【NARUTO】螺旋丸とはどんな術?千鳥とどっちが強い?種類や使用者一覧

ナルトが使う代表的な術の一つとして螺旋丸があります。螺旋丸は四代目火影の波風ミナトが作り出した会得するのが難しい術でもあります。ナルトは螺旋丸を自来也から受け継ぎましたが、ライバルであるサスケはカカシから千鳥を受け継ぎました。ここでは螺旋丸と千鳥はどちらが強いのか、どのくらい会得が難しいのかを紹介します。また、螺旋丸を使った技の種類や、強さの特徴、使用者一覧をまとめています。

【NARUTO】螺旋丸とはどんな術?千鳥とどっちが強い?種類や使用者一覧のイメージ

目次

  1. 螺旋丸とはどんな術?
  2. 螺旋丸と千鳥はどっちが強い?
  3. 螺旋丸の種類一覧
  4. 螺旋丸の使用者一覧
  5. 螺旋丸に関する感想や評価は?
  6. 螺旋丸についてまとめ

螺旋丸とはどんな術?

螺旋丸の術の概要

螺旋丸がどのような術なのかというと、チャクラを手のひらに集めて回転させ、玉のように形態変化させて相手にぶつける術です。ナルトやボルトは水風船を使って、チャクラをコントロールする修行をして螺旋丸を会得していました。チャクラの力が大きいと螺旋丸のサイズも大きくなるのが特徴です。

螺旋丸の術の威力

螺旋丸の術はチャクラを一点に集中して相手にぶつけるので、とても大きな威力があります。幼少期のナルトでも、水タンクを一撃で破壊してしまうほどです。

螺旋丸の術の応用力

螺旋丸は性質変化を加えることで、あらゆる応用がきく技になります。ナルトは風の性質変化を加えることに成功しています。さらに仙術を身に着けてからは、仙術チャクラと螺旋丸を組み合わせた技を使いました。

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螺旋丸と千鳥はどっちが強い?

螺旋丸と千鳥は、ライバル同士であるナルトとサスケがそれぞれ師匠から受け継いだ術です。ライバル同士である二人が使っている技なので、どちらが強いのかとネットでは長年考察されてきました。ここでは千鳥と螺旋丸のどちらの術が強いのか、比較してまとめました。

螺旋丸と千鳥の強さ比較①特性

まずは螺旋丸と千鳥の特性を紹介します。螺旋丸は性質変化を加えない術ですが、千鳥は、電流のように性質変化をさせたチャクラを片手に集めて相手にぶつける術です。千鳥は螺旋丸の派生のようなもので、螺旋丸に雷の性質変化を織り交ぜようとした時にできた術でもあります。

螺旋丸の派生とはいえ、螺旋丸にうまく雷の性質を取り入れられなくて出来たものなので、千鳥は全く別物の術です。ちなみに千鳥は、チャクラのエネルギーを集めた時に「チチチ」と千鳥がさえずるような音を出すことからその名前がつけられています。カカシは千鳥を使って雷を切ったという噂があり、そのことから雷切ともいわれています。

螺旋丸と千鳥の強さ比較②考案者

螺旋丸は尾獣が使う「尾獣玉」を参考に、ミナトによって開発されました。後にナルトが習得する風遁・螺旋丸のように、性質変化をすることを前提として作られていました。しかしミナトは性質変化を加える前に亡くなってしまいました。一方で千鳥は螺旋丸を扱うことができるカカシが考案しました。元々は螺旋丸に雷の性質変化を加えた術を作ろうとしていました。

ただ上手く雷の性質変化を加える事ができず、その代わりに千鳥が完成したのです。しかし、最初は動きが早すぎてカカシ自身、千鳥を扱うことができませんでした。千鳥はカカシが写輪眼を得て初めて扱えるようになります。つまり、オビトから写輪眼をゆずり受けたカカシやうちは一族のサスケでないと扱う事ができない術なのです。

螺旋丸と千鳥の強さ比較③会得の難易度

螺旋丸の会得難易度はAランクの超高等忍術だと自来也が言っています。Aランクの忍術はSランクの次に難しいとされており、会得するにはある程度の才能も必要とされています。そのうえ形態変化を加えた状態でAランクとされているため、性質変化を加えた螺旋丸はSランク相当だと思われます。一方でカカシやサスケが使う千鳥は会得難易度は詳しく言及されていません。

