【ワンピース】パウリーを強さと能力・技は？ナミとの関係や声優を紹介

ワンピースは少年ジャンプでなんと20年以上も続いている人気漫画だ。日本を代表する漫画と言っても過言ではなく、1997年から尾田栄一郎が書き続けている。ちなみに国内で92巻刊行時点での累計販売数は3億8000万部と歴代一位の記録を達成している。まだまだ続くと予想されているので、更に記録は更新していく。また2015年には日本だけでなく「世界一最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネス認定。

ワンピースは漫画、そしてアニメ化、劇場アニメ化、小説、ゲーム、舞台など幅広く進出しており、特にワンピース歌舞伎なども非常に人気があったようで、日本の伝統文化からも認められている作品のようだ。日本だけでなく、ヨーロッパやアメリカ、そしてアジアでも非常に人気の高い作品なので、ONE PIECE展などを開催すると海外からもファンがやってくるほどだ。まだ伏線が多いので、今後の展開にも注目が集まっている。

ワンピースの主人公はモンキーDルフィという人物なのだが、幼少期にシャンクスという海賊に出会う。ルフィは海賊に憧れていていつか海賊王になりたいと常に発言していた。そんな中、シャンクス率いる海賊団が持っていた悪魔の実を間違って食べてしまい、ゴム人間になってしまうのだった。悪魔の実を食べてしまうと泳ぐことができなくなってしまうことを知らないルフィは、海で溺れてしまい、大きな魚に食べられそうになる。

そんなルフィを助けてくれたのは、赤髪のシャンクスだった。シャンクスはルフィを助けた拍子に魚に左腕を食べられてしまう。ルフィはショックを受けるのだが、シャンクスはルフィをなだめ、そして自分の特徴でもある麦わら帽子をルフィに渡す。そしていつか返しに来いと言って、再び海に出発してしまうのだった。ルフィは海賊王になる為、そしてシャンクスに帽子を返すために海賊になることを心に決め、海へ飛び出したのだ。

ワンピースのパウリーが登場するのは、ウォーターセブン編なのだが、そこで重要になってくるのは、ガレーラカンパニーという造船会社だ。ガレーラカンパニーは世界的にも有名な造船会社で、世界政府の船を作ることもあれば、海賊船を作ることもある。また、造船会社のメンバーたちは、海賊などにも通用するほどの腕っ節の強い人たちの集まりなので、お金の踏み倒しなどはまずできない。血の気の多い人たちだが、造船技術は繊細。

ワンピースのパウリーは、ガレーラカンパニーの1番ドック艤装・マスト職職長として働いており、またガレーラカンパニー副社長としてアイスバーグからも絶大な信頼を受けている人物。彼の誕生日は7月8日なのだが、技で縄を使うことがあり、そのことから、誕生日が決まったと言われている。（7月8日＝なわ）常に男とばかり仕事をしている環境にいる為、女性に対する免疫が意外と少なく、露出度の高い女性は苦手な様子。

パウリーは外見もワイルドでかっこいいとされている。パウリーといえば、金髪のオールバックに色付きのフゴーグル、日に焼けた肌にヒゲ、そして葉巻を加えている。造船の作業をしているので、常にブルーの作業着に安全靴を履いている格好をしている。ジャケットには常に葉巻のストックがあり、スモーカーと同じく葉巻といえばパウリーかスモーカーと言われるほど葉巻がイメージアイテムの一つになっている。

パウリーはガレーラカンパニーという造船会社に勤めているのだが、主な仕事というのは、作った船に戦闘したり航海するための装置を設置したりすることだ。ガレーラカンパニーの中には、複数の造船場所（ドッグ）があるのだが、その中でもトップクラスを誇る1番ドッグの職長を勤めているのだ。またガレーラカンパニーの副社長にも任命されており、仕事の繊細さなども一流であり、職員からも兄貴のような存在として慕われている。

