2019年05月05日公開
2019年05月05日更新
【ナルト】はたけカカシの最強と言われる実力・能力を考察!人気の理由や素顔は?
週刊少年ジャンプの大ヒット忍者漫画「NARUTO -ナルト-」では様々な個性のキャラクターが登場します。その中でも特に人気のある「はたけカカシ」についてまとめています。「NARUTO -ナルト-」に登場するキャラの中でも強い能力である「写輪眼」を持ちながら、肩の力がぬけた性格が人気度を高めているようです。そんなカカシですが、終盤での火影就任など予想がない展開も多くあり、より一層注目を集めました。今回は、「はたけカカシ」の隠された素顔や、アニメで声優を担当した井上和彦さんについても紹介します。
目次
はたけカカシとは?
「はたけカカシ」は漫画「NARUTO -ナルト-」に登場する人気キャラクターです。普段は口元と左目を隠しているので、素顔が謎に包まれています。そんなミステリアスな雰囲気をまとうカカシについて紹介していきます。まずは、今回の記事で主題として取り上げる「はたけカカシ」が登場する漫画「NARUTO -ナルト-」について紹介します。
ナルトの作品情報
「NARUTO -ナルト-」は、日本の少年漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」で連載された作品です。「NARUTO -ナルト-」は漫画を原作としてアニメ化やゲーム化がされており、日本だけでなく世界でも非常に人気を集めた作品です。作者は岸本斉史で、集英社が出版する漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」で1999年43号から2014年50号まで、長期にわたって連載されました。全700話で単行本は全72巻が出版されており外伝が1巻出ています。
ナルトの単行本の国内累計発行部数は1億4,000万部を突破しています。これは2015年時点の情報であり、まだ発行部数は伸びています。国内にとどまらず海外で40以上の国と地域で発売されています。海外での累計発行部数は9,500万部を突破しています。全世界ではなんと累計発行部数2億3500万部を記録している、日本が世界に誇る大ヒット作品です。
はたけカカシのプロフィール
「NARUTO -ナルト-」に登場するキャラクターのなかでも、特に人気のある「はたけカカシ」のプロフィールを紹介します。「はたけカカシ」は「NARUTO -ナルト-」の主人公ナルトが下忍であったときの直接的な上司でのちに火影となります。カカシは主人公ナルトの成長に欠かせない重要な人物です。では、カカシのプロフィールを紹介します。
- 名前:はたけカカシ
- 忍者登録番号:009720
- 第一部での年齢:26~27歳
- 第二部での年齢:29~31歳
- 続編漫画『BORUTO-』での年齢:46歳
- 性別:男性
- 家族:はたけサクモ(父)
- 星座:おとめ座
- 血液型:O型
- 誕生日:9月15日
- 国籍:火の国 木ノ葉隠れの里
- 役職:木ノ葉隠れの里の上忍、のちに六代目火影
- 忍者学校卒業年齢:5歳
- 中忍昇格年齢:6歳
- 好きな食べ物:茄子の味噌汁とサンマの塩焼き
- 嫌いな食べ物:甘いものと天ぷら天
- 好きな言葉:チームワーク
- 趣味:書籍「イチャイチャシリーズ」を読むこと
- 戦ってみたい相手:波風ミナト
はたけカカシの最強と言われる実力・能力
カカシの実力・能力①万華鏡写輪眼
出典: https://festy.jp
はたけカカシは「NARUTO -ナルト-」に登場する数多くのキャラクターの中でも「最強」と呼び声高い人物です。ではなぜ最強と言われるのでしょうか?その最強と言われる実力・能力を紹介します。はたけカカシが扱う能力の一つに「万華鏡写輪眼」があります。万華鏡写輪眼は、うちは一族だけに遺伝される瞳術「写輪眼」の上位種にあたります。万華鏡写輪眼を開眼したもの歴史上数名しか存在しない強力な瞳術です。
万華鏡写輪眼を発動するときには、瞳の文様が変形します。その文様は能力と同様に個々によって違います。はたけカカシの場合には、二重の三枚刃の手裏剣が浮かび上がりました。万華鏡写輪眼はその強力すぎる力ゆえに使用には失明のリスクが伴います。万華鏡写輪眼を使えば使うほどに視力が低下し、最終的には目が見えなくなります。
