【呪術廻戦】呪術師の階級・等級一覧！特級から4級までの強さ・キャラを紹介

呪術師の階級と等級を見る前に、まずは「呪術廻戦」の基本情報を紹介していきます。呪術廻戦は2018年から連載されている漫画で、2023年11月時点でコミック24巻が刊行されています。2020年からはアニメが放送されており、アニメでは「モブサイコ100」「終わりのセラフ」「ヴィンランド・サガ」などの作品に携わっている瀬古浩司がシリーズ構成を担当しました。

呪術廻戦の主人公は虎杖悠仁です。虎杖悠仁は宮城県出身の高校生で、生まれながらに人間離れした身体能力を持っています。物語冒頭で呪霊の騒動に巻き込まれ、指を飲み込んだことで両面宿儺の器になり、五条悟の計らいで呪術高専に通うことになりました。渋谷事変では、最強の呪術師である五条悟が封印され、残された呪術師たちが五条悟を復活させるために行動していきます。

ここからは、呪術廻戦に登場した呪術師の階級と等級を一覧で紹介していきます。呪術師は階級で分けられており、高い階級を持つキャラクターが強い呪霊と戦っています。各階級の特徴と強さを一覧でまとめていきます。

呪術廻戦の特級呪術師は、呪術師の最高等級です。「単独での国家転覆が可能」という条件があり、京都校の楽巌寺嘉伸は「一般的な呪術師のナナメ上にある存在」と表現していました。特級呪霊にも勝てる頼もしい存在ですが、呪術界の勢力図を塗り替えてしまう強さを持つため、「呪術界を脅かす脅威」と考える者も存在しています。

呪術廻戦では、4人の特級呪術師が描かれています。また、与幸吉は天与呪縛で力が強化されており、偽夏油傑から「実力は特級相当」と評価されていました。上層部にとって特級呪術師は邪魔な存在で、強すぎることで生かされているため、五条悟が封印された際には生徒が不遇な扱いを受けています。

呪術廻戦の1級呪術師は、特級呪術師を除いた最上位ランクに位置する呪術師です。「1級呪霊を祓える強さ」を持つため、中には特級呪霊とも互角に戦える呪術師が存在しています。ほとんどの呪術師は準1級と2級で頭打ちになるため、1級呪術師は精鋭中の精鋭であることが分かります。また、呪術高専以外の人間に等級はありませんが、御三家の人間には特別等級が与えられています。

特級呪術師は規格外の化物に与えられる等級のため、本来は1級が呪術師の最高到達点です。また、謀反を冒しても止めることができるため、楽巌寺嘉伸は「1級呪術師が呪術界を牽引する存在」と話していました。適性者が準1級に昇格する仕組みで、試験に合格すれば1級呪術師になれることが分かりました。

準1級呪術師は呪術師の等級の1つで、単独での呪霊討伐を行える強さを持っています。1級に推薦された者が準1級呪術師になり、試験に合格したら1級に昇格する仕組みです。また、3級や4級の呪術師も推薦を受ければ準1級呪術師になれることが分かりました。

2級呪術師は呪術師の等級の1つで、将来有望で優秀な学生に等級を与えられています。3級以下の呪術師は複数人で任務にあたっていますが、2級から単独での任務が許可されることが分かりました。また、1級と準1級には推薦が必要になるため、ほとんどの呪術師は2級で頭打ちになります。

準2級呪術師は呪術師の等級の1つで、作中ではパンダが等級を与えられています。明確な基準は不明で、2級から単独任務を許可されるため、「強さは2級でも単独任務は許可されていない呪術師」が準2級呪術師と予想されています。

3級呪術師は呪術師の等級の1つで、禪院真依と釘崎野薔薇が等級を与えられています。「術式を持つ討伐任務経験者」という条件があるため、駆け出しの呪術師に与えられる等級であることが分かります。また、禪院真依は呪術師の才能が無いため、あまり強い等級ではありません。

4級呪術師は呪術師の等級の1つで、呪術高専に入学した者に最初に与えられる等級です。「任務未経験者」が対象のため、一番下の階級であることが分かります。呪力を持たない禪院真希は4級呪術師ですが、強さは2級相当と言われていました。また、祈本里香を失った乙骨憂太は4級呪術師に降格していますが、3か月後に特級呪術師に戻ったことが分かっています。

