2019年02月05日公開
2019年02月05日更新
【咲-Saki-】天江衣はちっちゃくてかわいい!麻雀の強さや四字熟語の意味は?
天江衣とは、「ヤングガンガン」にて2006年から連載し、2009年と2014年にテレビアニメ化、さらには実写化もなされている大人気麻雀マンガ「咲-Saki-」の人気キャラクターです。少女のようなかわいい容姿とドSな発言がギャップ萌えしてしまいそうな天江衣ですが、強さの秘密はどこにあるのでしょうか?今回は強さの秘密や四字熟語の意味を解き明かしながら天江衣の魅力に迫ります。
天江衣のかわいい魅力
天江衣のかわいい魅力①幼い容姿
麻雀の強さも有名で、かわいい容姿が印象的な天江衣は、身長127cmで金髪に赤いリボンのついたヘアバンドが特徴的です。高校生にもかかわらず、どうしても実年齢より幼く見られるため、子ども扱いをされる事が多いのですが、本人は自分の幼さがコンプレックスのようで子ども扱いされる事を嫌がっています。
さらに、「ちゃん付け」で呼ばれると機嫌が悪くなることもありますが、アニメでは就寝前に本を読んでもらわないと眠れないといった描写も見られるので、容姿同様幼さが残っているようです。しゃべり方は、かわいい舌っ足らずな口調ですが、古典中国語や古典日本語の単語を多くちりばめた独特の話し方をすることが多く、四字熟語に詳しいのも国文学者だった父の影響ではないかと言われています。
天江衣のかわいい魅力②うさ耳
麻雀の強さだけではなく、天江衣を語るのに不可欠なのが、ブロンドのロングヘアーにつけている、ピンとリボンが立っているどう見てもうさぎの耳にしか見えないカチューシャです。もちろんただのカチューシャなのですが、いまでは天江衣のトレードマークになっています。
また、このうさぎ耳のカチューシャをしているキャラクターはいろんな漫画やアニメにも出てきますが、どのキャラクターもやっぱり幼い設定のことが多くロリ的要素を持っていることから、赤いうさ耳は幼さの象徴とも言えるのかもしれません。麻雀の強さや幼いルックスに加えて、この萌えポイントであるうさぎみみのカチューシャは、読者やファンの間では人気のようです。
天江衣のかわいい魅力③ドS
幼い子どものようなルックスで可愛さあふれる天江衣ですが、かなりのドSにしてなかなかの毒舌なキャラクターです。もともとは素直な性格らしいですが、育った環境と持っている能力がそうさせてしまったのか、色々ありちょっとこじれてしまっている部分があるようです。かなりのロリ顔でまさかのドSキャラということで、ドМのファンだけでなく、多くのファンがそのギャップに大喜びです。
ドSの性格にはピッタリな、場を支配する能力を持っているため攻撃だけではなく防御も意のままにします。なので、相手に和了させずに自分は確実に和了するという、相手の心が折れてしまいそうなドSなやり方をすることもあります。まさに、ドSの性格がうんだ強さと言えます。
天江衣のかわいい魅力④過去
天江衣は6年前、小学生のときに事故で両親を亡くしてしまいました。その後、親戚の龍門渕家に引き取られますが、そこでの生活は常軌を逸しており、天江衣の持っている底知れない能力に怯えた龍門渕透華の父親によって別宅で軟禁状態にされていたのです。両親が急にいなくなったという心のダメージに加え、軟禁状態で過ごした辛い日々が、天江衣の性格がこじれさせたといってもいいでしょう。
普段の生活で会話するのは執事くらいという天江衣。彼女にとっては当たり前に過ごしていた生活でしたが、それが理由となり学校でも全く友達ができず、これではいけないと心配した透華が友達を探そうと頑張り、麻雀部のメンバーとして井上純、国広一、沢村智紀が各所から呼び寄せられました。
親戚に引き取られた後、その家の方針のせいで友達ができないほどの、少し難しい人格になってしまったにも関わらず、今度は無理やり友達を作らされる事が苦痛と考えられていました。しかし、友達や仲間を作るためのコミュニケーションのひとつとして与えられていた麻雀で、後に友達と呼べる存在もでき、天江衣の最強伝説が始まっていくのです。
