【ワンピース】トットランドはどんな場所?万国にいない3つの種族とは?

『ワンピース』には、ホールケーキアイランド編というエピソードが登場します。ホールケーキアイランド編の舞台となったのが、トットランド(万国)です。トットランドはビッグ・マムが支配している国で、世界中のさまざまな種族が住んでいます。しかし、トットランドには、3種類だけ存在しない種族がいることがわかっています。本記事では、トットランドにいない種族が何か、考察してまとめます。

【ワンピース】トットランドはどんな場所?万国にいない3つの種族とは?のイメージ

目次

  1. トットランドが登場するワンピースとは?
  2. トットランドはどんな場所?
  3. トットランドにいない3つの種族
  4. トットランドが登場するホールケーキアイランド編とは?
  5. トットランドに関する感想や評価
  6. トットランドまとめ

トットランドが登場するワンピースとは?

ワンピースの概要

『ワンピース(ONE PIECE)』は、日本だけでなく世界でも人気が高い冒険漫画です。作者は尾田栄一郎さんで、掲載誌は集英社の週刊少年ジャンプです。週刊少年ジャンプでは1997年から連載が始まり、瞬く間にジャンプの看板作品となりました。連載はすでに25年以上も続いており、2023年11月時点でコミックスは107巻まで発売されています。

2015年には、「最も多く発行された単一作者によるコミックシリーズ」で、ギネス世界記録に認定されました。その後もこの世界記録は更新され続け、2022年8月時点での累計発行部数は5億1000万部を超しています。ワンピースは1999年からテレビアニメが始まり、こちらもロングラン作品となっています。ワンピースはテレビアニメだけでなく、多くの劇場版アニメも制作されています。

ワンピースのあらすじ

フーシャ村で育った少年のルフィは、小さい頃から海賊に憧れていました。ルフィは17歳になると、海賊王になることを目指して海へと旅立ちます。ルフィは旅の途中で多くの出会いを繰り返し、徐々に仲間を増やしていきます。ルフィたち一行は数々の強敵を討ち果たしたことで、他の海賊や海軍たちの間でも有名な存在となりました。ついには四皇となったルフィは、最後の島であるラフテルを目指して冒険を続けるのでした。

ONE PIECE.com(ワンピース ドットコム)

トットランドはどんな場所?

トットランド(万国)はビッグ・マムが治める国

ワンピースに登場するトットランド(万国)は、ビッグ・マムが統治している海域のことです。中心にはビッグ・マムが住んでいるホールケーキアイランドがあり、その周りに34個の島が点在しています。この海域にあるすべての島がビッグ・マムの支配下にあり、住民は半年に一度1ヶ月分の寿命を差し出す義務を課されています。

寿命を差し出す代わりに生活と身の安全を保証されるため、住民たちは大人しくこの方針に従っています。「万国」というだけあって、トットランドには世界中のありとあらゆる種族が暮らしています。トットランドには人だけでなく、喋る植物や食品なども存在しています。これは、ビッグ・マムが悪魔の実の能力によって、無機物に命を与えているためです。

トットランドには多くの島とそれを治める大臣がいる

トットランドの中心にあるホールケーキアイランドは、女王であるビッグ・マムが直接統治しています。しかし、周囲の島すべてを1人で管理することはできないため、ビッグ・マムは自分の子供たちを大臣として島々に派遣しています。それぞれ「キャンディ大臣」や「ビスケット大臣」などの名前がついており、トットランドのお菓子の家の建築なども手掛けています。

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トットランドにいない3つの種族

ワンピースのビッグ・マムは、あらゆる人種が一緒に暮らせる世界を創ることを理想としています。そのため、トットランド(万国)には、世界中のほとんどの人種が集まっています。しかし、すべての人種が揃っているわけではなく、トットランドにいない人種もいます。ビッグ・マムはワンピースの作中で、自分の国にはあと3種の種族がいないと言いました。ここでは、トットランドにいないといわれている3つの種族を考察してまとめます。

トットランドにいない3つの種族①巨人族

トットランド(万国)にいない3つの種族のうちのひとつは、巨人族であると推察されます。ホールケーキアイランド編でヴィンスモーク・ジャッジは、トットランドに巨人族がいないことをビッグ・マムに指摘していました。この指摘を受けたビッグ・マムは表情を険しくして、ジャッジを睨みつけました。このときは偶然見かけなかっただけだとごまかしましたが、トットランドに巨人族がいないのは確かでしょう。

