Fateのアーチャーの正体は衛宮士郎?伏線やキャラの共通点を考察

大人気アニメFate/Stay Nightシリーズ、Fateの衛宮士郎とアーチャーは同一人物なのか?アーチャーの正体は?という視点から、Fateアニメ内の伏線や同キャラの共通点や特徴を考察していきます。今やすっかり大人気アニメとなったFate/Stay Nightシリーズ。元々はアダルトゲームだったFate/Stay Nightシリーズは、ジャンルの枠を超えた超大作となったのには弓使いアーチャーと衛宮士郎に関係があった?このまとめではそんなFateの重要人物の2人のその謎に迫っていきます。

Fateのアーチャーの正体は衛宮士郎?伏線やキャラの共通点を考察のイメージ

目次

  1. Fateのアーチャーの正体は衛宮士郎?
  2. Fateのアーチャーと衛宮士郎の共通点・伏線
  3. Fateの各ルートのアーチャーと衛宮士郎
  4. Fateのアーチャーのかっこいい名言
  5. Fateのアーチャーに関する感想や評価は?
  6. Fateのアーチャーの正体まとめ

Fateのアーチャーの正体は衛宮士郎?

Fateシリーズとは?

奈須きのこさんがシナリオを担当するTYPE-MOONのデビュー作です。TYPE-MOONは「月姫」や「空の境界」などの人気作を輩出しています。始めは同人サークルとして2004年にPC用アダルトゲームが製作されました。後にシリーズ化がされ口コミや評価からその人気は広がっていきます。そして、現在は多様なシリーズ化がされえており2019年1月12日には「Fata/Heaven's Feel」が劇場公開され、その人気は高まっています。

聖杯戦争を巡る英雄王のストーリー

Fateは、マスターとなる魔術師とサーヴァントと呼ばれる英雄王がタッグを組み聖杯を奪いあう聖杯戦争をしていくストーリーとなっています。

Fateの原作がゲームということもあり、ルートに別れたシリーズ作品としてアニメで描かれました。①Fata/Stay night(セイバールート)→②Fate/stay night [Unlimited Blade Works](凛ルート)→③Fata/ZERO(Fata/Stay night前日譚)または、③→①→②の視聴もおすすめです。

また、③Fata/ZERO(Fata/Stay night前日譚)以降は公開済み作品「劇場版Fate/Stay night [Heaven's Feel]全編」の視聴をおススメします。今回は、Fateの重要人物衛宮士郎とアーチャーは同一人物なのか?という考察をしていきます。大人気アニメとなったFateのストーリーを通しての衛宮士郎とアーチャーの共通点や伏線を紹介し、また弓使いというキーとなる点を含め、Fateアーチャーの正体に迫っていきます。

Fateアーチャーのプロフィール

Fateで重要人物となる弓使いアーチャーのマスターは遠坂凛。アーチャーは、第五次聖杯戦争時の弓兵クラスのサーヴァントです。アーチャーが聖杯戦争に参加したのは、「正義の味方」を志英雄になった自分が永遠に続いていく苦痛から解放されるにはかつて「正義の味方」を求めた過去の自分を殺すことでした。そんなアーチャーの正体は衛宮士郎…?

アーチャーのカラーは赤。家事やガラクタいじりを得意とし、マスターである凛の執事的な仕事もしていました。アーチャーの淹れる紅茶は凛に評判です。不得手なものは「正義の味方」です。衛宮士郎を目の敵にしており、機会を伺っては殺意や闘士を燃やしています。Fate/Stay Night[UBW]でのアーチャーが一番活躍しアーチャーの素性が分かるシーンが多く含まれているのでアーチャーが気になる方はFate[UBW]をご覧ください。

Fate衛宮士郎のプロフィール

Fateでは重要人物で主人公の衛宮士郎は、衛宮切嗣の養子で、衛宮切嗣が夢見た「正義の味方」を本気で目指し奮闘しています。第四次聖杯戦争の冬木市での唯一の生き残りとして切嗣に貰われた士郎は、切嗣(Fate/Zero)亡き後5年後の第五次聖杯戦争でセイバーを召喚し闘いに参戦します。弓道部に所属していたため弓が得意(怪我の為退部)。また、ガラクタの修理を率先して引き受けたり、家では家事や料理が得意だったりします。