階級と等級について知った後は、呪術廻戦に登場した呪術師のキャラクターを一覧で紹介していきます。呪術師は階級で分けられていますが、例外的な強さを持つキャラクターも存在しています。キャラクターのプロフィールと強さを一覧でまとめていきます。

五条悟は特級呪術師の1人で、呪術高専の1年生の担任を務めているキャラクターです。日本三大怨霊である菅原道真の子孫のため、教え子の乙骨憂太とは遠縁の親戚であることが分かりました。飄々とした性格をしており、自身の性格を悪いと言っていますが、教え子を大切にする姿が描かれています。五条家相伝の術式「無下限呪術」を持っており、特級呪霊を子供扱いする強さを見せていました。

五条悟がその気になれば日本国民全員を殺せるため、特級呪術師の中でも別格の強さを誇っています。また、虎杖悠仁と東堂葵が苦戦した特級呪霊を子供扱いしているため、他の3人の特級呪術師よりも上の存在であることが分かります。領域展開は「無量空処」で、「知覚と伝達が無限に終わらず、相手が行動できなくなる」という効果があります。

乙骨憂太は特級呪術師の1人で、呪術高専東京校の2年生です。特級過呪怨霊の祈本里香に憑り付かれ、虎杖悠仁と同様に処刑宣告を受けましたが、五条悟の計らいで呪術高専に入学しています。底無しの呪力を持っており、祈本里香を解呪後は「リカ」を使役しています。本来の術式は「模倣」で、5分間だけ他者の術式を使用できます。

九十九由基は特級呪術師の1人で、高身長と金髪が特徴的なキャラクターです。陽気な性格をしており、任務を放棄して海外を放浪しているため、上層部から信用されていません。自身に仮想の質量を付与する「星の怒り」という術式を持っており、特級呪霊を一撃で倒す強さを見せていました。術式でブラックホールを作り出すことも可能で、領域展開を習得済みであることが分かっています。

呪術廻戦の本編が始まる前には、夏油傑も特級呪術師の1人に数えられていました。夏油傑は五条悟の同級生で、取り込んだ呪霊を操る「呪霊操術」という術式を持っています。天内理子の護衛任務に失敗した時から「非術師を守ること」に疑問を抱くようになり、美々子と菜々子を助けた時に呪術高専から離反しました。本編では、羂索が夏油傑の体を支配しており、「最悪の呪詛師」と呼ばれる特級呪詛師になっています。

東堂葵は1級呪術師の1人で、呪術高専京都校の3年生です。非術師の家系に生まれ、小学生時代に九十九由基のスカウトを受けて呪術界に入ったことが分かりました。粗暴で好戦的な性格をしていますが、交流会で共闘した虎杖悠仁を親友と呼んでいます。術式範囲内のものを入れ替える「不義遊戯」という術式を使用しており、特級呪霊と渡り合う強さを見せていました。

七海建人は1級呪術師の1人で、呪術高専のOBです。冷静沈着で責任感が強い性格をしており、呪術界から離れてサラリーマンをしていましたが、やりがいを求めて呪術師に戻ったことが分かっています。強制的に弱点を作り出す「十劃呪法」という術式を使用しており、残業で強くなる特徴があります。また、鍛え抜かれた肉体を持つため、術式無しでも1級以下の呪詛師を圧倒できる強さを誇っています。

呪術廻戦の夜蛾正道と日下部篤也、冥冥も1級呪術師の階級を持っています。冥冥はフリーの呪術師で、長い前髪が特徴的なキャラクターです。鳥を操る「黒鳥操術」という術式を持っていますが、術式が戦闘向きではないため、身長ほどの大斧を武器として使用しています。金を貰えば何でも引き受ける守銭奴で、虎杖悠仁たちを1級呪術師に推薦していました。

狗巻棘は準1級呪術師の1人で、呪術高専東京校の2年生です。術式の弊害で口数が少ないため、初対面の相手から怖く見られていますが、温厚で仲間想いな性格をしています。言葉に呪力を込めて放つ「呪言師」の末裔で、前日譚では乙骨憂太と共闘していました。特級呪霊を吹き飛ばす強さを見せていますが、強い言葉を使うほどに体に負荷がかかる欠点があります。