なぜなら、ビッグ・マムは巨人族に嫌われているからです。ビッグ・マムは小さい頃、巨人族と一緒にエルバフの村で暮らしていました。エルバフでは毎年冬至祭というものが行われ、その祭りまでの12日間は断食が義務づけられていました。ビッグ・マムは断食7日目にして発作を起こし、巨人族の英雄であるヨルルを殺してしまったのです。この事件がきっかけで、ビッグ・マムは巨人族から忌み嫌われる存在となります。

さらにその後、ビッグ・マムは巨人族から慕われていたシスターカルメルを食べてしまいます。この様子をエルバフの戦士が見ていたことで、ビッグ・マムがカルメルを食べた事実が巨人族全体の耳に入ります。こうしてビッグ・マムは、巨人族の間では名前を出すことすら憚れるような禁忌の存在となりました。これほどまでにビッグ・マムを嫌っている巨人族が、トットランドに住むことはないでしょう。

トットランドにいない3つの種族②キングの種族

ワンピースのキングは百獣海賊団のメンバーで、カイドウの右腕敵存在でもあります。ビッグ・マムはキングと対峙した際、キングのことをトットランド(万国)にいない3つの種族のうちのひとつだと言いました。そして、自分の海賊団に入るよう勧誘します。キングがビッグ・マムに勧誘された時点では、まだキングの素性は明らかになっていませんでした。

その後、物語が進む中で、キングはルナーリア族であることが判明します。ルナーリア族はすでに絶滅したといわれるほど数が少ないため、トットランドにもいないのでしょう。キングはビッグ・マムの仲間になることを断っているため、トットランドにルナーリア族が加わることはないと推察されます。

トットランドにいない3つの種族の最後の1つは不明?

トットランド(万国)にいない3つの種族のうちの最後の1つに関しては、ほとんど情報がない状態です。ビッグ・マムはキングとの会話の中で、残りの1種は歴史の彼方に消えたと言いました。そのセリフから、現在ではすでに絶滅している種族であると考えるのが自然です。もしもまだその種族が存在していたとしても、トットランドに住む可能性は限りなく低いでしょう。

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トットランドが登場するホールケーキアイランド編とは?

ホールケーキアイランド編とは?

ワンピースのホールケーキアイランド編は、ビッグ・マムと麦わらの一味の戦いが描かれているエピソードです。ホールケーキアイランド編では、サンジの過去の詳細も明かされました。また、後に麦わらの一味の仲間となる、ジンベエが活躍するエピソードでもあります。ホールケーキアイランド編は面白いと評判で、ファンの間でも評価の高いエピソードです。

ホールケーキアイランド編のあらすじ

ゾウ編の終盤、サンジがヴィンスモーク家の3男であることが明かされます。そして、サンジのもとには、サンジとビッグマムの娘であるプリンとの結婚式の招待状が届きました。その場ではっきりと断るサンジでしたが、恩人であるゼフを人質にとられてしまいます。サンジは自分1人でケリをつけるため、ナミにルフィへの手紙を託してビッグ・マムのもとへと向かいました。

ルフィたちはサンジを取り戻しに行くため、ホールケーキアイランドへと乗り込むことを決めます。そこでサンジの婚約者であるプリンと偶然出会ったルフィたちは、プリンの協力を得てホールケーキアイランドへと上陸しました。しかし、上陸した場所は、「誘惑の森」という危険な場所でした。誘惑の森で偽物の自分と戦うことになったルフィは、ナミたちを先に行かせます。

しかし、ナミもブリュレの罠にはまり、ピンチに陥ってしまいました。一方ジェルマの城に滞在していたサンジは、幼少期の辛い記憶を思い出します。サンジは父親や兄弟から「出来損ない」と蔑まれ、ひどい虐待を受けていたのです。久しぶりに父親のジャッジと対面したサンジは、プリンとの結婚を拒否し、ジャッジの怒りを買います。サンジはジャッジと戦いますが、ジェルマの科学力によって敗れました。