Fateのアーチャーと衛宮士郎の共通点・伏線

Fateのアーチャーとの共通点・伏線①眉毛の形

Fateのアーチャーの正体は?ということで、早速共通点や伏線を紹介していきます。衛宮士郎とアーチャーの共通点はずばり眉毛です。色は違えど形は一緒なのです。気が付いた方はいましたか?一見衛宮士郎とアーチャーの外見は一致しない箇所が多くあります。身長、体系、髪の色、肌の色、立ち居振る舞い等二人は対極にありますが、眉毛は同じなのです。この”眉毛の形”が一緒だと気が付いた方はかなりの観察眼を持っています。

Fateのアーチャーとの共通点・伏線②弓が上手い

Fataアーチャーとはその名の通り”弓使い”です。(Fateでのアーチャーとは名前ではなく属性の名前になります)衛宮士郎は、高校では弓道部に所属していました(怪我の為退部済み)。衛宮士郎は「化物みたいに上手かった」と言われるほど弓道の腕前は高く、アーチャーの”狙った獲物は必ず弓で仕留める”というコントロールと共通しています。このことからもアーチャーの正体は衛宮士郎だという伏線だと考えることができます。

Fateのアーチャーとの共通点・伏線③家事スキルが高い

アーチャーの特技はガラクタいじりや家事等です。凛の身の回りの世話は本編でも描かれています。それと同じく、本編では衛宮士郎家のことを全て自分でこなしていました。テレビアニメ「衛宮さん家の今日ご飯」の通り、衛宮士郎の料理スキルはピカイチと言えます。間桐桜が家事が得意になったのも衛宮士郎に教わった所以。また衛宮士郎は、生徒会長柳洞や他の生徒から頼まれた学内の備品整理や修理を率先して請け負っています。

Fateのアーチャーとの共通点・伏線④凛のペンダント

凛は父親の時臣から貰った赤いペンダントを身に着けています。(Fate/ZERO内で父親の時臣から受け継がれるシーンあり。)Fate/Stay Nightの冒頭、衛宮士郎は間桐慎二から言いつけられた弓道部の掃除をするため夜の学校に残っていた所を聖杯戦争を開始したランサーとアーチャーの闘いによって、聖杯戦争を見られたランサーから胸を突かれました。そんな衛宮士郎を凛がこの赤いペンダントを使用し救ったのです。

目を覚ました衛宮士郎は、ペンダントの存在に気付きそれを持ち帰ります。ですが、違うシーンでアーチャーがそのペンダントと同じものを持っていたのです。このペンダントは凛が時臣から貰ったたった一つの石です。同じ時期に2つあるはずがないのです。このことから、衛宮士郎の正体はアーチャーであるという伏線であることが考えられます。

Fateのアーチャーとの共通点・伏線⑤声当て無しのシーン

Fate#00プロローグでアーチャーの声当て無しのシーンがあります。それはランサーとの乱闘時のことでした。アーチャーが何かを呟き手に双剣が現れたのです。衛宮士郎は衛宮切嗣から少しの魔術を教わっており、筒状の物を強化し武器を作ることができました。その時に衛宮士郎が口にする強化の魔術が「トレースオン」なのです。この事からこの声当てのシーンでアーチャーが呟いたのは「トレースオン」だというのが濃厚でしょう。

Fateのアーチャーとの共通点・伏線⑥セイバーに対しての気持ち

衛宮士郎とアーチャーのセイバーに対して感情が同じだという点。アーチャーと衛宮士郎はお互いに「セイバーは英霊になるべきじゃなかった」というセリフをアニメ内で発言しています。そして、アーチャーと衛宮士郎はお互いにセイバーに対してリスペクの気持ちを持ち合わせていることも確かです。そんな2人は、知らず知らずのうちに信念や考え方が似ていることから同一人物であると推測されていました。

Fateのアーチャーとの共通点・伏線⑦ラストの前髪を下したアーチャーの顔が衛宮士郎と一致

Fateラストのシーンでアーチャーが前髪を下し笑顔になるシーンがあります。その顔は、誰もが知る衛宮士郎の顔そのものでした。このことからもアーチャーの正体が衛宮士郎であるという伏線の回収であったと考えられます。また、Fate/Stay Night [Unlimited Blade Works]内ではアーチャー自ら自分の正体が衛宮士郎であることを言及しています。

