2019年02月22日公開
2019年02月22日更新
【咲-Saki-】白水哩はかわいい方言女子!能力・強さや声優も紹介
麻雀をテーマにした漫画咲-Saki-には白水哩という女の子が登場します。この漫画咲に登場する白水哩はリザベーションという能力を持っているキャラクターであり、鶴田姫子とタッグを組むことでその能力を発揮します。本記事ではそんな漫画咲に登場する白水哩についてかわいい魅力やリザベーションという能力を使用する白水哩の強さなどをまとめました。また記事の後半ではアニメで白水哩の声優を務めた人物や実写版の咲で白水哩を演じた女優などもご紹介していきます。
白水哩はかわいい方言女子
咲-Saki-の作品情報
咲-Saki-は小林立が手掛ける麻雀をテーマにした漫画であり、2006年から漫画雑誌である「ヤングガンガン」で連載されています。「ヤングガンガン」に連載されている咲-Saki-は今までの劇画タッチが施されている麻雀漫画とは違い、かわいいキャラクター達が麻雀を行うといった内容になっており、高年齢層に人気が高い麻雀を若年層からも注目を集めさせるきっかけとなった漫画となっています。
また登場キャラクターがかわいい萌え絵で描かれているのにも関わらず、ギャグシーンはあるものの殺伐としたリアルな麻雀の世界を細かく描いた作品でもあります。そんな漫画咲-Saki-の世界では麻雀が世界中に浸透し、一つの競技として扱われている世界を舞台にしています。そしてその麻雀が浸透している世界の清澄高校において麻雀部に所属する主人公宮永咲達の麻雀での戦いが描かれています。
かわいいキャラクター達が麻雀を行う咲-Saki-では能力を使用して戦う姿も描かれており、ファンからは麻雀漫画ではなく超能力漫画ともいわれています。しかし超能力などを含めても麻雀の描写が細かく描かれており、2009年から2014年にかけてアニメ化され、さらに2016年には実写化され全国でドラマが放送された超人気漫画作品となっています。
白水哩のプロフィール
麻雀漫画咲-Saki-に登場する本記事の主役である白水哩は4月16日生まれの18歳であり、身長159cmと小柄な体形をしたかわいい女の子です。白水哩は九州にある佐賀県生立ヶ里中学校出身であり、中学2年生の時から麻雀部で部長を務めており、麻雀の全国大会で佐賀県代表として出場していた生粋の麻雀少女です。そして作中では福岡県の新道寺女子高校に入学し、麻雀部で中学校同様部長を務めています。
そんな生粋の麻雀少女である白水哩は高校において麻雀の大会で福岡県代表として団体戦では副将を務めます。そして白水哩はリザベーションという超能力を持っており、試合において鶴田姫子と協力することで驚異的な強さを発揮します。またこの超能力であるリザベーションについては後述でくわしくご紹介させて頂きます。
白水哩の容姿と性格のギャップ
白水哩は漫画咲-Saki-のかわいいキャラクターの中でも地味な部類に入る容姿をしています。また前髪をピンで留めており、腰まである長い黒髪を黄色い二つのリボンで結んでいるのが特徴です。普段は比較的地味な容姿通り、笑う際もあまり派手に笑うことはなく、とても柔らかくかわいい表情を見せます。また性格も咲-Saki-のキャラクターの中で一番大人っぽい性格をしています。
しかしこの普段落ち着いた容姿と性格をしているかわいい白水哩ですが、麻雀の試合になると姿は一変します。麻雀の試合中の白水哩の姿はいつも来ている清楚な新道寺女子高校の制服が戦闘服に見間違えるかのような印象を与えます。この普段の落ち着いた姿と麻雀の試合をする姿のギャップが白水哩の魅力となっており、白水哩ファンからはこのギャップがかわいいと多くの感想が寄せられています。
白水哩の名言「あいつはトバん」
高校で麻雀部の部長を務めている白水哩と相棒である鶴田姫子はある日麻雀部の顧問の先生から麻雀の試合で先鋒は捨てることを聞かされます。するとこの顧問を煌が聞いており、ショックを受けてしまいます。この煌というキャラクターは麻雀部で先鋒に選ばれたことを多いに喜んでおり、自分が噛ませ犬のような役割を担っていると考えた煌は深く落ち込むことになってしまいます。
すると白水哩は相棒の鶴田姫子に対し、「聞けば、点棒は全て失ったことはなかていう。あいつはトバん。」と話します。白水哩は最初から顧問の言う先鋒を捨てるといったことは微塵たりとも考えていませんでした。このセリフは白水哩が麻雀部の部長として部員の技術を信頼している言葉となっており、白水哩の部長として部員を引っ張っている証となる白水哩の名言となりました。
白水哩が通う新道寺女子高校とは?
