【キングダム】昌平君は秦国の総司令官!裏切り漫画のラスボスになる?

中国春秋戦国時代を舞台にしたキングダムの中でも秦国の総司令官として登場するのが昌平君です。当初は呂不韋を支える四柱として登場したものの政が加冠すると同時に呂不韋を裏切り、政を支えています。キングダムは史実をベースにした物語なのでその史実を追いかけてみた人から昌平君がラスボスになるのではないかとさえ言われています。今回はキングダムの人気キャラクター昌平君について紹介します。

【キングダム】昌平君は秦国の総司令官!裏切り漫画のラスボスになる?のイメージ

目次

  1. 昌平君が登場するキングダムとは?
  2. 昌平君とは?
  3. 昌平君は裏切り者となる?
  4. 昌平君の史実とは?
  5. 昌平君のアニメ声優は?
  6. 昌平君に関する感想や評価は?
  7. 昌平君の裏切り・ラスボス考察や史実まとめ

昌平君が登場するキングダムとは?

キングダムの漫画情報

キングダムは2000年より集英社の発行する週刊ヤングジャンプにて連載されている古代中国の春秋戦国時代を舞台とした漫画です。2019年4月現在でも絶賛連載中で53巻までが発売、それぞれの単行本あたりの累計発行部数が3300万部を超えるという絶大な人気を誇る漫画です。その高い人気から実に様々なメディアミックス展開が行われている漫画でもあります。

その人気と史実をしっかりと織り交ぜた物語性を高く評価され、第17回手塚治虫文化賞マンガ賞を受賞するなど漫画としての評価も非常に高い作品です。

キングダムのアニメ情報

そんなキングダムですが2012と2013年の2度に分けてアニメが放送されています。各シリーズ40話前後も放送され、漫画でいう24巻付近、信が魏・趙・韓・楚の国境が複雑に入り組んだ地で李牧を見かける付近までの物語が展開されています。そこまでの多くのエピソードをCGアニメーションを中心に上手くまとめ物語が展開されました。

原作漫画でも多数の賞を受賞しているキングダムですが、アニメとしても第3回衛星放送協会オリジナル番組アワードでオリジナル番組アニメ部門最優秀賞を受賞するなどアニメとしても高く評価を受けています。

キングダム特設サイト|週刊ヤングジャンプ公式サイト

昌平君とは?

秦国軍の総司令官

秦国において、初登場時から軍事面での最高位である総司令官の座についているのが昌平君です。呂不韋が実験を取っていた時代から第一線で戦う蒙武とは違う形で呂不韋を軍事面で支える呂氏四柱の一角として戦略の立案を行っていました。2019年4月現在も政を支える総司令官として戦略の立案を行う立場にあります。

嫪毐の乱を鎮圧し活躍

そんな昌平君が呂不韋の意思とは別に動いているのが目に見えてきたのが嫪毐の乱です。当時、秦国は趙の李牧が画策・実現させた合従軍をなんとか退けたばかりで疲弊していました。そんな時に手を差し伸べたのが大后です。大后は金銭を送る見返りとして愛人となっていた嫪毐と共に半ば独立国のような毐の設立を認めるように迫ったのです。

秦から見れば重大な裏切りであり反乱と言えるこの乱を鎮圧したのが昌平君です。これはキングダムの作中でもそうですが、史実にも昌文君と共に昌平君がこの乱を鎮圧したと記載がある出来事として語られています。この活躍によって政から信頼を得たと言えるエピソードです。

呂不韋との決別

元々呂不韋にとっては忠臣とは言えない動きを見せていた昌平君。その昌平君が完全に呂不韋と袂を分かち決別したのが上記の嫪毐の乱鎮圧前後、政が成人して正式に秦王に戴冠した時です。それまでは自分の意思にそわなくてもそれが秦の、自分の立場を守る為であると考えれば黙認していた呂不韋が不快感を示しますが、問答の必要はないと決別を言い渡すのです。

元々は呂不韋の力もあって総司令官の立場に付いたと思われる昌平君ですが、呂不韋の元を離れる以前から政に協力的だった事もあってその後も総司令官として引き続き活躍。後に各国相手に覇を唱える政の頼れる左腕として引き続き総司令官という立場から秦を支えていく事になります。

禍燐との関係は姉弟?

