2019年02月13日公開
2019年02月13日更新
【ジョジョ】ペリーコロは組織の幹部!最後や名言・担当声優も紹介
ジョジョの奇妙な冒険には、様々な人気キャラクターが登場します。多数のキャラクターの中で、メインのキャラクターではなくても深く印象に残る登場人物もいます。ジョジョの奇妙な冒険第5部に登場するペリーコロもその一人です。ここでは、ジョジョの奇妙な冒険第5部に登場するペリーコロのスタンドや最後についてご紹介します。また、声を務めた声優やジョジョ劇中での名言をまとめます。
ペリーコロはどんなキャラ?
ジョジョの作品情報
ジョジョの奇妙な冒険とは、1987年に週刊少年ジャンプにて連載を開始した人気シリーズです。現在は連載を月刊誌ウルトラジャンプに移し、いまだに物語が続いているという長寿作です。ジョジョの奇妙な冒険はその第1部の主人公ジョナサン・ジョースターと、吸血鬼ディオをはじめとする強敵たちとの戦いを描いています。ジョジョの奇妙な冒険の主人公は、名前を略すとみんな「ジョジョ」となるのが特徴です。
ここでご紹介するペリーコロというキャラクターは、ジョジョの奇妙な冒険第5部に登場しています。ジョジョの奇妙な冒険第5部の主人公はジョルノ・ジョヴァーナで、唯一ジョースターではない人物です。舞台もイタリアへ移し、ギャングスターを目指すジョルノと仲間たちの戦いを描いたストーリーとなっています。
ペリーコロは組織の幹部
ジョジョの奇妙な冒険第5部に登場する注目キャラクター、ペリーコロはギャング組織の幹部です。ジョジョの奇妙な冒険第5部にて主人公ジョルノが所属する事になるギャング「パッショーネ」は、大勢の構成員を抱えた巨大組織です。ボスのディアボロはその正体や素顔を知るものはおらず、謎に包まれた存在となっています。ペリーコロはこの巨大ギャング組織パッショーネの幹部として登場しています。
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ジョジョの奇妙な冒険第5部で、ジョルノはまずパッショーネの一員になるところから始めます。ギャング組織でのし上がり、権力を付ける事で街に麻薬を流すようなギャングの行いを正そうとしています。ジョルノがパッショーネの一員となった時、ブチャラティ率いるチームに所属する事になりました。ブチャラティもまた、パッショーネの幹部の座を目指していました。
ジョルノが幹部ポルポを殺害したため、その資産の隠し場所を知っていたブチャラティは多額の金を手に入れます。この金を組織に収める事で、ブチャラティはパッショーネ幹部の地位を手に入れました。この時、金の受取人として登場したのが、パッショーネの古参の幹部ペリーコロでした。ペリーコロに対して、ブチャラティは「幹部のペリーコロさんだ!」と仲間たちに頭を下げるように促しています。
ペリーコロにはスタンド能力がない
ブチャラティから敬意を示され、パッショーネの組織の中ではかなり上の立場であると推察できるペリーコロ。しかし、ペリーコロにはスタンド能力がないのです。スタンド能力とは、ジョジョの奇妙な冒険に登場する特殊能力の事で、様々な力を持っています。このスタンド能力を使って行われる、高度な能力バトルがジョジョの奇妙な冒険の見どころといえます。
スタンド能力には、ただの戦闘向けの能力以外のものも存在しています。寧ろ殺傷力は全く持たないスタンド能力も多くあります。ペリーコロは巨大ギャング組織のパスワード幹部として登場しました。最初は清掃員の姿に変装していましたが、変装を解いた後はただものではない雰囲気をまとっていました。読者の間では、いったいどんなスタンド能力を有しているのかと注目を集めた瞬間でもありました。
ペリーコロは、スタンド能力がないただの老人であるというポジションで、パッショーネの幹部にのし上がれる人物という事です。しかも、金の受け取りやボスの娘トリッシュの受け渡しなど、重要な役割を果たしています。ボスからの信頼も厚いペリーコロですが、ジョジョの奇妙な冒険作中のキャラクターはほとんど持っている言えるスタンド能力は持っていません。
ペリーコロの本名
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ペリーコロは、ジョジョの奇妙な冒険本編でその本名は明かされていません。しかし、後にスピンオフ作品で息子が登場したことで、その本名が明かされることになりました。ペリーコロの本名とは、ヌンティオ・ペリーコロです。ジョジョの奇妙な冒険に登場するキャラクターには、その名前に意味があるキャラクターが多くいます。ジョジョの奇妙な冒険第5部のキャラクター名が元ネタがイタリア語になっていることが多いです。
