【ムーミン】スティンキーは臭い?名前の由来・意味やムーミンとの関係も紹介

北欧に古くから伝わる民間伝承に基づきフィンランドの作家トーベ・ヤンソンが書き上げた小説『ムーミン』。その後コミックやアニメ化されさまざまなキャラクターが登場し作品に花を添えるようになります。そんなキャラクターのひとりが今回お届けするスティンキーです。この記事では情報が少なく謎に包まれたスティンキーの名前の意味や彼が臭い!という事の真相さらにはアニメの声優からオリジナルグッズの情報までお届けします。ぜひご覧ください!

【ムーミン】スティンキーは臭い?名前の由来・意味やムーミンとの関係も紹介のイメージ

目次

  1. ムーミンシリーズとは?
  2. ムーミンのスティンキーとは?
  3. スティンキーは臭い?名前の意味も紹介
  4. ムーミンのスティンキーとムーミン達との関係
  5. ムーミンのスティンキーの名言
  6. ムーミンのスティンキーの声優
  7. 大人気スティンキーのグッズ
  8. ムーミンのスティンキーに関する感想や評価
  9. ムーミンのスティンキーについてまとめ

ムーミンシリーズとは?

ムーミンの基本情報

ムーミンシリーズとは、フィンランドの作家トーベ・ヤンソン(1914~2001)が書いた一連の小説、漫画および絵本のことをいいます。北欧に古くから伝わる民間伝承に登場する妖精「トロール」のムーミンを主人公に、さまざまなキャラクターが登場し騒動を引き起こしたり冒険に挑むようすが描かれています。小説は1945年の第1作『小さなトロールと大きな洪水』に始まり1970年の『ムーミン谷の十一月』まで9作品が出版されました。

トーベ・ヤンソン作のムーミンが漫画化されたのは1947年のこと。新聞『ニィ・ティド』紙に掲載され、小説第2作「ムーミン谷の彗星」に基づいています。その後、イギリスの夕刊紙「イブニングニュース」からのオファーを受けて1954年同紙にムーミンの漫画が掲載されます。たちまち大人気となったコミック『ムーミン』は、世界中に配信され愛読されるようになりました。

日本では、1969年フジテレビが放送したアニメ『ムーミン』が大好評で、たちまちムーミンは老若男女を問わず国民的な人気者となりました。ただし、このアニメは登場人物こそ原作とほぼ同じですが、絵もストーリーもトーベ・ヤンソンの原作本とは異なり日本独自のものとなっています。その後、1990年にテレビ東京で放送された『楽しいムーミン一家』はヤンソン姉弟の監修のもと、フィンランドスタッフが加わり制作されています。

ムーミンのあらすじ

ここでは原作のムーミンシリーズを紹介します。『ムーミン』は主人公ムーミントロール(日本のアニメでは「ムーミン」)と彼の両親ムーミンパパムーミンママを中心に個性的なキャラクターたちが彩ります。毒舌家のミィや詩人で音楽家のスナフキン、発明家スノークなど魅力あふれるキャラが脇を固め、子供はもちろん大人も楽しめて考えさせられる作品となっています。

第1作『小さなトロールと大きな洪水』は、ムーミンとムーミンママが突然失踪したムーミンパパを捜す旅に出るといったストーリーです。次の作品『ムーミン谷の彗星』はムーミン谷を舞台に展開するスペクタクルな物語で、スノークやスナフキンといったメインキャラクターの紹介に多くのページを割いています。

3作目は『たのしいムーミン一家』。1990年のテレビアニメ1話〜8話までの元ネタともなった小説です。ムーミントロール、スニフ、スナフキンが山の頂上で魔法使いの帽子を見つけます。その魔法とは帽子の中に何か落とすと変化が生じるというものでした。卵の殻が子供の乗って遊べる雲へと変化します。どんな不思議な話が続いていきます。