しかし、螺旋丸は才能や素質があれば会得することができますが、千鳥はうちは一族が持つ写輪眼を持っていないと会得することができません。さらにサスケがカカシから千鳥を習ったばかりの頃は、チャクラの消費量が多く、何度も使える術ではありませんでした。螺旋丸もそうですが、会得したとしてもチャクラを上手く使いこなさなければ戦闘で実用化できない術なのです。

そのためチャクラのコントロールが苦手なナルトは、螺旋丸を会得してもなお影分身の術でのサポートがないと攻撃として使いこなすことができませんでした。一方でサスケは元々チャクラコントロールの才能に長けていたため、たった一ヶ月で使えるようになっていました。だからといって螺旋丸のほうが会得難易度が高いとは言い切れません。

ナルトの息子であるボルトは、影分身に頼らずに短期間で性質変化を加えた螺旋丸を会得しています。そのため千鳥も螺旋丸も会得するまでにかかる期間は、その人物の力量も大きく関わってくる事がわかります。

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螺旋丸の種類一覧

螺旋丸にはとても多くの種類の技があります。特にナルトが性質変化を加えた螺旋丸が使えるようになってからは、元の螺旋丸を応用した多くの技が登場しています。実際に螺旋丸にはどんな種類の技があるのかをここではまとめています。

種類一覧①九尾螺旋丸

九尾螺旋丸とは、ナルトが尾獣化をした時の技です。ナルトの九尾の力が暴走し、赤いチャクラが一尾現れた状態で使いました。普段の螺旋丸とは違い、九尾の力を尾獣玉のように集めて放つ螺旋丸なので片手で撃つ事ができます。九尾のチャクラによって赤くなり、尾獣玉のように見えることが特徴です。

種類一覧②大玉螺旋丸

大玉螺旋丸は本体と補助の分身二人で、より膨大なチャクラを練ってつくる螺旋丸です。作られる螺旋丸のサイズも通常の手のひらサイズの2倍あります。火影になったナルトが、一人でさらに巨大な大玉螺旋丸を敵に叩き込むシーンもあります。

種類一覧③螺旋連丸

一人が両手にチャクラを集め、二人の分身が形態変化をサポートして螺旋丸を作り、螺旋丸をのせた両手を同時に敵に叩き込む技です。通常の螺旋丸の2倍の威力があるため、ペインを吹き飛ばすほどの大技でした。ナルトがペインに螺旋連丸を使った時は、仙人モードの状態でした。

種類一覧④風遁・螺旋丸

風遁・螺旋丸はミナトが作り上げたかった螺旋丸の完成形です。風遁の性質変化を加えた螺旋丸で、ナルトが会得した時は本体と二人の分身がそれぞれチャクラの放出・形態変化・性質変化を担当して作り上げました。風遁・螺旋丸は、円状の螺旋丸に風をまとっているのが特徴的です。

通常の螺旋丸に比べて威力が高く、風遁・螺旋丸と通常の螺旋丸を打ち合うと通常の螺旋丸が負け、手に火傷のような跡を残します。大人になった木ノ葉丸はさらにこの風遁・螺旋丸を極めており、一人で風遁・螺旋丸を作り出すことができます。

種類一覧⑤風遁・螺旋手裏剣

螺旋手裏剣とは、風遁・螺旋丸を強化したものです。螺旋丸の部分が核となっており、それを覆うように風のチャクラが形を成します。手裏剣状になった風のチャクラはすばやく回転し、細胞レベルで敵を破壊することができます。

風のチャクラが回転することで周囲に強風が巻き起こるのが特徴的で、その回転は写輪眼を使っても見切ることはできません。二年後でナルトは一人でこの術を使いこなしており、さらには手裏剣のように投げて相手に技をぶつけられるようになっています。

