【ワンピース】イヌアラシの強さやモデルを考察！ネコマムシと不仲の理由は？

イヌアラシ公爵は動く島『ゾウ』に居住している民族である『ミンク族』で『昼の王』を担当している犬のミンク族となっています。今後の四皇・カイドウとの戦いのカギを握るミンク族のリーダーであるイヌアラシ公爵が登場する『ワンピース』について見ていきましょう。誰もが知る海賊漫画であり、社会現象になるほどの人気を獲得しています。

『ワンピース』は国内外で人気を博している人気作品であり、『イヌアラシ公爵』や『ネコマムシの旦那』をはじめとした様々なキャラクターが登場する作品としても知られています。原作漫画の大ヒットに伴い、アニメ化、映画化、ゲーム化など多くのメディア展開がされており、近年では歌舞伎の演目としても採用されるなど人気は留まることを知りません。ここからは『ワンピース』の原作とアニメについて見ていきます。

『ONE PIECE（ワンピース）』は漫画家・尾田栄一郎が1997年34号から現在まで『週刊少年ジャンプ』で連載中の大人気漫画です。少年・ルフィが『海賊王』を目指して個性豊かな仲間と共に冒険する王道ストーリーは多くの人の心を掴み、多くの記録を塗り替え続けています。

全世界累計発行部数は2019年3月時点で4億5000万部を突破しており、2015年には、｢最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネス記録にも認定されました。2019年3月現在で単行本は92巻まで刊行されており、今なお世界中で人気の作品となっています。

原作のヒットを受けて1999年よりフジテレビ系列でテレビアニメ『ワンピース』が放送されています。放送時間を変更しながらも、20年間放送しているロングランアニメとなっています。劇場版アニメも制作されており、近年の劇場版アニメは原作者・尾田栄一郎が監修しており、いずれも大ヒットを記録しています。東映アニメーションが制作したアニメ作品の中では最も長く続いている長寿作品として知られています。

イヌアラシ公爵はミンク族たちの国である『モコモ公国』の正式な国王となってます。戦闘の面では『昼の王』として『銃士隊』を従えており、『夜の王』であるネコマムシとの間を取り持つ『王の鳥』という役職についているワンダが常に付き添っています。高い戦闘力を誇るミンク族の中でも、圧倒的な強さを誇ると見られているイヌアラシ公爵の強さについて見ていきましょう。

イヌアラシは穏やかなリーダーであり、突如襲撃してきた四皇・カイドウ率いる『百獣海賊団』の最高幹部である「旱害のジャック」に対しても対話での解決を求めるなど知的で懐の深い指導者として国民から高い信頼を得ています。戦闘になっても、四皇の幹部を相手に一歩も引かない戦闘力を見せ、『銃士隊』を指揮して戦いを優勢に進めるなど指揮官としても高い能力を持っています。

結果的には『旱害のジャック』が使用した毒ガス兵器によって戦闘不能になってしまいましたが、イヌアラシ公爵はまだ見せていない力があるといいました。この隠された力は『ホールアイランド』編で披露されました。ミンク族は満月の夜に真の姿である『月の獅子(スーロン)』に変化します。『月の獅子(スーロン)』状態での強さは通常時の数倍になると見られています。

イヌアラシ公爵の『月の獅子(スーロン)』状態は未だに登場していませんが、通常時でもその戦闘力は高いものとなっています。懸賞金10億ベリーの『旱害のジャック』の一撃を片手で止めるなど、四皇の最高幹部と互角以上に戦える戦闘力を持っています。この強さはルフィも初対面の時に見聞色の覇気で感じ取っており、『相当強い』と断言するほどの強さとなっています。

白ひげ海賊団や海賊王・ゴールドロジャーの船の船員だった過去があり、その強さはまだまだ未知数となっています。ジャックの拷問により左足を切り落とされてしまったものの、戦闘力はまだまだ高く今後のカイドウとの一戦でも必要になってくる戦力となっています。『月の獅子(スーロン)』状態では四皇の幹部以上の強さを持っていると予想されています。

