2019年04月25日公開
2019年10月04日更新
Fate Heaven's Feel2章のネタバレと評価・感想!桜の残酷な宿命
『Fate Heaven's Feel(stay night)2章』(略称・HF2章)は、奈須きのこ原作「Fate」の「Heaven's Feel」を3部作にした内の第2弾の映画作品で、残酷な宿命を背負ったヒロインの間桐桜と魔術師見習いの衛宮士郎の恋愛模様を中心に描いたダークで重厚な物語となっています。『HF2章』は全てにおいて評判が良く、あらすじのネタバレも気になるところです。この度は『Fate Heaven's Feel2章』のあらすじをネタバレし、映画の評価や感想について紹介していきます。
目次
- Fate Heaven's Feel(stay night)2章とは?
- Fate Heaven's Feel(stay night)2章のあらすじネタバレ
- Fate Heaven's Feel(stay night)2章を考察
- Fate Heaven's Feel(stay night)2章の士郎と桜の恋愛
- Fate Heaven's Feel(stay night)2章の声優
- Fate Heaven's Feel(stay night)2章の続編は?
- Fate Heaven's Feel(stay night)2章に関する感想や評価は?
- Fate Heaven's Feel(stay night)2章のネタバレまとめ
Fate Heaven's Feel(stay night)2章とは?
2017年10月14日に公開された奈須きのこ原作の「Fate Heaven's Feel1章」に続く、第2章となる映画が2019年1月12日に公開されました。この度は「Fate Heaven's Feel(stay night)2章」のあらすじのネタバレや感想・評価をまとめているのでご覧ください。
Fate Heaven's Feel(stay night)2章の作品情報
- 略称:「HF」または「stay night」
- 監督:須藤友徳
- 原作:奈須きのこ/TYPE-MOON
- 脚本:桧山彬
- キャラクター原案:武内崇
- キャラクターデザイン:須藤友徳/碇谷敦/田畑壽之
- アニメーション制作:ufotable
- 主題歌:Aimer
- 出演声優:杉山紀彰/下屋則子/神谷浩史/川澄綾子/植田佳奈ほか
Fate Heaven's Feel(stay night)2章の予告編動画
聖戦を望まない魔術師の血を引く間桐桜と落ちこぼれの魔術師見習いの衛宮士郎の恋愛を中心に描かれた「Fate Heaven's Feel(stay night)2章」の予告動画です。HF2章は音楽、作画、アクションなど全てが最高峰と言われています。
Fate Heaven's Feel(stay night)2章の概要
「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」はTYPE-MOON原作のビジュアルノベルゲーム「Fate/stay night」の3ルートの内の1つで、他の2ルートを終了するとプレイ可能な「桜ルート」と呼ばれています。そのルートの物語を3部作で映画化し、本作は第2章になります。謎の「影」の出現で荒れ狂う聖杯戦争に臨む士郎と物語の鍵を握るヒロインの少女・桜が中心に描かれ、桜の秘密も明かされる非常にダークで重厚な内容の物語です。
Fate Heaven's Feel(stay night)2章の監督
「劇場版 Fate/stay night[Heaven's Feel]」で監督を務めたのは、神奈川県出身で日本アニメのキャラクターデザイナー、演出家、監督の須藤友徳です。アニメ制作会社じゃんぐるじむ出身で演出の師にはufotable所属の恒松圭がおり、劇場アニメ『空の境界 未来福音』にて初監督を務めました。「劇場版 空の境界」以降は、10年以上の間、武内崇デザインのキャラクターをアニメーション向けにデザインし続けます。
熱帯魚好きで飼っている影響もあり、植物や熱帯魚の作画や演出に拘って演出の1つに加える傾向にあります。元々原画マンで定評のある須藤は、レイアウトやキャラの表情での心理描写表現にも拘りがあります。今作の「劇場版 Fate/stay night[Heaven's Feel]」では、原画初期での演出作業は須藤自ら行わずに別の演出家を立て、須藤が原画の最終段階で全ての芝居の監修・修正を行う作画への徹底ぶりを見せます。
Fate Heaven's Feel(stay night)2章のあらすじネタバレ
「Fate Heaven's Feel(stay night)2章」の気になるあらすじの詳細をネタバレしていきます。2017年10月14日公開の1章では英霊(サーヴァント)が次々に脱落し、主人公の士郎も英霊・セイバーを失いますが聖杯戦争からは離脱しません。そんな中、間桐臓硯や謎の影が忍び寄ります。
これまで通り正義の味方として凛と協力して聖杯戦争の問題解決を誓う士郎です。「HF第2章」は士郎と桜を中心に描かれ、残酷だけれど美しいとファンの間で話題となっている物語です。早速、「HF第2章」のあらすじのネタバレを見ていきましょう!
