイミングに合わせて自分も同じように兵団に入団しました。

ユミルにとってクリスタは次第にかけがえのない存在になっていきます。そして、クリスタに命の危険が迫った時には命を張ってまで守っている姿が描かれていました。ユミルは時に、自分の命よりもクリスタの命を優先させることがありました。そこまでして、ユミルがクリスタを守るのには理由がありました。自分の境遇とクリスタの境遇を重ね合わせていたのです。そしてクリスタと、ある約束を交わしました。

それは本当の名前で暮らすと言うことでした。ユミルもクリスタも、互いに幼い頃から本当の自分を偽っていきてきたキャラクターです。ユミルは、クリスタに本当の名前で堂々と生きるように言いクリスタはユミルが死んだとされた後ユミルとの約束を守り本当の名前で暮らすようになりました。

ユミル考察②ライナーを襲った?

イルゼの手帳にも登場したユミルの民と、ユミルは深い関係にあるとされています。そんなユミルですが、過去にライナーたちを襲ったことがありました。ここからは、そのエピソードについて紹介をしていきます。ライナーとベルトルトはマーレ国からスパイとして送られてきた人間です。二人は九つの巨人のうちの二つを継承していて、巨人化することが出来ます。シガンナ区を襲ったのもライナーとベルトルトでした。

しかし、ライナーとベルトルトにはもう一人仲間がいたのです。壁の中に侵入するために壁を目指し壁外を歩いていたライナー達はある無知性巨人に遭遇してしまいました。それはユミルです。47話ではユミルが無知性巨人として長い間壁外を彷徨っていたことが明かされています。そしてユミルはライナー達のもう一人の仲間であり、九つの巨人の能力者でもあったマルセルを捕食してしまいます。

無知性巨人となってしまったエルディア人は、九つの巨人のような知性巨人つまり巨人化をコントロールできる人間を食べ能力を受け継ぐことによって人間の姿に戻ることが出来ます。ユミルは、マルセルを捕食したことによって人間に戻ることが出来たのです。そして、ライナーやベルトルトも巨人かしたユミルを見たとき、自分たちの仲間であるマルセルを食べた巨人だということに気がついていました。

ユミル考察③過去

ここからはユミルの過去について紹介をしていきます。ユミルはマーレで生まれましたが、すぐに両親に捨てられてしまいます。そして物乞いとして物心ついたことから生活をしていました。誰からも必要とされていなかったユミルですが、ある日一人のエルディア人男性に拾われます。そしてその男にユミルという名前をつけられました。エルディア人にとって、ユミルという名前は特別な意味を持っていました。

エルディア人の始祖はユミル・フリッツです。そのため同じ名前であるユミルは、ユミル・フリッツの生まれ変わりだと受け入れられ、女神様としてユミルはエルディア人に祭り上げられていきます。ユミルは必死にユミルを演じていました。物乞いをしていた日々とは違い、ユミルとして振る舞うだけで食事も寝床も確保できたからです。また、ユミルは次第に自分がユミルでいることでエルディア人も幸せになれると思うようになります。

しかし、ユミル達はマーレ人に目をつけられてしまいました。ユミルに名前を与え、連れてきた男はユミルに騙されたと言いユミルを裏切りました。けれどユミルは、祭り上げてくれた人々のためにユミルを演じ続けます。そしてユミル達は巨人化する薬を打たれパラディ島に放り投げられる楽園送りにされてしまいました。その後ユミルは、マルセルを捕食するまでの60年間無知性巨人として壁の外を彷徨っていました。

ユミル考察④死亡する?

九つの巨人はマーレで訓練を受けた名誉マーレ人しか継承を許されていません。ユミルは九つの巨人の一つである顎の巨人を継承していますが、上記で紹介したようにマーレで訓練を受けた後に継承したものではありませんでした。そのため、ライナー達マーレ側にとってユミルは相容れない存在です。また、知性巨人の能力を継承してから13年しか生きられないという命のタイムリミットがユミルには迫っていました。

ユミルは、マーレ側の人間でもなければパラディ島側の人間でもありません。ユミルにとってはクリスタが全てでした。顎の巨人だということがバレたユミルは、故郷に帰るというライナーとベルトルトに拉致されてしまいます。その時エレンも一緒にいましたが途中でエレンは脱出することができました。ユミルも逃げ出す道はありましたが、クリスタの安全と引き換えにライナーとベルトルトと一緒にマーレに行くことを決めていました。

ユミルがマーレに行ったことは判明していましたが、その後どうなったかは長年描かれていませんでした。おそらく、マーレで名誉マーレ人として訓練を受けている人間に能力を継承させるため死んだと考えられていました。そして93話では、ユミルがかつて捕食したマルセルの弟であるポルコが顎の巨人として登場します。このことから、ユミルがポルコによって捕食されたということが判明しました。

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ユミルの民を遺伝の法則から考察

今回は「進撃の巨人」に登場しイルゼの手帳にも記されていたユミルの民の正体などを中心に解説をしています。謎多き存在だったユミルの民ですが、その正体がエルディア人であったということが作中では明らかにされていました。また、ユミルがユミルの民として長年壁外を彷徨っていたということや、巨人化についても多くの考察がされています。ここからはユミルの民について遺伝的な法則の面から考察をしていきます。

