【呪術廻戦】伏黒恵は死亡した?宿儺に受肉された現在の状況や助ける方法は?

伏黒恵は呪術廻戦の人気キャラですが、死亡したのか気になるという声が急増していいます。宿儺によって受肉されてしまい、現在の状況とこれまでの描写から死亡したのではないか、と心配する声が上がっているのです。この記事では伏黒恵について、なぜ死亡したと言われるような状況になってしまったのか、これまでのフラグや、伏黒恵の名シーンなどをネタバレありでまとめて紹介していきます。

【呪術廻戦】伏黒恵は死亡した?宿儺に受肉された現在の状況や助ける方法は?のイメージ

目次

  1. 伏黒恵とは?
  2. 伏黒恵は死亡した?フラグを考察
  3. 伏黒恵が宿儺に受肉されるまでの経緯や現在
  4. 伏黒恵の名言や名シーン
  5. 伏黒恵の家族や過去
  6. 伏黒恵の声優
  7. 伏黒恵に関する感想や評価
  8. 伏黒恵の死亡まとめ

伏黒恵とは?

呪術廻戦において主要なキャラクターとして登場していたのが、伏黒恵です。この記事では、伏黒恵について、なぜ宿儺に狙われたのか、死亡フラグと言われたシーン、現在の状況などを、ネタバレありでまとめて紹介していきます。

呪術廻戦の作品情報

呪術廻戦の概要

伏黒恵が活躍する呪術廻戦は、2018年から芥見下々先生が、週刊少年ジャンプにて連載しているダークファンタジーです。『呪物』『呪い』をテーマにした作風で、人間の負の感情から生まれる呪霊と、呪霊を払う呪術師の戦いを描いたバトル漫画になっています。元々は、ジャンプGIGAにて短期集中連載した『東京都立呪術高等専門学校』を前日譚とした作品になっています。

連載開始時は、その重い設定などから人気が上がりきらなかったものの、個性豊かなキャラクターの展開などで人気作となっています。メディアミックス展開も積極的に行われ、特に、2020年に放送が開始されたアニメの影響で人気が爆発しました。劇場版映画や体感型ゲームの題材に使用されるなど幅広い展開をしている作品になっています。

呪術廻戦のあらすじ

主人公の虎杖悠仁は、宮城県仙台市に住んでいました。両親の顔を知らない虎杖悠仁ですが、祖父に育てられて常人離れした身体能力を持つものの普通の高校生として生活していたのです。祖父が亡くなった日の夜、虎杖悠仁の前に現れたのがこの記事でも紹介する伏黒恵でした。伏黒恵は、特急呪物『両面宿儺の指』を回収するべく仙台市までやってきていたのです。

伏黒恵のプロフィール

伏黒恵は、呪術高等専門学校の1年生にして2級呪術師として入学したキャラクターです。1年生にして単独の任務を許されている天才で、実際仙台にも1人で来ていました。基本的には無愛想な表情とツンツンした髪型が特徴的な見た目をしています。実は、呪術の名家である禪院家の血筋にあり、その才能の由来の1つとなっています。

その他、明らかになっているプロフィールとしては、年齢は初登場の時点で15歳、誕生日は12月22日、身長は175cmでまだ伸びていることなどがあります。また出身地は埼玉県であること、好きな食べ物は生姜に合うもの、嫌いな食べ物はパプリカであることなども判明しています。

伏黒恵の性格

伏黒恵は基本的には冷静で生真面目な性格をしています。しかし、無感情というわけではなく、特に姉、伏黒津美紀のことになると感情的になってしまう場面も多いです。また人付き合いをストレスに感じるタイプでありながら、心を許した相手には休日にもしっかり付き合ったりするなどするタイプでもあります。

ちなみに中学生の頃には、現在のような性格ではなく荒れており、地元で知らない者はいないほどの有名な不良でした。そのような伏黒恵が現在のような性格になったのはなぜかというと、姉伏黒津美紀が呪いで倒れたことが理由になっています。姉のような本来は幸せになるべき人が幸せになれるようにしたいと考えるようになったためです。そのため、現在の伏黒恵も呪術師として、必ずしも全員を助けたいというスタンスを持っていません。

