【ムーミン】スナフキンの歴代声優!ムーミンバレーパークの担当はアニメと違う?

スナフキンの声優は昭和から平成、そして令和にかけて変更され、その度に違った良さをファンの心に残しています。この記事では、過去にスナフキン役でキャリアを積んだ子安武人さん、初代スナフキンを演じた西本裕行さんなど、スナフキン役を務めた声優をまとめて紹介します。スナフキン声優以外にも、過去のムーミンキャラクターの歴代声優を一覧で紹介し、現在に至るまでのムーミン声優陣を網羅できるようにお届けします。過去アニメから最新アニメ、テーマパークなど、魅力的なムーミンワールドをご覧ください。

【ムーミン】スナフキンの歴代声優!ムーミンバレーパークの担当はアニメと違う?のイメージ

目次

  1. スナフキンの過去~新歴代声優一覧
  2. スナフキンが登場!ムーミンバレーパークとは?
  3. スナフキンの仲間達の歴代声優一覧
  4. スナフキンの性格や設定一覧
  5. スナフキンのイケメンな名言
  6. スナフキンの声優に関する感想や評価は?
  7. スナフキンの歴代アニメ声優まとめ

スナフキンの過去~新歴代声優一覧

スナフキンは昭和~令和で声優が異なりますが、どのスナフキンにもそれぞれ魅力があり、ファンを強く魅了しています。この記事では、スナフキンの歴代声優から、スナフキンの仲間達の歴代声優まで、過去と現在を振り返る形で、ムーミンキャラクターの声優を紹介します。

過去~新歴代スナフキン声優①西本裕行

記念すべき初代スナフキン役は西本裕之さんが担当しました。初代スナフキン(昭和スナフキン)は、ムーミンよりもずっと大人の男性として描かれており、西本裕之さんの渋い声がよく合っていました。西本さんは、2015年に88歳でこの世を去りましたが、彼が演じた昭和スナフキンは愛され続けています。

過去~新歴代スナフキン声優②白熊寛嗣

『劇場版ムーミン パペット・アニメーション〜ムーミン谷の夏まつり〜』でスナフキン役を務めた白熊寛嗣さんは、太くて低めな声質が特徴だと言われています。白熊さんが演じる役柄は、年齢高めな大人の男性で、白熊さん自身の年齢を超えることが多々あります。代表作品やキャラクターは、洋画『007』シリーズのデスモンド・リュウェリン、ゲーム『Just Cause 2』のリコ・ロトリゲスなどです。

過去~新歴代スナフキン声優③子安武人

平成版(1990年版)のスナフキンを演じた子安武人さんは、1967年5月5日生まれ、神奈川県横浜市出身の声優です。色気を含んだ独特の声質をしており、その声に魅了されるファンが後を絶ちません。活動期間の長いベテラン声優であるため、子安武人さんの代表キャラを答えるだけで世代や年齢が分かってしまうことも多々あります。

スナフキンといえば子安武人?

子安武人さんのスナフキン=「子安キン」と呼ばれる程、子安武人さんのスナフキンはファンから親しまれています。悪役を演じることが多い子安武人さんですが、スナフキンの時はとても爽やかな声を披露しており、ギャップ萌えに陥るファンが数多くいます。

子安武人とスナフキンの秘話

子安武人さんのスナフキンは認知度が高く、人気もありますが、子安さん自身はスナフキンを演じる上で苦労もあったと語っています。1990年の『楽しいムーミン一家』でスナフキンを演じていた頃の子安武人さんは、声優としてデビューしたての新人で、無理してスナフキンの声を出していました。

このままではいけないと感じた子安さんは、地道に努力を重ね、なるべく自然な声でスナフキンを演じるように心がけていたと語られています。子安武人さんとスナフキンには、もう1つ秘話があります。スナフキンの登場シーンで多い情景は、夜中に焚火をするシーンです。

