ハンターハンター36巻の感想とネタバレ考察!表紙の幻影旅団と花の意味は?

ハンターハンターは、週刊少年ジャンプで連載されている今人気の漫画です。2018年10月4日、そのハンターハンターに、待望のの36巻が発売されました。今回発売の36巻で最も話題となったのは、表紙についている「幻影旅団と花」の意味です。果たして、この「幻影旅団と花」や、作者のコメントにはどのような意味や伏線が隠されているのでしょうか?今回は、ハンターハンター36巻のあらすじや感想、表紙に写っている「幻影旅団と花」の意味の考察についてをネタバレ紹介していきます。

ハンターハンター36巻の感想とネタバレ考察!表紙の幻影旅団と花の意味は?のイメージ

目次

  1. ハンターハンター36巻発売!
  2. ハンターハンター36巻のあらすじネタバレ
  3. ハンターハンター36巻表紙の幻影旅団や花を考察
  4. ハンターハンター36巻の見どころ
  5. ハンターハンター36巻を読んだ感想や評価は?
  6. ハンターハンター36巻の感想とネタバレまとめ

ハンターハンター36巻発売!

2018年10月4日、遂に、大人気の少年漫画、ハンターハンターに最新刊の36巻が発売されました。2018年9月から週間少年ジャンプでの連載再開が決定した事もあり、ハンターハンターファンにとっては嬉しいニュースが続きとなっています。

今回発売されたハンターハンター36巻で最も話題になったのは、36巻の表紙に写っている「幻影旅団と花」の表紙の絵です。果たして、この「幻影旅団と花」が示している意味とは何なのでしょうか?

表紙の絵を見てもわかる通り、今回の物語には、ハンターハンターファン懐かしの幻影旅団が登場しています。表紙の絵は、以前に発売されたハンターハンター12巻の表紙のセルフオマージュになっていますが、出ているメンバーは、12巻の時とは大きく異なってしまっています。中でも一番気になるのは、イルミが持っているお花です。

この絵のイルミの意味については、今後の展開のネタバレ予想を意味するのではないか、などという様々な憶測や感想が飛び交っています。更に、イルミが持っている花と似た花が、表紙に3つ存在しているという事の意味も気になる所です。

ここからは、大人気漫画ハンターハンターの36巻の表紙についている「幻影旅団と花」に隠された意味の考察や、あらすじ感想を、まとめて紹介していきます。

ハンターハンターの作品情報

ハンターハンター(HUNTER×HUNTER)は、冨樫義博原作で1998年から週刊少年ジャンプで連載を続けている人気漫画です。現在は、1巻から36巻まで単行本コミックスが発売されています。主人公のゴン=フリークスが偉大なハンターの父親であるジンを探すために、父親のジンと同じ「ハンター」になって、仲間たちと冒険をしながら絆を深めていく物語です。

ハンターハンターは、週刊少年ジャンプの中で「ONE PIECE」に続いて2番目に長い連載とされており、現在36巻までに発売されている単行本は、33巻までの時点ですでに7000万部を超えています。漫画だけにとどまらず、アニメや小説、ゲームや舞台化もされた、長年のファンが多い人気作品です。

ハンターハンターのこれまでのあらすじ

まずは、ハンターハンターのこれまでのあらすじを、シリーズごとにネタバレ紹介していきます。

主人公のゴン=フリークスは、自然が溢れる「くじら島」で、育ての親であるミトと暮らしていました。小さい頃から両親が居なかったゴンは、ずっと、父親は亡くなったと聞かされていました。

8歳の時に森で襲われたゴンは、父親のジン=フリークスの知人のカイトに助けられ、その時に初めて、父親のジン=フリークスは偉大なハンターで、今も亡くならずに生きている事を知らされます。

父親に憧れ、会いたい気持ちが募ったゴンは、自分もハンターになる事を決意し、故郷のくじら島を離れて冒険の旅に出ます。

ここからは、「ハンター試験編」のネタバレ紹介です。ゴンはプロのハンターになる為、ハンター協会主催の厳しい試験に挑戦します。毎年死者が出るほど過酷と言われる試験の会場で、ゴンは自分と同じ、ハンターを目指していた「クラピカ」「レオリオ」「キルア」と知り合い、友好を深めていきます。

