【スパイファミリー】アーニャとダミアンは将来結婚する？恋愛関係になる可能性は？

『スパイファミリー』のアーニャは、主人公のロイドが引き取ったかわいい女の子です。アーニャはイーデン校に入学し、ダミアンという少年と知り合いました。アーニャとダミアンのカップリングは「ダミアニャ」と呼ばれ、ファンの間で2人の恋愛模様が話題となっています。本記事では、アーニャとダミアンが結婚する可能性について考察してまとめます。

スパイファミリー（SPY×FAMILY）は、集英社の少年ジャンプ＋で連載中の漫画です。作者は遠藤達哉さんで、連載開始日は2019年3月25日です。スパイファミリーは2022年にTVアニメの第1期が放送され、翌年の2023年からは第2期の放送も始まりました。2023年にはミュージカルの上演や、劇場版アニメの上映も行われました。

西国のウェスタリスと東国のオスタニアは、冷戦状態にありました。西国のスパイである黄昏は、東西の平和のために東国で潜入活動を行っていました。新たな任務のために家族が必要となった黄昏は、「ロイド・フォージャー」と名乗り偽りの家族を作ります。ロイドの家族となったのは、超能力者のアーニャと暗殺者のヨルでした。3人はお互いに正体を隠しながら、家族として一緒に暮らすことになります。

スパイファミリーのアーニャは、ピンク色の髪のかわいい女の子です。両親はすでに亡く、孤児院にいたところをロイドに引き取られました。現在の名前はアーニャ・フォージャーで、イーデン校に通っています。はっきりとした年齢はわかっていませんが、まだ6歳にはなっていないと推察されます。

ある研究施設の被検体だったアーニャは、人の心が読める超能力を身に着けました。この超能力は自分でコントロールできず、聞きたくない声でも自然に聞こえてきてしまいます。好物はピーナッツで、嫌いなことは勉強です。

スパイファミリーのダミアンは、ロイドが接触を図ろうとしているドノバン・デズモンドの次男です。プライドが高く人を見下すところがありますが、根は優しく真面目な性格です。父親に振り向いてもらうため、皇帝の学徒（インペリアル・スカラー）を目指して勉強に励んでいます。歴史は得意ですが、国語は苦手です。

スパイファミリーでは、ダミアンとアーニャのカップルを「ダミアニャ」と呼んで楽しむファンが大勢います。ダミアニャのカップルは人気で、大人になって付き合うダミアニャや、結婚するダミアニャのイラストなども多く見られます。では、スパイファミリーのダミアンとアーニャは、この先結婚する可能性はあるのでしょうか？ここでは、ダミアンとアーニャのカップリングである、ダミアニャについての考察をまとめます。

スパイファミリーのアーニャとダミアンは、イーデン校のクラスメイトです。ダミアンは当初、自分が統一党総裁の息子であることを鼻にかけ、周りを見下していました。アーニャのこともバカにして、入学早々いくつもの嫌がらせを行います。アーニャはダミアンの嫌がらせに耐えていましたが、ついに我慢できなくなってダミアンを殴ってしまいます。

このときから、2人は天敵のような間柄になりました。ただ、ダミアンは自分に真っ直ぐ向かってきたアーニャが新鮮で、ついつい気になるようになってしまいます。これが、ダミアンの恋の始まりでした。一方のアーニャはダミアンのことを「嫌な奴」と認定し、あまり良い感情を持っていません。

しかし、ロイドの任務のために、何とかダミアンと仲良くなろうと頑張っています。ダミアンとアーニャは会えば喧嘩をする仲ですが、入学当初よりは仲良くなってきたようです。また、周囲もダミアンとアーニャの喧嘩に慣れてきて、2人が言い合いを始めると呆れたように無言で去っていくこともあります。
 

前述したように、ダミアンはアーニャに殴られたことがきっかけとなり、アーニャを気にし始めます。ただ、プライドが邪魔をして、なかなか自分の恋心を認めることができません。しかし、ダミアンがアーニャに完全に恋をしていることは、作中の描写からも明らかです。スパイファミリーの第88話では、いきなりアーニャの絵柄が少女漫画風になったことがありました。