天江衣のかわいい魅力⑤エビフライ好き
大人気キャラの天江衣と切っても切り離せないのが「ハンバーグエビフライ」です。理由は、むかし両親と一緒に食べた「ハンバーグエビフライ」が忘れられないからです。エビフライが好物すぎる天江衣は、以前ファミレスで注文した「ハンバーグエビフライ」にタルタルが少ししかかかっておらず、呆然自失でショックを受けるというエピソードもあるほどです。
いまではそんな天江衣自身の、金髪でウサギの耳のようなカチューシャをしている姿がエビフライみたいに見えると言われています。見た目だけではなく、さらに名前の「衣」がフライを連想させるため、「まるで本人がエビフライみたいだ」という意見がファンから多数あがっています
天江衣のかわいい魅力⑥キャラソン
天江衣ほどの人気キャラになると、イメージソングが存在します。そんな天江衣のキャラクターソングには「刹那の海よ」という名曲があります。これは「海底撈月」という技と、麻雀という娯楽のようなものでありながら、プレーヤーである4人すべてが楽しむことができない刹那に掛けて歌われています。とはいえ、曲調はポップで爽やかさがあり、福原香織さんの歌唱力の高さが感じられる一曲となっています。
そして、「刹那の海よ」のは天江衣が普段使っているお得意の四文字熟語も数多く歌詞に組み込まれているので、主人公である宮永咲との決戦の後に聴く事でさらに胸に迫るものがある曲とされています。楽しみの一つとして辞書を片手に、意味を調べながら聴いているファンもいるようです。
天江衣のかわいい魅力⑦フィギュア
人気キャラの天江衣にはフィギュアが作製されています。とくにアルターから出ている2010年8月に発売した、のぞき込むように少し首をかしげ、フリフリのピンクのキャミワンピース姿に、絶対領域をのぞかせるニーハイスタイルの天江衣のフィギュアはかなりクオリティーが高いと人気です。首輪から繋がっているのは懐中時計で、うさぎ耳のカチューシャは、不思議の国のアリスを連想させるようなつくりになっているようです。
フィギュアながらに、可愛いさの中に強さのような刺激があるという印象が、まさに天江衣が表現さえていると言われています。小さいサイズにも関わらず、細部まで細かく作られており、スカートの下にはちゃんとパンツまではいているそうです。懐中時計も裏側までちゃんと作りこまれており、フィギュアを手にした人の行動を考えたつくりになっています。
天江衣の麻雀の強さ
天江衣の能力は場を支配する
天江衣の強さの秘密は、彼女の持つ能力に関係があります。というのも彼女には場を支配する能力があり、支配された場だと、天江衣以外のほかの三人は少しも手が進まず、当たり牌を掴まされたりと困難な状況に追い込まれてしまうのです。
その一方で天江衣本人は、山のどこにどの牌があるのかを把握しているだけではなく、相手がどんな手を張りどの牌を切るのかもかなり正確に予想できてしまうのです。そしてその能力を活かした得意技の一つに「海底撈月」があります。 海底牌に埋まっている牌を確実に察知することができ、自分がその海底牌を引くようにツモ番をコントロールするのです。
天江衣の必殺技は海底撈月
最後のツモ牌(海底牌)でツモ和了しなければ成立しない役で、麻雀の役の中でも特殊な一翻役といわれています。実際に狙って取る役ではなく、たまたまツモ順がきて最後のツモで和了ってしまうような役であると言えます。ただ、天江衣のようにとは言いませんが、現実でも海底牌にどの牌が埋まっているかを予測して、自分が海底牌を引ける様に調整できるひともいるようです。
海底撈月を使うことで「連続海底ツモ」「リーチ一発海底ツモ」などのとんでもない和了を連発する天江衣ですが、その支配力は王牌までは及ばないため、県予選決勝では咲の「異常な頻度で槓する」「嶺上牌で必ず有効牌を掴む」という能力の前には打ち負かされてしまいました。
天江衣と宮永咲はどちらが強い?