4人で協力し、なんとか難しい課題をクリアし、合格に辿り着きましたが、なぜかキルアだけは、合格を自体する事になってしまいました。

次に、「天空競技場編」をネタバレ紹介していきます。自ら合格を辞退してしまったキルアをゾルディック家から連れ出したゴンは、一度クラピカとレオリオとは別れ、キルアと一緒に「天空闘技場」へ向かいました。天空闘技場で、ゴンとキルアは心源流拳法の門下生のズシと、その師匠にあたるウイングと出会う事に。

資金稼ぎと修行を目的として勝ち上がっていくゴンとキルアは、命の危険を察知したウイングに戦いを止められてしまいます。その代わりに、肉体からの生命エネルギーである「オーラ」を自由に操るための「念能力」の使い方を教えて貰います。ここから、ゴンとキルアは本格的に「念能力」の修行を始めるようになりました。

次は、幻影旅団編(ヨークシン編)をネタバレ紹介していきます。ついに修行を終えて正式なハンターになったゴンは、キルアと共に自身の故郷であるくじら島に里帰りをしました。ハンター専用のゲームソフトの「グリードアイランド」の存在を知った二人は、ゴンの父親を捜す手がかりを求めて、オークションに出品された「グリードアイランド」を手に入れる為、急遽ヨークシンシティを目指し始めます。

ヨークシンシティでレオリオに再開したゴンとキルアは、「グリードアイランド」を手に入れる為に色々な方法で賞金を稼いでいきます。特殊な能力を身につけていたクラピカも、マフィアの「ノストラードファミリー」のメンバーに加入し、ヨークシンシティに来ていました。ここから、高額なオークション品を巡って、高額懸賞金を掛けられている盗賊の「幻影旅団」とヒソカと、ゴン、キルア、クラピカの激しい戦いが始まりました。

グリードアイランド編では、残念ながら幻影旅団に掛けられた懸賞金を手に入れることが出来ず、「グリードアイランド」を諦める事になってしまいます。そこでゴン達は、「グリードアイランド」落札者のバッテラが開催するプレイヤー選考会に参加する事に。「グリードアイランド」の世界で全く勝てないゴンとキルアは、プロハンターのビスケに弟子入りし、戦闘術を学びます。

ここで一気に成長した二人。キルアはハンター試験に再挑戦して合格。本格的に「グリードアイランド」に取り組んでいる中で、このゲームはジンと仲間のハンターが念能力訓練を目的として作った事を悟ります。

ここからは、キメラ=アント編のあらすじ紹介です。「グリードアイランド」をクリアしたゴンとキルアは、商品の呪文カードでジンに会おうと試みますが、ジンに邪魔されてカイトの所に飛ばされました。そこで、凶暴で「キメラ=アント」の存在を知った二人は、兵隊蟻に人間までを襲わせている「キメラ=アントの女王」に危機を感じて、討伐に向かいます。

ここから、会長選挙・アルカ編に続きます。「キメラ=アント」の王の死により終結を迎えた戦いでしたが、ハンター協会のネテロ会長が亡くなってしまい、ゴンも瀕死の重傷を負ってしまいます。ゴンを助けたいキルアは、アルカに会うためにゾルディック家を目指しました。ハンター協会の次期会長は「十二支ん」の中のレオリオとパリストン副会長の争いが勃発しました。

その後、選挙も無事に解決し、復活を果たしたゴンも、念願かなって父親ジンとの再会を果たします。ここで、長いゴンの冒険が一区切りを迎える事になりました。

ハンターハンター36巻発売

2018年10月4日、遂にファンが待ちわびたハンターハンターの36巻が発売されました。週刊少年ジャンプを楽しみにしている人のみならず、単行本派の人にとっても気になる36巻の内容は、表紙の絵や冨樫先生の「ネタバレ。あえてね。」という作者のコメントなど、考察したい内容や伏線が沢山詰め込まれていました。

