2019年02月13日公開
2019年02月13日更新
【ハンターハンター】ウェルフィンの「コムギ」の一言と伏線を考察!念能力や強さは?
ハンターハンターのキメラアント編の重要な人物として忘れてはいけない存在として名があがるウェルフィンについて紹介をさせて頂きます。ウェルフィンの念能力やウェルフィンの名前にキメラアント編においての伏線となっている事もキメラアント編に重要な意味として繋がっている事等も考察させて頂いております。そして会った事のない「コムギ」の名前を言えたのは何故か。更にハンターハンターキメラアント編で共感を持てるキャラとしても人気の有るのは何故か等とご紹介させて頂きます。
目次
ウェルフィンはどんなキャラ?
ハンターハンターの第三期と言われるキメラアント編に出てくるウェルフィンは、オオカミ型の蟻のキメラアントです。キメラアント師団長をしており、猜疑心が異常な程に強く暗躍を企む策士タイプです。オオカミ型の為と猜疑心が強い臆病者とも言えますが用心深い為に、嗅覚が鋭く臭いでの追跡能力は主人公ゴンの嗅覚操作をも超える能力の高さと言われております。性格に関係して念能力と身体能力に影響していると言われております。
ウェルフィンの野望
ウェルフィンは女王軍師団長のひとりでしたが、女王が亡くなった後に自ら王になろうと旅立ちました。しかしハンターに追われてしまい自分が王となる夢は諦めてメルエム王の元に向かいます。宮廷警備を任されますが、ウェルフィンは元裏の権力者ビゼフ長官を利用し陰の王となろうと野望を持ちます。ビゼフ長官の弱みを見付け確実に陰の王の道を進もうとする余りに、宮廷に侵入者が入った事をも直ぐには知らせずに空回りをします。
ハンターハンターキメラアント編
ハンターハンターキメラアント編は、G.Iをクリアしビスケと分かれた後に、ゴンとキルアはクリア商品で得た呪文カードを使い人に会いに行こうとします。しかしジンは予測しており、ジンの元に飛ぶのではなくカイトの元に飛ばされてしまいます。カイトは幼い頃にゴンを救った恩人であり、ジンの弟子でした。カイトと再会しカイトの仕事に同行します。「キメラアント」の存在を知り、人を襲うキメラアントと立ち向かう事になります。
キメラアント編重要キャラ・メルエム王
メルエム王はキメラアント編だけではなくアニメハンターハンターの作品中で一番の最強念能力者と評価されております。実際にハンター協会のネテロ会長でも倒すことは叶わず黒いバラと言う人間核弾頭で被爆者としてメルエム王を滅ぼす結果となりました。念能力者同士の戦いとしてネテロ会長でも倒せない最強念能力者と言えるでしょう。更に後半にかけては正に真の王としての風格と品格を持ち備え最後に産まれて来た意義を悟ります。
キメラアント編重要キャラ・コムギ
メルエム王は人間選別までの暇つぶしに将棋・碁・チェス等ルールを読みんだ後に各種の王者を相手に勝負し負けた人間はその場で即殺されメルエム王が勝ち進んで居ました。連勝を止めたのがコムギと言う盲目の少女で軍議というゲームの連続世界王者保持者です。メルエム王が何度と勝負しますが王が勝つ事が出来なかった存在です。軍議を通しコムギと共に過ごす中でメルエム王に変化を与えお互いにとって唯一無二の存在となります。
キメラアント編重要キャラ・ネフェルピトー
ネフェルピトーは、王直属護衛軍の一人で、複数の機能を持った能力を持つ人形を作りだす事が出来ます。特に彼女の外科医能力の有る人形は生死を問わず肉体を修復させる力を持ち更にその能力は完全に体の細胞組織を修復させるだけでなく改造する事も可能となっております。また全力で戦う時は、バレリーナの様な人形で本人自身を操り戦闘能力を向上させる事が出来ます。ゴン達が出会った中の最強のキメラアントと言えるでしょう。
キメラアント編重要キャラ・シャウアプフ
シャウアプフは王直属護衛軍の一人です。彼は操作系能力者で他者を繭の様に堤変態させ本人の性格などに合った念能力を修得させる能力と羽から鱗粉を出し催眠状態にさ洗脳しやすくします。更に相手の周囲を鱗粉で覆い相手の精神状態や心を読み解く能力に長けております。また自分の体を分裂させて複数の分身を作り出し情報収集や骨格や声を真似る事が出来る等と広範囲の能力をもち攻撃タイプではなく司令塔的な役割を担っています。
キメラアント編重要キャラ・モントゥトゥユピー
モントゥトゥユピーは、王直属護衛軍の一人で彼は人でなく唯一魔獣の混生型です。変化系と強化系を併せ持っている念能力者です。自身の形状を自在に変化させ怒りのエネルギーで肉体と念能力が爆発的に増大し周囲に圧倒的な破壊をする事が出来ます。戦闘中に怒りの感情をコントロール出来る様になり更なる進化を遂げ王直属護衛軍の中で一番の力を持っていると言えるでしょう。そして彼の死も戦いとは関係ない原因で亡くなります。
