銀魂の長谷川泰三（マダオ）登場回は爆笑必至！かっこいい名言や魅力も

銀魂は空知英秋先生による漫画で「週刊少年ジャンプ」（集英社）にて2004年2号より長期にわたり連載されています。舞台は江戸時代末期、「天人（あまんと）」と呼ばれる宇宙人による襲撃を受け遂に侵入を許した地球で、万事屋を営む主人公・坂田銀時とその周囲の面々がドタバタギャグストーリーを繰り広げます。原作の他にも、テレビアニメ・コミックス・実写映画化・子ラブカフェと多岐に渡り活躍しています。

茶色いぼさぼさ頭と黒いサングラス、そしてタバコがトレードマークの長谷川泰三は、身長179㎝体重67kg、6月13日生まれの38歳中年男性です。初登場時は幕府の入国管理局局長を務めていましたが、敬語対象である皇子を殴りクビになってしまいました。幕府からは切腹を命じられるのですが、怖くて逃亡します。そして逃げるように家に帰ると、妻・ハツにも置手紙だけを残し逃げられてしまいます。

そしてついた呼び名が、マダオ（まるでダメなオッサンの略）。その後も万事屋に関連したトラブルに巻き込まれ、その都度職を転々としており、現在は無職です。しかしクビになった後の発言や行動が、ファンからはかっこいいとも言われています。銀魂屈指の”不憫なオッサン”キャラクターで、とても人気が高いです。

長谷川の声を担当しているのは声優の立木文彦さんです。立木さんは銀魂以外にも、「名探偵コナン」のウォッカ、「新世紀エヴァンゲリオン」の碇ゲンドウ、「BLEACH」の更木剣八の声も担当していらっしゃいます。ちなみに銀魂は2017年に実写映画が上映されましたが、残念ながら長谷川は登場しませんでした。実写映画2期に期待しましょう。

長谷川は銀魂の準レギュラーと言われるほど登場回が多い事で有名です。今回は原作とはまた違った面白さがあるテレビアニメ銀魂の中から、爆笑必死マダオ神回を厳選してまとめてみました。かっこいいマダオ・爆笑なマダオ・面白いマダオを、あらすじと共に紹介していきます。

長谷川初登場の回です。ハタ皇子のペット・ぺスの創作を命じられた長谷川は、万事屋に依頼します。万事屋は街中を探しようやく見つけ出すが誤って踏み潰してしまいます。元に戻すためお湯につけるが巨大化してしまい建物や木は次々と破壊され、更には万事屋のメンバー・新八が捕まってしまいます。助けようとする銀時と多少の犠牲は必要だと言う長谷川の意見の違いや、その後の長谷川の決断が気になる見所です。

第7話でいきなり入国管理局をクビになってしまった長谷川が再就職をする回です。何社か面接を受け無事タクシー会社に再就職をします。銀時を乗せているところに、あの因縁のハタ皇子が登場します。このメンバーが揃うと爆笑シーンが期待できますね。果たして長谷川は予想されるドタバタ問題をクビにならないよう、穏便に解決できるのでしょうか。

銀時と長谷川は楽してお金を儲けようとパチンコ屋に行きます。しかし思い通りにいかず、外のベンチでぼんやりしている時に、「海に怪物が出たせいで客足が途絶えた。更にはその怪物に懸賞金がかけられている」という話を耳にし、賞金目当てにエイリアン一本釣りを果たそうと万事屋メンバーやお妙と共に海に行きます。キャラクターたちのやり取りにご注目していただきたい、爆笑必死の神回です。

寿司屋に再就職した長谷川が、お店に万事屋メンバーやお妙を呼んでご馳走する回です。一同はかなり浮かれた様子でお寿司を待ちますが、流れてくるのはかっぱ巻きだけ。出し惜しみするなと怒る一同に反し、かっぱ巻きしか作れない長谷川は更に親方が入院して不在である事を告げます。困り果てた長谷川をみんなで助けようと手伝う回です。果たして問題なくやり過ごせるのか気になる所です。