伏黒恵の術式や領域展開

伏黒恵は術師としても相当に優れた実力を持っています。その由来の1つになっているのが術式です。伏黒恵の術式『十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)』は、禪院家相伝の術式で、影を媒介にして式神を召喚し操ることができる術式になっています。また影を利用するという性質から、影を応用した技も多数持っています。

本来は10種類の式神を、調伏の儀を済ませることで操りますが、最強の式神『八握剣異戒神将魔虚羅』は歴代誰も調伏できたことがないです。伏黒恵の領域展開『嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)』は、呪術廻戦の物語の中で習得したもので、まだ不完全な部分も多いものになっています。本来の術式は最大でも2体しか同時に式神を呼べませんが、その制限がなくなる他、普段は出来ない影の使い方もできるようになります。

TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト

伏黒恵は死亡した?フラグを考察

伏黒恵は死亡している?

呪術廻戦のメインキャラクターだった伏黒恵ですが、現在、伏黒恵は死亡しているのではないか、と考察されています。なぜなら重要キャラクターの1人であり、元々は主人公虎杖悠仁に受肉していた両面宿儺に受肉されてしまったためです。呪術廻戦作中の描写的には、受肉されると元の人格は破壊されてしまうため、宿儺に受肉された時点で伏黒恵は死亡したと同じ状態になっているのです。

とはいえ、元々虎杖悠仁が宿儺の器になりながらも自我を残していたように、特殊なケースもあります。実際、伏黒恵のような受肉の仕方は他に例がなく、呪術廻戦作中でも、『断定は出来ない』とも描写されているのです。実際、五条悟と宿儺の戦いの描写から、少なくとも伏黒恵の魂はまだ残っており、宿儺に利用されていることが明らかになっているのです。

伏黒恵の死亡フラグや作者の発言

伏黒恵については、元々作中の描写から死亡フラグと呼ばれるものも多数ありました。虎杖悠仁に対しての態度や姉伏黒津美紀を強く意識し続けていることから、いつか自分の身を犠牲にしてでも守ろうとするのではないか、とこれらのシーンが描かれる度に死亡フラグだと言われていたのです。特に姉伏黒津美紀の話では感情さえも制御できていないなど、いつ伏黒津美紀のために死亡するのかと心配されるほどでした。

その上で、宿儺に受肉されたことで、注目を集めているものがあります。それが作者芥見下々先生の発言です。その発言とは『伏黒恵の最後は決まってる』です。この発言や作中の描写などから少なくとも、伏黒恵が宿儺に受肉される展開自体は、早い段階から決まっていたのは明らかになっています。

ちなみに、同じタイミングでの発言の中で、『最終回と、要所要所の結末は決まっているが、その間のいくつかが決まっていない』ということ、『虎杖悠仁の最後は決まっていない』とも発言されています。この作者芥見下々先生の発言も、伏黒恵死亡のフラグになっているのではないか、とも考察されているのです。

メインキャラクターの内、生き残るのは1人か3人か

またこれは、違うタイミングの発言ですが、呪術廻戦のメインキャラクター4人の生死について、『最終回はまだ完全に決まってないけど、虎杖悠仁、伏黒恵、釘崎野薔薇、五条悟のうち1人だけ死ぬか、1人以外全員死ぬかのどっちかだと思う』という発言もあったりします。この発言から物語の展開が変わっていない、かつ作中の描写を素直に受け取って良いのであれば、既に1人以外全員死ぬルートに入っているのです。

なぜなら2023年10月現在、実は既にメインキャラクター4人のうち、2人の死亡が確定的になっているのです。渋谷事変以降描写がなく、ほぼ死亡したとされる釘崎野薔薇。対宿儺との戦いで死亡した五条悟はほぼ確実に死亡しているといえます。これに伏黒恵も死亡扱いすれば、まさに『虎杖以外の3人が死亡したルート』になってしまうのです。