なんといっても今回のハンターハンター36巻のポイントはイルミの幻影旅団への入団です。暗殺者のイルミが手に持つ花の意味を考察し、沢山の憶測が流れています。

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ハンターハンター36巻のあらすじネタバレ

ここからは、表紙の絵の意味を考察しつつ、ハンターハンター36巻の第371話~第380話までのあらすじをネタバレ紹介していきます。

あらすじネタバレ:371話「任務」

まずはハンターハンター36巻371話のポイントを考察していきます。371話は、35巻の最後でバリケンを殺した、11人いる「サイレントマジョリティー」とは誰なのかという事が大きなポイントになっています。

371話の中で、一番最初にサイレントマジョリティーの座敷人形に気が付いてしまった第6王妃のセイコの従者が囚われてしまい、セイコの拘束を要請したサカタでしたが、最高裁判官のクレアパトロにより却下されてしまいます。

バリケンを殺したのは第14王子ワブルの念獣ではないかと疑念を抱くシマノに対し、クラピカはそれをきっぱりと否定するのでした。

生い立ちを語り合った事によりオイト王妃との親睦を深めたシマノは、クラピカにとって、今後も貴重な生き残りメンバーとなります。

大食堂の連絡通路で取り立てをしていたマフィアのプオール一家は、現れた幻影旅団によってボコボコにされました。彼らの話によって、カキン系の3大マフィアが船に紛れ込んでいる事や、その背後には各王子が付いている事が判明しました。

あらすじネタバレ:372話「消失」

次に、372話をネタバレ考察していきます。372話では、初めてハンゾーの念能力がわかります。サイレントマジョリティーの能力によって殺害されたバリゲン。ヒュリコフは、隠れた能力を持つ暗殺者に気が付きますが、まだ明かしていません。第6王妃のセイコは、護衛兵が第12王子モモゼ殺害の容疑者として捕まった事を調べる為に尋問を受けますが、72時間の間黙秘権を貫きます。

一方で、第13王子マラヤームの念獣はどんどん大きく成長していました。初めて分身の術(ハンゾースキル4)を使い念能力が判明したハンゾーは、ビスケに見張りを頼みつつ、犯人だと判明したタフディーを絞殺。しかし、戻った場所に、ビスケとハンゾーの身体はありませんでした。第2王子カミーラは、ムッセの静止を聞かずにベンジャミン殺害を決意しました。

あらすじネタバレ:373話「継承」

第1王子ベンジャミンの暗殺計画を理由にカミーラの拘束を狙ったムッセ。止まろうとしなかったカミーラは、ムッセに銃殺されてしまいます。しかし、後ろに現れた巨大な猫によって、ムッセが握りつぶされ、潰れたムッセをカミーラの口に注ぐと、不思議と傷が治りカミーラが生き返りました。そこではじめて、この猫はカミーラの念獣「百万回生きた猫(ネコノナマエ)」だと判明します。

カミーラは、ムッセが自分を撃って逃走したのを口実に使い、銃を片手にベンジャミンを追跡します。無線でカミーラを攻撃しないように命令したベンジャミン。止めに入ったヒュリコフの頭部に発砲しますが、頭部から血を流すのみに終わってしまい、逆にカミーラは腕を折られてしまいます。

ベンジャミン殺害未遂で第一級犯罪者となり監禁されてしまったカミーラには、ムッセの念能力「裏窓の鳥(シークレットウィンドウ)」が憑りついていました。裏窓の鳥とは、対象者に触れることにより発動するミミズクは、術者にだけ見え、対象者の言動の全てをテレパシーで送る能力でした。ベンジャミンの念能力により、ムッセの力が現在はベンジャミンに受け継がれていたのでした。

本体を見失い、迷走していたハンゾーはクラピカの元へ向かいます。第13王子の部屋にはなぜか念獣しかおらず、第7王妃や警備兵も居なくなっていました。本体に身分証がある為、分身の身体では電話が使えず困惑するハンゾー。そんな時に、第13王子の警護兵隊長のウェルゲーからクラピカの元へ電話が入ります。

