【彼岸島】ケンちゃん（斉藤健一）はユキの彼氏！最後はウイルスに感染して死亡？

「彼岸島」は、シリーズの連載期間が20年を突破した吸血鬼サバイバルホラー漫画です。シュールなギャグが満載の同作品は、怖い作品が苦手だという読者の取り込みに成功して、メガヒットを記録しました。彼岸島の登場人物の中で、人気が高いと評されているのがケンちゃん（斉藤健一）です。この記事では、彼岸島のケンちゃんについて、彼と宮本明や坂下ユキとの関係、ウイルス感染から死亡までの経緯等を紹介していきます。

• 掲載誌は全て週刊ヤングマガジン コミックスは全てヤンマガKCレーベル
• 彼岸島：2002年-2010年 コミックス全33巻
• 彼岸島 最後の47日間：2010年-2014年 コミックス全16巻
• 彼岸島 48日後…：2014年-2023年9月現在連載中 コミックス既刊40巻

彼岸島のシリーズタイトル、連載期間、コミックス情報を上記しました。彼岸島の単行本の部数は、シリーズ累計で1000万部を突破しています。同作品の原作者松本光司は、シュールな作風を持つ漫画家として有名で、彼岸島以前に学生運動と女装を掛け合わせた怪作「クーデタークラブ」を連載していました。彼岸島は、スピンオフ漫画「彼、岸島」（佐世保太郎作画）や実写映画版、テレビドラマ版などのメディアミックスがあります。

彼岸島の舞台は、タイトルが示す通り彼岸島という架空の島です。この島は、ストーリー初期では森と海しかない小さな離島とされていましたが、ストーリーが進むにつれて、広く変化に富んだ場所へと変化していきました。主人公の宮本明は、2年前に行方不明になった兄の篤を捜すため、高校卒業後に友人たちとともに彼岸島を訪れます。しかし、彼岸島は吸血鬼が多数いる恐ろしい場所であることが判明しました。

• 名前：斉藤ケン（実写映画版では斉藤健一）
• あだ名：ケンちゃん（宮本篤のみ『ケン坊』と呼ぶ）
• 身長/体重：177.5cm/67kg
• 特技：包丁捌き
• 好きなこと/嫌いなこと：ギターを弾くこと/仲間に隠し事をされること
• 武器：バット

彼岸島に登場するケンちゃんの主なパーソナルデータを、上記しました。ケンちゃんの年齢は、亡くなった時に享年20歳と記載されています。ケンちゃんは、ロン毛をオールバック気味にした髪型と、口ひげが特徴です。彼は、明とともに彼岸島へ乗り込んだメンバーの中では最年長で、頼りにされていました。仲間思いの上に戦闘力も高く、彼岸島の登場人物の中でも人気キャラクターとして高評価されています。

坂下ユキは、彼岸島のヒロイン的なキャラクターで、明やケンちゃんの幼馴染の少女です。明とともに彼岸島へ向かったメンバーの一人でもあり、弓道の経験を活かして弓矢で吸血鬼と戦いました。ケンちゃんとユキは恋人同士ですが、ユキは明にも気があります。明もユキのことが好きなようです。ユキは、ケンちゃんの最後を見届けた唯一のキャラクターでした。

ケンちゃんと明も、ユキと同様に幼馴染の関係です。ケンちゃんは幼い頃に父親と兄を事故で亡くしており、母親が再婚を繰り返すと家に居場所がなくなりました。そのことから、明たちとの交友関係を大事にするようになったのです。また、ケンちゃんは両親と不仲な明と自分を重ね合わせていて、互いに信頼関係で結ばれていました。

ケンちゃんが彼岸島へ行った理由は、明の兄の篤捜索が一番の理由でした。しかし、明やケンちゃんは彼岸島の恐ろしさを知る由もありません。そのため、観光気分がケンちゃんの中にあったことも事実で、彼は卒業旅行と偽って捜索と無関係な学生約30名を同行させました。