もちろん、これは絶対ではありません。なぜなら呪術廻戦のこれまでの描写などから、何かしらの展開で復活するキャラクターがいても不思議ではないためです。加えて主人公である虎杖悠仁の性格やこれまで描かれているシーンなどを考えると、救おうとするのは間違いないためです。伏黒恵が生き残るとすれば、虎杖悠仁が自身を犠牲に伏黒恵を救うルートなど、現実的にあり得そうなルートも残されていたりします。

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伏黒恵が宿儺に受肉されるまでの経緯や現在

宿儺が伏黒恵を受肉体に選んだ理由はなぜ?

宿儺は虎杖悠仁に受肉したことで現代に復活しました。しかし、本来受肉すると自我は完全に失われてしまいます。虎杖悠仁は耐性が非常に高く、受肉したにも関わらず自我を失うことはない、どころか宿儺が主導権を握ることができないほどの耐性を持っていました。

これに対し、伏黒恵もまた宿儺に耐性を持っていたことが、宿儺が伏黒恵を受肉体に選んだ要因になっています。これが宿儺がなぜ伏黒恵の身体にこだわったのかの1つ目の理由です。

伏黒恵の耐性は宿儺にとって都合がよく、すぐに自我が崩壊してしまうことはないものの、主導権を取り戻すほどの力はないというものでした。ただ、仮に宿儺が自由に動けることを目的とするなら、伏黒恵にこだわる必要はありません。宿儺がなぜか伏黒恵にこだわったもう1つの理由になっているのが、伏黒恵の術式『十種影法術』にあります。

なぜ宿儺が十種影法術を欲したかといえば、十種影法術のポテンシャルの高さにあります。十種影法術はかつては五条悟の持つ六眼と無下限呪術と相打ちになったという話も残っているほどなのです。つまりポテンシャルをフルに引き出せば、伏黒恵は現代最強と言われる五条悟に並ぶ術師になることができたのです。このポテンシャルのある術式を奪うことが宿儺の目的でした。

伏黒恵が宿儺に受肉されるまでの経緯

伏黒恵が宿儺に受肉されるまでには、実に多くのフラグや関係するシーンがありました。ここからは、宿儺が伏黒恵に受肉するまでの経緯を抜き取って、まとめて紹介していきます。

経緯①宿儺の契闊

宿儺がそれまでと違った動きを見せるきっかけになったのが、呪胎戴天編後のことです。このエピソードで、虎杖悠仁は宿儺に特急呪物を払わせますが、死亡することになります。この時、肉体の主導権を握った宿儺は、伏黒恵に相対することになります。このシーンで宿儺は伏黒恵に目をつけたのでした。そして虎杖悠仁の抵抗により死亡することになりますが、内側で虎杖悠仁と対面することになります。

ここで宿儺は虎杖悠仁を復活させる交換条件として、2つの縛り『契闊』を設けます。縛りの内容は、『宿儺が契闊と唱えたら一分間身体を明け渡すこと』『この約束を忘れること』でした。これに虎杖悠仁が付け加えた『一分間誰も殺さず傷つけない』という条件を加えて契約することになってしまいます。

経緯②宿儺は呪物の成り方を学習

宿儺の計画を実行するには1つ、条件がありました。実は呪霊であっても自身を呪物にする方法などは基本的に知らないのです。唯一この方法を知っているのが羂索でした。過去、宿儺は羂索の手を借りて自身の魂を指に切り分けました。これには当然呪物化するという目的もありましたが、宿儺には別の目的もありました。その目的とは呪物化の方法を学習することです。

 

そして2023年10月現在、宿儺は自らを呪物化できる2人目の存在であることを証明しています。契闊を唱えた宿儺はまず、自らの小指を呪力を込めて引きちぎりました。この行為はまさに、自身の呪物化に他ならないのです。この小指を伏黒恵に無理やり飲み込ませることで、伏黒恵への受肉を果たしています。ただし、なぜ伏黒恵に受肉したら虎杖悠仁の身体から宿儺が消えるのかは証明されていません。

経緯③伏黒恵が禪院家当主に?

