【SAO】キリアスの名シーン・公式エピソード集！ラブラブ夫婦画像も紹介

ソードアート・オンライン（通称SAO）は元々は電撃ゲーム大賞応募作として書かれるも大幅な応募規定枚数の超過により、Web小説として連載された作品です。その後、別作品で電撃小説大賞の大賞を受賞した事で、担当編集に読んでもらう機会に恵まれ商業作品として展開される事になった一風変わった経緯で連載となった作品です。以降、現在に至るまで連載が続けられている人気シリーズとなっています。

SAOはオンラインゲーム、VRMMORPGを題材にした作品で、エピソードごとに舞台となるゲームを変更しながら展開。その世界観とあらすじから高い人気を得て、漫画化、アニメ化、映画化など多数のメディアミックス展開も行われています。また「このライトノベルがすごい」などの賞を受賞した事もあるなど評価も高い作品です。

SAOは世界初のVRMMORPGゲーム「ソードアート・オンライン」の中に囚われゲーム内のHPが0になったら実際に現実世界でも死んでしまうというデスゲームが行われる事になります。プレイヤーの1人であったキリトはこのゲームをクリアして生き残るべく、戦う道を選ぶのでした。

SAOの主人公であるキリトはビーターとしての汚名を受けながらも最前線で戦い続け、SAO事件を解決に導いた英雄的な存在です。SAO事件以降もALO事件やデス・ガン事件など時には自ら、時には巻き込まれるような形でそれぞれのVRMMOの世界に足を踏み入れていく事になります。SAOではプレイヤーの中で最も脳内反応速度に優れた者に出現すると言われるユニークスキル「二刀流」を駆使して戦いました。

当初は公の場で喧嘩するような関係だったもののいくつかのエピソードを経てアスナと結婚。SAOを含むそれぞれのエピソードのヒロインから好意を持たれますが本人は一貫してアスナ一筋であるこの手のライトノベルの主人公にしては珍しいタイプでもあります。元々ゲーマーである事、さらにはPCにも詳しい事もあって機械全般に強く、将来は自らデバイスを作る側になる事を目標にしています。

アスナは良家のお嬢様であり、SAOの世界に来るまではロクにゲームもした事もないゲーム初心者でした。本名である明日奈をそのままプレイヤーネームにしてしまう程の素人で、ナーヴギアも本人の物ではなく兄が買ってきた物でした。そんな兄が出張の為、明日奈が先にナーヴギアを使用。結果SAOの世界に閉じ込められる事になってしまったのです。

当初はそれまでの決められた道を進む人生から一転した状況にパニックを起こし閉じこもっていましたが、キリトなどとの出会いも経てやがて攻略組と呼ばれる最前線で戦うようになります。「閃光のアスナ」と呼ばれるようになったアスナは攻略ギルド「血盟騎士団」の副団長を務める程になりました。攻略の鬼と言われる程に積極的な上に時に非情な一面を見せ、結果キリトと喧嘩する事もある程でした。

キリアスが出会ったのはデスゲームとなったSAOの1層のフロアボスを倒す為の会議の場でした。それまではお互いにソロプレイヤーとして活動していた事もあって一時的という形でパーティーを組んだのです。そして実際にフロアボスとの戦いで初めて組んだとは思えない程の連携を見せ、ボスの討伐に成功するのでした。ただこの時からコンビを組んだわけではなく一時的なものになってしまいます。

それはボス戦の前から一部から漏れていた「ベータテスター」が持つ情報に不満を持つ声を鎮める為、キリトが「ベータテスター」と「チーター」を組み合わせた「ビーター」という汚名を着る道を選んだからです。結果、キリトは再びソロプレイヤーとしての道を歩む事になるのでした。ちなみにこの時点では喧嘩らしい喧嘩をする事もなくむしろ初めて組んだとは思えない素晴らしい連携を見せています。

そんな2人はそれぞれにゲームを進行、キリトは「黒の剣士」として、アスナは「閃光のアスナ」としてそして血盟騎士団の副団長としての立場を確立していました。その頃のキリアスはどちらかと言えば犬猿の仲で攻略の方針を巡って会議の場で喧嘩になる事もしばしばある程でした。アスナはあくまでもゲームであるSAOを攻略するべくNPCを囮とする事も厭わないまさに攻略の鬼になっていたのです。

