【幽遊白書】戸愚呂兄弟の魅力とは？強さやアニメ声優・名言を紹介

幽遊白書・暗黒武術会編のボスキャラであり、高い人気と知名度を誇る戸愚呂兄弟。特に弟は作中屈指の最強キャラであり、浦飯幽助と熾烈な戦いを繰り広げました。果たして、戸愚呂兄弟とは何者でしょうか。以下では、「幽遊白書」から戸愚呂兄弟のプロフィールや名前、強さ・能力を紹介します。その他、幽遊白書の戸愚呂兄弟のアニメ声優や、ファンから根強く支持される戸愚呂兄弟のかっこいい名言などもまとめました。

「幽遊白書」は、1990年～1994年にかけて連載されていたオカルト・ファンタジー作品であり、単行本は全19巻で構成されています。作者は、「ハンターハンター」で知られる富樫義博先生です。

交通事故で死亡した主人公の生き返りの試練を描いた「幽遊白書」。2020年12月時点で国内累計発行部数が5000万部を突破し、富樫先生の代表作の1つに数えられています。また、蔵馬や飛影などのイケメンキャラの登場も人気に火をつけ、女性読者からも高い支持を得ました。

子供を庇って車に轢かれてしまった浦飯幽助は、気が付くと死後の世界にいました。一方、霊界では幽助の死は想定外であり、幽助を生き返らせるためにあらゆる試練を課します。その後、霊界の事件を解決し、現世への生き返りを果たした幽助。人間界に戻ってからは、霊界探偵として活動を開始し、悪事を働く妖怪を取り締まります。

暗黒武術会編の登場人物であり、大会決勝戦にて浦飯チームと対戦した戸愚呂チームの中堅（副将）です。チームの主力・戸愚呂兄弟の兄であり、下の名前は不明です。身長は推定145cmと非常に小柄であり、ランクはC級の上位～B級の下位とされています。寡黙で理知的な人間を装うも、本性は残忍で卑劣です。また、大戦中は挑発的な態度を取ることも多く、相手の弱みにつけ込んで追い込みます。

戸愚呂兄の人間時代は作中で言及されなかったものの、弟や幻海と共に霊光波動拳の継承者候補として修業していた可能性が考えられます。一方、武道のために妖怪に転生したと語るも、本当は私利私欲のためだったことが判明しています。

戸愚呂兄弟の弟であり、チームの副将（大将）、闇のブローカーの頭目です。「幽遊白書」で戸愚呂といえば弟の方を指し、彼の下の名前も不明です。身長は推定216cmと非常に大型で、兄を肩に乗せることが多いです。ランクはB級の上位で、暗黒武術会の前回大会の優勝の褒賞として妖怪に転生しました。卑劣な兄とは対照的に紳士的な性格であり、正々堂々と戦うことを好むストイックな性格の持ち主です。

己の強さを追求する姿は戦いに生きる者のカリスマとして支持され、彼の強さに憧れる者も少なくありません。また、いかつい見た目であるものの、相手を気遣う優しさやユーモアも備わっています。

見た目や性格が対照的に描かれた戸愚呂兄弟。彼らはかつて人間だった過去があり、作中では戸愚呂弟の視点で語られています。格闘家としての名声を獲得し、人生の絶頂期を迎えた戸愚呂弟。幻海をはじめとする武術仲間や自身の弟子達と共に修行に明け暮れる日々を送っていました。しかし、潰煉と名乗る妖怪の出現により、戸愚呂弟の人生は一変します。

戸愚呂弟を暗黒武術界に招待するべく、彼の弟子を殺害し、戸愚呂も打ちのめした潰煉。実は、潰煉は暗黒武術会の優勝候補と言われ、強さの全盛期にあった戸愚呂弟でも敵いませんでした。この出来事を機に、潰煉への復讐を決意した戸愚呂弟。兄と幻海と共に3か月の修行に入り、武術会に参戦します。結果は戸愚呂チームが優勝し、弟子を皆殺しにした潰煉への復讐も果たしました。

弟子の無念が晴らされたと思いきや、戸愚呂弟に残ったのは自身に対する失望でした。潰煉が現れるまで、己の強さに自信を持っていた戸愚呂弟。しかし、それは自身の傲りだったと気が付き、そのような過去の自分に怒りを覚えます。そこで、さらなる強さを求めて武術会の褒賞によって妖怪に転生し、人間離れした強さを手に入れました。

