2018年04月14日公開
2018年08月29日更新
彼岸島のユキはどんなキャラ?宮本明の幼なじみでヒロインの悲しい最後
吸血鬼に支配された島で人間と吸血鬼の戦いを描いた漫画「彼岸島」。戦闘シーンだけでなく主人公「宮本明」、ヒロイン「ユキ」との恋も物語を語る上では外せません。今回はそんな「ユキ」のキャラクターや生い立ちを紹介しながら、彼岸島のあらすじを紹介していきます。
目次
漫画「彼岸島」って?
\ 29話 試し読み 増量中!/
— ヤングマガジン編集部 (@magazine_young) April 13, 2018
人間と吸血鬼の最終戦争が始まった!日本が吸血鬼の島と化すまで残された時間は47日間。それまでに雅率いる吸血鬼軍を殲滅しなければならない……。
『彼岸島 最後の47日間』(松本光司)
第1話の試し読みはこちら↓https://t.co/wHkec7iFhS pic.twitter.com/09tsUC7GUF
彼岸島は講談社から刊行されている「週刊ヤングマガジン」にて連載されております。今のところ三部まで発売されており、一部の「彼岸島」は2002年から2010年まで連載が続き全33巻です。二部の「彼岸島 最後の47日間」は2010年から2014年まで連載されて全16巻となっております。三部目は「彼岸島 48日後…」は2014年から最終章と位置付けられて現在も連載中です。
キャッチコピーは吸血鬼サバイバル漫画と洋画などでよく見かける題材となっていて、吸血鬼だらけの島からの脱出や「邪鬼」と呼ばれる吸血鬼が進化した異形の化け物とのバトルを描いています。当初は吸血鬼の島からの脱出を描いているのですが、物語が進むにつれてバトル要素が多くなっており、ギャグ要素も含んでいるため、様々な観点から楽しく読むことができます。
彼岸島のあらすじは?主人公宮本明とヒロインユキの関係性
彼岸島は吸血鬼と人間との戦いで主人公宮本明が強敵たちを倒し、打倒ボス雅を目指し戦いを繰り広げます。そのストーリーの中で幼なじみであるヒロイン、ユキとの恋も描かれています。ユキは明の友達であケンと付き合っていたが、明にも恋心を抱いていました。明たちはみな幼なじみであり揺れ動く心情もまた複雑に絡み合います。
彼岸島 雅の野郎
— 優@鬼畜乙女秘書艦 (@boruzoi14) April 8, 2018
丸太の違いの分かるラスボス
一部の五重塔ラストバトルで主人公、明さんの屋根に撒いた血で滑って屋根から転落して大ダメージを負うというお茶目なラスボス
雅の野郎ぜってェ許さねェ!
明さんが、明さんが叩っ斬ってくれるぜェ! pic.twitter.com/uY6riO9fd5
吸血鬼との戦いの中で主人公、宮本明とヒロイン、ユキは自然と結ばれていきます。しかし吸血鬼との戦いの中であるため、様々な障害が二人を襲いまう。果たして二人はどのような最期を迎えるのでしょうか。ここからは彼岸島のあらすじを紹介します。
第一部「彼岸島」のあらすじ:戦いの最中での明とユキの恋
ある日主人公宮本明の兄である篤は彼女を紹介します。そしてその彼女の実家に結婚の挨拶に行くと言い、それきり2年間消息を絶ってしまいます。明の兄、篤がいたのは吸血鬼が棲む彼岸島であり生きて帰ることのできない孤島だったのです。明の兄は無事に帰ることができるのでしょうか。
ススンアンテナ : 『彼岸島』で“吸血鬼に感染する条件”ってなんだっけ? https://t.co/Dc9jLIsBOb pic.twitter.com/f4SZwQdijv
— ススン (@susunnsu) April 13, 2018
そんなある日主人公であり篤の弟である宮本明は謎の女、青山怜と出会い、行方不明になっていた篤の消息を知り助けるために彼岸島へ向かいます。そこで明と一緒に幼なじみでありヒロイン、ユキを含む明と仲のいいグループでそこがどんな場所なのかも知らずに彼岸島に向かうことになります。
【動画】ガノトトスって今見たら彼岸島に出てきそうなやつだな⇒フロンティアでコラボしたぞ wwwww https://t.co/RjNlosGGwQ pic.twitter.com/GQYcHLmkdN
— MHW@情報ナビ (@r5ubvisim) April 3, 2018
彼岸島は吸血鬼に支配されており、吸血鬼の餌として島の外から人間が連れてこられており、明とユキたちも餌として連れてこられたのですが、なんとか逃げ延びます。そこから吸血鬼や邪鬼、吸血鬼のボスとの戦いが始まります。
