ワンピースのクロッカスと酒を飲んでいた扉絵の人物を予想考察！シキ？ワノ国の侍？

大人気漫画『ワンピース』は多くの伏線があることでも知られる人気漫画ですが、扉絵を使って本編とは違ったサイドストーリーを描くことでも有名です。この扉絵シリーズは本編で重要な意味を持つことも多く、ワンピースの注目ポイントの一つとなっています。ここではクロッカスが登場する扉絵を紹介する前に、『ワンピース』の基本情報やクロッカスの情報について見ていきましょう。

『ワンピース』は漫画家・尾田栄一郎によって1997年34号から現在に至るまで連載されている誰もが一度は名前を聞いたことがある大人気漫画です。海賊王を目指す少年・ルフィを主人公にした王道冒険漫画として大ヒットを記録しており、全世界累計発行部数は2019年3月の時点で4億5000万部を突破しています。2015年には『｢最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ』としてギネス記録に認定されています。

アニメ『ワンピース』は1999年にフジテレビ系で放送開始しました。2000年には劇場版映画が公開され、その後定期的に映画が公開されている。2009年12月には原作者・尾田栄一郎が監修した劇場版第10作『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』が公開されて、興行収入48億円を突破する大ヒットを記録しています。単行本は2019年3月現在で92巻出版されています。

ここでは原作者・尾田栄一郎について見ていきましょう。尾田栄一郎は1992年、高校在学中に『月火水木金土（つきひみずきこんどう）』というペンネームで投稿した短編『WANTED!』で新人賞の手塚賞に準入選し、1993年には『一鬼夜行』が1『0月期第104回ホップ☆ステップ賞』に入選するなど若手のころから高い評価を受けていました。その後、甲斐谷忍・徳弘正也・和月伸宏などの漫画家のアシスタントを務めています。

アシスタント時代に描いた『ROMANCE DAWN』が読み切りとして連載され、この漫画が『ワンピース』の原型となっています。1997年には『ワンピース』の連載が開始し、現在まで連載を続けています。尊敬する漫画家に『ドラゴンボール』で知られる鳥山明を挙げており、作品の随所に影響が見られます。同時期に『週刊少年ジャンプ』に連載していた『トリコ』の島袋光年や『NARUTO -ナルト-』の岸本斉史とは親交があります。

現在、『週刊少年ジャンプ』に連載されている『ワンピース』は『ワノ国編』に突入しています。『ワノ国編』は原作者・尾田栄一郎が長年描きたいと言っていたストーリーであり、日本をモデルにした島での冒険が描かれています。ファンは『ワノ国編』で多くの謎が解けると予想しており、注目のエピソードになると言われています。

『クロッカス』の基本情報について見ていきましょう。クロッカスが初登場したのは、ルフィたちがグランドラインに入り双子岬に着いた時でした。クロッカスはそこで『ラブーン』というクジラと共に双子岬で灯台守をしていました。『ラブーン』はある海賊から預けられたクジラであり、彼らがグランドラインを一周してくるまで世話をする約束をしていました。しかし、その海賊は戻ってくることはなく50年の月日が経っていました。

50年の間にクロッカスはその海賊団を探すために、後に『海賊王』と呼ばれるゴールド・ロジャーの船に乗りグランドラインを制覇しています。その際は船医として航海しており、不治の病を患っていたロジャーの体調管理を任されていました。ルフィたちに最終目的地『ラフテル』の情報やログポースをくれるなど、ルフィたちにとっても貴重な情報をくれた恩人となっています。

• 名前：クロッカス
• 年齢：73(初登場時：71)
• 身長：203cm
• 職業：元ロジャー海賊団船医、灯台守
• 血液型：XF型
• 覇気：見聞色
• 出生地：グランドライン
• 誕生日：1月4日
• 声優キャスト：納谷悟朗
• 懸賞金：不明

『ワンピース』では麦わらの一味の懸賞金額が変わったり、ルフィが二年間の修業を終えた『新世界編』に突入した時などに扉絵で過去にルフィたちが出会った人々の現在の様子が描かれてきました。その中にはクロッカスが含まれていることがあり、今回話題になっているクロッカスと何者かが酒を飲む扉絵もこうしたタイミングで描かれたものです。