ウェルフィンのプロフィール
ウェルフィンは、王誕生前は女王軍師団長をし女王が死亡し後は自ら王になる事を目指しますが、プロのハンターに追われ王の元に庇護を求め王の宮殿の警護担当等をします。しかしウェルフィンは、表の王は諦めましたが陰の支配者を目指し暗躍する悪キャラです。更に彼の前世は人で名はザイカハルでNGLの一員でした。キメラアントにされる前は麻薬製薬工場に勤めておりジャイロを知る人物でした。前世も重要な意味をなしております。
オオカミ型の蟻
キメラアントの容姿は、甲殻類や虫や動物等の顔と手足で肉体は人間と同じ体つきをしています。ウェルフィンの姿は、鍛え抜かれ体をしており狼の凛々しい顔立ちです。ウェルフィンは狼と同じく優れた嗅覚を持っており、ハンターハンターの作中で嗅覚捜索能力が高いと言われていたゴンをも超すとも言われる嗅覚能力を持っていると言われております。更に後半は王に追求され一瞬で毛が抜け落ちて老いる姿に嘆くファンも居りました。
操作系能力者
軍師団長ウェルフィンの念能力は、2つ念能力を発動させていると言えるでしょう。ミサイルを具現化し敵に放ちます。これは具現化系念能力です。そしてミサイルが発射されると対象者に命中するまで追いかけ必ず命中させるのは、操作系の念能力です。ウェルフィンは単純に操作系能力者ではなく具現化系も合わせて発動させれる高いレベルが有ると言えるでしょう。他キメラアントとは違い師団長クラスの念能力はかなり高いと言えます。
師団長一の懐疑主義者であり猜疑心が強い
ハンターハンターでこれ程笑えるくらいに空回りする猜疑心の塊のキャラは居ないと言われる程、ウェルフィンの猜疑心の深さは筋金入りと評価されております。一度ウェルフィンが疑った相手は死ぬ最後まで信用する事は無いと言われております。自分自身の念能力さえも信用できず安心とは無縁の存在と言えるでしょう。そして良い情報を手に入れていても慎重とは程遠い疑心暗鬼から空回りをしチャンスを終始逃しております。疑念が強すぎる為に、猜疑心の妄想世界に入り自らを追い込んでしまう癖があると言えるでしょう。
ウェルフィンを演じる声優
ウェルフィンの声は、声優大ベテランの中村大樹氏です。テレビアニメでは、赤弾ジリオンのデイブ役で初レギュラーとなり、鎧伝サムライトルーパーの光輪の伊達征士役を担当しておりました。デビュー当初は正統派の二枚目を演じる事が多かったのですが、1990年代後半頃からはコミカルな役も多く演じる様になりました。更に、海外映画の吹替えやドラマCD等と幅広く活躍されています。声優学校の講師としても活躍されております。
ウェルフィンの「コムギ」の一言を考察
ウェルフィンが王の追求に狼狽え死を確信し後悔している時に、プフが賭けに負けた時に話す「プフの秘密」をウェルフィンが言ってしまう恐れがある為、追求は後にして貰える様に追求を止め様とします。ウェルフィンは、プフの行為に疑問を持ち必死に「プフの秘密」を混乱しつつも考えます。そして「コムギ」いう名前をウェルフィンは、以前のプフとピトーとの会話で何か重要な人物だと考えており賭けに出たと考察されております。
ウェルフィンが「コムギ」と言った経緯
王の念能力の前では嘘は通用しない嘘を言えば即死となる状況で生き残れる言葉はと必死に考え混沌としている中でウェルフィンはプフが王に「其の物は私の秘密に深くかかわる者」「しかしそれを自覚せぬ者」「其の物の口から私の秘め事が漏れる事も十分考えられまする」と話している会話を聞き、自分がプフの秘密を知ってる事に気付かされます。そして「プフの秘密」を暴露する事で状況が変わる事に賭けたのではと言われております。
ウェルフィンが「コムギ」といった理由
プフがコムギの真似をした事が不自然に思えた為、ウェルフィンの頭の片隅あったと思われております。普通に命乞いをしても無理だと確信している為、秘密について必死に記憶を遡りプフがコムギの名前を使いモノマネをしてピトーを騙した事に行きついたと考察されています。ウェルフィンが知るプフの秘め事はこれしかないと自分自身に対しても猜疑心の強いウェルフィンが混沌とした思考の中「コムギ…?」と呟いた言えるでしょう。
ウェルフィンが「コムギ」を知っていた理由
プフはコムギを疎ましく思い王の害になると考え始末したいと思ってい居ました。その思いをピトーが知っている事に気付いていた為に、ウェルフィンを使ってピトーを騙しコムギを始末する行動に出ました。騙す為には、プフ自身が話しても嘘だと見抜かれる為ピトーに嘘の電話をウェルフィンにかけさせます。しかしこの事がウェルフィンにコムギの名前を知る切っ掛けとなり、プフの行為に違和感として記憶に残されたと言えるでしょう。
ウェルフィンとコムギの面識はなかった?