伏黒恵が宿儺に乗っ取られるのであれば、なぜ描かれたのか分からないとされているのが、伏黒恵の禪院家当主就任エピソードです。

元々、このエピソードは渋谷事変において、前当主だった禪院直毘人が負傷し、その後死亡したことに由来しています。禪院直毘人の遺言により、伏黒恵が禪院家の当主に任命されることになったのです。仮に伏黒恵がこのまま死亡するのであれば、なぜここで伏黒恵が選ばれたのか分からないとされています。

その後、描かれた真希が禪院家を襲撃するエピソードに繋がる出来事ではありましたが、それがなくても真希のエピソードは描けたはずです。そのため、まだ伏黒恵の禪院家当主就任に関しては、今後描かれるエピソードの伏線フラグとして残されているのではないか、とも考察されています。

経緯④死滅回游に巻き込まれる津美紀

渋谷事変後、羂索によって行われることになったのが死滅回游です。伏黒恵達はいくつかの目的を持ってこれに参加することになりますが、伏黒恵にとって特に大きな要因になったのが、姉伏黒津美紀の参加です。元々寝たきりになっていたはずの伏黒津美紀でしたが、なぜか目を覚ましており、なぜか死滅回游のプレイヤーになってしまったのです。

経緯⑤津美紀を離脱させようとする伏黒恵

伏黒恵は、姉伏黒津美紀を死滅回游から離脱させるために戦闘を行い、ルールを追加できることを利用するべく奔走することになります。そして紆余曲折を経て、ルールの追加に成功したのです。さまざまな縛りから、プレイヤーではない者と入れ替わる形かつ、100点を消費することで離脱できるようになります。しかし、実は伏黒津美紀の意識は既になく、万の受肉体になっていることが明らかになります。

経緯⑥来栖華が戦闘不能になる

宿儺が伏黒恵に受肉した時点では、まだ伏黒恵の意識がある程度強く残っていたことも明らかになっています。そのシーンが描かれたのが、宿儺が伏黒恵に受肉にしてすぐに描かれた来栖華との戦いです。来栖華は、詳細は不明ですが、あらゆる術式を消滅させるという術式を持っているのです。この消滅させられる術式には、受肉も含まれているようでした。

なぜかは不明ながら、来栖華は伏黒恵と過去になにかがあって好意を寄せているようでした。そのため、当初は伏黒恵の肉体を傷つけるのを恐れていました。しかし、天使の説得により、この段階でなら、宿儺の魂だけを祓える可能性があるとして戦闘になりました。実際、宿儺はこの術式を受けて大ダメージを受けるなど効果は間違いなくありました。しかし、この戦闘は結局来栖華が戦闘不能になってしまう結果になっています。

経緯⑦浴に浸かる

来栖華との戦いの後、虎杖悠仁と禪院真希との戦いにおいても、明らかになったように、この時点ではまだ伏黒恵の意識が残っているかのようなシーンも描かれていました。これに対して宿儺と裏梅が行ったのが『浴』です。本来は家宝を呪具にするために行われるものですが、この方法を用いて宿儺は伏黒恵の魂をより深くに沈めようとするのでした。

経緯⑧伏黒恵の肉体で伏黒津美紀を殺す

浴に続いて、宿儺が行ったのが、伏黒津美紀の殺害でした。これは伏黒恵の魂に『自ら姉に手をかけた』という傷を刻むためです。実際には、伏黒津美紀は既に万によって受肉されており、戦いは宿儺vs万という構図でしたが、肉体で見れば伏黒恵が伏黒津美紀を手に掛ける構図になります。しかも宿儺は、この戦いにおいて敢えて自らの術式は使用せず、伏黒恵の術式である十種影法術を使用して勝利したのです。