あらすじネタバレ:374話「能力」

ここからは、374話のあらすじを考察していきます。ハンゾーのから異常の話を聞いていたクラピカは、1013号室は何者かの念能力によって空間転移していると予想しウェルゲーに伝えますが、聞き入れて貰えません。ベッドで第10王子のカチョウとの写真を見ながら涙を流していたフウゲツ。そこへ突然、フウゲツの能力「魔法の抜け道(マジックワーム)」が現れます。

トンネルの先は、カチョウの寝室へと繋がっていました。フウゲツの登場でカチョウの鼓動の変化に気が付いたセンリツ。カチョウの会話から、兄弟同士で殺し合う王位継承線に悩んでいる事を知ったセンリツは、カチョウには本当の事を伝えるべきだと判断し、念能力を教える事にしたのでした。

ベンジャミンが派遣した私設兵のリハンは、第8王子サレサレの能力は、守護霊獣はが吐き出している白い煙を吸い込むと、サレサレへの好意が増え、意のままに操れる事だと突き止めます。忠誠心の高いリハンは、念獣の煙を吸わないよう注意を払いつつ、自身の念能力「異邦人(プレデター)」の開放を狙います。

第3王子のチョウライの部屋では、守護霊獣の口から突然コインが落ちてきます。しかし、守護霊獣は念能力が無い者には見えず、私設兵だけに見えていました。

あらすじネタバレ:375話「説得」

ここからは、375話のあらすじをネタバレ考察していきます。375話は、各王子達の能力が紹介されています。第6王子タイソンの念獣が、オーラを集める代わりに幸福を与えてくれる目玉ジャクシだと判明。

第2王子カミーラの念獣は条件を満たしている者を自由に操ることが出来る操作系で、強制型の能力、第5王子ツベッパの念獣は変化系の能力で、発動する際には「共同研究者(パートナー)」が必要だが、体内で様々な薬品を生成出来ることが判明しました。

第7王子ルズールスの守護霊獣は、標的が罠にはまる(欲望を満たす)事で発動をする具現化系・半強制型の操作能力、第9王子ハルケンブルグの念獣は、強化系で相互協力型の能力でした。個々のポテンシャルを高め合い、集団の意思を統一して発揮する能力は、念能力の中で最も最大級になるとされ、ベンジャミンの私設兵からも、脅威になると恐れられています。

1013号室の謎は、第13王子マラヤームの守護霊獣の念能力だと断定されました。守護霊獣の能力で、現実の世界とは違う一方通行の空間に閉じ込められて居る事がわかります。ビスケがハンゾーを起こした事で、ハンゾーの分身問題も解決しました。

あらすじネタバレ:376話「決意」

ここからは、376話のあらすじをネタバレ考察していきます。第1王子ベンジャミンと第2王子カミーラの裁判が最高裁判官クレアパトロにより行われました。正当防衛を主張するカミーラの弁護人。一方で、カミーラの過剰防衛を主張する私設兵長バルサミルコ。クレアパトロは捜索を国王軍に依頼する事とし、両王子は判決が出るまではV・VIPエリアで監視・勾留される事になりました。

クラピカの念講習の現場では、サイレントマジョリティの呪唇白蛇(ツチボッコ)によりミュハンが殺害されました。各王子の護衛達に犯人だと疑われてしまうクラピカでしたが、ベレレインテが一言で場を制止し、助け舟を出してくれました。

センリツに勉強を教えてもらっているカチョウは、密かにモスキート音でモールス信号を送ります。センリツはモスキート音で会話できる道具を手に入れました。

チョウライの念獣が出したコインは、コインの所有者が条件を満たせば様々な能力が発現する具現化系複合型の能力だという事が判明。フウゲツの能力「魔法の抜け道(マジックワーム)」の発動条件も明らかになっていきました。更に、ツェリードニヒの念能力が「特質系」である事もわかります。

あらすじネタバレ:377話「画策」

ここからは、377話のあらすじをネタバレ考察していきます。第10王子カチョウは、母に晩餐会での音楽ショーを提案します。フウゲツとデュオでグラスハーブを演奏したいというカチョウ。モスキート音でセンリツと作戦をたてていたカチョウでしたが、警護兵のキーニに気づかれてしまいます。

