【魔女の宅急便】キキと絵描きのウルスラは同じ声優?豪華キャストを一覧で紹介

スタジオジブリの作品「魔女の宅急便」は劇場公開から30年以上たった今でも人々に愛され続けている作品です。魔女の宅急便の主人公は魔女の女の子・キキ。キキの声を担当しているのは名探偵コナンのコナン役でも有名な高山みなみさんです。実は、キキ以外にも絵描きの少女・ウルスラの声も高山みなみさんが担当されていました。この記事ではどうしてキキとウルスラの声優が同じであるかについてご紹介しています。また、キキ以外のキャラクターの声優さんについても詳しくご紹介しています。

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目次

  1. キキが主人公の魔女の宅急便
  2. キキと絵描きのウルスラは同じ声優?
  3. キキの友人トンボの声優
  4. キキの相棒ジジの声優
  5. キキと関わりのあるその他キャラの声優一覧
  6. キキなどの声優に関する感想や評価は?
  7. キキの声優一覧まとめ

キキが主人公の魔女の宅急便

「魔女の宅急便」という映画をご存知でしょうか?最近の若い人たちは、金曜ロードショーなどで見たことがあるのではないでしょうか。魔女の宅急便はジブリ作品の中でも、とりわけ人気の高い作品です。一度見ると、何度も繰り返し見たくなる魅力がたくさん詰まっています。今回は、「魔女の宅急便」に出演されている声優さんに焦点を当てて、一覧にして詳しくご紹介していきます。

魔女の宅急便の作品情報

魔女の宅急便」は、1985年に童話作家である角野栄子さんによって書かれた児童文学が原作となっています。魔女の宅急便を執筆するきっかけとなったのは、角野さんの娘が中学時代に描いた魔女のイラストに着想を得たことだったそうです。

原作・魔女の宅急便は第23回(1985年)と第34回に「野間児童文芸賞」を受賞されており、角野さんはブルーナのおはなし文庫シリーズ(ミッフィーの絵本など)の翻訳をされていることでも有名です。

そして、1989年に宮崎駿監督によってアニメ映画化されることとなります。アニメ映画化されたのは原作1巻の前半部分。スタジオジブリ4作目にあたる映画になります。原作とは内容が大きく異なっているようで、制作当時、内容について原作者の角野さんと宮崎駿監督と話うこともあったのだとか。キキが故郷を旅立つ時になる鈴は原作と同じようで、アニメ映画化するうえで角野さんがこだわりを見せた部分だったそうです。

観客動員数は「天空の城ラピュタ」の77万人、「となりのトトロ/火垂るの墓」の80万人を遥かに超える264万人。当時、まだ知名度が高い方ではなかったスタジオジブリの知名度を一気に押し上げる作品となりました。また、蜷川幸雄さん演出により舞台化もされており、2014年には清水崇監督により、実写映画化もされています。実写版キキ役は小芝風花さん、トンボ役は広田亮平さんでした。

また、2017年には日清食品のカップ麺「カップヌードル」のCM、「HUNGRY DAYS」第1弾になったことでも話題となりました。「もしキキが現代で17歳の女子高生になって高校生活を送っていたら?」というコンセプトで作られているため、キキとトンボは制服姿。2人の恋模様がとてもキュンとくるCMとなっていました。

魔女の宅急便のあらすじ

魔女の宅急便はとある田舎町に生まれた魔女の血を受け継ぐ女の子・キキが主人公です。「魔女として生きることを決意した少女は、13歳の満月の夜に魔女のいない町を見つけて定住し、魔女の修行をつむべし」という古くからのしきたりに従い、キキは母親魔女・コリキたちに見守られながらジジと共に旅経って行きます。

キキが辿り着いたのは海に囲まれたコリコという街でした。大都会コリコでキキはグーチョキパン店のおソノさんと出会い、居候させてもらうことになります。居候させてもらいながら、キキは空を飛べる魔法を活かして宅配業をすることに。キキは仕事を「魔女の宅急便」と名付けます。人々の依頼で飛び回っている最中、トンボやウルトラなど様々な人々とキキは出会い成長していきます。

ある日突然、キキは魔法を使えなくなってしまいます。そんな最中、友人であるトンボが危機に直面します。飛行船から落ちそうになっているトンボを助けるためにキキは必死に魔法を使おうとします。そして、キキの思いが通じたのか、魔法の力が再び使えるようになったキキは、トンボを助け出します。こうして、魔法の力を再び取り戻したキキは、再びコリコ町で「魔女の宅急便」を再開するのでした。