正解すれば一攫千金が叶うというクイズ番組「マダオネア」に出場するマダオですが、答えを考えれば考えるほど過去の自分が脳裏に過ぎり、トラウマを思い出してしまいます。しかし必死に答えていくうちに、徐々に長谷川の過去が明らかになっていきます。これまで常にだめなオっさんだと言われ続けている長谷川ですが、これまでの面白いだけのマダオではなく、シリアスな一面も見られる回です。

ここで、長谷川のかっこいい名言を紹介していきます。銀魂はギャグ要素が多いですが、心に響く名言もあります。ぜひ、最後までお楽しみください。

外来種のウイルスに侵されてしまった少女・千春ちゃんの治療費を稼ぐために「マダオネア」に出場し、見事賞金1千万円を取り立てやさんに渡します。そして放ったこの一言ですが、過去の回想シーンも兼ね合って多くのファンが考えさせられた言葉となりました。

初登場の7話で銀時たちの言動に感銘を受け、一時の感情に流されて行動した結果、職も家族も失った長谷川なので、この言葉に重みを感じます。

社会に出るといろいろな人がいて、年齢問わず、自分とは違う考えを持つ人がいる事が当たり前ですが、そんな時に耳を傾ける事の大切さを気付かせてくれる一言です。実際に経験したマダオだからこそ説得力のある言葉になりました。

神楽には響かなかったこの言葉ですが、ファンの心には響いた名言です。芯を通すことの難しさを改めて教えてくれます。

私たちに誠実に生きる事の難しさを教えてくれます。子供の頃は学級目標として言えてた事が、成長するうちに薄れてしまいいつしか忘れてしまう現実を、この言葉は気付かせてくれました。

ここまで銀魂長谷川泰三の名言をお届けしましたが、いかがでしょうか？面白いだけのマダオではないことを、お分かりいただけましたか？今回紹介できなかった名言がまだまだたくさんあります。作中ではマダオと呼ばれていますが、彼のかっこいい名言は哲学や人生観を教えてくれます。

アニメではマダオと呼ばれている長谷川の画像を、様々なシーン別に集めてみました。彼のシーン毎に変わる表情にご注目ください。

入国管理局局長を務めていた頃は、幕府の指示に従い天人に自分の意見を強く言えなかったマダオですが、天人の好き勝手はさせないと立ち向かいます。この画像からは、普段のダメダメなマダオの面影は見当たりません。

段ボールを背負う覚悟とは一体どんな覚悟でしょうか。新八には「発言がスカスカ」だとつっこまれますが、ファンの爆笑をかっさらう画像です。

自動販売機の下に落とした小銭を必死に拾うマダオです。マダオは必死ですが、その必死さがファンからは面白いと言われるポイントではないでしょうか。

段ボールで羽を作りつけたマダオです。哀愁漂う感じもしますが、そんな所も可愛いと思わせるのが彼の魅力です。

6月に単行本73巻が発売予定で、実写映画2期も現在撮影中の大人気漫画銀魂。その中でも特に人気のキャラクター長谷川泰三の面白いポイントやかっこいい名言を画像と共にお届けしましたが、いかがでしたでしょうか？銀魂はマダオ抜きでは語れないといっても過言ではないと思わせてくれる、そんなマダオの活躍ぶりに今後も期待できます。

今回本記事でまとめた名言や画像以外にも、長谷川の面白いポイントはまだまだたくさんあります。また、個性豊かなキャラクターたちによる面白いエピソードやかっこいい名言もあります。長年連載されている作品だからこそキャラクターたちの成長も見られて、きっとお気に入りのキャラクターが見つかるはずです。気になった名言・爆笑回があればぜひ、原作をチェックしてみてください！今後の銀魂の展開も注目です。