【呪術廻戦】漏瑚の領域展開は蓋棺鉄囲山(がいかんてっちせん)!強さや術式も紹介

呪術廻戦にて使用される領域展開の1つが漏瑚の蓋棺鉄囲山(がいかんてっちせん)です。呪術廻戦作中では圧倒的な強者との対決が多く相手が悪い事が多い漏瑚ですが、間違いない強さを持った実力者である事を示す能力にもなっています。今回は呪術廻戦の漏瑚について、能力や術式、領域展開蓋棺鉄囲山(がいかんてっちせん)の強さ、アニメ呪術廻戦での声優情報など漏瑚についてまとめて紹介していきます。

【呪術廻戦】漏瑚の領域展開は蓋棺鉄囲山(がいかんてっちせん)!強さや術式も紹介のイメージ

目次

  1. 蓋棺鉄囲山 (がいかんてっちせん)を使う漏瑚とは?
  2. 蓋棺鉄囲山 (がいかんてっちせん)は漏瑚の領域展開!術式も紹介
  3. 蓋棺鉄囲山 (がいかんてっちせん) を使う漏瑚の魅力
  4. 蓋棺鉄囲山 (がいかんてっちせん) を使う漏瑚の死亡シーンや最後
  5. 蓋棺鉄囲山 (がいかんてっちせん) を使う漏瑚のアニメ声優
  6. 蓋棺鉄囲山 (がいかんてっちせん) に関する感想や評価
  7. 蓋棺鉄囲山 (がいかんてっちせん)まとめ

蓋棺鉄囲山 (がいかんてっちせん)を使う漏瑚とは?

漏瑚とは呪術廻戦に登場する特級呪霊の1人です。今回は呪術廻戦にて領域展開まで使う事ができる呪霊として登場した漏瑚についてまとめて紹介していきます。

呪術廻戦の作品情報

呪術廻戦の概要

呪術廻戦は2017年からジャンプGIGAでの連載を経て2018年から週刊少年ジャンプにて茶見下々先生が連載している「呪い」「呪霊」をテーマとしたダークファンタジーバトル漫画です。人間の負の感情から生まれる「呪霊」とそれを祓う呪術師の戦いを描いた本作は様々な作品から影響を受けているとされる本作は個性豊かなキャラクター性、海外ドラマのようとも評されるストーリー構造などが高い人気を集める事になった作品です。

2020年10月からはアニメ化も行われるなどメディアミックスも盛んに行われている作品であると同時に、高い評価を集める作品であり、2021年1月現在、発売された単行本は全巻が重版を何度も経験、デジタル版を含めると累計発行部数は2500万部を突破するほどになっています。「全国書店員が選んだおすすめコミック2019」1位や「みんがが選ぶTSUTAYAコミック大賞2019」で大賞を受賞するなど実績も高い作品になっています。

呪術廻戦のあらすじ

常人離れした身体能力を持った高校生、虎杖悠仁は育ての親である祖父が逝去したその日の夜、虎杖悠仁は学校に安置されていた呪物から「呪霊」という化け物が現れてしまいます。呪術師の伏黒恵と共に学校に行った虎杖悠仁は呪霊の強さに窮地に追い込まれ、虎杖悠仁は呪霊と戦う力を得る為に呪物「両面宿儺の指」を自ら食べてしまいます。ここから虎杖悠仁は呪術師の世界に足を踏み入れる事になるのでした。

漏瑚のプロフィール

漏瑚は呪術師達にも存在を把握されていない未登録の特級呪霊です。人の感情である「大地への恐れ」から生まれ存在で、火山のような頭と一目が特徴的ながらも見た目はかなり人型に近い容姿をしています。人語を理解しており、呪霊の中でもコミュニケーション能力が高くなっています。そのような特徴と呪術廻戦作中での活躍から悪役でありながら愛嬌を持ったキャラクターでありファンからも富士山の愛称で愛されるキャラクターになっています。

漏瑚に指示している者がいる?

