【機動戦士ガンダムSEED】キラの種割れを考察!覚醒した能力や劇場版の赤目を解説

キラ・ヤマトの種割れについて考察しました。機動戦士ガンダムSEEDにおいて、キャラの覚醒を表現した種割れ。能力が向上させる効果が期待でき、特にキラの種割れは凄まじいパワーを発揮しています。ここでは、機動戦士ガンダムSEEDからキラ・ヤマトの種割れの効果や覚醒した能力について考察しました。その他、劇場版で見られたキラの赤目の理由や、キラ・ヤマトのその後についてまとめました。

【機動戦士ガンダムSEED】キラの種割れを考察!覚醒した能力や劇場版の赤目を解説のイメージ

目次

  1. キラとは?
  2. キラの種割れや覚醒した能力を考察
  3. キラの劇場版の赤目やラスボス説を考察
  4. キラのその後
  5. キラの劇場版での新機体
  6. キラの声優
  7. キラに関する感想や評価
  8. キラの種割れまとめ

キラとは?

キラ・ヤマトの種割れを考察・イメージ画像

ガンダムSEEDの主人公であり、作中で初めて種割れを起こしたキラ・ヤマト。まるで何かに憑りつかれたような、圧倒的な攻撃力が目を引くでしょう。また、キラの種割れは任意で起こせるという特殊なものとなっています。以下では、機動戦士ガンダムSEEDからキラ・ヤマトの種割れについて考察しました。その他、劇場版でのキラの赤目の理由や、キラのその後について考察を交えながらまとめました。

機動戦士ガンダムSEEDの作品情報

機動戦士ガンダムSEEDは、2002年~2003年にかけて放送されたガンダムシリーズです。新しい世代に向けた、21世紀のファーストガンダムとして制作されたガンダムSEED。2004年には、続編として「DESTINY」が制作・放送されました。

機動戦士ガンダムSEEDの概要

「非戦」をテーマに掲げ、地球連合軍とプラント、2人の主人公の宿命の戦いを描いた機動戦士ガンダムSEED。従来のファン層に加え、女性ファンからも圧倒的な支持を獲得し、ガンダムシリーズの中で高い人気を誇っています。2024年1月からは、DESTINYから2年後を描いた「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」が上映されています。

機動戦士ガンダムSEEDのあらすじ

プラントと地球連合軍の戦闘勃発を受け、キラ・ヤマトが暮らすコロニーもザフトの襲撃を受けました。一瞬にして戦場と化し、キラはMS工場に避難します。しかし、そこではMSを巡る攻防戦が繰り広げられていました。その後、技術士官のマリューに促されるままストライクガンダムに搭乗したキラ。機体のOSを書き換えてガンダムを起動させ、ザフト軍の撃破に成功します。

キラのプロフィール

機動戦士ガンダムSEEDの主人公で、プロフィールは、C.E.55年5月18日生まれ、年齢は16歳、出陳地はコロニーのメンデル、ハッキングを得意としています。階級は、地球連合軍の少尉からオーブ連合国防軍・首長国を経て、ザフト白服指揮官級に昇進しました。搭乗機体はストライクガンダムとフリーダムガンダム、DESTINYではストライクフリーガンダム、劇場版ではライジングフリーダムです。

遺伝子研究者だったユーレン・ヒビキ夫妻の実子であり、カガリ・ユラ・アスハと共に双子として誕生しました。生まれ順は明言されていないものの、カガリのセリフからキラが弟だと認識されています。一世代目のコーディネーターとして誕生し、身体能力ではナチュナルに勝るキラ。一方で、打たれ弱く泣き虫であり、精神的な幼さも目立つでしょう。しかし、決して引かない芯の強さだけは誰にも負けず、彼の強みとなっています。

