【呪術廻戦】虎杖悠仁は領域展開ができる?術式や強さ・戦闘能力を徹底考察

ここでは『呪術廻戦』の主人公である虎杖悠仁は領域展開ができるのかについてや、彼の術式や強さ・戦闘能力についての考察を紹介していきます。領域展開は術式の最終段階で、使える者はごく僅かです。元々、呪術師ではなかった虎杖悠仁がその境地に至ることは可能なのか、そもそも彼が術式を使えるようになるのかなどを見ていきましょう。虎杖悠仁は領域展開ができるのか、術式が使えるようになるのかは『呪術廻戦』というストーリーの今後の展開に大きく関係してきます。

【呪術廻戦】虎杖悠仁は領域展開ができる?術式や強さ・戦闘能力を徹底考察のイメージ

目次

  1. 虎杖悠仁とは?
  2. 虎杖悠仁は領域展開ができる?術式は?
  3. 虎杖悠仁の強さや戦闘能力
  4. 虎杖悠仁の存在しない記憶を考察
  5. 虎杖悠仁の血縁者や加茂との関係
  6. 虎杖悠仁の声優
  7. 虎杖悠仁に関する感想や評価
  8. 虎杖悠仁の領域展開まとめ

虎杖悠仁とは?

虎杖悠仁は、大人気作品『呪術廻戦』の主人公です。彼はある事件をきっかけに呪術師として生きていくことになりました。元々は呪術師とは関係のない世界で普通に生活していた虎杖悠仁。

ここではその彼が術式を使えるようになるのか、領域展開ができるのかという考察について紹介していきます。また、虎杖悠仁の強さや彼が現在使える技についても触れていきます。虎杖悠仁に関する考察や彼の強さなどを知り『呪術廻戦』の世界をより深く楽しみましょう。

呪術廻戦の作品情報

呪術廻戦の概要

『呪術廻戦』は漫画家・芥見下々が『週刊少年ジャンプ』にて連載している漫画作品です。連載が始まったのは2018年からで、2023年10月時点で単行本が24巻まで刊行されています。『呪術廻戦』は2020年にテレビアニメ化され、2023年10月現在、第2期が絶賛放送中です。

呪術廻戦のあらすじ

異常な身体能力の高さを誇るもののそれ以外は普通の高校生である虎杖悠仁は、ある日特級呪物「両面宿儺の指」を巡る事件に巻き込まれ、その身に呪いの王・両面宿儺を宿す器となってしまいました。この出来事をきっかけに、虎杖は呪いを祓う呪術師として生きることとなり、呪術師を育てる学校「東京都立呪術高等専門学校」に転入します。

虎杖悠仁のプロフィール

虎杖悠仁は『呪術廻戦』の主人公で、東京都立呪術高等専門学校に通う1年生です。年齢は15歳で、誕生日は3月20日。身長は173センチ程度とされていますが、成長中で伸び続けているようです。体重は80キロ以上と重いのですが、体脂肪率は1桁とのこと。ツーブロックの短髪頭と三白眼が特徴的な少年で、パーカーが付いた服をよく着ています。

彼は元々、宮城県にある高校に通っていましたが、そこで起こった事件に巻き込まれ、両面宿儺をその身に宿すことになりました。危険な存在の器となってしまったことで呪術界から死刑を宣告されるのですが、五条悟の進言で「両面宿儺の指を全て取り込んだ後での処刑」という形になります。両面宿儺の指を全て取り込み、自分ごと両面宿儺の脅威を排除するため、虎杖は呪術師となって呪霊との戦いに身を投じることとなりました。

TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト

虎杖悠仁は領域展開ができる?術式は?

『呪術廻戦』という物語の中で最も強く迫力がある技といえば「領域展開」です。領域展開は自身が持つ術式を極めたごく一部の者だけが使える技。主人公の虎杖悠仁は術式を持たないキャラなのですが、彼が術式を使えるようになり、さらには領域展開もできるようになる可能性についてファンの間で考察が進んでいます。ここでは、虎杖は領域展開ができるのか、術式を使えるようになるのかについて詳しく見ていきます。

領域展開とは?