合従軍の後の楚国で宰相の立場についている大将軍禍燐ですが生き別れの弟がいる事を匂わせる発言をしておりそれが昌平君なのではないかと憶測をよんでいます。禍燐自体は歴史にはその記述がないキングダムオリジナルのキャラクターですがその過去が語られそうになったシーンがありました。その時点で楚に属さない関連する人物という事で昌平君が弟なのではないかという説が唱えられているのです。

詳しくは後述しますが、実は昌平君は楚とかなり深い関わりを持っているキャラクターでもあります。あくまでもまだ憶測の段階であり、キングダム作中でその事にふれる描写はないので今後見ものになる展開の1つです。

実費で軍師養成学校を開設

昌平君は秦軍の総司令官という自身の立場とは別にその立場から得られるであろう資産を軍師養成学校の設立と運営に使っています。これは個人で行っている事であり呂不韋は関与していません。この軍師学校は呂不韋の四柱時代から存在し、そこの卒業生には蒙武の子であり自身も楽華隊の隊長である蒙恬、卒業後はそのまま即金として昌平君に仕える蒙毅、後に飛信隊の軍師となり飛信隊の飛躍のきっかけとなった河了貂などがいます。

しかも単にお金を出しているだけというわけではなく自身が教鞭を取る事もあり、さらには同じ呂氏四柱の一人で、秦の前王昭王時代には宰相も務めた蔡沢を講師に招いたりとかなり熱心に教えているようです。またこの時に出来た繋がりを活かし河了貂を通して加冠の儀での政の危機を飛信隊に教えるなどもしています。食客を抱える一面もあり、かなり人を重視した考え方をしているのが昌平君です。

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昌平君は裏切り者となる?

ラスボス説①本当の名前が分からない

これは昌平君に限った話ではありませんが、昌平君というのは「称号」であって本名ではありません。キングダムに登場する~君という名は多くの場合本名ではありません。その由来については諸説ありますが「昌平」という地を与えられていたからなどという説が多いです。また~君というのは死後に呼ばれる事も多いようですが昌平君に関しては当時から昌平君と呼ばれていたようです。

何故そのように呼ばれていたのかを史実と照らし合わせて考えた時に昌平君がラスボスになるのではないかという説が浮上するのです。昌平君の本名、名前に関してはいくつかの説がありますがその氏は「熊」ではないかと言われているのです。それは楚の王族の氏でもあります。それを意識させない為に普段から昌平君と名乗っていたのではないかと考えられているのです。

ラスボス説②呪いまみれの予言

後ほど詳しく紹介しますが秦は楚との大戦に勝利します。もちろんその戦略を考えたのは昌平君です。この大戦の中で行われた1つの戦いで現時点ではまだ名前しか登場していない楚の筆頭大将軍である項燕が滅ぼされる楚を思い死ぬ間際に「たとえ三戸になっても秦を亡ぼすは楚なり」と遺言めいた予言を残しました。この予言に導かれるようにして昌平君は秦を裏切り楚についてしまうのです。

この頃の昌平君はかつて呂不韋がついて相国という国王に次ぐNo2の席についている状態で同時に総司令官という軍事面を司る立場もありかなり大きな権力を持っていると言えます。そんな権力やこれまで築き上げてきた信頼、その全てを捨てでも秦を裏切り楚につく事になるという構図はキングダムの作品的にも確実に盛り上がる事から昌平君がラスボスになるのではないかと言われているのです。

ラスボス説③昌平君は生き残る?

昌平君はこの裏切りによって史実であれば秦が楚を滅ぼす際に死んでしまっています。しかし仮にキングダムの物語の結末を「秦が中華を統一するまで」と考えるのであれば実はこの楚との大戦が最後の戦いではありません。史実では楚との大戦の後、残った燕と既に滅ぼされた趙の王族が作った代という国の連合軍を滅ぼし、最後に斉を滅ぼして秦が中華統一を果たすという流れになってています。

斉に関しては既にキングダムでも語られているように他の国を滅ぼした場合には降伏するような旨の発言が非公式とは言いながらも登場している事から見ても最後の戦いになると予想されるのは燕と代の連合軍戦です。この燕と趙の事実上の継承国である代には合従軍の面々も多いですがそれだけでは合従軍の時と代わり映えもしなくなってしまいます。そこで考えられているのがそこに昌平君が加わるのではないかというラスボス説です。

ラスボス説④秦国は滅亡する?

史実では秦は中華を統一する事に成功するわけですがその治世は残念ながら長くは続きません。中華統一からわずか15年後、政から数えて3代目の皇帝の時代に復興した楚によって滅ぼされてしまうのです。昌平君がラスボスとして楚で死ぬ場合でも生き残って連合軍に加わる場合でも最終的に死ぬ事に変わりはありません。しかしその後には政を初めキングダムの主要なキャラクターも表舞台から去っている時代の出来事になります。

史実としてはその後も歴史が続き一時の群雄割拠から漢時代、そして三国志と言われるような時代に進んでいきますが、キングダムはあくまでも秦が中華統一を果たす物語であり、主人公である信が大将軍になる物語なのでそこまで描かれることはないはずです。そういった意味でも楚との大戦、或いは連合軍戦が最後の大戦になると思われ昌平君がラスボスになるのではないかと言われているのです。

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昌平君の史実とは?