その際に、まだ新人だった子安武人さんは、「(作中は)夜中なので、なるべく静かに穏やかな声で喋るようにしてください」と、収録スタジオで指示されたことが印象的だったと語っています。ベテラン声優の子安武人さんが、スナフキンを演じる上で苦労していた姿は、今では想像し難い光景かもしれません。

子安武人の主な出演アニメ

子安武人さんの代表アニメ&キャラクターはバラエティに富んでいます。ユーモア溢れる『ボボボーボ・ボーボボ』のボボボーボ・ボーボボ。危険な演技が評判だった『シャーマンキング』のファウスト8世。優雅さ溢れる『ふしぎ遊戯』の星宿。

笑い声が独特な『ケロロ軍曹』のクルル。『銀魂』で根強い人気を誇る高杉晋助。子安武人さんが出演するアニメ&演じるキャラは、人気になる傾向が高いため、子安さんは声優界には欠かせない存在です。

過去~新歴代スナフキン声優④高橋一生

高橋一生さんは、1980年12月9日生まれ、東京都出身の俳優です。1995年のジブリ映画『耳をすませば』では、メインキャラの天沢聖司の声優を務めました。俳優業では、2017年のドラマ『カルテット』を始めとし、NHK連続テレビ小説『わろてんか』、NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』などに相次いで出演し、人気俳優としての道を歩んでいます。

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スナフキンが登場!ムーミンバレーパークとは?

ムーミンバレーパークの概要

ムーミンバレーパークは、2019年3月16日にグランドオープンし、埼玉県飯能市を代表するテーマパークとなりました。エリアが4つに分かれており、ムーミンの世界観を楽しく体験することができます。ムーミン達とのグリーティングもファンをワクワクさせる要素の1つで、可愛いムーミン達との触れ合いで癒しが得られます。
 

ムーミンバレーパークの声優一覧

ムーミンバレーパークでは、特別な楽しいショーが催され、その際にキャラクターボイスが流れます。ムーミンやスナフキンなど、ショー出演キャラの声優は歴代の声優ではなく、新規声優陣が担当しています。下記ではムーミンバレーパーク限定の声優陣を紹介します。

声優①スナフキン:櫻井孝宏

数々のイケメンキャラを演じてきた櫻井孝宏さんですが、まさかムーミン界のイケメン・スナフキンの声優に抜擢されるとは、誰も想像し得なかったかもしれません。1974年6月13日生まれ、愛知県岡崎市出身。櫻井さんの尊敬する声優の中には、『楽しいムーミン一家』でムーミン役を務めた高山みなみさんも挙げられており、世代は違えど、同じムーミン声優として活動することになりました。

声優②ムーミントロール:戸松遥

戸松遥さんは、1990年2月4日生まれ、愛知県出身の声優です。所属事務所はミュージックレインで、「ミュージックレイン スーパー声優オーディション」に合格した実力を持っています。 代表作品には、『ハピネスチャージプリキュア!』、『妖怪ウォッチ』、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』などが挙げられます。スノークのおじょうさん役の花澤香菜さんとは公私共に仲が良いと語られています。

声優③リトルミイ:豊崎愛生

豊崎 愛生さんは、『けいおん!』の平沢唯役でブレイクした人気声優です。女優・歌手でもあり、所属事務所はミュージックレインです。1986年10月28日生まれ、徳島県出身。あきちゃんの愛称で親しまれています。 『けいおん!』以外の代表作品は、『To LOVEる -とらぶる』シリーズ(モモ・ベリア・デビルーク役)、『めだかボックス』(黒神めだか役)などが挙げられます。

声優④スノークおじょうさん:花澤香菜

花澤香菜さんは、声優界でもアイドル並みの人気を持つ声優です。1989年2月25日生まれ、東京都出身。演技力の高さはもちろん、可愛い容姿も人気の理由で、幼稚園児の時から子役として活躍していました。愛称は花ちゃん、はなざーさん、香菜ちゃんなど様々です。代表作品には、『物語』シリーズの千石撫子役、『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園』の七海千秋役などが挙げられます。