漏瑚達は元々「人々の大きな負の感情」から生まれた存在ですが、いつから徒党を組んでいるのかは不明です。ただ漏瑚、花御、陀艮の3人の呪霊は呪術廻戦作中で始めから徒党を組んでいました。この事から或いは彼らを取りまとめている者がいるのではないかともファンの間では考察されていました。

TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト

蓋棺鉄囲山 (がいかんてっちせん)は漏瑚の領域展開!術式も紹介

蓋棺鉄囲山 (がいかんてっちせん)の強さや能力

そんな漏瑚の領域展開である蓋棺鉄囲山(がいかんてっちせん)は展開されると、火山の内部のような空間を形成します。この領域展開内では漏瑚の攻撃が必中となり、無下限呪術(むかげんじゅじゅつ)を用いた五条悟にすら攻撃を当てる事ができるようになります。加えて蓋棺鉄囲山(がいかんてっちせん)はその領域展開の内部全体が非常に高温になっており、普通の呪術師程度であれば展開しただけで焼き切るだけの強さを誇っています。

蓋棺鉄囲山(がいかんてっちせん)には単純に漏瑚の術式の出力を上げる効果もあり、巨大な火山弾を相手に飛ばすような攻撃も可能になっています。

漏瑚の術式

漏瑚は元々「大地への恐れ」という人の感情から生まれた呪霊である為、大地に干渉する術式を得意としています。主な術式としては大地を蜂起させ、火山の噴火のように爆発を起こすような形になっています。

火礫蟲

通常の大地に干渉する術式とはまた違った形になっているのが「火礫蟲(かれきちゅう)」です。自身の頭頂部の火山から小型の蟲型の呪霊を大量に放つ技で、この蟲は触れると大音量の奇声を放った上で爆発するという特徴を持っています。相手を奇声で怯ませた後に大爆発に巻き込むという技になっています。

極ノ番「隕」

渋谷事変にて宿儺と対峙する事になった漏瑚が使用した術式の1つが極ノ番「隕」(ごくのばん「いん」)です。巨大な隕石を相手に叩きつけるというシンプルな技ですが、その威力はビルを数棟まとめて吹き飛ばす程に高い威力を誇っており、漏瑚の実力が呪霊の中でも圧倒的な強さを誇っている事を示す技になっています。

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蓋棺鉄囲山 (がいかんてっちせん) を使う漏瑚の魅力

魅力①呪物を蒐集することが趣味

漏瑚は呪霊でありながら人間に近い趣向も持っており、趣味を持っています。その趣味が呪物の蒐集です。偽夏油が持っている特級呪物、獄門疆も欲しがっていました。呪霊が力を求めて呪物を求めるような事はありますが漏瑚のそれは完全に趣味であり、いくつか所持していた宿儺の指も自身に取り込む事はなく保有し続けていました。

魅力②漏瑚が理想とする世界

漏瑚は呪霊としては珍しく明確に目的意識を持って動いている呪霊です。漏瑚は建前で本音を隠して生きる人間を「紛い物」と感じており、呪霊こそが真の人間として君臨するべきという思想を持っています。その理想の為なら自身の死すらも受け入れる覚悟でおり、自身では五条悟には敵わない事を悟ってからは、呪いの王とも言われる両面宿儺の復活の為に行動する事になります。

ちなみに花御も過程は違えど人間を滅ぼすべきという点で共通した思想を持っており、彼らが徒党を組んでいたのはこれらの思想が理由にあるとファンの間では考えられています。

魅力③呪霊のまとめ役

徒党を組んだ呪霊の中では漏瑚は「人語を普通に話せ」「高度な知能を持っている」事も相まってまとめ役として積極的に話す場面が多くなっています。漏瑚は作中にて「今まで息を潜めてきた」と語っており、行動指針を決めそれに従うような形で行動している場面が目立ちます。

魅力④五条悟との戦い

呪霊の中では紛れもない特級呪霊であり、最強格であるはずの漏瑚ですが、そんな漏瑚ですら「実践教育の場」にしてしまったのが五条悟です。五条悟は呪術師の歴史の中でも類を見ない程の天才であり、先に蓋棺鉄囲山 (がいかんてっちせん)を領域展開した漏瑚に対して、後出しで領域展開して押し返せるくらいの実力差がありました。

漏瑚は確かに呪霊の中では圧倒的な強者ですがずっと身を潜めていただけに「相手の力量を見極める力」が不足していたのかも知れません。結果的に上記で紹介した術式も領域展開蓋棺鉄囲山 (がいかんてっちせん)も破られた上に、首だけになってしまった所を花御に助けられて逃亡する形になってしまいました。これには漏瑚も相手が悪かったとしか言いようがない結果になっています。

魅力⑤愛されキャラ?