前述の通り、天江衣の得意技「海底撈月」は最強と言っても過言ではないほどの強さを誇り、ドSの性格も合わさって多くの対戦相手の心を折ってきました。そんな最強な能力でも、王牌や予想もつかないようなスタイルの打ち手には支配が及ばないという事があります。その考えからすると、宮永咲との相性は最悪であるため、彼女との対局は天江衣を最大の窮地に追い込み、宮永咲に分があったと考えられます。
というのも、場を支配することで対戦相手の勝機をなくし「打つ手なし」という状況を作りだすことができる天江衣の能力ですが、「咲」の主人公である宮永咲は、天江の能力が及ばない王牌を支配することができます。つまり予測不能でトリッキーな打ち方をする宮永咲は、最強を誇る天江衣による場の支配を受けることがないためです。
天江衣の四字熟語の意味
四字熟語の意味:金剛不壊
金剛不壊という四字熟語の意味。「きわめて堅固で決して壊れないこと。また、志を堅く守って変えないこと。もとは仏の身体について言った語という。「金剛」は金石の中で最も硬いもの。ダイヤモンド。一説に金・金剛石。「不壊」は堅く壊れないこと。「不壊金剛ふえこんごう」ともいう」とされています。
四字熟語の意味:根堅洲国
根堅洲国という四字熟語の意味。「全てが生まれ帰っていく根源の国。古来は神の力(幸いや禍い)もそこから客人(まろうど)として来て帰っていくとされた。大地母神(大地をモノの生え出す母とする、世界のあちこちにある基本的な信仰)の国。祖先が帰るとされた山中だったり、海洋民俗なら海の彼方だったり、地下とは限らない。「この世と隔たってはいるが行き来は可能」な世界」とされています。
四字熟語の意味:気息奄奄
気息奄奄という四字熟語の意味。「息が絶え絶えになって、今にも死にそうなさま。また、物事が今にも滅びそうな状態にあるさま」とされています。今回紹介した四字熟語以外にも、天江衣が使う四字熟語には普段耳にしないものや、聞いたことがあるものが存在します。こんなに四字熟語を使うのは、父親の影響が大きいと言われています。
天江衣の声優と実写版キャスト
天江衣の声優は福原香織
アニメ版「咲」の天江衣の声を担当している声優さんは、福原香織です。人気声優の福原香織は、1986年千葉県生まれで声優業だけではなく、「らきすた」で双子の柊かがみ役を演じた加藤英美里と結成した音楽ユニット「かとふく」や、アキバ系のダンスチーム「R.A.B」と組んだ「FUNCTION6ch」で音楽活動を行い、ニコニコ動画やライブなどに定期的に出演しています。
「美少女戦士セーラームーン」のファンであると公言している彼女ですが、デビュー作は2005年放送のアニメ「うえきの法則」のプティング役です。その他の代表作には2007年放送の学園アニメ「らきすた」での柊つかさ役、2011年放送のアニメ「Aチャンネル」の主人公・百木るん役、2015年放送のアニメ「新妹魔王の契約者」でのヒロイン・成瀬万理亜役などがあります。
天江衣の実写版キャストは菊地麻衣
ドラマ版「咲」で、麻雀最強を誇る天江衣を演じるのは菊地麻衣さん。彼女は大手芸能事務所「ホリプロ」に所属している子役女優です。わりと小柄な菊地麻衣さんは、持っている雰囲気だけではなく、身長146cm、体重27.3kgと、天江衣というキャラクターに近いものを持っており、ファン曰く演じるべくして演じたと言われています。菊池麻衣さんの代表的な出演作は「アンフェア the special」や「貞子VS伽椰子」「貞子3D2」です。
天江衣に関する感想や評価は?
本日は「咲-Saki-」より、撫でられることが好きで、得意な役は海底撈月、まさに牌に愛された少女(高校生)、天江衣の誕生日です!
— ドゥルサティー (@yuuki111107) September 5, 2017
みなさん、盛大にお祝いしましょう!!#天江衣生誕祭2017 pic.twitter.com/f3nI4rvgv0
大人気マンガ「咲」の人気キャラクターである天江衣は、その麻雀の強さだけではなく、かわいらしい見た目からは想像できないほどのドSの性格というギャップが、多くのファンから指示されています。とくにフィギュアは大好評で、ブログやSNSなどで沢山取り上げられています。咲を読んで麻雀に興味を持ったという人も多いですが、主人公の咲だけではなく、最強の能力を誇る天江衣推しのファンも多いようです。
天江衣は咲のかわいいキャラだった
今回は、「咲-Saki-天江衣はちっちゃくてかわいい!麻雀の強さや四字熟語の意味は?」を検証してきましたがいかがでしたか?麻雀と言う厳しい勝負の世界からはイメージできないほどのかわいらしい容姿でしたが、その裏には少し悲しい境遇があり、そこから生まれたドSな性格が強さを際立たせていました。「咲」のなかで最強の能力を誇る天江衣が、今後どうなっていくのか、「咲」シリーズを読んでいない方は是非ご覧ください。