魔女の宅急便の人気の理由

魔女の宅急便が劇場公開されたのは1989年7月29日。魔女の宅急便は劇場公開から約30年が経とうとしています。しかし、30年経った今でも魔女の宅急便の人気は衰えることを知りません。ロードショーで放送されると、必ずと言っていいほどTwitterでトレンド入りしています。

人気の理由は、ファミリー層に支持されていることでしょう。劇場公開された当時も、足を運んだのはファミリー層が多く、その中でも特に女児に人気があったそうです。魔女の宅急便は小さな子供から大人までみんなが楽しめる作品です。キキがほうきで空を飛びまわり、かわいいジジと一緒に生活をしている様子は、小さな女の子にとって憧れとなったことでしょう。

魔女の宅急便という作品が舞台化や実写化されたことも人気の理由の一つでしょう。多くの人の目に留まることで、その素晴らしさが理解され、長年愛される結果となっています。また、主人公・キキが特徴的な格好をしているのも人気の理由かもしれません。黒のワンピースに大きな赤のリボンは、かわいいうえにコスプレがしやすい恰好です。キキの恰好は子供に着させたいコスプレとしても人気を集めています。

魔女の宅急便の主人公キキのモデル

魔女の宅急便の主人公・キキにはモデルがいるそうです。宮崎駿監督がキキを描くにあたりヒントを得たのが、当時ちょうどキキと同じ13歳だったスタジオジブリ代表取締役・鈴木敏夫さんの娘さんだったそうです。

また、魔女の宅急便は「思春期の女の子の話を作ろう」というアイデアが出発点となっています。思春期といっても分かりづらいもの。そこで、形のないし思春期というものを宮崎駿監督は大きなリボンという形で具現化することにしました。

喫茶店で鈴木さんと「思春期」というイメージについて迷っていたとき、宮崎駿監督が喫茶店の紙ナプキンに大きなリボンを描き「これだ!」形のない「思春期」を具現化することを思いついたところからすべての物語が始まったとされています

もう一つ、キキのモデルになっているのがどこにでもいる「普通の女の子」です。宮崎駿監督は「地方から上京して生きているごく普通の女性たちが都会に出てきて、自分の部屋と仕事は手に入れたけれど、それからどうしたものだろうと思っている女の子たちの物語」が描きたかったと語っています。

宮崎駿監督が語っているように、キキは魔女という点を除けばどこにでもいる田舎町から出てきた普通の女の子です。キキという普通の女の子が新しい街で新しい出会いと出来事に四苦八苦している様子が描かれています。魔女の宅急便を見た女の子たちがキキにあこがれるのは、キキを自分に置き換えやすいからかもしれません。

ちなみに、キキの髪型は、作画当初では原作のイメージを重視したロングヘア―でしたが、作画が難しいということでショートヘアーになったのだそうです。

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キキと絵描きのウルスラは同じ声優?

ここからは、魔女の宅急便に出演されている声優さんたちを一覧にしてご紹介していきます。

キキとウルスラの声優は高山みなみ

ウルスラはキキが宅配中の黒猫のぬいぐるみを落としてしまった際に森の中で知り合った女の子です。ウルスラは森にある山小屋で絵描きをしています。ウルスラと仲良くなったキキは、ウルスラの描く絵のモデルも務めていました。

実はウルスラの声は、キキの声優である高山みなみさんが演じられています。2人で会話するシーンがありますが、あれは高山さんが1人で演じ分けています。キキもウルスラも高山みなみさんが演じられていると知った後で、2人が会話するシーンを見てもなかなかわかるものではありません。

ちなみに、「ウルスラ」という名前は公式設定ですが、劇中では1度も名前で呼ばれることはありません。エンディングテロップでも高山みなみさんの名前のみがクレジットされています。また、原作においでも「絵描きさん」と呼ばれるだけで、本名そのものがありません。

キキとウルスラが同じ声優である理由

キキとウルスラが同じ声優であるのには理由があります。魔女の宅急便では、キキやウルスラ以外にも多くの女性キャラクターが登場します。実は、登場する女性キャラクターたちは各年代を代表する女性として描かれているのだとか。また、魔女の宅急便は1人の人物が成長したというイメージも持たされています。

成長のイメージを一覧にすると、「キキ(13歳)→ウルスラ(18歳)→おソノさん(26歳)→キキの母・コキリ(37歳)→にしんのケーキを焼いてくれた老婦人(70歳)」と成長してくイメージなのだそうです。そのため、1人の声優さんが二役やるという発想が生まれたとされています。