幽遊白書の戸愚呂といえば大柄な弟があげられることが多く、兄のイメージが薄いでしょう。また、卑劣な性格も相まって読者からは弱いとも評され、かませ犬とも言われています。一方、能力に関しては他キャラに比べて突出しています。弟に比べると実力は劣るものの、それなりの強さを有しているでしょう。以下では、「幽遊白書」から戸愚呂兄のかっこいい魅力や強さ・能力をネタバレ紹介します。

名前が不明であり、戸愚呂弟から「兄者」と呼ばれている戸愚呂兄。長髪の美形キャラであり、黙っていればかっこいいキャラクターでしょう。また、残忍性の高さも、計り知れない強さを感じさせる魅力となっています。一方、弟の実力を認めて信頼を寄せるも、思い上がっている点が玉にキズでしょう。

戸愚呂弟が強すぎるゆえに、弱いイメージが植え付けられた戸愚呂兄ですが、能力だけを見れば最強クラスとも評されています。戸愚呂兄が有する「武態」は、自身の身体を武器に変形させる能力であり、戦闘時には弟の武器となって剣や盾として戦います。さらに、武態は個人戦でも有効です。脳や心臓などの内臓を移動させて急所を回避することが可能であり、攻撃・防御共に優れたチート級の能力でしょう。

しかし、暗黒武術会では武態を最大限に生かすことができず、かつ挑発した相手が悪かったこともあり、散々な結果と招いています。最終的には弟に見限られ、場外に飛ばされる醜態をさらしました。その後、回復能力を使って何とか生き延び、巻原定男として活動します。巻原の能力も手に入れ、自身を助けてくれた仙水一味と共に桑原の誘拐を試みます。その時、蔵馬によって正体を見抜かれ、巻原の肉体からその正体を現しました。

己の再生能力に限度がないことや、巻原の美食家・盗聴の能力を獲得してさらにパワーアップした戸愚呂兄。いつものように蔵馬を挑発し、致命傷につながる攻撃を何度も繰り出します。しかし、蔵馬は一向に倒れる気配がなく、戸愚呂兄は困惑します。実は、相手の再生能力を逆手に取り、彼に幻覚を見せてた蔵馬。邪念樹を植え付けることで、宿主である戸愚呂兄の脳の破壊を試みます。

身体の変形や再生能力に加え、相手を取り込んだり、読心能力も獲得した戸愚呂兄は、能力だけを見れば弟よりも強いと言えるでしょう。しかし、元来の卑劣な性格が災いしたこと、挑発した相手が悪すぎたゆえに、知らずに敗北しました。また、戸愚呂兄はこれからも永遠と蔵馬の幻影と戦い続けなければなりません。皮肉にも、自身の強みが仇となった戸愚呂兄。目の前の蔵馬が幻覚だと気付くことが出来ませんでした。

強いだけでなく、紳士的な性格もファンの好感を呼んだ戸愚呂弟。兄と共に下の名前は不明であり、人間時代の名前が気になった方も多いでしょう。武術にストイックであり、己を律する姿もかっこいい戸愚呂。浦飯幽助との戦いは、作中でもっとも苛烈な一戦だったでしょう。以下では、「幽遊白書」から戸愚呂弟のかっこいい魅力や強さ、戸愚呂弟の能力である筋肉操作についてネタバレ紹介します。

日本人離れした妖艶な兄とは対照的に、がっちりした体形といかつい顔立ちが目を引く戸愚呂弟。ストイックに強さを追い求め、自他共に厳しい性格の持ち主です。また、戦闘では冷徹さが目立つも、戦い以外の場面では気遣いや優しさを見せています。紳士的な振る舞いがかっこいいでしょう。また、愛煙家であり、アニメ版ではバイクを乗りこなすなど男らしい趣味嗜好である一方、お酒が苦手という意外な一面も魅力となっています。

小柄で能力を駆使する兄とは対照的に、戸愚呂弟は大型でがっちりしたボディを武器とした肉弾戦を得意としています。戦闘では身体を変形させた兄を武器に戦う他、筋肉操作を繰り出すこともあります。筋肉操作とは、筋肉量を増強させる能力であり、身体能力や妖気を上げることが可能です。また、筋肉操作には複数の段階があり、パーセンテージが上がるほど筋肉質なビジュアルに変貌し、妖気も強まります。

