【呪術廻戦】漏瑚（じょうご）はいつも戦う相手が悪い？強さや術式・領域展開を考察

呪術廻戦はメガヒットコンテンツとして知られていて、ダークファンタジーとして絶賛されています。呪術を使ったバトル漫画であり、領域展開などの必殺技も注目されていました。呪霊や呪術というモノをテーマにして、壮大な世界観の物語が描かれています。ここからは呪術廻戦の基本的な情報と特級呪霊・漏瑚のプロフィールをまとめていきましょう。

呪術廻戦は芥見下々によって作られたダークファンタジーです。アニメ化もされるほどの人気を獲得していて、劇場版作品が大ヒットしたことでも知られています。いま最も注目されている作品の一つで、2023年にはアニメ第二期が制作されます。ここでは、呪術廻戦の概要とあらすじを紹介していきましょう。

『呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)』は、『週刊少年ジャンプ』で2018年14号から連載されているメガヒット漫画です。主人公の虎杖悠仁が、呪いと戦うために「呪術師」の学校である東京都立呪術高等専門学校に入学し、様々な呪いを祓っていく物語です。アニメも大好評を博していて、ゲームや舞台などのメディアミックスも成功させています。

虎杖悠仁は、ある事件をきっかけに呪いというモノの存在を知ります。彼は呪術師の学校である東京都立呪術高等専門学校に入学して、呪術師として成長していきました。虎杖は強力な呪いが封印されている「両面宿儺の指」を食べてしまい、自分自身も危険な存在になってしまいました。そして、そのことをきっかけに呪術界が大きく揺れ動くことになるのでした。

漏瑚（じょうご）は特級呪霊であり、呪術高専が把握していない呪霊となっています。大地への恐れが発生源となっていて、火山を司る術式を得意としています。呪具集めが趣味で、こうしたことからも夏油と目的を共有していました。嫌いなものは人間であり、特に五条悟のことは殺したいほど憎んでいます。漏瑚の見た目は火山のような頭であり、小柄な体格も特徴的です。

少し喧嘩っ早いところがありますが、知能レベルは人間と同等レベルの極めて高レベルの呪霊です。興奮すると頭の火山が高温になり、周囲の温度も上がります。一級呪術師をも一瞬で殺すことができ、領域展開も修得済みの呪霊です。呪霊の時代を目的にしていて、夏油と手を組んで呪術高専を壊滅させようとしていました。

ここでは漏瑚はいつも戦う相手が悪いという説を考察していきましょう。戦闘シーンや最期は多くのファンに注目されていて、かわいそうなシーンが多いことも話題になっています。五条悟と両面宿儺という作中で最強と言われるキャラクターと戦ってしまったことで、かわいそうな姿を見せました。特級呪霊としてかなりの強さを持ってるにもかかわらず、噛ませ犬のような扱いになったことに同情の声が集まっています。

漏瑚と五条の戦闘シーンは、シリーズ最高峰の戦いの一つです。領域展開を互いが発動して、強い方が勝つという呪術の極致の戦いを見せました。当初は五条を奇襲した漏瑚の優勢かと思われましたが、五条はまったく相手にしていませんでした。五条には、「だって君弱いもん」と言われてしまう始末でした。その挑発に漏瑚は、本気の領域展開を見せます。

しかし、五条悟の領域展開「無量空処（むりょうくうしょ）」を前にして、すべての感覚を奪われてしまいました。漏瑚は特級呪霊ですが、現代最強の呪術師である五条悟には手も足も出ませんでした。花御の助けもあり、命は助かりましたが、頭をもがれてしまうなど、完敗でした。

漏瑚と宿儺の戦闘シーンは、漏瑚にとって最期の戦いになってしまいました。両面宿儺は圧倒的な実力を見せていて、遊びがてら漏瑚をいたぶりました。大規模な隕石による攻撃すらも、宿儺に傷一つつけることができませんでした。「生き物としてのレベルが違う」と言われるほどの強さを持つ宿儺は、終始、漏瑚を圧倒しました。

漏瑚は両面宿儺と戦ったら勝てるという自信があったために、自分のことを惨めに感じ始めていました。五条悟に完敗し、両面宿儺には弄ばれるという自分自身の弱さを呪いました。しかし、両面宿儺からはその実力を高く評価されました。実は漏瑚は、かなりの強さを持っていたのでした。

