【ジョジョ】空条承太郎は死亡した?最期のあらすじや結婚・実写キャストネタバレ

荒木飛呂彦による漫画シリーズ「ジョジョの奇妙な冒険」の第3部「スターダストクルセイダース」の主人公として初登場し、後のシリーズでも重要人物として物語に深く関わっていく空条承太郎について、本当に死亡したのかという事や、死亡した理由も含めて作中での活躍を最期までネタバレしていきます。また今回は空条承太郎の実写映画でのキャストやアニメ版での声優についても紹介していきます。

【ジョジョ】空条承太郎は死亡した?最期のあらすじや結婚・実写キャストネタバレのイメージ

目次

  1. 空条承太郎はどんなキャラ?
  2. 空条承太郎は死亡した?
  3. 空条承太郎の最期までのあらすじネタバレ
  4. 空条承太郎の結婚相手
  5. 空条承太郎の実写版キャスト
  6. 空条承太郎の名言集
  7. 空条承太郎に関する感想や評価は?
  8. 空条承太郎の死亡の理由まとめ

空条承太郎はどんなキャラ?

「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」で初登場し、もはや「ジョジョの奇妙な冒険」を代表するキャラクターとなっている空条承太郎ですが、いったいどんな人物であるのかを家族構成やプロフィールなども含めながら詳しくネタバレ紹介していきます。また承太郎は強くてかっこいいというところも魅力で、ファン達から人気を得ている秘密となっていますが、その強さの理由であるスタンドについても解説していきます。

空条承太郎のプロフィール

空条承太郎は1970年または1971年生まれで「ジョジョの奇妙な冒険」の第3部で初登場した時点で17歳、第4部で28歳、第5部で30歳、第6部で41歳となっていきました。身長は195センチで血液型はみずがめ座、血液型はB型で、瞳の色はややグリーンです。基本的に口数は多くありませんが根には熱い心と正義感をもっており、戦闘の際には冷静沈着な判断力を持っています。また、「やれやれだぜ」という言葉が口癖となっています。

第3部では初登場から最後まで学生服と学生帽というファッションを貫いていますが、特に帽子にこだわりを持っており、作中では敵スタンドの攻撃で脱がされたシーン以外では一度たりとも脱ぐことはありませんでした。帽子は承太郎の頭と一体化しているように見えますが、これは作者が帽子は承太郎を象徴するものであるという事を強く決めており、どの位置から見ても承太郎だと分かるようにするためという事が理由になっています。

第3部の時点では17歳の高校生でありながら相撲が好きというシブイ趣味を持っており、千代の富士のファンだという事で、承太郎が初登場した留置所内ではラジオで千代の富士の試合の中継を聞いていました。また承太郎は留置所にギターも持ち込んでいた事からも分かるように音楽好きで、好きなミュージシャンは久保田利伸だという事です。そんな承太郎の好きな女性のタイプは日本人らしい女性で、ウットーしい女は嫌いとの事です。

また船や飛行機も好きなようで、それらに関する本を読む事も趣味としています。ニックネームは「ジョジョの奇妙な冒険」の歴代主人公達と同じく「ジョジョ」で、空条承太郎の「空」と「承」を合わせたものとなっています。しかし物語序盤こそ「ジョジョ」と呼ばれる事もあったものの、だんだんと誰からも呼ばれなくなり、仲間や敵などを含めた周りの人物からは一貫して承太郎と下の名前だけで呼ばれるようになっていきました。

空条承太郎のスタンド

空条承太郎のスタンドは「スタープラチナ」です。「ジョジョの奇妙な冒険」を代表するスタンドとなっており、第3部以降で多く登場する事になる全ての人型のスタンドの原型となりました。見た目は筋肉質な身体で髪の毛も生えており、かなり人間に近いものとなっています。名付け親は承太郎の仲間であるモハメド・アヴドゥルで、承太郎がタロットカードの大アルカナ17番目のカードである「星」を引き当てた事から命名しました。

ステータスは第3部の時点で「破壊力A/スピードA/射程距離C/持続力A/精密動作性A/成長性A」となっており、近距離パワー型のスタンドであるため射程距離は短くなっていますが他のステータスはけた外れなものとなっており、第4部以降は「完成された」「強くて無敗」などと、しばしば最強のスタンドとして表現されるようになりました。単純な戦闘力だけでもかなりの強さとなっていますが最強と呼ばれる理由はその能力にあります。

