【機動戦士ガンダムSEED】シン・アスカが嫌いな理由は?不人気の原因を調査

「機動戦士ガンダムSEED」シリーズの登場人物であるシン・アスカは、キラやアスランのファンから嫌いだといわれる不人気キャラだと噂です。シン・アスカが嫌いだといわれる様々な理由について、さらにシン・アスカの強さや種割れの詳細についても紹介します。シン・アスカのその後や、アニメ版の声を担当している声優、ネット上での感想もまとめています。シン・アスカが不人気な理由を知りたい人は要チェックです。

【機動戦士ガンダムSEED】シン・アスカが嫌いな理由は?不人気の原因を調査のイメージ

目次

  1. シン・アスカとは?
  2. シン・アスカが嫌いな理由や不人気の原因
  3. シン・アスカの強さや種割れ
  4. シン・アスカの新機体を考察
  5. シン・アスカのその後
  6. シン・アスカの声優
  7. シン・アスカに関する感想や評価
  8. シン・アスカが嫌いな理由まとめ

シン・アスカとは?

機動戦士ガンダムSEEDの作品情報

機動戦士ガンダムSEEDに登場する、シン・アスカが不人気だといわれています。シン・アスカが嫌いだとされる理由についてや、キラやアスランといったキャラに対する態度などをまとめて紹介します。まずは、シン・アスカの登場する機動戦士ガンダムSEEDについてを紹介します。機動戦士ガンダムSEEDは、TBS系列で放送されたロボットアニメ作品です。機動戦士ガンダムSEEDが放送されたのは、2002年10月5日から2003年9月27日です。

機動戦士ガンダムSEEDの続編として制作されたのが、「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」です。この主人公が、今回紹介するシン・アスカというキャラクターです。機動戦士ガンダムSEED DESTINYは、2004年10月9日から2005年10月1日まで放送されました。その後、正式な続編映画の「劇場版 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」が2024年1月26日に公開されています。劇場版のガンダムSEEDにも、シン・アスカは登場しています。

機動戦士ガンダムSEEDの概要

機動戦士ガンダムSEEDは、新世紀のファーストガンダムとして制作されたシリーズです。これまでに制作されてきたガンダムシリーズとは異なり、シリーズ初のデジタル制作がされたタイトルです。ガンダムシリーズは男性ファンが多かったものの、機動戦士ガンダムSEEDでは女性ファンも多く獲得する結果となりました。本作には突然変異遺伝子の設定も登場しており、タイトルのSEEDには種子以外にも遺伝子操作などの意味も含まれます。

機動戦士ガンダムSEEDシリーズは、「非戦」をテーマに描かれていることが監督のインタビューで判明しています。本作では、従来のガンダムシリーズと比べてもターゲットとする年齢層を下げることを意識していました。そうした試みも、新たなファン層の獲得に繋がったものと考えられます。ガンダムSEEDシリーズのシナリオを制作するにあたり、大河ドラマや少女漫画といった異なるジャンルの影響もあったことが明かされています。

機動戦士ガンダムSEEDのあらすじ

キラ・ヤマトという少年は、ヘリオポリスというコロニーで平和な暮らしの中にいました。しかし、コロニー内で新造戦艦の建造などが極秘裏に行われていたことなどから、コロニーは戦場となってしまいます。逃げるキラは激しい銃撃戦の最中、幼少期の親友だったアスラン・ザラと再会します。アスランはイージスガンダムを奪取し、ストライクガンダムに搭乗したキラはその場から脱出を試みます。

シン・アスカのプロフィール

シン・アスカはコーディネイターで、C.E.57年9月1日生まれの16歳です。身長はSEEDの時点で165cmで、DESTINYでは170cmまで成長しています。出身地はオーブ連合首長国で、読書が趣味です。血液型はO型で、星座は乙女座です。ザフト軍のアカデミーを卒業したシン・アスカは、成績優秀でエリートの証である赤い軍服を身につけています。新型モビルスーツ「インパルスガンダム」のパイロットとして搭乗しています。