このときのアーニャは、ダミアン視点で描かれていたのです。つまり、ダミアンから見たアーニャは、まるで少女漫画の主人公のようにキラキラしているということになります。また、ダミアンはドッジボールの試合やバスジャック事件など、アーニャがピンチのときは率先してかばっています。そのたびに何だかんだと言い訳をしていますが、ダミアンがアーニャに恋をしていることは誰の目にも明らかです。

ただ、ダミアンといつも一緒にいるエミールとユーインは、ダミアンがアーニャに恋していると気づいていません。「ダミアンが庶民の女に惚れるわけがない」という思い込みがあるため、ダミアンの恋愛感情に気づけないのでしょう。逆に、恋愛に対して強い興味を持っているベッキーは、薄々ダミアンの恋愛感情を察しているようです。

このように、アーニャに対して恋心を抱いているダミアンですが、このままでは大人になっても付き合うことは難しいでしょう。2人の恋愛がうまく進むためには、まずダミアンが自分の気持ちに素直になる必要があります。ダミアンがアーニャへの恋心を認めてアピールを始めれば、アーニャと付き合うという未来も見えてくる可能性があります。

なぜなら、アーニャはダミアンが自分をかばう姿などには、「かっこいい」という感想を口にしているからです。アーニャは基本的に素直な性格であるため、ダミアンがいいことをすればすぐに良い印象を持つようになります。もう少し大人になったダミアンがアーニャに優しくすれば、アーニャもダミアンのことを好きになるでしょう。

スパイファミリーのアーニャは、何とかダミアンと仲良くしようと努力しています。しかし、これはアーニャ自身のためではなく、ダミアンの父親と接触したがっているロイドのためです。アーニャはロイドの任務を手伝うために、ダミアンと家族ぐるみで親しくなろうとしているのです。アーニャは入学早々ダミアンにいじめられたため、どちらかといえばダミアンのことを嫌っています。

しかし、時たまダミアンが見せる優しさには素直に感謝をし、「嫌な奴」という認識を改めることもありました。ただ、そのたびにダミアンが照れ隠しで暴言を吐くため、結局はまた悪い感情のほうが強くなってしまいます。アーニャはロイドのためにダミアンに近づいているだけであり、ダミアン自身には大して興味を持っていません。アーニャは実年齢が6歳になっていないと推察されており、言動も周りのクラスメイトより幼いです。

そのため、恋愛感情にも疎く、恋愛自体に興味がありません。そういった事情から、ダミアンの恋心に気づくこともなければ、恋愛対象として見ることもありません。アーニャがダミアンに興味を持つためには、アーニャがもう少し大人になるのを待つ必要があるでしょう。また、前述したように、ダミアンが自分の恋心に素直になることが必須です。アーニャは人の気持ちを読むことができますが、ダミアンの自分に対する恋心には気づいていません。

それは、ダミアン自身がアーニャへの気持ちを否定しているからです。もしもダミアンがアーニャへの恋心を認めれば、アーニャもダミアンの恋愛感情に気づくはずです。ダミアンが自分に恋愛感情を抱いているとわかれば、アーニャもダミアンのことを意識し始める可能性があります。そうすれば、いずれは2人は付き合うようになり、ダミアニャのカップルが誕生するでしょう。

スパイファミリーのダミアンとアーニャが付き合う可能性に続き、ダミアニャのカップルが結婚する可能性について見ていきましょう。もしも2人が大人になって付き合うようになれば、そのまま結婚してもおかしくはありません。

ただ、ダミアンの父親であるドノバン・デズモンドは、スパイファミリーでは黒幕的存在です。ドノバンとロイドが敵対関係にあるままでは、2人の結婚は難しいと推察されます。しかし、ドノバンが黒幕でなかった場合や、最終的に世界に平和が訪れた後であれば、アーニャとダミアンが結婚することも可能でしょう。

スパイファミリーのダミアンには、父、母、兄の3人の家族がいます。父親はドノバン・デズモンドで、ロイドが所属するWISEが危険人物として警戒している人物です。ドノバンは用心深い人物で、なかなか表舞台に姿を現しません。ロイドはドノバンに近づくため、ドノバンの子供がいるイーデン校へアーニャを入学させました。ロイドは偶然を装い一度だけドノバンに接触を果たしましたが、ドノバンの真意はつかめずじまいでした。