イヌアラシ公爵のモデルを見ていきましょう。イヌアラシ公爵とネコマムシの旦那は親友同士であり、今では殺し合いをするほどの仲がこじれてしまっています。イヌアラシ公爵は特にしゃべり方にモデルを特定する要素はありませんが、ネコマムシは特徴が多く、モデルを特定しているファンもいます。ここでは重要キャラクターであるイヌアラシ公爵とネコマムシの旦那のモデルについて考察していきます。

イヌアラシ公爵のモデルは『大久保利通』という説が最も有力なものとなっています。ワノ国の政府を転覆させるという目的は『明治維新の維新志士』の共通した思想であり、その中で丁寧な口調や西洋風な服装などから『大久保利通』が最もイメージが近いと言われています。この『大久保利通』説にはネコマムシの旦那のモデルも関係しています。次はネコマムシの旦那のモデルを見ていきましょう。

ネコマムシの旦那のモデルは『坂本龍馬』と見られています。ネコマムシの旦那は土佐弁に似た言語を話していますし、ワノ国の政府の転覆や時代を変える思想などが『坂本龍馬』に共通しています。さらに豪快な性格で多くの人を惹きつける人柄などが『坂本龍馬』の影響が見られます。また『ネコマムシの旦那』という名前の由来は尾田栄一郎の口から語られています。

ネコマムシの旦那の元ネタであると作者・尾田栄一郎が単行本のミニコーナー『SBS』で明かしたのは、ブルック役の声優・チョーの妻である通称『チョー子さん』が作曲した楽曲『ネコマムシの旦那に会いに行こう』です。チョーがイベントでこの歌を歌った際に、尾田栄一郎がこの歌を気に入り新キャラクターとして使う事を決めたというエピソードがチョーの口から語られています。

イヌアラシ公爵とネコマムシの旦那は共にミンク族の住む『モコモ公国』の王ですが、殺し合いをするほど不仲なことが知られています。モモの助が登場してから和解して『殺し合い』は収まったものの、以前のように親友同士とは言えない関係になっています。ここではイヌアラシ公爵とネコマムシの旦那の関係について見ていきましょう。

イヌアラシとネコマムシは幼少期に漂流してしまったことがあります。その時に漂着したのが『ワノ国』であり、ミンク族は『ワノ国』の人の目いは異質な生き物だったために差別されてしまった過去を持っています。異形ゆえに差別されているところを救ったのがモモの助の父親である『光月おでん』でした。

『光月おでん』はミンク族の二人を好奇な目で見る『ワノ国』の国民を叱責して、彼らを擁護します。この行動に救われたイヌアラシとネコマムシは、これ以後おでんに忠誠を誓うことになります。この恩には報いるために現在まで『光月家』に仕えています。

イヌアラシとネコマムシは『死に損なった』という発言をしており、本来であれば死んでいたという発言をしています。数十年前に二人は重傷を負いながらもゾウへたどり着いたとも語られているために、『ワノ国』で起こったこととの関係が指摘されています。

ネコマムシとイヌアラシの二人は『主君・おでんの死』に心を痛めており、錦えもんなどと共におでんを守れなかったことを悔やんでいます。この『死に損なった』という発言はおでんを守る際にワノ国の将軍とカイドウの一味との戦闘で負った傷とされています。

この戦闘がモモの助の謎とも繋がっているとされています。モモの助はロジャーと会ったことがあると発言しており、見た目の年齢がそのまま実年齢でない可能性が指摘されています。実際、原作では悪魔の実『トキ時の実』で未来へ飛ばされたことが明らかにされているため、モモの助たちは未来へ飛ばされ、イヌアラシたちは戦い続けたとされています。

今では殺し合いをしている二人ですが、以前は親友であり共に「光月おでん」を護衛していたことが明かされています。その際には『白ひげ海賊団』や『ロジャー海賊団』も船に乗っていたこともあると語っていました。

幼少期からの親友であったイヌアラシとネコマムシが仲たがいしたのはゾウへ戻った後だと言われています。瀕死の状況でゾウへ戻ってきた際に、争ったことが原因で『殺し合い』にまで発展したと言われています。ペドロ曰く、『瀕死の状態でこの島に帰った日には、すでのあの抗争状態だった』らしく、ゾウへ戻った直後にはすでに決裂していたことが明かされています。