垂金権造に雇われ、雪菜を誘拐した戸愚呂兄弟。雪菜救出に来た幽助・桑原との戦いにて発揮されたパーセンテージは20%でした。結果は幽助の勝利とされるも、実は左京の命令でわざと負けたことが発覚します。一方、勝負は幽助が勝ったものの辛勝でした。この戦いで、すでにただならぬ強さを感じさせた戸愚呂弟。しかし、この時点ではまだ序の口であり、彼の真の強さは発揮されていません。

筋肉操作20%でも、かなりの強さを見せつけた戸愚呂弟。パーセンテージ30%になると、巨大な猛獣を粉砕するバケモノ級の強靭さが発揮されます。また、筋肉操作は数値があがると見た目も変化し、その姿をみただけで戦意を喪失する者もいました。その脅威は、美しい魔闘家の鈴木が恐怖のあまり命乞いをするほどです。相手によっては有効な威嚇にもなりえるでしょう。

戦わずして相手の戦意を喪失させることも可能であり、計り知れない強さを誇る筋肉操作。普段の戦いでは、20%～45%の間で戦っており、暗黒武術会では筋肉操作45%で参戦しました。筋肉操作20%でも、圧倒的な強さを誇る戸愚呂弟。武術会の初戦・魔界狂戦士チーム戦では、たった一撃で5人を倒す快挙を見せました。一方、パンチを受けた相手は腹部に穴が空いた他、最後の1人は胴体が切断されて倒されています。

このように、低いパーセンテージでも苦戦せずに勝つことができた戸愚呂弟。一方、筋肉操作45%以上を披露することは非常に稀と言われています。筋肉操作50％を超えたら、どのような強さが発揮されるでしょうか。また、戸愚呂弟の筋肉操作の限度も気になります。

筋肉操作60%から上の数値は、戸愚呂自身も出すことが稀であり、その威力もこれまでにない破壊力となっています。幽助を暗黒武術会に招待する際、筋肉操作60%の威力をみせつけた戸愚呂弟。わずか数分でビルを全壊し、幽助を震撼させました。しかし、戸愚呂の筋肉操作はまだまだ上があります。もしかしたら、強さをどこまでも求めていけば、100%を超えることも可能でしょう。

筋肉操作は数値が上がるごとに肉体にも変化が現れ、筋肉操作80%では肉体が鎧のように硬くなり、耐久性が一気に向上します。さらに、筋肉操作は妖気を増強させる作用もあります。その妖気は、弱者が浴びると肉体が溶けて致命傷となり、会場が騒然となりました。一方、戸愚呂の筋肉操作80%の妖気を浴びて生き続けている者は、戸愚呂兄、チームメイトの鴉、武威だけです。

このように筋肉80%に到達すれば、妖気だけで弱者を倒すほどの強さを誇る戸愚呂弟。また、パワーも人間離れしており、拳一つで巨大なクレーターが出来るほどです。拳を突き出した際に風圧も発生し、それらを攻撃技に応用する場面もありました。この時点ですでに無敵の状態となった戸愚呂でしたが、彼はまだまだ強さを追い求めていきます。

暗黒武術会の決勝戦にて、浦飯幽助との戦いで繰り出され、その姿はかつての潰煉を彷彿させます。「これまでの自分と違う」というセリフの通り、桁違いのパワーが繰り出されました。その威力は、霊力を解放させた幽助では歯が立たないものでした。このまま戸愚呂弟が圧勝すると思いきや、筋肉操作100%にはデメリットがあります。

それは、強大な力を手に入れるために体力が消耗しやすく、長時間戦うことが出来ないことです。また、消耗した分は弱い者から気を吸い取って補充することもあり、武術会会場ならば20分で気を食べ尽くすと言われています。指をはじくだけで、相手を吹き飛ばすほどの風圧を繰り出せる筋肉操作100%。しかし、体力の消耗という欠点から、ここぞいう場面でしか使用できない能力でしょう。

筋肉操作100%が限界と思われるも、実は限界を超える120%という脅威の数値も存在します。強い相手との勝負を望み、幽助にも期待を寄せていた戸愚呂弟。幽助の力をさらに引き上げる画策をし、両者の戦いは激しさを増します。霊力を完全開放した幽助の霊丸を握り潰すも、肉体はすでに限界を迎えていました。筋肉を極限まで酷使し、ついに崩壊が来てしまいます。限界を悟った戸愚呂は敗北を認め、幽助が勝利しました。