漏瑚は初登場ではファミレスでその術式でさも平然と人間達を焼死させる程に冷酷なキャラクターとして描かれていました。しかし上記の五条悟との対決後は哀愁漂う姿や五条悟の存在を恐れるような姿はその見た目も相まってマスコット的な立ち位置を得ていく事になり、ファンの間でも愛されるキャラクターになります。

魅力⑥偽夏油と手を組む

元々ファミレスで会談していた偽夏油と漏瑚達でしたが、その後本格的に手を組む事になります。偽夏油の目的は不明ながら漏瑚達の目的である「人間を滅ぼし呪いの世界を作る」という目的の為に共に行動するようになります。ただし、漏瑚から見れば他の呪霊と違って完全に心を許しているわけではなく、逆に偽夏油も漏瑚達呪霊を心の中では見下しているなどあくまでも協力関係にあるという状態です。

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蓋棺鉄囲山 (がいかんてっちせん) を使う漏瑚の死亡シーンや最後

死亡シーン①宿儺との戦いに敗北

渋谷事変にて漏瑚達の中で宿儺の扱いについて意見が割れる事になります。漏瑚は宿儺を呪いの王として解放する事を目的として行動を開始、そして偶然にも宿儺の器である虎杖悠仁遭遇します。虎杖悠仁に自身の持っていた宿儺の指を食べさせた事で宿儺が一時的に復活する事になります。漏瑚は王として迎えたい事を伝えますが、宿儺は「俺には俺の計画がある」としてこれを拒否します。

しかし復活に一役買った事は間違いない漏瑚に対し宿儺が条件を提示します。それは「宿儺に一撃でも入れる事が出来れば、呪霊の元に下る」というものでした。漏瑚は自身の実力ではそれが叶わない事を半ば悟りながらもその条件で宿儺と戦う事になります。しかし完全ではないとはいえ合計で15本もの指を取り込んだ宿儺の実力は圧倒的であり、結果的に漏瑚は1度も攻撃を当てる事なく敗れてしまうのでした。

何故漏瑚は蓋棺鉄囲山 (がいかんてっちせん)を使わなかったのか?

この漏瑚と宿儺の勝負「漏瑚が宿儺に一撃でも入れられたら」という条件を聞くと実力差があっても漏瑚にも勝機があるように思えます。漏瑚の領域展開「蓋棺鉄囲山 (がいかんてっちせん)」を使えば攻撃を必中にできる為です。しかし漏瑚はこの勝負で蓋棺鉄囲山 (がいかんてっちせん)を用いる事はありませんでした。これには2つの理由が考えられています。

1つ目は蓋棺鉄囲山 (がいかんてっちせん)を用いても攻撃をする前に宿儺に破られてしまう可能性があった事です。領域展開を用いるとその後しばらく術式を使う事が出来ず、蓋棺鉄囲山 (がいかんてっちせん)を展開した直後に宿儺に破られては何も出来なくなってしまうリスクを考えたのではないかと考えられています。これは五条悟と対峙した時の経験が生きているのではないかとされています。

もう1つの理由としてファンの間で考えられているのが漏瑚の矜持説です。「一撃を当てる」という勝負において初見殺しとも言える必中攻撃ができる領域展開蓋棺鉄囲山 (がいかんてっちせん)を用いる事を漏瑚の知性が許さなかったのではないかとも考えられています。

漏瑚が亡くなってしまった事から今後呪術廻戦作中でこの時の漏瑚が蓋棺鉄囲山 (がいかんてっちせん)を用いなかった理由が描かれる事はおそらくないとはされながらも、愛されるキャラクターであった漏瑚の思いを知りたいとする声も多くなっています。

