【ワンピース】フィガーランド・ガーリング聖とは何者？シャンクスの父親説も考察

映画「FILM RED」からシャンクスの父親の正体と考察されるフィガーランド・ガーリング聖。神の騎士団の団長を務め天竜人であり、かつてゴッド・バレーの王者と呼ばれた強者です。また、本編ではミョスガルド聖の処刑を執行しており、天竜人の中でも特別な存在だと推測されています。以下では、ワンピースのフィガーランド・ガーリング聖の正体やシャンクスの父親説、ガーリング聖の若い頃について考察しました。

「週刊少年ジャンプ」の看板作品であり、国内で絶大な人気を誇る「ワンピース」。1997年に連載が開始された尾田栄一郎先生による海洋冒険ロマンです。単行本は2023年11月時点で計107巻が刊行され、2022年には、国内累計発行部数4億部を突破しました。また、1999年からテレビアニメや劇場版シリーズも開始され、メディアミックスが行われています。

「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」を巡り、世界中の海賊たちが覇権を争う大海賊時代。東の海・フーシャ村に暮らす少年・ルフィも、海賊王を目指して偉大なる航路へ突入します。仲間と共に麦わら一味を立ち上げ、海賊や海軍との戦い、様々な人との出会いや別れを経ながら、新世界に突入したルフィ。同時に、各地で異変が起きはじめ、世界が大きく変わろうとしていました。

神の騎士団のトップを務め、五老星からも特別視されているフィガーランド・ガーリング聖。若い頃は「ゴッド・バレーの王者」と呼ばれ、謎多きゴッド・バレー事件との関係が示唆されています。天竜人の中でも、特別な家柄の出身とも言われるガーリング聖。今後のワンピースにどのように絡んでくるのか気になるでしょう。以下では、「ワンピース」の天竜人のフィガーランド・ガーリング聖について紹介します。

ワンピース・天竜人の家柄で新たに登場したフィガーランド家。2022年公開の映画「FILM RED」で先行登場し、赤髪のシャンクスとの因縁が示唆されました。本編ではエッグヘッド編で登場し、当主は神の騎士団のガーリング聖と推測されます。一方、天竜人の取調べや刑の執行を担う、神の騎士団の最高司令官を輩出した家柄でもあります。

神である天竜人を裁くことが許された神の騎士団。神と呼ばれる天竜人を裁くことが許された特別な地位であり、そのトップに君臨するのがガーリング聖です。

神の騎士団の最高司令官であり、三日月と十字架を合わせたような髪型と髭、サングラスが特徴の老年の男性です。騎士団のトップらしく剣を携えており、いかつい雰囲気を醸しています。作中では、神の騎士団の権限で、罪を犯した天竜人の処刑を執行しました。天竜人らしい価値観を披露したガーリング聖。天竜人以外の者の肩を持つ者に対しても厳しい態度を取り、すさまじい差別意識の持ち主でしょう。

映画「FILM RED」から、シャンクスの父親の正体だと考察されるフィガーランド・ガーリング聖。一方で、シャンクスの親類との見方もあり、両者は何かしらのつながりがあるでしょう。また、本編ではガーリング聖の若い頃の姿がシャンクスとそっくりと指摘されています。この描写も父親説を深めているでしょう。以下では、「ワンピース」のフィガーランド・ガーリング聖の正体や、シャンクスの父親説について考察しました。

かつて「ゴッド・バレーの王者」と呼ばれ、ゴッド・バレー事件に巻き込まれた可能性も浮上したフィガーランド・ガーリング聖。ワンピースの本編ではガーリング聖の若い頃の姿が登場しており、シャンクスにそっくりと言われています。また、映画「FILM RED」では、シャンクスとゴッド・バレーの知られざるつながりが明かされました。

ゴッド・バレー島にて、宝箱に入っていたところをロジャーに拾われたシャンクス。作中の時系列からゴッド・バレー事件と重なります。また、映画版での五老星のセリフから、シャンクスがフィガーランド家の血筋だと言及されています。一方、ゴッド・バレーはガーリング聖が王者として君臨していた島です。シャンクスが拾われた場所・時期からガーリング聖との親子説が浮上しました。

また、ガーリング聖の親類説も有力視されており、2人はフィガーランド家の血筋を引く者同士とも予想されます。一方、神の騎士団にはシャンクスにそっくりなシルエットも登場しています。ここからシャンクスの兄弟の可能性も浮上し、ガーリング聖とシャンクスの関係を強めているでしょう。