問題の扉絵は『ワンピース』64巻第631の扉絵シリーズ『世界の甲板から』のボリューム16「双子岬」です。この扉絵は『新世界編』が始まった時に描かれた扉絵であり、ボリューム16『双子岬』ではクロッカスと謎の人物が酒を飲む光景が描かれています。

こちらはカラー版ですが、髪は金髪で男である事が分かります。さらにクロッカスは親しげな笑顔を見せており、敵対している人物ではないことが分かります。この人物が誰なのかはファンの間でも意見が分かれています。

扉絵の場所を見ていきましょう。タイトルが『双子岬』という事もあり、『双子岬』で酒を飲んでいると見られています。実際、彼らの背後にはラブーンが映り込んでおりこうした事でもこの場所は双子岬であることが分かります。

この扉絵が『週刊少年ジャンプ』に掲載された時、この人物についてファンの間ではこの人物が誰なのか議論になりました。様々な名前が挙がりましたが、カラー版が出版されるとある人物の名前が挙げられるようになりました。ここではネット上で最も有力とされている人物について見ていきましょう。

ネット上では扉絵の人物は『金獅子のシキ』ではないかという声が多く挙がっています。『金獅子のシキ』というのは劇場版第10作『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』に登場する伝説の海賊で、全盛期にはゴールド・ロジャーや白ヒゲなどと肩を並べた実力者です。劇場版第10作『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』は原作者・尾田栄一郎が監修しているので『金獅子のシキ』は原作にも実在するキャラクターとなっています。

『金獅子のシキ』について見ていきましょう。シキはゴールド・ロジャーが活躍していた頃に活動していった大海賊であり、『フワフワの実』の能力者です。その実力は後世に語り継がれるほどであり、ロジャーが逮捕されたときに海軍を襲撃しインペルダウン送りになりました。しかし海楼石の錠を外すために自らの足を切断し、インペルダウン脱獄しました。『空飛ぶ海賊』と言われ一時は『四皇』に匹敵する戦力を持っていました。
 

• 名前：シキ
• 通り名：金獅子のシキ
• 懸賞金額：不明
• 職業：船長
• 能力：悪魔の実「フワフワの実」
• 出身地：不明
• 声優キャスト：竹中直人

『金獅子のシキ』は劇場版の登場人物でありながら原作ファンにも人気の高いキャラクターであり、再登場が望まれているキャラクターでもあります。そのため『金獅子のシキ』が登場したのではないかとネット上には驚きの声が広がりました。しかし、『金獅子のシキ』説を否定する声もあり、ここからはそうした否定説を見ていきましょう。

シキではない説を唱えるファンが主張するのは『毛髪の長さ』です。『金獅子のシキ』といえば、足には２本の刀『桜十』と『木枯し』が刺さっていて、頭には舵輪が突き刺さっています。しかし扉絵ではちょうど見えないようになっているので、そこからは判断できません。しかし、髪は過去の登場時よりも短くなっているため、『金獅子のシキ』ではないと主張しています。

『金獅子のシキ』は映画『STRONG WORLD』でルフィに敗北して、インぺルダウンへ投獄されていると推測されています。そのため『新世界編』のこの時点で『金獅子のシキ』がグランドラインの『双子岬』にいるのはおかしいというファンもいます。しかし、インぺルダウンは黒ヒゲの手によって多くの囚人が逃亡しており、『金獅子のシキ』も逃亡しているのではないかと言うファンもいます。

『金獅子のシキ』でないと主張するファンは『クロッカスとの関係性』にも注目しています。クロッカスはゴールド・ロジャーの一味であり、彼らと『金獅子のシキ』が戦ったことで知られる『エッド・ウォーの戦い』にも参加しています。そのため『金獅子のシキ』とは敵対関係にあり、月日が経ったとしても酒を酌み交わすほど仲が良くなるとは思えないと言われています。

クロッカスと酒を飲む人物は誰なのかという答えの候補はまだいます。最近有力だと言われて始めたのは『ワノ国の侍』説です。現在『ワンピース』は『ワノ国編』に突入しており、『ワノ国の侍』説が濃厚になってきています。それは『ワノ国』編に登場したある人物がクロッカスといる人物と類似していることが根拠となっています。ここでは『ワノ国の侍』説について見ていきましょう。