パウリーは実はギャンブルが大好きで、ギャンブルをする為に借金をしてしまうほどで、常に借金取りに追われている。また、お金に対しての執着心も非常に強く、人助けをした場合でも一割よこせとお金をせがんだりするタイプ。お金が手に入ればすぐにギャンブルで散財してしまうので、働いても働いてもパウリーの懐が潤うことがない。ちなみにギャンブル運は強くないので、基本負けることが多いようだ。

パウリーはガレーラカンパニーの社長であり、自分の師匠でもあるアイスバーグが暗殺されそうになった時には、血眼になって容疑をかけられたロビンたちを探す。また、その後実はルッチたちの仕業だったということがわかった時には、ルフィたちに協力して、アイスバーグの仇を打つことに成功している。造船会社にいるにはもったいないほどの実力があるパウリーは、戦闘に関しても活躍をしていた。

ルッチたちの裏切り行為によるアイスバーグ暗殺事件の一件により、パウリーはガレーラカンパニーの副社長に就任することになる。とにかく熱くて根が真面目なパウリーはアイスバーグからも絶大な信頼を受けていたので、社員たちも納得の就任だった。副社長に就任してからは、もともと女性から人気があったパウリーの株は急上昇して、借金取りだけでなく、女性のおっかけも増えていき、より逃げ惑う姿が多くなるのだった。

ウォーターセブン編でパウリーがルフィたちの仲間になってほしいという声も多かったのだが、仲間になったのはパウリーではなくフランキーだった。ただ、パウリーは新世界編でも登場しており、新世界編では、パウリーはなんとタイルストンやルルと一緒に海列車2号船「パッフィング・アイス」を完成させたのだった。今後のパウリーの登場も期待している人も多く、ルフィたちと一緒に戦うシーンを待ち望んでいる声も多い。

パウリーといえば、縄を使った戦闘が基本となっている。近距離〜中距離戦を得意としており、衣装の内側に備えているたくさんの縄を使って移動したり相手に攻撃をしたりするのだ。基本的な能力が高いので、特に近距離では力を思う存分発散することができる。もしルフィたちの仲間になっていたのなら、かなりのツワモノになっていただろうと予想されている。ちなみにルフィからは「ロープのやつ」と呼ばれているようだ。

パウリーの強さに関しては、ウォーターセブン編では、フランキーと互角ぐらいだったと予想されている。実際に2人が戦ったシーンはないのだが、能力的には同じくらいの強さだったのだ。フランキーがルフィーたちの仲間になったので、フランキーもパワーアップしており、現在はフランキーの方が強くなっていると噂されている。もしパウリーがルフィーたちの仲間になっていたら、サンジくらいの強さになっていた可能性も高い。

パウリーがもし麦わら海賊団に入っていたなら、と想像を膨らませる人も多いのだが、パウリーが覇気を使ええるようになって、またCP0たちとの戦いに参戦してほしいという声も多い。パウリーが使えそうな覇気といえば、やはり武装色ではないかと言われている。もし武将色を使えるようになったら、ロープを使ったアクションも協力になるので、かなり戦闘能力は上がるだろう。ちなみにパウリーは覇気は今のところ使えない。

パウリーの武器はなんといってもロープ（縄）だ。特殊な能力はないのだが、とにかくロープを駆使した攻撃が特徴で、様々な技も持ち合わせている。サンジも悪魔の実の能力なしであそこまで強くなっているので、パウリーもロープを使って捕獲する能力などをアップすれば同じ仲間になっていたら面白かったかもという声も上がっていた。特にナミとのやりとりがサンジと真逆になりそうで面白そうと言われていた。

続いてパウリーのロープを使った技をご紹介。まず一つ目は『ラウンドターン』だ。自分自身が回転しながら、ロープを伸ばして周囲を一緒に回転に巻き込むというもので、最終的にロープを中心に引き寄せることで、捕らえられていた複数の敵をぶつかり合わせてダメージを受けさせることができる。