漏瑚の死亡シーンは、その悲しさで作中屈指の名シーンとなりました。死力を尽くした漏瑚でしたが、宿儺の前に完敗しました。そして、宿儺は数多の戦いの中でも、上位の実力者だったと漏瑚をたたえました。「おまえは強い」と率直な気持ちを伝えた宿儺を前に、漏瑚は無意識に涙を流します。満足げな顔をして、漏瑚は完全に消滅していくのでした。

ここでは、漏瑚の強さや術式・領域展開を紹介していきましょう。彼の戦闘シーンなどを見て、漏瑚のことをザコキャラだと思っているファンも少なくありません。漏瑚は作中でもトップクラスの実力を持っているにも関わらず、過小評価されていると言われています。漏瑚の強さや術式・領域展開は、ファンにも気にされていて、その実力にはファンからも注目されていました。

漏瑚は強いと言われています。ザコキャラクターと思われている漏瑚ですが、実はかなり強いことが判明していました。五条悟や両面宿儺と戦ってしまったために、その実力が過小評価されています。これは相手が悪かったと言われていて、歴史に残るほどの強さを誇る二人と戦ってしまうというアンラッキーなキャラクターとなってしまいました。

渋谷事変では、かなり強いことが分かります。渋谷では、禪院家の当主・禪院直毘人（特別1級呪術師）や七海建人（1級呪術師）、禪院真希という強者に、一瞬で瀕死の重傷を負わせてしまいます。特級呪霊・陀艮（だごん）とも互角以上の戦いを繰り広げた三人でも、漏瑚の強さには遠く及びませんでした。禪院直毘人はこの時のケガが原因で死んでしまいました。

漏瑚の術式は、その見た目の通り、マグマです。掌や地面や壁などに、火口を設置することができます。そして、そこから高熱の炎やマグマを噴出することで、相手に大ダメージを与える術式です。普通の術師であれば、一瞬で焼き尽すことができるほどの強い術式です。漏瑚の術式の名前は不明ですが、大地への恐れを表現したような術式となっています。

漏瑚の技はその見た目の通り、火山のような技を使います。漏瑚の術式は高温のマグマを生み出すので、並みの呪術師では技を受けることはできず、焼かれてしまいます。焼かれないためには避けることしかできませんが、広範囲に及ぶ攻撃範囲のために避けることすら難しい技が多いことも特徴です。ここでは、漏瑚が見せたふたつの技を詳しく解説していきましょう。

漏瑚の技の一つ目は、「火礫蟲（かれきちゅう）」です。この技は14話で五条悟に対して使用した技です。火礫蟲は、羽が生え口元に棘のようなものを持つ虫に術式の効果が付加されています。触れると爆音を発して、爆発するという二段攻撃であり、五条でなければ、手こずる技と言われています。複数同時に飛ばすことで威力を大きくすることができ、緻密な呪力のコントロールが必要と考えられています。

極ノ番（ごくのばん）「隕（いん）」は領域展開以外で、最も強い技と考えられています。極ノ番（ごくのばん）は、術式を極めたものが使える術式の奥義です。術式を鍛えることで、極ノ番を使用することができるようになります。極ノ番は、夏油傑なども使用することができ、修得には経験と鍛錬が必要です。

極ノ番（ごくのばん）「隕（いん）」は周辺があとかたもなく砕け散る程の巨大隕石を落とす大技です。普通の呪術師では、太刀打ちできないほどの技となっています。攻撃範囲が広く、逃げることすら不可能です。五条悟はあっさりと躱してしまいましたが、漏瑚にとってはかなりの強い必殺技であったことが分かります。

漏瑚の領域展開は「蓋棺鉄囲山（がいかんてっちせん）」です。術式を付与した生得領域を呪力で具現化することで、相手を領域内に閉じ込め、攻撃を必中させる技を『領域展開』といいます。これは呪術師の極致ともいえる技で、最高峰の呪術師だけが修得できる技です。漏瑚の領域展開「蓋棺鉄囲山」は、圧倒的な強さを持っていました。