4作目『ムーミンパパの思い出』ではムーミンパパの生い立ちからさまざまな冒険談が語られます。次の『ムーミン谷の夏まつり』では天災や家族の離散という悲劇が次々に起こりますが最後はハッピーエンドに終わります。6作目『ムーミン谷の冬』…可愛いムーミントロールの別の一面を描いています。家族がいなくなり一人ぼっちになったムーミン。孤独にさいなまれたり、ある時は怒りとか恐怖といった感情に支配されたりします。

7作目『ムーミン谷の仲間たち』…放浪詩人で人生を達観しているかに見えるスナフキンが普段見せない心の動揺を表わすなどムーミンの友人たちのエピソードが描かれます。8作目『ムーミンパパ海へいく』…平和で何事も起こらないムーミン谷に暮らすムーミンパパは何か物足りなさを感じていました。そこで一家と海をわたり冒険に出かけます。小島の灯台守になり今までとは勝手の違う厳しい島の生活が待ち受けていました…。

9作目(最終作)『ムーミン谷の十一月』…次々にムーミンハウスを訪れる住民たち。ところがそこにはムーミン一家はいませんでした。一家の帰りを待ち続け一緒に暮らしている間に自分勝手な彼らも精神的に少しだけ成長してきます…。以上原作小説の簡単なあらすじ紹介でした。

ムーミンのスティンキーとは?

『ムーミン』シリーズには珍しく悪者キャラのスティンキー。泥棒などで何度も逮捕され留置場に入れられたりして、警察署長とは顔なじみです。実はこのスティンキー、コミックや日本のアニメでは活躍しますが原作小説には登場しません。

原作に登場しないせいか定まった性格などはないようで、作品によって性格などが異なっています。アニメ『楽しいムーミン一家』では、チョコチョコ走りまわるのが印象的で、小さな体に似合わず意外と大食漢、1日で普通の人の1週間分の量の食べ物を平らげてしまいます。

スティンキーの特徴①見た目

そんなスティンキーの見た目はというと、マリモの毛を長くしたような毛むくじゃらな球体に手足がついた不思議な姿をしています。一見たわしのようにも見えます。目の上の方に黒目が寄っていたり「ヒッヒヒヒ」と笑っているような口もとが悪人顔をより引き立てています。

ところがこのスティンキー、ファンの間ではとても人気がありコロンとした見た目がとってもキュートと言う人さえいます。人のいいムーミン谷の住人にはいないタイプの小悪党なので印象に残ることは確かです。

スティンキーの特徴②性格

小悪党と紹介しましたが、スティンキーはいったいどんな性格をしているのでしょうか?前述のように作品によってずいぶん性格に違いがあります。たとえば1969年のいわゆる旧アニメではどこか間抜けな憎めないところのある可愛いキャラクターとして登場します。悪人としての描写は少なく他の住人から厄介者扱いされている様子もありません。

それに対してコミックスの中のスティンキーは見た目どおりの悪党。窃盗や詐欺に破壊行為などでムーミン谷の住人たちを困らせます。自分のことしか考えない自己中心的な性格で、悪いことをして捕まっても反省することなく再び繰り返す始末。ムーミン谷の皆から嫌われてしまいます。

ところが、完全な悪党というのも現実には中々いないもので、スティンキーもその例に漏れません。ムーミンたちが困っていると悪態をつきながらも助けてくれる場面もありました。根っからの悪人はいないという原作者の優しいまなざしが表れているところではないでしょうか。

スティンキーの特徴③住んでいる場所

その言動からムーミン谷の住人に疎まれているスティンキー。ムーミン谷の中心部に住むというのは難しそうです。と言ってどこからともなくひょっこりと現れるスティンキーですから、それほど遠くに住んでいるわけでもないでしょう。スティンキーの住んでいる場所とはいったいどこなのでしょうか?

