【こち亀】両津勘吉がモテる理由は？なぜ女性に好かれるのかかっこいい魅力を考察

両津勘吉とは、週刊少年ジャンプで連載されていた漫画作品、およびそのアニメ化作品「こちら葛飾区亀有公園前派出所」通称「こち亀」に登場するキャラクターで、本作の主人公です。国民的な作品の主人公として、長く愛されている両さんこと両津勘吉は、女性にも好かれるかっこいいキャラクターです。こち亀の両さんのかっこいい魅力やモテる理由をまとめていきます。

両さんこと両津勘吉が女性に好かれる理由や、モテるかっこいい魅力に迫っていく前に、両さんが登場するこち亀の作品情報・概要を紹介します。こち亀は週刊少年ジャンプにて、1976年から2016年まで40年に渡って連載されていたギャグ漫画作品です。単行本は201巻まで刊行され、少年誌における最長連載記録を樹立しています。また、40年の連載期間で一度も休載することなく連載されていた漫画作品でもあります。

こち亀はギャグ漫画でありながら、時事問題を取り扱う社会派な部分があったり、感動的な人情ストーリーが描かれたりと、少年漫画・ギャグマンガというジャンルを超えた魅力で人気となっている漫画作品です。1996年にはテレビアニメ化もされ、フジテレビ系列で放送されていました。その他にも、実写映画化、テレビドラマ化、舞台化など、幅広いメディアミックスがされているコンテンツとして知られています。

こち亀の主人公・両津勘吉は、葛飾区亀有公園前派出所に配属されている警察官です。両津勘吉は警察官として働きながら、金儲けやギャンブルに目が無く、時には周囲の人々を振り回すトラブルメーカーです。両津勘吉の同僚には、貿易会社の社長令嬢である麗子や、大企業の御曹司で社長の中川など、個性的な仲間達がいます。こち亀では、破天荒な両津勘吉や周囲の人々が巻き起こす事件がコメディとして描かれています。

こち亀の主人公・両さんこと、両津勘吉のプロフィールを紹介します。両津勘吉は浅草生まれの生粋の江戸っ子で、巡査長の階級の警察官です。警察官ながら、制服の袖とズボンの裾を常にまくっており、履物は素足に下駄というラフな格好をしています。角刈りのヘアスタイルとつながった太い眉毛が特徴です。超人的な身体能力と多彩な趣味による知識を持っており、特に商売事に関しては天才的な才能を発揮しています。

両津勘吉はギャンブルが大好きで、金儲けをするために、度々新しい商売をしては大金を稼いでいます。しかし、大抵の場合は欲をかき過ぎたせいで失敗してしまい、稼いだ大金も台無しになってしまうことがほとんどです。破天荒な性格で乱暴な言動も目立つ両津勘吉ですが、人情味がある人物でもあり、周囲の人からは好かれています。

両さんこと両津勘吉がなぜ女性に好かれるのか？その理由を考察していきます。両津勘吉はギャンブル好きでお金に汚いところが目立っているキャラクターですが、実は非常に真面目で有能な警察官です。両津勘吉は普段トラブルばかり起こしており、始末書の両さんとも呼ばれています。そのような両津勘吉ですが、市民が困っていると知識を総動員してすぐに対応してくれる、非常に頼りになるお巡りさんなのです。

こち亀の主人公・両津勘吉がなぜ女性にモテるのかと言うと、義理人情に厚い性格をしているからと考えられます。両津勘吉は金儲けのために周囲の人々を振り回すことも多い、まさにトラブルメーカーといったキャラクターですが、義理人情に厚い優しい人物でもあります。こち亀の両津勘吉がゲパルトから時計を譲り受けるエピソードにて、その優しい性格がよく描写されています。

ゲパルトは亡くなった夫の形見の時計を、「もう動かないから」と両津勘吉に譲ります。両津勘吉はその時計を修理するために、すぐにアメリカにまで飛んで技師を探したのでした。両津勘吉は直った時計をゲパルトに渡し、「時計と一緒に時間を過ごして欲しい」と言います。両津勘吉は相手の気持ちを思いやれる、義理人情に厚いキャラクターとして愛されています。

両津勘吉はいつも金儲けに失敗しているイメージがありますが、実は高収入であると考えられています。こち亀作中で、両津勘吉は自身の年収を「600万円程」だと言っています。また、両津勘吉は警察官以外にも様々な商売に手を出したり、親戚の寿司屋で腕を振るったりしているため、平均的な日本人男性よりも遥に高収入なのです。

こち亀の両津勘吉がなぜモテるのかと言うと、非常に多趣味だからと考察されています。両津勘吉の趣味には、模型やフィギュアなどの手先を使うものから、将棋など頭を使うものまで、非常に多彩なものがあります。趣味が多いということは、その分知識も豊富だということです。幅広い知識を持っていて、話題のジャンルも広い男性は女性にモテるため、両津勘吉も女性にモテると考察されています。

こち亀の両津勘吉は女性を見た目で判断しないという、非常に男らしくてかっこいいところがあります。見た目はつながった眉毛にゴリラのような体型と、モテるようには見えない両津勘吉ですが、なぜか女性に好かれるのはフラットで差別をしないかっこいい性格だからと考えられています。

こち亀のアニメで両津勘吉の声を担当した声優を紹介します。両津勘吉の声を務めた声優は、ラサール石井です。ラサール石井は1955年10月19日生まれのお笑いタレント・俳優です。タレント業の他にも、監督業や司会業、執筆業など幅広い分野で活躍しているマルチタレントです。

こち亀のテレビアニメで主役である両津勘吉にキャスティングされた時には、お笑いタレントであることから「話題作り」だと批判的な声もありましたが、ハマり役として親しまれるようになりました。

ラサール石井は声優として声を当てているのは両津勘吉のみで、こち亀が舞台化する際には両津勘吉役を演じています。バラエティ番組では、オレたちひょうきん族や明石家マンション物語などの人気番組に出演しています。俳優としては、太陽にほえろ!や3年B組金八先生などの人気ドラマ、その他にも様々な映画作品にも出演している人物です。

こち亀の両津勘吉に関しての感想や評価を紹介します。両津勘吉に関しては、両津勘吉のようになりたいといった感想が挙がっていました。両津勘吉は警察官なのにギャンブル好きといった、一見だらしなく駄目な大人のようなキャラクターですが、数々のかっこいい魅力が評価されている人気者です。

こち亀の両津勘吉に関しては、面白くて見ていて飽きないといった感想も挙がっています。両津勘吉はこち亀作中で、いつも破天荒な言動で大事件を起こしていきます。そのような両津勘吉の活躍シーンが評価されているこち亀は、40年もの間連載されて愛された長寿漫画作品となりました。

こち亀の両津勘吉は、上司になって欲しいキャラクターとしても人気です。こち亀作中でも、両津勘吉は中川など、後輩に当たる人物に迷惑をかけつつも、面倒見の良いところもあるキャラクターです。明るく頼もしい両津勘吉に上司になって欲しいという人は多いです。

ここでは、こち亀に登場する主人公の両津勘吉が、なぜ女性にモテるのか？そのかっこいい魅力を紹介しました。こち亀の両津勘吉は、破天荒な性格のトラブルメーカーで、人情味のある優しい性格が愛されているキャラクターです。両津勘吉がモテる理由には、「警察官として高収入」「多趣味」「人情味のある性格」などが挙げられています。是非、こち亀をチェックして、かっこいい両津勘吉の魅力に注目してみて下さい。