普段は強気な態度を見せるシン・アスカは、家族を失ったことによるPTSDに苦しみ続けています。傷を抱えたまま戦い続けるシン・アスカは、力が無ければ守ることができないという現実を痛感しました。それゆえに、戦いに傾倒していきます。本来は明るく素直なキャラクターだとされているシン・アスカは、二度と取り戻すことのできない家族との幸せな日々を欲していました。本編終了後も、彼は失った家族の夢を見続けています。

シン・アスカとステラの関係

ステラ・ルーシェは、地球連合軍第81独立機動群ファントムペイン所属のパイロットです。「死」というものを極端に恐れ、時にパニックに陥るほどます。シン・アスカとステラの関係性は特殊で、別人と理解しつつもシン・アスカは彼女に対して妹・マユの面影を見ていました。恋愛関係に近しいとも思われたものの、シン・アスカにとってステラは守るべき存在です。ステラにもまた別に想う相手がいて、恋愛に至ることは無さそうです。

シン・アスカがザフト軍に入隊した経緯

シン・アスカは、両親と妹と共にオーブ連合首長国で平和な日々を過ごしていました。しかし、オーブ侵攻の戦禍から避難する最中に、妹のマユが携帯電話を落とします。それを拾おうと離れた際に、流れ弾を受けたマユと両親はシン・アスカの目の前で死亡してしまいました。家族を失い一人避難船に乗っていたシン・アスカは、オーブ軍人のトダカ一佐の勧めによりプラントへの移住を決め、ザフト軍へ入隊することとなります。

始めはごく普通の民間人だったシン・アスカは、戦争により家族を奪われたこともあって、戦争を憎んでいるキャラクターです。それゆえに、戦争と深く関わる軍への入隊という行動を疑問視した視聴者もいました。しかし、シン・アスカは家族を奪った戦争以上に、家族を守ることができなかった弱い自分自身を許せずにいたのです。その強さを手に入れるために、シン・アスカはザフト軍への入隊を決意しました。

機動戦士ガンダムSEEDシリーズ公式サイト

シン・アスカが嫌いな理由や不人気の原因

シン・アスカが嫌いな理由

理不尽で悲しい過去を持つことがわかるシン・アスカは、ガンダムSEEDの中でも嫌いだといわれることがあるようです。続いては、シン・アスカが嫌いだといわれる不人気の理由についても順番に紹介します。背景を知ると同情的になる人も多そうなキャラクターのシン・アスカは、なぜ嫌いだといわれてしまうほど不人気なのでしょうか?主人公でありながら不人気と噂のある背景には、複数の理由が存在していました。

理由①シンの性格

シン・アスカが不人気だとされる理由のひとつには、シン・アスカ自身の性格が挙げられます。シン・アスカはとてもキレやすい性格をしており、このことが原因で起こした行動によって、キラたちとの確執を生み出してしまったともいえます。本来は明るく楽しい性格だったシン・アスカは、家族を失った辛さなどが原因となって、キレやすい性格へと変貌してしまいました。「Zガンダム」のカミーユに近いキャラクターだと考えられます。

ガンダムシリーズの歴代主人公たちと、シン・アスカの間には決定的な違いも存在しています。歴代主人公たちのそばには、主人公たちを成長へ導いてくれる大人の存在がありました。けれど、シン・アスカはそうした出会いに恵まれませんでした。PTSDに悩まされ続けるほどの酷い体験をしてきたこともあり、シン・アスカの性格が歪んでしまうのも無理はありません。しかし、視聴者の目線では嫌いだと感じる理由になってしまったようです。

理由②キラへの態度

シン・アスカが視聴者に嫌いだと思われた理由の中でも、最大の要因がキラに対する逆恨みだと考えられています。キラはガンダムSEEDの主人公で、高い人気を得ているキャラクターです。ガンダムSEEDという作品以上に、キャラクターに対して強い思い入れを持つファンも少なくありません。シン・アスカにどういった事情があるにしても、キラに対して攻撃的なことをされれば敵対的な感情を抱いてしまうのは仕方がないようです。

シン・アスカがキラに恨みを抱いた理由は、キラの攻撃によってステラを殺されたことが原因です。ステラが搭乗していたデストロイガンダムの脅威の前では、足止めをするといった対処もできませんでした。やむを得ない選択であったことを、シン・アスカ自身も理解しています。けれど、キラにステラを殺されたという事実への憎しみは強まってしまいました。こうした経緯から、キラのファンから嫌いだと思われてしまったのです。