スティンキーの住居はムーミン谷郊外の森の中にありました。森に生える木の幹にできた洞(うろ)を住まいにして生活しています。木の洞とは木の中が腐ってできた穴のことをいいます。主にリスやふくろうが営巣で使うようです。上の写真のように、スティンキーもここから顔を出して下界の様子をうかがっていたのでしょうか。

スティンキーの特徴④誇り

こちらは日本のアニメでの話になります。「旧アニメ」1969年に始まるテレビアニメでは、「ビュトン、ビュトン、ビュトン…」という言いながらジャンプして移動します。また、自分のことを「あっし」とか「小生」、「吾輩」と時代がかった言葉で言い、セリフの最後に「がんす」を付けます。

1990年の「新アニメ」ではそうした表現はなくなり自分のことも普通に「俺」と言っています。旧アニメではスティンキーを親しみやすいキャラとして描きたかったのかも知れません。

スティンキーは臭い?名前の意味も紹介

スティンキーは臭い?

小悪魔的存在のスティンキーは強烈な臭いの持ち主てもあったようです。原作では「硫黄の臭いと卵の腐った臭いに加えて、嘘と陰謀が混ぜ込まれた臭い」と表現されていました。コミックでも臭いの立ち込める様子を湯気で表現しています。

スティンキーが歩くと野原の花たちが顔をそむけてしまうという笑ってしまうようなシーンも出てきます。「ぺんぺん草も生えない」状況でしょうか。ただこの強烈な臭いが役立つ場面もありました。ムーミンは嫌いな客が家に居座っているとスティンキーを屋敷に招きます。思わず逃げ出してしまう彼の臭いを利用して客を家から追い出すのでした。

スティンキーが臭い理由

汚らしい風貌に強烈にくさいスティンキーですが、その理由は彼の食生活にありました。スティンキーは雑食性で花や虫、魚、さらには土や生ごみまで何でも食べてしまうため、まるでゴキブリのようだと言われています。ゴキブリには強力な免疫機能があり、自らの身体は無菌状態であるようです。ところが生ごみなど汚いところを徘徊することが原因でさまざまなバイ菌をばらまいてしまうのです。

スティンキーもまるでゴキブリのようだと言われていますが、スティンキーはゴキブリを凌駕し、1日で普通の人1週間分の量を食べる大食漢ときています。強烈な臭いのヒミツはこんなところにあったようです。

スティンキーの名前の意味

次にスティンキーという名前の意味を考えてみましょう。スティンキーという言葉を英語で表記すると「Stinky」となります。この言葉を訳すと「臭い」という意味になります。もともと臭いことを前提としてネーミングされたキャラクターだったのです。

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ムーミンのスティンキーとムーミン達との関係

スティンキーとの関係①ムーミン

ムーミン谷の多くの住人から煙たがられている存在のスティンキー。おっとりとしたムーミンとの関係はいったいどうだったのでしょうか?

スティンキーとムーミンの関係は決して良好とは言えませんでした。テレビアニメでは盗みなど悪いことをしたスティンキーを珍しく怒ったムーミンが懲らしめるシーンもたびたびありました。とは言え基本的に穏やかで人の好いムーミンですから心底からスティンキーを憎んだりはしません。特別悪さをしていないときにはスティンキーと普通に会話もしますし前述のように彼の臭いを利用したりもしていました。

スティンキーとの関係②ムーミンママ

ムーミン谷の住人から何かと敬遠されがちなスティンキーですが、たった一人だけ例外が!ムーミンママとだけは良い関係を保っています。周りのみんなに優しいムーミンママは、スティンキーの頼み事もはねつけることなく聞いてあげます。一度などはスティンキーのお願いを聞き入れて「泥棒協会」に入会してしまったことすらありました。他にも悪いことをして警察に追われるスティンキーをクローゼットにかくまってあげたり。