遺伝の法則の考え方

ユミルの民を遺伝の法則で考察していく前に、遺伝の法則について解説をしていきます。遺伝の法則は、遺伝学における初期段階の法則のことです。この法則は、メンデルというオーストリア人が発見しています。遺伝の法則を発見したメンデルは、ある実験を行なっていました。それは、エンドウを使用した実験です。メンデルは背が高いエンドウと、背の低いエンドウを受粉させてできた種子を植えるという実験をしていました。

植えられたエンドウは全て背が高いエンドウに育ちました。この時育ったエンドウは第2世代と呼ばれています。そしてメンデルは第2世代のエンドウ同士を再び受粉させ、出来た種子を植えました。その結果背が高いエンドウと背がひくエンドウが育ち、その割合は3:1だったそうです。全ての生物は二つで一つの遺伝子を持っています。生物の特徴は、この遺伝子によって決まります。エンドウの遺伝子にも二つの成分がありました。

第1世代の背が高いエンドウは大体背が高いエンドウだったため、遺伝子には背が高いという成分だけが含まれていました。第1世代の背が低い遺伝子にも同じことが言えます。第2世代のエンドウは、背が高い遺伝子背が低い遺伝子の二つが組み合わさっていました。しかし結果は全て背が高いエンドウになっています。これは、二つの異なる遺伝子の組み合わせの場合、どちらか一方のみが出現するという法則を表しています。

この時に出現する遺伝子は優性と呼ばれています。また、出現する遺伝子は決まっているということも判明していました。そのため第2世代のエンドウは全て背が高いエンドウとなったのです。第3世代のエンドウは3種類ありました。この組み合わせの中で、背が低いエンドウに育つ遺伝子を持っているものは一つです。そのため第3世代の結果は3:1ということになります。この遺伝の法則でユミルの民について考察をしていきます。

ユミルの民を遺伝の法則で考察

遺伝の法則を元にユミルの民について考察をしていきます。巨人化できる人間はエルディア人の血が流れている者だけだということが明かされています。純血のエルディア人は、確実に巨人になることができる情報Aで構成された遺伝子AAを持っています。しかし純血マーレ人はこの遺伝子がないため、巨人になることは不可能です。88話では、血液検査のシーンが描かれていました。そして検査の結果でマーレ人かどうかを判別しています。

この血液検査でマーレ人だと判別されるのは純血マーレ人だけだと考えられていました。ライナーの父親は巨人化できない情報aで構成された遺伝子aaの持ち主です。しかし、ライナーはエルディアとマーレのはハーフであることが判明しています。そのため母親はAA或いはAaの遺伝子の持ち主であると考えられ、ライナーが巨人化できるということも考慮に入れるとライナーの遺伝子はAaであるということがわかります。

遺伝の法則では異なる遺伝子を持つ場合、どちらか一方の優性の遺伝子のみが出現します。ライナーは巨人化できるため、巨人化できる方の遺伝子Aが優性であるということがわかります。作中で言われていた民族浄化は、第3世代で出現するであろう巨人化できない遺伝子が組み合わさっている子供を殺すことではないかと考えられていました。これを繰り返すことにより巨人化できるAの遺伝子を持つ人間が増えていきます。

しかし「進撃の巨人」の世界でこの遺伝子の法則は成り立たないと考えている考察もありました。エルディア人からマーレ人が生まれるという描写は作中にはありません。遺伝の法則を当てはめた時に矛盾する点がいくつか出てきてしまうようです。このため「進撃の巨人」の世界には、この世界固有の遺伝システムがあるのではないかと言われています。この遺伝システムについて作中で明かされることも期待されていました。

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ユミルの民に関する感想や評価は?

ユミルの民に関する感想や評価について紹介をしていきます。ユミルの民の関する感想の中には、ジークに怒りが湧くというものもありました。マーレ側のキャラクターとして登場したジークですが、エレンの兄でありユミルの民の一人です。しかしそんなジークは、罪のないエルディア人を大量に無知性の巨人にしていました。その光景の描写が残酷だったことから、ジークに対して疑問を持っている感想になったようです。

ユミルの民に対する感想や評価について紹介をしていきます。ユミルの民関する感想の中にはブラウス家に関するものもありました。ブラウス家はサシャの一族です。サシャは、マーレに行った際ガビによって殺害されてしまいます。しかしとあることがきっかけでガビは殺したサシャの実家の世話になります。その時にブラウス家の方言について言及していたためブラウス家はマーレの血が混ざっているのではないかと考えられていました。

ユミルの民に関する感想や評価について紹介をしていきます。ユミルの民に関する感想の中にはこちらのような感想もありました。ユミルの民は始祖の巨人の一部のような存在であるということが明かされています。現在始祖の巨人であるエレンは、本当の意味でユミルの民が自由になる道を探しているのではないかと考えられていました。

ユミルの民の正体まとめ

「進撃の巨人」は別冊少年マガジンに掲載されている漫画作品です。これまでにアニメや小説、ゲームとしての展開もされてきました。そんな大人気作品では、巨人が登場し人々をパニックに陥らせます。正体不明の巨人が実は人間だったということや、ユミルの民というものに触れた手帳が見つかったりするなどこれまでに大きくそのストーリーは展開されてきました。今回はそんな作品登場するユミルの民について解説をしてきました。

ユミルの民の正体は、長年明かされていませんでしたが物語の舞台が壁の外へ移る時エルディア人だったということが明かされます。そんなユミルの民について、今回はイルゼの手帳から判明した事実やマーレ人との関係を解説してきました。そして遺伝の法則でも考察をしてきました。今後もストーリーで鍵を握ると注目されているユミルの民が登場する「進撃の巨人」一度ご覧になってはいかがでしょうか。

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