イヌアラシとネコマムシは『ロジャー海賊団』の一員であっために、ルフィに麦わら帽子を預けた四皇・シャンクスとも親交があったことが判明しています。イヌアラシはルフィの麦わら帽子を見て『シャンクスを思い出す』と言っていたことあり、まだ若かったころのシャンクスと会ったことがあるとされています。

ここではイヌアラシ公爵とミンク族について見ていきましょう。今後のストーリーで重要な役割を果たすと見られている『ミンク族』はカイドウとの戦いには欠かせない戦力となっています。その中でもリーダーであるイヌアラシとネコマムシは重要なキャラクターなので、彼らについても紹介していきます。

イヌアラシ公爵はイヌのミンク族で『モコモ公国』の『昼の王』として君臨しています。太陽と共に朝6時から夕方6時までの間に王として君臨しており、その後はネコマムシの担当となります。彼のプロフィールは下記にまとめておきます。
 

• 名前：イヌアラシ
• 肩書：公爵、昼の王
• 所属：モコモ公国
• 出身地：ゾウ
• 誕生日：10月11日
• 種族：犬のミンク族
• 担当声優：土師孝也

イヌアラシ公爵の天敵であり、以前は大親友でもあったネコマムシの旦那について見ていきましょう。普段は穏やかなイヌアラシ公爵もネコマムシの旦那に対しては、感情を剥き出しにすることも少なくありません。

ネコマムシの旦那は月と共に夕方から朝6時までの『夜の王』として君臨するネコのミンク族です。多くの部下たちである『ガーディアンズ』を従えて、イヌアラシ同様に四皇の幹部と互角の実力を持っています。彼のプロフィールは下記にまとめておきます。

• 名前：ネコマムシ
• 肩書：夜の王
• 所属：モコモ公国
• 出身地：ゾウ
• 誕生日：11月22日
• 種族：ネコのミンク族
• 担当声優：池田勝

ここではイヌアラシとネコマムシが治めている国『モコモ公国』とミンク族について見ていきましょう。モコモ公国とミンク族は今後の『ワンピース』でも重要なキーワードとなっており、『ワノ国』編でも欠かせないポイントとなっています。

『モコモ公国』は1000年以上生き続けて新世界を移動している巨大なゾウの背中に建国された国です。巨象の背に乗って絶えず移動しているために『モコモ公国』は『幻の島』と呼ばれ、ログポースでは辿り着くことができません。そのためローは隠れ家として『モコモ公国』を選びました。

『モコモ公国』の住人は獣人の姿を持つ『ミンク族』という種族であり、高い戦闘力を持った種族として知られています。様々な獣の姿をしており、『犬』や『猫』、『トラ』や『ヒツジ』など数多くのミンク族が『モコモ公国』には住んでいます。

ローの部下であるベポもミンク族であり、ローは『ミンク族』を人を寄せつけない凶暴な民族だと語っていました。これらはミンク族がゾウで過ごしているために、人前に姿を現すことが少なく情報不足からくる誤解だったことが後に判明します。

圧倒的な戦闘力を持ち、統率力を持つリーダーと戦士たちを抱えるミンク族は四皇の幹部にも引けを取らない戦力を持っていました。しかし、『旱害のジャック』が使用した毒ガス兵器によって『モコモ公国』は壊滅状態になってしまいます。ネコマムシとイヌアラシは磔にされて、拷問を受けてしまいます。

ジャックによって壊滅的なダメージを受けたミンク族でしたが、ジャックはドフラミンゴ奪還のために部下を残して『モコモ公国』を去ります。次の日に到着したのがサンジ、ナミ、チョッパーらの麦わらの一味でした。彼らに同行していた科学者・シーザーは『モコモ公国』に充満している毒ガスが自身が作ったものであると明かしたために、サンジたちはシーザーに毒ガスを中和させて『モコモ公国』を救いました。

原作だけでなくアニメも人気の『ワンピース』なので、ここではアニメ版の『イヌアラシ公爵』について見ていきましょう。特にイヌアラシ公爵の声優は注目されているのでイヌアラシ公爵の声優を紹介していきます。