キラの苗字が変わった理由

キラの苗字が変わった理由を考察・イメージ画像

ガンダムSEEDでは、ヤマト姓を名乗るキラですが、出生時はカガリと共にヒビキ姓を名乗っていました。しかし、生まれて間もなく起きたブルーコスモスのテロに見舞われたことで、キラとカガリの運命は一変します。2人が誕生した頃、世界ではS2型インフルエンザが流行し、コーディネーターに対する負の感情が高まっていました。コーディネーター一世代目であるキラも目をつけられ、ターゲットにされたとも考えられるでしょう。

ブルーコスモスのテロに巻き込まれ、実親と死別したキラとカガリ。しかし、テロを事前に察知していた母・ヴィラによって、2人は母方の叔母のヤマト夫妻に引き取られました。後に、カガリはウズミ・ナラ・アスハ首長家へ里子に出され、キラはヤマト夫妻の手で育てられます。その後、中立コロニー・ヘリオポリスへ移住し、キラ・ヤマトとして成長しました。

キラがコーディネーターとして誕生した理由

同じ母親から生まれ、双子の姉弟であるキラとカガリ。しかし、キラはコーディネーター、カガリはナチュナルとして誕生しています。なぜ、双子にも関わらず人種が異なったのでしょうか。その理由は、実父のユーレン博士の野心がありました。遺伝子研究者として、最高の能力を持ったコーディネーターの誕生を目指していたユーレン。スーパーコーディネーターの実現のために実験を繰り返すも、全て失敗に終わっていました。

ユーレンによるコーディネーターの実験・イメージ画像

自身の野望のために、他人の子供を実験台にして研究を進めるユーレン。ある日、念願だったスーパーコーディネーターの誕生に成功しました。その子供こそ、ユーレンの実子であるヤマトであり、彼はスーパーコーディーネーターの唯一の成功例となりました。しかし、生後まもなくヤマト夫妻に引き取られ、キラは自身の出自を知らないまま育ちます。

その後、自分がユーレンの実験によって誕生したコーディネーターであり、ただ1人の成功例であることを知ったキラ。最初こそ、己の出生の秘密や実父の正体や実験内容を知ったことで、苦悩を抱えるようになりました。同時に、特殊なコーディネーターゆえに、戦闘ではナチュナル以上の力を発揮できるようになります。それは、キラの目標や願望をかなえるうえでおおいに役立ったでしょう。

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キラの種割れや覚醒した能力を考察

キラの種割れや覚醒した能力を考察・イメージ画像

キラをはじめとする主要キャラに起きた種割れと呼ばれる現象。いわゆる覚醒であり、個人の能力をパワーアップさせる効果が期待できます。一方、キラの種割れは他キャラに比べて突出しており、覚醒による強化や進化が圧倒的に大きいでしょう。以下では、機動戦士ガンダムSEEDのキラ・ヤマトの種割れについて考察しました。その他、キラが任意で種割れを起こせた理由などもまとめました。

キラの種割れの効果

ガンダムSEEDにて覚醒を表現したシーンで見られる種割れ。その効果は、種割れを起こしたキャラごとに異なります。キラの場合はあらゆる戦闘能力を上昇させる効果が期待でき、射撃などの攻撃シーンにおいて力を発揮しています。また、種割れは防御面でも見られ、空間認知能力や反射神経を大幅に上昇できるでしょう。このように、攻撃・防御とあらゆる能力を上げる効果こそキラの種割れの特徴です。

キラの種割れにはデメリットがない?

仲間を守りたいという強い思いや、集中力の増幅も種割れの効果を大きくしているキラ・ヤマト。一方、覚醒による集中力の高まりは、視野が狭まるデメリットが生じ、アスランやシンの種割れで見られました。しかし、キラの場合は理性のコントロールが可能であり、周囲が見えなくなる心配はありません。このように、種割れにデメリットがない点は、スーパーコーディネーターならではの特徴でしょう。