スティンキーもそんなムーミンママには心を許しているのか感謝の心が芽生たのか、お決まりの意地悪や悪さも影をひそめます。それどころかムーミンママがひったくられたバッグを取り返すといった”善行”までしています。ムーミンママが注いだ愛情は小悪党スティンキーの心もつかんだようです。情けは人の為ならずという日本のことわざを体現しているようなムーミンママでした。

スティンキーとの関係③ムーミンパパ

ムーミンとは少し距離を置いた友達、ムーミンママとはとても良好な関係のスティンキーですがムーミン一家の大黒柱ムーミンパパとはどうなのでしょうか?ムーミンパパは平和で何事も起こらないムーミン谷の生活に物足りなさを感じていました。穏やかで満ち足りた生活とは裏腹に、作家としての彼は何の変化もない日常の中でネタ切れからスランプに陥ってしまったのでした。

そんなムーミンパパの精神的危機を救ったのが誰あろうスティンキーでした。スティンキーはムーミン家の周囲にたくさんの大きな足跡を付けました。それを見たムーミンパパは、得体の知れない怪物がでた!と久しぶりの刺激に叫びます。目は爛々(らんらん)と輝き、精気を取り戻します。ムーミンパパに非日常を提供することで、彼に創作意欲や生きる希望をもたらしたのでした。

ムーミンのスティンキーの名言

スティンキーの名言①『あんたらは底ぬけの…』

ここからはスティンキーが残した言葉の意味について考えてみます。ムーミンシリーズには詩人スナフキンをはじめとしてハッとするような深く哲学的な名言を残しているキャラがいます。スティンキーもそのひとり。彼の生きざまや物の見方を反映した意味深な言葉を紹介します。

最初は「あんたらは底ぬけのばか家族だが 、まあ1秒もむだなく生きてはいるもんな」。ムーミンママに向かって言った意味深な言葉です。照れ隠しなのか前半はいつもの口汚さが出ていますが、このセリフには彼なりにムーミン一家を称えた意味が込められています。ムーミン谷の他の住人とは違い、ムーミン一家には比較的友好的に振舞うスティンキーの気持ちがよく表されています。

スティンキーの名言②『”世間に合わせる”のは…』

続いて紹介するスティンキーの名言は、「”世間に合わせる”のは最重要事項ではない」です。ムーミンにむけて放った言葉です。スティンキーはここで、世間に合わせること以上にもっと重要なことがあるという意味のことを言っています。

世間から疎まれようが、善悪は別として他人に嫌われようが自分流を貫いているスティンキーだからこそ説得力を持つセリフです。現代人はスティンキーのように嫌われないために、自分を押し殺して世間に合わせているだけなのかも知れません。その一方でもっと重要なことを忘れてしまっているのかもしれないという、そんな意味が込められた深い一言でした。

スティンキーの名言③『家に住むのは…』

スティンキーの名言、最後に紹介するのは、「家に住むのはくだらんブルジョワのしきたりさ」です。このセリフはどのような意味なのでしょうか。

この言葉も家を持たず木の洞で寝泊まりしているスティンキーらしい言葉です。スティンキーの負け惜しみにも聞こえますが、よく言葉の意味を考えると人生の心理を突いているようにも感じられる意味の深い言葉です。

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ムーミンのスティンキーの声優

旧アニメの声優①大塚周夫

1969年よりフジテレビで放送された、いわゆる旧アニメ『ムーミン』でスティンキーの声を担当したのは大塚周夫(おおつかちかお)です。スティンキーが飛び跳ねるときの「ビュトン、ビュトン」や言葉尻につける「…でがんす」といった独特の言い回しをコミカルで親しみやすい声で演じています。

旧アニメの声優①大塚周夫のプロフィール

大塚周夫は、1929年7月5日東京都生まれで2015年1月15日85歳で世を去った俳優で声優、ナレーターです。劇団東芸、劇団俳優小劇場などに所属し俳優としてデビューします。俳優としてはNHK大河ドラマに出演するなど名脇役として活躍します。しかし晩年は体力低下などの理由から1998年の「踊る大捜査線 秋の犯罪撲滅スペシャル」を最後に、俳優としての活動をやめ声優に専念するようになりました。