また、高山みなみさんは当初はウルスラとしての出演予定であり、キキの予定はありませんでした。しかし、キキ役がなかなか決まらなかったのだそうです。そこで、、高山みなみさんがキキ役のオーディションも受けてみたとこと、採用。今度はウルスラ役を新たに別の人にしようと探してみるもなかなか適任がいなかったため高山みなみさんが一人二役を担当するこになったのだそうです。

しかも、驚くべきところは、魔女の宅急便で高山みなみさんが1人二役演じたのはまた声優になって3年目だったというのこと。3年目であそこまで使い分けることが出来るのは見事としか言いようがありません。

高山みなみのプロフィール

キキもウルスラもこなす声優・高山みなみさんとはどのような人物なのでしょうか、プロフィールを一覧にしてご紹介します。

  • 名前:高山みなみ
  • 生年月日:1964年5月5日
  • 職業:声優、歌手、ナレーター
  • 出身:東京都足立区
  • 血液型:B型
  • 身長:156㎝
  • 事務所:81プロデュース

高山みなみの代表キャラはコナン役

高山みなみさんの現在の代表キャラは「名探偵コナン」のコナン役でしょう。コナンの「犯人はお前だ!」というセリフは、誰もが一度は聞いたことがある有名なセリフでしょう。1996年1月8日にアニメ放送が始まって以来、一度も変わることなくコナンを担当されています。

しかし、実はコナンよりも乱太郎の方が持ち役が長いという事実が判明。コナンがアニメ放送されたのは1996年1月からで、忍たま乱太郎は1993年4月から。乱太郎の方が3年ほど長く演じられています。しかし、毎年劇場版公開がもあったりゲームが発売されていたりと、コナンの方が関わる密度が圧倒的に多いようです。

また、高山みなみさんの年間スケジュールはコナンで決まっていくこともあるのだそうです。すでに20年以上もコナンを演じられている高山みなみさんにとって、コナンは生活の一部となっているそうで、「コナンは役を通り越して自分自身です」と語られています。

実は「名探偵コナン」の原作者・青山剛昌さんとは2005年から2007年まで結婚されていました。現在は離婚されていますが、離婚後も原作者と主演声優としての関係は良好に続いているそうです。

高山みなみの他の出演作

高山みなみさんはコナン以外にも多くの作品で活躍されています。高山さんが出演されているアニメを一覧にしてご紹介します。

  • ミスター味っ子―味吉陽一
  • らんま1/2―天童なびき
  • 楽しいムーミン一家―ムーミン・トロール
  • まじかる☆タルるート君ー江戸城本丸
  • クッキングパパ―荒岩誠・荒岩みゆき
  • 忍たま乱太郎―猪名寺乱太郎
  • 名探偵コナンー江戸川コナン
  • シャーマンキング―ハオ/麻倉葉王
  • ゲゲゲの鬼太郎(第5作)―鬼太郎
  • 鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMISTーエンヴィー

高山みなみさんは、コナンのように元気な少年役や天童なびきのような姉御肌の女性キャラ、時にはエンヴィーのように冷酷で陰険な性格の適役など、幅広いキャラクターとして活躍されています。また、2011年第5回声優アワードにてシナジー賞を受賞、2017年1月9日にテレビ朝日にて放送された「人気声優200人が本気で選んだ!声優総選挙3時間スペシャル」では第7位に選ばれ、実力も認められています。

魔女の宅急便でキキとウルスラの1人二役に抜擢され、映画も大ヒットしたことで、一気に声優としての仕事が増えたのだろうと思いますが、実はそうではなかったのだそうです。むしろ、大役でないと仕事を受けてもらえないと思われ一時的に仕事が激減してしまったそうです。

その時期のレギュラーは「らんま1/2」の天童なびき役だけで、アルバイトをしていたのだとか。現在毎週コナンで活躍されている高山みなみさんに、全く仕事がない時期があったとは誰も想像もつかないでしょう。

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キキの友人トンボの声優

空を飛んでいるキキに興味を持ち、声をかけてきたメガネの少年・トンボ。ここからはトンボの声を担当した声優さんについてご紹介します。

トンボの声優は山口勝平

トンボの声を担当したのは山口勝平さんです。山口勝平さんは数多くの有名作品に出演されている大人気声優さんです。素直で明るいトンボに山口勝平の声はぴったりでした。

劇中で「トンボ」と呼ばれていますが、実はトンボは愛称です。本名はコポリ。丸メガネをかけ、自転車に乗っているイメージが強いトンボですが、空に憧れており、飛行クラブに所属しています。街にやってきたばかりのキキが警察に捕まりそうになっている所を助けてくれるのですが、興味津々な質問してくるトンボをキキは最初煙たがっていました。

