2019年02月15日公開
2019年02月15日更新
【ジョジョ】ジャン=ピエール・ポルナレフはネタキャラ?スタンドや名言を紹介
ジョジョの奇妙な冒険シリーズは、30年を超える長期連載を記録しています。多くの魅力的なキャラクターの登場するジョジョの奇妙な冒険ですが、ここでは第3部の登場人物である、ジャン=ピエール・ポルナレフについての情報をご紹介します。ポルナレフは数々の名言やネタキャラと言われるキャラクター性など、魅力の尽きないキャラクターです。また、スタンド能力シルバーチャリオッツレクイエムについてもまとめます。
ポルナレフが登場するジョジョとは?
ジョジョの作品情報
出典: https://ciatr.jp
ジョジョの奇妙な冒険シリーズとは、独特のセリフ回しや魅力たっぷりのキャラクターやスタンド能力などが人気を集めている、大ヒットシリーズです。週刊少年ジャンプにて1987年から連載を開始し、30年以上経った現在も、連載先を月刊誌ウルトラジャンプに移して連載中です。その人気からアニメ化ゲームか化も果たして、多くのファンを獲得しています。長期連載を誇るだけに、コアなファンの多い事でも知られています。
ジョジョのシリーズ
ジョジョの奇妙な冒険シリーズは、第1部をはじめとして、現在第8部まで続いています。ジョジョの奇妙な冒険シリーズの主人公は、名前の頭文字を略すと「ジョジョ」となるのが特徴です。第1部では主人公ジョナサン・ジョースターと宿敵の吸血鬼ディオとの戦いを描いています。第2部ではジョナサン・ジョースターの孫ジョセフ・ジョースターが主人公となり、古代からよみがえった柱の男たちとの死闘が描かれました。
出典: https://ciatr.jp
このように、主人公のジョジョは、ジョースター家の血統の人物となっています。ここでご紹介する、ジャン=ピエール・ポルナレフは、第3部のキャラクターです。第3部の主人公空条承太郎は、第2部の主人公ジョセフ・ジョースターの孫となります。また、蘇ったディオを倒しにエジプトに向かう承太郎の旅には、年を取った祖父ジョセフも参加しています。
第3部からは、登場キャラクターたちは主に、「スタンド能力」という特殊能力を駆使して戦います。個性的で魅力にあふれたスタンド能力ばかりで、バトルシーンはどんでん返しの連続で見ている人を楽しませます。ジャン=ピエール・ポルナレフも人気のスタンド能力を持っています。
ポルナレフはネタキャラ?
ポルナレフことジャン=ピエール・ポルナレフ
ネタキャラとして扱われる事も多い、ジャン=ピエール・ポルナレフについてご紹介します。ポルナレフことジャン=ピエール・ポルナレフは、フランス人男性で、エジプトに向かう承太郎一行の前に敵として現れました。しかし、承太郎の仲間アブドゥルに戦闘で敗れ、ディオの肉の芽を取り除いて洗脳を解いた後は、承太郎一行に加わっています。
初登場時は強敵として現れたポルナレフは、承太郎一行の頼もしい仲間となりました。ポルナレフは主人公の承太郎に次ぐ戦闘シーンの多さも有名で、もう一人の主人公ともいえる存在です。シルバーの長い髪の毛が逆立ったヘアスタイルと、大きなピアスがトレードマークです。女好きでお調子者な性格で、承太郎一行のムードメーカー的な存在です。
ポルナレフのスタンド「シルバーチャリオッツ」
ポルナレフことジャン=ピエール・ポルナレフは、「シルバー・チャリオッツ」というスタンド能力を持っています。銀色の甲冑姿の人型のスタンドで、作中でも屈指のスピードを誇ります。シルバー・チャリオッツは目にもとまらぬ神業の剣技を繰り出しますが、これはジャン=ピエール・ポルナレフの優れた腕前にもよるものです。ジャン=ピエール・ポルナレフは長年修行を積んだ凄腕の騎士でもあります。
シルバー・チャリオッツ・レクイエムとは
シルバー・チャリオッツ・レクイエムは、ジョジョの奇妙な冒険第5部に登場しました。シルバー・チャリオッツ・レクイエムは、シルバー・チャリオッツがスタンドの矢で射貫かれて発動しました。ディオとの戦いの後ギャング組織を調査していたポルナレフはディアボロと交戦します。その際、矢を守るためにシルバー・チャリオッツ・レクイエムが発動しました。
シルバ・チャリオッツ・レクイエムの特徴は、真っ黒な身体にテンガロンハットです。レクイエム化する前の姿とは打って変わって印象が違います。レクイエムとは、生物の魂を支配するというエネルギーの事です。第5部で登場したレクイエムは、周囲の生物の魂を入れ替えてしまいます。レクイエムは、ポルナレフの矢を守るという意思を継いでいるので、矢を奪おうとするものを攻撃します。