声優⑤スニフ:福山潤

福山潤さんは、櫻井孝宏さんのように女性から高い人気を得ている声優です。歌手やナレーターもこなし、声優事務所・BLACK SHIP代表取締役という一面も持ち併せています。代表キャラには『コードギアス 反逆のルルーシュ』のルルーシュ・ランペルージ、『ぬらりひょんの孫』の奴良リクオ、『BANANA FISH』のユーシスなどが挙げられます。

声優⑥ムーミンママ:片貝薫

優しいムーミンママを演じる片貝さんは、ケンユウオフィス所属の声優です。ケンユウオフィス以前は、同人舎プロダクション、ヴィーヴに所属していました。出身地は大阪府で、特技には演歌が挙げられており、読書が趣味だと言われています。

声優⑦ムーミンパパ:菊池康弘

菊池康弘さんは、1973年9月29日生まれ、岩手県出身の声優です。RME、アドヴァンスプロモーションに所属していましたが、現在はアトミックモンキーに所属。『シン・ゴジラ』、『君の名は。』など、大作に出演しています。吹き替えを担当することが多く、青年〜老人まで様々な役をこなしています。

スナフキンの実写がイケメン!

ムーミンバレーパークのスナフキンは、フィンランド本国のテーマパークと同様実写で現れます。スナフキンはイケメンな日本人のキャストが演じています。最初こそは賛否両論が巻き起こりましたが、声優が櫻井孝宏さんだったこともあり、最終的に「実写スナフキン格好良い!」という意見で落ち着いたようです。

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スナフキンの仲間達の歴代声優一覧

過去~新歴代アニメ声優①ムーミントロール:高山みなみ

『名探偵コナン』のコナン役でお馴染みの声優・高山みなみさんは、1990年版のアニメ『楽しいムーミン一家』で、主人公・ムーミンを演じました。高山みなみさんといえば、格好良い少年ボイスが浮かびますが、ムーミンを演じる上では、「少し丸みのある(ふわっとした)声を出していた」と語られています。

過去~新歴代アニメ声優②ムーミントロール:岸田今日子

岸田今日子さんは、1969年に日本で初めてムーミンを演じた女優さんです。2006年に亡くなった以後も、「過去の人」としては扱われず、日本の名女優、女優が憧れる女優として名が挙げられています。ムーミンの声優であると同時に、ナレーションでもあり、過去にはスナフキンを演じたこともありました。

過去~新歴代アニメ声優③ムーミントロール:宮沢りえ

女優の宮沢りえさんがムーミン役を演じていたなんて!と驚く方もいるかもしれません。宮沢りえさんは、『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』という2017年公開のパペットアニメーション映画でムーミン役を務めていました。

過去~新歴代アニメ声優④ムーミントロール:寺島惇太

寺島惇太さんは、1988年8月11日生まれの声優で、2019年の新アニメでムーミンを演じています。海外では男性の吹き替えも珍しくないムーミンですが、日本では代々女性がムーミン役を務めてきました。そのため、寺島惇太さんのムーミンは、日本初の男声ムーミンだと言えるでしょう。寺島さんの代表キャラとしては、『イナズマイレブンGO』の雪村豹牙、『アイドルマスター SideM』の大河タケルなどが挙げられます。

過去~新歴代アニメ声優⑤リトルミイ:佐久間レイ

『楽しいムーミン一家』でとてもキュートなリトルミイを演じた佐久間レイさんは、1965年1月5日生まれ、東京都出身の声優です。可愛い少女や生き物の役が多く、代表的な出演作品には、『らんま1/2』のシャンプー役、『それいけ!アンパンマン』のバタコさん役、『おねがいマイメロディ』のマイメロディ役、ジブリ映画『魔女の宅急便』のジジ役などがあります。

