【ワンピース】イム様の本名はネロナ・イム聖?名前の由来や性別を調査

以下では、「ワンピース」のネロナ・イムについて考察しました。イム様の本名であり、空白の100年の20人の王に名前を連ねるネロナ・イム聖。作中では「ネロナ家のイム聖」と表記されています。本名の由来を考察することでイム様の正体を知る手がかりが掴めるでしょう。本文では、「ワンピース」のネロナ・イム聖の本名や由来、イム様の性別や年齢、不老不死の真相などをネタバレ考察しました。

【ワンピース】イム様の本名はネロナ・イム聖?名前の由来や性別を調査のイメージ

目次

  1. イム様とは?
  2. イム様の本名はネロナ・イム聖?
  3. ネロナ・イム聖の性別や年齢・悪魔の実を考察
  4. ネロナ・イム聖は不老不死?
  5. ネロナ・イム聖の登場シーン
  6. ネロナ・イム聖のその他の謎を考察
  7. ネロナ・イム聖に関する感想や評価
  8. ネロナ・イム聖まとめ

イム様とは?

「ワンピース」のイム様の本名や名前の由来を考察・イメージ画像

「ワンピース」のラスボス候補であり、世界の裏の支配者とも言われるイム様。「ネロナ家のイム聖」の登場から、本名はネロナ・イム聖とも考察されています。また、本名の由来を考察すると、20人の王の中でも特別な地位にあったと推測されます。以下では、「ワンピース」のイム様の本名や名前の由来をネタバレ考察しました。その他、ネロナ・イム聖の性別や年齢、不老不死の理由などもまとめました。

ワンピースの作品情報

「週刊少年ジャンプ」のロングランであり、人気作でもある「ワンピース」。作者は尾田栄一郎先生で、2023年11月までに単行本・計107巻が刊行されています。

ワンピースの概要

様々な世界をモチーフとし、細部にわたって作り込まれた世界観が見どころの「ワンピース」。1999年からはアニメシリーズが開始された他、ゲームやイベント等のメディア展開が多数行われています。

ワンピースのあらすじ

海賊王ゴールド・ロジャーの遺した遺跡を巡り、世界中の男たちがグランドラインを目指す大航海時代。海賊王を夢見る主人公・ルフィとその一味も、それぞれの夢に向かって海に進出します。ライバル海賊や海軍との戦い、大切な人との出会いや別れを経ながら、一味の旅は新世界の終盤にさしかかりました。そして、世界会議終幕を機に各地で異変が起き始め、世界は大きな転換期を迎えようとします。

イム様のプロフィール

パンゲア城に住む謎の人物であり、五老星がひれ伏すワンピース世界の裏の王のような存在です。また、本来は天竜人が座ることが許されていない虚の玉座に座れることから、天竜人の中でもっとも地位が高いでしょう。普段はパンゲア城の花の部屋に住んでおり、表向きの政治は五老星に任せているイム様。その姿を見た者、および存在を知る者はごく少数であり、イム様を知ること自体がタブーとされています。

一方、パンゲア城内で巨大な麦わら帽子を冷凍保管している点から、空白の100年との関わりも示唆されています。また、黒ひげ・ルフィ・しらほしの写真を滅多切りにする中、ビビの写真だけは意味深に眺めるなど不可解な行動も見られます。

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イム様の本名はネロナ・イム聖?