領域内は活火山の内部のようなマグマの吹き出す灼熱の領域です。並みの術師であれば、領域に入れた時点で焼けてしまうほどの高温の領域となっています。五条悟はこの領域展開を自身の領域展開で破りましたが、作中でもトップクラスに強い領域展開であるとファンにも言われていました。

渋谷事変では、五条悟の域領域展開を中和するために、領域展延を使用しています。領域展延は、領域展開に対抗する技の一つです。この技を使用すると自身の体に領域を薄い膜のように展開する応用技となっています。この技を使うと、領域展開の必中効果を中和することができることが判明していました。

触れた対象の術式も中和可能であり、触れている間が発動していても影響を受けることがありません。この技を使用すれば、触れることができないはずの五条悟にも攻撃をあてることができるようになります。リスクとしては領域展延を使っている間は、生得術式を発動できないというものがあります。呪力の操作と基本的な戦闘力がある者でないと使用することは難しいとされていました。

ここでは、漏瑚の目的や偽夏油との関係を見ていきましょう。偽夏油は、呪霊の世界を作ることを目的としている謎多き人物です。漏瑚の目的と共通していることがあったために、二人は手を組んでいました。偽夏油との関係は、漏瑚を知る上では欠かせない関係性となっています。偽夏油は呪術廻戦において最も重要な人物なので、呪術廻戦のストーリーを語る上では欠かせない存在です。

呪術師から消される立場である呪霊は、その立場をひっくり返したいと考えています。漏瑚の目的は「偽物である人間」を消し去ることです。自然環境から生まれた呪霊である漏瑚たちは、「人間の隠している負の感情、憎悪や殺意は偽りのない真実である」という考えを持っています。そして、この負の感情から生まれた呪いが、真の人間と言える存在であると考えていました。

漏瑚の目的を達成するには、呪術高専と五条悟が邪魔でした。そこで手を組むことにした相手が、高専側の事情に詳しい偽夏油です。そして、漏瑚と偽夏油という奇妙なチームが出来上がったのでした。

漏瑚と偽夏油の関係は、利害が一致した同盟と言えます。呪霊の支配する世界を作りたいという目的を共通させているため、漏瑚達と偽夏油は手を組んでいる状態です。人間側と本格的に争うための手助けを偽夏油がしていて、五条悟への対策や戦うタイミングなどを助言していました。偽夏油はその代わりに、呪霊を手足にして様々な命令を下しています。互いに信頼していないことも言動から示唆されていました。

ここでは、漏瑚のかわいそうなシーンを見ていきましょう。漏瑚はトップクラスに強い呪霊でありながら、戦う相手が悪いと言われていて、かわいそうなシーンが多くなっています。自分よりも遥かに強い相手と戦ったことで、惨めな思いをしてしまうかわいそうな呪霊として知られていました。呪術廻戦ファンの間でも、漏瑚のかわいそうなシーンには同情が集まっています。

漏瑚のかわいそうなシーンの一つ目は、五条悟に惨敗し、かませ犬のようになることです。五条悟の強さが際立った漏瑚の戦闘シーンはファンにも注目されています。漏瑚は五条悟を待ち伏せして、奇襲をかけました。しかし、五条悟は余裕の態度を崩しませんでした。それどころか虎杖の教育のために、漏瑚との戦闘を見学させるなど、特級呪霊を相手にしても圧倒的な自信を見せます。

漏瑚は五条悟を相手に劣勢だと分かると、領域展開を発動させます。この領域展開は、作中で初めて披露された領域展開同士のぶつかり合いです。かなりのクオリティーの領域展開でしたが、五条悟の領域展開によって一瞬で戦闘不可能な状態になります。あまりにもザコ扱いだったために、多くのファンにザコキャラだと認識されてしまいました。

漏瑚のかわいそうなシーンの二つ目は、サッカーボールにされたことです。五条悟との戦いでは、頭をもがれてしまいました。アニメ版のおまけ「じゅじゅさんぽ」では、この頭がパロディー化されてサッカーボール扱いされています。千切られた頭を仲間の夏油（偽物）と真人にサッカーボールとして、蹴られるというファンにも同情される状況となっていました。