本記事の主役である白水哩が通っている新道寺女子高校は麻雀の全国大会に毎回出場している常連校であり、この新道寺女子高校にはOGとして野依理沙という3年連続で最優秀防御率を記録した大物が在籍した過去があります。そして作中において白水哩が「先生」と呼んでいるのが麻雀部の監督である人物であり、勝つことにこだわって先鋒である煌を捨て駒とする作戦を立案したのもこの監督となっています。
白水哩が所属する麻雀部が勝ち続けてきたのもこの監督の策があってこそのものです。作中では監督について詳しく描かれることはありませんでしたが、白水哩たち麻雀部の部員には絶対不可欠の存在となっています。さらに新道寺女子高校には白水哩師匠とも呼べる人物がいることが明らかになりました。もしかすると今後の展開で新道寺女子高校の先生たちについて描かれる時が来るかもしれません。
白水哩の能力・強さ
白水哩の能力はリザベーション
出典: https://festy.jp
白水哩は麻雀漫画咲-Saki-において超能力を使用できるキャラクターの一人です。この白水哩の超能力の名前はリザベーションという能力であり、驚異的な強さを誇ります。この白水哩のリザベーションという能力を使用すると麻雀の試合において自らに枷を付けることで翻数を縛るといったものになっており、アニメにおいて白水哩がこのリザベーションを使用することで白水哩の体に鎖がまかれる描写がされていました。
しかしこの白水哩の超能力である麻雀の試合で翻数を縛ることができるリザベーションですが、これは一人で使用してもあまり効果のない能力となっています。またリザベーションという能力は同じ卓についていると発動することがない能力となっており、麻雀の団体戦に特化した能力となっています。まさに麻雀部を率いている部長を務めている白水哩ならではの能力といえるでしょう。
白水哩の能力は鶴田姫子と共に発動すると強い
上述でご説明した通り、白水哩の超能力である翻数に縛りをつけることができるリザベーションは一人では効果が発揮することはできず、リザベーションは鶴田姫子とタッグを組むことで本領を発揮します。鶴田姫子とタッグを組んで麻雀の試合をした際、白水哩が超能力リザベーションを使用することで、鶴田姫子にも良い牌がくるようにすることが出来る二人三脚な能力となっています。
もしこのリザベーションの能力である翻数を縛る能力の強度を増すと、白水哩は厳しい戦いを強いられてしまうデメリットを背負います。しかし強度を増したことで和了すると次に対局する鶴田姫子も同じ和了をすることがでいるといったものになっており、得点は倍満という麻雀において2倍の点数を獲得することができる能力となっています。またこの白水哩が使用するリザベーションにはある制限も設けられていました。
その制限とは白水哩は必ず試合において鶴田姫子よりも前にオーダーすることと、発動した白水哩の牌数と同じ鎖で縛られてしまうことといった二つになっており、このリザベーションを使用するとその感覚が鶴田姫子にも伝わります。仮にリザベーションを使用して和了することが出来なかった場合、鶴田姫子も連帯責任で和了することが出来ず、リザベーションを使用したとしても和了しなければ無能力に近いものになっています。
しかしいくつかの制限や和了することができなかった時にデメリットを抱えているリザベーションですが、発動することで白水哩と鶴田姫子の対局を有利に運ぶことができます。また白水哩はリザベーションを一瞬で自分の持ち手を見ることで発動するか決断しているので、白水哩はリザベーションを使用せずとも優れた麻雀の力を持っています。またこの能力を使用することで力が増す白水哩は相手にしたくない敵の一人といえるでしょう。
白水哩の声優・実写版キャスト
白水哩の声優は鹿野優以
アニメ咲-Saki-において白水哩の声優を務めたのは日本の女性声優である鹿野優以です。鹿野優以は1983年の12月22日に東京で生まれ、現在声優事務所青二プロダクションに所属している声優です。声優の鹿野優以は15歳の時から活動していた声優であり、「大正浪漫雑記帳」というドラマCDでガヤとして出演していました。そんな鹿野優以は2004年にアニメ「DearS」で声優としてデビューを飾ります。
声優としてデビューを果たした後、鹿野優以はNHKで放送されていた「あしたをつかめ平成若者仕事図鑑」で新人声優として出演したり、「おしゃべりやってまーす水曜日」など多くのメディアで活動を始めます。その後2006年に鹿野優以がアニメ「すもももももも~地上最強のヨメ~」に声優として出演した際に、演技力が評価され、第1回声優アワードで新人賞女優部門を受賞する功績を残しました。