理由③アスランの話を聞かない

シン・アスカが不人気だとされる理由はまだまだあります。ザフト軍に復帰したアスランとも、シン・アスカは共に戦っていました。けれど、メイリンを連れて脱走するというアスランの話を、シン・アスカは聞こうとしませんでした。事情を聞こうともしないまま、シン・アスカはデスティニーの大剣で撃墜してしまいます。この行動が、シン・アスカが嫌いだとされる理由のひとつになりました。アスランの行動は、確かに裏切り行為です。

しかし、アスラン自身もザフト軍を脱退したくてそうしたわけではありません。アスランはシン・アスカたちですら知らされていない、デュランダル議長の恐ろしい企みを知ってしまったのです。それにより、アスランはやむを得ず行動を起こしました。アスランの話に耳を傾けていれば、違った選択ができたかもしれません。けれど、聞く耳を持たずに撃墜したことから、シン・アスカはアスランのファンからも嫌われてしまったようです。

理由④恨みをカガリにぶつける

シン・アスカが不人気だといわれる理由は、キラやアスランとの確執だけではありません。シン・アスカはオーブ連合首長国の出身で、故郷であるオーブで理不尽に家族を奪われました。そのため、首長となったカガリに対しても憎しみを抱いています。カガリに対してシン・アスカは、本人の目の前ではっきりとその憎悪を見せました。けれど、シン・アスカが家族を奪われた際の戦争自体は、カガリの意思で起こしたものではありません。

さらに、カガリたちは住人の安全確保のために避難もさせています。こうした行動もあり、シン・アスカが本当に憎むべき相手はカガリではなく、連合側のムルタ・アズラエルです。シン・アスカとカガリの関係性は、最後まで良好なものになることはありませんでした。カガリに対する一方的な恨みもまた、シン・アスカが嫌いだといわれる要員のひとつになってしまいました。周囲の声を聞こうとしない点が、不人気の理由に共通していそうです。

理由⑤敵役に変えるために嫌われ役になった?

シン・アスカはガンダムSEED DESTINYの開始当初から、性格の悪さが垣間見えていました。しかし、前半部分では仲間想いな部分もありここまで嫌われるキャラクターではなかったはずです。それが後半に入って、キラやアスランに対する前述のような対応が原因となり、あまりにも身勝手なキャラクターとして不人気な印象を強めていきました。こうした背景には、ガンダムSEEDの主人公のキラを再び主人公に復帰させる意図が考えられます。

シン・アスカが後半になって搭乗したデスティニーガンダムは、他のガンダムとは異なり悪役のビジュアルとしてデザインされています。こうした流れから、シン・アスカを悪役に変えていくために嫌われる要素が増やされたのではないかとも考えられます。その一方で、主題歌やコミカライズを担当した制作側の人間からは、シン・アスカというキャラクターの本質はきちんと理解されていたようです。

シン・アスカは放送終了後に人気になった?

視聴者からは嫌いだといわれ、不人気なキャラクターだといわれたシン・アスカです。けれど、ガンダムSEEDの放送終了後にシン・アスカに対する評価が変わってきているとの噂もあります。ガンダムSEEDの放送終了後に、真の結末とされるストーリーが制作されました。これらのエピソードは、「FINAL PLUS」やスペシャルエディションに収録されています。この影響を受けて、シン・アスカの評価が少しずつ良いものに変化しています。

2019年には、「HGCEデスティニー」が立体化した商品も発売されました。この商品のクオリティーが高く、ガンプラ好きのファンからも支持を受ける結果となりました。本編では不人気といわれてしまうほど嫌われてしまったシン・アスカは、放送終了後の展開によって人気を取り戻していっているようです。改めてガンダムSEEDシリーズを見返してみると、シン・アスカに対する見方も変わってくる部分があるかもしれません。

シン・アスカの強さや種割れ

シン・アスカは近接戦闘が強い

不人気の理由と共に再評価されていることがわかった、シン・アスカです。人気だけではなくガンダムSEEDの中での彼の強さについても、気になるのではないでしょうか?続いては、シン・アスカの強さや種割れ(覚醒)についても順番に紹介します。シン・アスカは戦いの中で多くの戦果を上げていますが、全体的な戦闘能力を比較してみると、戦闘経験の長いキラやアスランといったキャラクターよりも劣っていることがわかります。