漏瑚のかわいそうなシーンの三つ目は、宿儺に頭を斬られてしまったシーンです。15本の指を食べた虎杖は、両面宿儺に体を乗っ取られてしまいます。そして、漏瑚の前に現れると、その圧倒的ない威圧感に漏瑚は跪いて挨拶をします。しかし、その直後、宿儺に頭を斬られてしまいました。宿儺にとっては、片膝だけでは敬意が足りないということでした。

呪霊は頭を斬られた程度では死ぬことはありません。しかし、たった一度の邂逅で宿儺と漏瑚の呪霊としての格が分かってしまいました。かなりの強さがあるにも関わらず、完全にザコ扱いされていたことに戦った相手が悪いと同情するファンも多くいます。

漏瑚のかわいそうなシーンの四つ目は、宿儺にいじめられるというシーンです。一時的に復活した宿儺は、ウォーミングアップがてらに漏瑚をボコボコにします。あまりにも弱いと体があったまることすらないということで、漏瑚はウォーミングアップには最適の相手と宿儺は話します。そして、いたぶり続けて、漏瑚のプライドをズタズタにしました。

圧倒的な強者である宿儺は、遊びながら漏瑚を殴り続けます。漏瑚が強力な技を放っても薄ら笑いを浮かべながら、技を相殺してしまいました。宿儺の強さの前に漏瑚は心が折れてしまいますが、そんな漏瑚の姿は完全にいじめられっ子でした。多くのファンがかわいそうと感じた名シーンとなっています。

漏瑚のかわいそうなシーンの五つ目は、宿儺の言葉に涙を流すという名シーンです。宿儺は心が折れた漏瑚に対して意外な言葉をかけます。長年、多くの呪霊や呪術師と戦ってきた宿儺は、その強さを高く評価しました。「おまえは強い」と宿儺は断言し、漏瑚はその言葉に涙を流しました。呪霊の最高峰と言われる宿儺の言葉に、思わず涙を流す漏瑚の姿は多くのファンが感慨深く感じた名シーンです。

それまで五条悟にザコ扱いされてしまった呪霊と考えられていたので、この涙を流すシーンは多くのファンから同情されました。この涙はそれまで報われなかったことが影響していると考えられていて、かわいそうなシーンとして同情の声が集まっています。本当は強い呪霊であったことが、このシーンで明らかになりました。

ここでは、漏瑚に関するネット上の感想や評価などを紹介していきましょう。漏瑚は特級呪霊として高い実力を持ちながらも、五条悟と両面宿儺という最強の実力者と戦ってしまった不運な呪霊です。かわいそうなシーンも多く、ファンにも同情されていました。そのため、漏瑚に関するネット上の感想や評価は、ネット上でも数多く集まっています。

漏瑚はかわいそうというファンも多くいます。作中でもトップクラスの実力を誇っているのに、五条悟などとの戦闘でザコ扱いされてしまいました。かわいそうなシーンも多く、ファンからも同情する声が集まっているキャラクターとなっています。両面宿儺との戦いでは、その実力を認められたほどの呪霊であったにも関わらず、かわいそうな扱いをされていることが話題になりました。

特級呪霊というトップクラスの実力を持つ呪霊の中でも漏瑚はリーダー格の存在でした。その強さにも、注目が集まっています。漏瑚は特級呪霊の中でも、トップクラスの実力を持っていると考えられていました。両面宿儺が漏瑚のことを認めたことによって、漏瑚が強かったという事が証明されました。そのため、漏瑚が強かったことに驚くファンの声が、ネット上でも数多く集まっています。

漏瑚の領域展開は、多くのファンに好評を博しています。領域展開は呪術廻戦の見どころとなっていて、漫画ファンにも絶賛されている必殺技です。漏瑚の領域展開「蓋棺鉄囲山（がいかんてっちせん）」は、特にかっこいい領域展開として注目されています。ネット上でも、漏瑚の領域展開「蓋棺鉄囲山（がいかんてっちせん）」は、高い人気を獲得していることが分かります。

この記事では、漏瑚についてかわいそうなシーンが多いことや戦う相手が悪い説、ネット上の感想などを紹介してきました。漏瑚はいつも戦う相手が悪く、かわいそうなシーンが多いことでも知られています。ネット上でも同情の声が挙がっていて、多くのファンに注目されていました。この記事で紹介した漏瑚はいつも戦う相手が悪い説にも注目して、呪術廻戦をお楽しみください。