彼岸島のケンちゃんのウイルス感染や最後の死亡シーンを、ネタバレ紹介します。吸血鬼と激闘を繰り広げていた明たちですが、ある時中年吸血鬼にユキが拉致されました。彼女を取り戻すために、ケンちゃんは島の最奥部の樹海へと向かい、丸太や杭などの武器を駆使して大量の吸血鬼討伐に成功したのです。

ケンちゃんは、ユキの居所も知ることができました。ところが、不注意で吸血鬼の血液を右目に入れてしまい、ウイルス感染してしまったのです。しばらくはこの事実を隠していた彼ですが、やがて明たちに知られるところとなり、明と決闘することになりました。何としてもユキを救出したい彼は、人間としての意識を残していて、明と和解して彼女を助けに向かいます。

ユキが捕らわれた場所へ着いたケンちゃんは、雅によって地下に落とされ、食塩水を注射されました。そこにはユキがいましたが、彼は猛烈なのどの渇きで血を吸おうとします。まだ人間としての意識がある彼は、自らの心臓を取り出して自害しようとしました。

ケンちゃんは、死亡したかに見えましたが、ユキの危機で息を吹き返したのです。そして、ユキを脱出させることに成功したものの、吸血鬼たちが放った大量の槍で身体を貫かれてしまい、最後には死亡しました。ケンちゃんの命日は、5月12日だったことが明らかになっています。

• 名前：弓削智久（ゆげともひさ）
• 生年月日：1980年5月25日
• 出身地：東京都
• 身長/血液型：186cm/A型
• 所属事務所：イトーカンパニー

彼岸島の実写映画版で斉藤健一役を演じたのは、俳優の弓削智久です。彼は、端正な顔立ちと高身長で、高校時代からカリスマ読者モデルとして活動していました。1999年に俳優デビューした弓削智久は、「仮面ライダー龍騎」の由良五郎役で人気と知名度を確立します。弓削智久の斉藤健一役以外の主な出演作品や演じた人物は、映画「刺青SHI-SEI」の来栖精像役や、テレビドラマ「からくり侍 セッシャー1」の唐繰男役などです。

• 名前：遠藤雄弥（えんどうゆうや）
• 生年月日：1987年3月20日
• 出身地：神奈川県厚木市
• 身長/血液型：171cm/B型
• 所属事務所：マイターンエンターテインメント

彼岸島のテレビドラマ版でケン役を演じた俳優は、遠藤雄弥です。彼は小学5年生の時に母親から劇団に入れられたことをきっかけに芸能界入りし、子役時代を経て俳優活動をするようになりました。遠藤雄弥の主な出演作品は、「ミュージカル テニスの王子様 Dream Live 1st」と「同2nd」の越前リョーマ役、映画「シャカリキ!」の野々村輝役、「HIGH& LOWシリーズ」のKOO役などがあります。

この章では、彼岸島に登場するケンちゃんに関するX（Twitter）でのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。ケンちゃんは、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、彼岸島シリーズの大ファンだと思われる方のツイートです。同作品の1作目の中では、ケンちゃんを単推ししているとのことで、彼のことを最初から最後までかっこいい漢だったと高評価しています。

こちらは、彼岸島の原作漫画の大ファンだと思われる方のツイートです。原作漫画を読み返していた時に、ケンちゃんの最後の死亡シーンを見てボロ泣きしてしまったとつぶやいていました。

こちらは、彼岸島を熱心に読んでいると思われる方のツイートです。同作品について、ケンちゃんが目に吸血鬼の血が入ったことであっさりとウイルス感染したのに対して、それ以上の目に遭っている明が感染しないのは納得できないとつぶやいています。

この記事では、彼岸島に登場するケンちゃん（斉藤健一）にスポットを当ててきました。ケンちゃんは、同作品の中でも活躍シーンが多く、漢気溢れる性格であることから、作品内屈指の人気を誇っています。ケンちゃんに注目して、彼岸島の原作漫画、実写映画、テレビドラマなどを見てください。