ダミアンの母親は、メリンダ・デズモンドです。メリンダはデパートで偶然出会ったヨルと仲良くなり、友達付き合いを続けています。メリンダは一見人の良さそうな女性に見えますが、急に態度を豹変させることがあります。特にドノバンやダミアンに関することに反応し、家庭に何か問題があることを感じさせます。

ダミアンの兄は、イーデン校に通っているデミトリアスです。デミトリアスは非常に優秀な生徒で、すでに皇帝の学徒（インペリアル・スカラー）になっています。デミトリアスは人としての感情に欠ける人物で、アーニャにもほとんど心の声は聞こえてきませんでした。ダミアンは母親似ですが、デミトリアスは父親そっくりな顔をしています。

スパイファミリーのダミアンは、家族との関係が希薄です。ドノバンはデミトリアスには小さい頃から付きっきりで勉強を教えていましたが、ダミアンは放置されています。ダミアンは父親から認めてもらいたい一心で、勉強に力を入れています。それでも、優秀な兄に対する劣等感や、父親に関心を持たれていないという自己否定の気持ちは拭いきれないようです。

また、ダミアンは母親からも愛されていないと思っており、家では孤独を感じています。ただ、メリンダはダミアンのことを愛していないわけではありません。ダミアンがバスジャック事件に巻き込まれたときは、無事救出されたダミアンを泣きながら抱きしめました。しかし、メリンダにはダミアンのことを愛しながら憎むという複雑な感情があり、普通の母親のように真っ直ぐな愛情は注げないようです。

アーニャ役の種崎敦美さんは、9月27日生まれの声優です。血液型はA型、出身地は大分県です。初めはトリトリオフィスの所属でしたが、2015年10月からは東京俳優生活協同組合の所属となっています。2020年には第14回声優アワードの助演女優賞を、2023年には第17回声優アワードで主演女優賞と助演女優賞を受賞しました。

種崎敦美さんはこれまでに、『鬼滅の刃 遊郭編』の雛鶴、『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』のエンポリオ・アルニーニョ、『その着せ替え人形は恋をする』の乾紗寿叶などを演じています。また、『葬送のフリーレン』のフリーレン、『わんだふるぷりきゅあ!』の犬飼いろは（キュアフレンディ）などの役でも活躍中です。

ダミアン役の藤原夏海さんは、6月2日生まれ、静岡県出身の声優です。日本ナレーション演技研究所を出た後、アーツビジョンの所属となりました。2015年に声優デビューを果たし、2016年には『少年メイド』の小宮千尋役で主役を演じました。

その他、『アイカツスターズ！』の騎咲レイ、『ガンダムビルドダイバーズ』のヒダカ・ユキオ、『メジャーセカンド』の茂野大吾などを担当しています。近年では、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のセド、『贄姫と獣の王』のロプス、『おかしな転生』のマルカルロ＝ドロバなどを担当しました。

スパイファミリーの学校でのシーンでは、アーニャとダミアンの絡みが多く描かれています。アーニャとダミアンの絡みが好きだというコメントは多く、2人のやり取りをほほ笑ましく見守っているファンが大勢いました。

スパイファミリーのダミアニャのカップリングは人気で、2人が付き合うところや結婚するところが見たいというコメントが多く上がっています。「2人が結婚するまで見届けたい」というコメントや、「学生結婚してほしい」というコメントなども見られます。ダミアンとアーニャがいつ付き合うようになるか、予想して楽しむファンもいるようです。

スパイファミリーのアーニャとダミアンに関しては、「ダミアンのツンデレがかわいい」という感想が寄せられています。また、ダミアンのツンデレに気づかない、アーニャの天然なところも良いと高評価を得ています。

大人になったアーニャとダミアンが付き合う可能性や結婚する可能性など、ダミアニャに関する考察をまとめました。ダミアンがアーニャのことを好きであるのは確かですが、アーニャが恋愛に興味がないため、2人の関係は前に進みません。

しかし、アーニャとダミアンが大人になれば、2人が付き合う可能性は十分あるといえるでしょう。また、家族を描いているスパイファミリーだからこそ、アーニャとダミアンが結婚する未来もあると考察できます。アーニャとダミアンが大人になった姿を想像しながら、2人のかわいい恋愛を見守りましょう。