史実①楚との大戦

キングダムの作中でも趙から黒洋を奪取したりと徐々に勢力圏を広げようとしている秦ですが、史実ではその後も勢力圏を広げていきついには国を滅ぼすようにさえなっていきます。そうして行われたのが大国である楚との大戦です。一国同士の戦いという意味では春秋戦国時代最大の戦いと言えるこの大戦は史実では最終的には蒙武と王翦によって秦の勝利で幕を閉じています。

もちろん全戦全勝だったわけではなく細かく戦いを見ていくと秦が負けている戦いもあったりしますが、そんな戦いを描いたのがこの時点ではまだ総司令官であるはずの昌平君だと推察されています。推察という言い方なのは、史実の歴史書などでは蒙武や王翦など最前線にたった将軍の名前は上がっていても基本的に大臣サイドである秦軍総司令官の昌平君の名前が上がる事がかなり限られているからです。

史実②楚の王族(公子)

これは楚の時だけに限った話ではありませんが秦は各国の王を捕らえる事でそれぞれの国を滅ぼしたとしており、上記の大戦の結果、その時の楚の王である負芻を捕らえて楚を滅ぼしています。これに反旗を翻したのが上記でも名前を紹介している楚の筆頭大将軍である項燕です。項燕は楚滅亡の時点で既に総司令官から外されていた昌平君を次代の王として立てようとしたのです。それには昌平君の出自が関係しています。

実は昌平君は六大将軍を率いた昭王の娘とその当時の楚の王であった考烈王の子供なのです。つまり楚の王族であり秦の王族でもある存在なのです。考烈王は元々その父王である頃襄王の時代に人質として秦で過ごしており、その頃に昭王の娘と結婚、昌平君が生まれています。しかし頃襄王が崩御すると秦を抜け出して楚に帰国、楚の王に就こうとします。昭王はもちろん怒りましたが、そのかわりとして人質となったのが昌平君なのです。

ちなみにこの考烈王が秦を抜け出し楚に逃亡する際に自らの命を賭けて昭王を説得したのが合従軍編で楚国宰相、総大将となった春申君だったりします。春申君はこの説得の成功で楚での地位を一気に高める事になったのです。そうして昌平君は人質として秦で過ごす事になります。幼少期を他国で過ごすという意味では政と似ている部分もありますが、昌平君は秦からみても王族なのでその扱いはそこまでひどくはなかったと思われます。

ここからは考察ですが人質の身ではいくら秦が外国人であっても積極的に登用する姿勢を取っているといっても己の才覚だけで出世するのは不可能と言えます。そんな昌平君を見出したのが呂不韋です。或いは昌平君は己が出世する為、そして才覚を示す場を得る為に呂不韋を利用しているくらいの感覚だったのかもしれません。四柱と言われながら呂不韋の意思よりも国を優先する姿にはその辺りが影響している可能性すらあります。

史実③楚へ帰還し王となる

いつを持って楚に属したと考えるかは難しい所ですが、少なくとも紀元前226年、昌平君は楚攻略の議論の中で政を諌めた事でその地位を失い、既に秦が攻め落としていた楚の旧都である郢陳という場所に送られていました。これは韓の反乱とその粛清に郢陳の民が動揺を示した為で、楚の王族である昌平君の立場を利用した為です。この時点ではあくまでも秦に属した状態で派遣されているという状態です。

史実④死去する楚王

楚の王である負芻が秦に捕らえられて死亡すると昌平君は項燕に引き立てられて秦を裏切り楚の王となります。史実では紀元前223年の事です。とは言っても既に楚はかなり瓦解していると言ってもいい状態で結局王としてしっかりと国を統治する事はなく、蒙武、王翦の連合軍相手に戦って破れています。

史実⑤昌平君の裏切り

昌平君が秦を裏切り、楚に帰り王になったというのは紛れもない史実での出来事で、それに関するエピソードも残っています。当初、楚攻略を進めているのは信と蒙恬でした。紀元前225年、昌平君がいる郢陳で反乱が発生、信がこれを討ちに向かいますがそこを項燕に奇襲されて大打撃を受けてしまうのです。このエピソードはその後の昌平君が王に着く事実から考えると予め示しを合わせていた可能性すらあります。

事実この奇襲で大打撃を受けた進軍は一時的に撤退。楚は一部とはいえその領地を取り戻す事に成功しているのです。この時期に秦から領地を取り戻す事が出来た例はこの例と李牧によるものしかない事を見ても内部の反乱を偶然項燕が利用しただけとは考えづらいです。

またこれはキングダムを読んだ読者の間で、昌平君は実はもっと前々から裏切りを重ねていたのではないかという考察もあります。昌平君は既にキングダムの中で「自分も中華統一を夢見る男の一人」だと語っています。この時のセリフだけを見ると同じ夢を抱く政に忠誠を誓うセリフにも見えますが或いはそこには「自分が」という思いがあり、その為に秦の力を利用して統一に向けて動かしていたのではないかという説もあるのです。

ただ史実の相国を罷免された事実も合わせて見てみるとその罷免された事をもって裏切り、楚に戻る事を決意したのかもしれません。この辺りはキングダムではどのような解釈で描かれる事になるかは実際に書かれてみるまで分からない事と言えます。ただ思いはどうあれ秦を裏切りラスボスとして立ちはだかる事になるのは間違いないのではないでしょうか?