王がコムギと軍議(グンギ)で勝負をしている以外は、コムギは部屋に閉じ込められており、王とピトー・プフ・ユピーの4名しかコムギの存在を知る者はおりませんでした。その為、コムギの姿も名前も他のキメラアントが知る事は有りませんでした。特にウェルフィン自体は、師団長ではなく王宮の警護を主に担当しておりますが、王が居る3階のフロアーに行くような立場でもない為絶対に合う事も知る事も無いあり得ない状態でした。
ウェルフィンがコムギの名前を知っていた理由
ウェルフィンは、プフにピトーを騙す手伝いをさせられた時に「コムギ」と言う名前を知ります。そしてコムギの安全をピトーにウェルフィンが電話で伝える役をさせられ、プフが分身能力を駆使しコムギの顔とコムギの声で「私は安全です」とコムギの芝居をうつ姿に違和感を感じ、更にコムギという人物は重要な人物なのではと感じ無意識の内に記憶に刻み込まれていたと言えるでしょう。その伏線上でコムギの名前を知る事が出来ました。
プフがウェルフィンにやらせた事とは
怪我をし休んでいるウェルフィンの所にプフが現れピトーに電話をさせます。自分がコムギ救出を伝えても信用しない事を知っていました。ウェルフィンにコムギ救出の連絡をさせプフは分身能力でコムギ成りすましコムギの声で私は安全ですと嘘を伝え、ピトーがゴン達の約束を破ればコムギが死ぬと思ったのですが、逆にピトーが死ぬいう思惑とは相反した結果となりました。更にウェルフィンにコムギの名前を知られる事になりました。
ウェルフィンの名前の伏線を考察
状況は、ウェルフィンは死の瀬戸際に追い詰められていました。ウェルフィンが発したコムギの名前でメルエム王は記憶を取り戻し完全なる覚醒を遂げます。メルエム王の名前の由来は「全てを照らす光」という思いが込められた名前でした。そして真の覚醒をしたメルエム王は全てを悟り人と蟻の戦いは終わりを告げます。ウェルフィンの一言が重要な覚割を果たしました。ウェルフィンの名前も伏線があり重要な役割を担っておりました。
フェイリスの名前に隠された伏線
ウェルフィンの名前の伏線の意味はスペルにしますと「well fin」となります。「well」はフランス語で「well」は「良く」等の意味を持ちます。そして「fin」は「終わり」と言う意味を持ちます。フランス語でウェルフィンの名前を直訳すると「良い終わり」となり、ウェルフィンの言葉で暗い物語に光を照らすカギを出しキメラアントと人間の戦いに良い終結を導いたと言えるでしょう。名前の伏線の回収となると考察されております。
ウェルフィンは最重要キャラだった
ハンターハンターのキメラアント編で人質交換のメッセンジャーを引き受ける事になります。そしてユピーに出会いメッセージを伝えます。しかし元人間の記憶を思い出している彼は、ユピーの死を見て王を倒そうと大それた思いを持ちます。しかし王の偉大な念の前に敵意を見抜かれ己の愚かさを悟り死の瀬戸際に追い詰められます。彼は物語を終わらせる一言を呟きます。物語において良い締め括りに導く重要なキャラと言えるでしょう。
ウェルフィンの念能力や強さ
ハンターハンターのキメラアント編においてウェルフィンは後半になって活躍されます。念能力者としては攻撃系とは言い難い能力ですが、交渉・尋問・取引としては優秀な念能力と言えます。ウェルフィンに対して悪意や敵意を思うだけで念が発動し敵の体に激痛を起こし最後には敵の体の中から攻撃をします。しかしウェルフィンの念には発動条件がある為、先に問答無用で攻撃を仕掛けらると後手に回るという欠点が有ると言えます。
ウェルフィンの念能力は卵男
ハンターハンターのキメラアント編において見た目は、狼の顔を持ち強靭な姿に見えるシルエットから強いのではと言われておりました。後半に念能力を発動させる姿は背中に4つのミサイルを出現させ、とても強いイメージを与えております。ミサイルを敵に発射し敵の体内に「黒百足」を植え付けます。敵が反抗の念を抱くと体内から攻撃する念能力です。その事から卵を射撃する男と言う意味で卵男(ミサイルマン)と書かれております。