過去~新歴代アニメ声優⑥リトルミイ:堀絢子

堀絢子さんは、昭和版のお転婆で可愛いリトルミイを演じた声優です。1942年2月2日に当時の満州国にて生まれ、父親を広島の原爆で亡くしている過去があります。リトルミイをとても愛しており、大好きなキャラクターの1人だと語っています。『新オバケのQ太郎』ではQ太郎役を演じ、主題歌も担当していました。

過去~新歴代アニメ声優⑦リトルミイ:大谷育江

大谷育江さんは、大人気アニメ『ポケットモンスター』シリーズのピカチュウ声優として、日本のみならず全世界に名が知れ渡っています。ポケモンのピカチュウ以外の代表作品&キャラは、『ONE PIECE』のトニートニー・チョッパー、『名探偵コナン』の円谷光彦などがあり、日本の国民的アニメに欠かせない声優の1人として扱われています。

過去~新歴代アニメ声優⑧スノークのおじょうさん:かないみか

かないみかさんは、「フローレン」と呼ばれる1990年版のスノークのおじょうさんを演じました。かないみかさんは、高くて可愛らしい声に定評があり、『それいけ!アンパンマン』ではメロンパンナ役、『ポケットモンスター』では数多くのポケモンの声を担当しています。

過去~新歴代アニメ声優⑨スノークのおじょうさん:武藤礼子

初代スノークのおじょうさん(ノンノン)を演じたのは、武藤礼子さんです。武藤礼子さんは1935年生まれの声優です。 2006年に齢71歳で逝去しています。ムーミンの他にも、出演作があり、1963年版の『鉄腕アトム』のウランちゃん(2代目)、1971年に放送された『メルモ』の主人公・メルモ役を演じました。

過去~新歴代アニメ声優⑩スノークのおじょうさん:津田美波

2019年新アニメでスノークのお嬢さんを演じる津田美波さんは、1989年6月8日生まれ、神奈川県出身の声優です。青二プロダクション所属。ベテラン声優の富沢美智恵さんに、「声優になるにはどうしたら良いですか?」と質問し、彼女からアドバイスを受けたことを機会に、青二塾へ進み、声優になったという逸話があります。

代表作品&キャラには、『ゆるゆり』の船見結衣、『アイドルマスター シンデレラガールズ』の小日向美穂、『ポケットモンスター ベストウイッシュ』のアイリスのキバゴなどがあります。

過去~新歴代アニメ声優⑪スニフ:中尾隆聖

中尾隆聖さんは『楽しいムーミン一家』でスニフ役を演じました。1951年2月5日生まれ、東京都出身。代表作品とキャラクターは『ドラゴンボール』シリーズのフリーザ、『それいけ!アンパンマン』のばいきんまん、『ONE PIECE』のシーザー・クラウンなど、悪役が多く、アンパンマンの作者・やなせたかしさんからは「セクシーな声」と言われていました。

過去~新歴代アニメ声優⑫スニフ:富田耕生

1969年版スニフを演じた富田耕生さんは、アニメから洋画の吹き替えまで、数多くの作品に出演しています。手塚治虫作品のアニメに出ているヒゲオヤジのほとんどは富田さんが演じています。ヒゲオヤジは手塚作品のお決まりキャラクターで、アニメ化の際には富田さんの存在が欠かせません。また、日本テレビ版の『ドラえもん』ではドラえもんを演じており、本当の意味で初代ドラえもんを演じた声優だと言えるでしょう。

過去~新歴代アニメ声優⑬スニフ:落合弘治

落合弘治さんは2019年の新アニメでスニフ役を演じています。1966年2月4日生まれ、東京都台東区出身。渋い声が特徴的で、大人の男性を演じる機会が多いとされています。代表作品には、『メジャー』のジョー・ギブソン役、『遊☆戯☆王5D's』の牛尾哲役などが挙げられています。