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昌平君のアニメ声優は?

昌平君の声優は諏訪部順一

今後の活躍、そして裏切りからのラスボス化が気になる昌平君ですが、長くなっているキングダムの連載の中では比較的最初期から登場しているキャラクターという事もあってしっかりアニメにも登場しています。昌平君の声優を務めたのは1995年から声優、ナレーターとして活躍する諏訪部順一さんです。

20代の頃は主にナレーターとしての活躍が多く、テレビ番組やCMを忠臣に仕事を展開、さらにはラジオのDJとしても人気を集めていました。もちろん声優としてもデビュー当時から活動していましたが出演作はそこまで多くはありませんでした。そんな諏訪部順一さんは2002年放送のアニメ「テニスの王子様」の跡部景吾役をきっかけに声優としてもブレイク、以降一気に声優としての出演作が増えていく事になります。

諏訪部順一の出演作品

諏訪部順一さんはその演技力の高さから少年役から大人役まで幅広くキャラクターを演じています。2004年放送の「鋼の錬金術師」のグリード役、2006年放送の「BLEACH」のグリムジョー役、同じく2006年放送の「Fate/stay night」のアーチャー役、2008年放送の「ヴァンパイア騎士」の架院暁役など作中でも比較的活躍の多いライバルキャラや準主役級のキャラを演じる事が多いです。

近年ではそれらに加えて主演を務める機会も増えており、最近出演した作品では、2015年放送の「食戟のソーマ」の葉山アキラ役、2016年放送「僕のヒーローアカデミア」のイレイザー・ヘッド/相澤消太役、2017年放送の「将国のアルタイル」のアビリカ役、2018年放送の「ジョジョの奇妙な冒険黄金の風」のレオーネ・アバッキオ役などで出演しています。

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昌平君に関する感想や評価は?

ここからは昌平君に対しての感想や評価について紹介していきます。登場時からカッコいいという声が多いキャラクターである昌平君ですが、キングダムという史実を元にした物語という事もあってその評価は現在はもちろんですがこの先どうなるのかというものが多くなっています。

元々イケメンキャラとしても人気が高い昌平君ですが、それが際立ったシーンとして言われるのが呂不韋に決別を伝えるシーンです。明確に自分の意志を示すシーンであり、昌平君の存在感を大きく示したシーンであるとも言えます。

秦の総司令官である昌平君が秦を裏切り楚の王となってしまうのは紛れもない事実です。キングダムにはもちろんオリジナルのキャラクターも多くいますが、それらのオリジナルのキャラクターを絡める段階であってもそのあらすじの大筋は史実から変わっていません。この先もこれまでのそういった路線が変わらないとすると昌平君は秦を裏切り楚の王になってしまう事になります。

加えて昌平君の場合、オリジナルキャラクターである禍燐の過去のエピソードなどより楚との繋がりを匂わせるエピソードもキングダムで描かれている事もあって、何かしら考えられているのではないかとする声が多くなっています。

キングダムを1つの作品として見ると昌平君の最後はあんまりだとする声も多いのが事実です。一方で秦の内情を隅々まで知り尽くしていると言える昌平君が裏切りラスボス化するのであればそれほど驚異と言える敵がいないのも事実です。

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昌平君の裏切り・ラスボス考察や史実まとめ

昌平君は連載開始当初から秦の総司令官として秦軍の戦略を考えるキャラクターです。しかしキングダムの史実を大切にするこれまでの流れ、さらには細かなエピソードなどから昌平君が裏切りラスボス化するのではないかと考えられているキャラクターでもあります。キングダムの最後をどこにするのかという点も考慮する必要がありますが、その可能性が全く無いとは言えないキャラクターです。

まだ少し先の話にはなりますが人気漫画であるキングダムを考えると少なくとも秦が中華統一を果たすまでは連載されるはずです。それまでの長い間、秦軍の総司令官として昌平君は活躍してくれるのもまた間違いありません。どのような形で昌平君が裏切る事になるのか、或いは昌平君と関係の深い蒙武や河了貂などの思いが描かれる事になるのか今後も注目していきたい所です。

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