【呪術廻戦】虎杖悠仁は反転術式を使える？宿儺から受けた傷が回復した理由を考察

虎杖悠仁とは、メガヒットダークファンタジー漫画「呪術廻戦」の主人公です。両面宿儺の指を口にした彼は、「宿儺の器」となりました。ストーリーが進むにつれて、ファンの間で「虎杖悠仁は反転術式を使用できるようになったのではないか？」と考察されるようになったのです。この記事では、虎杖悠仁が反転術式を使えるといわれる理由について、宿儺から受けた傷が回復した理由などを考察しながら、ネタバレ紹介していきます。

呪術廻戦は、一大ブームを巻き起こした漫画「鬼滅の刃」と掲載誌が同じであることから、「ポスト鬼滅」といわれたことがある作品です。現代劇と時代劇の違いはありますが、魑魅魍魎が登場するダークファンタジーもので、バトルアクションの要素も色濃いことから、ポスト鬼滅どころか呪術廻戦もブームになるメガヒット漫画となりました。この章では、呪術廻戦の概要と序盤のあらすじなどの作品情報を取り上げていきます。

呪術廻戦は、週刊少年ジャンプ2018年14号より連載が開始され、2023年9月現在連載中です。同作品の原作者である芥見下々は、ジャンプGIGAにプロトタイプにして現在は正式な前日譚となった「東京都立呪術高等専門学校」を、4話発表しました。呪術廻戦の単行本は既刊23巻で、シリーズの累計発行部数が8000万部を突破しています。また、呪術廻戦はテレビアニメ版やノベライズ、ゲーム版などのメディアミックスが行われました。

2018年6月の宮城県仙台市にて、虎杖悠仁は同市の高校生として暮らしていました。彼は両親の顔を知らない少年で、祖父に育てられています。ある日、虎杖悠仁の祖父が亡くなり、彼の通う高校に安置されていた呪物の封印が解かれました。すると、そこから呪霊という人間を襲う化物が姿を見せたのです。虎杖悠仁は、呪術師を名乗る伏黒恵と出会いました。伏黒恵の目的は、学校から呪物を回収することでしたが、一足遅かったのです。

• 名前：虎杖悠仁（いたどりゆうじ）
• 生年月日：2003年3月20日
• 出身地：宮城県仙台市
• 身長/体重：173cmくらい/80kg以上
• 所属：東京都立呪術高等専門学校1年生
• 趣味・特技：カラオケ、テレビ鑑賞・モノマネ
• 好きな食べ物/嫌いな食べ物：丼もの、麺類/なし
• 好みのタイプ：ジェニファー・ローレンス

呪術廻戦の主人公である虎杖悠仁の主なパーソナルデータを、上記しました。虎杖悠仁の容姿は、赤系の髪を逆立てたヘアスタイルと三白眼が印象的なイケメンです。服装は常に制服で、首に赤い詰襟のネックウォーマーようなものを身に着けていました。虎杖悠仁は超人的な身体能力を有しており、元々は非術師でしたが、両面宿儺の指を飲み込んだことで呪力を得たのです。

週刊少年ジャンプの看板作品の一つである呪術廻戦は、2023年初めのストーリー展開の中で、虎杖悠仁が反転術式を使えるようになったと話題になりました。本当に彼は、反転術式を使うことができるようになったのでしょうか？この章では、虎杖悠仁が反転術式を使えるという説を考察していきます。

虎杖悠仁が、反転術式を使用することができるとされるシーンは、上記の画像になります。原作漫画の213話にて、彼は自分の胴体が貫通してしまうほどの攻撃を、伏黒恵を乗っ取った宿儺から受けました。しかしながら、次の214話では貫通してポッカリと空いた彼の大きな傷が、見事に塞がっていたのです。そればかりか、彼の着ている服も元通りになっていたことから、「反転術式を使って回復」という説が大きく広まりました。