キラが任意に種割れできた理由

種割れ(覚醒)は、自身が感じた危機感や仲間を大切に思う強い気持ちから、無意識に引き起こされる現象と考えられました。キラの場合は、母艦アークエンジェルが敵の攻撃を受けて感じた、仲間たちの危機的状況や自身の焦りから無意識に種割れが起きています。一方、フリーダンガムに機体を変えたその後は、自分の意思で種割れを起こし、覚醒モードにとつ突入しています。

しかし、アスランのように種割れを起こしたことのあるキャラの中には、キラのように任意で種割れを起こすことはできません。なぜ、キラだけが自分の意思で種割れを起こせたのでしょうか。その理由として、彼の精神的な成長があげられるでしょう。成り行きでMSパイロットとなってしまい、戦うことを強制させられてしまったキラ・ヤマト。さらに、親友だったアスランが敵となったことで、精神的に不安定にもなりました。

MS工場での思わぬ再会をきっかけに、アスランを敵とみなしたキラ。宣戦布告もしたものの、内心では彼を敵として憎むことができません。一方、アスランもキラと同じ気持ちであり、相手を討つことを拒絶するような複雑な感情を抱いていました。敵と分かっていながら、相手を殺したくないという感情に囚われるキラとアスラン。その優しさはやがて心の迷いとなり、キラを追い詰めていきます。

仲間の命が失われる・イメージ画像

しかし、心の甘さは仲間を危険に晒すことにつながり、ニコルとトールの命が奪われる結果を招きました。大切な人が死んでいく絶望と悲しさ、彼らを守れなかった己に対する怒りが込み上げてきたキラ。この感情が種割れを起こす引き金となり、これまでにない力を見せつけました。様々な試練を乗り越えて、精神的に強くなったキラ。機体の乗り換えをきっかけに、任意で種割れを起こせるまでになりました。

自分のやるべきことを見いだし、目標に向かって全力で突き進むキラ。大切な人を守りぬくという強い決意と、キラの成長が任意の種割れによって表現されたでしょう。

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キラの劇場版の赤目やラスボス説を考察

キラの劇場版の赤目やラスボス説を考察・イメージ画像

ガンダムSEEDの劇場版作品として2024年1月に公開された、機動戦士ガンダムSEED FREEDOM。キラ達の平和に向けた戦いが続く一方、キラの赤目が多くの注目を集めました。種割れの一種と予想されるも、不気味な雰囲気からキラのラスボス説も浮上しています。以下では、ガンダムSEEDの劇場版からキラ・ヤマトの赤目の理由や、闇落ちやラスボス説について考察しました。

キラは劇場版で赤目になった?

劇場版のPV予告にて大きな話題を呼んだ、キラの赤目。一部では新たな種割れシーンとも考察されるも、従来の種割れとは異なる雰囲気を醸しています。テレビアニメ版で種割れを起こしたキャラは、暗い色彩の目と自我を失ったような表情に変化します。どこか恐ろしげな雰囲気を醸し、その後に繰り出される攻撃力からは別人の印象を与えるでしょう。

一方、劇場版でのキラの赤目は、テレビアニメ版の種割れとはかなり異なっているでしょう。全体的にぼんやりと表現されていた光彩も、キラの赤目はハッキリした色合いとなっています。さらに、赤目状態のキラは追い詰められているような、焦っているような状態にも見えます。ここから、キラの赤目は種割れとは異なる現象、または何かしらの理由で赤目になってしまった可能性も考えられるでしょう。

キラのラスボス説の理由

ラスボス説が浮上したキラ・イメージ画像

劇場版で赤目になっていたことから、様々な憶測が浮上したキラ・ヤマト。DESTINYのその後の物語から、キラの新たな種割れと予想される一方、キラがラスボスになる伏線とも考察されています。クルーゼとデュランダル議長を上回る最強のラスボスの登場が予想される劇場版。しかし、テレビアニメ版で圧倒的なインパクトと強さを見せつけた2人を超えるような、最強キャラの登場はあり得るでしょうか。