センリツはカチョウとフウゲツの能力を考慮し、継承戦からの離脱を発案しましたが、姿を見せないカチョウの守護霊獣がきにかかっていました。

幻影旅団には、新メンバーNo.11として「イルミ=ゾルディック」が加入していました。イルミの加入はヒソカの依頼によるもので、ヒソカ自信を標的にして、自分自身を殺すように仕向けたというものでした。

幻影旅団の会議中に現れたシャ一家。一触即発な雰囲気の中、ヒソカ捜索を条件に避けました。しかし、幻影旅団のクロロが第1層に行く方法を聞くと、シャ一家がキレました。シャ一家のソンビンは、幻影旅団とヒソカが第1層に行った場合の、カキン王位継承戦の乱れや行く末を不安視していました。

あらすじネタバレ:378話「均衡」

ここからは、378話のあらすじをネタバレ考察していきます。幻影旅団とシャ一家の接触を知った三大マフィアが、バランス(均衡)を保つ為に動き出しました。シュウ一家、エイ一家、シャ一家の組長が登場します。

二人の組長は、若頭にヒソカを探すように言いつけました。若頭は、組員を使ってヒソカの捜索を始めます。

能力の恋のエチュード(サイキンオセン)で22名の組員とキスをしたモレナ。この能力は、メンバー0(モレナ)の唾液を通じて発症者がどんどん増えていきます。人を殺すごとにどんどんレベルやオーラが上がっていき、レベルが100に達した時点でモレナと同じメンバー0になれる仕組みになっています。

幻影旅団ノブナガ、フィンクス、フェイタンの三人は、「闇物資に紛れ込ませた仕込傘」を取りに倉庫に向かいますが、案内人の男が突然気配を消したのを「円」を使っていたノブナガが気づきます。それは、エイ一家組員のルイ=ニーの悪戯でした。

あらすじネタバレ:379話「共闘(コラボ)」

ここからは、379話のあらすじをネタバレ考察していきます。「十二支ん」のミザイストムがルイ=ニーの被害者のエイ一家のシューから事情聴取し、賊は念能力者だと推測します。しかし、カシューの供述は、ルイ=ニーと口裏を合わせて嘘と本当を混ぜた偽物でした。ルイ=ニーは、わざと三日月の傷を報告させ、カキン軍とハンター協会員の捜査の犯人捜索能力を試していました。

ルイ=ニーはレベル21となり、空間移動能力を手に入れました。「幻影旅団との共闘(コラボ)を楽しむ」為と称し、倉庫のシャ一家を皆殺しにしてしまいます。

最初の死体の切り口がヒソカでない事を確信し、ルイ=ニーの挑発にキレたノブナガ。倉庫番を殺した犯人を捜すシャ一家は、幻影旅団が犯人ではない事を悟り、別の犯人を探し出します。ルイ=ニーは、空間移動のマーキングの為に上手くフィンクス達のアジトに入り込みます。オウは、幻影旅団を危険視しつつも、手を組まないかと誘いました。

あらすじネタバレ:380話「警報」

最後に、390話のあらすじをネタバレ考察していきます。「十二支ん」のミザイストムは、3層で続発している殺人事件は、次期国王の継承戦を巡る複数の単独犯の可能性との事をカキン上層部へ報告しました。王子が最後の一人に残るまで直接他の王子を殺すこと以外は禁止されている継承戦の中で、今回の事件は忖度(そんたく)であるとミザイストムが主張します。