神の騎士団の最高司令官であり、天竜人の刑の執行を許されたフィガーランド・ガーリング聖。その正体は不明な点が多いものの、騎士団の団長という立場からかなりの腕前と予想されます。また、イム様や五老星のように異形に変身できる能力もあるでしょう。一方、神の騎士団との戦いについて、ドラゴンが懸念するシーンから、かなりの実力者だと読み取れます。

元天竜人のドフラミンゴの例から、圧倒的な強さを持つ天竜人がいてもおかしくはなく、そのような人々で構成された集団が神の騎士団でしょう。そして、それらのトップに君臨するガーリング聖の強さも、相当なものと考えられます。一方、ワンピースでは血筋によって強さが左右することもあります。もしかしたら、フィガーランド・ガーリング聖の強さはシャンクスに匹敵するでしょう。

フィガーランド・ガーリング聖とシャンクスが血筋での繋がりがあったことは確実であり、今後の展開によっては2人の戦いは避けられないでしょう。神の騎士団の団長として、天竜人に歯向かう海賊たちとの戦いが予想されるガーリング聖。一方、シャンクスも、天竜人の血筋を引く人間として、天竜人に刃を向けるでしょう。

また、ガーリング聖とシャンクスが対峙する展開が訪れた場合、2人の関係性も明らかになると推測されます。フィガーランド家の血筋であり、ひょんなことからロジャーに拾われたシャンクス。果たして、父親はガーリング聖なのか、それとも彼の身内なのでしょうか。2人の今後の動向も気になるでしょう。

「ゴッド・バレーの王者」の異名から、かなりの強さを秘めていると推測されるフィガーランド・ガーリング聖。彼がそのように呼ばれた理由は、ゴッド・バレー島で開催されたある大会がきっかけでした。一方、ゴッド・バレーといえば、ロックス海賊団が壊滅した事件の舞台でもあります。ガーリング聖との関係はあるのでしょうか。以下では、「ワンピース」のフィガーランド・ガーリング聖の若い頃のエピソードなどを紹介します。
 

ワンピースの謎であるゴッド・バレー事件。現在は島そのものが消滅しており、世界地図からも抹消されました。過去には天竜人が住んでいたと言われ、その正体はフィガーランド・ガーリング聖と推測されています。さらに、ガーリング聖はゴッド・バレーの王者と言われ、島の実権は彼が握っていたでしょう。しかし、38年に起きたゴッド・バレー事件を機に、マリージョアへ帰ったと考えられます。

ゴッド・バレー事件とは、その島に住む天竜人と奴隷を守るため、ガープとロジャーが手を組み、ロックス海賊団を壊滅させた一連の出来事です。一方、天竜人の正体や事件の引き金など詳細な情報は不明であり、ガーリング聖との関連も憶測にすぎません。

ワンピースの漫画1095話にて、フィガーランド・ガーリング聖がゴッド・バレーの王者と呼ばれたいきさつが語られました。本編の38年前、天竜人（世界貴族）では3年に1度開催される先住民一掃大会が始まります。その年は、世界政府非加盟国のゴッド・バレー島が舞台となり、マリージョアから天竜人が降りてきました。もちろん、参加者の中には若きガーリング聖もいました。

ゴッド・バレー島に天竜人が次々と集まる中、国王は遊びで人を殺す天竜人に怒りを露わにします。その時、ガーリング聖の剣が振り下ろされ、国王が殺害される事態が起きました。まだスタート前であり、会場は騒然となります。しかし、ガーリング聖の行いはお手つきとみなされ、マイナス1万ポイントが付与されました。人狩りを悪いことと思うどころか、ポイント付与をハンディと解釈するガーリング聖。

それは、他の天竜人も同じであり、彼らはゴッド・バレー島の住民を人とみなしていませんでした。もちろん、天竜人のゲームのために狩られる側となった住民にとってもたまったものではないでしょう。一方、先住民一掃大会はゴッド・バレー事件が起きた年代と一致します。もしかしたら、天竜人の非人道的なゲームがきかっけで、ゴッド・バレー事件が勃発したとも考えられるでしょう。