カカシの実力・能力②神威
カカシの万華鏡写輪眼の能力を説明します。万華鏡写輪眼の具体的な能力は開眼する人によって異なり、はたけカカシの万華鏡写輪眼の能力は「神威」と呼ばれる力です。神威は視界でとらえた空間を別の異空間に飛ばすという空間移動の能力です。神威で飛ばせる質量は、チャクラの量によって変動します。カカシの体力が万全であれば、神威はかなり強力な技となります。
神威は司会でとらえた空間を異空間に飛ばすことができるので、敵自体を異空間に飛ばして閉じ込めることができます。さらに、部分的にも発動が可能で、過去に敵であるデイダラの腕だけ切断して異空間に飛ばしたこともありました。同じ神威をもつ忍びでなければ防ぎようがなく、ナルトに登場する数多くの忍術の中でも最強クラスの忍術といっても過言ではないでしょう。
カカシの実力・能力③両目写輪眼に
出典: https://festy.jp
写輪眼はうちは一族にのみ遺伝される能力ですが、はたけカカシはうちは一族ではありません。実ははたけカカシは若いころに任務で片目を失い、その任務によって命を落とした親友から写輪眼を移植されていたのです。そのため片目だけ写輪眼を有していたのですが、物語の終盤に実は生きていた親友からもう片方の写輪眼を受け取り両目とも写輪眼になりました。それによってカカシは一時的にですが、より強力な力を得ました。
カカシの実力・能力④完成体スサノオ
出典: https://festy.jp
片目だけでも「千以上の術をコピーした男」として各国に名をはせていたのですが、両目とも写輪眼を有することによってはたけカカシは新たな力を得ます。その力は「スサノオ」です。両目とも万華鏡写輪眼のため非常に強力な力を得ることができました。スサノオとは、半透明の巨人を出現させて操ることができる能力です。スサノオの身体はチャクラで構成されていて、チャクラの形状や色などはその使い手によって違いがあります。
はたけカカシのスサノオが繰り出す雷切や手裏剣には「神威」の力がまとっていて、攻撃を受けた相手は防御することは不可能です。さらに、写輪眼を授けた「オビト」の「すり抜ける」という力も有していると考えられるため「強すぎる!」「これチートだろ」とその強力な力に驚きの声が多くでたようです。ただし、うちは一族ではないはたけカカシには継続的にこの能力を使い続けられるわけではなく、一時的に飛躍した力を手に入れたようです。
カカシの実力・能力⑤マイト・ガイとの対戦成績
カカシがのちに火影になるであろう実力が分かるエピソードは他にもあります。それは「マイト・ガイ」との対戦成績です。同じく木の葉の里の上忍であるマイト・ガイは、はたけカカシの「永遠のライバル」でことあるごとにはたけカカシに勝負を挑みます。マイト・ガイは非常に濃いキャラで、見た目もさることながらその性格も熱血漢で弟子である「リー」以外からは少々冷めた目で見られるキャラクターです。
独特の世界観を持つマイト・ガイは、一見お笑いキャラなのかと思われがちですが、その実力は本物で体術においては右に出るものはいないでしょう。木の葉の里を窮地に追い詰めた最強の敵「うちはマダラ」をガイが追い詰めるワンシーンもあります。そんな体術の最強忍者マイト・ガイと、はたけカカシの勝負は「50勝49敗」とマイトガイが勝ち越していますが、ほぼ互角と言えるでしょう。
はたけカカシの人気の理由
人気の理由①ナルトの先生
ここでははたけカカシの人気が高い理由について紹介します。まずはたけカカシの人気が高い理由の一つに「ナルトの先生」ということが挙げられます。主人公であるナルトと関わり合いが深い先生であるカカシにも、必然と注目が集まります。主人公の先生という事で作中でも多く登場し、ナルトを温かく見守り続けます。主人公うずまきナルト、うちはサスケ、春野サクラの第七班を教官として担当しているのがはたけカカシです。
まだ忍者として半人前であった3人の前に突如教官として現れた、圧倒的な力の差がある上忍のはたけカカシの登場は当時読者の注目を一気に集めました。遅刻癖があるという性格と、一見ボーっとしているようにも見えるビジュアル。こういった印象を裏切るような圧倒的な強さのギャップは、当時の読者である子供たちの心を掴んだようです。