ポルナレフが亀に?亀ナレフとは
ジャン=ピエール・ポルナレフは、ジョジョの奇妙な冒険第3部の主要登場人物です。しかし、第5部にも登場しています。第5部でポルナレフは、亀と精神を入れ替えた状態で登場しました。ポルナレフはディアボロ戦で死にかけ、シルバーチャリオッツをレクイエム化した時に、亀の魂と入れ替わったのです。亀になったポルナレフ、略して通称亀ナレフと呼ばれています。
ポルナレフ状態について
ポルナレフ状態とは、ポルナレフがディオのスタンド能力を体験した時の衝撃を仲間に伝えた時の「あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!」という名言シーンから来ています。詳しくは名言の項目で後述します。このポルナレフのように、とても驚くべき出来事に出会った時、ネット上では「ポルナレフ状態」と言われるようになりました。
「ポルナレフランド」とは
ポルナレフランドとは、ポルナレフが作中で発した「ポルナレフランドをおっ立てるんだ!」という迷言で飛び出しました。ディズニーランドを超えるほどの売れっ子になるとの野望を抱いているようですが、ガールフレンドが欲しいとも言っていました。
ポルナレフの声優は小松史法
アニメでポルナレフの声を担当している声優は、小松史法です。小松史法が洋画の吹き替えなどで知られている声優です。ポルナレフのネタキャラにされてしまう三枚目なキャラクターや、人情に厚い仲間想いな性格などを、うまく演じています。
ポルナレフの3部・5部での活躍
ポルナレフと花京院の関係
エジプト行きの一行のメンバーである花京院のポルナレフへの態度がひどいと話題です。気の置けない仲間となった後、ポルナレフは仲間からいじられてネタにされる事も多いです。花京院とは、ハンドシグナルでふざけ合ったりと仲が良いです。J・ガイル戦でポルナレフのせいでアブドゥルが犠牲になった時には、花京院は容赦ない肘鉄をポルナレフにくらわしています。
ポルナレフとJ・ガイルの因縁
ポルナレフことジャン=ピエール・ポルナレフは、妹を殺した左手が右手の男を探しています。その妹の敵である男こそ、J・ガイルでした。ポルナレフは妹の仇を討つため、スタンドハングドマンを使いこなす強敵、J・ガイルを正々堂々倒しました。しかし、J・ガイルとの戦闘では、仲間のアブドゥルを犠牲にしてしまったのです。妹だけでなくアブドゥルまでも失ったポルナレフは、J・ガイルへの怒りを更に深いものとしました。
ポルナレフとアヌビス神の戦い
アヌビス神は、刀を本体としたスタンドです。持つものの心を支配して、残酷な剣士にしてしまうアヌビス神。散髪中のポルナレフを襲います。シルバーチャリオッツを用いて戦うポルナレフでしたが、最後には自身も操られてしまいます。しかし、承太郎のスタープラチナで阻止されました。
ポルナレフとアレッシーの戦い
アレッシーの持つセト神のスタンドは、影に触れた人物を子供に変えてしまいます。アレッシーに攻撃を仕掛けられたポルナレフは、どんどん若返り子供に帰ってしまいます。術者の精神を反映させたスタンドであるシルバーチャリオッツも、同じく幼くなって無力化してしまいます。そんな中で、ポルナレフは機転を利かせて勝利します。ポルナレフは戦いに巻き込んでしまった美女に、何も言わずに立ち去るのでした。
ポルナレフとエンヤ婆の戦い
ジャン=ピエール・ポルナレフとエンヤ婆の戦いと言えば、ポルナレフのネタキャラを決定づける事になった戦いです。エンヤ婆のスタンドジャスティスに操られ、ポルナレフは汚れた便器を下で舐めさせられそうになるのです。承太郎に助けられたポルナレフでしたが、仲間からは便器を舐めたとしてネタにされてしまうのでした。
ポルナレフとヴァニラ・アイスの戦い
最終戦でディオの館に入った承太郎一行は、強敵ヴァニラ・アイスに襲われます。ポルナレフは、イギー・アブドゥルと共に交戦します。ヴァニラ・アイスの猛攻で、アブドゥルとイギーはポルナレフを救うために命を落としてしまい、深い悲しみの中でポルナレフはヴァニラ・アイスを撃破しました。
ポルナレフとディアボロの戦い
ディオとの戦いの後、ポルナレフは独自にスタンドの矢についての調査を続けていました。ギャング組織の調査をしていたポルナレフですが、ギャング組織の組織力を前に孤立してしまいます。ついにはギャングのボスディアボロに追い詰められ、瀕死の重傷をおって右目と両足を失い再起不能になってしまいます。
ポルナレフの名言集
名言①「アヴドゥルを…」