ウェルフィンの念能力の発動条件
念能力の念発動条件は、攻撃対象者を確認出来ないといけません。例えば「物陰にいる奴」と指定しても既に移動していた場合は不発となります。敵を見定める事が出来れば敵に命中するまで追い続け必ず命中します。命中後に体内の黒百足が発動する為には、質問に対して嘘を言った者と命令に逆らう者や攻撃を仕掛け様という念に反応し発動します。ハンターハンターのキャラの中で最も念の発動条件が面倒なキャラと言えるでしょう。
ウェルフィンの念能力による黒百足
ウェルフィンの念能力によって具現化したミサイル自体は殺傷力は殆どありませんが、命中した場所には黒百足が植え付けられます。黒百足はウェルフィンに対して悪意や反抗心を糧に激痛を与えながら成長し、最終的には敵の体を突き破って死に至らしめます。解錠方法は無いとウェルフィンは語っておりました。しかし黒百足はウェルフィンの心に反応しており、弱気になると無視が苦しみだしやがて解除され敵の体内から消滅します。
ウェルフィンの強さ
ハンターハンターのキメラアント編の師団長中では、ウェルフィンは強さランクでは中間ラインと評価されております。ウェルフィンの性格を大きく反映している「卵男(ミサイルマン)」は交渉や脅し等ではとても有効な念能力ですが、戦闘向きとは言えない評価がされております。発動条件が細かく面倒な為に状況次第では、何もしないうちに殺されてしまいます。即死級の念能力が高い相手とは対戦は不可能と判断されております。
前世の名前はザイカハル
ウェルフィンの前世の名前はザイカハルと言いNGLの一員でした。彼が人間だった時の事を思い出は、彼のの鮮明な記憶は実の父親に首を絞められその脇には骸骨の様な薄気味悪い顔をした見知らぬ女がタバコを吸いながら見ていたという光景でした。彼は血の繋がらない弟に助けて貰いNGLへ逃げ不幸な境遇を持つジャイロと意気投合し同時に彼を英雄と慕っていました。そして血の繋がらない弟はイカルゴではと言う声が上がっています。
ウェルフィンとイカルゴ
イカルゴはウェルフィンの重要な存在キャラと言えます。猜疑心が強く本音を言えない心の弱いウェルフィンに本音で生きる事が楽で幸せな事かと気付かせてくれた存在です。更に「蟻は敵だろ?俺たちの。そしてジャイロに会いに行けよザイカハル」と言う言葉に人間として目覚めます。またイカルゴが誰にも教えてない筈の自分の名前を言い当てた事でジャイロとの繋がりを思い出し結果ウェルフィンは物語を終わらせる役割を果たします。
ウェルフィンに関する感想や評価は?
ハンターハンターキメラアント編において、人間味臭いキャラの多い中で特に親しみ共感を持たれているのがウェルフィンです。王に追い詰められた時のウェルフィンが、一度覚悟を決めた筈の(元人間としてジャイロの仲間として戦う)決意が、ハンターハンター作品至上最強圧倒的なメルエム王はを前にして、脅威と命の危機を目の前にして信念が揺らぐ独白なシーンにとても人間臭くて共感を覚えますとの読者感想が載せられていました。
ウェルフィンの前半評価と後半の評価の差
登場からの評価と後半での評価は雲泥の差でとなっております。前半のウェルフィンは、登場した時は狼の容姿でクールなイメージを持たれていた方々多くいらっしゃいました。中頃からクールなイメージではなく陰湿で猜疑心の強い臆病者やサイドの雑魚キャラと評価されておりました。しかし、イカルゴとの出会いから評価は良くなり、よい意味で人間味のあるウェルフィンとしての親近感を持たる方が多くなり高評価へと変わりました。
ウェルフィンの伏線まとめ
ハンターハンターキメラアント編のクライマックスにウェルフィンが発した「コムギ…?」の一言で、ネテロ会長との戦いの後に瀕死と再生で記憶を失っていたメルエム王の記憶が蘇り真の覚醒遂げます。そしてメルエム王がコムギの「全てを照らす光」という伏線が回収され人と蟻の戦いが終わった瞬間と言われております。ウェルフィンの名前「上手に終わらる」と言う意味がハンターハンターキメラアント編を終結へ導きました。