声優としてはアメリカ映画の吹き替えに始まりアニメやゲーム、ナレーションとさまざまな作品に出演しています。吹き替えではチャールズ・ブロンソンやリチャード・ウィドマークの声を専属て担当しており大塚の声を聞くとこの2人を思い浮かべる人も多いことでしょう。またアニメでは『ルパン三世』の石川五エ門や『ゲゲゲの鬼太郎』のねずみ男が代表作で悪役なのにコミカルな面を合わせ持っているキャラクターを得意としています。

旧アニメの声優①大塚周夫の主な出演作品

日本のアニメ、洋画の歴史とともに歩んできた大塚には数多くの声優としての出演作があります。ジャンル別に代表作を紹介します。『洋画の吹き替え』では、リチャード・ウィドマークチャールズ・ブロンソンはほぼ専属で吹き替えを担当していました。またイギリスの名優アルバート・フィニーや「ピンクパンサー」でおなじみのピーター・セラーズの吹き替えも有名です。そのほか列記しきれないほどの洋画の吹き替えを残しています。

『アニメ』

  • 1963年…鉄腕アトム(ヒラー総統ほか)
  • 1967年…黄金バット(キム)
  • 1968年…ゲゲゲの鬼太郎(ねずみ男ほか)
  • 1969年…ムーミン(スティンキー、カゲミーロ)、もーれつア太郎(赤島象三)
  • 1970年…あしたのジョー(ゴロマキ権藤)
  • 1971年…のらくろ(オクメ)、ふしぎなメルモ(古池教授ほか)、ルパン三世 (石川五ェ門ほか)
  • 1972年…デビルマン(ドリムーン)
  • 1973年…空手バカ一代(北田医師ほか)、ど根性ガエル

  • 1975年…ガンバの冒険(ノロイ)
  • 1987年…ドラゴンボール(桃白白)
  • 1988年…美味しんぼ(海原雄山)
  • 1997年…金田一少年の事件簿(聖正景太郎)
  • 1999年…ONE PIECE(ゴール・D・ロジャー )
  • 2005年…名探偵コナン(設楽調一朗)
  • 2007年…機動戦士ガンダム00(イオリア・シュヘンベルグ)
  • 2008年…ドラえもん(シラー)
  • 2011年…Dororonえん魔くん メ〜ラめら(炎天狗)

『楽しいムーミン一家』の声優②丸山裕子

ムーミンシリーズ新アニメ『楽しいムーミン一家』でスティンキーを演じたのは『キャプテン翼』の石崎了などでおなじみの声優・丸山裕子です。彼女も大塚同様に日本のアニメ界を屋台骨となって支えてきた声優のひとりです。

『楽しいムーミン一家』の声優②丸山裕子のプロフィール

丸山裕子(まるやまひろこ)は1946年10月22日東京都生まれの女優、声優です。1966年にテアトル・エコーに入団。1968年「ボーイング・ボーイング」、2002年「サンシャイン・ボーイズ」、2011年「アラカン!」などに出演しています。俳優としては1983年NHKの連続テレビドラマ『おしん』のつね役が有名です。またアニメ声優としては『はじめ人間ギャートルズ』のゴン役や『キャプテン翼』の石崎了役で広く知られています。

さらに声優としての性質が似ていることから、彼女の代役としてテレビアニメ『ドラえもん』のび太役や劇場版『アルプスの少女ハイジ』のペーターを担当したこともあります。

『楽しいムーミン一家』の声優②丸山裕子の主な出演作品

『アニメ』

  • 1967年…リボンの騎士
  • 1969年…ひみつのアッコちゃん(チカコほか)
  • 1970年…いなかっぺ大将(豚丸木)
  • 1971年…新オバケのQ太郎(U子)、ふしぎなメルモ(小森)
  • 1973年…空手バカ一代、ど根性ガエル、ドラえもん
  • 1974年…はじめ人間ギャートルズ(ゴン)
  • 1975年…元祖天才バカボン(鬼子 他)、タイムボカン(コウジほか)
  • 1976年…ドカベン(夏川夏子)

