【GANTZ】風大左衛門（筋肉ライダー）の強さは？タケシとの関係や最後はどうなる？

筋骨隆々な外見から、筋肉ライダーのあだ名がつけられた風大左衛門（かぜだいざえもん）。ガンツメンバーでは珍しく肉弾戦を得意とし、星人との戦いでも素手で挑みます。果たして、風大左衛門の強さはどれほどでしょうか。以下では、「GANTZ」の風大左衛門（かぜだいざえもん）の強さや最終ミッションでの活躍を紹介します。その他、タケシ少年やメアリーとの関係、風大左衛門の最後などもまとめました。

謎の球体・GANTZによって招集された人間と星人との戦いを描いた「GANTZ（ガンツ）」。奥浩哉先生の代表作であるSFバトル作品です。本作品は、2000年～2006年にかけて「週刊ヤングジャンプ」にて連載、単行本は全37巻で構成されています。

リアルと非現実が交錯した独特の世界観や、星人との死闘などスリリングな展開が人気を集める「GANTZ（ガンツ）」。2004年にアニメ化された他、2011年には実写映画化、2018年には舞台化が行われ、根強い人気を誇っています。

地下鉄のホームで線路に落ちた人の救助を試みる玄野計と加藤勝。ホームに戻られず、電車に轢かれた瞬間、2人は見知らぬ部屋に転送されました。そこには、2人と同じく死んだことで転送された者が複数いました。「GANTZ」と呼ばれる黒い球体に呼びかけられ、突然、星人との戦いを強制させられた玄野たち。状況を理解できないまま、彼らはミッションと称した星人との戦いに挑みます。

「GANTZ（ガンツ）」の主要人物であり、八極拳の使い手です。自身の格闘力に自信があり、喧嘩で最強になることを目指し、博多から上京しました。当初は、持ち前の腕の強さでプロの格闘家を打ちのめし、ガンツスーツを着た玄野とも互角に戦った風大左衛門。新宿大虐殺で銃殺されたことを機にガンツの部屋に移送され、玄野たちと共にミッションに挑みます。

口数は少ないものの、チームプレーを重視するなど協調性の高さがうかがえます。また、男気にもあふれ、仲間思いな一面もあるでしょう。あだ名は「いなかっぺ大将」、面倒を見ているタケシ少年から「筋肉ライダー」と呼ばれています。

最強を求めて、格闘技の鍛錬にいそしんできた風大左衛門（かぜだいざえもん）。常人離れした肉体が彼の武器であり、ガンツミッションでも活躍の場を見せつけました。また、高校生とは思えないほど筋骨隆々であり、まさに「筋肉ライダー」でしょう。以下では、「GANTZ」の風大左衛門（かぜだいざえもん）の目的や強さを紹介します。

新幹線に乗って博多から上京してきた風大左衛門（かぜだいざえもん）。その目的は喧嘩で最強になることで、人口の多い東京でより強い相手との喧嘩を望んでいました。不良グループに声をかけ、強い男を連れてくるように要求する風。不良たちは大勢の仲間を引き連れて対峙するも、風の脅威にはなりませんでした。たった1人で不良グループを撃退し、強い者との戦いを求めてその場を後にします。

ボクシングジムや学校など、喧嘩に強そうな者がいそうなところを次々と巡る風大左衛門。ついには、ボクシングのスーパーライト級世界チャンピオンを倒すなど、驚異的な強さを見せつけました。そんな中、不良グループを通じて玄野の存在を知ります。玄野に決闘を申し込み、腕試しに出た風。しかし、ガンツスーツを着ていた玄野に敵うはずもなく、自身の弱さを痛感させられた風は自信を喪失します。

人間離れした強さと怪力を誇り、ガンツスーツを着て戦った玄野からも星人ではと疑われた風大左衛門。ガンツミッションでも、己の肉体を武器に戦い、東京チームの主戦力として活躍しています。また、戦闘スタイルは肉弾戦が中心であり、武器を使用することはありません。

GANTZの風大左衛門といえば、彼を筋肉ライダーと呼ぶタケシ少年や、カップリングが予想されたメアリーとの関係があげられるでしょう。ひょんなことからタケシを面倒を見ることになった風。2人の関係は本当の親子のようにみえ、タケシの存在は風に大きな変化を与えました。以下では、「GANTZ」の風大左衛門（かぜだいざえもん）とタケシ・メアリーとの関係を紹介します。