徐々に親しくなるにつれ、2人は恋する関係へと発展していきます。原作の「魔女の宅急便」では、トンボはキキとの恋を成就させ、結婚するのだそうです。そして、なんと2人の間にはニニとトトという双子が生まれます。原作第6巻ではニニとトトが主人公としてストーリーが進んでいくのだそうです。

山口勝平のプロフィール

山口勝平さんとはどのような人物なのでしょうか。山口勝平さんのプロフィールを一覧にしてご紹介します。

  • 名前:山口勝平
  • 本名:山口光雄
  • 生年月日:1965年5月23日
  • 職業:声優、俳優
  • 出身:福岡県福岡市
  • 血液型:B型
  • 身長:160㎝
  • 事務所:芸能プロダクション悟空(代表)

実は「山口勝平」というのは芸名で、本名は「山口光雄」さんです。19歳の時に福岡から東京へ移住し、専門学校東京アナウンス学院に入学されています。その後は舞台俳優として活躍されており、23歳の時に声優としてデビュー。24歳の時に「らんま1/2」の早乙女らんま役で初主演を飾られています。トンボ役も同じく24歳の時、まだデビューして1年余りの頃のようです。

2004年5月9日に芸能プロダクション悟空を設立されています。山口さん自身も悟空に所属しており、現在は社長を務められています。

山口勝平の代表キャラは乙女乱馬役

1989年4月15日より放送されていた「らんま1/2」で山口勝平さんは初主演を務められました。水をかぶると女の子になってしまう高校生・早乙女乱馬を熱演されています。ちなみに、女になった乱馬役は声優・林原めぐみさんでした。キキ役の高山みなみさんとはデビュー時期も近く、らんま1/2でも魔女の宅急便でも共演されています。

らんま1/2の時と、魔女の宅急便での時の2人の掛け合いを見比べてみると全く別ものとなっています。らんま1/2も魔女の宅急便も、まだデビューして1年あまりのお2人の掛け合いが見られる貴重な作品となっているので、一度見比べてみるといいかもしれません。

また、「らんま1/2」の他にも高橋留美子作品に出演されています。「犬夜叉」の主演も山口勝平さんが務められており、高橋留美子作品のアニメ化では2連続で主演を担当する形となりました。そして、その次の作品である「境界のRINNE」では主人公の父親・六道鯖人役を担当されています。

山口勝平は名探偵コナンの工藤新一役も熱演

キキ役高山みなみさんとは「名探偵コナン」でも共演されています。山口勝平さんがコナンで演じられているのはコナンの正体でもある高校生探偵・工藤新一です。しかし、コナンが新一に戻るのはごく稀。山口さんは、工藤新一としての出番が少ないことを嘆いておられるそうです。数少ない新一の出番の際には「俺は高校生名探偵工藤新一…」と役作りをしてからアフレコに挑まれているのだとか。

ちなみに、怪盗キッド(黒羽海斗)も山口勝平さんが担当されています。キッドとコナンの対決は、高山みなみさんとの掛け合いが見られる貴重な回となっています。

山口勝平の他の出演作

山口勝平さんは他の作品でも大活躍されています。山口さんが出演されているアニメを一覧にしてご紹介します。

  • らんま1/2-早乙女乱馬
  • ジャングルの王者ターちゃん-エテ吉
  • ご近所物語-山口ツトム
  • 犬夜叉-犬夜叉
  • ONEPIECE-ウソップ
  • アソボット戦記五九-五九
  • アイシールド21-雷門太郎
  • DEATH NOTE-L(エル)
  • デュラララ!!×2 -赤林海月
  • カミワザ・ワンダ-宇宙犬ワンダ

活発な少年役から青年役、明るい役から陰のある暗い役まで様々な役柄をこなす山口勝平さん。ONEPIECEのウソップ役の人といえば、山口勝平さんのことをわからない人はいないではないでしょうか。声優としても大活躍されているかたわら、イラストレーターとしても活動されているようで、アニメ・声優関係の雑誌・本を中心にイラストを提供されています。また、2017年からは関智一さんと共に落語を始められています。

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キキの相棒ジジの声優

キキの相棒猫・ジジの声を担当している声優さんはどのような人なのでしょうか。一覧にしてご紹介します。

ジジの声優は佐久間レイ

一人称は「ぼく」で少し生意気な猫であるジジ。ジジはキキと同じ13歳です。原作によると、魔女の女の子が生まれるときは同じ誕生日に生まれた猫を探し、大切なパートナーとして育てると言う風習があるのだそうです。キキの相棒猫・ジジの声を担当していたのは声優・佐久間レイさんでした。

