ゴールデンカムイのアシリパの魅力とは？杉元との関係や可愛い変顔画像も紹介

ゴールデンカムイは、週刊ヤングジャンプに好評連載されている漫画で、アイヌ文化を丁寧に描かれているとして2018年にはJapan Expo Awards 2018マンガ部門Duruma脚本賞や手塚治虫賞マンガ大賞など、過去にも名だたるセレモニーで受賞されています。

また2018年春からTVアニメにもなっており、大きな人気を得ていると言われています。そのゴールデンカムイには豪快のストーリーに魅力的で個性的なキャラクターが大勢登場しますが、そのメインヒロインを務めるアシリパは、北海道に住むアイヌ人の十代前半の賢く天真爛漫な少女です。

アイヌ文化特有の雰囲気や知恵を持つ彼女は、登場人物の中でもひときわ目立ち、かわいらしくもたくましく、それでいて年相応茶目っ気で合間々々に画像のような変顔を披露し人気を得ているといわれています。そんなゴールデンカムイのヒロイン、アシリパの魅力について徹底的に紹介していきます。

ゴールデンカムイとは明治末期の日露戦争終結直後の北海道を中心とした舞台で、金塊をめぐるサバイバルバトル漫画です。それだけではなく、歴史ロマン要素や、狩猟、グルメ、民俗文化紹介の要素もあり、まさしく山盛りのごった煮のような作品です。

連載当初から大きな話題を呼び人気を得て、ゴールデンカムイの単行本は累積部数800万部を超えているとも言われています。またその人気から、2018年春からゴールデンカムイTV晩も始まっており、ツイッターなどでも話題になっているようです。

ゴールデンカムイという題名にも、英語の金を意味するGoldenにアイヌ語の神を意味するカムイを組み合わせてまさしくその内容を体現しています。とある事情で金の欲しい主人公、杉元がアイヌ人が集めた大量の埋蔵金の噂をめぐり、それを集めて隠したとされる人物の娘、アシリパとともにその真相をめぐり冒険していく物語です。

その幕間に当時の文化や事件を丁寧に描かれているといわれ、特にアイヌ文化については丁寧に描かれいて見ごたえがあるといわれています。実際に2018年には手塚治虫文化賞の漫画大賞を受賞しています。

ゴールデンカムイはアシリパの父がアイヌ人がアイヌ人のための北海道独立を志し、川で集めた大量の埋蔵金を、仲間を裏切り略奪し隠してしまうという話が背景にあります。日露戦争で激しい戦闘を生き残り帰国し、北海道の川に残された砂金さらいをしていた主人公杉元佐一がその噂を偶然耳にします。

北海道の土地柄熊に襲われてアシリパと出会うことで、埋蔵金をめぐる争いが動き出します。同じく日露戦争で激しい戦闘を生き残った、別名北鎮部隊こと第七師団の鶴見中尉はその戦争やその後の待遇からか、自分たちのための北海道の独立を同じく志し、その金策のために埋蔵金の鍵を握るアシリパの父、アシリパ達を付け狙います。

杉元がヒグマに襲われてアシリパと出会うことで、ゴールデンカムイの本筋、埋蔵金をめぐる争いが動き出します。同じく日露戦争で激しい戦闘を生き残った、別名北鎮部隊こと第七師団の鶴見中尉はその戦争やその後の待遇からか、自分たちのための北海道の独立を同じく志し、その金策のために埋蔵金を鍵を握るアシリパの父やアシリパ達を付け狙います。

またそれとは別に戊辰戦争で最後まで戦って死んだとされる新撰組の土方歳三は秘密裡に逮捕され、獄中でアシリパの父に金のありかを解き明かす入れ墨を彫られ、埋蔵金の存在を知ります。入れ墨はほかの囚人にも彫られ刑務作業中に土方を中心とし脱獄に成功します。埋蔵金の存在を知り野望を燃やし、同じくアシリパたちを追っていきます。

この三方の陣営がそれぞれの思惑で金をめぐる物語がゴールデンカムイの本筋ですが、合間々々に当時の文化の特色や、アイヌ文化、食生活、当時の抽象的な事件をオマージュし丁寧に表現されているとされています。