アニメ『ワンピース』でイヌアラシ公爵の声優を務めているのは声優の土師孝也です。長身で丁寧な口調のイヌアラシ公爵の声は渋く低音の土師孝也が担当したことで多くのファンに好評を博しています。アニメだけでなく洋画の吹き替えでも知られている土師孝也なので、イヌアラシ公爵の器の大きさを上手く表現しています。ここではイヌアラシ公爵の声優である土師孝也について見ていきましょう。

土師孝也は桐朋学園芸術短期大学芸術科演劇専攻を卒業後、俳優として活動していた時期があります。声優として本格的に活動を開始したのは1983年のことです。当初はモブキャラなどが中心でしたが、徐々にメインキャラクターの声を務めるようになります。またアニメだけでなく洋画の吹き替えや特撮モノの吹き替えも担当しています。特に『ハリーポッター』シリーズでお馴染みのアラン・リックマンの声優として知られています。

ここでは土師孝也の出演作を見ていきましょう。特撮ものでは『特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE』のバッカス・ギルの声や『仮面ライダーゴースト 伝説!ライダーの魂!』でシバルバの声などを担当しています。さらに『ハリーポッター』シリーズで『スネイプ』の声をやっていることは有名で、彼の代表作として知られています。

アニメ作品の代表作としてアニメ『北斗の拳』のトキ・アミバ役があります。近年の出演作に『されど罪人は竜と踊る』のモルディーン・オージェス・ギュネイ役や『宇宙戦艦ティラミス』のヴェンチュリー・ルロワ役などがあります。

イヌアラシ公爵は最近登場したキャラクターの中では人気の高いキャラクターとなっています。物語のカギを握るミンク族であり、懐の深い大人なキャラクターとしてネット上では多くの感想や評価が挙がっています。

イヌアラシの強さは通常時でもかなりのものですが、ミンク族の奥義である『月の獅子(スーロン)』したイヌアラシにも注目が集まっています。通常時の数倍の強さになるという事でカイドウとの戦いでも重要なポイントとなる事が推測されています。ネット上でも『イヌアラシとネコマムシのスーロン化はヤバそう』という声や『スーロン化したイヌアラシは相当強いだろう』という声もあります。

大人の雰囲気のある紳士のイヌアラシ公爵ですが、ネット上では『可愛い』という意見も多く挙がっています。特に犬のミンク族なので骨には弱く、ブルックを目にすると犬の本能が抑えられなくなります。そうした姿は普段のイヌアラシからは想像できない姿でよだれを垂らして我慢している姿を見せることもあります。ミンク族は可愛いと女子に好評な一族であることが分かります。

今後の『ワノ国』編でのカイドウとの一戦や目的地『ラフテル』への情報など様々な点でイヌアラシは重要なキャラクターになると見られています。海賊王のクルーであったことやシャンクスと知り合いである事、『ロードポーネグリフ』の情報を持っていることなどからもイヌアラシは重要であり、ネット上では『かなりの重要人物っぽい』という意見が多くあります。

『犬猿の仲』であるイヌアラシとネコマムシですが、この関係性にも注目が集まっています。イヌアラシとネコマムシはモモの助の登場で和解し、険悪な雰囲気ではあるものの殺し合いは収まりました。二人の子供のようなやり取りが読者には好評を博しています。ネット上には『二人の関係性いいな』という声も挙っており、親友同士でありながら素直になれない二人の関係性も人気となっています。

イヌアラシの声優を担当した土師孝也の声も好評を博しています。器の大きい大人のイヌアラシ公爵の声は深みのある渋い声の土師孝也はピッタリの声優だと言われています。原作登場時から注目されていたイヌアラシ公爵の声が土師孝也だったことは多くのファンが納得の声を上げました。イヌアラシは今後も多く登場するキャラクターなために、土師孝也の声を聴く機会も多くなっていくと予想されています。

今回は『ワンピース』に登場するミンク族の『昼の王』イヌアラシ公爵の強さや経歴、モデル、担当声優などについて見てきました。カイドウとの戦いを控えた『ワノ国』編でもイヌアラシ公爵は重要なキャラクターとなっているので、今後もイヌアラシ公爵に注目して見てください。