逃げ延びた明たちは兄の篤やその師匠と合流して、吸血鬼のボスである雅を倒すために協力します。しかしあと少しのところで倒すことができずに最後は雅に逃げられてしまいます。またその後吸血鬼より強い邪鬼や亡者と呼ばれる化け物がいることを知り、雅を倒さなければならないと強く決意します。その後も主人公、宮本明とその仲間を襲う数々のピンチを乗り越えて雅を倒し、彼岸島を脱出できるのでしょうか。
第二部「彼岸島最後の47日間」
吸血鬼のボス、雅は吸血鬼が支配する世界にするために吸血鬼ウイルスを日本中に広める計画を企てます。その計画を阻止するために主人公、宮本明とその仲間たちは彼岸島での最後の戦いに臨みます。その頃、彼岸島に漂着した亮介達は吸血鬼に襲われ、そこを明たちに助けられます。しかし、亮介の友達である和美はウイルスに感染しており、和美の希望もあり明は和美の命を絶ちます。それに怒った亮介は明に対して殺意を抱きます。
そんな中、明たちは雅を倒すため、雅の元へたどり着くために吸血鬼の基地を一つ一つ潰していくことになります。一つ目の基地でライバルとなる「斧神」と出会います。明と斧神は互いの戦い方や心の持ち方に共感しますが、それぞれの立場上戦うことになり、彼岸島で最も熱い戦いを繰り広げます。辛くも明が勝利しますが、二人は戦いの末に友情が芽生え共に理解しあいながら斧神のことを見送り、次の基地へと向かいます。
個人的には彼岸島はやはり明VS斧神が1番いいな。彼岸島バーサス系で唯一うるっときた。男同志の種族を超えた友情みたいで、かっこよかった(´∀`) pic.twitter.com/7F2o5Jedug
— SEKI(ニコ超28日) (@Aqua62) February 14, 2018
二つ目の基地では明たちは地下に閉じ込められてしまいます。そこで今まで理性で吸血鬼化を留めていた師匠が邪鬼になってしまいます。師匠と戦うことになってしまう明ですが、師匠を手にかけることが出来ずに邪鬼化を止めることができませんでした。しかし邪鬼になっても師匠は強靭な精神力で理性を保ち、人間のために吸血鬼側の邪鬼を倒し、雅の手下の強い邪鬼まで倒します。しかし最後は雅の手によって命を奪われてしまいます。
彼岸島 最後の47日間。はまだ続いてました。
— キリン竜田 (@mkkk161) February 12, 2018
この画像見て「最終回」と勘違いしました。 pic.twitter.com/d2BgzZhOO1
師匠の助けもあり、ボロボロな状態で雅の元へたどり着いた明でしたが、既に島の人間は全滅しており、吸血鬼ウイルスを積んだ船は日本本土に向けて出発したことを雅から聞かされて絶望します。それでも諦めない明は雅を倒すべく戦いますが、雅の鉄扇によって右腕を切り落とされ、雅に日本本土に逃げられてしまいます。場面は日本に変わり、日本全土が吸血鬼であふれる景色になる中、雅が一人で高笑いしている場面で終わります。
第三部「彼岸島48日後…」でのヒロインユキの結末
彼岸島での戦いは人間側が負けてしまい、吸血鬼ウイルスが拡散するという最悪の結果になってしまいました。ウイルスはすぐに日本中に広まってしまい全土で吸血鬼が猛威を振るい、生き残った人間は怯え、逃げ隠れて生活することを強いられてしまいます。そんな中半年後、雅を追いかけて主人公宮本明は日本本土に戻ってきます。
引っ越しのため東京へ向かってるけど、彼岸島情報によると壁があるっぽいので不安 pic.twitter.com/Y5AzGeTIQc
— 猿窪温泉 (@srkb_onsen) April 7, 2018
雅に切られた右腕は義手になっており、刀が仕込まれていました。日本のどこかに潜んでいる雅を倒すため、襲い掛かってくる吸血鬼をなぎ倒し切りまわっています。単身で吸血鬼を倒して回っているため、生き残っている人間から「救世主」と呼ばれます。本人には人間を助けようという気はあまりなく、仲間を殺された復讐のため、決着をつけるために雅を探し回りながら、吸血鬼や邪鬼を倒しています。
彼岸島の主な登場人物
宮本明
【彼岸島 48日後…】現在のパーティーメンバーが過去最高という事実wwwww(画像あり) https://t.co/58FzHt3qI8 pic.twitter.com/ACJBpzLarU
— 漫画のまとめ地下室 (@mangatikasitu) April 12, 2018
彼岸島の主人公です。行方不明の兄を探すために彼岸島にたどり着いてから吸血鬼との戦いに巻き込まれていきます。当初は彼岸島からの脱出を目的とするが、戦いの中で打倒雅へと変化します。師匠の下で修業後、能力が覚醒し人間最強となります。物語が進むとその人間離れした戦闘能力に驚かされます。島に来る前から想像力豊かで時には裸のユキの妄想に悩まされますが、その想像力も戦闘で絶大な状況判断力として発揮されます。
雅
CR彼岸島にありそうなこと