SAOの世界では圏内という安全圏がありましたがそこで人が死んでしまう事件が発生。普段攻略に全力を注ぐアスナでしたが事態を重く見てキリトと協力して事件の解決に乗り出すのです。この事件の解決までという限定で再び2人はコンビを組む事になります。SAOでも珍しいミステリーめいたこのエピソードはキリトが無事にそのトリックを見破る事で解決するのでした。

圏内事件の解決後は再びそれぞれの立場に戻ったキリアスが再びコンビを結成するきっかけとなるのがアニメ8話です。このエピソードではキリトが偶然にもS級食材を手に入れる事から始まります。キリトはその食材を料理出来る相手を探しました。そしてその相手となったのがアスナだったのです。攻略組でも最前線に立ち続けるアスナでしたが趣味として料理スキルをかなり高いレベルまで上げていたのでした。

その食事の中での会話でキリアスは再びコンビを組む事を決めるのですがアスナは血盟騎士団にとっても大事な存在であり、護衛役を務めていたクラディールが反対。デュエルで決着をつける事になります。結果はキリトの勝利でキリアスは期間限定という条件付きで再びコンビを結成。攻略としては久しぶりにコンビを組んだ2人ですが、その連携は相変わらずであっという間にボス部屋の手前までたどり着いてしまうのでした。

キリアスのエピソードの中でも忘れてはならないのがこのエピソードです。2人が結婚するきっかけとなる回です。キリトはアスナの一時休暇を賭けて血盟騎士団の団長のヒースクリフにデュエルを挑みますが破れてしまい血盟騎士団に加入する事になってしまうのです。しかしここで牙を見せたのが以前キリトに敗れて恨みをもっているクラディールでした。

クラディールは共に訓練に出る事になったキリトの隙をついてキリトを殺害しようとします。その場はアスナによって救われますが、今度は逆にアスナが狙われる事になってしまうのです。ここでキリトはアスナを守る為、SAOプレイヤー最大の禁忌であるプレイヤーキルをしてでもアスナを守るのでした。このプレイヤーキルは後にまでキリトの心に残る出来事になります。

この事件の後、アスナは最初キリトと距離を置こうとします。しかしキリトは「俺の命は君のものだ。最後の一瞬まで一緒にいよう」とプロポーズ。お互いの思いでゲームシステム上の出来事とはいえ結婚する事になるのです。

キリアスにとってもう1つ重要なエピソードとなったのがアニメ11話のエピソードです。このエピソードではクラディールの件からギルドから距離をおいたアスナとキリトがイチャイチャした結婚生活を見せつけるのですが、そこに現れたのが記憶を失くした少女・ユイでした。ユイはキリアスの事を「パパ」「ママ」と呼びいつしかキリアスもまたユイを本当の子供のように可愛がっていくようになります。

これまでのエピソードではお互いの意見が衝突して喧嘩になるシーンも珍しくありませんでしたが、このエピソードでは結婚した事に加えて当初キリアス2人共がユイを幼いプレイヤーとして接していた事もあって喧嘩する事はなく、以降のエピソードから徐々に2人の喧嘩は見られなくなっていき代わりにちょっとした痴話喧嘩が増えていくようになります。

アニメ14話は長かったSAO事件解決の回です。この回でキリトがアスナの協力も得て、ゲームマスターであったヒースクリフこと茅場晶彦を倒しSAOからの解放を果たすのです。崩れゆくアインクラッドの中でキリアスはお互いの本名を教え合い本当の意味で愛し合っている事を確認し合うのでした。そして現実世界で目を覚ましたキリトこと桐ヶ谷和人はアスナこと結城明日奈の事を想って動き出すのです。

無事に目を覚ましたキリトでしたが、残念ながらアスナは目を覚ましていませんでした。アスナを含む一部のSAOプレイヤーは、アスナの親が決めた婚約者、須郷の策略で今度はALOに囚われてしまっていたのです。キリトは僅かな情報からその事を突き止めALOの世界に飛び込むとユイやALOで出会ったリーファなどの協力も得て無事にアスナの元にたどり着きます。

しかしその前に立ちはだかったのが須郷が動かすオベイロンでした。ゲームマスター権限を使ってキリトを排除しようとするオベイロンでしたが、キリトはヒースクリフから預かっていたアカウントも使ってオベイロンを撃破。それによってついにアスナも現実世界に帰還する事が出来る事になったのでした。