さらに、テレビアニメ終了から20年近く経過してからの劇場版なので、ファンの期待を裏切るようなキャラの登場は避けたいでしょう。そこで浮上したのがキラ・ヤマトであり、ラクスのあるセリフからラスボス説が考察されました。「キラを止めて」というセリフから、劇場版では制御不能に陥ったと予想できるキラ。その後も多くの戦いを経験し、精神的な限界を迎えて闇落ち・ラスボスとなる展開も考えられるでしょう。

キラのクローン化説の理由

劇場版のPV予告で明かされたキラ・ヤマトの赤目にはどのような意味が込められているのか、一部ではクローン化説も浮上しています。もし、キラの正体がクローンだった場合、実父であるユーレンのスーパーコーディネーターの実験が関わっているでしょう。他人の子供を使って実験を進めるも、上手くいかなかったユーレン。そこで、自身のクローンを使った実験を思いつき、誕生したのがキラでした。

スーパーコーディネートの実験において、唯一の成功例となったキラ。他に成功例があっても良いものの、キラだけという点は不自然にも思えるでしょう。しかし、キラの正体がクローンだったから成功できたと解釈すれば、納得がいきます。もちろん、キラのクローンは極秘裏に生成され、周囲にはユーレンの実子として認知させていたでしょう。

一方、なぜこのタイミングでキラがクローンであることを明かすのか、新たな疑問が生じます。劇場版ではクルーゼのクローンが登場するも、後付けとしてキラをクローンにする意味はあるでしょうか。そのため、キラのクローン説は憶測にすぎないでしょう。また、キラの赤目はファウンデーションによる洗脳とも考察されています。しかし、映画の尺の都合上、洗脳の要素を盛り込むことは難しく、否定的な見方が強いです。

キラの闇落ちはシャアと違う?

テレビアニメ版では何度も過酷な状況に追いやられ、精神的なダメージを受けていたキラ。その苦悩は、アムロやカミーユ以上と言われ、いつ闇落ちしてもおかしくないと言われました。しかし、続編DESTINYまで闇落ちすることなく、キラは大切な人を守るために戦い続けます。一方、その後を描いた劇場版ではどうでしょうか。

キラ達の奮闘もむなしく、世界ではいまだ紛争が続いていました。終わりの見えない戦いを延々と繰り返すキラ。どんなに心を強く持っていても、いつか限界が訪れてしまいます。そして、ある出来事がきかっけで精神が崩壊し、闇落ちしてラスボスになる最悪なシナリオも予想されるでしょう。もし、キラが闇落ちしたならば、シャアのパターンを辿ると考えられます。

一度は人類が変わることを期待し、アムロ達と共闘したシャア。しかし、現実は何一つ変わらず、その状況に絶望したシャアは闇落ちします。「逆襲のシャア」では地球の寒冷化を目指して隕石を落下させようとするなど、無謀な計画を立てました。一方、キラの場合は、例え闇落ちをしても、地球人を巻き込むようなことだけは絶対にしないでしょう。

その理由は、キラには守りたい人がおり、彼らのために戦うという目的があるからです。仮にキラが闇落ちする展開が起きるならば、最愛の人であるラクスを失った時でしょう。シャアのような最悪な展開こそ起きないものの、アスランやシンでも止めることができない暴走を起こすと考えられます。

キラがラスボスになろうとする目的

赤い目の理由がキラのラスボス説の伏線だった場合、なぜキラはラスボスになったのか、その目的が気になるでしょう。劇場版でも、世界から戦争をなくすために武力介入による停戦を試みるキラ達。しかし、人の数だけ争いがあり、彼らの働きだけでは全ての戦争・紛争を根絶することは難しいです。しらみつぶしのように争いを止めることは時間がかかり、新たに争いが勃発することも予想されます。

このように、正攻法でのやり方では世界から争いをなくすことは、時間と労力がかかるデメリットがあります。そこで思いついたのが、自分が全人類の敵となることで、世界から戦争を根絶させようという計画です。もし、キラが劇場版のラスボスだった場合、自らが敵役になることで世界を平和に導こうと考えるかもしれません。

得意のハッキングを駆使して、全人類の敵がキラ・ヤマトであることを植え付け、戦争の根源が1人の男にあったことを認識させます。そして、最後はアスランやシンに討ち取らせ、その光景を全宇宙に見せつけます。この出来事を機に全人類は団結し、世界から争いも無くなるでしょう。しかし、世界の平和のために自ら犠牲にすることはできるのか、キラの覚悟が問われるでしょう。

キラが死亡した後の世界はどうなる?