あらすじネタバレ①セイバーの姿
雪が舞い散る夜、柳洞寺の境内で落ちこぼれ魔術師見習いの衛宮士郎が自身の英霊(サーバント)であるセイバーを探し歩き、その姿を見かけると後を追い掛けます。辿り着いた池の上に佇むセイバーに士郎は声を掛けます。すると、池の中から多数の黒い帯に伸びてくるとセイバーと士郎を飲み込みます。士郎が目を覚ますと、そこは自室で夢を見ていたことに気づきます。士郎は一時的に同居している間桐桜と朝食を取ります。
セイバーの当然、帰国してしまったことに残念がる桜でしたが、士郎の夜の外出が減ると安堵します。しかし、士郎はそんな桜にセイバーが帰ってきても夜の外出は止めないことを告げます。登校中、士郎はマスターの少女、イリヤスフィール=フォン=アインツベルン(イリヤ)に遭遇しますが、イリヤに襲われるのではないかと警戒を見せます。
しかし、イリヤはただ士郎と話したいだけなようでした。士郎はイリヤに自身の義父である衛宮切嗣について知っているかと問いますが、イリヤは顔を曇らせ「知らない」と言って去っていきます。立ち去るイリヤを追い掛ける士郎は途中、協力者でマスターの遠坂凛に会い、凛の家で今後の方針などについて話し合います。士郎が帰宅すると、何故か玄関の鍵が開いていました。
不審に思う士郎は鳴った家の電話に出ると顔色を変えて勢いよく家を飛び出し、自身が通う高校の図書室に向かいます。そこには桜の兄・間桐慎二が桜を人質に取り、傍らには英霊・ライダーが控えさせていました。マスターの慎二は以前に士郎に敗北し、その屈辱を晴らすために士郎にライダーと戦うように強要し、従わなければ桜の命を奪うと言います。そして、慎二は士郎にライダーを嗾けるのです。
士郎はライダーの猛攻撃に遭い空中に投げ飛ばされ一方的にやられてしまいますが、態勢を整えると桜の救出に成功します。慎二は更に士郎にライダーを嗾けようとしますが、その時、窓を破って凛とその英霊・アーチャーが現れ、ライダーと交戦します。アーチャーの圧倒的な強さにやられたライダーは動くことが出来ず、慎二に勝ち目はありませんでしたが、それでもライダーを戦わせようとします。
それを見た桜はライダーを制止しするために叫びます。すると桜の声で重傷だったライダーは回復し、ライダーの放つ魔力はこれまで以上のものでした。これを見た凜はライダーの真のマスターが桜であることに気づきます。慎二は回復したライダーを見て喜び、桜に士郎と凛とアーチャーを殺すように嗾けるのを指示しますが、桜はそれを拒みます。
すると、言うことを聞かない桜に痺れを切らせた慎二はある結晶を取り出して割ると桜の左耳につけられた結晶も割れ、謎の薬品が飛び散り桜に掛かります。苦しむ桜の周囲には謎の黒い球体が出現し、その球体からは棘が飛び出します。アーチャーは桜が魔力を制御できなくなっていると気づきます。ライダーは桜を守るために結界を張り周囲の魔力を桜に供給しようとします。
そして、結界を破壊しようとするアーチャーを阻止するために、ライダーは封じられた魔眼を解放して石化の呪いを3人に掛け、足を石化して動けないようにします。倒れ込む凛の目の前に黒い球体が出現し、凜が棘の攻撃に遭いそうになるのを士郎が身代わりとなって貫かれると、それを見た桜は取り乱し自らの棘で自身を貫いてしまいます。
あらすじネタバレ②綺礼の話
慎二との戦いの後、士郎と桜は凛によって聖杯戦争の監督役である言峰綺礼が住む言峰教会に運び込まれます。凜と目を覚ました士郎は桜の治療が終わり一命を取り留めたことを綺礼から聞きます。そして、2人に今後、桜は再び暴走して最終的には桜が自身を殺してしまうと断言します。桜の暴走は関係のない人をも巻き込む可能性があると考えた凜は、冬木市を護る魔術師の務めとして桜を殺そうとします。
