Fateシリーズの名言集一覧!かっこいいセリフと名シーンまとめ【衛宮士郎】

Fateシリーズは、2004年に発売されたPCゲーム『Fate/stay night 』からはじまるシリーズ作品の総称です。 Fateは様々な名シーンや名言が数多く存在し、濃密なストーリーも相まってFateの魅力に引き付けられたファンも少なくありません。この記事では、衛宮士郎を中心として一覧で紹介するほかに、Fateシリーズに登場するキャラクターの名言やかっこいいセリフ、名シーンなどを一覧でご紹介します。

Fateシリーズの名言集一覧!かっこいいセリフと名シーンまとめ【衛宮士郎】のイメージ

目次

  1. Fateシリーズとは?
  2. Fateシリーズの衛宮士郎の名言・かっこいいセリフ一覧
  3. Fateシリーズのその他名言・名シーン一覧
  4. Fateシリーズに関する感想や評価は?
  5. Fateシリーズの名言一覧まとめ

Fateシリーズとは?

『Fate』シリーズは、2004年1月30日にTYPE-MOONから発売された伝奇活劇ビジュアルノベルをジャンルとしたPCゲーム、『Fate/stay‐night』(フェイト・ステイナイト)から始まるシリーズの総称です。

当初はPC専用のアダルト向けゲームでしたが、のちにCEROレーティングをCERO-Cに改め、新エピソードを加え2007年に『Fate/stay‐night[RéaltaNua]』(フェイト・ステイナイト・レタル・ヌア)としてPS2に移植されました。現在では、スマートフォンなど核種にわたって展開されており、アニメ作品も制作されています。

Fateシリーズの概要

Fate/stay‐nightは、同人サークルとして活動していたTYPE-MOONの商業デビュー作です。原作者である奈須きのこが『魔界転生』を真似して中学生時代にノートに書き連ねていた作品が、大学生時代に「それカタチにしようよ」と仲間が声をかけられたことにより制作が開始されました。

Fate/stay‐nightは、日本の「冬木市」にて数十年に一度現れるとされる、持ち主のあらゆる願いを叶える万能の願望機「聖杯」を求めて、7人の魔術師(マスター)は7騎の使い魔(サーヴァント)(それぞれのマスターが1騎ずつ)と契約し、聖杯を巡り「聖杯戦争」に臨みます。聖杯を手にできるのはただ一組であるため、マスターは最後の一組に残るために互いに殺し合います。

Fateは、物語の途中の選択肢を主人公である衛宮士郎(プレイヤー)がどう選択するかによってストーリーが計3ルートに分岐する方式が取られており、主に「Fate」(セイバールート)、「Unlimited‐Blade‐Works」(遠坂凛ルート)、「Heaven's‐Feel」(間桐桜ルート)の3つのルートがあるほか、Réalta‐Nuaで追加されたラストエピソードも存在しています。

劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」 Ⅱ.lost butterfly

Fateシリーズの衛宮士郎の名言・かっこいいセリフ一覧

この項では、Fate/stay‐nightの主人公、衛宮士郎の名言やかっこいいセリフ・名シーンなどを一覧でご紹介していきます。この一覧では、セリフを言ったシーンなども詳しく解説していきます。

名言①身体は剣で出来ている

このセリフは、衛宮士郎がUnlimited‐Blade‐Works(遠坂凛ルート)にて、英雄王・ギルガメッシュを倒すため、固有結界『無限の剣製』を発動する際の詠唱です。セイバーの宝具ではギルガメッシュの宝具と相性が悪いと、士郎は固有結界を展開し、自分がギルガメッシュと戦う覚悟を決め、最後の決戦に挑みます。アニメ版Fate/Unlimited‐Blade‐Worksでも衛宮士郎を代表する名言の一つです。

名言②俺には、セイバー以上にほしいものなんて、ない

これは、Fate(セイバールート)にてギルガメッシュと相対している時、セイバーに放った一言です。セイバーはギルガメッシュの攻撃で傷を負い、自分の身など案じず自分の命を大事にしてほしいと士郎に語りますが、士郎は「俺には、セイバー以上にほしいものなんて、ない」というのでした。セイバーへの気持ちをストレートに伝えている衛宮士郎が非常にかっこいいセリフです。

名言③自分を曲げる事なんて、出来ない

セイバーは、自分の治世によって滅亡した故郷の運命を変えるために聖杯を求めていました。もっとふさわしい誰かがいれば、国が滅亡することはなかっただろうと考えていました。対して衛宮士郎は10年前の大火災で自分以外のすべてを失っており、言峰綺礼は聖杯を使えばその日もやり直せると仄めかしますが、士郎は「俺は置き去りにしてきた物の為にも、自分を曲げる事なんて、出来ない」と語ります。