2期の21話はSAOの中でも外伝的な扱いでキリトではなくアスナが主人公として扱われるマザーズ・ロザリオ編の中のエピソードです。基本的にはこのマザーズ・ロザリオ編ではアスナとマザーズ・ロザリオ編のヒロインであるユウキのエピソードですが、そんな中でもキリトがアスナを想っているエピソードがしっかりと登場しています。

このエピソードではアスナはユウキがリーダーを務める「スリーピングナイツ」の助っ人を務める事になるのです。ボス攻略に挑むスリーピングナイツでしたが、ボス挑戦の邪魔をするギルドとかち合ってしまいます。そこで登場したのがキリトでした。キリトは1人でそのギルドとスリーピングナイツの間に割って入り殿を務めてスリーピングナイツをボス部屋に向かわせるのです。

SAOで結婚して以来、随所でイチャイチャを繰り返し周囲から呆れられる程である上にユイという子供と言える存在までいるキリアスですがそれはあくまでもゲームの中での話です。もちろん現実世界でも恋人にはなっていましたがお互いまだ学生という事もあって結婚という話にまでは至っていませんでした。そんな状態から進展を迎えるのがアニメ3期1話です。

それ以前からキリトはVR技術などデバイスについて学んでいる事が分かる場面は登場していましたが、ここでキリトはアスナにアメリカに留学しようと想っている事、それにアスナも着いてきてほしいと現実世界でも改めてプロポーズするのです。もちろんアスナの答えはYESでしたが、残念ながら順調に進むことはありませんでした。キリトがアンダーワールドの中に囚われる事になってしまう為です。

最後のエピソードはまだアニメになってないアリシゼーション編ラストのエピソードです。アリシゼーションの舞台となっているアンダーワールドは時間の倍率が現実世界と異なっている為、キリトはログアウトできなくなっているのでした。キリトを助けるべくログインしてきたアスナらの協力もあって最終局面で一時的にログアウト出来る状態になりますがキリトはアスナを先に逃し、自分は最後の敵を倒す道を選びます。

なんとか敵を倒し、ログアウトを試みるキリトですが残念ながら間に合いませんでした。再びログアウト出来るようになるにはアンダーワールドの世界の中で300年という時を過ごさなければなりません。しかしアスナはキリトの想いを察しており、ログアウトせずにキリトと共に300年を過ごす道を選んだのです。

キリアスはライトノベル作品には珍しい比較的序盤から変わらぬ公式カップリングという事もあって、公式アート、ファンによるイラスト共にキリアス2人を描く事が非常に多いです。それぞれのエピソードの合間にはキリアスの信頼関係が見えるシーンも多くなっています。特に結婚してからは周囲が呆れる程のイチャイチャぶりを発揮しています。

もちろんその影響を受けてファンアートでも2人の姿を描くイラストは多く、またSAOでは現実世界に仮想世界、仮想世界でも色々なゲームを通して色々な姿のキリアスが登場している事からそれぞれに多数のイラストが描かれています。

またキリアスと共に2人の子供として認識されているユイを含めたスリーショットを描いたイラストも非常に多いです。子供と言えるユイがいなければ結婚している事があまり強調されなかったとも言える事から2人が結婚している事を再確認出来る重要なポジションになっています。

ここまでも紹介しているようにキリアスの特徴の1つと言えるのがユイという子供がいる事です。もちろん実際に2人の間に出来た子供というわけではありませんが、ユイはキリアスの事をそれぞれ「パパ」「ママ」と呼び、キリアスもまたユイを本当の子供であるように接しています。元々キリトやアスナはユイの事をSAOプレイヤーだと思っており、言動などを不思議に感じながらも本当の両親が見つかるまで面倒を見る事にしたのです。

しかしユイの両親が見つかる事はありません。ユイの正体は元々SAOのシステムの一部で精神的なケアを司るカウンセリング用の人工知能なのです。しかしSAOがデスゲームとなる際にその権限を大きく制限され、精神状態の観察しか許されず実際にケアする事は出来なくなってしまいます。その本来の目的と矛盾した制限によりシステムにバグが蓄積。ユイは自身の心を壊し記憶を失くしてしまったのです。

負の感情が満ち溢れたSAOの世界の中で唯一温かい感情に満ちあふれているのがキリアスでした。ちょうどこの頃のキリアスは結婚したばかりだった事、お互いによって命を救われた事もあってデスゲームとは思えない心理状態になっていたのです。そんな2人の感情に触れる事でユイは子供の姿で実体化する事になったのでした。