ちなみにこの戦いの後、呪術廻戦作中では、涙を流しながら深淵へと沈んでいく伏黒恵の魂が描かれても居ます。

経緯⑨無量空処の適応の肩代わりに利用される

その後、呪術廻戦作中では、復活した五条悟vs宿儺の戦いが描かれることになります。この戦いの中で、宿儺は五条悟の無量空処の対応策として、伏黒恵に無量空処の適応を肩代わりさせるという手法を取っています。これらの方法が、伏黒恵復活のフラグになる可能性もあるのではないか、として期待される声もある状態になっているのです。

宿儺に受肉された現在の伏黒恵の状況

2023年10月現在、伏黒恵は明確に死亡したとはいえない状態にあります。呪術廻戦作中で描かれた伏黒恵自身の描写としては、死んだ魚のような目で深淵に沈んでいる状態です。これを死亡と取るかは難しいところですが、宿儺が意図して利用しているところからみても、死亡しているとはいわないとする考察がほとんどになっています。

ただし、やはり宿儺に受肉されたこと自体がこれまで以上の大きすぎる死亡フラグだと考察する声も残っています。

伏黒恵を助ける方法はある?

2023年10月現在、伏黒恵を助ける方法については不明です。しかし、救出方法についてはいくつかのシーンが描かれています。五条悟が復活する前、虎杖悠仁と乙骨が会話しているシーンや、真希が『宿儺を戦闘不能に追い込む必要がある』と発言したりしているのです。詳細は描かれていませんが、いずれにしても伏黒恵を助けるためには宿儺を倒す必要があるのは間違いありません。

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伏黒恵の名言や名シーン

伏黒恵の名言①「でも死なせたく…」

でも死なせたくありません

呪術廻戦冒頭、虎杖悠仁は宿儺を取り込んだことで、死刑対象になってしまいます。このできごとで五条悟から伏黒恵はどうするべきか問われます。この時に放ったのがこの名言です。ちなみに、伏黒恵は規定上はこの死刑は致し方ないものと考えてもいました。しかし、完全な私情でこのセリフを断言しているのです。

このシーンの前、そもそも虎杖悠仁が宿儺を取り込んだのは伏黒恵を助けるためでもありました。伏黒恵は出会って数時間でそこまでした虎杖悠仁に対し、助けなければならないと考えるようになっていたのです。そういった意味でも伏黒恵の感情が出た名シーンであるとされています。

伏黒恵の名言②「俺は不平等に…」

俺は不平等に人を助ける

伏黒恵の呪術師としての信条とも言えるのがこの名言です。中学時代、伏黒恵は荒れていましたが、その理由は血筋から呪術師になることを宿命付けられた自身の運命を呪ってのことでした。そのような伏黒恵が呪術師になったのは、姉伏黒津美紀のためです。つまり、伏黒恵は最初から助けるべき相手を助けるという行動原理を持っていました。

端的に言ってしまえば、伏黒恵は善人は助けるが、悪人は助けるつもりがなく、なんなら裁きたいとすら考えています。ただ逆にこれを口にもできてしまう精神性自体が死亡フラグの1つになるのではないか、とも考察される結果になっています。

伏黒恵の名言③「その人に揺るがない…」

その人に揺るがない人間性があれば、それ以上は何も求めません

京都校との交流戦前、伏黒恵は東堂葵と相対することになります。この時に東堂葵は自らの信条として「どんな女がタイプだ」と問いかけます。この名言はその問いかけに対しての答えです。この回答は、女性でありその場にいた釘崎野薔薇や禪院真依は好反応を示していました。しかし、東堂葵はお気に召さなかったようで、戦闘になっています。余談ですが、この時伏黒恵が答えたイメージは、姉である伏黒津美紀です。

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伏黒恵の家族や過去

伏黒恵と伏黒甚爾の関係

伏黒恵の父親伏黒甚爾は、禪院家に生まれながらも『天与呪縛』を持っており、高い能力を持ちながらも、術式至上主義の禪院家では居場所がなく、出奔していました。伏黒という名字も婿入りする形で変わっています。元々荒れた性格をしており、女性のヒモとして生活していました。アウトローのような生活を送り、最終的には学生時代の五条悟によって殺されることになっています。