原作漫画において、高い人気を誇った戸愚呂兄弟。特に、戸愚呂弟と浦飯幽助の一戦は、手に汗を握る熱い戦いが繰り広げられました。一方、「幽遊白書」は1992年～1995年にかけてテレビアニメが放送されました。ファンの人気が高い戸愚呂兄弟の声優も気になるでしょう。以下では、「幽遊白書」から戸愚呂兄弟のアニメ声優・鈴木勝美さんと玄田哲章さんのプロフィールを紹介します。

戸愚呂兄のアニメ声優・鈴木勝美さんは、1956年生まれ、愛知県出身の声優で、大学卒業後に声優養成所に入り、1980年代にデビューしました。名脇役として知られ、数多くのアニメ作品に出演している鈴木勝美さん。主な出演作品は、アニメ「超時空要塞マクロス」柿崎速雄役、「ミスター味っ子」「それいけ!アンパンマン」等です。「幽遊白書」のアニメでは、戸愚呂兄他、アナウンサー、坂下等の役を兼任しました。

戸愚呂弟のアニメ声優・玄田哲章さんは、1948年生まれ、岡山県出身の声優・ナレーター、舞台俳優です。東宝芸能アカデミー卒業後の1970年に俳優デビューし、1972年に声優活動を開始しました。アニメや洋画の吹き替えまで数多くの作品に出演し、2010年には第4回声優アワード・功労賞に選ばれました。また、洋画ではアーノルド・シュワルツェネッガーの担当声優で知られ、専属声優として公認されています。

下の名前が不明であるものの、戸愚呂兄・弟の呼び名で親しまれている戸愚呂兄弟。「幽遊白書」では、兄弟共に過酷な最期を迎えました。敵キャラでありながら、好感の呼べるキャラクター性が人気を集めた戸愚呂弟。一方の兄者も、サディスティックなセリフで読者を魅了しました。以下では、「幽遊白書」から戸愚呂兄弟のかっこいい名言や、多くの読者が涙を流した戸愚呂弟の最後の名セリフを紹介します。

幽遊白書の戸愚呂兄弟の1つ目の名言は、強すぎる弟を持ったゆえに過少評価されることが多い戸愚呂兄弟の兄の名言です。卑劣かつ残忍な性格から、一部ではかませキャラとも言われる戸愚呂兄。しかし、チート級の能力だけを見れば決して弱くはなく、能力の使い方次第では最強キャラになり得たでしょう。以下の名言からは、戸愚呂兄の己の強さに対する自信だけでなく、それなりの強さがあるとも読み取れるセリフでしょう。

暗黒武術会の前回の優勝チームであり、今大会で連覇を狙う戸愚呂チーム。弟を筆頭に圧勝を繰り返し、戸愚呂兄も善戦を見せつけます。以下の名言も戸愚呂兄のセリフであり、残虐非道な性格が読み取れます。また、言葉選びも戸愚呂兄らしいセンスであり、イメージ通りのキャラクターでしょう。

暗黒武術会の決勝戦も大詰めとなり、戸愚呂弟は幽助に全力を出させるために筋肉操作80%まで引き上げます。バケモノ級の強さで幽助を追い詰め、彼を場外に飛ばしました。幽助にかつての自分を重ね、彼と全力で戦うことを望んでいた戸愚呂弟。同時に、幽助に心の迷いがあることを見抜きます。以下の名言は、心に迷いを抱える幽助を律した戸愚呂弟のセリフです。

この名言は、「幽遊白書」の中でも認知度が高く、ファンからも支持されている人気の名セリフです。戦いにはストイックであるものの、時には相手への気遣いを忘れない、戸愚呂弟の名言です。

厳つい見た目から、男らしいイメージが強い戸愚呂弟。意外にもお酒が苦手という弱点があり、左京にお酒を勧められた際には、オレンジジュースを頼んでいます。お酒に弱いと推測されるも、戸愚呂弟の性格から身体作りのためにお酒を断っているとも考えられます。また、お酒の代わりにオレンジジュースを選ぶ、ギャップの大きさが笑いを誘う名言でしょう。

戸愚呂兄弟の最後の名言は、冥獄界に向かう直前、幻海に放った戸愚呂弟の名言です。暗黒武術会後、自ら霊界裁判に赴き、冥獄界へ行くことを望んだ戸愚呂。その理由は、これまでの自分に対する贖罪でした。己の強さを求めて、妖怪にまでなった戸愚呂。しかし、強さの追求は建前にすぎませんでした。自身に対する罪悪感に苦悩する中、暗黒武術会で浦飯幽助へ敗北したことを機に、ある覚悟を決めました。