過去~新歴代アニメ声優⑭ムーミンママ:谷育子

声優・谷育子さんは、1990年版のムーミンママを演じました。谷育子さんはムーミンママのような優しい声から、厳しい女性の声まで演じることができるベテラン声優です。映画『ハリー・ポッター』シリーズでは、ハリー達の先生であるミネルバ・マクゴナガルを演じ、新アニメ版の『HUNTER×HUNTER』では、強いおばあちゃん執事・ツボネを演じました。

過去~新歴代アニメ声優⑮ムーミンママ:高村章子

昭和アニメでムーミンママ役だった高村章子さんは、2012年にこの世を去ったベテラン声優です。高齢を迎えても尚、現役で声優業を続けていました。2004年に公開されたドラえもんの映画では、のび太のおばあちゃん役を演じており、その当時の年齢は82歳だったと言われています。

過去~新歴代アニメ声優⑯ムーミンママ:井上喜久子

「井上喜久子、17歳です」というフレーズが印象的な井上喜久子さんは、2019年の『ムーミン谷のなかまたち』でムーミンママを演じています。1964年9月25日生まれ、神奈川県横須賀市出身。代表作品には、『らんま1/2』の天道かすみ役、『サクラ大戦』シリーズのロベリア・カルリーニ役、『ああっ女神さまっ』のベルダンディー役などが挙げられます。

過去~新歴代アニメ声優⑰ムーミンパパ:大塚明夫

1990年版アニメでムーミンパパを演じた大塚明夫さんは、渋くて格好良い声をしており、ダンディな大人の男性役に定評があります。2015年に亡くなった父親・大塚周夫さんも、ベテラン声優として活躍していました。アニメ以外では、洋画の吹き替えをよく担当しており、アーノルド・シュワルツェネッガー、アントニオ・バンデラス、スティーヴン・セガールなど、魅力的な俳優を演じています。

過去~新歴代アニメ声優⑱ムーミンパパ:高木均


昭和版のムーミンパパを担当した高木均さんは、2004年に78歳で逝去した俳優兼声優です。俳優業では、悪役のオファーが多かったことでも知られています。アニメ映画『となりのトトロ』では、なんとトトロ役を担当しており、ムーミンパパとのギャップが感じられます。

過去~新歴代アニメ声優⑲ムーミンパパ:松本保典

松本保典さんは、新作アニメでムーミンパパの吹き替えを担当しています。松本保典さんはお父さん役を演じることが多く、「サザエさん」のノリスケ役、「ドラえもん」の野比のび助役などが代表的なキャラです。同期には1990年版のスナフキンを演じた子安武人さんがいます。

過去~新歴代アニメ声優⑳ヘムレンさん:矢田稔

矢田稔さんは1990年の『楽しいムーミン一家』でヘムレンさんを演じました。1931年4月27日生まれ、東京府(現・東京都)出身。声優の他に、童謡歌手・俳優・ナレーターなど多方面で活躍しています。『太陽にほえろ!』でも俳優として出演していました。声優デビュー作は『鉄人28号』で、その他にも数多くのアニメに出演しています。

過去~新歴代アニメ声優㉑ヘムレンさん:雨森雅司

雨森雅司さんは昭和版ヘムレンさんを演じた声優です。1930年7月24日生まれ、千葉県出身。1984年4月9日に、肝硬変が原因で、53歳という若さで逝去しました。雨森さんは『天才バカボン』シリーズのバカボンのパパ役としても有名で、その他にも脇役や悪役を多数演じる名声優でした。

過去~新歴代アニメ声優㉒ヘムレンさん:太田哲治

太田哲治さんは、新アニメ(2019年)でヘムレンさん役を演じています。1980年5月30日生まれ、千葉県千葉市出身。二枚目キャラだけでなく、三枚目キャラを演じることもあり、動物役から老人役、さらに悪役までこなす幅広い演技力を持っています。