Fateの各ルートのアーチャーと衛宮士郎

Fate・セイバールート(Fate/Stay Night)の衛宮士郎とアーチャー

セイバールートであるFate/Stay Nightは、衛宮士郎とセイバーが恋仲になる内容です。アーチャーと衛宮士郎の仲は良くなく天敵でありました凛と共闘を組んだ衛宮士郎とセイバーの緊急時に守るという約束を守ります。ですが、物語の中盤イリヤスフィールフォンアインツベルンの城でバーサーカーと対峙時に消えます。一方、衛宮士郎は残った令呪で聖杯を壊すことをセイバーに命令し戦争は終わります。

セイバーは消える直前に衛宮士郎に気持ちを伝え、衛宮士郎も同じ気持ちだということを確認しました。セイバーの意識は過去へと戻り、エクスカリバーを湖に戻させ再び永い眠りにつきました。こうしてFate/Stay Nightでの衛宮士郎は日常に戻っていくというエンディングです。「いつか記憶が薄れても、セイバーが好きだったことはずっと覚えてる」という衛宮士郎のセリフが印象的です。

Fate・遠坂凛ルート(Fate/Stay Night [Unlimited Blade Works])の衛宮士郎とアーチャー

遠坂凛ルートであるFate/Stay Night [Unlimited Blade Works]は、遠坂凛と共闘組んで聖杯をとる為に奮闘するといった衛宮士郎とアーチャー2人の物語でもあり、また恋愛要素が1番少ない作品です。このルートでもアーチャーと衛宮士郎の関係は良くなく、「理想を抱いて溺死しろ」とまで言われてしまいます。このセリフは後にアーチャーの名言としてFateファンから人気になりました。

ですが、そんなことを言われても「正義の味方になりたい」という願望を抱いている衛宮士郎はアーチャーに憧れを抱いていきます。そんな中、アーチャー本人から衛宮士郎を殺すことが目的であることを知らされる衛宮士郎。そして、またしても本人から衛宮士郎はアーチャーであることを聞かされます。衛宮士郎が抱く正義の味方という理想は間違いだと言われます。

理想を追いかけた成れの果てが今の自分を作っていると訴えるアーチャーは苦しい衛宮士郎の末路を語ります。そして、衛宮士郎を形作った衛宮切嗣の願いまでも否定された士郎でしたが、衛宮士郎自身は今抱いている理想は間違えなんかではないと反論し、最後はアーチャーは今の衛宮士郎を認め消えていきます。こうしてFate[UBW]で日常に戻った士郎は、理想を追い求める事を新たに決心していったエンディングとなりました。

Fate・間桐桜ルート(Fate/Stay Night[Heaven's feel])の衛宮士郎とアーチャー

間桐桜ルートであるFate/Stay Night[Heaven's feel](以降HF)は、現在劇場版で絶賛公開されています。2020年春には続編も公開予定ですので、気になった方はぜひご覧になってください。Fate HFでは、衛宮士郎と凛は共闘関係を結ぶことはしませんでした。桜の兄である慎二から桜を守るために自宅で匿うことを決めた衛宮士郎。このルートでは桜が聖杯の器だった為、桜は後半につれ覚醒していきます。

アサシンよの戦闘時、セイバーは冬木を包み込みつつあった黒い影に飲み込まれオルタ化してしまい、衛宮士郎の手からはセイバーの令呪が消滅しました。そしてセイバーオルタとなったセイバーは衛宮士郎や遠坂凛、またアーチャーにまで牙を向けてくるのです。アーチャーの手助けもあり、その魔の手から逃げきった士郎たちでしたが士郎は腕を一本持っていかれてしまったのです。

アーチャーは、衛宮士郎を助けるために自らを犠牲にし左でを衛宮士郎に移植したのです。切嗣によって怪我を回復させるアヴァロンがあった士郎はアーチャーからの授かった腕で自らを修復できる力がありました。アーチャーの力も加わったことで実力以上の力を発揮することがでましたが、士郎と言峰綺礼以外は消滅。2人もやがて息絶えます。ですが士郎の魂は第三魔法により他の肉体へと移りFate/HFはエンディングとなりました。

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Fateのアーチャーのかっこいい名言

Fateアーチャーの名言①了解した。地獄に落ちろマスター

Fateアーチャーの名言①「了解した。地獄に落ちろマスター」、これは凛とアーチャーが遠坂邸の居間で話しているシーンでの言葉です。アーチャーを執事やお手伝いさんのような扱いをし、凛がアーチャーを召喚したことによって居間がめちゃめちゃになったことを指摘し掃除しておくようにと命令しました。サーヴァントを何だと思っているんだというアーチャーの問に「使い魔でしょ?」と返答した凛に対して放った言葉です。