種類一覧⑥風遁・超大玉螺旋手裏剣

風遁・超大玉螺旋手裏剣は、風遁・螺旋手裏剣よりも多くのチャクラを練り上げて作ります。ナルトは九尾のチャクラを使っており、膨大な量のチャクラが必要とされる技です。

種類一覧⑦仙法・大玉螺旋丸

仙法・大玉螺旋丸は、大玉螺旋丸の時と同じく本体と分身の二人で作る技です。大玉螺旋丸とは違い、仙術チャクラを使っているため、威力が倍増しています。また、大玉螺旋丸は二人で打ち込む技ですが、仙法・大玉螺旋丸は一人でも持つ事ができます。

種類一覧⑧超大玉螺旋丸

超大玉螺旋丸は大玉螺旋丸よりも遥かに膨大な量のチャクラを使った巨大な螺旋丸です。ナルトは仙人モードの時に使っているので、仙術チャクラによって作られた螺旋丸の大技なのです。この技はナルトの他に自来也も使うことができます。超大玉螺旋丸のサイズは尾獣である九尾に匹敵するほどの大きさがあります。

種類一覧⑨仙法・超大玉螺旋多連丸

仙法・超大玉螺旋連丸は、螺旋連丸と大玉螺旋丸を組み合わせた技です。仙人モードの時に使っており、影分身達がそれぞれ作ったいくつもの大玉螺旋丸を一気に敵にぶつけます。

種類一覧⑩螺旋吸丸

螺旋吸丸は、尾獣化したナルトならではの大技です。九尾モードになったナルトがまとっている九尾のチャクラを使って敵を捕縛し、片腕で作った螺旋丸に敵を叩き込む技です。叩き込まれた敵は大きな爆発音と共に弾き飛ばされます。白ゼツのような数の多い敵を、一つの螺旋丸で一度に倒すことができます。

種類一覧⑪螺旋乱丸

螺旋乱丸はナルトが九尾モードの時に使った技です。通常サイズの6つの螺旋丸を一度に作り、複数に伸ばした九尾のチャクラで掴んで相手に叩き込みます。ナルトは四方八方から敵に囲まれた時に使っていました。

種類一覧⑫惑星螺旋丸

惑星螺旋丸は、穢土転生によって蘇った二代目土影である無に使われた技です。九尾モードで使用され、乱回転させた螺旋丸を惑星のようにいくつも発生させるのが特徴です。叩き込む時は、九尾チャクラを伸ばして敵へのリーチを短くしていました。

種類一覧⑬ミニ螺旋手裏剣

ミニ螺旋手裏剣は、ナルトが九尾モードのときに指一本で作る極小サイズの螺旋手裏剣です。指から放たれたミニ螺旋手裏剣は、敵に当たると通常の螺旋手裏剣と同じサイズに変化します。

種類一覧⑭仙法・熔遁螺旋手裏剣

仙法・熔遁螺旋手裏剣は、ナルトが六道仙術を会得した際に作られた技です。四尾である孫悟空が操る熔遁を使っているため、螺旋丸自体がマグマのように赤くなっています。マダラに使用した時はマダラを吹き飛ばすだけでなく、神樹も焼き尽くすほどの強力な技でした。

種類一覧⑮仙法・磁遁螺旋丸

仙法・磁遁螺旋丸は六道仙人モードになったナルトが、一尾の守鶴のチャクラを借りて作り出した技です。守鶴の得意とする封印術が組み込まれており、マダラを封印するために使われました。

種類一覧⑯尾獣玉螺旋手裏剣

尾獣玉螺旋手裏剣は、ナルトが六道仙術を会得後、九尾のチャクラを借りて作り出された技です。尾獣玉を核とし、その周りに螺旋手裏剣と同じように風のチャクラをまとわせます。当てると巨大な隕石を粉々にするほどの大きな爆発が起こります。

種類一覧⑰超尾獣螺旋手裏剣

超尾獣螺旋手裏剣とは、六道仙人の力を得たナルトが影分身をして、一尾から九尾までのチャクラを借りて作った螺旋丸を敵にぶつける技です。作中ではカグヤに対して使われました。

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螺旋丸の使用者一覧

螺旋丸は会得難易度がとても高い術ですが、扱うことができる忍者が主人公のナルトのほかにも数名います。どのような人物がどのくらいの期間で螺旋丸を会得しているのか、誰に教えてもらって会得したのかなどを紹介します。