伏黒恵とは伏黒恵が小学1年生の時に蒸発して以来、会っていません。五条悟もわざわざ伝えてはいないため、伏黒恵は父親については、「どこかでのうのうと生きているのだろう」と考えています。渋谷事変において、不意に対面することになりますが、この時も伏黒甚爾側は気づきましたが、伏黒恵はそれが父親であると気づかないままでした。

伏黒恵と津美紀の関係

伏黒恵の中で、家族としての思いが特別に強いのが姉伏黒津美紀です。性格には姉といっても義妹で、伏黒甚爾が伏黒津美紀の母親と再婚したことでできた義姉です。荒れていた伏黒恵も心配し続けるなどしており、伏黒恵は伏黒津美紀に対して「疑う余地のない善人だった、誰よりも幸せになるべき人だった」と考えています。

そのため、呪術師になった後も、伏黒恵の行動原理の中心には伏黒津美紀がいます。伏黒津美紀はある時から呪いによって寝たきりになっていますが、その理由は呪術高専でも不明でした。実際にはこの呪いは、1つのフラグであり、羂索と宿儺によってそれぞれに利用される形になっています。

伏黒恵の母親

父親の伏黒甚爾、姉の伏黒津美紀に対して、描写が少ないのが伏黒恵の実母です。実際に描かれた描写は1コマだけですが、荒れ果てた性格をしていた伏黒甚爾が一時的とはいえ丸くなるなど、相当な影響力と優しさを持った性格だっと推測されています。しかし、残念ながら伏黒恵が生まれてすぐに死亡していることも明らかになっているキャラクターです。

2023年10月現在、伏黒恵の家族の中では1番情報が少ないのがこの母親です。死亡したのは確定していますが、なぜ死亡することになったのかは2023年10月現在まで不明のままになっています。或いは、今後の呪術廻戦の展開の中で描かれる、或いは何かのフラグになる可能性もあるのではないか、と考察されています。

伏黒恵が呪術師になるまでの経緯

伏黒恵は呪術師になることを運命づけられていました。元々は伏黒甚爾が禪院家を出ていることもあり、呪術師とは無関係に生活していました。しかし、伏黒甚爾は禪院直毘人と当時まだ術式が不明だった伏黒恵の術式がよければ売る約束をするなど、確実に呪術師となる運命にありました。この約束に横槍を入れたのが五条悟でした。なぜなら伏黒甚爾と対峙した五条悟が、死ぬ前に話して聞かせたためです。

五条悟は、伏黒恵を保護すると、呪術高専と掛け合い、将来呪術師になることと引き換えに伏黒恵と姉伏黒津美紀の生活を保証する約束を取り付けます。結果的に伏黒恵は、伏黒津美紀が呪いにかかったことで呪術師となる道を選びますが、そうでなくとも、いずれにしても呪術師になっていた可能性が高いという形になっています。

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伏黒恵の声優

内田雄馬のプロフィール

アニメ呪術廻戦において、伏黒恵役の声優を担当したのが内田雄馬さんです。日本ナレーション演技研究所に在籍中だった2012年に声優デビューを果たし、アイムエンタープライズ所属で活動をすることになります。実姉に声優の内田真礼さんを持っています。2014年にはレギュラーを獲得、2016年には初主演を務めるなど、着実に実績を積み上げており、多数の主要なキャラクターを演じている声優になっています。

内田雄馬の主な出演作品や演じたキャラ

内田雄馬さんがこれまでに演じたキャラクターとしては、ダイヤのA』の奥村光舟役、『マクロスΔ』のハヤテ・インメルマン役、『りゅうおうのおしごと!』の九頭竜八一役、『弱虫ペダル』の新開悠人役、『BORUTO』のカワキ役、『ブルーロック』の御影玲王役、『原神』のカーヴェ役、『FINAL FANTASY XIV 漆黒のヴィランズ』の水晶公役などを演じています。