第3部の終盤まではスタープラチナは代表的な技である拳の連打「オラオララッシュ」や指を伸ばして敵を貫く「スターフィンガー」を駆使して敵スタンドに打ち勝ってきましたが、DIOとのラストバトルで時を止めるという最強の能力に目覚めました。以後この能力はDIOのスタンド名からとって「スタープラチナ・ザ・ワールド」と命名され、第3部・第4部で2秒、第6部では最長で5秒間、時を止める事が出来るようになっていきました。

第6部では黒幕であるプッチ神父によってDISCとして奪われてしまった「スタープラチナ」でしたが、あまりに強すぎる能力のため、誰も使いこなす事が出来ないでいました。原作者の荒木飛呂彦は「スタープラチナに勝つ事が出来るスタンドはありますか?」という質問に対し、「存在しない、強いて言うなら空条承太郎の力を受け継いだ子孫だけでしょうね」と語っていた事からも、「スタープラチナ」が最強だという事が分かります。

空条承太郎の強さ

空条承太郎は「スタープラチナ」を使用したスタンド同士の戦いが多く描かれているため分かりにくくなっていますが肉弾戦も非常に強く、地元ではかなり不良少年たちに名前が知れ渡っていたようです。第3部ではアレッシーのスタンド「セト神」によって幼い子供の姿に変えられた承太郎でしたが、子供の時でもやるときはやる性格であったようで、スタンドを使わずに大人であるアレッシーをボコボコに殴って吹っ飛ばしていました。

また肉体的な強さだけではなく頭脳明晰で頭の回転が速いところも承太郎の強さの秘密で、歴戦のギャンブラーであり、ギャンブルに負けた者の魂を奪うスタンド「オシリス神」を持つダニエル・J・ダービーとポーカー勝負をした際には冷静なハッタリによって勝利し、仲間達の魂を解放していました。文武両道で「黄金の精神」を持っている事も、承太郎が「スタープラチナ」のような最強のスタンドを授かった理由となっています。

空条承太郎の祖父はジョセフ

空条承太郎の祖父は「ジョジョの奇妙な冒険」の第2部「戦闘潮流」の主人公・ジョセフ・ジョースターです。ジョセフは第2部のヒロインであったスージーQと結婚をして1人娘であるホリィをもうけ、その後成長したホリィと日本人のミュージシャンである空条貞夫との間に生まれた子供が承太郎になります。ジョセフは第2部の本編から50年後に、娘のホリィと孫の承太郎に会いに行くというところから第3部の物語は幕を開けます。

ジョセフは第2部の時点では祖父であるジョナサン・ジョースターと同じく「波紋」を駆使して戦闘を行っていましたが、第3部からはスタンド「ハーミット・パープル(隠者の紫)」を身に付けており、念写を行う事が出来るほか、イバラを自由自在に操って敵を縛り付け、そこに「波紋」を流し込む攻撃方法もあります。ジョセフはこのスタンド能力や今までに培った知恵を使って承太郎や仲間達と共にDIOを倒す旅に向かう事になります。

また、「ジョジョの奇妙な冒険」の第4部「ダイヤモンドは砕けない」の主人公・東方仗助はジョセフの隠し子で、1980年代にジョセフが日本人女性で当時大学生であった東方朋子と不倫をした事で生まれました。そのため仗助は高校1年生の少年ですが、第4部の時点で28歳であった承太郎の叔父という事になり、奇妙な関係となっています。第4部はジョセフに隠し子がいる事を知った承太郎が仗助に会いに行くところから始まります。

空条承太郎の声優

OVA版「ジョジョの奇妙な冒険」の第1期および第2期で空条承太郎の声を担当した声優キャストは小杉十郎太です。神奈川県出身で1957年12月19日生まれの2019年現在61歳で、父親が医者であった事から幼い頃から自分も医者になるものだと漠然と思っていましたが、高校時代に声優の仕事に興味を持ち始め、20代の時に「機動戦士Zガンダム」のオーディションを受けてヘンケン役に選ばれた事で声優としてデビューを果たしました。

現在でも声優として第一線で活躍しており、特徴的な渋い声に定評があります。「ジョジョの奇妙な冒険」以外の代表作には1995年に放送されたアニメ「鬼神童子ZENKI」のZENKI役や、1997年に放送されたアニメ「金田一少年の事件簿」の剣持勇役などがあり、主人公やメインキャラクターを多く演じています。また海外映画・ドラマでは多くの有名俳優の担当声優となっており、ダニエル・クレイグの声優としても知られています。