イム様の本名や名前の由来を考察・イメージ画像

イム様の存在は、天竜人の間でもごく一部の者しか知らず、存在自体を知ることがタブーとされてきました。しかし、革命軍のマリージョア襲撃の際、サボにその姿を見られてしまいます。後に、サボが見た人物の正体はネロナ家のイム聖と推測され、イム様の本名と推測されています。以下では、「ワンピース」のイム様の本名や、ネロナ・イム聖の名前の由来についてネタバレ考察しました。

イム様の本名は「ネロナ・イム」だった

イム様の本名は、作中では「ネロナ家のイム聖」と表記され、ここから「ネロナ・イム」が本名だと判明しました。ネロナ家は、空白の100年にてDの一族に勝利した20の王家の1つであり、他の天竜人と同じ血筋です。しかし、虚の玉座に唯一座ることが許されている点から、ネロナ家またはイム様が王家の中でも特別な地位にあったと推測されます。

一方、虚の玉座の周囲には、20の王家の誓いとして20本の剣が刺されていました。これは、世界にたった1人の支配者を置かないことで、平等な世界を保とうというものでした。しかし、ネロナ家の剣に関してはイム様が過ごす花の部屋にあり、厳密には19本です。誓いを立てる際、ネロナ家だけが刺さなかったのか、それとも後年に玉座から引き抜いたのか、真相は不明です。

ネロナ・イムの名前の由来

イム様の本名が判明したことで、名前の由来も気になるでしょう。イム様の名前は、漢字の「仏」を分解した形と推測され、「ほとけ」が由来とも考察されています。一方、「仏」はフランスの漢字表記でもあります。ここから、ワンピースのモチーフとも言われるフランス革命とも考えられました。一方、「イ=1」「ム=6」に変換でき、フランス革命で処刑されたルイ16世が由来との説も浮上しています。

「ネロナ」の由来を考察・イメージ画像

そして、イム様の本名「ネロナ・イム」の「ネロナ」には、どのような由来があるでしょうか。「イム」と同様、「神」という漢字を分解した名前と考えられています。ネロナ・イムの名前の由来を元に考察すると、ネロナ・イム=神仏となりまります。つまり、ワンピース世界の神様のような存在と言えるでしょう。一方、「ネロナ」は、世界史において暴君と名高いローマ皇帝ネロも彷彿させます。

古代ローマにてキリスト教の迫害を行うなど、残虐非道な政治を行ったことで知られる皇帝ネロ。一方、ワンピース世界では、Dの一族に対する迫害やそれらに関する記録の抹消が行われています。世界政府のDの一族への行為は、皇帝ネロの異教徒への迫害を彷彿させます。このようにネロナ・イムの名前には、ワンピースの神仏であり、絶対的権力者・独裁者という意味が込められているでしょう。

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ネロナ・イム聖の性別や年齢・悪魔の実を考察

ネロナ・イムの性別や年齢などを考察・イメージ画像

名前の由来から、ワンピース世界の神仏のような存在とも予想されるネロナ・イム聖。一方、本名が明かされる以前は年齢も分からない謎人物とされてきました。一部では、女性説も有力視されたイム様でしたが、性別は男性で間違いないでしょう。以下では、「ワンピース」のネロナ・イム聖の性別や年齢、悪魔の実についてネタバレ考察しました。

ネロナ・イム聖の性別

「聖」から男性と推測される・イメージ画像

子供のような小柄な外見と、ヒール靴を履いているような「カツー」という足音から、女性説が有力視されたイム様。その姿はいまだ描かれていないものの、中世的な見た目と口調から女性と予想されています。しかし、イム様の本名が「ネロナ家のイム聖」と判明したことで、イム様の性別は男性だと確定しました。

天竜人は、名前の語尾に「聖」と「宮」の文字がついています。男性は「聖」、女性は「宮」となり、イム様は「イム聖」から男性と判断することができます。

ネロナ・イム聖の年齢

イワンコフが言及した「ネロナ家のイム聖」は、空白の100年に存在した人物です。イム様と同一人物だと仮定した場合、イム様の年齢は800歳になります。ワンピース世界でもあり得ない年齢ですが、悪魔の実の能力によって不老不死を手に入れたでしょう。このような考察から世界最高齢とも呼べるイム様ですが、同時に精神的な幼さも感じられます。