Fateアーチャーの名言②現実で敵わない相手なら、勝てるものを幻想しろ

Fateアーチャーの名言②は、どんなに足掻いても所詮人間の衛宮士郎はサーヴァントに勝ち目はない、それならばサーヴァントに勝てるというイメージをすることで勝ちを取りに行くしかないだろう、というアーチャーの衛宮士郎への助言のセリフです。これの言葉は非常に哲学的でもあり、現実で太刀打ちできない相手でもイメージ(幻想)することによってその壁を超えることのできる力が少しでも備わるという明言でもありました。

Fateアーチャーの名言③イメージするのは常に最強の自分だ

Fateアーチャーの名言③、こちらは名言②と同様の意味合いでアーチャーが衛宮士郎に言ったセリフです。闘いが追い詰められた時、アーチャーは士郎「忘れるな、イメージするものは常に最強の自分だ。外敵など要らぬ。お前にとって戦う相手とは、自身のイメージに他ならない」そう助言したのです。投影魔術を使える衛宮士郎にとって最強の自分を常にイメージし危機的状況を打開する一手を打つ自分を作り上げることは重要な事でした。

Fateアーチャーの名言④正義の味方なんてものは、起きた出来事を効率よく片付けるだけの存在だ

Fateアーチャーの名言④「正義の味方なんてものは、起きた出来事を効率よく片付けるだけの存在だ」このセリフは、「正義の味方にになる」という理想を抱いている衛宮士郎に向けてアーチャーが放った言葉です。衛宮切嗣から受け継いだ信念である「正義の味方になる」という理想の成れの果てがアーチャーです。そんな過去の自分がいたが為に英雄王になってしまい苦しむ永遠を生き続けるアーチャーの皮肉も混じっています。

Fateのアーチャーに関する感想や評価は?

Fateのアーチャーに関する感想や評価①

Fateの視聴者にはこのような感想が度々見かけられます。それぞれFate/Stay Night、Fate/Stay Night[UBW]、Fate/Stay Night[HF]をご覧になった方はご存知、衛宮士郎は全員を救うことができなかったのです。衛宮士郎は一人しか救うことができなかった、「正義の味方になる」という理想を抱いたまま叶うことのできなかった苦しみを抱きながらアーチャーになっていた、という苦しい輪廻を生きていくことになります。

Fateのアーチャーに関する感想や評価②

「正義の味方になる」という理想を抱き奮闘する衛宮士郎を嫌うアーチャーですが、Fate/Stay Night、Fate/Stay Night[UBW]、Fate/Stay Night[HF]それぞれで衛宮士郎を手助けしていくアーチャーは、本音では士郎の願望を叶えたいという欲求も少なからずは持っているアーチャーはどことなく衛宮士郎の面影を感じられます。

Fateのアーチャーに関する感想や評価③

Fate/Stay Night、Fate/Stay Night[UBW]、Fate/Stay Night[HF]を通してアーチャーと衛宮士郎の存在、双方の葛藤や苦しみを考えると計り知れないものがあります。衛宮士郎には士郎の苦しみが、アーチャーにはアーチャーの苦しみがありました。2人の関係性を熟知したうえでもう一度Fateシリーズを見返すのもいいでしょう。

Fateのアーチャーの正体まとめ

ここまで、大人気アニメFate/Stay Night、Fate/Stay Night[UBW]、Fate/Stay Night[HF]の衛宮士郎とアーチャーの共通点や特徴、また2人が同一人物である正体を解説してきましたがいかがでしたでしょうか。Fateはプロジェクト拡大と共にFateシリーズを展開しています。Fateは奥深い作品であると共に、Fateを知らない人でもどんどん引き込まれる魅力的な作品Fateをぜひ周りの人にも勧めてみてはいかがでしょうか。

Fateプロジェクトは年単位での大規模なものになっていますので、今からでも遅くはありません!スマートフォンゲーム「Fate/Grand Order」も若年層にも人気なソーシャルゲームに成長してきました。Fate作品の楽しみ方は多岐に渡ります。サイト内にもFate関連の記事が多数ありますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。

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