士郎が凜を止める中、綺礼が沈黙を破り「実の妹でもか?」と問うと桜が凛の実の妹である事実が発覚します。桜は遠坂家の次女として生まれ、魔術師の血が絶えた間桐家へ養子に出されていたのです。呆然と立ち尽くす士郎を尻目に凜は桜の眠る部屋に向かいますが、そこに桜の姿はありませんでした。凜は桜をすぐに追い掛け連れ戻そうと桜の説得を試みますが、桜は「自分が許せない」と語ります。
そんな桜に士郎は「桜が自分を許せなかったとしても俺が許し続ける」と話して桜の手を取ると、衛宮家への岐路につきます。士郎たちとすれ違いざま凜は何も言わず、傍らにいたアーチャーは士郎に「桜の手を取ったならばせめて桜を護れ、いずれ衛宮士郎が衛宮士郎でいられなくなる」と告げます。
あらすじネタバレ③イリヤの元へ
翌朝、士郎と桜とライダーは朝食を取りながら今後の方針について相談していました。士郎たちは決断をしてイリヤに協力を求め、イリヤの暮らす城を目指します。イリヤの城についた士郎は、そこでイリヤとその英霊・バーサーカーが桜の祖父、間桐臓硯とその英霊・アサシンの襲撃を受けるのに遭遇します。
更に、そこにはかつての士郎の英霊だったセイバーの「影」に飲まれて変わりオルタ化した姿がありました。臓硯はアサシンにイリヤの身柄を確保する指示を出すとその場から消え去ります。
あらすじネタバレ④バーサーカーとの戦い
セイバーオルタとバーサーカーの対決は凄まじい戦いとなり、その衝撃波を士郎やイリヤを襲います。士郎と同じくイリヤに協力を求めてやってきた凜は障壁を作り士郎たちを護ります。セイバーオルタとバーサーカーの戦闘は続き熾烈な戦いを繰り広げる中、アサシンがイリヤに襲い掛かります。攻撃に出るアーチャーは逃げるアサシンを追い詰めますが、「影」を纏ったセイバーオルタが生み出した穢れに捕まり身動きが取れなくなります。
一方、セイバーオルタはバーサーカーを圧倒し、何度も立ち上がっては挑むバーサーカーですが、ついに力尽きてしまいます。バーサーカーを倒し影の中に消えるセイバーオルタと入れ替わりに現れたアサシンは士郎達に襲い掛かるのです。
Fate Heaven's Feel(stay night)2章を考察
「Fate Heaven's Feel(stay night)2章」をについてをネタバレ考察していきます。激しさがあまりないという今作の「HF2章」は、巧みな演出力と作画力が魅力でトータル的に高評価を得ています。その注目するき「HF2章」のポイントをネタバレ考察を紹介します。
ネタバレ考察①静の映画
HFの作品と言えばその激しい戦闘シーンに多くのファンの期待が高まっているようですが、本作のHF2章には物語の中盤の迫力ある大規模な戦闘シーンの1回のみとなっています。他のシーンは比較的静かで大人しい場面が続くことからHF2章は「静の映画」と言われているようです。
戦闘シーンを期待していたファンにとっては物足りないのではないかと思う方もいるようですが、そこは圧倒的な演出力と作画力で魅せており、激しさはないもの静の映画として十分に楽しめる作品となっています。
ネタバレ考察②食事シーン
HF2章で注目される場面は食事をするシーンです。冒頭ではセイバーがいなくなり、がらんとした食卓が映し出され、士郎と桜の2人が肩を並べて食事する場面が印象的です。敢えて言葉にせずに2人をくっつけて描くことで、食卓の寂しさを演出しています。後のシーンでは、凛と桜の双子の姉妹が一緒に厨房に立つ姿にも感慨深いものがありファンを惹き付けたようです。
食卓を一緒に囲むことで仲間意識の芽生えや和みをもたらします。しかしそれと同時に残酷さを表現しています。食事というのは生きているものの命を奪うことであって、生きるにはそれを避けて通ることは出来ず、生きることの本質に迫るものが演出されています。