2014年から放送されたテレビアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」で空条承太郎の声を担当した声優キャストは小野大輔です。高知県出身で1978年5月4日生まれの2019年現在40歳で、2001年から吹き替え声優としての仕事を始め現在ではジャンルを問わず活躍している人気声優となっています。「ジョジョの奇妙な冒険」は原作のファンであったため承太郎の声優に選ばれた時は飛び上がって喜んだそうです。

アニメ版第3部の収録は今までの声優人生で無かったくらいの熱演をしたと語っており、最終回の収録後は「燃え尽き症候群」になってしまうほどだったという事です。現在はテレビアニメ版は続きが作られる予定が無いため承太郎を演じる機会が少なくなっていますが、「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」などのゲーム作品では引き続き承太郎の担当声優となっています。また雑誌などでは度々イケメン声優に選ばれています。

承太郎以外で担当声優となっている役は、2006年に放送されたアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の古泉一樹役や、2015年から放送された「おそ松さん」の松野十四松役などがあり、話題作の重要キャラクターを多く演じています。海外映画・ドラマにも声優として出演する機会が多くベンジャミン・マッケンジーの担当声優として有名です。声優以外にも歌手やナレーターなど幅広いジャンルで活躍中の小野大輔に現在注目が集まっています。

空条承太郎のフィギュア情報

空条承太郎のフィギュアは原作漫画のシリーズごとに非常に多い種類が発売されており、画像にあるものは第3部スタイルの24センチの超可動式フィギュアとなっています。細かく動きを設定する事が出来るため、「ジョジョ立ち」や戦闘シーンの再現など様々なポージングを楽しめます。また同じく超可動式シリーズで承太郎のスタンドである「スタープラチナ」も発売されているので、2体一緒に並べる事がおすすめとなっています。

こちらは「ジョジョの奇妙な冒険」の第6部「ストーンオーシャン」で、作中に久しぶりに登場した承太郎のシーンを再現したものとなっておりファンにはたまらないポージングとなっています。この時の承太郎は41歳という年齢で、徐倫の父親となっているためさすがに学生服では無くなっています。しかし以前とはデザインは違うものの相変わらずトレードマークである帽子はかぶっており、全体的に高級感ただよう服装となっています。

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空条承太郎は死亡した?

空条承太郎はジョジョ6部で死亡

空条承太郎の娘である徐倫が主人公となっている第6部「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」にて空条承太郎が死亡してしまうという衝撃的な出来事がありました。第3部から初登場し、第6部まで活躍し続け多大な功績を残してきた承太郎の突然の死には多くの読者が驚愕し、泣き崩れてしまうファンもいたそうです。頭脳明晰で冷静沈着、チート的な強さを誇っていた承太郎がなぜ死亡したのかという理由をネタバレしていきます。

空条承太郎が死亡した理由

第6部の主人公・空条徐倫は仲間達と共に黒幕であるプッチ神父と最後の戦いに挑みますが、この戦いに承太郎も参戦しています。プッチ神父は最終進化を遂げた自分のスタンド「メイド・イン・ヘブン」の能力によって時を加速させ、親友であったDIOとの約束である天国を実現させようとしていました。「メイド・イン・ヘブン」による時の加速は異常で、承太郎の「スタープラチナ」のスピードでも追いつけるものではありませんでした。

そんなとてつもないスピード感の中で承太郎はプッチ神父に攻撃を仕掛けますが、カウンターで喉を掻き切られてしまいます。しかしこの時はアナスイの能力によって命拾いし、何とか体勢を立て直しますが、もはやなすすべは無くなってしまいます。そして次の瞬間プッチ神父は徐倫に向かって攻撃を仕掛け、それを守った承太郎は娘の代わりに死亡してしまいます。娘を守るために敵の攻撃を受けたという事が承太郎が死亡した理由です。

空条承太郎の死亡の謎

ネタバレしたようにあっけない承太郎の死であったため、納得できずに承太郎が死亡した事には何か理由があるのではないかと考察するファンが多くいます。あまりにはっきりとした描写であったため死亡した事は間違いないと考えられますが、主人公という立場では無くなってからも活躍し続けた承太郎はこれからも必要な存在であると考えられるため、「ジョジョの奇妙な冒険」の最大の謎となっており理由があると考察するのは自然です。