過去~新歴代アニメ声優㉓スノーク:平田康之

平田康之さんは、平成の『楽しいムーミン一家』でスノークを演じていました。1958年1月4日生まれ、東京都出身。平田さんは声優ですが、変わった特技を持っており、殺陣、乗馬、射撃が得意です。趣味にはスキューバダイビングが挙げられています。

過去~新歴代アニメ声優㉔スノーク:広川太一郎

広川太一郎さんは昭和版スノークを演じた声優です。声優の他にもナレーター・俳優・ラジオDJ・司会者などでも活躍していました。代表作品には、『名探偵ホームズ』のホームズ役、『宇宙戦艦ヤマト』の古代守役などが挙げられます。プロダクションには所属せず、亡くなるまでフリーの身でいました。「アドリブの天才」という異名をつけられる程、アドリブが上手だったと語られています。

過去~新歴代アニメ声優㉕ミムラ姉さん:小林優子

『楽しいムーミン一家』でミムラ姉さんを演じた小林優子さんは、1961年2月6日生まれ、東京都出身の声優です。『ONE PIECE』のニコ・ロビン役の山口由里子さんが産休に入った時は、代役としてニコ・ロビンを演じました。デビュー作は『ときめきトゥナイト』のかえで役で、代表作品には『天地無用!』の白眉鷲羽役が挙げられます。洋画の吹き替えでは、ジェニファー・ラブ・ヒューイットの担当声優でもあります。

過去~新歴代アニメ声優㉖ミムラ姉さん:荘司美代子

莊司美代子さんは、1936年7月12日生まれ、東京都出身の声優・女優です。莊司さんは昭和版ムーミンでミムラ姉さんを演じました。ムーミン以外の作品では、『ポケットモンスター』、『NANA』、『おじゃまんが山田くん』など、多様なアニメに出演しています。『トムとジェリー』では、吹き替え声優として活躍していました。

過去~新歴代アニメ声優㉗スティンキー:大塚周夫

大塚周夫さんは、初代(昭和版の)スティンキーを演じた声優です。興味深いことに、息子・大塚明夫さんは、平成版ムーミンでムーミンパパを演じています。世代は違えど、親子でムーミンに出演したことは、何か縁があったのではと思わざるを得ません。大塚周夫さんは、2015年に85歳で逝去しました。代表作品には、『ゲゲゲの鬼太郎』のねずみ男、『ルパン三世』の石川五エ門などが挙げられます。

過去~新歴代アニメ声優㉘スティンキー:丸山裕子

丸山裕子さんは、平成の『楽しいムーミン一家』でスティンキー役を担当しました。東京都出身、1946年10月22日生まれ。2002年に死別した夫・峰恵研さんも声優として活躍していました。1973年の『パンダコパンダ 雨ふりサーカスの巻』ではパン役を演じました。

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スナフキンの性格や設定一覧

スナフキンの性格は?

スナフキンは何よりも自由を愛し、一人でいる時間を大切にしています。孤独が好きなスナフキンですが、親友・ムーミンと過ごす時間も大好きで、ムーミンからは尊敬の眼差しを向けられています。物を無駄に所有することが嫌いなスナフキンですが、ハーモニカだけは手放しません。

スナフキンは作曲が好きで、作曲中に邪魔が入るとイラつきを見せることもあります。アニメでは冷静で大人びた性格をしているスナフキンですが、原作ではトゲのある発言をしたり、やんちゃだったりと、少年のような一面を覗かせています。

スナフキンの名前の由来とは?