「領域展開」とは、術式の最終段階といわれるものです。領域展開を習得している者はごく僅かであるため、領域展開ができるだけで強者だと認定されます。領域展開は、使い手の生得領域を体外に作り出し、結界にして敵を閉じ込めるというものです。生得領域はわかりやすくいうと心の中のことです。自分の心の中を呪力を使って具現化しているのです。

領域展開のメリットは、発動者のステータス上昇が可能であるという点です。また、領域展開の発動者が領域内で術式を使用した場合必中効果が付与されるため、攻撃が必ず対象に当たるようになります。相手に当たれば勝てる、という強力な術式を使える術師であれば、自分の領域内に敵を入れた時点で勝ちが決まります。無敵に思える領域展開ですが、万が一領域展開で敵を仕留めきれなかった場合、デメリットがあります。

領域展開は莫大な呪力を必要とするため、すぐに二度目の領域展開を行うことはできません。また、領域展開を解除したあと、一定時間ではあるものの術式の使用ができなくなります。領域展開でも仕留めきれないほどの相手を前に一定時間術式が使えないというのは非常に危険です。

領域展開を使えるキャラ

領域展開ができるキャラは五条悟、両面宿儺、伏黒恵、羂索、真人、禪院直哉、万、秤金次、漏瑚、日車寛見、陀艮。このメンバーの領域展開は、領域展開の名称が明らかになっています。他にも九十九由基、乙骨憂太、疱瘡婆、石流龍、烏鷺亨子、花御が領域展開を使えるようですが、このメンバーに関しては領域展開の名称や強さが明らかになっていません。

虎杖悠仁は領域展開ができる?

虎杖悠仁は呪術師でありながら術式を持ちません。領域展開は術式の最終段階であるため、術式を持たない彼に領域展開ができるはずもないのです。しかし、それは本来の話です。今後、虎杖が領域展開を習得する可能性はあります。虎杖が術式を使えるようになる可能性が、物語序盤から示唆されていたためです。

虎杖悠仁が術式を使えるようになる可能性

虎杖悠仁は元々、呪力を持たない一般人でした。彼は両面宿儺の指を食べたことで呪力を獲得し、呪術師として戦うようになります。五条悟は、虎杖が両面宿儺の指を食べたことで、いずれ両面宿儺の術式がその身に刻まれることになると予想していました。

ストーリーが進み現在、虎杖が何らかの術式を獲得したことが示唆されています。また、負ったはずの怪我が治っている描写から、虎杖は反転術式を習得している可能性があります。今後、虎杖の術式について描かれる場面が増えてくると、多くのファンが考察しています。

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虎杖悠仁の強さや戦闘能力

ここからは『呪術廻戦』の主人公である虎杖悠仁の強さや戦闘能力について紹介していきます。虎杖悠仁の強さはどのようなところにあるのか、身体能力の高さや技などから迫っていきましょう。

虎杖悠仁の身体能力の高さ

術式を持たない虎杖悠仁の強さは、身体能力の高さにあります。両面宿儺の指を取り込み呪力をその身に宿す前から、虎杖は人間離れした身体能力の高さを誇っていました。50メートルの距離を3秒で走り、砲丸投げをすれば世界記録を簡単に抜くだけに留まらず、球をサッカーのゴールポストにめり込ませてしまっています。

戦闘における虎杖の強みは、その飛び抜けた身体能力を生かした肉弾戦です。呪力を抜きにして単純なフィジカル勝負となった場合、虎杖は多くの呪術師・呪霊を圧倒できるでしょう。しかし実際、戦いの多くは呪力を使った戦いになります。そのため非呪術師であった虎杖は呪術に関する知識や経験が足りておらず、そこが弱点になることがあります。

虎杖悠仁は天与呪縛を持っている?

「天与呪縛」とは、強大な力を得る代わりに何かを犠牲にする「縛り」を生まれつき持っている者たち、または彼らに科せられた「縛り」そのものを指す言葉です。強大な呪力を持って生まれる代わりに何かが致命的に欠けている、というものが一般的です。しかし中には、呪力を持たない代わりに驚異的な身体能力を持って生まれてくる人間がいます。

このパターンの天与呪縛は「フィジカルギフテッド」と呼ばれます。伏黒恵の父親である伏黒甚爾や、呪術高専東京校の2年生・禪院真希がこのフィジカルギフテッドであるとされています。ここで、話を虎杖悠仁に戻しましょう。虎杖の身体能力を見ると、フィジカルギフテッドに該当するように見えます。しかし現状、彼が天与呪縛を持っているかどうかは明らかになっていません。