ネタバレ考察③慎二に感情移入
キャラクターは最低だけれど感情移入せずにはいられないのが桜の義理の兄・間桐信二です。HF2章の本編中で、学校の図書館で慎二が桜を人質に取り、凛と士郎と対峙する場面で、凛と桜は「才能を持つ者」、慎二と士郎は「才能を持たない者」として描かれそれぞれ似た者同士が対立しますが、置かれた境遇は凜と士郎が「光」だとすると慎二と桜は「闇」で陥った結果が違う残酷さを表現しています。
慎二は桜に対して残虐ともいえるような仕打ちを繰り返し懲らしめられて当然の行動をしますが、そこで慎二が涙を流し、これまでの彼の抱えていた苦しみ、あがき、やり場のない思いなどがダイレクトに伝わってきて思わず感情移入してしまったという鑑賞者が後を絶たなかったようです。
Fate Heaven's Feel(stay night)2章の士郎と桜の恋愛
「Fate Heaven's Feel(stay night)2章」の士郎と桜の恋愛についてネタバレ紹介していきます。士郎は桜だけの正義になると決意を見せます。そんな2人の恋模様はどのようなものなのでしょうか?早速、「HF2章」の恋模様のネタバレを見ていきます。
士郎と桜の恋愛ネタバレ①かりそめの幸せ
HF2章の本編の中盤では士郎と桜の濡れ場のシーンがあります。ただのサービスシーンと思われていましたが、そこにはそれだけで片付けられないような雰囲気が醸し出されていました。濡れ場のシーンは物語で主人公たちのハッピーエンドの象徴として描かれることがありますが、本作ではその逆で、そうすることで幸せになれると信じているというどこか後ろ暗い背景が感じられます。
士郎が桜を抱いたのは、魔力も弱まり、精神的にも不安定な状態の桜に若干押され気味で、抱くことで桜の幸せに繋がると信じていたためでした。その時は幸せな気持ちに浸ることが出来ますが、心が満たされているわけではないのでまた、鬱屈した気分に陥ります。
士郎は抱きながら桜の闇に気づきながらも目を反らし、かりそめの時間を過ごします。士郎と桜の平穏が少しずつ音を立てて崩れていく緊張感が走る名シーンで印象に残ったという鑑賞者が少なくなかったようです。
士郎と桜の恋愛ネタバレ②花の唄
桜の義理の祖父である間桐臓硯と士郎との会話中には魂を表す多量の蝶が飛び交い、これから士郎が救うであろう人々や犠牲となってしまう人々を表現しているようです。士郎が桜を葬ってしまうことが物語として美しいのではないかと考えられる中、士郎はその道を選びませんでした。
桜の元を去る士郎の姿を認めた桜の反応とAimerが歌う「花の唄」のメロディが流れ、涙が止まらなかったというファンが多かったようです。Aimerの歌う「花の唄」はじめとした曲の歌詞が正に桜の心情を歌っているようでだと反響を呼んでいます。
士郎と桜の恋愛ネタバレ③士郎が男に
士郎が下した大きな決断は、今まで掲げてきたできるだけ多くの人を救う英雄ではなく、1人の女性、桜だけを守るということです。誰かを守るという行為は当たり前のように感じられますが、それを1人に絞るということは計り知れない重責がのしかかってきます。桜への強い愛がないとできない決断で、男となった士郎の様子が伺えます。
Fate Heaven's Feel(stay night)2章の声優
「Fate Heaven's Feel(stay night)2章」の声優についてネタバレしながら紹介していきます。「HF2章」を演じるにあたり声優陣が気を付けていた点などをネタバレしていますのでご覧下さい。
衛宮士郎/杉山紀彰
士郎の声を担当していたのは声優の杉山紀彰です。杉山紀彰は士郎を演じる上で、何を考えているか分からない、感情表現が豊かにならにようにキャラを念頭に入れ、淡泊になり過ぎないように淡々と演じていたようです。