けれど、近接戦闘においてははっきりとした強さを見せています。オーブ攻防戦でシン・アスカは、初めて種割れが発現しました。これによる強化もあって、インパルスの大剣で船隊を壊滅させてしまいます。SEEDの後半では、デスティニーでも大剣を使ってグフを貫き殲滅しました。近接戦闘といえばイザークの名を挙げるファンも多くいます。イザークとシン・アスカが1対1で戦った場合、種割れの強化もありシン・アスカが勝つ可能性が高いです。

シン・アスカはトリッキーな戦法ができる

近接戦闘の能力が高いシン・アスカは、キラやアスランとは異なるトリッキーな戦法を繰り出せるという強みも持っています。キラの搭乗するフリーダムとの戦闘では、実力で劣るシン・アスカが劣勢となっていました。しかし、シン・アスカは「機体分離」というインパルスの性能を活かすことを思いつきます。これによって、シン・アスカは形勢逆転してフリーダムを撃墜することに成功したのです。

機体分離という発想はキラにとって完全に予想外で、シン・アスカがその行動をとったことによりキラは驚いていました。この戦法自体は、「ガンダムZZ」の最終話で、ジュドーがハマーン戦で使用しています。機体を合体させたり分離させるという共通点を活かし、シン・アスカの戦法に踏襲したと考えられます。全体的な戦闘能力としては劣るシン・アスカも、こうした発想ができる柔軟さが大きな強みになっています。

シン・アスカの種割れの効果

オーブでの攻防戦の際に、シン・アスカは初めて種割れを起こすことができました。続いては、このシン・アスカの種割れの効果についても紹介します。シン・アスカの種割れの効果には、キラやアスランたちとは異なる恩恵がありました。それは、「冷静さの取得」です。種割れのトリガーとなるのは、強い怒りの感情です。けれど、怒りで種割れを起こしつつシン・アスカは常に冷静に自分をコントロールすることができます。

怒りで視野が狭くなるのではなく、怒りと冷静という相反する組み合わせの中で、広い視野を保ちつつ戦闘能力を向上させることができました。視野が広いまま能力だけが向上するというのは、かなり大きな恩恵を受けていることがわかります。これを自由に扱うことができるようになれば、彼の戦闘能力は飛躍的に向上することが予想されます。

シン・アスカは自分の意思で種割れできるようになった?

シン・アスカには、ガンダムSEED DESTINYの最終話まで自分の意思で種割れを起こせないという欠点がありました。冷静さを保ったまま戦闘能力を向上できるという強い能力でありながら、自分の意思で発現できないのは欠点ともいえます。しかし、ディスティニープランを阻止した後に、シン・アスカはキラやアスランと和解しました。これにより、自分の意思で種割れを起こせるまでに成長している可能性も考えられます。

シン・アスカの新機体を考察

シン・アスカはギャンで戦う?

劇場版 機動戦士ガンダムSEED FREEDOMで、シン・アスカはどの新機体に乗るのかも気になるはずです。続いては、シン・アスカの搭乗する新機体についても順番に考察していきます。劇場版の予告PVの中には、シン・アスカが搭乗する可能性が高いと思われる機体が複数登場しています。ストーリーの途中で乗り換える可能性が高いキラと同様に、シン・アスカはキラ以上に複数の機体に乗り換える可能性が高いと考えられます。

前述の通り、シン・アスカは近接戦闘の能力が高いことがわかっています。そのため、近接戦闘能力を存分に活かすことができるギャンに搭乗して姿を見せるのではないかと考えられます。ゲルググメナースにはルナマリアが搭乗していると考えられ、ゲルググメナースと共にギャンに乗って戦い続けていると予想されます。一方で、ギャン以外の別の機体にもシン・アスカが搭乗する可能性があるのではないかと注目が集まっています。

シン・アスカはイモジャをアスランに託す?

ジャスティスガンダムの後継機である、「イモータルジャスティス」も劇場版で発表されています。こちらはアスランのために用意されたものと考えられますが、劇場版ではアスランはキラたちとは別に単独行動しているとも予想されます。そのため、アスランよりも先にシン・アスカが搭乗するのではないかと予想する声もあります。アスランとの再会後には、イモジャはアスランが乗った方がいいと考え託す可能性もありそうです。

シン・アスカはもう一度インパルスに乗る?