また、イム様のセリフは、どちらかといえば女性的にも聞こえるでしょう。もしかしたら、実年齢と精神的な年齢が一致していない可能性も考えられます。

ネロナ・イム聖の悪魔の実の能力

世界会議編にて、ネフェルタリ・ビビの写真を眺めていたイム様。会議終了前後、アラバスタ王国のコブラ王と対面し、具現化させた矢印で攻撃しました。このシーンからイム様は、悪魔の実の能力者説が浮上し、その種類はゾオン系と予想されています。一方、ゾオン系悪魔の実には神をモチーフにした幻獣種が存在しています。イム様の悪魔の実も、神獣の能力でしょう。

また、イム様の側近である五老星は「武神」とも呼ばれ、天竜人を裁くことができる組織も「神の騎士団」と名乗っています。このように、天竜人関連は「神」のワードが非常に多く、イム様の悪魔の実も「神」がモチーフの幻獣種が有力視されるでしょう。作中では、ルフィのゴムゴムの実が太陽の神と判明しています。それらに対比する能力として、月の神がモチーフの能力も考えられるでしょう。

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ネロナ・イム聖は不老不死?

ネロナ・イム聖の不老不死説を考察・イメージ画像

イワンコフの本から800年前の人物だと判明したネロナ・イム聖。イム様との同一人物説が濃厚であり、その場合、イム様の年齢は800歳を超えます。一方、ワンピース世界には、不老不死を叶える悪魔の実が存在しています。果たして、イム様とオペオペの実には関係があるでしょうか。以下では、「ワンピース」のネロナ・イム聖の不老不死の理由や、それらの副作用について考察しました。

ネロナ・イム聖は不老不死だと言われる理由

空白の100年から800年も生き続けることから、不老不死説が有力視されているネロナ・イム聖。なぜ、彼は人類を超越した生命を手に入れることが出来たでしょうか。その理由は、不老不死を実現できるオペオペの実の能力を受けたためと考えられます。現時点ではトラファルガー・ローが保有するオペオペの実には、不老手術と呼ばれる能力があります。

不老手術とは、相手の身体を不老にする、つまり永遠の命を与えるものです。また、この能力を使うには、能力者自身の命を代償にしなければなりません。一方、イム様のように絶対的な権力者ならば、力づくでも不老手術を実行させようとするでしょう。もしかしたら、オペオペの実の不老手術の実験体としてイム様が名乗り出た可能性も考えられます。そこには、イム様のある野望があったかもしれません。

空白の100年において、Dの一族に勝利した20人の王。彼らの実質的リーダーがネロナ家のイム聖、イム様だったと考えられます。味方の勝利に大きく貢献したイム様は、20人の王の中でも特別な存在であり、不老種々を受けることを容認されたでしょう。その後は20人の王の誓いを守っていたイム様。王が全員亡くなったことを機に、世界の王に君臨したと考えられます。

また、イム様が不老不死になった理由は、空白の100年で生じた不都合な歴史を隠蔽するためとも考察できます。Dの一族に勝利してから800年が経過した現在でも、世界政府は空白の100年について知ることを禁じ続けています。過去には、タブーに触れすぎたことを理由に、オハラが世界地図から抹消される事態も起きました。

一方、最近ではイム様の命令でルルシア王国が島ごと消滅する出来事も起きました。イム様にとって、真実を掘り下げられることは自分の存在が危うくなることを意味します。同時に、隠された歴史が明るみになることは、世界体制が根幹からひっくり返ることにもつながります。世界政府に不満を持つ市民こそ存在するものの、誰も歴史の真実を知らないからこそ、800年にわたって大きな戦が起きなかったでしょう。

このように、イム様が不老不死である理由は、オペオペの実の不老手術を受けた可能性が有力されています。そして、不老不死になった理由は自身が世界の王であり続けるためであり、自身の野望と世界秩序を保つためにDの一族をタブーとしたのでしょう。

ネロナ・イム聖の不老不死の副作用はある?