虎杖悠仁の技

技①逕庭拳

「逕庭拳(けいていけん)」は、虎杖が使う基本的な打撃技です。虎杖は両面宿儺の指を取り込んだことで呪力を得ました。虎杖が拳を振るうと、彼の驚異的な瞬発力に追いついていない呪力が遅れて相手を襲います。純粋な拳の衝撃と、遅れてやってくる呪力による衝撃。一度の攻撃で二度のインパクトが生まれる技が徑庭拳です。

技②卍蹴り

「卍蹴り(まんじげり)」は、低い姿勢から強烈な蹴りを放つ虎杖の足技です。卍蹴りは躰道という武道の技で、地面に倒れるような形で一瞬にして相手の視界から消え、相手の足元から上に向けて蹴りを放ちます。虎杖の武道経験は祖父から空手を少し習って程度なのですが、飛び抜けた身体能力の高さゆえに様々な武道の技を咄嗟に繰り出すことができるようです。

技③黒閃

「黒閃(こくせん)」とは、呪力を使った戦闘の中でごく稀に発生する現象の名前です。技の1つとして挙げていますが、厳密に言うと技ではありません。黒閃は「打撃との誤差0.000001秒以内」つまり打撃と呪力がほぼ同時に衝突した際に生じる空間の歪みを指しており、この現象が起こると攻撃の威力が上がります。衝突の際に黒い光が稲妻のように閃くことから、黒閃という名がつきました。

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虎杖悠仁の存在しない記憶を考察

存在しない記憶とは?

「存在しない記憶」とは『呪術廻戦』作中に登場した、文字通り起こったことのない出来事の記憶を指す言葉です。これまでの人生で経験したことがないはずの出来事が記憶として脳内に浮かび、かつて自分がその経験をしたという錯覚を起こします。この言葉は『呪術廻戦』の連載が始まる前から世間で稀に使用されていましたが『呪術廻戦』に登場したことがきっかけでより多くの人が使用するようになりました。

存在しない記憶の発動シーン

発動シーン①東堂葵と手合わせたした時

存在しない記憶が最初に登場したのは、虎杖悠仁が東堂葵と手合わせをした時のことです。東堂は手合わせの中で、虎杖の性癖が自分と同じであることを知ります。その瞬間、東堂の脳裏に、自分と虎杖が親友として中学時代を過ごした、記憶が浮かびました。東堂と虎杖は初対面であるため、2人の中学時代の記憶は完全に存在しない記憶です。当初、このシーンは東堂の妄想癖を表すギャグシーンとして、笑いとともに流されていました。

発動シーン②脹相と交戦した時

続いて存在しない記憶が登場したのは、渋谷事変です。虎杖悠仁は脹相と戦っていたのですが、この戦いの最中、脹相の脳裏に自分と兄弟たち、そして虎杖が仲睦まじい様子で食卓を囲んでいる記憶が流れ込んできました。この記憶の中で、虎杖は脹相のことを「兄ちゃん」と呼んでいます。脹相と虎杖は初対面であったため、これも存在しない記憶です。しかし脹相はこの記憶を信じ、虎杖を守るようになりました。

存在しない記憶の発動条件

東堂の存在しない記憶については、多くのファンが東堂の妄想癖による結果であると考え、特に問題視されていませんでした。しかし、脹相が存在しない記憶を見たことにより、状況が一変します。ファンは存在しない記憶は虎杖の能力なのではないか、と考えるようになりました。

戦いの最中、相手に自分を好意的に見るような記憶を植え付けられるのであれば、とても強力な能力です。存在しない記憶が出現したのが東堂と脹相だけであるため、発動条件は「質問と答え」+「何か」であると考察されました。「何か」に関しては「殺意」「気絶」が挙げられます。しかしのちに、存在しない記憶は能力や術式の類ではないと作者が正式に否定しました。