人気の理由②オビトとのエピソード
続いてはたけカカシの人気の理由を紹介します。はたけカカシの人気が高い理由の一つに「オビトとのエピソード」が挙げられます。私生活が謎に包まれたはたけカカシの過去には驚きのエピソードがありました。まだはたけカカシが下忍だったころ、同じ班の仲間であった「オビト」とは、考え方や性格の不一致から毎日言い争いが絶えませんでした。そんな日々の中、同じ班に所属するもう一人の仲間「リン」が敵に連れ去られてしまいます。
敵に連れ去られたリンを救い出したいオビトですが、当時まだ13歳だったはたけカカシはリンの救出よりも任務の遂行を優先しようとします。仲間を切り捨てて任務を遂行しようとする行動には、亡くなったはたけカカシの父親が関係しています。しかしオビトはそんなカカシの行動に激昂します。そして里の仲間に批判されたとしてもカカシの父親がとった行動こそ英雄だと伝えるのです。
その言葉がカカシの心に変化をもたらし、ナルトが活躍する現代にいたるまで「仲間を大切にしない奴はクズ」という信念を持ち続けます。そしてリンの救出に向かったカカシとオビトですが、リンを救うことはできたものの、カカシをかばってオビトが瀕死の状態になってしまいます。そして仲の悪かったはずのオビトからカカシへ「上忍祝いのプレゼント」として左目の写輪眼を移植しました。
このエピソードに心を打たれた読者が連載当時非常に多くいたようです。なぜカカシが仲間を一番に大切にしているのか?なぜうちは一族ではないのに写輪眼を有しているのか?そしてなぜ遅刻癖があるのかも判明し、カカシというキャラクターに深みがでました。カカシはずっとオビトとリンを助けられなかったことを悔やんでいて、墓標の前でいつも立ちすくんでいるために遅刻をしていたのでした。
人気の理由③六代目火影に
続いて、はたけカカシの人気の理由を紹介します。はたけカカシの人気が高い理由の一つに「六代目火影」であることが挙げられます。はたけカカシは第四次忍界大戦が終わった1年後、五代目火影「綱手」の後任として六代目火影になります。火影という役職は、里で一番強い忍びであることを意味します。その火影に着任したはたけカカシはやはり重要な人物であるということが伺えます。火影は主人公ナルトの目標でもあります。
「NARUTO」の小説秘伝シリーズのひとつである「カカシ秘伝」で、はたけカカシは弱体化している描写がされていました。忍界大戦では両目とも万華鏡写輪眼を開眼したカカシですが、もともと移植した眼であったために一時的にだけ飛躍した力を手に入れました。戦いが終わった後は、写輪眼を使えなくなっています。しかし、それでも火影に任命されるということは、木の葉の里において欠けてはならない人物だということです。
はたけカカシの素顔
常に口元を隠しているカカシの素顔が気になる人が多いようです。原作にないアニメオリジナルの話で、ナルトとサスケとサクラの三人がカカシの素顔を観ようと奮闘する回(101話見たい、知りたい、確かめたい カカシ先生の素顔)がありました。結局三人はカカシの素顔が見れないまま終わったのですが、実は番外編の「風の書」でカカシの素顔が明らかになっています。
カカシの素顔は「風の書」にて判明
上の画像がカカシの素顔です。ずっと口元が隠れていたので分からなかったですが、実は口元にホクロがあったようです。とてもハンサムだとファンを一時期賑わせたようです。しかし、「素顔が見れてうれしい!」といった読者が多かった一方で、「素顔が分からないからこそ魅力的だった」といった残念がる声も少なからずあるようです。素顔が発覚したことで、どことなくミステリアスな雰囲気をもつカカシの秘密がひとつ明らかになりました。
カカシの素顔が見れる「風の書」とは一体どんなものなのでしょうか?風の書とは2015年に開催された「連載完結記念 岸本斉史 NARUTO-ナルト-展」通称「NARUTO展」で、来場者全員に配布された小冊子です。正式名称は『NARUTO-ナルト-展オフィシャルゲストBOOK 新伝・風の書』です。この風の書にカカシの素顔に迫るという内容の描きおろしマンガが収録されています。カカシの素顔が明らかになった当時は話題になりました。
はたけカカシの結婚
はたけカカシは結婚している?