与幸吉は準1級呪術師の1人で、呪術高専京都校の2年生です。生まれながらの天与呪縛で体が不自由になっており、学校では「究極メカ丸」を遠隔操作しています。傀儡を操作する「傀儡操術」という術式を使用しており、真人との戦いでは巨大なロボットを操っていました。また、膨大な呪力を溜め込んでいたため、一時的に特級呪術師に相当する強さになっています。

呪術廻戦の庵歌姫と加茂憲紀も準1級呪術師の階級を持っています。庵歌姫は呪術高専京都校の教師で、巫女装束を着ているキャラクターです。範囲内の呪術師の呪力総量を一時的に増幅させる「単独禁区」という術式を使用しており、術式を儀式に昇華させることで120％の効果を引き出しています。普段は落ち着いた性格をしていますが、舐めた態度を見せる五条悟に対しては頻繁に怒っています。

伏黒恵は2級呪術師の1人で、呪術高専東京校の1年生です。入学時点で2級の階級を持つ天才で、御三家である禪院家の血を引いていることが分かりました。普段は不愛想な性格をしていますが、仲間の安否を気にする優しい一面も見せています。式神を召喚する「十種影法術」という術式を使用しており、特級呪霊を倒す強さを見せました。

呪術廻戦の西宮桃と灰原雄、猪野琢真も2級呪術師の階級を持っています。西宮桃は呪術高専京都校の3年生で、金髪のツインテールが特徴的なキャラクターです。父親はアメリカ人の呪術師で、京都校の女子生徒と仲が良い様子が描かれています。愛用している箒を操る「付喪操術」という術式を使用しており、交流会では空を飛んで仲間をサポートしていました。

2023年11月時点で、準2級呪術師の階級を持つキャラクターはパンダだけです。パンダは呪術高専東京校の2年生で、夜蛾正道が作り出した「突然変異呪骸」です。食べたものが呪力に変換される特徴があり、欠損した部位の復活が可能です。体に3つの核が存在しており、メインの核を変えると戦闘スタイルが変化します。

呪術廻戦の釘崎野薔薇と禪院真依は3級呪術師の階級を持っています。釘崎野薔薇は本作のヒロインで、呪術高専東京校の1年生です。呪術師の家系に生まれており、祖母からノウハウを仕込まれていることが分かりました。五寸釘を飛ばし、釘から呪力を流し込む「芻霊呪法」という術式を使用しており、虎杖悠仁との共闘で特級呪霊を倒す強さを見せています。

2023年11月時点で、4級呪術師の階級を持つキャラクターは禪院真希だけです。禪院真希は呪術高専東京校の2年生で、禪院真依の双子の姉です。高い身体能力を持っていますが、呪力を持たないことで不遇な扱いを受けています。物語途中に「フィジカルギフテッド」が覚醒しており、五条悟を倒した伏黒甚爾と同等の強さを手に入れました。

虎杖悠仁は本作の主人公で、呪術高専東京校の1年生です。生まれながらに超人的な身体能力を持っており、戦闘では徒手空拳を使用しています。五条悟の計らいで呪術高専に入学しましたが、両面宿儺の指を飲み込んだことで処刑対象になっているため、上層部から階級を与えられていないと予想されています。また、単独で特級呪霊を倒せるため、強さは1級以上という意見が挙がっています。

家入硝子は五条悟の同級生で、呪術高専東京校の医師をしているキャラクターです。難易度が高い反転術式を使用できますが、前線では戦えない可能性があるため、階級は与えられていないと予想されています。

秤金次は呪術高専東京校の3年生で、老け顔と切り目が入った眉毛が特徴的なキャラクターです。パチンコの演出を具現化する能力を持っており、2023年11月時点では術式の名称は不明です。領域展開を会得しており、五条悟から「自身と並ぶ呪術師になる」と評されているため、階級は1級呪術師と予想されています。

等級と強さを知った後は、呪術廻戦の呪術師が階級を上げる方法を解説していきます。作中には、階級に見合わない強さを持つキャラクターが存在しており、階級の昇格には条件があることが分かりました。1級呪術師に昇格する方法をまとめていきます。