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虎杖悠仁の血縁者や加茂との関係

虎杖悠仁の父親

虎杖悠仁の父親は、虎杖仁という名前です。彼は、虎杖を育てた祖父・倭助の息子です。外見は虎杖にそっくりなのですが、口調は丁寧で物腰柔らかな印象を受けます。妻・香織との間に子供を望んでいましたが、恵まれないまま香織は死亡したとのこと。しかし後に、死亡したはずの香織との間に悠仁を儲けていたことが明らかになりました。虎杖仁は物語開始前に死亡したと考えられています。

虎杖悠仁の母親

虎杖悠仁の母親は、死亡したとされる虎杖香織です。香織は悠仁が生まれる前に死亡していたはずなのですが、何故か復活して仁との間に悠仁を儲けています。復活の真相に関しては後述します。香織は反重力機構(アンチグラビティシステム)という生得術式を持っていました。

虎杖悠仁の祖父

虎杖悠仁の祖父は、虎杖倭助です。倭助は仁と香織に代わって孫である虎杖悠仁を育てた人物です。第1話の時点で入院生活を送っており、すぐに亡くなりました。最期に悠仁の両親について話をしようとしましたが本人に「興味がない」と言われたため、結局話しそびれてしまっています。

加茂憲倫は香織の体を乗っ取っていた?

加茂憲倫は、呪術界御三家の1つである加茂家出身の術師で、明治時代に生きた人物です。彼は現代に偽夏油の正体として登場しました。死体に脳を入れ替えることで生き続ける生得術式を持っていたため、死んだはずの夏油傑として活動することが可能だったのです。

彼に体を乗っ取られた人間の頭には、大きな縫い目のような痕が存在しています。そしてこの痕は、虎杖香織の頭にもありました。つまり香織は死亡後、加茂憲倫に体を乗っ取られていたということです。後に、加茂憲倫も体を乗っ取られていた被害者であり、その正体は羂索という謎の呪詛師であることが明らかになりました。

虎杖悠仁は宿儺の子孫という説

両面宿儺は生前人間であり、髪色はピンク色であったようです。ピンク色の髪は虎杖とその父親である仁の特徴でもあります。このことから、虎杖は両面宿儺の子孫なのではないか、という考察が浮上しました。

公式ファンブックでは両面宿儺に妻子はいないと公表されていますが、兄弟などの血縁者がいた可能性はあります。血縁者の子孫が虎杖悠仁である、という可能性はあります。両面宿儺の血を引いているのであれば、虎杖が宿儺の器として適性があったことにも説明がつきます。

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虎杖悠仁の声優

榎木淳弥のプロフィール

アニメ『呪術廻戦』で主人公・虎杖悠仁の声を担当したのは、声優の榎木淳弥です。榎木淳弥は1988年10月19日生まれで、血液型はA型。東京都出身で、所属事務所はアトミックモンキーです。女性声優の安済知佳は従妹であるそうです。

榎木淳弥の主な出演作品や演じたキャラ

榎木淳弥の主な出演作品・演じたキャラは『刀剣乱舞』(堀川国広)、『アイドルマスターSideM』(舞田類)、『トニカクカワイイ』(由崎星空)、『東京リベンジャーズ』(乾青宗)、『崩壊:スターレイル』(男性主人公)などです。トム・ホランドの専属声優として知られており『スパイダーマンシリーズ』でピーター・パーカー役を演じています。

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虎杖悠仁に関する感想や評価

虎杖悠仁の領域展開について考えるコメントです。虎杖が領域展開をできるようになったらどのようなものになるか考えているファンは少なくありません。それだけ、虎杖が領域展開を使えるようになる展開に夢を見ている人が多いということです。

物語の序盤、五条悟は虎杖悠仁の体に両面宿儺の術式が刻まれることを示唆していました。そのため、虎杖は術式を使えるようになると考えられています。術式を使えるようになれば、領域展開ができる可能性も浮上します。

虎杖悠仁は『呪術廻戦』の主人公でありながら強さがよくわかっていないキャラクターです。作中、最強の強さを誇る両面宿儺に虎杖がどのような強さをもって挑んでいくのかに注目が集まっています。

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虎杖悠仁の領域展開まとめ

ここでは虎杖悠仁は領域展開ができるのかについてや、術式の強さや戦闘能力について紹介してきました。虎杖悠仁は術式を持たず、そのため領域展開もできません。しかし、今後は術式が使えるようになり、領域展開も習得する可能性を秘めています。虎杖悠仁がどこまで強くなるのかに注目しましょう。

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