ではなぜ死亡したのかという理由についてですが、読者の考察をピックアップすると、「これから先に承太郎を復活させて活躍させるために死亡させた」「死亡させなければ第6部から先に進む事が出来なかった」「死亡する事によりスタープラチナをより強くするため」といったような理由が考えられています。また謎の1つとして、プッチ神父のように強力な敵を前になぜもっと仲間を連れて来なかったのかという読者の意見もあります。

空条承太郎の死亡後の未来

現在「ジョジョの奇妙な冒険」はプッチ神父の「メイド・イン・ヘブン」の能力によって時が加速して世界が一巡したことによって、今までの登場人物達が存在していない「パラレルワールド」が舞台となっていますが、どこかしらのタイミングで元の世界に戻らなくてはなりません。そこで承太郎が死亡した理由ですが、死亡した承太郎が「パラレルワールド」を壊して元の世界に戻す役割を担っているのでは無いかと考察されています。

空条承太郎の復活の可能性

もしくは、「パラレルワールド」になった事で元の世界が無くなったため、元の世界の登場人物達は全員死亡していると考えられますが、これから先「ジョジョの奇妙な冒険」は死後の世界を舞台にし、そこで承太郎が再び主人公として活躍するのではないかとも考えられています。ジョースター家の謎というものはまだ解明されていない事も多いため、死後の世界で承太郎の先祖なども交えながら解き明かされていくのではないでしょうか。

空条承太郎の最期までのあらすじネタバレ

ジョジョ3部での空条承太郎のあらすじネタバレ

100年前にジョナサン・ジョースターが倒したDIOが復活した影響でスタンド能力に目覚めた空条承太郎でしたが、母であるホリィもスタンドが発現した事で悪影響が生じ重体となってしまいます。承太郎は母を救うために祖父のジョセフ・ジョースターをはじめとした仲間達と共にDIOを倒すための旅に向かいますが、DIOが送り込んできた数々のスタンド使い達との戦いの日々は壮絶を極めました。

そして遂にDIOのいるエジプトまで辿り着きますが、DIOのスタンド「ザ・ワールド」は無敵で、時を止める能力を持っていたため戦いは終始劣勢のまま進み、アブドゥル、イギー、花京院などの仲間達は次々と死亡していってしまいます。しかし途中で承太郎も「スタープラチナ」に時を止める能力がある事に気付き、不意をついてDIOの動きを止め、渾身の一撃を放った事で見事に打ち倒し、100年以上の長い因縁にケリをつけました。

ジョジョ4部での空条承太郎のあらすじネタバレ

祖父であるジョセフ・ジョースターがかなりの老年となってしまった事で、遺産を整理していた空条承太郎はジョセフに隠し子がいるという事実を知り、M県S市杜王町に住んでいる年下の叔父・東方仗助の元を訪れます。そして杜王町にはスタンド使いを生み出すとされる「弓と矢」が存在すると知った承太郎はしばらく町に滞在する事にし、仗助と共に次々と現れるスタンド使いと戦いながら、黒幕についての調査を進めていきます。

しかし承太郎の「スタープラチナ」の強すぎる能力はスタンド使い達の間で知れ渡っており、黒幕であった吉良吉影からも警戒されていました。ちなみに承太郎は杜王町に滞在している時にヒトデに関する論文を書き上げ、それによって博士号を取得したという事です。

ジョジョ5部での空条承太郎のあらすじネタバレ

第3部でDIOとの戦いにケリをつけた空条承太郎でしたが、DIOに汐華初流乃(しおばなはるの/ジョルノ・ジョバーナ)という息子がイタリアにいる事が判明した事を理由に、第4部のメインキャラクター・広瀬康一に調査を依頼します。ジョルノとの接触に成功した康一でしたが、ジョルノにもスタンド能力がある事が分かった事で、承太郎はこれ以上の調査は危険だという理由で康一を日本に帰国させ、以後は登場しなくなります。

ジョジョ6部での空条承太郎のあらすじネタバレ

空条承太郎は無実の罪で「G.D.st刑務所」に収監されてしまった娘・空条徐倫を助け出すために脱獄の計画を立てようとしますが、徐倫は家庭を顧みずに仕事ばかりに打ち込んでいた父を恨んでいたためつっぱねます。しかし承太郎は家族を危険な目に遭わせたくないという思いから愛する家族と極力接触を避けていただけという真実が分かり、徐倫の承太郎に対する誤解が解けた事で親子の間のわだかまりが無くなりました。