内田雄馬さんが近年演じたキャラクターとしては、『MFゴースト』の片桐夏向役、『悪役令嬢レベル99 〜私は裏ボスですが魔王ではありません〜』のパトリック・アッシュバトン役、『愚かな天使は悪魔と踊る』の阿久津雅虎役、『Opus.COLORs』の月見里和哉役、『とんでもスキルで異世界放浪メシ』のムコーダ役、『デッドマウント・デスプレイ』の操屋匠役などを担当しています。

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伏黒恵に関する感想や評価

ここからは既に呪術廻戦を読んでいる人の、伏黒恵に関しての感想をネタバレありでまとめて紹介していきます。伏黒恵の身体が宿儺に乗っ取られてから2023年10月現在まで、伏黒恵の死亡に関しては、さまざまな考察が行われ続けています。作中の描写やシーンから生きているとする声もある一方で、軽く見る形では、死亡しているように見えるという声も多いのです。

そもそも、受肉については伏黒恵の前からさまざまな形で描かれてきました。そのシーンなどを総合すると、基本的には受肉した時点で死亡するようにも見えるとされていたのです。虎杖悠仁のように伏黒恵が特異などだとしても具体的にどんな形になっているのかが分からず、結果的に伏黒恵は死亡したと考える人も多くなっています。

元々伏黒恵は、呪術廻戦において死亡フラグが多いキャラクターと言われていました。普段は冷静な性格をしていますが、姉である伏黒津美紀が絡むと激情家になってしまう一面をもっており、それらのシーンが描かれる度に死亡フラグだと言われてきました。これらのシーンに加えて、呪術廻戦作中の早い段階から宿儺に目をつけられていたことなども、死亡フラグが多いと言われる要因になっています。

これらの死亡フラグの多さから、作者の芥見下々先生の主要4人のキャラの死亡について話が出た時は、真っ先に死亡候補として考えられていました。仮に1人しか死亡しないルートだったとしても、その死亡する1人は伏黒恵なのではないか、とも考察される程になっていたのです。とはいえ伏黒恵は人気キャラクターなので死亡フラグがあまりにも多すぎて、却って生き残るのではないか、と考察されることもあります。

呪術廻戦は死亡するキャラクターが多い作品です。それもモブキャラクターというわけではなく、主要なキャラクターであっても容赦なく死亡することがあります。反面、復活となると2023年10月現在までほぼ例がありません。唯一復活したと言って良いのは伏黒甚爾だけですが、それもかなり限定的な方法でした。それだけに芥見下々先生のいう主要4人の中で誰が生き残るのか、にも注目が集まる結果になっています。

2023年10月現在、単純に見れば生存の可能性が高いのは虎杖悠仁です。身体から宿儺も居なくなっており、呪術廻戦のシーンの中では1番落ち着いた状態になっているともいえます。しかし、呪術廻戦の展開や虎杖悠仁の性格を考えた時に、自分だけが生き残ることをよしとするタイプでないのも事実です。残りの3人の内、虎杖悠仁が救えそうなキャラクターとして伏黒恵の名前が上がる結果にもなっています。

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伏黒恵の死亡まとめ

伏黒恵は、2023年10月現在、呪術廻戦の中でも死亡するのかどうかが、気になると言われるキャラクターの1人です。宿儺に受肉されてしまうという展開が描かれた伏黒恵は、それまでのシーンから死亡ともいえる状態にありますが、受肉されて以降のシーンを見る限り、2023年10月現在はまだ死亡したと明確に言えない状態にあると言われています。とはいえ、何もしなければ、死亡することは間違いないといわれています。

元々伏黒恵は、呪術廻戦の中でも死亡フラグが多いキャラクターといわれていました。なぜなら姉伏黒津美紀に対しての思いが強いためです。数多くのキャラクターの死亡が描かれることで、むしろなぜ生き残れているのか分からないとまでいわれるほどになっていたのです。今後、伏黒恵がどうなるかはまだまだ分からない状態のため、伏黒恵の生死などにも注目しながら呪術廻戦を視聴してみましょう。

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