キラが死亡した後の地球・イメージ画像

もし、キラが劇場版のラスボスであり、上記のような計画を実行・成功させたら、世界に平和がもたらされることは確実です。しかし、それは一時的なものであり、争いの根絶には至りません。人類が存続する限り、世界から争いが消えることはなく、キラ達がどんなに頑張ってもその現実は変わることは無いでしょう。つまり、これからも世界では争いが続き、人類は過酷な現実に向き合い続けなけばなりません。

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キラのその後

キラのその後を考察・イメージ画像

ガンダムSEED DESTINYのその後を描いた劇場版作品。キラやアスラン、シン達のその後の活躍や世界情勢も気になるでしょう。PV予告では世界各地で紛争が続き、キラ達が武力介入による紛争の阻止に取り掛かっている姿が映されました。終わりの見えない戦いに身を投じたキラ達のその後が気になるでしょう。以下では、ガンダムSEEDの劇場版で描かれた、キラ・ヤマトのその後について考察しました。

キラの劇場版での階級

劇場版では、白を基調とした制服と赤と黄の三角形の階級章を身に着けているキラ・ヤマト。テレビアニメ版での最終階級が准将だったことから、劇場版では准将以上の階級に昇進した可能性が高いです。また、制服の色から指揮官級とも推測され、コンパスの上級将校として活躍しているでしょう。

キラとラクスのその後

ガンダムSEEDの人気カップルであり、DESTINYの最終回まで恋人関係であり続けたキラとラクス。それぞれのやり方で世界の平和を目指し、共に忙しい日々を送っているでしょう。一方、劇場版のPV予告からラクスと婚約を交わしたことが推測されます。もしかしたら、劇場版のその後に結婚を予定していると考えられるでしょう。しかし、PVからは2人の仲が引き裂かれるような不穏な展開も読み取れます。

どこか遠くに行ってしまうキラを必死に止めようとするラクス。キラに何かしらの異変が起きて、2人の距離が遠ざかってしまったのでしょうか。一方、愛する人を危険な目に遭わせまいと、キラが自分の意思で離れて行ったとも考えられます。ラクスとの平和な世界を実現させるべく、自ら危険な場所へ向かおうとするキラ。そんな彼の決意を理解しつつ、キラを失うことに耐え切れなくなったラクスの悲痛な叫びにも聞こえるでしょう。

キラの「何も守れていなかった」というセリフの意味

キラのセリフの意味を考察・イメージ画像

キラが戦う目的は大切な人々を守るためであり、DESTINY最終回から劇場版開始までの空白の2年間も、戦争や紛争の根絶を目指して戦い続けていたでしょう。しかし、一つの争いを消すことができても、別の場所で新たな紛争が勃発します。もちろん、キラ達の行動にも限界があり、争いに苦しむ全ての人々を守り抜くことはできません。

キラが守りたいものは何か、それは今を生きる全ての人々の命や、争いのない平和な場所かもしれません。武力介入というやり方で世界から争いを無くし、平和な世の中の実現を目指して奮闘するキラ。彼のセリフには、本当の意味で大切なものを守れていない、自身の力不足や弱さを痛感しているでしょう。

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キラの劇場版での新機体

キラの劇場版での新機体を紹介・イメージ画像

ガンダムSEEDの劇場版では、パイロット達のモビルスーツが改良され、新たな機体が披露されました。キラ・ヤマトのモビルスーツも、これまで搭乗してきたガンダムから新たな機体へと改良されました。劇場版では地上戦も多く展開され、白兵戦に特化したモビルスーツとなったでしょう。以下では、ガンダムSEEDにて、キラ・ヤマトの劇場版での機体について紹介します。

キラの新機体はライジングフリーダムガンダム

ガンダムSEEDでは、ストライクやフリーダム、ストライクフリーダムガンダムに搭乗したキラ・ヤマト。劇場版では新機体・ライジングフリーダムガンダムへの搭乗が発表されました。

ライジングフリーダムガンダムは運動性重視?