更には、一般人を大量に殺す事の必要性、このまま犯行が増え続けると、限界が訪れ、20万人の恐怖や疑心暗鬼によってBW号は沈んでしまうと予言しました。

継承戦の中止か延長が出来ない以上、解決策としては3層以下への兵士を800名増員する事を提案したミザイストム。上層部の反対を受けつつも、この案が採用されました。

ノブナガ、フィンクス、フェイタンの三人はシャ一家の若頭オウと手を組む事に決めました。

緊急放送により、船内の一般乗客は許可なく室外に出ないようにとの指示が下りました。放送を聞き逃したイルミとカルトだけが人海戦術中の軍に取り囲まれる事に。二人に2層に戻るように促していたミズリ伍長に、ミザイストムがイルミはハンターだと告げます。イルミとカイトが幻影旅団に加入した事を知ったミザイストムは、幻影旅団の目的がクラピカへの復讐ではないかと予想し、クラピカに伝えるかを思案します。

この時、IDを持たない不審者として第11王子フウゲツが発見されます。カキン上層部は、王子達が第1層を離れる可能性はゼロであると踏んでいましたが、今回のフウゲツにより、その予想が覆されてしまったのでした。

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ハンターハンター36巻表紙の幻影旅団や花を考察

ここまでは、ハンターハンター36巻のあらすじをネタバレ紹介してきました。ここからは、いよいよ気になる表紙の幻影旅団や花の意味についての感想や推測を考察していきます。

36巻表紙の意味①死亡したキャラ?

ハンターハンター36巻表紙の花は、ストーリーの中での「死亡」を意味しているものと思われます。現在死亡している幻影旅団のキャラクターは、「シャルナーク=リュウセイ」「パクノダ」「ウボォーギン」「コルトピ=トノフメイル」の4名です。36巻表紙の画像を見てみると、4本の花が描かれており、死亡した4名と数が共通していると思われます。

36巻表紙の意味②12巻との共通点

ハンターハンター36巻と12巻の表紙を見比べてわかるように、おおまかなデザインは一緒ですが、12巻で死亡したメンバーが描かれていた場所が花に変わっています。そして、今回ハンターハンター36巻では、イルミが幻影旅団に加入した事により、ウボォーギンの場所がイルミに変わっています。

36巻表紙の意味③カルトの花の意味

ハンターハンター36巻の表紙に写っているカルトは花を持っていません。今回花を持っていない理由を考察してみると、幻影旅団に団員No.4のヒソカの代わりに加入した事や、現時点でヒソカが死亡していないという点が考えられます。

36巻表紙の意味④イルミの花の意味

ハンターハンター36巻でイルミが手に花を持っている理由には、複数の考察した説があります。今回は、大きく分けた三つの仮説をご紹介していきます。

一つ目は、死んだ団員No11ウボォーギンのポジションにイルミが入った為、。二つ目は、フェイタンに花を向けているのは、イルミが旅団を裏切るのではないかという予想。更に三つ目には、イルミには口がない事から、死人に口なしと、イルミの死亡を現わしているのではないか、という説です。

ネットのファンの感想や予想では、36巻の冨樫先生の作者コメントからみて、一つ目の仮説が一番有力だとされています。

36巻表紙の意味⑤イルミの幻影旅団加入の理由

ヒソカから自身の殺害を依頼された事で幻影旅団に加入したイルミでしたが、本当は、他にも理由があったのではないしょうか?イルミの加入を考察したファンの中には、ヒソカの幻影旅団皆殺しから兄弟のカルトを救う為や、実は、イルミはヒソカが変装している可能性があるのではないかという憶測が出ています。

36巻表紙の意味⑥作者のネタバレの意味

今回、ハンターハンター36巻のカバーの裏面に描かれた冨樫先生の「ネタバレ。あえてね。」のコメントの意味について話題になりました。予想や感想を深読みしていくときりがありませんが、ハンターハンターの単行本派の人が表紙を見た時の第一印象のまま、「イルミが幻影旅団に加入」する事がわかる、という意味合いで受け取るのが妥当だと思われます。