ペリーコロの本名「ヌンティオ」についても、ファンの間ではいったいどんな意味があるのかと話題になりました。しかし、調べてみても特別な意味は込められていないようです。ヌンティオ・ペリーコロの「ヌンティオ」については、特に意味のない男性名というところです。
ペリーコロの名前の意味
ペリーコロの名前で、ヌンティオについては特に意味のない名前でした。しかし、「ペリーコロ」には意味が込められています。ジョジョの奇妙な冒険に登場するキャラクター名、特にスタンド能力には洋楽の名前が使われていることが多いです。「ペリーコロ」の元ネタはアメリカ人歌手の「ペリー・コモ」となっています。
また、ペリーコロという名前は、イタリア語で「危険」という意味です。この意味は調べてみないと分かりませんが、実はこのペリーコロ「危険」という名前が、伏線となっていたのではないかとファンの間で噂されています。ペリーコロはある任務をブチャラティ達に伝えに来ます。この任務に就くことで、ブチャラティたちは過酷な運命に翻弄されていきます。
ペリーコロが与えた任務
ペリーコロは、ブチャラティ達から幹部昇格のための上納金を受け取りに来ました。最初は公衆トイレの清掃員に扮していましたが、トイレに隠された金をブチャラティが取り出すとその身分を明かしています。実はこの時、同じくトイレの清掃員に変装していたのが、ボスの娘のトリッシュです。命を狙われるトリッシュを、ペリーコロは保護しており、ブチャラティ達に託しました。
ペリーコロに金を収めたことで、ブチャラティは晴れてパッショーネの幹部に昇格しました。そして、早速ペリーコロから、ボスの娘トリッシュの護衛の任務を与えられました。トリッシュを無事にボスの元へ送り届けるよう、ブチャラティは命じられます。この護衛任務は、トリッシュをめぐって巻き起こる過酷な戦いの始まりでもありました。
ペリーコロの息子
ペリーコロはジョジョの奇妙な冒険第5部に登場し、その役目を終えています。ペリーコロの息子は、ジョジョの奇妙な冒険本編ではなく、スピンオフ作品「恥知らずのパープルヘイズ」に登場しています。恥知らずのパープルヘイズ作中で、ペリーコロを「パーパ」と呼ぶ青年こそ、ペリーコロの息子「ジャンルッカ・ペリーコロ」です。
ペリーコロの息子ジャンルッカは、子供の頃に医者も見放すほどの病気になり、パッショーネに助けられたと語っています。その後、親子共にパッショーネのボスに忠誠を誓う事になります。ジョジョの奇妙な冒険作中でペリーコロが死亡した後、息子のジャンルッカすぐに訃報を知っています。父親の死は、組織に命を捧げた結果であると理解し、自分も組織に命を捧げるべきだと考えていました。
ペリーコロの最後
ペリーコロの最後は自殺だった
ペリーコロの最期は、自殺でした。パッショーネの幹部としての地位を持ち、ボスに忠誠を誓っているペリーコロ。何故最後は自殺だったかというと、自らの命を組織にささげた結果でした。ペリーコロはボスの娘トリッシュをブチャラティ達に託した後、2度目はカメのスタンドの中にいました。そこでアバッキオのムーディー・ブルースでペリーコロのメッセージを再生しました。
ペリーコロはブチャラティ達に向けた任務の内容を指示し終わると、情報が洩れる事がないようにと、自分の頭を拳銃で撃ちぬきました。このペリーコロの最後の姿は、読者に彼の忠誠心と強い覚悟を感じさせました。ボスに忠誠を誓い、最後には自ら死を選んだペリーコロは、ジョジョの奇妙な冒険読者に強烈な印象を残しました。
ペリーコロの最後の言葉
ペリーコロは最後自分で拳銃自殺をしましたが、その時に印象的な言葉を残しました。ペリーコロの最後の言葉は「ボスのおかげで十分に充実した、実り豊かな人生を楽しませてもらった」です。最後に自殺しながらも、ボスに本当に感謝していたことがわかります。ペリーコロの組織に対しての忠誠心と感謝は、最後の瞬間まで揺らぐことはありませんでした。
ペリーコロの名言集
ペリーコロの名言①「君たちの無事を...」
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ペリーコロは、ジョジョの奇妙な冒険第5部にて、様々な名言を残しました。数々の名言からはペリーコロの組織に対しての忠誠心と覚悟を感じます。この「君たちの無事を心から願っておるよ」という名言は、ブチャラティ達のこれからの過酷な運命を暗示させる、印象深い名言です。