死亡シーン②宿儺に認められて涙する

死ぬ間際、漏瑚は宿儺とあの世にも見える不思議な空間で会話をします。そこで宿儺は漏瑚の「人間になりたかった」という思いをバカにしつつも、1000年前に戦った呪術師達と比較して、漏瑚の強さを認めるのでした。この宿儺の行為に漏瑚は涙を流しながら消滅していく事になるのでした。

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蓋棺鉄囲山 (がいかんてっちせん) を使う漏瑚のアニメ声優

千葉繁のプロフィール

アニメ呪術廻戦で漏瑚の声優を担当したのは1976年から声優として活動する千葉繁さんです。元々は俳優として活動していましたが「ドカベン」に山岡鉄司役で出演したのをきっかけに声優としても活動する事になります。独特な音程の声質で様々なタイプのキャラクターを演じており、多数のアドリブを用いる事でも知られている声優さんで、昨今では「台詞お任せ」と台本に書かれることもあるとされています。

ギャグキャラからシリアスなキャラクターまで演じているキャラクターの幅は広く、同時に数々の作品でナレーションも担当しています。ちなみに呪術廻戦では漏瑚役の他、主人公虎杖悠仁の祖父で冒頭に重要な台詞を残して亡くなってしまう虎杖倭助も演じています。また漏瑚役は作者の茶見下々先生の指名で決まりました。

千葉繁の主な出演作品

千葉繁さんがこれまでに演じたキャラクターとしては「幽遊白書」の桑原和真役、「ハイスクール奇面組」の一堂零役、「キン肉マン」のキン肉アタル役、「ワンピース」のバギー役、「BLEACH」のドン・観音寺役、「ドラゴンボール」シリーズの、ピラフ役及びラディッツ役、「北斗の拳」シリーズのジョーカー役、及びジャコウ役、黒夜叉役などがあります。

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蓋棺鉄囲山 (がいかんてっちせん) に関する感想や評価

ここからは既に呪術廻戦を視聴した人の蓋棺鉄囲山 (がいかんてっちせん) 及び使用者の漏瑚に関しての感想を紹介していきます。呪術廻戦作中ではいまいち強さが発揮されていないとする漏瑚ですが、その要因になっているのが対戦相手の悪さだとする声も多いです。蓋棺鉄囲山 (がいかんてっちせん) を真正面から打ち破ってくる五条悟などは想定できるわけがないという声も多くなっています。

蓋棺鉄囲山 (がいかんてっちせん) の強さを示す意味でも五条悟戦の前に蓋棺鉄囲山 (がいかんてっちせん) を用いた戦いが1つ描かれていても良かったとする声も多くなっており、もったいなかったという声も見られます。

どうしても当て馬感が否めない使い方をされた蓋棺鉄囲山 (がいかんてっちせん) だけに漏瑚が作中で説明されたような強さを発揮するような場面がもっとあっても良かったという声も多くなっています。漏瑚の立ち位置的に一般人相手に蓋棺鉄囲山 (がいかんてっちせん) を用いて口頭で説明された「並の術師なら焼ききれる」ような場面が描かれていても良かったという声も見られます。

蓋棺鉄囲山 (がいかんてっちせん) は読み方も難しく普段聞き慣れる言葉ではないだけに、アニメ呪術廻戦での声優の千葉繁さんの演技も良かったとする声も多いです。同時に呪術廻戦でわざわざ作者の茶見下々先生が指名した事も相まって何か作品に関係しているのではないかとする声も多いです。

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蓋棺鉄囲山 (がいかんてっちせん)まとめ

蓋棺鉄囲山 (がいかんてっちせん) は呪術廻戦にて漏瑚が使用する領域展開で、その強さがイマイチ発揮されなかったとされる一方でそのような演出を用いる事でより五条悟の強さを示す為に使われた悲しき技になっています。とはいえ使用する場面や演出はかなりかっこいいとされており、その後の漏瑚の愛されキャラも相まって再び使用される事を期待された技でもありました。

まだ呪術廻戦を視聴していない人は蓋棺鉄囲山 (がいかんてっちせん) の使用場面にも注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?

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