ゴールデンカムイのアシリパとは、埋蔵金事件で父を亡くし、幼くして亡くした母の祖母の元で、アイヌ人特有の狩猟生活をしていた十台前半の少女です。弓や狩猟の達人であり、アイヌの教えからその獲物をありがたくおいしくいただく事が大好きです。

日本人のこともある程度知っており、アイヌ人独特のアイヌ語と日本語と両方しゃべれます。いつもどおりに狩りに出ていたアシリパは熊に襲われている杉元を見つけ弓矢で彼を助けます。杉元は命の恩人であるアシリパに入れ墨人皮のことを成り行き上教えて行動を共にします。

その時に死んだと思っていた父であろう人物の話を聞き、杉元と同行していきます。一旦はアシリパを殺し合いの世界に巻き込むには忍びない杉元は一旦アシリパを置いて去りますが、アシリパは幼馴染の日本オオカミの生き残りレタラの助けで杉元を見つけます。

アシリパは父の真相も知りたいし、なにより子供扱いされたことに怒り、杉元をたしなめます。以降杉元はアシリパには常に誠実である姿勢を見せます。道中、さまざまなならず者や大自然に対面しその都度体を張って闘う杉元に対してもアシリパは信頼を寄せます。

しかしとはいっても十代前半の女の子。幕間に時折見せる変顔が人気を呼び話題になっているといわれてますので画像で紹介していきます。

アシリパは十代前半の天真爛漫な女の子です。北海道に住むアイヌ人で父親譲りの濃紺色の瞳、父親がポーランド人のハーフなのでその血を受け継いでいます。かわいらしい外見で利発で豪胆な性格をしており、時に年相応の茶目っ気に満ちた変顔を見せます。特に感情が高ぶったときには変顔して読者を楽しませています。

アシリパはアイヌ語で新しい年と意味します。本人もその名に負けずにアイヌの文化を尊重しつつもとらわれない生き方をしています。

幼いころに母親を病気で亡くしており、父親について行って本来は男の仕事である狩猟に興味をもってゆき、本来の女の仕事をせずに山野で狩猟の腕を磨いています。そのせいもあって、杉元ら同行者に都度アイヌの文化を日本語で語っていきます。

もちろんアイヌの知恵で狩った獲物をおいしい料理にしていきます。杉元とはヒグマに襲われていた彼を助けることで縁を結びます。その中でアイヌの埋蔵金の話を知り、その強奪犯の、のっぺらぼうが父ではないかと聞き、杉元らと行動を共にします。

のっぺらぼうは網走監獄で埋蔵金のありかの暗号の模様を囚人たちに入れ墨にして彫っていきその解読にはアシリパが鍵になっていますが、本人には心当たりがないようで埋蔵金そのものにも興味は薄いようです。ついに杉元たちと網走監獄にのっぺらぼうと接近するが対面することもできずに父が埋蔵金を自分に託した意図を探るために旅を続けていきます。

杉元佐一は顔に十字傷のある20代前半の青年です。家族は皆結核で亡くしており、故郷に縁があるのは親友寅次の妻で、密かな思い人の梅子くらいです。日本帝国陸軍で日露戦争の激戦地二〇三高地の決死隊の生き残りで武勲抜群でしたが、上官を半殺しにして懲戒除隊になり軍人恩給資格をはく奪されています。

医者も見放す怪我からの回復力と生命力と強運の持ち主で、陸軍内部でもその噂は名高いようです。金欠の杉元は、同じ戦地で亡くした寅次の妻、梅子の眼病を治すために北海道で砂金さらいをしているところに入れ墨人皮の囚人と偶然会い埋蔵金の噂を知ります。そこでヒグマに襲われてアシリパ出会い助けられます。

戦地にいたころから射撃には苦手意識があり、アシリパと鹿狩りする際にも戦地での自分の姿を重なり画像の通り、射撃に躊躇してしまうほどのトラウマを持っています。しかし、接近戦においてはかなりの手練れで柔道に通じているようです。

決して争いを好む性格ではないが、殺されるくらいなら殺すといった冷酷な一面も見せますが、殺した相手の事は絶対忘れないと劇中で語っています。アシリパとは一度は同行するものの、その幼さゆえに殺し合いの世界に連れて行くことを躊躇し、一人で旅立つもアシリパにすぐ見つかり子ども扱いするなとたしなめられます。