不老不死説が濃厚とされるイム様ですが、普段はパンゲア城内で過ごしており、公の場に出ることは一切ありません。その理由は、ネロナ・イム聖という存在を世間から隠すための他、不老不死の作用が関係しているとも考察されます。他作品では、不老不死の肉体を手に入れることは、太陽の光を浴びることが出来ない副作用が現れます。

イム様の弱点と推測される太陽の光・イメージ画像

ワンピースの不老不死の副作用は現時点では不明ですが、おそらく不老手術には受ける側にも代償がつくと考えられます。その1つが太陽の光に弱くなるというもので、イム様が花の部屋で過ごす時間が多いのは太陽の光を避けるためでしょう。一方、太陽といえば、ワノ国編でルフィのゴムゴムの実が太陽の神・ニカに変わりました。

また、空白の100年に実在したとされるジョイボーイも、ニカの能力を覚醒させたことが示唆されています。Dの一族と太陽(ニカ)には、何かしらの繋がりがあるでしょう。

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ネロナ・イム聖の登場シーン

ネロナ・イム聖の登場シーン・イメージ画像

20年以上にわたって連載されている「ワンピース」において、もっとも読者に衝撃を与えた場面といえば、イム様の初登場シーンでしょう。これまでは、ワンピース世界はたった1人の王が存在しない、平等な世界とされてきました。しかし、イム様の登場により、これまでの常識が覆る結果となりました。以下では、「ワンピース」のネロナ・イム聖の登場シーンを、世界会議編とワノ国終幕編に分けて紹介します。

ネロナ・イム聖の登場シーン①世界会議編

4年に一度開催される世界会議(レヴェリー)への参加のために、各国の王族や貴族が聖地マリージョアに上がります。会場であるパンゲア城が出席者でにぎわう中、イム様は暗く閉ざされたある場所に向かいます。手にはルフィの記事が掲載された新聞を持ち、厳重に保管された巨大な麦わら帽子の前に立ちました。その後は、自室である花の部屋に向かい、ビビの写真をながめる等、意味深な行動を見せています。

また、ある場面では本来は誰も座ることのない虚の玉座に座り、五老星がひれ伏しました。世界政府のトップである五老星より上位の存在が示唆され、ここで「イム様」の名前が言及されました。

ネロナ・イム聖の登場シーン②ワノ国編の終幕後

世界会議編で、多くの読者に衝撃を与えたイム様。次の登場シーンはワノ国編の終幕後に起きた、ルルシア王国の抹消です。世界加盟国の1つであり、作中ではコマネ王女が身代金誘拐にあったルルシア王国。かつては平和な国であったものの、セキ王の即位を機に悪政がしかれました。市民はその日を生きるのがやっとの中、王族や貴族たちは贅沢な生活を楽しみ、財政悪化の一途を辿っていました。

そして、国王と王女が世界会議の出席のため国外に出たことを機に、国民たちは革命を起こしました。やがて、ルルシア王国は8か国革命に数えられ、国王や王女は牢屋に閉じ込められます。一方、マリージョアでは、イム様による「歴史より消すべき灯」の選定が行われます。そこで選ばれたのが、革命真っ只中のルルシア王国でした。

王国には多くの国民がおり、彼らの命を危惧するような発言をする五老星。しかし、イム様には国民が犠牲になることは何とも思いません。巨大兵器マザーフレイムを出動させ、ルルシア王国の上空は薄暗くなります。そして、イム様が地図上のルルシア王国にバツ印をつけた瞬間、強烈な光が王国を襲い、島ごと吹き飛ばされました。

なぜ、ルルシア王国が標的となったのか、当初は王国内で起きた革命に原因があるとされ、見せしめとして消滅させられたと考えられました。一方、ルルシア王国は、マリージョアとは地理的に近い位置にあったことが判明します。つまり、イム様にとって地理的に近いルルシア王国は邪魔だったから、抹消の対象にされたと言われています。