原作漫画の214話では、宿儺の斬撃を受けた虎杖悠仁の右耳が裂けてしまう描写がありました。ところが、その回の最終ページになると、彼の右耳が回復していたのです。この描写については、「作画ミスではないのか？」という意見も見受けられました。しかし、213話での胴体に空いた穴が服ごと回復した描写も含めて、「作者が意図的に描いた」という考察が多くされているとのことで、虎杖悠仁が反転術式をできる説に繋がります。

虎杖悠仁と宿儺との対決の中で、宿儺が彼に意味深なセリフをつぶやいています。「そうか、小僧はあの時の」と「羂索め気色の悪いことをする」という宿儺の発言は、宿儺が1000年以上前に封印された時よりも以前に虎杖悠仁のことを知っていたことが示唆されました。虎杖悠仁がなぜ人間時代の宿儺と出会っていたのかについては、呪術廻戦における最大の謎と伏線として残されています。今後のストーリー進展が、注目されるのです。

虎杖悠仁が反転術式を使用できる理由については、五条悟が以前に言ったセリフがカギだといわれています。五条悟は、「今は使えないだけ。そのうち君の身体には、宿儺の術式が刻まれる」と、虎杖悠仁に語っていました。彼の推察が正しければ、虎杖悠仁の身体に刻まれたものの中に反転術式があり、虎杖悠仁は無意識のうちに反転術式を使用できるようになったと、結論付けることができます。しかし、現時点で真相は不明なのです。

芥見下々原作の大人気漫画呪術廻戦のテレビアニメ版は、2023年7月よりファン待望の2期が放映中で好評を博しています。原作漫画はストーリーが進んでおり、虎杖悠仁が反転術式をマスターした可能性が窺えました。こうした彼の成長に、「呪胎九相図が関係している」と推察するファンが多いとのことです。この章では、呪術廻戦の呪胎九相図とは何かについて紹介しながら、虎杖悠仁がそれを食べた場合に起こりうることを考察します。

呪胎九相図は、特級呪物の一つです。明治時代を生き、「史上最悪の呪術師」と呼ばれた加茂憲倫が生み出した九体の呪物の総称であることが明かされました。ストーリー内では宿儺の指と同等かそれ以上の危険物として扱われており、封印された上で呪術高専の忌庫に厳重に保管されていたのです。しかしながら、夏油傑の提案で自呪霊たちが高専の交流会を襲撃した際に真人によって一番から三番が盗まれ、紆余曲折を経て受肉しました。

それでは、虎杖悠仁が呪胎九相図を食べると、いったいどのようになるのでしょうか？この件については「呪術廻戦 公式ファンブック」のQ&Aの中で、芥見下々が「今の宿儺が九相図の状態になるか、九相図の意識が消えて呪力を有する虎杖悠仁になる」と明言していました。このことから、虎杖悠仁の呪力が上がることがわかっていますが、もちろんストーリー内にこのようなシーンはなく、今後そうした可能性があるのか注目されます。 

この章では、呪術廻戦の主人公である虎杖悠仁に関するX（Twitter）でのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。虎杖悠仁は、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、呪術廻戦の大ファンだと思われる方のツイートです。同作品の推しキャラクターが虎杖悠仁のようで、彼のことをかっこいいとかわいいが溢れかえっていると高評価していました。

こちらは、呪術廻戦のテレビアニメ版を観ていると思われる方のツイートです。アニメ版の最新話を観て、虎杖悠仁のことを戦闘IQが高めでかっこいいとつぶやいていました。

こちらは、呪術廻戦の虎杖悠仁の大ファンだと思われる方のツイートです。虎杖悠仁のことを好きになった理由に、「彼は何かを馬鹿にして笑うことを絶対にしないから」ということを挙げていました。

この記事では、呪術廻戦の虎杖悠仁の反転術式について特集してきました。今後も両面宿儺の術式を表に出してくるであろう虎杖悠仁に注目しながら、呪術廻戦を見てください。