呪術廻戦の呪術師には階級があり、昇給には推薦が必要であることが分かりました。そのため、交流会は生徒が目立つチャンスで、活躍した生徒が昇給のチャンスを多く得られます。新入生は4級から始まりますが、3級以上で入学している生徒も多数存在しているため、4級から2級などの飛び級も可能と予想されています。

1級呪術師の昇格には、「2名以上の1級呪術師からの推薦」「適正ありと判断されたら準1級に昇格し、単独任務に成功したら1級に昇格」という条件があります。また、「推薦した者以外と1級相当の任務をこなす」という条件もあるため、虎杖悠仁と任務を共にできると思っていた東堂葵がショックを受けていました。

等級と強さを知った後は、呪術廻戦に登場した呪術師の給料を予想していきます。呪術師は社会的にはマイノリティな存在ですが、高い階級を持つキャラクターは高給取りと予想されています。

呪術廻戦の呪術師は、サラリーマンのような給料制であることが分かっています。また、虎杖悠仁には階級が与えられていない可能性があるため、給料も貰えていないと予想されています。高い階級を持つ呪術師が危険な任務を行っているため、階級が上がると給料も上がるという特徴があります。

呪術廻戦の各階級の給料は不明です。五条悟は冥冥に1000万円を振り込んでいるため、特級呪術師の年収は1億円以上と予想されています。また、3級呪術師の三輪霞は実家が貧乏で、「自立してお金を稼ぎたい」と言っているため、3級呪術師では家族を養えない可能性があります。

等級と強さを知った後は、呪術廻戦に登場した呪詛師と呪霊の詳細を解説していきます。呪詛師と呪霊は人に害をなす存在のため、作中では呪術師との戦いが描かれています。呪詛師と呪霊の階級もネタバレしながら解説していきます。

呪術廻戦の呪詛師は、呪術を用いて人間に危害を加える存在です。偽夏油傑が特級呪詛師になっていますが、他のキャラクターの階級は不明です。また、ミゲルは五条悟の攻撃を耐え凌いでおり、裏梅は両面宿儺の専属料理人のため、2人は特級呪詛師と予想されています。

呪霊も特級から4級に分類されており、4級に満たない呪霊は「蝿頭」と呼ばれています。作中には、真人や漏瑚、花御、陀艮などの特級呪霊が登場していますが、特級呪霊の中にも力の差があります。また、両面宿儺は五条悟を倒しているため、特級呪霊の枠には収まらない化物であることが分かります。

等級と強さを知った後は、呪術廻戦に登場した呪術師に関する感想をまとめていきます。呪術廻戦はキャラクター人気が高い作品のため、読者と視聴者から様々な感想が挙がっているようです。本記事で紹介した呪術師の階級と等級に関する感想をまとめていきます。

物語途中に禪院真希は覚醒しており、五条悟を倒した伏黒甚爾と同等の強さになっているため、「禪院真希の覚醒後の等級が気になる」という感想が挙がっています。また、五条悟の教え子は1級呪術師になれるポテンシャルを持つため、「最後は全員が1級呪術師になってほしい」という感想も挙がっています。

物語途中には、東堂葵と冥冥が虎杖悠仁たちを1級呪術師に推薦するシーンが描かれています。以降は推薦の話が進んでいないため、「推薦の話のその後が気になる」という感想が挙がっています。また、呪術廻戦は伏線が多い作品のため、「推薦の話も伏線」と予想している読者がいるようです。

特級呪術師は桁外れの化物だけに与えられる階級のため、「特級呪術師が強すぎる」という感想が挙がっています。また、最上位の階級ですが、上層部は特級呪術師の存在を邪魔と考えているため、「呪術廻戦は呪術師の設定が面白い」という感想も挙がっています。

本記事では、呪術廻戦に登場した呪術師の階級と等級を一覧で紹介していきました。特級呪術師は桁外れの強さを誇っていますが、乙骨憂太以外のキャラクターは戦闘不能に陥っているため、今後のパワーバランスが気になるという意見が挙がっています。呪術師が活躍している呪術廻戦を見たことがない方も、本記事を参考にしながら見てみて下さい。