ペリーコロの名言②「おめでとうッ!...」
この名言は、ブチャラティがペリーコロに隠し金を納め、幹部に昇格したシーンでペリーコロが言った名言です。「ブチャラティッ!君を『幹部』の地位に昇進させようッ!」と続くこの名言は、ペリーコロに対してのボスの信頼を表しています。
ペリーコロの名言③「この「金」が示す事実は...」
ブチャラティ達は幹部昇格のために、ペリーコロに金を渡します。この時にペリーコロの名言が「この「金」が示す事実は、その者にしかるべき「頭脳」と「信頼」があった証」です。ギャング組織パッショーネの幹部に昇格するための資格を示した、印象深いペリーコロの名言です
ペリーコロの担当声優
ペリーコロの声優は伊藤健太郎
ペリーコロの声優を務めたのは、伊藤健太郎です。ゲーム版黄金の旋風にて、ペリーコロの声を担当した声優です。ここでは、ペリーコロの声を担当した声優についての情報をご紹介していきます。
伊藤健太郎のプロフィール
伊藤健太郎は1974年生まれ東京都八王子市出身の声優・ナレーターです。マウスプロモーションに所属し、舞台俳優としても活動しています。1995年頃から声優としてのキャリアをスタートさせ、様々な人気キャラクターの声を担当しています。メインの二枚目キャラから、個性的な三枚目キャラまで、幅広い声を演じ分けられる評価の高い声優です。
伊藤健太郎の他の出演作
伊藤健太郎は、ジョジョの奇妙な冒険第5部のペリーコロ以外にも、様々なキャラクターを演じています。弱虫ペダルの田所迅、ヒカルの碁の加賀鉄夫、ゴールデンカムイの白石由竹などの訳で知られている声優です。伊藤健太郎の出演作を見てみると、舞台俳優としても活動する高い演技力で、とても幅広いキャラクターたちを演じ分けている事がわかります。
ペリーコロに関する感想や評価は?
このペリーコロさんの最期、うわぁ…てなるけど「ギャングもの」って感じのする展開で好きなんだよな… #jojo_anime
— 光る465 (@gmko465) February 8, 2019
ジョジョの奇妙な冒険のペリーコロに対しての感想では、その最後のインパクトの強さに対してのものもおおいです。証拠を消すために自らの頭を打ちぬいたペリーコロ。その衝撃の最後のシーンは、読者を驚かせましたが、同時にギャングらしいとも感じられてます。ジョジョの奇妙な冒険第5部のストーリーをより深いものとする、評価の高い最後でもありました。
ほんまジョジョ5部かっけぇよ…。
— 皇帝ぺそぎん最近指描きオンリー (@emperorpesoguin) February 10, 2019
みんなかっけぇ…スタンドも本人も好きや。スタンド使いじゃないけどペリーコロさんもほんまかっけぇ。
ジョジョの奇妙な冒険第5部のペリーコロに関しての評価では、スタンド能力を持っていないけどカッコいいというものもあります。ジョジョの奇妙な冒険にはスタンド使いでカッコいいキャラクターが多数登場してきます。そんな登場キャラクターの中にあって、しかも登場シーンは極めて少ないペリーコロ。しかし、少しの登場シーンでも強い印象を残し、カッコいいとの評価を得ています。
ブチャラティがペリーコロさんって「さん」呼びするのすごい好き
— みにお (@n_minio) February 9, 2019
ペリーコロに対しての感想では、その存在感と幹部としての地位の高さから、ブチャラティ達から「さん」付けされるのが好きという意見も多いです。ファンの間でも、ペリーコロと呼び捨てにされずに「ペリーコロさん」と呼称されることの多いキャラクターです。ついつい敬意を示したくなる魅力を秘めています。
ペリーコロの最後や名言まとめ
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ここでは、ジョジョの奇妙な冒険第5部に登場した印象的な幹部の老人ペリーコロについての情報を詳しくご紹介しました。ペリーコロはジョジョの奇妙な冒険の登場人物として、珍しくスタンド能力を持っていない人物です。スタンド能力がないにも関わらずパッショーネの幹部だったこと、そのボスへの忠誠心の現れた最後などで、読者に強烈な印象を残したキャラクターです。
ペリーコロの声を務めた声優や、作中での名言などもご紹介しました。ペリーコロに興味を持ったという人は、是非ジョジョの奇妙な冒険第5部をチェックして、彼の活躍するシーンに注目してみてください。