ジジを担当されたのは当時24歳でデビューして3年目。高山みなみさんも山口勝平さんも同じく24歳のときです。年齢を見てみると、魔女の宅急便のメインキャストは若手声優で構成されていたようです。

実は佐久間さんが「魔女の宅急便」オーディションを受けたのは、ジジ役ではなくパン屋のオソノさん役だったのだそうです。しかし、結果は残念な結果となってしまいます。気落ちして帰ろうとしていたところ、ついでに他のセリフも読んでいくように言われ、低いテンションで読んだのがジジのセリフ。その低いテンションのジジが評価され、オソノさんではなくジジとして採用されたのだそうです。

佐久間レイのプロフィール

佐久間レイさんはどのような人物なのでしょうか。プロフィールを一覧にしてご紹介します。

名前:佐久間レイ
本名:佐久間玲子
生年月日:1965年1月5日
職業:声優、女優、歌手、ナレーター
出身:東京都世田谷区
血液型:B型
身長:158㎝
事務所:おおきな(株)

日本テレビの「スタ―誕生!」で決戦大会に挑戦し、中森明菜さんに敗れたことがきっかけでタレント養成事務からスカウトされた佐久間レイさん。最初は、アイドルとしてデビューされています。その後、1985年に声優としてデビュー・活動するようになったのだそうです。

佐久間レイの他の出演作

佐久間レイさんは他の作品でも活躍されています。佐久間さんが出演されているアニメを一覧にしてご紹介します。

  • 愛の若草物語-エイミー・マーチ
  • それいけ!アンパンマン-バタコさん・ドキンちゃん(初代)
  • らんま1/2-シャンプー
  • 楽しいムーミン一家-ミイ
  • アリス探偵局-アリス
  • おねがいマイメロディ-マイメロディ
  • SPACE PIRATE CAPTAIN HERLOCK-有紀螢

らんま1/2にも出演されており、ここでも「魔女の宅急便」キャストが集合しています。また、アンパンマンのバタコさんを放送開始から長年務められています。

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キキと関わりのあるその他キャラの声優一覧

「魔女の宅急便」にはキキやトンボ以外にも魅力的なキャラクターがいます。キキと関りがある他のキャラクターの声を担当していた声優さんと一覧にしてご紹介します。

声優一覧:おソノさん/戸田恵子

キキが居候していたパン屋さんのおかみさん・おソノさんを担当していたのは戸田恵子さんでした。声優・女優・タレントとしてマルチに活躍する戸田恵子さんの代表作品は何といってもアンパンマンでしょう。豪快に笑う親切なおソノさんを見事に戸田恵子さんが演じられていました。

声優一覧:コキリ/信澤三惠子

コキリはキキのお母さんです。魔女としての力は優れているのもの、使える魔法は2つのみという魔女です。コキリを担当していたのは声優・信澤美恵子さんでした。信澤さんは未来少年コナンのラナ役などでも活躍されています。

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キキなどの声優に関する感想や評価は?

キキとウルスラが同じ声優であることを知らなかった人も多いようです。声優3年目にして演じ分けができる高山みなみさんはすごいという感想が多かったです。

キキがひとり立ちしたのは13歳。現代で言うと、まだ中学1年生です。まだ13歳なのに1人で知らない街で生活しようとしているキキは実はすごい少女なのかもしれません。

魔女の宅急便の舞台となっているのはクロアチアです。そして、おソノさんたちのパン屋さんにもモデルが存在します。劇場公開から30年をすぎてなお、「魔女の宅急便」の聖地は愛され続けているようです。

魔女の宅急便はテーマ曲もとても素敵な作品です。主題歌は荒井由実さんの「ルージュの伝言」と「やさしさに包まれたなら」でした。この曲を聞くと、魔女の宅急便が見たくなる人は多いでしょう。

数あるジブリ作品の中で「魔女の宅急便」が一番好きという人も多いはず。魔女の宅急便は何度見ても飽きることのない作品の一つでしょう。

キキの声優一覧まとめ

いかがだったでしょうか、「魔女の宅急便」キキとウルスラが同じ声優である理由や、キキ役を担当していた高山みなみさんについてや、トンボ役を担当していた山口勝平さんについてまとめていきました。キキとウルスラの声優が同じなのにはきちんとした理由が存在することがわかりました。また、キキとトンボだけでなく、コナンや他の作品でも高山みなみさんと山口勝平さんは共演されていることなどもわかりました。

今一度、高山みなみさんがキキとウルスラを演じ分け分けて話しているシーンや、キキとトンボの掛け合いを意識しながら見てみると楽しいかもしれません。まだ見たことのない人は、是非一度見てみることをお勧めします。

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