  • 1977年…ヤッターマン(ハッサンほか)
  • 1979年…銀河鉄道999(チビほか)ドラえもん(野比のび太=代役)
  • 1980年…おじゃまんが山田くん(山田みのる)、怪物くん
  • 1981年…うる星やつら(夏子)、ヤットデタマン(コマロ王子ほか)
  • 1983年…キャプテン翼(石崎了)
  • 1986年…ロボタン(ロボタン)
  • 1989年…らんま1/2(老婆)
  • 1990年…楽しいムーミン一家(スティンキー)、もーれつア太郎(テル)
  • 1992年…クッキングパパ(三浦みつぐ)

吹き替え

  • 1972年…スヌーピーとチャーリー(ペパーミントパティ、パティ)
  • 1974年…ロックフォードの事件メモ
  • 2007年…魔法にかけられて

大人気スティンキーのグッズ

スティンキーのグッズ①マグカップ

コミックスやアニメでは悪役の嫌われキャラですが、『ムーミン』ファンの間では人気者のスティンキー。現にキャラクターグッズもたくさんの種類が販売されています。

スティンキーグッズまずはマグカップです。飲み物などのビンを両手に抱えて持ち逃げするスティンキーが描かれています。このグッズは普段使いにもできますが、食卓や食器棚飾っておいても華やかで楽しいと人気です。

スティンキーのグッズ②ピアス

次のグッズはフィンランドでデザイン・製造された軽量シリコン製のピアスです。写真では大きく見えますが縦3cmほどのグッズです。他人と被るのが嫌な人にはもってこいのアイテムでしょう。

スティンキーのグッズ③貯金箱

もう一つ変わったグッズを紹介します。スティンキーの貯金箱グッズです。骨だけになった魚を手にそれでもまだ齧ろうとしています。意外と倹約家のようでこの精神を生かしていけばお金もたまるかも知れません。

スティンキーのグッズ④ぬいぐるみ

最後のスティンキーグッズは、かわいいぬいぐるみです。手のひらサイズでスティンキーのモフモフ感がよく出ています。ベッドサイドやデスクに飾っても楽しめるグッズです。

ムーミンのスティンキーに関する感想や評価

悪だくみ顔LOVE!

なんとスナフキンやミイよりもスティンキーが好き!という感想です。しかしスティンキーファンは意外にも多くスティンキーを悪者とする感想は目にすることがありませんでした。日本版アニメの影響が強いのかも知れません。

たまにはスティンキーのことを思い出そう!

社会から爪弾きされているスティンキーは、いわばアウトロー。この台詞も一見良いことを言っているようですが、実はスティンキーの自分勝手な自己弁護かも。(中略)たまにはこんな言葉を思い出すのも良いかもしれません。

上でもあげたスティンキーの名言「世間に合わせるのは最重要事項ではない」についての感想です。世間の荒波にもまれて忙殺されている日常からたまには抜け出して、スティンキーのような気持ちになることもよいことかもしれません。

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ムーミンのスティンキーについてまとめ

ここまで「スティンキーは臭い?名前の由来・意味やムーミンとの関係も紹介」と題してスティンキーというキャラクターの特徴からファンが抱いている感想、グッズの紹介までお届けしてきました。理想郷に暮らすムーミンたち住人にとってはやっかい者のスティンキー。でも彼のキャラを掘り下げていくと別の一面が見えてきました。これを機にスティンキーの真実を求めて、原作コミック本を手にしてみるのも良いかも知れません。

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