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ネロナ・イム聖のその他の謎を考察

ネロナ・イム聖のその他の謎を考察・イメージ画像

世界の謎が少しずつ明かされていくと同時に、新たな事実も判明していった「ワンピース」。その中でも、ネフェルタリ王家の隠された真実、リリィ女王とイム様との関係は、多くの注目を集めています。果たして、両者の間に何が起きたのでしょうか。以下では、「ワンピース」のネロナ・イム聖にその他の謎を考察しました。

ネロナ・イム聖の種族

作中の情報や本名から、空白の100年の時代から生き続けていると推測されるネロナ・イム聖。存在自体が謎めいたキャラである一方、他キャラにはない独特の言葉遣いも気になるでしょう。例えば、イム様の一人称は「ムー」、二人称は「ヌシア」と、ワンピース世界では聞き慣れない言葉を使っています。この理由は、イム様が800年前の人物であることが考えられます。

現実世界と同様、ワンピースの世界でも800年前と現代では言葉が大きく変わっています。イム様の言葉は800年前に使用されていた古い言葉と言えるでしょう。また、言葉の違いといえば、月の古代都市にルーツを持つミンク族もあげられます。ミンク族は月の古代都市では奴隷だった説も浮上し、その王族がイム様だった可能性も浮上しています。

仮に、イム様が月の王族だった場合、言葉の違いは月の王国で使用していた言葉と解釈できます。地理的な隔たりがイム様の言葉の違いとして現れたでしょう。

ネロナ・イム聖とネフェルタリ・リリィの関係

800年前に世界政府を樹立した20の王家のうち、唯一、マリージョアへの移住を拒んだネフェルタリ・リリィ女王。他の19王家と離れて故郷に戻ったと思いきや、リリィ女王のその後の消息は不明であり、王国も弟によって統治されました。一方、世界中にあるポーネグリフの解放は、リリィ女王による者と判明しています。イム様曰く、リリィ女王のミスとされるも、女王が計画的におこなった可能性も否定できません。

その理由は、ネフェルタリ家もDの一族だからです。世界会議にてイム様と対面を果たしたコブラ王。アラバスタ家には女王の手紙が残され、「ネフェルタリ・D・リリィ」と署名されていました。王家もDの一族である事実は王家もそれとなく察し、あえて隠していました。そのため、イム様や五老星もこの事実を知っているわけがなく、動揺を隠せません。

もしかしたら、ネフェルタリ家がマリージョアへ上がることを拒んだ理由は、Dの一族が関係しているとも考えられます。同時に、ポーネグリフの解放やリリィ女王の手紙から、この世界が根本的に変わる日を予言していたでしょう。イム様がリリィ女王を裏切り者と呼んでいた理由は、自分の意にそぐわない行動をした彼女への怒りだと解釈されました。

しかし、コブラ王によって明かされた新事実を受け、イム様のリリィ女王への考えが変わることも予想されます。一方、イム様は女王の子孫であるビビに執着しています。女王のシルエットはビビに似ており、女王に特別な感情を抱いていたとも読み取れるでしょう。

ネロナ・イム聖がビビに執着する理由

ルフィたちの写真をぞんざいに扱う一方、ビビの写真だけは大切そうに見つめていたイム様。また、ビビが欲しいとも語っており、ビビへ並みならぬ執着を抱いているでしょう。しかし、ビビは天竜人にとって良い印象のないアラバスタ王国の王女です。さらに、Dの一族であったことが判明し、国ごと抹殺されかねない危険もはらんでいます。

なぜ、そこまでビビに執着するのか、その理由はリリィ女王との関係から紐解くことが出来るでしょう。現時点では、ネロナ・イム聖とリリィ女王の関係は不明です。しかし、イム様のリリィ女王の話題に対する反応から、2人は特別な関係にあったと予想されます。または、リリィ女王に一方的な好意を持ち、物理的な距離が広がってしまったことへの怒りや憎しみから、アラバスタ家を裏切り者呼ばわりしているでしょう。

