メイドインアビスは気持ち悪い？トラウマ級のグロい問題のシーンを紹介

「メイドインアビス」とは、つくしあきひと原作の冒険ファンタジー漫画です。かわいいキャラクターが多数登場する同作品は、それに反してダークでホラーなストーリー展開とグロテスク描写が多く、ファンや読者にトラウマを与えてきました。この記事では、メイドインアビスにおける問題のシーンについて、テレビアニメ版と映画版からチョイスして紹介するとともに、同作品が気持ち悪いと評される理由を取り上げていきます。

メイドインアビスは、2024年4月現在、WEBコミックガンマにて連載中の漫画です。コミックスは12巻まで発売中で、累計発行部数が333万部を突破するメガヒットを収めました。また、原作漫画が成功したことを受けて、テレビアニメ版が通算2期、映画版が総集編前後編を含む通算3作制作されたのです。アニメ版はテレビと映画ともにブルーレイとDVDがリリースされており、有料動画配信サービスで視聴することもできます。

メイドインアビスの主人公は、リコという12歳の少女とレグという少年の姿をしたロボットです。リコは、アビスという超巨大な縦穴を冒険する伝説の女性探窟家ライザを母に持ちながら、彼女が行方不明のため孤児院で暮らしていました。アビスを探窟する者は、自らの命を懸けて人類に有益な遺物を持ち帰ってくることから、人々の憧れなのです。リコは、その中でも最高ランクの白笛であるライザのような探窟家を目指しています。

メイドインアビスが気持ち悪いといわれる理由について、考察紹介します。同作品は、イラストレーターやゲームデザイナーとしても名高いつくしあきひとによる柔らかい描線で表現されるかわいいキャラクターが魅力の一つとされてきました。そして、それに反比例するかのような暗くてホラー風味も漂わせるストーリー展開がなされていることで知られており、「かわいい」と「暗いホラー」とのギャップで気持ち悪いと評されるのです。

メイドインアビスが、気持ち悪いやトラウマ作品と評される理由の一つに、出血シーンが多い点があります。同作品は、リコとレグ、そしてナナチがアビスの深界極点とされる奈落の底を目指して冒険するストーリーでした。そのため、特にリコが怪我をするゴア描写が沢山あり、ファンや読者にトラウマを与えているのです。さらに、テレビや映画のアニメ版では、悲鳴もプラスされることから、気持ち悪さが増幅されています。

メイドインアビスに登場する上昇負荷とは、「アビスの呪い」とも呼ばれており、人間がアビス内部で坂を上ったり、素中で浮上するなどの上昇行為をすると、副作用のように人体に表れる現象のことです。深度によって内容が異なることが判明しました。深界四層以降の上昇負荷は、出血や自傷行為などのある種のホラー的描写が見受けられ、メイドインアビスにおけるトラウマ必至の要素になっているといわれています。

メイドインアビスを気持ち悪いと評する人々の間で、多く語られているのが非人道的なシーンがあることです。登場キャラクターの嘔吐や出血、失禁などを皮切りに、生きた子供を使っての人体実験などがホラー要素を交えたグロテスク描写で描かれており、読者に強烈なインパクトを与えました。また、イルぶるのワズキャンが、元人間の成れ果てイルミューイの子供を殺害して村人に食べさせたシーンは、トラウマ級と評されています。

この章では、メイドインアビスのグロい問題のシーンを、テレビアニメ版と映画版から取り上げていきます。最初に挙げるのは、テレビアニメ版1期5話のシーンです。原作漫画では、2巻に収録されました。リコとレグは、ナキカバネという原生生物に遭遇します。ナキカバネは、既に別の探窟家を食べており、探窟家の身体には無数の虫が湧いていました。この場面に、ホラーな気持ち悪さを感じた人が多かったとのことです。

メイドインアビスの次のグロシーンは、テレビアニメ版1期10話（原作漫画3巻）からの場面です。リコとレグはアビス深界四層で、原生生物のタマウガチに襲われました。特に、リコは猛毒を持つタマウガチの張りに左手を刺されてしまい、瀕死の重傷を負ったのです。レグはリコを助けるべく上昇したものの、彼女が上昇負荷に遭い、全身から出血しました。血塗れになったリコの描写が、多くのファンを戦慄させたのです。

また、その後リコが、タマウガチの毒をこれ以上回らせないようにするため、レグに自分の左腕を切断させたシーンがありました。このシーンのグロ度は極めて高いとされ、メイドインアビスのグロシーンの筆頭に挙げられています。

メイドインアビスの1期13話（原作漫画3巻）では、ナナチとミーティが、ボンドルドの人体実験のため上昇負荷を行わされたシーンがあります。ここで、ミーティが痛みで苦悶の表情と絶叫を上げながら成れ果てへと変貌したのですが、トラウマ級のグロテスク描写として知られているのです。

メイドインアビス映画版「深き魂の黎明」は、グロテスク描写が多いことでR-15指定になったとのことです。映画版における問題のシーンは、ボンドルドの娘であるプルシュカが、カートリッジに加工された場面でした。他にも、レグの人体実験シーンやボンドルドの死亡シーンなど、ホラーでトラウマ級のグロテスク描写が満載の映画として知られています。

メイドインアビスのテレビアニメ版2期3話（原作漫画6巻）では、イルぶるの成れ果てマアアさんが、リコの連れていたメイニャを握り潰すシーンがありました。その後、マアアさんは、その代償として身体の一部を村に清算されたのです。このシーンも、同作品における気持ち悪い場面としてファンの印象に残っています。

メイドインアビスの2期7話（原作漫画8巻）において、遺物「欲望の揺籃」を使用されたイルミューイが、子供を出産するシーンが描かれました。彼女は、絶叫して胸に空いた穴から出産しており、多くの読者や視聴者を驚かせたとのことです。

メイドインアビスの2期8話（原作漫画8巻）において、先述したワズキャンがイルミューイの子供殺害して料理を作り、イルぶるの村人の食料にされてしまうシーンが描かれています。イルミューイは成れ果てとはいえ元人間であり、水もどきの脅威から逃れる手段だということを割り引いても彼女の子供を食べることはあまりにも非人道的行為だったため、多くのファンに強烈なトラウマを植え付けることになりました。

この章では、メイドインアビスに関するX（Twitter）でのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。同作品は、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、メイドインアビスの大ファンだと思われる方のツイートです。同作品の面白い魅力について、子供の頃に観た冒険アニメで感じたワクワクドキドキを思い起こさせてくれることを挙げていました。

こちらは、アニメファンだと思われる方のツイートです。メイドインアビスのテレビアニメ版について、グロいという評判を聞いて敬遠していたとのことですが、いざ1期を観始めたら1話からもう面白いと高評価していました。

こちらは、アニメや映画の大ファンだと思われる方のツイートです。メイドインアビスの映画版深き魂の黎明を観て、面白いけれどもグロいシーンが多く、観ていて辛くなることもあったとつぶやいていました。

この記事では、メイドインアビスについて、気持ち悪いといわれる理由を中心に特集してきました。同作品は、原作漫画もテレビアニメ版もストーリーが進行中であり、多くのファンを期待させているとのことです。是非一度、メイドインアビスを見てください。