ユイは人の感情をずっと観察してきただけに実体化した時点で感情豊かな子供でしたが、実体化しても命令された「人との接触」は禁止されたままです。その状態でキリアスに接触したばかりか記憶を復活させGM権限を使って2人を助けてしまった事で消去されそうになってしまうのでした。しかしキリトがユイのプログラムをオブジェクト化させる事に成功。一時的にアスナのペンダントとしてアイテム化される事になります。

そうしてペンダントとなったユイでしたがALO編で無事に復活を果たす事になります。復活を果たしたのはキリト達がSAOをクリア後、物語の舞台がALOに移ってからです。ALOがSAOのデータを流用したものだった事、結婚したキリアスのアイテムストレージが共有されていた事からアイテムとしてSAOからデータコンパートしたキリトのアイテムストレージに残っていたのです。

そうしてユイはナビゲーションピクシーとして復活。アスナの救出に向かうキリトのバックアップを行う事になります。ちなみにALO事件以降の新生ALO編以降も同様のナビゲーションピクシー姿でいる事が多いですが、自分の意志で初登場時の子供姿にもなれるようで新生ALOでSAO時代のキリアスのコテージなどの購入時などにその子供姿を見せています。

さらにキリトの協力も得てエピソードが進む毎に進化していきます。現実世界にいるアスナに携帯を通して通信したり、キリトの研究によって現実世界を見たり聞いたり話したりする事も出来るようになるのです。以降のエピソードでも基本的にはナビゲーションピクシーの姿で大好きなキリアスの事をサポートする事に全力を注いでいる姿を見る事が出来ます。

公式カップリングであるキリアスは公式グッズでもその姿を確認する事が出来ます。中には2人がゲーム内で結婚した事に起因してスーツとドレス姿の2人を描いたスマホケースなども発売している程です。ファングッズとしてカップリンググッズが発売される事はありますが公式でここまでやっているのは公式カップリングだからこそと言えます。

キリアスは単独でも人気が高いのでSAOの公式グッズではまず必ずセットで発売している2人でもあります。特にやはり印象深いSAO時代の衣装やイメージを取り込んだグッズは多く、上記のマグカップなどもSAO時代の2人をベースにしたデザインとして発売しています。

ここからは既にSAOを視聴している人のキリアスの評価を紹介していきます。キリアスそれぞれでも人気の高いキャラクターである2人ですが、公式カップリングとして推されている事もあってその人気は非常に高いです。

公式カップリングであるキリアスは公式のエピソードの中でもイチャイチャしているシーンが多いのも特徴です。アニメなどでもそれぞれのエピソードの合間の何気ないシーンなどでお互いの信頼関係を確認出来る事から理想のカップルとして推す人も多くなっています。

もちろんキリトは他にも好意をもつ女の子キャラクターも多い事からそっちももっと見たいという声もあるのも事実です。特に原作では接点の薄かったユウキなどはその声が大きく何かしらの形でキリアス以外の組み合わせをみたいという声も多いです。

キリアスの公式カップリングのゲームシステム上での結婚に並んでそのカップリングを後押ししているのが2人の子供と言えるユイの存在です。キリアス2人でのイラストに負けず劣らずユイを取り入れた3人のイラストも多くなる程でそれだけキリアスがお似合いのカップリングであるとするファンも多くなっています。

キリアスはライトノベルでは珍しい公式カップリングとして長いシリーズの中でその信頼関係を見せているカップリングです。公式にも結婚エピソードや子供エピソードなど他の組み合わせにはないエピソードが数多く存在し、名シーンも多い組み合わせになっています。

初期こそ喧嘩するシーンも見られましたが特にALO編以降では喧嘩は喧嘩でも痴話喧嘩レベルのもので本当に仲が良く、一度はキリトに好意を寄せた他の女の子が身を引いてしまう程です。アンダーワールドに囚われた事で有耶無耶になってしまっていますが実際にキリトは現実世界でもプロポーズしている事から今後も楽しみなカップリングである事は間違いありません。

SAOのエピソードは2人の関係性からエピソードが生まれる事も多く、また2人の喧嘩するの犬猿の仲から信頼関係が出来上がっていく過程もしっかり描かれているのでまだSAOを視聴したことがないという人はぜひキリアスの関係性にも注目しながらSAOを視聴してみてはいかがでしょうか？