アニメ版咲-Saki-では白水哩の登場シーンが少なく、対局も1試合分しか描かれることが無かったのであまり印象を残すことが出来ませんでした。またこのアニメ咲-Saki-が放送されたことでキャラクターソングといったものが制作されることになるのですが、登場する場面がすくない白水哩は制作されることはありませんでした。対局では驚異的な力を見せていた白水哩にとっては残念な結果に終わってしまっています。
白水哩の実写版キャストは高田里穂
漫画咲-Saki-の実写かにあたって白水哩役を務めたキャストは日本の女優である高田里穂です。高田里穂は雑誌「non-non」や「JAL」のモデルとしても活動しており、女優業以外でも多数の方面で活躍している人物です。そんな高田里穂は2008年に公開された映画「青い鳥」に出演したことをきっかけに女優として活動を始め、「俺物語!!」など多数の有名映画作品に出演している超人気女優の一人となっています。
また漫画咲-Saki-の白水哩を演じるにあたり、高田里穂は麻雀をしたことがないために麻雀に対する知識は皆無でした。しかし実写のキャストとして選ばれることになり、漫画咲-Saki-を熟読。一気に麻雀の魅力に取りつかれることになりました。まだ漫画咲-Saki-の実写作品を見たことがない方は是非一度ご覧頂き、白水哩を演じる実力派若手女優高田里穂の演技にご注目ください。
白水哩の意外な一面
スピンオフ咲日和での白水哩
漫画咲-Saki-には作中で登場するかわいいキャラクター達の麻雀とは違う普段の日常を描いたスピンオフ作品「咲日和」といった漫画があります。この「咲日和」ではいつもクールな印象が強い白水哩のまた違った一面を見るこができます。「咲日和」の一巻において白水哩は麻雀部の部活紹介で、カメラの前でどのように麻雀部を宣伝するか迷っていました。そこで白水哩は鶴田姫子に部員のチームワークの高さを紹介しようと提案します。
しかし白水哩はその部活紹介の台本で練習をした際、「せーの」など普通読まなくていい箇所も読んでしまいます。結局部活紹介で白水哩がしっかりと言えたのは「楽しいよ!おいで!」という言葉のみでした。本編においてはクールで知的な雰囲気を漂わせる白水哩ですが、「咲日和」では普段とは考えれないポンコツぶりを発揮します。このいつもとは違うポンコツぶりに多くのファンからかわいいといった感想を集めることになりました。
白水哩と鶴田姫子のカップリング
「咲-Saki-」では主人公の宮永咲と原村和など多くのキャラクターのカップリングが作られています。その中で人気になっているのが白水哩と鶴田姫子のカップリングです。この二人は作中で学校の授業以外は常に一緒におり、まさに家族のような関係となっています。実はこの二人は中学校の時から共に一緒におり、先輩・後輩の関係でした。後輩の鶴田姫子は白水哩がいるからといった理由で新道寺女子高校に入学したといわれています。
また作中で白水哩が持つ超能力であるリザベーションを使用するとそれを受けた鶴田姫子が感じるというシーンが描かれています。このシーンは大きな話題を集めることになり、ファンの間では「まいひめ」というカップリング名として愛されることになりました。
白水哩に関する感想や評価は?
咲で一番かっこいいのは白水哩さんですね、これはゆずれない
— おとうさん (@hrznhyt) February 16, 2019
漫画「咲-Saki-」の読者の中で白水哩に寄せられた感想では作中で一番かっこいいといった感想が見受けられました。白水哩はリザベーションという能力で驚異的な強さを見せ、さらに麻雀部の部長として部員を引っ張っていく責任感の強さが描かれています。このしっかりとしたクールで強い白水哩はかわいい一面とかっこいい一面二つを兼ね備えているキャラクターといえるでしょう。
白水哩についてまとめ
本記事では漫画「咲-Saki-」に登場する白水哩についてかわいい魅力や能力の強さ、鶴田姫子との関係などについてご紹介しました。白水哩は普段落ち着いた印象の強いキャラクターですが、試合になると驚異的な強さを見せるかっこいい一面を見せます。また鶴田姫子とのカップリングもたいへんかわいいものになっていました。まだ連載が続いている作品になりますので、今後の白水哩の活躍に期待が集まります。