ライジングフリーダムガンダムの内部・イメージ画像

ライジングフリーダムガンダムは、2023年10月公開の劇場版PV予告編で見ることができ、全体的にスッキリしたボディデザインが特徴です。劇場版前半は地上戦が予想され、機動兵器ウイングを折りたたみ式に改良するなど、運動性を重視しているでしょう。また、キラの操縦能力をおおいに発揮できるように、機体そのものの軽量化も図られたとも考えられます。

ライジングフリーダムガンダムの飛行モードへの変形機能

劇場版にて新たに披露されたライジングフリーダムガンダム。運動性を重視した構造からこれまでのモビルスーツに比べてスピードや機動性が格段に上がったでしょう。そして、ライジングフリーダム独自の機能として、飛行モードが備わりました。地上戦も想定される劇場版では、より早い移動が求められ、飛行モードならばMSよりも数倍早く目的地に着けるでしょう。

また、飛行モードのメリットは移動時間の短縮だけでなく、単機で大気圏を通過できることです。つまり、地球と宇宙空間を行き交いが可能となり、ガンダムで移動できる範囲が大幅に広がったでしょう。

ライジングフリーダムガンダムの軽量化などの理由

軽量化や飛行モードの追加など、改良が加えられたライジングフリーダムガンダム。その理由は、地上戦を想定して設定されたためと考えられます。劇場版PV予告から、キラ達は地球を拠点に活動しており、ストーリー前半の戦いの舞台も地上戦と予想されました。そのため、機体の装備もなるべく軽い方がモビルスーツを操縦しやすく、かつ移動にかかる時間も短くすることもできます。

しかし、すでにモビルスーツの性能の限界値に達したストライクフリーダムでは、人型MSにてこれ以上スピードを上げることは難しいです。そこで考案されたのが飛行モードであり、より素早い移動を可能にしたでしょう。このように、地上戦での戦いやすさを追求し、改良が加えられたストライクフリーダムガンダム。これまでのMSの良いところを結集させた、シリーズ最新鋭のガンダムでしょう。

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キラの声優

キラの声優のイメージ画像

キラ・ヤマトの声優は保志総一朗さんが担当し、ストライクガンダムのOSの書き換えシーンでの早口長セリフは名言として親しまれています。単純に長いだけでなく、専門用語がずらりと並び、プロでも舌を噛みそうな難しさでしょう。しかし、保志さんはこの長セリフを一発OKでクリアし、ガンダムSEEDの逸話として語られています。以下では、キラ・ヤマトの声優の保志総一朗さんのプロフィール等を紹介します。

保志総一朗のプロフィール

キラ・ヤマトの声優・保志総一朗さんは、1972年生まれ、福島県出身の声優・歌手で、専門学校と養成所を経て1990年代から声優活動を行っています。アニメージュへの受賞歴があり、アニメグランプリの第25回、第28回、第29回において、声優部門グランプリに輝いています。

保志総一朗の主な出演作品や担当キャラ

声優・保志総一朗さんの主な出演作品は、アニメ「るろうに剣心(2023年)」沖田総司役、「僕のヒーローアカデミア」初代ワン・フォー・オール役、「ひぐらしのなく頃に」前原圭一役、「ACTORS」光司陽太役等です。ゲーム作品では、「戦国BASARA」真田幸村役、「刀剣乱舞」小烏丸役、「文豪とアルケミスト」有島武郎役等を担当しています。