スナフキンの名前は各国で異なり、日本語名のスナフキンは英語名の「Snufkin(スナフキン)」が由来です。さらに、英語名の「Snufkin」にも由来があり、「snuff(嗅ぎたばこ)」という単語から創作された名前だと語られています。

ムーミンはフィンランドのキャラクターですが、原作小説はスウェーデン語で執筆されているため、スナフキンには、スウェーデン語名とフィンランド語名が存在しています。スウェーデン語名のスナフキンは「Snusmumriken(スヌスムムリク)」、フィンランド語名のスナフキンは「Nuuskamuikkunen(ヌースカムイックネン)」です。

スウェーデン語名の「スヌスムムリク」には意味があり、「スヌス」は英語のsnuffと同じ「嗅ぎたばこ」の意味、ムムリクは「あいつ、野郎」という意味が含まれています。これらを合体させると「嗅ぎたばこ野郎」という意味の単語(名前)となり、スナフキンの名前のルーツが分かります。しかし、スナフキンは普段パイプたばこを愛用しており、嗅ぎたばこは吸っていません。その矛盾も愛しいところかもしれません。

スナフキンのモデル

ムーミンの原作者トーベ・ヤンソンさんは、昔スナフキンと似ていた男性と恋をしていました。スナフキンのモデルとなった人物(トーベさんの元恋人)は、詩人・哲学者・政治家とマルチな才能を持ち、独特な雰囲気の人であったと言われています。

他にもスナフキンのモデルは存在し、トーベさんの弟であるラルス・ヤンソンさんもモデルの1人であると語られています。スナフキンのモデルとなった人物達は、現代社会の価値観よりも、もっと広くて深い、自由な発想を持つ人物であったと推測されています。
 

スナフキンはミイの異父姉弟

小さくて元気いっぱいのリトルミイは、一見幼く見えますが、実はスナフキンのお姉さんなのです。スナフキンとミイはお互いの関係を知らないようで、あくまで友人として接しています。スナフキンはミイの母親(ミムラ夫人)とヨクサルという男性の間で産まれました。ミイのお父さんは作中に登場しませんが、ヨクサルではないことは確かなようです。

スナフキン=人間ではない

ムーミンの世界で最も人間に近い姿をしているスナフキン。しかし、彼は人間ではなく、ムムリク族という種族の生き物(または妖精)だと定義されています。スナフキンの父親・ヨクサルもムムリク族の男性で、母親のミムラ夫人はミムラ族です。ムムリク族であるスナフキンですが、ミムラ族の血も流れているのです。

スナフキンの親友はムーミン

ムーミンにとってスナフキンは、親友兼お兄さん的存在でもあります。ムーミンは博識でクールなスナフキンを、心の底から尊敬しています。ムーミンから少し崇拝のような眼差しを向けられているスナフキンですが、スナフキンはあくまで対等な親友という立場でムーミンと共にいます。スナフキンとムーミンの間には確固たる絆があり、2人は唯一無二の親友同士だと言えるでしょう。

スナフキンの怖い都市伝説

ムーミンは人生を考えさせるような深い話が多いので、都市伝説が生まれやすい作品でもあります。ムーミンの都市伝説は公式側がやんわりと否定しているので、話の信憑性がほぼ皆無なのですが、ここでは少し怖いスナフキンに関連したムーミン都市伝説をお届けします。

スナフキン人造人間説

ムーミン都市伝説では、ムーミン谷は核戦争後の世界だと定義されています。ムーミン達は核戦争後に生まれた生物で、彼らはかつて地球に存在していた「人間」を作り出します。それがスナフキンだったのです。かなりぶっ飛んだ設定ですが、ムーミン都市伝説は突き詰めて考えていくと、恐ろしい話へ転化しますので、油断できません。

スナフキン未来人説

人間と容貌が似ているスナフキンですが、実は彼が未来人なのでは?と考える都市伝説があります。人間が核戦争を行い、その放射能の影響で地球は汚染されてしまいます。そして生まれたのがムーミンやスナフキン達であると言われています。原作のスナフキンの挿し絵には尻尾があり、放射能の影響で人間と少し姿が変わってしまったと、都市伝説では語られています。