それ以後はアシリパのことをアシリパさんと呼び相棒として信頼を寄せています。埋蔵金をめぐる旅で幾度となく銃で撃たれたり獣に襲われたりして大けがを負うが本人は全く気にしていないようです。アシリパには猟師料理をあずかりもっぱら料理に関してはアシリパ任せですが、持参の味噌をめぐりアシリパと愉快なひと悶着があります。

天真爛漫で、美しい瞳に母親似の美少女なゴールデンカムイのヒロイン、アシリパですが、杉元との道中では年相応のお茶目な変顔も多々みせており、そんな意外性も人気を呼んでいるようです。

特に争いごとの最中でない道中や、特に食べ物に関しての執着や受け入れられない文化や思考については露骨に変顔をしてくるので物語の息抜きになっていたり、ツイッターなどでは話題になっているようです。

普段は天真爛漫で利発的な美少女のアシリパは普段の道中などで理解ができないことがあったりすると変顔を時折見せます。特に取り繕う必要のないときや油断したとき。料理をいただくときなど、独特なタッチで表現されています。

このアシリパの画像は熊肉を食べるときの食用ハーブのニリンソウがなくて残念だったときに、杉元がニリンソウを隠し持ってた時の変顔です。結局ニリンソウによく似た毒草トリカブトの葉と判明するのですが、こういった生活の知恵が物語に散見されて、それも人気の秘訣になっているようです。

このアシリパの画像は入れ墨人皮の疑いがある二人を上半身裸にしたときに見せた変顔です。片方の男のものが異様でそれにおびえているようです。このように、ハードバイオレンスの中にもアシリパの変顔で物語のアクセントになっています。

オソマとはアイヌ語でうんこを意味する言葉です。この画像は杉元がアシリパが料理してくれた鍋に味気が欲しいと味噌を取り出した際にうんこと勘違いし倦厭します。

しかし道中で処分に困った馬を自ら卸し捌いたときに、杉元らは珍しく日本本土の料理の桜鍋を作るのですが、その際にも味噌を倦厭しつつも馬の肉食べたさに食べてみたところ、その旨みの虜になってしまいます。

道中の料理画像では事あるごとに杉元がのせいにして味噌を催促する姿が非常にキュートとツイッターなどで話題になっています。

このアシリパの画像は味噌のみならず美味しい料理や珍しい料理に目がなく、道中にカレーライスを食べる機会に合ったときもまたオソマ騒動がありましたが、またしてもオソマ(カレー)を好きになってしまいす。

父とともに山野を駆け巡り、狩りの手法を覚えていったアシリパは狩りの達人でもあります。合わせてその獲物をおいしく食べることに関してもプロ並みで、道中はヒグマや鹿のみならず、ウサギやリスやナキウサギ、川魚の鮭やイトウなどもプロ並みの腕前を見せていきます。

時には画像のようにシャチやアザラシ、ラッコなども躊躇なくおいしい料理にして道中の仲間にふるまいます。
 

最後にゴールデンカムイのアシリパに対する感想や評価を紹介していきます。上記のようにゴールデンカムイを読んで賞賛する声とともにアシリパさんがかわいいかっこいいという感想が多くみられました。

さらに、様々な魅力のあるアシリパを絶賛する感想もありました。このように、アシリパさんは老若男女の垣根を越えて愛されキャラの地位を確立しているようです。

また、上記の感想の通り、ゴールデンカムイはサブキャラに関しても十分なキャラづけが施されており何回も見ても飽きない内容になっているようです。

ゴールデンカムイはアシリパを通じて、当時の日本文化やアイヌ文化を伝える興味深い作品です。なかでもアシリパは、物語の中核を担い時に頼もしく、時に可愛く、時に面白い見てて飽きない物語のヒロインとして人気を得ているようです。

ゴールデンカムイは2018年春からテレビアニメ化もされており、ＢＤや各種映像コンテンツでも展開されています。また、漫画に関しても電子文書化も進んでおり、だれでも手軽に楽しめるようになっています。

2018年12月時点でテレビアニメは第2期に入って好評放映中のようです。漫画で読んでも、アニメにはまた別な楽しみかたがあります。この機会にぜひコールデンカムイを手に取ってアシリパの魅力を実感してみてはいかがでしょうか。