ナルトに登場する数多くのキャラクターが、ナルトの続編である「ボルト」で結婚をして子供を産んでいます。そのため、カカシも結婚したのではないか?といった噂が出ているようです。しかしながら、カカシが結婚しているといった描写は公式の漫画・アニメ共にありません。忍界大戦後は火影として里の復興に勤めていたので、火影の仕事の忙しさからか結婚する余裕はなかったのかもしれません。
はたけカカシの声優
はたけカカシの声優は井上和彦
はたけカカシは忍者としての実力を十分に備えている魅力あるキャラクターです。そんなカカシを上手く表現している声優にも注目が集まりました。カカシの声を担当したのは声優の井上和彦さんです。声優の井上和彦さんが落ち着いたトーンで、時におちゃらけたカカシを上手く表現しており、多くのファンから好評を得ています。次は声優井上和彦さんのプロフィールを紹介します。
井上和彦のプロフィール
- 本名:井上 和彦
- 性別 :男性
- 生年月日:1954年3月26日
- 出生地:神奈川県
- 身長:174cm
- 血液型:O型
- 職業:声優、ナレーター、音響監督、俳優、
- 所属事務所:B-Box
- ジャンル:アニメ、吹き替え、ナレーション、ゲーム
井上和彦の主な出演作
声優、井上和彦さんの主な出演作を紹介します。井上和彦さんはアニメの声優を務めるだけではなく、ゲームの声優や洋画の吹き替え、ナレーション、ラジオなど幅広いジャンルで活躍されています。今回はジャンルを絞って、多数ある出演作の中から20作をピックアップして紹介します。
1973年:マジンガーZ(兵士)
1975年:一休さん(哲斉〈3代目〉)
1979年:ドラえもん(テレビ朝日版の第1期)(スネ吉、先生、のびえもん 他)
1979年:三国志(劉備玄徳)
1987年:シティーハンター(四井信一)
1988年:それいけ!アンパンマン(かつぶしまん)
1989年:らんま1/2(三千院帝)
1997年:名探偵コナン(伊達高志、白鳥任三郎)
1998年:クレヨンしんちゃん(行田徳郎、山岡先生)
1999年:ポケットモンスター(ウツギ博士)
出典: https://abema.tv
2001年:犬夜叉(竜骨精)
2002年:NARUTO -ナルト-(はたけカカシ)
2004年:今日からマ王!(フォンクライスト卿ギュンター)
2006年:妖怪人間ベム(ベム)
2008年:家庭教師ヒットマンREBORN!(γ)
2009年:ゴルゴ13(サミエル・ピューリー・ワサン)
2013年:ジョジョの奇妙な冒険(カーズ)
2014年:東京喰種トーキョーグール(ドナート・ポルポラ)
2015年:おそ松さん(松野松造、上司、店員)
2016年:モブサイコ100(ボス / 鈴木統一郎)
他多数
はたけカカシに関する感想や評価は?
はたけカカシ(両眼写輪眼) は最強でしかないけど
— まよ💋R20 (@mayo6950) March 5, 2019
チャクラがだいじょばないと思うので酷使できない…!また入院しちゃう(><)(><)(><)(><)(><)
はたけカカシに関する感想や評価をツイッターから紹介します。万華鏡写輪眼を両目で開眼したはたけカカシのことを「最強」とツイートする人が多くみられました。しかし、写輪眼を使うといつも入院することになるはたけカカシのことを心配する声もありました。最強でありながらも弱い部分を持っているからこそ、人気が高いのかもしれません。
本を読みながら下忍相手にイキってたが、再不斬の水牢の術にまんまとはまったり、肝心な時に頼りにならなかった ただ弱い者にイキることしかできない それがはたけカカシ
— ピーナッツバターアンドジェリーサンド (@nyatrion) February 28, 2019
はたけカカシは「最強」という評価の中に「弱い」という真逆の意見もありました。序盤では頼りがいのある強い上忍だったのですが、最前線で戦うことが多いからか敵に一泡食わせられる場面も少なくありません。そのため、再不斬の水牢の術につかまってまだ下忍だったのナルトたちを危険にさらしてしまうこともありました。
はたけカカシを弱いだなんて言わせないぞ。
— ʚかみぽんɞ (@Ponnnnkm) September 18, 2017
しかも今のボルト見る限り六代目火影の代でかなり復興してるから政治もできるんだぞ。
はたけカカシへの評価は、単純に忍者としての「強さ」だけではないようです。カカシはナルトに「シカマル以上の頭」と言われています。シカマルは切れ者として名高い忍者で、同期の忍者の中で一番に中忍に昇格しました。シカマルは作中で切れ者として描かれる場面が多いのですが、そのシカマルよりもカカシはやはり上を行くようです。6代目火影としてはたけカカシは、里の復興に尽力を注いだと評価されています。
はたけカカシの声優が「声優界一のモテ男」なの天才すぎますね
— 上 (@jyocha9) April 30, 2019
アニメではたけカカシの声優を務めた「井上和彦」さんがハマり役だという声がツイッターに多くありました。漫画がアニメされる際には、その人気キャラクターを務める声優に注目が集まるのですが、声優井上和彦さんの甘い声がファンを魅了しているようです。
はたけカカシの実力や能力まとめ
はたけカカシはうちは一族ではありませんが、左目に写輪眼を宿している実力あるキャラクターです。物語の終盤では万華鏡写輪眼を開眼し、さらにオビトから右目も受け取り最強と呼び声高い忍者です。忍界大戦後は六代目火影として里の復興につとめました。情念ジャンプでナルトの連載が始まった当初から人気の高いキャラクターで常に最前線で戦いました。
アニメの際にはキャリアのあるベテラン声優井上和彦さんが声を担当したことでより一層人気を博しました。「ナルト」の連載が終了し、現在は続編である「ボルト」でも度々登場しています。今一度カカシに注目して、ナルトとボルトの世界に浸ってみてはいかがでしょうか?