スナフキンと過去の核戦争

スナフキンは毎年冬前にムーミン谷を離れ、旅へ出かけます。実はスナフキンは核戦争を生き抜いた元軍人で、人類の唯一の生き残りなのです。冬にムーミン谷を離れるのは、亡くなった仲間達の亡骸を探すためで、墓参りを行うためであると言われています。あくまで都市伝説ですが、ムーミンは反戦争を謳う作品でもあるので、戦争に関連づけようとすると、何でも怖い都市伝説に変わってしまいます。

原作とアニメでの違い

昭和アニメ版のスナフキンはギターを持って歌いますが、原作のスナフキンはハーモニカをいつも携帯しており、ギターは弾きません。原作に寄せて制作された平成アニメ版では、スナフキンはギターではなくハーモニカを奏でています。

しかし、原作ではハーモニカの演奏以外にも歌う設定があるため、平成アニメ版も原作の全てを受け継いだわけではなかったと言えます。ですが、どのスナフキンも魅力があって格好良いことは確かです。

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スナフキンのイケメンな名言

スナフキンの名言①「だれかを崇拝…」

だれかを崇拝しすぎると、ほんとうの自由は得られないんだよ。

自由と孤独を愛するスナフキンならではの言葉です。誰かを崇拝するあまり、心が縛られ自由でなくなってしまう恐ろしさ、そして自由の素晴らしさ両方を謳った名言となっています。スナフキンらしくて、深みのある言葉です。

スナフキンの名言②「自分できれいだと…」

自分できれいだと思うものは、なんでもぼくのものさ。その気になれば、 世界中でもね。

一見大胆な発言ですが、スナフキンなりの世界に対する尊敬や礼儀が覗える言葉です。無理矢理何かを手に入れるのではなく、自分が綺麗だと感じたことに重きを置き、それを心にしまい込み所有する。スナフキンの紳士な一面が見れる名言です。

スナフキンの名言③「僕は自分の目で…」

僕は自分の目で見たものしか信じない。けど、この目で見たものはどんなに馬鹿げたものでも信じるよ。

「百聞は一見に如かず」のスナフキンver.と言えるような名言です。スナフキンは、信憑性云々で否定することはなく、自分が見て感じたものだけを素直に信じる純粋な心を持っています。旅人として、色々な事物を見てきたスナフキンならではの言葉なのかもしれません。

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スナフキンの声優に関する感想や評価は?

感想①どの声優もそれぞれ魅力がある

スナフキンの歴代声優はそれぞれが良い個性を有しており、スナフキンのキャラクター性を彩っています。そのため、「誰々のスナフキンは嫌だ」ではなく、ファンそれぞれがお気に入りのスナフキンを見つけ、その声に親しんでいる印象が強いです。

感想②子安武人のスナフキンが好き

スナフキン声優についての感想で、一番コメントが多い子安武人さんのスナフキンこと子安キン。ムーミン界でも不動の人気を誇るスナフキンとアニメファンから強い支持を受ける子安武人さん。この2人は色々な意味で最強の組み合わせだと言えるでしょう。

感想③櫻井孝宏のスナフキンも好評

子安武人さんに負けない人気を誇る声優・櫻井孝宏さん。ムーミンバレーパークに行く理由が、櫻井さんのスナフキン目当てという声優ファンもおり、人気声優の起用によって、ファン層の広がりが見込めます。櫻井さんを知らなくても、イケボでドキドキするムーミンファンも多いです。

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スナフキンの歴代アニメ声優まとめ

時が流れると共に、スナフキンの声優も変化し、その度に魅力的なスナフキンが姿を現します。スナフキンの担当声優は、それぞれがスナフキンの良さを理解し、その魅力を代々ファンへ伝え続けています。スナフキンの人気はこれからも衰えることはないでしょう。この記事を読んで、スナフキンや声優陣に興味を持った方は、是非ムーミンのアニメや映画をご覧になることをオススメします!

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