やり直したいと思うほどの悲惨な過去を経験しながら、それを肯定し、前に突き進むことを選んだ衛宮士郎にセイバーは衝撃を覚えます。セイバーは士郎のこの言葉を受け、自身もまた過去を肯定して前に進むことを決意したのです。"Fate"(セイバールート)にてセイバーの考え方を変えるきっかけになった衛宮士郎の名言です。

名言④自分には負けられない

これは、Unlimited‐Blade‐Works(遠坂凛ルート)にてアーチャーと対峙した際にはなったセリフです。正義の味方という自身の道を貫くため、士郎は「誰かに負けるのはいい。でも自分には負けられない!」と言い、アーチャーに挑みます。実力差があると知りながらも、かつて抱いていた理想に絶望し、それを否定した未来の自分自身を打ち負かすという士郎の覚悟が感じられるFateシリーズ屈指の名シーンです。

名言⑤あいつが好きだ

このセリフは士郎がセイバーへの想いを自覚した際にぽつりとつぶやいた一言です。士郎はセイバーに惹かれ惚れていましたが、実は無意識で、士郎本人には全くその自覚がありませんでした。ふと、セイバーのことで思い悩む自分に気が付きようやく、士郎はようやくセイバーに対する恋情を自覚することになるのでした。士郎のセイバーへの真っすぐな想いが、かっこいいです。

名言⑥ありがとう。おまえに、何度も助けられた

Heaven's‐Feel(間桐桜ルート)からの名言です。士郎の協力によりセイバーに勝利したライダーでしたが、未だ息のあるセイバーを前にトドメを刺さなければいずれ彼女は復活し、また最強の障害となる理解していた士郎はセイバーを殺す事を決意し、アゾット剣を振り下ろします。その決断をしても士郎の口から出た言葉は、敵に回ってもなお自分を守ろうとしてくれていたセイバーへの感謝の気持ちでした。

名言⑦俺は桜の為だけの正義の味方になる

隠してきた真実を知られ、泣き崩れる桜を抱きしめながら放った言葉です。他のルートを翻す「Heaven's‐Feel」を代表するシーンでもあります。イリヤの言葉に励まされ、「桜を失いたくない」という気持ちを自覚した士郎は万人の為の正義の味方を辞め、たった一人、桜の為だけの正義の味方になると誓います。衛宮士郎が万人のための正義の味方になるという理想を捨て、覚悟を決めたシーンです。

名言⑧約束の花を見に行こう

Heaven's‐Feel(間桐桜ルート)のトゥルーエンドで見られる最後のシーンです。いつか桜と約束した花見がついに叶い、それまで虐げられ続けてきた桜がようやく幸せになる事が出来た感動的なエンディングのワンシーンです。今まであまりにも不幸だった桜が、心から幸せそうに笑っていることを思うと、涙を流さずにはいられません。

名言⑨女の子が傷つくのはダメだ

セイバー(Fate)ルートで頻出するセリフです。頻繁に出てくるため、印象に残った方が多いセリフだと思われます。これまでずっとブリテンの王として戦ってきたセイバーですが、士郎は一人の女の子としてセイバーを扱います。士郎はセイバーの代わりに自分が戦おうとしますが、士郎はてんで戦力外にもかかわらずこのようなセリフを言うので、人によって迷言判定されてしまうことがあるセリフでもあります。

名言⑩夢は、こうして終わりを告げた

セイバー(Fate)ルート、ラストエピソードで見る事が出来るセリフです。「ただいま、セイバー」 「はいーーーおかえりなさい、シロウ」というやりとりの後に上記のセリフが続きます。この後エンディングが流れて物語は幕を閉じます。実はこのセリフの真相は明かされておらずファンによって様々な解釈の仕方があります。真相が気になる方はFate/stay‐nightをプレイしてみましょう。

SPECIAL「Fate/stay night」TVアニメ公式サイト

Fateシリーズのその他名言・名シーン一覧

この項ではヒロインであるセイバーや遠坂凛、その他サーヴァントたちの名言・名シーン・かっこいいセリフを一覧でご紹介します。

セイバーの名言・名シーン

召喚されたセイバーが召喚直後、迫りくるランサーを迎撃し、動揺する士郎に「問おう、貴方が私のマスターか。」と言い放つシーンです。『Fate/stay‐night』を象徴する名シーン・名台詞として非常に有名なシーンです。あまりにも有名な名シーンであるため、他のシリーズ作品やアニメ作品でもサーヴァントが召喚された際に似たようなセリフを投げかける例が見られます。

遠坂凛の名言・名シーン

遠坂臨の名シーンは「うん、わかってる。わたし、頑張るから。アンタみたいに捻くれたやつにならないよう頑張るから。きっと、アイツが自分を好きになれるように頑張るから……!」というシーンを選出しました。Unlimited‐Blade‐Works(遠坂凛ルート)終盤にてアーチャーとの別れ際、彼からかつての自分をよろしく頼むと託された時のセリフです。