また、ゴッド・バレーといえば、ガープとロジャーによって壊滅に追い込まれたロックス海賊団もあげられます。後に名を馳せる大海賊たちが一同に集まったロックス海賊団。どのようなきっかけでゴッド・バレーを襲撃したのか、彼らの目的はいまだ謎とされています。一方、ガーリング聖の過去エピソードから、天竜人の先住民一掃大会が襲撃のきっかけと考えられるでしょう。

当初はある目的からゴッド・バレー島に近づいたものの、同じ頃、島内では天竜人による非人道的な行為が行われていました。そこで、島民を天竜人から守ることを口実に、目的を達成しようと目論んだでしょう。しかし、天竜人への攻撃は許されない行為であり、天竜人から海軍へ出動要請を入れました。その後、ガープとロジャーによってロックス海賊団は壊滅したものの、1つ気がかりなことが残ります。

それは、ゴッド・バレー島で行われた先住民一掃大会であり、島民の命をもてあそんだ天竜人にとって不都合な過去となっていました。この事実が世界中に広まれば、今の世界体勢を揺るがしかねない革命が起きることは避けられません。そこで、天竜人にとって不都合な事実を隠蔽するために、ゴッド・バレー島の消滅が決行されたでしょう。

さらに世界地図からも抹消され、ゴッド・バレーやロックス海賊団の存在も消されました。ゴッド・バレー事件には天竜人もいたことが判明しています。天竜人の正体はガーリング聖または、一掃大会に来ていた天竜人を指すと推測されています。

世界会議後、魚人を庇った罪で処刑されたことが判明したドンキホーテ・ミョスガルド聖。彼の処刑を執行したのが、神の騎士団のフィガーランド・ガーリング聖でした。天竜人らしい考えを持ち、ミョスガルド聖にも厳しい言葉を浴びせたガーリング聖。その正体は、天竜人を裁くことができる上位の存在とも考察できます。以下では、ガーリング聖によって行われた、ドンキホーテ・ミョスガルド聖の処刑をネタバレ紹介します。

天竜人の中でも異色の存在であるドンキホーテ・ミョスガルド聖。かつては、多くの奴隷をかかえる傲慢な性格でした。しかし、リュウグウ王国のオトヒメ王妃に命を救われたことで改心しました。私生活でも奴隷を持たない生活を送り、天竜人の間では「奇人」扱いをされています。

世界会議（レヴェリー）の開催を受け、200年ぶりにマリージョアへ降り立ったリュウグウ王家。魚人族というと独特の見た目が目を引く一方、人魚姫のしらほしは会場の注目の的でした。もちろん、天竜人もしらほしを見逃すわけがありません。美しいしらほしをわがものにするべく、彼女に襲い掛かったチャルロス聖。その時、ミョスガルド聖がしらほしを庇いに出ました。

オトヒメ王妃に人間にしてもらった、と助けてくれた恩を忘れずにいたミョスガルド聖。その後も、部下を使ってチャルロス聖を襲撃するなど、レヴェリー開催中はしらほしを護りました。一方、天竜人にとって魚人族は奴隷であり、ミョスガルド聖の行動も問題視されます。神の騎士団から取調べを受け、魚人族を庇った罪で処刑が決定しました。

そして、ミョスガルド聖の刑を執行した者が、神の騎士団のフィガーランド・ガーリング聖でした。天竜人らしい価値観を持つガーリング聖にとっても、ミョスガルド聖の思想は許しがたいものです。魚人をゴミと称し、さらに魚人を庇ったミョスガルド聖はそれ以下だと言い放ち、処刑しました。フィガーランド・ガーリング聖の思想がもっとも現れたシーンでしょう。

ガーリング聖の若き日がシャンクスに似ていたことから、2人の血縁関係が浮上したワンピース。本編では、ガーリング聖の冷酷さが強調され、天竜人らしい考えの持ち主でしょう。一方で、シャンクスとの血縁関係も浮上しています。ガーリング聖はシャンクスの父親なのか、それとも一族の者なのでしょうか。以下では、ワンピースのフィガーランド・ガーリング聖に関する感想や評価を紹介します。

ワンピース本編にも登場し、その正体やシャンクスとの関係について考察が飛び交っているフィガーランド・ガーリング聖。一部ではシャンクスの父親説が考えられるも、ガーリング聖の子供は別にいるとも言われています。映画でもガーリング家が言及され、シャンクスとの関係は濃厚とされています。もし、両者に繋がりがあった場合、世界会議編で五老星と対面したシャンクス似の男性の正体も気になるでしょう。