風大左衛門とタケシ少年の出会いは、風が最初のガンツミッションを終えた頃でした。虐待が原因で命を落とし、GANTZの部屋に移送されたタケシ。筋肉ライダーが大好きな男の子で、憧れのヒーローと姿が似ていた風に懐きます。筋肉ライダーだと勘違いされたため、仕方がなくタケシの面倒を引き受けた風。また、筋肉ライダーだと信じて疑わないタケシに、戸惑いを覚えていました。

しかし、タケシの死因が母親とその交際相手からの虐待だと知り、悲惨な人生を辿った彼への情から、手元に引き取ることにしました。また、タケシも憧れのヒーローである風の言うことは素直に聞き入れ、彼を慕います。風の八極拳の鍛錬を見学し、見よう見まねで技を習得したタケシ。そして、大阪の闘いにて風の技を披露し、彼を驚かせました。同時にタケシへの親心にも目覚めた風も、己の強さについて考え始めます。

これまでは己の強さを追求し、喧嘩で最強になることを目指していた風大左衛門。彼にとって戦いとは、己の強さを証明するための手段にすぎませんでした。しかし、タケシとの出会いをきっかけに、自分のために強さを求めることをくだらないと思い始めます。そして、タケシをはじめ大切な人を守るために戦うことを決意しました。

カタストロフィ編にて、玄野の呼びかけによって参戦したメアリー。本名はメアリー・マクレーン、外見は金髪と端正な容姿であり、外国人に見えます。しかし、メアリー本人から外国人ではないことが明かされ、英語も話せないと語っています。また、風大左衛門と同様、格闘一筋に生きてきた女性でした。ガンツミッションでは素手で戦う他、回し蹴りなどの蹴り技も得意としています。

恋愛にも積極的であり、同じ境遇である風大左衛門にスキンシップをするなど、アタックを仕掛けています。一方の風は、格闘一筋ゆえに女性への免疫がなく、関係が進展しません。しかし、格闘技という共通点が2人の距離を縮め、やがて親密な関係へと発展しました。最終回では、タケシ・メアリーと共に玄野の元へ駆けつけた風。その後も行動を共にしている点から、交際に発展したとも推測されるでしょう。

東京チームの主戦力の1人であり、数々のミッションをクリアしてきた風大左衛門（かぜだいざえもん）。戦いではあくまで己の強さにこだわり、武器を使わずに戦う姿勢はかっこいいでしょう。また、風大左衛門は最終ミッションではどのような活躍を見せたでしょうか。以下では、「GANTZ」の風大左衛門（かぜだいざえもん）最終ミッションでの活躍を紹介します。その他、GANTZの風大左衛門の最後をまとめました。

ミッションを終えて帰還したのもつかの間、人類滅亡の危機を聞かされた一行。最終ミッションが開始されるまでの間、風とタケシは仲間であるおじさんの家に身を寄せます。今回のミッションは国外が舞台であり、世界からガンツメンバーが集められました。しかし、どんなに味方の戦力を増しても、戦場では苦戦を強いられます。これ以上の進展は見られないと判断され、ミッションは強制終了となりました。

GANTZの部屋に移送され、生き残ることができた風や玄野たち。しかし、風とタケシが居候したおじさんの姿はなく、風はおじさんを生き返らせてほしいと懇願します。その後、運命の日であるカタストロフィを迎え、地球に巨人たちが襲来します。それぞれが各地で戦闘を繰り出す中、GANTZによる強制転送を行われ、敵の宇宙船に送られました。

宇宙船を舞台にした巨人との戦いに発展するも、何とか敵を撃退して帰還を果たします。再びGANTZの部屋に集まった一行は、戦力を向上させるべく全国のガンツメンバーに共闘を呼びかけます。

GANTZの力を使って新たなメンバーを引き入れた玄野たち。巨人のラスボスのイヴァ・グーンドとの戦いが勃発するも、風は参戦を見送りました。最終回で、海岸に不時着した玄野と加藤の様子を見守っていた風大左衛門。彼のそばにはタケシとメアリーもおり、3人揃って無事であることが示唆されました。

己の強さを求めて、喧嘩で最強になるために上京してきた風大左衛門（かぜだいさえもん）。ガンツスーツを着た玄野と互角に戦うなど、計り知れない強さを見せつけました。一時はその正体は星人と考察されるも、死亡後にGANTZの部屋に転送されたため、人間だったことが判明しています。以下では、「GANTZ」から筋肉ライダーとも呼ばれる風大左衛門（かぜだいざえもん）の活躍をネタバレ紹介します。