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ハンターハンター36巻の見どころ

ここからは、ハンターハンター36巻をもっと楽しむ為の見どころをまとめてご紹介していきます。

見どころ①幻影旅団のフルネーム

ハンターハンター36巻でカキン帝国の王子たちの宝を狙う幻影旅団は、ヨークシンシティ編以来久しぶりに終結しています。

キメラ=アント編に登場していた懐かしのフィンクスやフェイタンも登場し、長年のファンから歓喜の声が上がっています。

今まではクロロ、ノブナガ、マチ、シャルナーク、コルトピ(ヒソカ)の5名しか名前が判明していませんでしたが、今回、ついに全員のフルネームが判明します。

中でも、ボノレノフのファミリーネームが気になったという人が多いようです。ハンターハンター36巻は、幻影旅団ファンには見逃せない内容となっています。

見どころ②カキン系マフィア

クラピカ達ハンターに加え、カキン帝国王子達やその護衛、幻影旅団やヒソカなど、様々な勢力で絶妙なバランスで均衡を保っていた所に、ハンターハンター36巻では新たな勢力として、カキン帝国を根城とするカキン系マフィアが登場しています。王子との因縁など、注目すべき動きを遂げているマフィアの動向も話題となりました。

見どころ③守護霊獣たちの能力

王位継承戦で重要な役割を果たしているのが、王子達の守護霊獣です。今後は、王子達それぞれの能力に守護霊獣の力が合わさる事により、より強力な念能力が生まれる事が予想されます。

見どころ④カミーラ

女性の王子にも関わらず護衛もつけずにベンジャミンを暗殺しに行った潔さと度量が評価され、ハンターハンターファンからの支持も厚いカミーラ。ベンジャミンに捕まったにも関わらず、殺されなかった理由とは何かのかが気になります。

見どころ⑤ベレレインテ

今回初登場で、ラストのクラピカのピンチを救った事により人気が上がったハンター協会員のベレレインテ。オカマ口調だけどイケメンだとファンが急増しています。今後も登場が期待されるキャラクターです。

見どころ⑥王子たちの棺

激しい戦いを繰り広げている王位継承戦には、死亡した王子用に14個の棺が用意されています。遺体安置所が装置の形をしている事や、死亡したモモゼに対して「カキンの大樹の礎となる」という不思議な発言をしている所を見ると、王位継承戦には時期国王を決める以外にも、何か他の思惑が込められているのではないかと予想されます。

見どころ⑦キーニの円

センリツと共に第10王子のカチョウの護衛をしているキーニ。キーニは、「円」を使ってフウゲツの気配を感じる事が出来ます。協専ハンターなのに広範囲な「円」を張れる事により、カチョウの護衛任務を全うしている姿に好感度が上がっています。

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ハンターハンター36巻を読んだ感想や評価は?

今回ハンターハンター36巻を購入して読んだ人の感想はどのようになっているのでしょうか?ここからは、Twitterでのファン達の感想をまとめてご紹介していきます。

Twitterの感想で多く見られたのは、なんといっても、ハンターハンター36巻の内容の理解に苦戦したという内容の感想です。とにかく登場人物や展開などの情報量の多かった36巻は、一度読んだだけでは理解できない程濃い内容となっていました。

懐かしい幻影旅団の登場を喜ぶ感想も多かったです。ストーリーは難しいけれど、最初からハンターハンターを読んでいたファンにとっては懐かしいキャラクターが多く登場していました。

こちらの感想を見てもわかる通り、表紙の絵の意味を推測している人も多かったようです。

こちらの感想を書いた方は、表紙を取ってみて、表紙と中の絵の違いを考察しています。表紙とハンターハンター36巻の中身の絵の違いについて疑問視する声も出ていました。

ハンターハンター36巻の感想とネタバレまとめ

今回は、ハンターハンター36巻の感想やネタバレ、表紙の「幻影旅団と花」の意味についてまとめて紹介していきました。マフィアなどの新しいキャラクターや、懐かしの幻影旅団の登場など内容が盛りだくさんだったハンターハンター36巻は、Twitterの感想でストーリーの理解に苦戦したという声が上がるほど深いストーリー展開になっていました。

表紙の絵柄やカバーの裏面に描かれた冨樫先生のコメントに対する感想や憶測が飛び交うハンターハンター36巻は、見逃せない展開ばかりで面白いと必見です。ハンターハンターファンの方もそうでない方も、Twitterの感想レビューを参考に、この機会にぜひ一度、ハンターハンター36巻を読んでみてはいかがでしょうか。

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