パウリーの技の2つ目はボーラインノットだ。ボーラインノットというのは、まず相手の体（腕や足など）にロープを巻きつけ、そのままロープを使って相手を地面に叩きつけるというものだ。パウリーは身体能力も非常に高いので、ロープ一本を駆使して様々な技を繰り出しているのだった。

パウリーの技の3つ目はパイプ・ヒッチ・ナイブスだ。この技に関しては、ロープだけでなく、ロープに複数のナイフを巻きつけており、それを使って相手を切り裂く技なのだ。パウリーの技の中ではナイフなどを使っているのは非常に珍しいのだが、戦闘能力としては非常に高い技で、実際にパスカビルを切り裂いた経験もある。

パウリーの技の4つ目は独楽結び（タップ・ノット）だ。この技に関しては、単に攻撃するだけではなく、捕獲としても使えるものとなっており、相手に何重にもロープを巻きつけるものだ。実際に捕獲するだけでなく、一気に独楽（こま）のようにロープを引っ張ることによって、相手の目を回して攻撃することもできる。

パウリーの名言の一つ目は「職人のナワバリで”海賊の道理”がまかり通るわきゃァねェでしょう」だ。これは海賊が船の修理をしてもらったにも関わらず、お金を踏み倒そうとした時に、返り討ちにした挙句、放った言葉だったのだ。造船会社にも関わらず海賊を倒すほどの能力を持っているパウリーなのだが、船職人としてのプライドも感じることができ、自分の仕事にもプロ意識が高いことが伝わる言葉なので胸に響いた人が多かった。

パウリーの名言の二つ目は「―――もうあんな思いするのは、おれとあなたで…充分でしょ…」という言葉だ。ルッチたちが裏切り者だったことを知ったパウリーは、非常に強い悲しみと憎しみに苦悩するのだ。そしてその事実を社員に言うのかどうか、ということになった時、アイスバーグに対してパウリーはこのように話したのだ。結果として事実を告げることはなく、自分の故郷に帰っていったという話で収めたのだった。

パウリーの名言の三つ目は、「あいつらに会ったら言っといてくれよ。てめェらクビだと」という言葉だ。同じ仲間だと思っていたルッチやカクたちが実は裏切り者であり、アイスバーグの暗殺首謀者だと知ったのだ。ルッチたちはCP9のメンバーであることもわかり、ゾロたちが倒しに行くことになるのだ。その時にパウリーはゾロにクビだということを伝えてもらうようにお願いしたのだ。仲間と決別する悲しさも含まれた言葉だった。

ワンピースのパウリーを調べると、ナミとの関係が出てくることが多いのだが、その理由としてパウリーはナミのことが苦手なのだ。基本的に男社会で生きてきたパウリーは、女性の免疫がほとんどないのだ。そんな中、男臭い環境の中で、肌を露出しているナミを見て、「ハレンチ女」と罵るのだ。ナミはそんな言い方をされて食ってかかるので、だいたい2人は言い合うシーンが多い。パウリーはナミが登場すると赤面する。

パウリーを検索するとナミとの関係が疑われるような文言が多く、また2人の結婚についてもネット上でざわついているのだが、実際には2人にはそんなドキドキするような恋愛の展開は一切ない。勝手に駅長さんたちが勘違いをして、パウリーとナミが付き合っていると思い込んでおり、そんな中駅長さんが妄想をしたのが、パウリーとナミの結婚式だったのだ。挙式のシーンでは指輪交換したりとリアルな妄想だったが、実際には事実無根。

ワンピースの中でも人気キャラクターの一人であるパウリーの声優を担当しているのは、1968年生まれの俳優でありナレーターなどでも活躍している吉水孝宏（よしみずたかひろ）だ。よく吉永孝宏と上記されていることがあるようだが、正しくは吉水孝宏。ハスキーでありながら力強い声質をしており、男性らしいキャラクターにぴったりの声をしている。ちなみに所属している声優事務所は有名な「青二プロダクション」である。