喧嘩最強を目指して博多から上京し、和泉が起こした新宿大虐殺に巻き込まれた風大左衛門。相手は銃を持ち、圧倒的に不利な状況にも関わらず、風は生身のままで戦いに出ます。死体を盾にして銃撃から身を守り、少しずつ和泉へ近づく風。隙を狙って和泉を飛ばすことに成功したものの、大きなダメージを与えることが出来ませんでした。その後、和泉の反撃を受けて銃殺された風でしたが、気が付くとGANTZの部屋に転送されます。

今回のミッションはかっぺ星人の討伐であり、風は持ち前の肉体を武器にかっぺ星人との戦いに挑みます。支給されたガンツスーツや武器を使わず、あくまで己の肉体だけで戦う風大左衛門。もちろん、生身の肉体では限界があり、かっぺ星人を倒すことはできませんでした。しかし、常人離れした肉体と身体能力がいかんなく発揮され、生き残ることができました。

筋肉ヒーローに憧れるタケシとの出会い、彼の面倒を見ることになった風大左衛門。次のミッションであるオニ星人の討伐に取り掛かります。大量のオニ星人を前に果敢に立ち向かう風。一方、筋肉ヒーローに憧れるタケシは、風とオニ星人との戦いにショックを受けます。大量の敵を蹴散らし、一息ついたのもつかの間、新たなオニ星人が風の前に現れます。

今回のオニ星人は、風と同じく格闘技に優れた個体であり、お互いに一歩も譲らない激しい攻防戦を繰り広げます。そして、激戦の末、風が勝利を収めました。その後、ボス戦にも参戦するも、オニ星人攻撃をまともに食らったことで戦線離脱を余儀なくされます。一方、ボス戦は玄野と和泉によって勝利し、ミッションクリアとなりました。

ミッションを完了させた風大左衛門は100点を獲得し、ガンツからの解放も認められました。しかし、タケシへの情からこのままGANTZを離れることは惜しいです。そこで、死んだ人たちを生き返らせるべく、ガンツに残ることに決めました。

大阪編のミッション開始直後、タケシと離れ離れになってしまった風大左衛門。タケシを探すべく、他メンバーとは別行動を取り始めました。危うく星人に食べられそうになったタケシを助けたものの、今度は敵の大きさに圧倒されます。これまでにない敵星人の登場に、風は手足が出ません。その時、タケシは風の技のコピーを星人に打ち込み、風を突き動かしました。

タケシの決死の行動を受けて、気力を取り戻した風。星人を倒すことに成功し、同時に、自身の格闘の在り方について考えを改めました。大切な人を守るべく、星人との戦いに精を出す風の奮闘や大阪メンバーの活躍によって、一行はボス・ぬらりひょん戦に挑みます。しかし、ぬらりひょんの圧倒的な強さにメンバーは大打撃を受け、タケシも重傷を負いました。

風は、タケシの仇を討つべく、ぬらりひょんとのタイマンに挑みます。最初こそ風が優勢であったものの、ぬらりひょんの形態変化の能力に苦戦を強いられ、重傷を負いました。ミッション失敗も頭をよぎる中、加藤たちの奮闘により、ぬらりひょんの撃退に成功します。そして、ミッション完了後は、タケシと共にガンツの部屋に戻ってきました。

「GANTZ」の登場キャラでは異色の存在であったものの、圧倒的な強さでミッションクリアに貢献してきた風大左衛門（かぜだいざえもん）。あくまで肉弾戦にこだわるスタイルは、かっこよく思えるでしょう。何度か重傷を負いながらも、最後まで生き残った風大左衛門。東京チームに欠かせない戦力となっていたでしょう。以下では、「GANTZ」の風大左衛門（かぜだいざえもん）に関する感想や評価を紹介します。

「筋肉ライダー」のごとく、ガンツミッションは素手で挑んでいた風大左衛門（かぜだいざえもん）。作中では異色のキャラクターであったものの、ファンからは己の力だけで星人を倒す姿がかっこいいと評されています。「GANTZ」では何度か命の危機こそあったものの、最後まで生き残った風大左衛門。圧倒的な強さはもちろん、男らしく勇ましいキャラデザも人気に拍車をかけています。