霊界裁判では、戸愚呂の人間時代の悪事が裁かれ、悪人の殺害があげられました。しかし、悪人以外の人間には手をかけておらず、戸愚呂の罪は軽いでしょう。また、武術家としての功績が認められ、酌量の余地もあったものの、戸愚呂はそれらを拒否します。例え、罪が軽くても一番過酷な刑罰を受ける考えに変わりはありません。

戸愚呂が行くことを望んだ冥獄界とは、あらゆる世界の中でもっとも過酷で苦しい世界でした。冥獄界に行くことは、1万年かけて苦痛を受けることです。さらに、苦痛は1万回にわたって与えられ続け、約1億年をかけて魂を消滅させます。極悪人にとっても救いのない世界である冥獄界。酌量の余地のあった戸愚呂が、行くべき場所ではありません。裁判にあたったコエンマも、考え直すように促します。

しかし、戸愚呂の考えは最後まで変わることなく、霊界裁判側はしぶしぶ戸愚呂の冥獄界行きに判を押しました。そして、戸愚呂が冥獄界に入る時が訪れ、道の途中で幻海と再会しました。かつての修行仲間であり、共に想い合う仲であった2人。潰煉の一件をきっかけに2人は別れましたが、それでもお互いを想う気持ちだけは消えませんでした。

別れてからも、戸愚呂を想い続けてきた幻海。冥獄界に行くことを止めるように説得に出ました。一方、戸愚呂も幻海のことを想っていました。しかし、自分に対する裏切りを許せず、冥獄界で罪滅ぼしをする道を選びます。幻海の説得もむなしく、冥獄界へ歩みを進める戸愚呂。最後に、幻海への気持ちを言い残しました。以下の名言からは、冥獄界に向かう戸愚呂の覚悟と幻海への意思いが込められているでしょう。

「幽遊白書」の敵キャラでありながら、高い人気を誇る戸愚呂兄弟。アニメ声優陣の演技もあいまって、ファンの好感度も高いキャラです。一方、作中屈指の人気キャラでありながら、下の名前は不明とされています。果たして、戸愚呂兄弟の下の名前が公表される日は来るのでしょうか。以下では、「幽遊白書」の暗黒武術編に登場した戸愚呂兄弟に関する感想や評価を紹介します。

「幽遊白書といえば戸愚呂兄弟」と言われるように、本作品を代表するキャラクターに位置付けられている戸愚呂兄弟。見た目や性格が対照的なキャラクター性はもちろん、浦飯幽助を圧倒する強さ、チート級の能力、かっこいい名言の数々も魅力にあげられるでしょう。また、戸愚呂といえば、多くは戸愚呂弟を指し、兄への注目は低いです。一方、小物感のあるキャラが好きとの感想も見られ、コアなファンに愛されています。

「幽遊白書」の登場キャラクターの中で、強烈なインパクトを放った戸愚呂兄弟。下の名前こそ不明であるものの、作り込まれたキャラ設定が読者の注目を集めました。また、アニメ版では声優陣の演技により2人の個性に磨きがかかり、存在感を見せつけました。SNSでも戸愚呂兄弟のクセが強いとの声が寄せられ、単なる悪役キャラではとどまらない独特の雰囲気も、彼らの人気を高めているでしょう。

戸愚呂兄弟といえば、作中での出番の多さやキャラクター性の良さから弟を思い浮かべる方が多いでしょう。いかつい見た目でお酒が飲めないという意外な一面があり、紳士的な態度に好感が持てると戸愚呂弟。アニメ声優の演技もあいまって、戸愚呂弟の人気が急上昇しました。また、戸愚呂弟といえば、「幽遊白書」でも数多くの名言を生み出したキャラクターであり、SNSでも戸愚呂弟の名言が多いとの声が見られます。

「幽遊白書」を代表するキャラクターである戸愚呂兄弟。作品は知らないものの、戸愚呂兄弟という名前を聞いたことのある方は多いでしょう。兄弟そろって個性豊かなキャラクターですが、その中でも数多くの名言を残した戸愚呂弟が有名でしょう。ファンからは戸愚呂の名前で呼ばれることもあり、知名度も高いです。SNSでは、戸愚呂弟が想像以上に紳士だったとの感想も寄せられ、彼の魅力になっています。