さらに、イム様とビビといえば、ワンピースの21巻・22巻のコミックス表紙にも、2人の関係を示す伏線が張られていました。21巻・22巻は横一列に並べることで、麦わら一味とクロコダイル一味が向き合うような構図が見えます。さらに、コミックス2冊の背景には何重にも広がる半円が描かれ、合わせると一つの多重円が浮き上がります。

その円は、まるでイム様の特徴的な目と非常に似ており、イム様の登場を示した伏線とも考えられます。果たして、コミックスの多重の円は偶然だったのでしょうか。それとも、この仕掛けを完成させた後に、イム様の構想を思いついたかもしれません。

ネロナ・イム聖とズニーシャの関係

何重にも描かれた目が印象的なネロナ・イム聖。ワンピースでは最強の剣豪・ミホークの他、象主ことズニーシャにも見られます。大罪を犯した罰として、1000年以上にわたって海を放浪し続けることを強制されたズニーシャ。どのような経緯で大罪を犯したのか、詳細は一切分かりません。一方、イム様と同じ目をしている点から、イム様またはネロナ家との関係が考えられるでしょう。

ここから、ズニーシャの大罪とは、王家であるネロナ家を裏切った行為と推測されます。また、ズニーシャの背中にはポーネグリフと光月家と関係の深いミンク族が住んでいます。もしかしたら、リリィ女王からポーネグリフを託され、それらをミンク族が守っているでしょう。一方、ズニーシャが大罪を犯した時期から空白の100年に差し掛かるまで200年の間が空きます。

もし、ネロナ・イム聖の不老不死の処置が1000年前に施されていた場合、空白の100年の当事者になることに矛盾は生じません。さらに、イム様が世界のトップに君臨している点から、空白の100年はイム様の手で仕組まれた戦争とも考えられます。そして、戦争を現実化するためにズニーシャを利用し、彼に罪を負わせる結果となったでしょう。

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ネロナ・イム聖に関する感想や評価

ネロナ・イム聖に関する感想や評価・イメージ画像

「ネロナ家のイム聖」という名前から、ネロナ家出身の男性であることが判明したイム様。また、「ネロナ」の由来からは、神または皇帝ネロを連想させるでしょう。果たして、イム様の正体は名前の由来の通り、ワンピース世界の神仏的な存在でしょうか。それとも、暴君ネロのような独裁者の可能性も否定できません。以下では、「ワンピース」のネロナ・イム聖に関する感想や評価を紹介します。

感想1:イム様の正体を考察するごとに怖くなってきた

最新刊・17巻ではこれまで明かされなかったネロナ・イムの正体が判明するなど、密度の濃い一冊となったでしょう。五老星よりも上に立つイム様とは何者なのか、本名やネフェルタリ王家との関係が語られるも、詳細はいまだ不明となっています。一方、SNSでは、イム様の正体を考察するほど怖くなってきたとの感想も寄せられ、イム様という存在自体が得体のしれない恐怖を掻き立てるでしょう。

感想2:イム様はオペオペの実を使った?

イム様の本名がネロナ・イム聖であり、空白の100年の時代に実在した説が有力視されている中、イム様の不老不死説も濃厚となりました。イム様の不老不死はオペオペの実の能力によるもので、悪魔によって永遠の命を得たとも考えられています。一方、オペオペの実の能力を使うには、能力者の命と引き換えになります。イム様のために自らの命を犠牲にした前の能力者の正体も気になるでしょう。

感想3:ビビが欲しい本当の理由を考察

ネフェルタリ・リリィとの関係が示唆されたイム様といえば、「ビビが欲しい」というセリフも意味深でしょう。セリフをそのまま捉えるとビビその人が欲しいと聞こえるも、実はビビの身体の乗っ取りとも考察されています。一方、イム様は男性とされるも、シルエットや口調からは女性的なイメージを彷彿させ、リリィの身体を乗っ取った姿が現在のイム様の姿とも考えられています。

感想4:虚の玉座に座れることに疑問を持つ

本来、虚の玉座には誰も座れないはずであり、王家のリーダーと考えられるネロナ・イム聖ですら許されないことでしょう。また、虚の玉座への誓いは20人全ての王によって行われ、誓いを立てたであろうイム様が座ることは変だと指摘されています。また、明らかに1人の独裁者を生むような、1人しか座れない玉座を創ったのか、虚の玉座の存在そのものに疑問を投げかける声も見られます。

感想5:本名にミドルネームがある?