しかし承太郎は黒幕であるプッチ神父のスタンド「ホワイトスネイク」によって記憶とスタンド能力をDISCとして奪われ、仮死状態となってしまいます。徐倫は父を救うために多くの敵スタンドとの戦いを潜り抜け、遂に承太郎のDISCを取り戻して承太郎を生き返らせる事に成功します。そして承太郎と徐倫、仲間達は前述でネタバレしたプッチ神父との最後の戦いに挑みます。

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空条承太郎の結婚相手

空条承太郎の結婚相手はアメリカ人女性

第4部で空条承太郎が博士号をとったという事はネタバレしましたが、第6部のとあるシーンでの解説によると、その時点でアメリカ人女性とは結婚しており、徐倫も生まれていたという事でした。しかし現在は離婚しているという事もあり、作中で承太郎の妻であるアメリカ人女性についての描写はほとんど無く、徐倫によると泣き虫であったという事が語られています。

しかし承太郎の妻は娘である徐倫が重体となっている時にも仕事を理由に家に帰ろうとしない承太郎に対して怒りをぶつけている描写があるため、娘に対する愛は深い事が分かります。また承太郎の妻は「G.D.st刑務所」に収監された徐倫に差し入れを持ってくるなどしていた事から、優しい人物である事がうかがえます。

空条承太郎の結婚相手はアン?

承太郎の妻は第6部で初めて顔が明らかになりましたが、第3部にアンという家出少女が登場しており、承太郎に好意を持っていたようなので、妻の顔が分かるまではアンが承太郎と結婚したのではないかと考えるファンも少なくありませんでした。ちなみに承太郎もアンの乗った飛行機を見送りに行くなどしていたため嫌ってはおらず、アンが承太郎の結婚相手だと感じるファンを多くさせる理由となりました。

空条承太郎の実写版キャスト

空条承太郎の実写版キャストは伊勢谷友介

「ジョジョの奇妙な冒険」の実写映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」で空条承太郎を演じたキャストは伊勢谷友介です。今までに実写版「るろうに剣心」の四乃森蒼紫役や、実写版「あしたのジョー」の力石徹役など、漫画作品の実写映画のキャストを多く演じてきました。原作の承太郎はイケメンであるため女性ファンも多くいますが、伊勢谷友介も整った顔立ちであるため、キャスト批判は少なかったようです。

また伊勢谷友介は承太郎のキャストに抜擢される前から「ジョジョの奇妙な冒険」の大ファンだったという事で、「承太郎には中学生の頃から恐ろしいほど憧れていました」と語っており、キャストに選ばれた時は嬉しい反面、自分と真逆の性格である承太郎を上手く演じる事が出来るのかという不安もあったそうです。またロケはスペインで行われたため、普段では味わえない撮影の雰囲気を楽しみながら演じる事が出来たという事でした。

伊勢谷友介のプロフィール

実写版の空条承太郎のキャストである伊勢谷友介は、東京都出身で1976年5月29日生まれの2019年現在42歳で、身長179センチ、血液型はA型です。元々は大学時代からファッションモデルとして活動し、1998年からは俳優に転身して映画「ワンダフルライフ」の同名キャストでスクリーンデビューを果たしました。大学時代にはニューヨークに留学した経験もあり、英語も堪能であるため英語を使用する演技を高く評価されています。

俳優業以外にも映画監督としても活動しており、大学時代に組んでいた自身のアイドルグループ「カクト」を題材にした映画作品「カクト」を2002年に公開しました。また2011年に起きた東日本大震災があった時には「元気玉プロジェクト」という復興支援を自らのプロデュースで実施し、当時に卒業式や卒園式の出来なかった子供達のためにボランティアを行ない、あらためて感動的な卒業式を企画して開催するなどしていました。

伊勢谷友介の他の出演作

空条承太郎の実写キャストである伊勢谷友介の他の代表作は、2010年に放送されたドラマ「竜馬伝」の高杉晋作役や、2015年に公開された映画「新宿スワン」の真虎役などがあり、出演作の多くにメインキャストとして出演しています。2019年2月には漫画作品を実写化した「翔んで埼玉」の主要人物・阿久津翔役のキャストにも抜擢されており、現在も俳優として第一線で活躍しています。

また声優キャストとしても活動した経験があり、2006年に公開されたアニメ映画「鉄コン筋クリート」の木村役や、2015年に公開された海外アニメ映画「リトルプリンス 星の王子さまと私」のキツネ役など、俳優業と同じようにメインキャストに抜擢されています。

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空条承太郎の名言集

空条承太郎の名言①理解したか?