ヴァニラ・アイス戦でアブドゥルは、空間を削る能力によって、両腕を残して消えてしまいます。ヴァニラ・アイスにアブドゥルが死んだことを仄めかされ激高したポルナレフの名言が、「アブドゥルを…殺したなどと…ウソをつくなあああああーーーーッ!!」というものです。仲間の死を受け入れられないポルナレフの気持ちが伝わる名言です。
名言②「あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!」
ディオの館にてポルナレフは仲間の誰より最初にディオと対峙します。そこで圧倒的なディオのスタンド能力を味わいます。その時の名言が「あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!」です。ディオの力を目の当たりにしたポルナレフが混乱状態で仲間にそのことを話します。この名言は、ジョジョシリーズの中でも屈指の有名セリフで、ネット上でもネタにされるほどの知名度です。
名言③「おれっていつもそうだ」
「おれっていつもそうだ。…いなくなってはじめてわかるんだ」とは、ヴァニラ・アイス戦でアブドゥル・イギーを失ってしまった時のポルナレフの名言です。仲間を大切に思いながらも、素直になれないポルナレフの後悔の感情が詰まった名言です。
名言④「ジョースターさん…」
第3部で承太郎一行はディオを見事倒し、それぞれの故郷に帰ります。その時のポルナレフの名言が「ジョースターさん…身内はいなくてもフランスはおれの祖国なんです」というものです。ディオを倒す旅で仲間を失った彼らには、確かな絆が生まれていました。
名言⑤「ちくしょう…」
ポルナレフの名言には「ちくしょう…なんてこった…おれはこいつのことを好きだってことが、今わかった…」というものがあります。ヴァニラ・アイス戦で、イギーを失った時の悲しい名言です。
名言⑥「ポルナレフ…」
ジャン=ピエール・ポルナレフの名言で、初登場時の名乗りの名言が印象深いです。「ポルナレフ…名のらしていただこう。J・P…ポルナレフ」という騎士道精神あふれるクールな登場シーンでした。後にネタキャラと言われてしまうとは信じられないクールな姿です。
名言⑦「迷惑なんだよ」
ポルナレフは、J・ガイル戦で怒りに身を任せた結果、アブドゥルを犠牲にしてしまいます。そんな時、ポルナレフの言った名言が「迷惑なんだよ。自分の周りで死なれるのはスゲー迷惑だぜッ!このオレはよッ!」です。言葉とは裏腹に、ポルナレフの目には涙があふれていました。
ポルナレフに対する感想や評価は?
ポルは意見も行動もその状況に合わせてころころ変わるし、ああしたいこうしたいも、生きたいももう死んでもいいもすぐ変わって、でもやられっぱなしじゃ気がすまねぇよっしゃ行くかって立ち上がっていく姿が男ポルナレフって感じがして(そこがカッコいいと思っている)
— BG本田 (@BGhonda_BR) October 4, 2017
ジョジョの奇妙な冒険第3部にてネタキャラ扱いにあっているポルナレフですが、彼に対する感想では生き様がカッコいいというものが多いです。二枚目のキャラではなく三枚目として書かれることが多いポルナレフですが、その高い戦闘力に裏打ちされた自信のある行動や、仲間想いな一面など人柄を評価している意見が多く聞かれます。
4部や6部での承太郎再登場も好きだけれど、個人的には5部終盤でのポルナレフ再登場に泣いた。
— 花都-hato-🦍 (@Ms0_01308) February 14, 2019
ポルナレフに対しての感想では、第5部で再登場したのが嬉しいという感想も多いです。第3部が完結し、第4部には承太郎やジョセフが登場しています。同じくポルナレフも第5部で後の物語に関わってくるのですが、再登場してくれることでもっとポルナレフの活躍を見られるようになり、多くのファンを喜ばせています。
ポルナレフのジョジョまとめ!
ここでは、ジョジョの奇妙な冒険第3部に登場する、魅力的なキャラクター・ジャン=ピエール・ポルナレフについての情報をご紹介しました。ポルナレフの本編での活躍や、スタンド能力、シルバー・チャリオッツ・レクイエムについても詳しくまとめています。作中で残した数々の名言を見ると、ポルナレフの魅力がよくわかります。
ジョジョの奇妙な冒険第3部および第5部の主要な登場人物であるポルナレフ。その活躍するシーンは数多く、ジョジョの奇妙な冒険の中でも人気の高いキャラクターです。ジョジョの奇妙な冒険やジャン=ピエール・ポルナレフに興味が出たという人は、是非作品をチェックしてみてください。