ワンピースでは天竜人は「神」とみなされており、ドンキホーテ・ミョスガルド聖の処刑は、本来ならばあり得ないことでしょう。一方、ミョスガルド聖に処罰を下したのは神の騎士団であり、最高司令官はガーリング聖です。天竜人を処刑できるという点からかなりの権限を持っていると推測され、ガーリング聖や他の神の騎士団は、天竜人の中でも力のある存在と考えられています。

ガーリング聖のキャラは典型的な天竜人であり、魚人に対する考えや彼らを庇ったミョスガルド聖への態度からも、かなりの差別意識を持っているでしょう。ファンの間でも、ガーリング聖の価値観について批判的な意見が寄せられています。一方、キャラデザについては、現代と過去編共にかっこいい、イケメンと評されており、過去編のガーリング聖はシャンクスに似てるとも指摘されています。

神の騎士団のトップであり、剣を携帯している描写からかなりの使い手と予想されるフィガーランド・ガーリング聖。一方、ワンピースで最強の剣士といえばミホークであり、ガーリング聖と比べた場合、どちらが強いのか議論が交わされています。ガーリング聖に関してはすでに老齢なので、ある程度の衰えこそあるものの、神の騎士団としての活動から、まだまだ剣の腕前は強いと思われるでしょう。

何も言わなければかっこいいキャラであり続けたガーリング聖でしたが、ミョスガルド聖の処刑で放ったセリフが物議を醸しています。作中では、天竜人の他種族への差別描写こそあったものの、ガーリング聖の魚人族への差別はひどすぎると感じた方も多いでしょう。魚人族をゴミを言い、彼らを庇ったミョスガルド聖はゴミ以下と評したことに、見た目がかっこいいのに複雑な気分になったとの声が寄せられています。

フィガーランド・ガーリング聖の魚人族への考えは、単なる差別意識とは思えないとも言われ、何か理由があるのではと考察されています。SNSでは、地球の覇権をかけて天竜人と魚人が壮絶な戦いを繰り広げたとも予想されています。地上で暮らす者を見下す天竜人ですが、その中でも魚人への差別は凄まじく、過去または空白の100年の間に何かがあったことを示唆しているでしょう。

ガーリング聖といえば、ゴッド・バレー島との関連があり、ゴッド・バレー事件が起きた同じ年にその島に降り立っています。ガーリング聖と事件は無関係との見方がされる一方、38年前に降り立ったという事実は、両者につながりがあることを示唆しているでしょう。一方、SNSでは、ロックスとガーリング聖が同一人物との考察もみられ、いまだ謎多きロックスとの関係にも注目が集まっています。

ガーリング聖と繋がりのあるゴッド・バレー島はシャンクスがロジャー海賊団に拾われた場所でもあります。ゴッド・バレーという共通の場所も、ガーリング聖とシャンクスの親子説を強めています。本編で突如、語られたガーリング聖の過去。ゴッド・バレー事件前の出来事と推測され、シャンクスを海賊に奪われたガーリング聖の悲しい過去との解釈されています。

かつてゴッド・バレーの王者と呼ばれたガーリング聖。先住民一掃大会にて島の国王を殺害し、島はガーリング聖のものだったと推測されます。しかし、ゴッド・バレー島は事件後に消滅し、世界地図からも抹消されました。SNSでは、ゴッド・バレーの開拓中に島を消されたとも考察され、神の騎士団の最高司令官という地位に不満を持っているとも見られています。また、天竜人間での内部分裂が起きるとも予想されています。

いまだ全貌が解明されていないゴッド・バレー事件。ガーリング聖もゴッド・バレー島に関係していたことが言及され、事件当時、島にいた天竜人はガーリング聖と考えられています。一方、ゴッド・バレー島では、同じ年に天竜人による一掃大会とロックス海賊団の事件が勃発し、2つの出来事には繋がりがあると考察されています。しかし、2つの出来事を合わせると矛盾が生じてしまい、どうなっているのかとの声も寄せられています。

ワンピースのフィガーランド・ガーリング聖の正体やシャンクスの父親説、ゴッド・バレーの王者と言われた理由などを考察しました。映画や原作漫画からシャンクスとのつながりが示唆されたガーリング聖。その正体はシャンクスの父親、または同じ一族とも考察されています。また、若き日のエピソードから、ゴッド・バレー事件との関連も浮上しています。ガーリング聖の正体は何者か、ファンの注目を集めています。