使用者一覧①うずまきナルト

うずまきナルトは、師匠である自来也によって螺旋丸を会得することができました。自来也との3年間の修行の旅の中で使えるようになります。螺旋丸を会得してからはカブトに対して初めて使いました。

ただ、ナルトはチャクラのコントロールが苦手なため、螺旋丸を使う時は分身を作り、一人がチャクラを放出してもう一人が形態変化の役割をします。九尾モードの時は分身を必要とせず、手のように伸ばした九尾のチャクラでサポートして螺旋丸を作ります。

使用者一覧②自来也

ナルトに螺旋丸を教えた張本人であり、開発者のミナトを弟子とする自来也も螺旋丸を使うことができました。雨隠れの里に潜入していた時も、ペインとの対決で螺旋丸を使用しています。

使用者一覧③波風ミナト

波風ミナトが三年かかって開発したのが螺旋丸でした。ミナトは性質変化をさせる風遁・螺旋丸まで考案していたものの、開発までは至りませんでした。しかし、後に息子のナルトがカカシやヤマトとの修行で完成させます。

使用者一覧④はたけカカシ

はたけカカシも螺旋丸を使う事ができますが、ミナトと同じく性質変化を加えることはできません。なぜなら、カカシの写輪眼では形態変化まではコピーできるものの、性質変化まではコピーすることができないからです。カカシは雷の性質変化を加えようとしましたが上手くいかず、その後派生して出来たのが千鳥でした。

使用者一覧⑤猿飛木ノ葉丸

猿飛木ノ葉丸はナルトの弟子で、ナルトから影分身と一緒に螺旋丸を習っています。そのため、会得して間もない頃はナルトと同様に影分身で形態変化をサポートしながら技を使っていました。大人になってからは影分身を必要とせずに、一人で性質変化を加えた風遁・螺旋丸を使えるようになっています。

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螺旋丸に関する感想や評価は?

螺旋丸と千鳥を比べている方はたくさんいます。多くの読者は、主人公が使う螺旋丸のほうがかっこいいと思っている方が多いようです。しかし中には、派手さは螺旋丸のほうが上だけど、ビジュアルは千鳥の方がかっこいいと書かれている方もいました。また、小学生の時に千鳥と螺旋丸を真似して遊んだ経験があるという方も多数いました。それほど二つとも人気の術です。

ナルトの続編として連載されているボルトでは、もうサスケ以外に千鳥を使う人はいなくなるのではないかと心配する声もありました。唯一写輪眼引き継いでいる娘のサラダなら習得が可能です。ただ今後は、ナルトとサスケのように螺旋丸と千鳥が激突するシーンは見られないかもしれません。

螺旋丸はミナトから始まり、ミナトの師匠の自来也から弟子のナルトへ受け継がれました。その後ナルトは弟子である木ノ葉丸に、さらには木ノ葉丸から生徒であるボルトに引き継がれます。ボルトの師匠はサスケなので、二人の意志を受け継いでいるようだと感動している方もいました。

サスケが大蛇丸のところに行こうとするのをナルトが止めようとする戦闘シーンでは、螺旋丸と千鳥がぶつかり合う描写があります。まさに対立しているナルトとサスケを表しているようで、白熱する名シーンとして今でも人気です。ナルトとサスケの戦闘シーンはアニメのクオリティも高いと話題になりました。

螺旋丸で水タンクが破裂している場面が、とても印象に残っているという方がいました。今まで落ちこぼれだと思っていたナルトが力をつけ、サスケがひどく焦りを覚えた場面です。螺旋丸の威力が分かりやすく描かれており、ついサスケに感情移入してしまったという方もいました。

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螺旋丸についてまとめ

螺旋丸はミナトが開発し、ナルトが完成させた術でした。カカシが開発した千鳥と比較しても、とても強力な術です。作中で千鳥と螺旋丸は、対立するナルトとサスケの対となる術でもありました。ナルトは螺旋丸を極め、九尾モードや仙人モード、六道仙人モードなど、戦闘スタイルによって螺旋丸の技の幅を広げていきました。その後息子のボルトにも引き継がれてい術でもあります。今後も螺旋丸を使った新技に注目です。

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