サンジは島から出ると腕が吹き飛ぶ腕輪をつけられ、見動きが取れなくなってしまいます。誘惑の森ではナミとルフィがようやく合流しますが、そこにビッグマムが放った刺客が現れます。ルフィは刺客のクラッカーに苦戦しますが、激闘の末クラッカーを倒しました。サンジは仲間たちを守るため、逃げ出すことを諦め、ビッグ・マムの城へと向かいます。

それを知ったルフィやナミたちは、サンジ救出のためにビッグ・マムの城へ急ぐことにします。ようやくサンジと会えたルフィでしたが、サンジはルフィたちを巻き込まないため、わざと冷たく接しました。そして、サンジはルフィに容赦なく攻撃し、ほとんど手を出さなかったルフィはサンジによって倒されます。それでもサンジを諦めなかったルフィでしたが、「怒りの軍団」によってナミとともに連行されてしまいました。

ビッグ・マムの城へと到着したサンジは、プリンと2人きりで話をする機会に恵まれ、プリンの優しさに心を打たれます。そして、プリンとの結婚を決意しますが、プリンに騙されていたことを知ります。同じくサンジがプリンに騙されていたことを知ったルフィは、怒りのままにサンジのもとへ突き進みます。そして、ルフィとサンジは、決別した場所で再会しました。

サンジはそこでようやく本心を打ち明け、麦わらの一味へと戻ったのでした。ビッグ・マム打倒に動き出したルフィたちは、結婚式で決着をつけようと計画を立てます。サンジとプリンの結婚式は、ルフィたちの乱入により大騒ぎになりました。その後、ルフィは鏡の世界でカタクリを倒し、結婚式会場ではビッグ・マムの食い煩いが起こります。プリンとサンジは協力してウェディングケーキを作り、ビッグ・マムの食い煩いを収めました。

正気に戻ったビッグ・マムは、トットランドから逃げようとする麦わら一味を追い始めます。しかし、ジンベエたちの助けによって、ルフィたちはビッグ・マムから無事逃げ切ることができました。ホールケーキアイランド編では、サンジの救出は成功したものの、ビッグ・マムとの戦いには決着がつきませんでした。ビッグ・マムはその後のワノ国編にも登場し、キッドやローと死闘を繰り広げる様子が描かれています。

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トットランドに関する感想や評価

ワンピースのトットランド(万国)は、「住みたい国」として評判です。トットランドに住んで、お菓子を思いっきり食べたいと考える人が大勢いました。また、トットランドの町並みなどがかわいいことから、トットランドに住みたいと思う人もいるようです。

トットランド(万国)に住みたいと考える人がいる一方、トットランドだけは絶対に住みたくないという感想もありました。トットランドで暮らすためには、半年に一度寿命を差し出さなければなりません。寿命を減らしたくない人にとっては、トットランドはワンピースの中でもトップクラスに嫌な島だと感じるようです。逆に、少ない寿命で平和に暮らせるのであれば、安い対価だと考えている人もいました。

トットランド(万国)にいない3種族のうち、最後のひとつだけはわかっていません。そのため、最後の1種族が何なのか、気にするコメントが多く上がっていました。トットランドにいない種族に関しては、ファンの間で考察が盛り上がっています。人によって候補に上げる種族はさまざまですが、バッカニア族だと考える人が多いようです。

ワンピースのトットランド(万国)は、どのような種族でも受け入れている国です。それにも関わらず、トットランドの内部では外見による差別が起きています。平等な国であるはずのトットランドで起きる差別に、違和感を抱く人もいました。

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トットランドまとめ

ワンピースのトットランド(万国)にいない種族や、トットランドが登場するホールケーキアイランド編のあらすじなどをまとめました。トットランドはビッグ・マムが統治する国で、世界中の様々な種族が共存できる場所です。ただ、全部の種族が揃っているわけではなく、トットランドにいない種族も存在します。

トットランドにいない種族が何かは一部不明のままですが、今後作中で明かされることもあるでしょう。トットランドが登場するホールケーキアイランド編では、これまで謎に包まれていたサンジの過去も知ることができます。サンジとルフィの決闘など熱い展開も多く、何度読んでも感動すること間違いなしです。トットランドにいない種族を推測しながら、ホールケーキアイランド編を振り返ってみるのも良いでしょう。

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