クロッカスと酒を飲んでいる人物が『ワノ国の侍』だいう説が出てきたのは『ワンピース』920話のあるシーンが原因です。そのシーンでは錦えもんやカン十郎たちと共に写っている人物の後ろ姿がクロッカスと一緒にいる人物に酷似していることでした。このシーンが連載されると、瞬く間に『ワノ国の侍』説が広がりました。ワノ国の光月おでんは海賊王のクルーであったためにクロッカスと知り合いであってもおかしくはありません。

二枚目の画像では笠の柄が見えるようになっています。この柄がクロッカスと一緒にいる人物の柄とそっくりだと話題になりました。さらに、この人物が被っている笠は『ワノ国』で作られている笠だと言われているので、こうした点からも『ワノ国』の人物である可能性が指摘されています。

『ワノ国編』で登場した『赤鞘9人男』に1人と思われる『河松』が扉絵の人物の正体ではないかと噂されています。『河松』は最近出てきたキャラクターであり、まだその姿は確認できていません。しかし、回想シーンで出てきた笠を被った人物は『河松』であるとされているので、クロッカスと酒を飲んでいた人物も『河松』であると推測されています。

『河松』もロジャー海賊団のクルーであったとされているため、クロッカスとも面識があります。そのためクロッカスと酒を飲んでいても不思議はありません。

『ワノ国の侍』説を否定する声も出ています。その根拠はこの人物の体格です920話の人物の体格はかなり大きく、雷ぞうに近い体格をしています。さらにこの人物はミンク族であったとも考えられます。そう考えると扉絵の人物はクロッカスと変わらない体格をしているのでワノ国の侍ではないというファンもいます。いずれにしろ有力な候補者であることは間違いありません。

しかし『河松』であると仮定すると、彼はカイドウの労働施設に監禁されているため扉絵の人物と同一だとするのは無理があるのではないかという説もあります。13年間、幽閉されていたと考えると『河松』がクロッカスと酒を飲むことは不可能であり、『河松』説を否定する声もあります。いずれにしても、『ワノ国の侍』説は他の説と比べても有力な証拠が揃っていることは確かです。

扉絵に描かれていた人物の候補はまだいます。有力とされているのは『金獅子のシキ』や『ワノ国の侍』ですが、ネット上には多くの候補が挙がっています。主な候補者は三人います。どの候補者もクロッカスとは所縁のある人物なので、有力視されています。特に、ロジャー海賊団で一緒にいた人物は有力視されており、候補者の中にも含まれています。

ファンの胸を熱くしている説の一つは『キャラコのヨーキ』説です。『キャラコのヨーキ』とはルフィの仲間であるブルックの所属していたルンバ―海賊団の元船長です。ルンバ―海賊団は双子岬のラブーンをクロッカスに預けた海賊団であり、ラブーンが長年待ち続けている海賊でもあります。クロッカスは彼らを探すためにロジャー海賊団と航海していた時期もあるなどクロッカスとは縁の深い人物です。

扉絵の人物が『キャラコのヨーキ』であると主張する説の根拠は『キャラコのヨーキ』の風貌などにあります。それは彼の髪の色が扉絵の人物と同じという事であることです。確かにヨーキは死んでしまったはずですが、彼が死んだという明確な描写がなく扉絵の人物が羽織っているマントがルンバー海賊団のマストに似ていることも根拠の一つとなっています。

さらにロジャー海賊団の一人『スコッパ―・ギャバン』も有力な候補者の一人です。彼はロジャー、レイリーと共にロジャー海賊団として活躍した船員であり、ロジャー海賊団のクルーの中でも名前が明かされている数少ないクルーの一人です。ゴールド・ロジャーは『金』であり、シルバーズ・レイリーは『銀』、スコッパー・ギャバンのスコッパーとは『銅』を表すためギャバンはロジャー海賊団でも重要な人物であると言われています。

クロッカスは3年ほどロジャー海賊団にいたので、ギャバンとは旧知の仲です。レイリーもクロッカスの話をするときに「この年になると…また会いたいもんだな…」と言っており、ロジャー海賊団のクルーであったギャバンも同じように考え、クロッカスに会いに来たと考えるファンもいます。