強いだけでなく、自分を慕ってくれるタケシを大切に思う優しさも兼ね備えた風大左衛門。GANTZ屈指の強さの持ち主であり、新宿大虐殺で見せた漢気もファンを魅了しました。相手は銃を持っており、明らかに自分の方が不利にも関わらず、風はひるむことなく果敢に挑みました。最後は和泉に銃殺されたものの、自ら和泉を倒そうと向かっていく姿に惚れたとの感想も寄せられ、風の漢気がもっとも現れたシーンでしょう。

タケシの憧れのヒーローに似ていることから、「筋肉ライダー」のあだ名がつけられた風大左衛門。GANTZファンからも筋肉ライダーと呼ばれており、タケシを守るために戦う正義感あふれる姿もかっこいいと評されています。また、風大左衛門こと筋肉ライダーが好きとの声も見られ、高い人気を誇っています。

地方出身の漫画キャラといえば、方言まじりのセリフも魅力である一方、作品によってはネイティブスピーカーが違和感を覚えるような言い回しも見られるでしょう。今回紹介した「GANTZ」の風大左衛門は出身地から博多弁を使うキャラとして描かれています。SNSでも、筋肉ライダーこと風大左衛門の博多弁は本物だという評価が寄せられ、風の博多弁もかっこいいとの感想も見られます。

「GANTZ」では親子のように描写された風とタケシですが、2人の年齢差は年の離れた兄弟くらいと推測されます。風を筋肉ライダーだと勘違いしたことから始まった2人の交流。タケシを守るために戦う風と、彼の背中を見て成長するタケシの姿は、まるで本当の親子に見えるでしょう。SNSでも、風大左衛門とタケシに癒される、2人の関係に泣けるなど、好意的な感想が多く寄せられています。

「GANTZ」といえば、様々なビジュアルや強さをほこる星人との戦いはもちろん、風大左衛門（かぜだいざえもん）とタケシの関係も見どころとなっています。当初は、風を筋肉ライダーだと思っていたタケシ。その後、行動を共にするにつれて、2人の関係は大きく変わっていったでしょう。最後はメアリーと共に玄野たちを見守っており、「GANTZ」は風大左衛門とタケシの成長を描いた物語とも評されています。

「GANTZ」ではミッションによって命を落とす者が多く、最後の戦いには参加しなかった風とタケシも星人との戦いで重傷を負ったことがありました。しかし、危機的状況を乗り越え、最後まで生き残るることが出来ました。読者からの人気が高く、2人の関係にも注目が集まった風大左衛門とタケシ。2人が最後まで生きていたことを喜ぶツイートも見られ、ハッピーエンドな結末となったでしょう。

共に格闘好きという共通点から、カップル成立が予想された風大左衛門とメアリー。SNSでは、GANTZの最強カップルとして2人の名前があげられています。当初は、メアリーの積極的なアプローチから始まったものの、最終回のラストシーンからは2人の関係が進展したことが読み取れるでしょう。玄野と加藤の帰還を見守った風大左衛門とメアリー、タケシのその後も気になるでしょう。

「GANTZ」の最終回にて生存が示唆された風大左衛門、タケシ、メアリー。最後まで生き残って良かったとの感想と同時に、3人のその後が気になるとの声も見られます。「GANTZ」では3人のその後は言及されておらず、読者の想像に任せる形となっています。家族として一緒に暮らし始めたと推測される3人。どのような生活を送っているのか、ファンを想像を掻き立てるでしょう。

2016年にフル3DCGアニメ映画として公開された「GANTZ：O」は、原作の大阪編を中心としたストーリーで、風大左衛門などの主要キャラクターの登場が期待されました。しかし、劇場版では風やタケシを含めた一部のキャラは未登場となりました。SNSでは、風とタケシが死亡扱いされたことが納得いかないとの厳しい意見や、風大左衛門がいないからストーリーが物足りなかったとの感想が見られます。

「GANTZ」の風大左衛門（かぜだいざえもん）の強さや作中での活躍と最後、タケシ・メアリーとの関係などをまとめました。鍛え抜かれた肉体と己の腕だけで星人との戦いに挑んだ風。GANTZメンバーでは異色の存在であるものの、その強さは本物でしょう。数々のミッションでメンバーが犠牲になる中、最後まで生き残った風大左衛門。タケシやメアリーとのその後の関係も気になるでしょう。