アフレコをしている際は効果音やBGMがついておらず、どのように完成されるのか楽しみだったと語り、士郎を演じるので難しかったのは、眠る桜を起こさないように声のボリュームと調整しつつ、士郎の感情の揺れや動きを表現するのが難しかったとインタビューに応えていました。
≪杉山紀彰のプロフィール≫
- 愛称:のんたん/すぎさま
- 出生地:東京都
- 生年月日:1974年3月9日
- 年齢:45歳
- 血液型:A型
- 身長:168cm
- 職業:声優/ナレーター
- 事務所:ステイラック
- 主な出演作品:「NARUTO」うちはサスケ/「BLEACH」石田雨竜/「ワンピース」ヴィンスモーク・イチジ/「D.Gray-man HALLOW」アレイスター・クロウリー/「NORN9 ノルン+ノネット」宿吏暁人/他多数
間桐桜/下屋則子
間桐桜の担当声優は、下屋則子です。HFの2章では、桜が珍しく自分の気持ちを士郎にぶつけるシーンがあり、今まで内側に秘めていた思いを前面に出しており、言葉も今まで桜が口にしないようなセリフを言うことがあったため、なぜそのセリフをいうに至ったのかなどの経緯を監督や原作者と細かく打ち合わせをしつつ桜の心情を細かく読み取って演じていたというエピソードを明かしています。
≪下屋則子のプロフィール≫
- 出生地:千葉県
- 生年月日:1982年4月22日
- 年齢:37歳
- 血液型:A型
- 身長:153cm
- 職業:声優
- 事務所:81プロデュース
- 主な出演作品:「テイルズ オブ ゼスティリア」クロスライラ/「マケン姫っ!天谷春恋」ヒロイン/「おまかせ!みらくるキャット団」赤川礼子/「ちび☆デビ」まお/「これはゾンビですか?」京子/他多数
間桐慎二/神谷浩史
桜に酷い仕打ちをして士郎と敵対する間桐信二ですが、単に桜が嫌いで罵倒しているのではなく、士郎に対しても単純な好き嫌いだけで表すことが出来ない複雑な思いを抱え、HF2章では慎二の人間臭さが顕著に表れています。そんな間桐慎二を演じているのは声優の神谷浩史です。
≪神谷浩史のプロフィール≫
- 愛称:ヒロC/ピロシ/かみやん
- 出生地:千葉県松戸市(茨城県・牛久市育ち)
- 生年月日:1975年1月28日
- 年齢:44歳
- 血液型:A型
- 身長:167cm
- 職業:声優/歌手/ナレーター
- 事務所:青二プロダクション
- 主な出演作品:「電波教師」鑑純一郎/「ONE PIECE」トラファルガー・ロー/「進撃の巨人」リヴァイ/「黒子のバスケ」赤司征十郎/「青の祓魔師」メフィスト・フェレス/他多数
セイバーオルタ/川澄綾子
「HF」のセイバーオルタを演じていた声優の川澄綾子は、セイバーオルタを演じる上で、基本のセイバーの気質を変えずに特に強く意識して演じていたわけではないとインタビューで語っています。
闇落ちしたセイバーと言われていますが、正確には闇落ちしたわけではなく、セイバーの中にあった「自分を消し去りたい」という闇の部分が浮き彫りになっただけだと話し、セイバーが変容したものであるということを表現することが一番難しくやりがいがあったと話しています。
≪川澄綾子のプロフィール≫
- 本名:川澄綾子
- 愛称:綾ちゃん/あやちー/綾ねぇ
- 出生地:東京都
- 生年月日:1976年3月30日
- 年齢:43歳
- 血液型:B型
- 身長:157cm
- 職業:声優/ナレーター/歌手
- 事務所:大沢事務所
- 主な出演作品:「のだめカンタービレ」野田恵/「バクマン。」蒼樹紅/「ジョジョの奇妙な冒険」エリナ/「機動戦士ガンダムAGE」イリシャ・ムライ/「selector」花代/「風雲維新ダイ☆ショーグン」服部霧子/他多数
遠坂凛/植田佳奈