シン・アスカの戦闘能力を活かすことのできる機体といえば、やはりデスティニーガンダムが挙げられます。けれど、劇場版では前述のギャンやイモジャという機体を経て、インパルスに搭乗するのではないかとも考えられます。インパルス自体はシン・アスカにとって馴染み深い機体であり、インパルスでの活躍を期待するファンも多そうです。新作のガンプラとして、「フォースインパルス SpecⅡ」も発表されました。

シン・アスカが劇場版でデスティニーに乗らない理由

数々の予想が立てられている中で、シン・アスカはなぜ劇場版でデスティニーガンダムに搭乗しないのかという疑問も挙げられています。これには、デスティニーの機体に搭載された「ニュートロンジャマー」と「ミラージュコロイド」が関係しています。これらの使用は、「ユニウス条約」によって禁止されています。これらは機体の高性能化を実現させたものの、デスティニープランの進行を手助けする形になってしまいました。

それにより、最終話で敗北をした後にシン・アスカのデスティニーは機体自体が放棄されました。世界の紛争を阻止しようと奮闘する人間が、ユニウス条約で禁止されているものを使用するのでは本末転倒です。こうした明確な理由があることから、劇場版でキラやシン・アスカがデスティニーに乗らない選択をしている理由も理解できるはずです。

シン・アスカのその後

その後①各国の紛争を撲滅する活動をしている?

劇場版 機動戦士ガンダムSEED FREEDOMでは、DESTINYの最終話から二年後の世界が舞台としてストーリーが描かれています。シン・アスカのその後がどのようになっているのか、順番に紹介します。予告PV映像から、シン・アスカはルナマリアと共にザフト軍に所属した状態だとわかります。二年前と異なっているのは、キラたちと共通した階級章があることです。シン・アスカの階級章が、長方の三角形に変わっていました。

一部ファンの間では、この階級章のことを「コンパス」という仮称で呼んでいます。ザフト軍でありながら、ラクスの護衛を務めるなど特別な組織に所属しているとも考察されます。さらに、デスティニープランを阻止することはできたものの、小さな紛争は世界中で起こり続けています。新たな組織に所属したのはそうした辺りにも理由があり、各国の紛争を撲滅する活動をしているのではないかと考えられます。

その後②ルナマリアと結婚する?

DESTINYのその後といえば、気になるのはシン・アスカとルナマリアの関係性の進展についてです。シン・アスカとルナマリアは、士官学校時代から共に戦い続け、最終話では特別な関係性が明らかとなりました。けれど、世界情勢や紛争撲滅という彼ら自身の活動内容を踏まえても、ルナマリアとの結婚はまだ正式なものにはなっていない可能性があります。シン・アスカとルナマリアが結婚するのは、さらに先のことだと予想されます。

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シン・アスカの声優

鈴村健一のプロフィール

名前:鈴村健一(すずむら けんいち)
生年月日:1974年9月12日(現在49歳)
出生地:新潟県
出身地:大阪府豊中市
身長:173cm
血液型:A型
配偶者:坂本真綾
職業:声優、ナレーター、歌手
所属事務所:インテンション(代表)

シン・アスカの声を担当しているのは、声優の鈴村健一さんです。鈴村さんは漫画「美味しんぼ」の影響を受けて、調理師を志望していました。しかし、友人が持ってきた新聞の切り抜きで声優の仕事に興味を持ち、オーディションに合格して養成所に入所します。1994年に「マクロス7」のモーリー役で、晴れて声優デビューを果たしました。以降は、声優だけでなくラジオパーソナリティーや、音楽活動などでも活躍しています。

鈴村健一の主な出演作品や担当キャラ

鈴村健一さんが出演した主なテレビアニメ作品は、「KAIKANフレーズ」「BOYS BE…」「X -エックス-」「キャプテン翼(第3作)」「ヒカルの碁」「スパイラル -推理の絆-」「デジモンフロンティア」「ハングリーハート WILD STRIKER」「円盤皇女ワるきゅーレ」「セイント・ビースト」「ごくせん」「銀魂」「フレッシュプリキュア!」「バトルスピリッツ ブレイヴ」「黒子のバスケ」「FAIRY TAIL」などが挙げられます。