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キラに関する感想や評価

キラに関する感想や評価・イメージ画像

種割れを起こしたキャラクターの中で、もっとも強い覚醒を起こしたキラ・ヤマト。種割れしたその後も圧倒的な戦闘力を見せつけています。劇場版でも、紛争をなくすために奔走するキラ・ヤマト。赤目と種割れの関係やその後が気になるでしょう。以下では、機動戦士ガンダムSEEDからキラ・ヤマトに関する感想や評価を紹介します。

感想1:種割れ後のキラがかっこいい

種割れと呼ばれる覚醒シーンはガンダムSEEDならではの要素であり、これまでにない凄まじいパワーを引き出しています。作中ではキラの種割れを皮切りに、その後はアスランなどの主要キャラにも種割れによる覚醒が見られました。しかし、キラの種割れは他キャラとは別格であり、周囲が見えなくなるというデメリットがない点が最強ポイントでしょう。また、種割れ後のキラの動きがかっこいいとも評され、注目を集めています。

感想2:種割れはコーディネーター特有の現象?

ガンダムSEEDで最初に種割れを起こしたのは主人公のキラであり、彼の人種から種割れはコーディネーターにしかできない技や現象なのかという考察も見られました。作中では、ナチュナルの種割れ(覚醒)も見られ、何かしらの条件で起きると言われています。ガンダムシリーズでも珍しい覚醒シーンとなった種割れ。その現象の正体は何か、いまだ謎が多い要素となっています。

感想3:キラの赤い目が気になる

劇場版のPV予告で話題を呼んだ赤い目のキラ。種割れの一種であり、キラが覚醒状態にあると推測されています。一方で、赤目のキラの表情から、覚醒とは異なる状態とも捉えられ、赤目の正体について様々な考察が飛び交っています。SNSでは、種割れを起こした先の状態で赤目になったとの意見も見られ、キラの赤目の理由が気になるとの声も寄せられています。

感想4:赤目は武器によるもの?

一部では、種割れ(覚醒)の一種とされ、不穏な空気を漂わせているキラの赤目。武器の影響で赤目になったとも解釈しており、ファンによって捉え方が大きく異なるでしょう。PV予告からキラ達の戦いが続いていることが示唆された劇場版。世界から紛争を無くしたいという強い思いや、終わりの見えない戦いへの不安や焦りが、キラの赤目で表現されたとも考えられるでしょう。

感想5:キラを呼び止めるセリフと赤い目は関係ある?

劇場版にて新たな要素として登場したキラの赤い目。PVから、種割れとの関係が濃厚とされる一方、ラクス達がキラを呼び止めようとするセリフとの繋がりも予想されています。何かしらのきっかけで制御不能に陥ったキラ。その影響は赤目として現れ、自ら危険な道に突き進もうとしているでしょう。そして、キラの危険を察知したラクス達がキラを救うべく、必死に呼びかけていたとも考察できます。

感想6:キラの愛による覚醒が良い

最初こそ戦うことに消極的であり、精神的な弱さも目立っていたキラ・ヤマト。しかし、自分が戦う目的を見いだし、大切な人を守るために戦うことを決意しました。また、キラといえば種割れであり、覚醒シーンが見どころです。劇場版では愛が覚醒を促し、未来へ踏み出していく姿が描かれました。赤目からラスボスや闇落ち説も予想されたヤマトでしたが、最後はファンにとっても嬉しいラストとなったでしょう。

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キラの種割れまとめ

キラの種割れまとめ・イメージ画像

機動戦士ガンダムSEEDのキラ・ヤマトの種割れの理由や覚醒した能力、劇場版での赤目やその後などを考察しました。ガンダムSEEDの名シーンの1つであり、キャラの覚醒を表現した種割れ。キャラによって起きる条件こそ異なるものの、覚醒後はあらゆる能力が向上するメリットがあります。さらに、キラの種割れはデメリットを克服し、任意で覚醒できることから最強に位置づけられています。

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