「理解したか?(ドゥー・ユー・アンダスタン?)」は今まで詳しくネタバレしてきた空条承太郎が3部で初めて英語を発音したときのセリフで、意外性から名言として選ばれる事が多くなっています。今までは敵の術中にはまっていた承太郎でしたが、このセリフを発言した後に返り討ちにする事になります。

空条承太郎の名言②道というものは自分で切り開くもの

「ジョジョの奇妙な冒険」の単行本17巻で、仲間達が道が無くなった事で行き詰まり、途方に暮れようとしているところで空条承太郎が発言した名言になります。頭脳明晰で冷静な承太郎が発言したセリフのため、登場人物だけで無く読者にも安心感を与えました。この後に承太郎が述べる「実際に手本を見せてやるぜ、道を切り開くところをな」というセリフもかっこいい名言となっています。

空条承太郎の名言③おれたちには関係ねえ

あらすじネタバレで前述してきたように承太郎はDIOとの戦いに勝利しましたが、祖父のジョセフはDIOに血を吸い取られ過ぎたために瀕死となっており、心臓が止まっている状態でした。承太郎たちを迎えにきた「スピードワゴン財団」の医療班はもう助ける事は無理という旨を伝えてきますが、今まで承太郎は無理な戦いを潜り抜けてきたため無理だとか無駄だとかいう言葉は「おれたちには関係ねえ」と言い、スタンドを発動させます。

承太郎はDIOとの戦いの途中で、DIOをやり過ごすという理由で「スタープラチナ」を使って自分の心臓を止めて死んだふりをしたというシーンがありましたが、承太郎は今回もその要領でジョセフの心臓を動かし、見事復活させていました。不可能を可能にする承太郎のかっこよさが爆発したシーンでの名言となっています。

空条承太郎の名言④とてもアワれすぎて何も言えねえ

第3部でスタンド使いの敵が「もう殴ったりしないよね?重症患者だよ、鼻の骨も折れてるし」という事を理由に助けてほしいと言いだした事で、承太郎は見下した表情で「とてもアワれすぎて何も言えねえ」と発言し、「スタープラチナ」を発現させて強烈な「オラオララッシュ」を繰り出し、相手の原型が分からなくなるほどボコボコにしていました。男としてのプライドを失った敵に対して承太郎が述べた漢気溢れる名言となっています。

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空条承太郎に関する感想や評価は?

ジョジョと言えば承太郎!

「ジョジョの奇妙な冒険」には歴代主人公達だけでなく、多くの魅力あふれるキャラクターが登場してきましたが、空条承太郎の人気は群を抜いて高いため、ファンからはジョジョの顔として扱われています。今まで前述でネタバレしてきたように強さだけでなく冷静に物事を判断する頭脳も持ち合わせており、さらにルックスもかっこいいという事で人気が高くなるのは当然とも言えます。

承太郎は大切な事を教えてくれる

名言見出しでネタバレを含みながら前述してきたように、承太郎は発現する言葉のほとんどが思わず納得してしまうほどの説得力を誇っており、名言生産機となっています。「道というものは自分で切り開くものだ」や「おれたちには関係ねえ」など、作中だけではなく現実世界にも影響を与える言葉となっているので、承太郎のかっこいい名言の数々は、ファンが増えて人気となっている理由ともなっています。

承太郎とスタープラチナは最強!

前述でネタバレしてきたように、原作者である荒木飛呂彦も「スタープラチナ」は最強のスタンドだと語っており、もし承太郎が今も生存していたならばどんな敵が出てきても負ける事は無かったという事実があるため、残念がるファンは多くいます。ネタバレで前述したように承太郎は復活する可能性も秘めているので、また最強のスタンド「スタープラチナ」をひっさげて登場してくれる事をファンは祈っています。

空条承太郎の死亡の理由まとめ

「ジョジョの奇妙な冒険」の重要キャラクターである空条承太郎について、実写映画で演じたキャストやアニメ版での声優キャスト、そして死亡した理由をネタバレ紹介してきましたが、今後も復活する可能性がある魅力あふれるキャラである事が分かります。今回のネタバレを含んだ空条承太郎の記事を読んでからもう一度、「ジョジョの奇妙な冒険」を1巻から読み返してみるのはいかがでしょうか?

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