パウリーの声優を担当している吉水孝宏に関しては、詳しいプロフィールなどについてあまり詳しく紹介はされていない。現在わかっていることは、誕生日が1968年7月31日であること、そして血液型はA型ということ、また身長は170㎝。1988年から声優としての活動をスタートしているのだが、初めてテレビアニメの声優を担当したのは、1991年。その時に公開されたアニメ「ゲッターロボ號」の兵士役として声優で登場している。

吉水孝宏は声優として長く活動をしているのだが、主演などを担当したことはなく、基本的に一つのアニメで様々なキャラクターを演じ分けて登場することが多い。サブ声優として活動を続けている人物なのだが、今まで担当した声優のアニメ作品などをいくつか紹介していく。

担当したアニメの声優の一部

• キャプテン翼（野崎記者、フォルト、ヘルナンデス）
• クレヨンしんちゃん（トモミの夫、男性C、男性A、一郎、店長）
• ジャングルはいつもハレのちグゥ（チェット）
• あたしンち（塚本、警官、ソバ屋、客A、体育の先生 他）
• あずまんが大王（ナック）
• アベノ橋魔法☆商店街（林太郎）
• 忍たま乱太郎（料理係）
• はたらキッズ マイハム組（剣士郎）

ワンピースのパウリーは、男性女性共に人気の高いキャラクターだ。ワンピースはとにかくかっこいいキャラも多く存在しているのだが、パウリーが出てきたことで一番好きなキャラクターになったという人も多い。とにかく強くて男らしいという印象を持っている人も多く、葉巻が似合うイメージが強くついているようだ。ちなみに葉巻といえばスモーカーがいるが、スモーカーが好きな人は基本的にパウリーが好きという声もある。

ワンピースに登場するパウリーは、見た目が金髪でゴーグルをしており、日焼けをしていてヒゲも生えており、葉巻を常に加えているなど、明らかに男らしくて、若干チャラいイメージを持っている人も多いと思うのだが、そんな外見とは裏腹に、女性に対してかなりのウブなのだ。女性と話すと顔が真っ赤っかになったり、照れ隠しをしたりする姿を見て、そのギャップに可愛すぎるという声も多く上がっている。

ワンピースはなんと20年以上続く漫画なのだが、小さい頃は見ていたけど途中で見るのをやめたという人も多い。そんな中、再度続きが気になって見始めたらパウリーが登場して、そのかっこよさに驚いたという人も多い。かっこいいキャラクターが出てくるとテンションが上がるという感想も多く、パウリーは男臭い人物なのだが女性からの人気も非常に高い。いけてるおじさまという印象を持っている人が多いようだ。

ワンピースには個性的なキャラクターがたくさんいるのだが、かっこいいと人気なのは、白ひげ、ゾロ、サボ、サンジ、シャンクス、エース、レイリー、スモーカーなどがよく挙げられる。そしてそんな超人気キャラと並んで人気が高いのがパウリーなのだ。男性から見ても能力や技もかっこいいと好評で、パウリーの戦いをもっと見ていたいという人も多い。パウリーの声優も非常に人気が高いことで有名だ。

ワンピースに出てくるパウリーはルッチと戦うシーンがある。その戦うシーンがとにかくかっこいいと好評で人気が高いようだ。ワンピースは戦いのシーンだけでなく、普通のやりとりを見ているのも面白いと評判なのだが、パウリーに関しては、ナミとのやりとりが面白いという声も多い。実は女性に対して奥手なパウリーは、男性の前ではイケイケなのに、女性の前では顔を真っ赤にしてしまう姿にギャップを感じるようだ。

ワンピースのパウリーについてのまとめはいかがだっただろうか。パウリーの持つ能力の高さや、技のかっこよさなど男性女性共に人気の高いキャラクターだが、今後のパウリーの活躍に期待する声も多くあがっている。ナミが苦手というかわいい弱点もあるパウリーだが、ワイルドな見た目とは違うウブなギャップも魅力のひとつのようだ。まだワンピースを見たことがない人、そしてパウリーに少しでも興味があればぜひ一度ご覧あれ。