作中の「ネロナ家のイム聖」から、イム様の本名はネロナ・イムと考えられました。しかし、なぜ、「ネロナ・イム」と表記しなかったのか、疑問に感じた方もいるでしょう。SNSでは、作中でのイム様の本名の表記に違和感を覚えた、ミドルネームが隠されているとも考察されています。ネフェルタリ王家がDの一族であったように、ネロナ家にも何かしらのミドルネームがあってもおかしくはないでしょう。

感想6:イム様に征服された世界?

表向きは、20人の王によって世界政府が樹立したと言われるも、実際はネロナ・イム聖が独裁者として君臨する世界となっています。一方、空白の100年はDの一族と20人の王との戦いとされるも、戦争の引き金は何だったのかは明かされていません。一方、SNSでは、ジョイボーイの民衆からの人気にイム様が嫉妬し、世界を征服して誕生させたのが現在のワンピース世界とも考察されています。

感想7:魂となって転生を繰り返している?

空白の100年やそれ以前から生き永らえている可能性が浮上したネロナ・イム聖。彼の不老長寿の理由はオペオペの実説が有力視されるも、肉体を変えながら転生を繰り返しているとも考察されています。魂を新しい肉体に変えることも、不老不死を実現できる手段です。そして、ワンピースならば、魂を別の肉体に移す能力を持った悪魔の実が存在する可能性も高く、イム様クラスならばその実の入手も容易でしょう。

感想8:イム様に勝つことがワンピースの正体につながる

名前の由来から、ワンピース世界の神仏のような存在とも言われるネロナ・イム聖。今後の展開にて、ルフィの前に立ちふさがるラスボスとしても注目されています。また、SNSではワンピースの正体は、イム様に勝つための何かとも考えられています。ワノ国編で太陽の神・ニカに目覚めたルフィ。一方、イム様は太陽の光に弱い説も浮上しており、太陽の力とワンピースを合わせることでイム様に勝てると考察されています。

感想9:イム様の性別を考察

ネロナ・イム聖からイム様の名前の由来が気になる一方、「聖」がつくことからイム様の性別は男性で間違いないでしょう。しかし、イム様の登場シーンからは女性的なイメージが強く、女の子っぽいとの意見も見られます。また、SNSでは名前の由来となった「神」やイワンコフのセリフから、イム様は性を超越した存在とも考察でき、ネロナ・イム聖とは便宜上の名前とも捉えられるでしょう。

感想10:世界秩序のリセットを目論んでいる

世界会議の終了後、革命8か国の1つ・ルルシア王国を島ごと消滅させたイム様。SNSでは、イム様や五老星の行動から世界秩序を無理やりリセットさせようとしているとの意見も見られます。また、新世界編に突入してからは、世界のタブーに触れた者への粛清が行われ、コブラ王の暗殺もその一例でしょう。なぜ、そこまでしてタブーの消滅を目指すのか、自分たちにとって不都合が歴史が明かされる予兆とも捉えられます。

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ネロナ・イム聖まとめ

「ワンピース」のネロナ・イム聖まとめ・イメージ画像

「ワンピース」のネロナ・イム聖の本名や名前の由来、性別や年齢、不老不死の理由などをネタバレ考察しました。イワンコフのセリフから、本名や年齢が判明したイム様。さらに、名前の由来から20の王家の中でも特別な存在だったと考察できます。作中では、ネフェルタリ・リリィ女王との関係が示唆されたイム様。本名が明かされたことで、イム様の謎が明かされる日も近いでしょう。

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