『ワノ国』編に突入したために、『ワノ国の誰か』という説も広がっています。その中でも『光月おでん』説は異色の説として人気です。光月おでんは死んでしまっていると言われていますが、実は生き延びて過去の仲間に会いに来ているという説になっています。光月おでんはロジャー海賊団のクルーなので、クロッカスとは縁が深い人物です。『ワノ国の侍』説と同じようにワノ国の笠を被っている点も『光月おでん』説を補強しています。

光月おでんは『ワノ国編』でかなりの重要人物とされており、631話の扉絵で登場してたとなれば尾田栄一郎の伏線の張り方が際立つため『光月おでん』説を支持するファンもいます。光月おでんはカイドウに命を狙われていることもあり、ロジャー海賊団の仲間であるクロッカスのいる双子岬を隠れ家にしているというのが『光月おでん』説となっています。

ここまでは『ワンピース』のクロッカスが登場する扉絵について様々なことを見てきました。多くの予想がされており、ファンを楽しませる扉絵となっています。こうした予想をするのもワンピースファンお楽しみの一つでもあるため、ネット上には多くの予想考察が挙がっています。ここではネット上にあるクロッカスや一緒にいる人物が誰なのかという事に関する感想や評価を見ていきましょう。

ファンの間ではたびたび話題になる『ワンピース』の扉絵ですが、その中でも631話の扉絵は多くの関心を集めています。ネット上でも『扉絵のあいつは誰だ』という声や『クロッカスと一緒にいるやつが誰なのか気になる』という声が多く挙がっています。900話を越えた今でもこの扉絵の詳細は分かっておらず、この人物が誰なのかという問題は多くのファンを惹きつけています。

631話の人物は『金獅子のシキ』と考えているファンが多くいます。その証拠にネット上には『髪の色からして金獅子のシキ』という声や『金獅子のシキって脱獄したんだ』という声が多く挙がっています。金獅子のシキは人気キャラクターでもあり、髪の色が酷似しているため金獅子のシキと確信しているファンが多く、金獅子のシキの再登場を喜ぶ声もすでに多く挙がっています。

『ワノ国編』に入ってから、急速に『ワノ国の人物説』が多く挙がるようになりました。ネット上には『おでんの従者だったのか』という声や『「ワノ国編」でクロッカスと一緒にいたヤツが出てきた』という声が挙がっています。『ワノ国編』で出てきた笠を被っていた男をクロッカスと一緒にいた人物と結び付けた人も多くいました。いまでは『ワノ国編の侍』説が濃厚になってきています。

クロッカスの扉絵も含めて、多くの伏線が『ワンピース』にはあります。そうした伏線の多さがワンピースの魅力の一つでもあります。しかし、クロッカスの謎も含めて明かされていない謎がいくつもあるのでネット上には『尾田栄一郎は全部把握できてるのか』という声や『クロッカスと一緒にいた人物が誰かという伏線は回収されるのか』という扉絵も含めて尾田栄一郎の考えた伏線に声が多く挙がっています。

クロッカスは作品序盤に登場した人物でありながら、今でもファンに根強い人気があるキャラクターです。ブルックと関係の深い人物であり、海賊王ゴールド・ロジャーに関係のある人物としても重要キャラクターとなっています。クロッカスは花の名前でもあり、『クロッカス』という名前を聞くと『ワンピース』のクロッカスを思い出すという声が多く挙がっています。それほどファンに印象を残しているキャラクターとなっています。

今回は『ワンピース』631話の扉絵に登場する人物は誰なのかという事について見てきました。ネット上でもこの人物が誰なのかという予想が多くされており、ファンの中でも意見が分かれることになっています。900話を越えた今でも解明されていないため、ストーリーの中でも相当重要な人物なのではないかと噂されています。『ワンピース』は無駄な伏線がないことでも知られているため、この人物も重要になってくると見られています。

クロッカスと酒を飲んでいる人物が誰なのかは多くのファンが気にしていることでもあり、今でも候補者が増え続けています。多くのファンが注目している631話の扉絵の人物が誰なのかに注目して、ぜひ『ワンピース』をご覧ください。