シン・アスカに関する感想や評価

機動戦士ガンダムSEEDのシン・アスカは、様々な理由から嫌いだといわれる不人気キャラだとわかります。しかし、放送終了後には評価が変わったことでも知られるキャラクターです。続いては、実際に機動戦士ガンダムSEEDを視聴した人の、シン・アスカに関するX(旧Twitter)での感想や評価についても少しだけ紹介します。キラやアスランのファンからは反発を受けやすいシン・アスカは、どのような評価を得ているのでしょうか?

ガンダムSEEDの中でも嫌いなキャラクターだといわれることもあるシン・アスカは、ファンアートを描くほど好意的なファンも多いキャラクターです。一生愛してると宣言するほどに、魅力あふれるキャラクターだとわかります。性格的な部分や他のキャラクターとの衝突によって、苦手意識を持つ人もいるのかもしれません。しかし、背景やキャラクターを知るほどに、良い方向へと印象が変わるキャラクターだともいえそうです。

不人気だといわれるシン・アスカは、ガンダムSEEDという物語の主軸としてきちんと描かれているという感想もありました。キャラクター単体で見てしまうと、キラやアスランに偏るあまりどうしても敵対視をしてしまう部分も出てくるかもしれません。けれど、監督が思うほどに不遇なキャラクターではないと感じる人もいるようです。手放しで応援できる王道の主人公ではないものの、独自の主人公として確立されていると考えられます。

放送当時には深く考えなかったものの、シン・アスカの戦闘能力はそれまで一般人だったと思えないほど凄いと感じた人の感想もありました。軍に所属しているとはいえ、少し前まで普通の少年だったことを思うと、家族を失った悲しみから相当の努力を積んだことがわかります。機体分離などの柔軟な発想力を持つことからも、元々が戦闘に関する潜在的な能力が高かった、才能を秘めていたとも考えられます。

劇場版 機動戦士ガンダムSEED FREEDOMを観て、本当のシン・アスカというキャラクターを知ったという感想もありました。20年越しに公開となった劇場版で、大きく成長を遂げたシン・アスカの姿に印象が変わったファンもいたかもしれません。テレビアニメ版の放送だけを視聴していて劇場版を観ていないという人は、新たな視点でシン・アスカの本当の姿を知るチャンスといえそうです。

それまでの大変な姿を見続けてきたからこそ、解放されたシン・アスカの姿が映えるという感想もありました。不人気で嫌いだといわれることもあるシン・アスカは、ガンダムSEEDの時代からずっと可愛いと応援するファンも少なくありません。シン・アスカは不人気という言葉とは正反対に、こうした根強いファンの応援も見られるキャラクターです。表面上だけではわからない深い魅力を持つ人物なのかもしれません。

こちらも同様に、シン・アスカというキャラクターを肯定的に見る人の感想です。キレやすい性格やキラたちへの態度など、嫌われてしまう要素を多く持つシン・アスカです。けれど、そうした部分も含めて頑張っている姿を見守っているファンは少なくないようです。こうしたファンにとっては、不人気といわれるような否定的な感想を目にすると、胸を痛めてしまうこともあるようです。

劇場版のガンダムSEEDを観たことによって、喜ぶシン・アスカのファンの感想も多く見られます。テレビアニメ版ではシン・アスカが不遇な扱いを受けていたと感じていた人も少なくないようで、劇場版の存在によって救われたと考えられます。彼に対してあまり肯定的ではなかったものの、劇場版を観て意見が変わったという人の感想もありました。ここから改めてアニメを見返すと、また違った印象を受けるかもしれません。

シン・アスカが嫌いな理由まとめ

機動戦士ガンダムSEEDのシン・アスカについて、嫌いだといわれる理由や能力などについてをまとめて紹介しました。主人公でありながら不人気とされる背景には、様々な理由があることがわかったはずです。一方で、彼の抱える背景や本来のキャラクター性を知って、評価が変わったと感じる人もいるかもしれません。最新映画も公開されたばかりで、改めてシン・アスカというキャラクターに向き合ってみるのも良いのではないでしょうか?

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