「HF」での遠坂凛を演じる植田佳奈は、士郎に好意を寄せる凜ですが、士郎のことを桜の思い人として一線を引いて傍観しているところがあり、聖杯戦争での得体の知れない何かが渦巻いていることを察して恋愛をする余裕がないため、一歩引いたところで演じていたと語っています。呪文を唱えるにしても何にしてもどこか自立した様子が伺える凜を意識していたそうです。
≪植田佳奈のプロフィール≫
- 愛称:佳奈様/佳奈ちゃん/植田ちゃん/声優界の雀姫
- 出生地:奈良県生駒市
- 出身地:大阪府東大阪市
- 生年月日:1980年6月9日
- 年齢:38歳
- 血液型:A型
- 身長:156cm
- 職業:声優/歌手/ナレーター
- 事務所:アイムエンタープライズ
- 主な出演作品:「ハイスコアガール」遠野先生/「citrus」藍原梅/「ひなろじ〜from Luck & Logic〜」森ヶ谷夕子/「ラクエンロジック」ピエリ/「坂本ですが?」みーちゃん/他多数
Fate Heaven's Feel(stay night)2章の続編は?
Fate Heaven's Feel(stay night)2章のあらすじなどをネタバレ紹介してきましたが、続編となる「HF3章」の公開時期などについてが気になるところです。続編「HF3章」の公開時期についてまとめているのでご覧下さい。
Fate Heaven's Feel3章の公開は2020年春
「Fate Heaven's Feel3章」の公開予定は、映画のラスト発表されており、2020年春公開予定となっているようです。「HF1章」の公開が2017年10月14日、「HF2章」が2019年1月12日と前作の公開から1年3か月要しており、今作から丁度1年3か月後が2020年の春頃で自作も今作同様のクオリティの高い作画と物語が期待できるのではとファンの関心は高まっています。
「Fate Heaven's Feel3章」の士郎と桜が物語がどのよう展開を見せて完結するのか、にも注目が寄せられます。「HF3章」公開が今から待ち遠しいというファンは多いようです。
Fate Heaven's Feel(stay night)2章に関する感想や評価は?
「Fate Heaven's Feel(stay night)2章」に関する感想や評価についてをネタバレ紹介していきます。どのような感想や評価がされているのでしょうか?詳しく見ていきます!
第2章やっと観ることが出来た、、、内容に加え素晴らしい作画とサウンドに圧倒されて終始口が開いてたねw
— 天舞夜姫@大阪スペライ超超超楽しかった! (@37WFjUW063IeED7) January 13, 2019
最終章がすっごく楽しみになりました!
あとイリヤ可愛い
それとヘラクレスさんまじぱねぇっす
桜が可愛い&エ○いwまぁ桜だからこそ出来る顔なんやろうな#Fate_HF #FateHF第2章 pic.twitter.com/dlzFdgvV3H
「Fate Heaven's Feel(stay night)2章」のネタバレを含む感想には「FH1章」をも超えるクオリティの高い作画とサウンドに迫力と臨場感があって2時間ずっとスクリーンに釘付けとなってしまい鳥肌が立ったという多くの鑑賞者の感想が上がっています。それと同時に「HF3章」への期待が高まり、待ち遠しいという声も上がっています。
lost butterfly明らかに1章を越えるものになっていて感動しました
— ナノ@LiSAッ子 (@Antihero_YAEVA) January 12, 2019
I beg youよかった!
アーチャーカッコよかった!
さくらこわ…可愛かった!
来年の春まで待つのが辛い😣
まだ見てない人は是非楽しんできてください!