既に世界と契約し守護者となったアーチャーに与えられる救いはないと理解したうえで遠坂凛はアーチャーの期待に精いっぱい応えるよううなずくのでした。凛とアーチャーの別れが涙を誘う感動的なシーンであり、このような言葉をかけられる凛の芯の強さが如実(にょじつ)に現れたかっこいい場面でもあります。

イリヤの名言・名シーン

最近では、外伝作品のプリズマ・イリヤの印象が強いイリヤですが、Fate/stay‐night本編でも様々な名シーンを残しています。イリヤと言えば、「やっちゃえ、バーサーカー」のセリフです。第五次聖杯戦争において最優がセイバーなら、最強はバーサーカーと言われるほどのバーサーカーは、イリヤがたったこの恐怖の一言をかけるだけで暴走列車のように暴れまくり、すべてを無に帰(き)してしまいます。

ランサーの名言・名シーン

さっぱりした気質で奔放ながらも面倒見がよく兄貴肌のランサーはかっこいい名シーンが多数存在しています。その一つが「この程度でくたばれるんならよ、オレは英雄になんぞなってねえ」のセリフです。言峰が凛を殺せという命令に3度目の令呪を使ってしまうとそこでランサーを押さえつけられなくなるため、言峰はランサーに「刺し穿つ死棘の槍」による自害を命じます。

しかし、それでも死なず生存していたランサーは、言峰の心臓を貫いてこの一言を発します。なおこの後もランサーはまだ息絶えておらす、凛を狙って現れた慎二に槍を軽く突き刺し追い払った上、自ら火のルーンを書いて城ごと己を焼く壮絶な最期を遂げています。ランサーの生きざまが現れているかっこいいワンシーンです。

ギルガメッシュの名言・名シーン

善属性を持ちながらも非道なイメージも強いギルガメッシュですが、アニメ作品であるFate/Zeroでは特にかっこいいシーンがあります。征服王・イスカンダルを下し、ギルガメッシュは「また幾度なりとも挑むが良いぞ。征服王」「時空(とき)の果てまで、この世界は余さず我(オレ)の庭だ。故に我(オレ)が保証する。世界ここは決して、そなたを飽きさせることはない。」と語ります。

「天地乖離す開闢の星」を開帳し、数多くの「王の財宝」を放ち、それでもなお進軍をやめなかったイスカンダルに対する称賛の言葉です。この後、ウェイバーにライダーのマスターか問い、「違う。ボクは――あの人の臣下だ。」と答えイスカンダルとの誓いを守ったウェイバーに「忠道、大儀である。努(ゆめ)その在り方を損なうな。」と続きます。

衛宮切嗣の名言・名シーン

正義の味方を志していた衛宮切嗣を象徴するシーンと言えば、「僕はね、正義の味方になりたかったんだ」晩年、切嗣が士郎に語りかけるシーンです。誰よりも正義の味方にあこがれた切嗣のこの憧れは士郎に受け継がれ、士郎も自分と同じように後悔しか残らない道を歩むのでないかと不安を懐いていた切嗣でしたが、語らいの中、切嗣は士郎は自分と違って初心を見失わないだろうと安心して息を引き取ります。

言峰綺礼の名言・名シーン

言峰の印象深いセリフと言えば、「こんな歪みが?こんな汚物が?よりにもよって言峰璃正の胤から産まれたと?ははははっ、有り得ん!有り得んだろうッ?何だソレは!?我が父は狗でも孕ませたというのか!?」という「この世全ての(アンリ・マユ)」によって引き起こされた大火災を見ての一言です。言峰のゆがみが引き起こした最悪の事件です。

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Fateシリーズに関する感想や評価は?

2019年1月19日より公開されている 劇場版『Fate/stay night [Heaven's Feel]II.lost butterfly』を見て、続きをが気になるという感想が見受けられました。劇場版Fate/stay night [Heaven's Feel]は3部構成になっており、最終章は2020年春公開予定となっておます。まだ前章を見ていない人はぜひ1・2章を見て最終章に臨みましょう。

こちらはアニメ版『Fate/Unlimited‐Blade‐Works』を見ての感想です。Unlimited‐Blade‐Worksでは衛宮士郎とアーチャーにスポットが当てられ、先が気になる展開、2人のやりとり、その想いに思わず心奪われてしまいます。

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Fateシリーズの名言一覧まとめ

ここでは、Fate/stay‐nightの名言を中心に一覧でご紹介しましたが、Fateシリーズにはこの一覧で紹介したもの以外にも非常にたくさんの名言、名シーン、かっこいいセリフがあります。この一覧を見てFateシリーズに興味を持った方はぜひゲームをプレイしたり、アニメ作品などを視聴してみることをお勧めします。

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