オカルト要素を盛り込んだ「幽遊白書」では様々な妖怪が敵キャラとして登場するも、その中でも戸愚呂弟の人気はかなり高いです。SNSでも、幽遊白書のかっこいい敵キャラとして戸愚呂弟の名前が浮上しており、敵キャラとしても非常に魅力的なキャラでしょう。アニメ版でも高い人気を誇った戸愚呂弟。冥獄界に行くその時まで武術家としての誇りを捨てず、己の信念に忠実に生きた彼の姿は、多くの感動を呼びました。

「幽遊白書」の戸愚呂兄弟といえば、弟のイメージが強いために兄は小物で弱いイメージが定着しつつあります。また、残虐で卑劣な性格も戸愚呂兄の評判を下げているでしょう。しかし、SNSでは戸愚呂兄は強いとの意見もみられ、対戦相手が強すぎる、かつ挑発した相手が悪かったために敗北を余儀なくされたとも考察されています。作中では目立った活躍はなかったものの、能力だけをみれば強いといえるでしょう。

名言でも取り上げたように、悪のイメージが強い戸愚呂兄。弟が目立ちすぎたために、兄に関しては過少評価されやすい傾向にあります。また、一部ではかませキャラとも言われており、最後は卑劣な彼に相応しい最後を迎えました。読者によっては弱くはないとの意見も寄せられるも、やはり弟の印象が強すぎること、戸愚呂兄の敗因をみれば、読者にかませキャラだと思われても不思議ではないでしょう。

最後まで名前を明かされることなく、戸愚呂弟と呼ばれつづけた戸愚呂。敵キャラでありながら好感の呼べる性格がファンの注目を集め、アニメ版でも高い人気を誇りました。そして、戸愚呂弟といえば、自ら過酷な運命を選んだ彼の最後のシーンを思い浮かべる方も多いでしょう。贖罪として、冥獄界で苦しみを受ける道を選んだ戸愚呂弟。「幽遊白書」での彼の悲しい最後に泣いたとの感想も寄せられています。

アニメ声優の演技もあいまって、アニメ版でも圧倒的な知名度を誇った戸愚呂兄弟。一方、彼らの名前は一切明かされておらず、かつ兄の人間時代は不明となっています。SNSでは、戸愚呂兄弟の人間時代を描いたスピンオフが見たいとの声が寄せられています。その中でも、「幽遊白書」で描かれなかった兄の過去が知りたいとの意見もみられ、どのような経緯で卑劣で残虐な性格になったのか、気になった方も多いでしょう。

幽遊白書ファンの間では戸愚呂兄弟や兄・弟という呼び方で親しまれている2人ですが、やはり下の名前が気になった方も多いでしょう。SNSでは、戸愚呂兄弟の名前を自分なりに考察した投稿もみられ、それぞれのイメージに沿ったネーミングが見られます。また、あえて下の名前を明かさない点が良いとの意見も寄せられています。このように、戸愚呂兄弟の名前に関しては読者ごとに考えが異なるでしょう。

「幽遊白書」の中でも独特の存在を放った戸愚呂兄弟。幽遊白書は知らなくても、戸愚呂兄弟の名前を聞いたことのある方も多く、SNSでは「刃牙」のキャラクターだと思ったとの声も寄せられています。人気格闘シリーズであり、多くのファンを魅了する「刃牙」。幽遊白書の戸愚呂兄弟のネーミングは、どこか「刃牙シリーズ」を彷彿させ、かつ戸愚呂兄弟のキャラデザも刃牙に似ているとも感じられるでしょう。

アニメでは声優陣の迫真の演技により、さらなるファンを獲得した戸愚呂兄弟。2023年12月にはNetflixによる実写ドラマ版が配信され、戸愚呂兄弟を演じた兄役・滝藤賢一さん、弟役の綾野剛さんの演技力が話題を呼びました。また、戸愚呂兄弟のクオリティの高さが話題を呼び、原作ファンを魅了しました。また、戸愚呂弟の想い人・幻海役には梶芽衣子さんが起用され、梶さんがかっこいいと賞賛の声が多く寄せられました。

「幽遊白書」の戸愚呂兄弟のプロフィールや名前、強さや能力、アニメ声優、名言などを紹介しました。人間時代に壮絶な出来事を経験し、さらなる強さを求めて妖怪となった戸愚呂兄弟。しかし、彼ら最後はどちらも悲惨であり、弟の方は自ら過酷な運命を選びました。兄とは対照的に紳士的でストイックな姿が好感を呼んだ戸愚呂弟。彼のセリフの数々はかっこいい名言として支持され、ファンから根強い人気を誇っています。