自分は前売り券で2回目行ってきますw#FateHF第2章 pic.twitter.com/GTCpii5xTv
「Fate Heaven's Feel(stay night)2章」のあらすじのネタバレ感想には、物語も重厚な内容で鑑賞後は直ぐに動くことが出来ないほどの脱力感で2回、3回とリピートして鑑賞する方が多いようです。中にはあまりに重厚すぎて2度目を見るにはかなり気合が必要という方もいるようですが、何度も観たくなるような作品のようです。桜の可愛いけれど狂気に満ちた闇を孕み、エロティックなところが本作の話題となっているようです。
実は今日この映画を朝一で観てきました。作画やばすぎて鳥肌止まんなかった。。ストーリーも重厚すぎて早く三章観たいです。。
— めめソニン👀 (@memezutomayo) January 12, 2019
あと映画後のキャストインタビューもしっかり観てからのAimerの生歌(生中継)がやばすぎて死にかけました。#FateHF第2章 pic.twitter.com/2eEAWjafKf
また、「HF2章」の戦闘シーンのネタバレ感想には、戦闘場面は少ないですが、量ではなく質で魅せており、「HF2章」の戦闘シーンを見てから他の戦闘シーンを見ても心に響かないだろうと鑑賞者が感じるぐらいのド迫力のシーンで、戦闘場面に期待していたファンの期待を裏切らないものとなっています。Aimerが歌う主題歌もその歌詞が桜そのものだという感想が多くファンを歓喜させていたようです。
Fate Heaven's Feel(stay night)2章のネタバレまとめ
出典: https://buyee.jp
ここまで「Fate Heaven's Feel(stay night)2章」で描かれた残酷すぎる桜の宿命を映画のあらすじなども含めてのネタバレし、担当声優がどのように役を演じていたかなどをまとめ、映画の感想や評価を紹介してきました。「Fate Heaven's Feel(stay night)2章」は自然や街並み、雪が降る、暗闇を光で照らすなどの背景は、全て丁寧に細かく描かれ、まるで絵画と錯覚するような作画でとにかく美しいと鑑賞者を惹き付けていたようです。
また、バーサーカーとセイバーオルタのバトルシーンはネット上でもかなり話題となっており、攻撃スピードやその重さ、受けた時の爆発衝撃など音楽やアクションも迫力と臨場感があってファンを歓喜させています。「HF2章」のどこを見ても全てが最高のクオリティでアニメ映画の中でも最高峰といっても過言ではないようです。
桜の苦悩を描いた物語も非常にダークですが重厚で深く、話のテンポも良くて飽きさせず、息つく暇もないほど2時間映画の中に惹き込まれて作品のようです。集中し過ぎて鑑賞後は脱力状態になるファンも少なくはなく、再び映画の臨場感を味わうために何度も劇場に足を運ぶファンも多かったようです。
桜に関して今作では艶めかしい桜の濡れ場のシーンがあり、ただのサービスショットに留まらず桜の危うい鬼気迫る心情が見て取れ、ある意味恐怖すら感じられる中に美しさがあって話題となりました。それぞれのサブキャラクターに短時間でも見せ場があったことに喜びを感じるファンもいたようです。
今作の最大のテーマとなっているのが主人公の士郎の「選択」で、士郎の父である衛宮切嗣は「正義の味方になりたい」という理想を実現するために「大勢を救う為に、少数は切り捨てる」選択をします。士郎も父と同じ理想を掲げますが、選んだのは「桜だけの正義の味方」になることでした。その決断をしたことで重責が士郎にのしかかり、押しつぶされそうになる苦悩が鑑賞者にも痛いほど伝わってきたと感想に上げている方もいました。
観て絶対に損はないという映画「Fate Heaven's Feel(stay night)2章」ですが、敢えて残念なところを上げるとするならば、長編の「HF」の物語のため士郎と他のキャラクターたちとの会話がかなり端折られて関係が希薄になっているところにあるようです。テレビアニメでは全25話で10時間に及ぶところを、映画化では3部に分けて6時間にまとめ上げているので仕方がないとの声も上がっています。
映画の全体的なクオリティが高いだけに、より完璧を求めるファンの声も少数ながら上がっているようですが、それにしてもアニメ映画で最高峰と言われるほど評判になる映画なので見る価値は大いにありそうです。「HF」の最終章の第3弾は2020年春に公開予定で今から期待に胸を膨らませるファンが多数いるようです。是非「Fate Heaven's Feel(stay night)2章」をご覧になってみてはいかがでしょうか?