— ぱち隊長(なおだった者 (@naoki04111) November 20, 2017
・シンフォギアの座って画面に対抗して雅のようこそ私の島へ画面
・オーバー入賞のボイスは「でかしたっ!」
・激アツのタイマー予告最後の47秒間
・吸血鬼群
・確変は明視線、雅視線で遊べる
・友背景(明、ケンちゃん、三村、西山、ユキ、ポン、冷、紅葉、師匠) pic.twitter.com/tAio1d0qtx
明の宿敵であり、彼岸島の吸血鬼一族の最後の生き残りです。吸血鬼のボスであり、彼岸島の島民のほとんどを吸血鬼にします。昔、日本軍の生体実験で不死の体になり、非常に高い戦闘能力を持っています、求心力も高く、吸血鬼で雅に反発する者はいません。400年近く生きており、その中で幾たびも戦争を繰り返し、まったく進歩しない人間に愛想を尽かし、人間を滅ぼしたいと思うようになりました。
坂下ユキ
彼岸島 ユキ pic.twitter.com/6F2kKBvrDh
— アロエ (@aloe_777) September 25, 2016
明の幼なじみでありガールフレンドです。高校卒業後、明と一緒に彼岸島に行きます。特技は弓道で修業後は吸血鬼との戦闘で十分な援護を行えるだけの射撃能力を有していました。雅との一騎打ちに向かう明の嘘に対して気づかないふりをして見送るなどヒロインらしい一面もよくみられます。雅の罠によってとらわれてしまいますが、友人がかばってくれて明たちの元に戻ることができ、それからは明たちのサポートに徹します。
師匠(青山龍之介)
彼岸島の師匠のセリフみたいなキャッチコピーだな>RT pic.twitter.com/Tt8PPR7HRC
— No.29 (@NCC74205) March 14, 2018
明とその兄、篤の師匠です。基本的に師匠と呼ばれており、人間側レジスタンス軍のリーダーでもあります。巨大な体格ととてつもない怪力の持ち主で吸血鬼や邪鬼をなぎ倒します。正体は吸血鬼であるが、仮面をかぶり正体を隠して人間側として戦っています。雅を追う戦いの中で邪鬼になるが、強靭な精神力で人間側として戦ってくれます。しかし雅により命を奪われてしまいます。
彼岸島のヒロインユキの魅力
宮本明の幼なじみでありヒロイン、ユキのキャラクター的な魅力や本作での活躍、そして吸血鬼に乗っ取られた日本でユキはどのように逃げ延びているのか、ここからはヒロイン、ユキを追いかけていきます。
彼岸島で紅一点ユキの活躍
個人的に彼岸島でテンプレに上がらないお気に入り画像3選。ユキの弓の命中精度、一人輪唱、間寛平吸血鬼 pic.twitter.com/HAQ0Nge35B
— でぐち (@Existed_Exit) March 14, 2018
漫画にヒロインは必ずいます。彼岸島では明の幼なじみ、ユキがヒロインとなっています。しかし、前述したようにユキは弓道が得意であってヒロインではあるのですが、とんでもないほど戦闘で活躍します。最初は幼なじみらしく人質に取られたりなどしますが、その後は弓矢でたくさんの吸血鬼を倒します。またその命中率も素晴らしく、吸血鬼の弱点である頭を寸分たがわず打ち抜きます。ヒロインとは思えない戦闘能力の高さです。
作中の男性を虜にするユキの魅力
ユキすこずぎじゃない?
— 村岡恵@ディープ横浜コンシェルジュ連載中 (@bananam313) April 19, 2017
…彼岸島のアーチャー… pic.twitter.com/e5KxEdK2mw
彼岸島の中でユキは様々な男性を虜にします。明もユキのことが好きで、彼岸島に渡る前はユキのいろんな妄想をしていました。最初は明の友達であるケンと付き合っていたのですが、ケンの死亡後、ユキは明を好きになります。しかし、明以外にも西山などもユキに好意を抱いており、ユキに似た登場人物が出てきたりもします。明のことが好きなユキですが、彼岸島ではぐれてしまいその後は消息不明なまま三部作目に入ります。
悲しいユキの最後
【彼岸島48日後…】53話感想 明、ついにユキを叩き斬る https://t.co/ghQkBaVO56 ← #気になったらRT pic.twitter.com/LYuipJ5CPc
— 話題のニュースちゃん (@newsmatomenow) October 29, 2015
三部にてユキは再登場しますが、なんと邪鬼になっている姿で登場します。ついでに西山が邪鬼であるユキを操る吸血鬼として再登場します。ユキを倒すことを躊躇する明ですが、葛藤の末にユキを倒します。ヒロインが主人公に倒されるという前代未聞の展開に読者も賛否両論でした。以降彼岸島はバトル漫画として進んでいくことになります。
ヒロイン不在の彼岸島の今後は?
読者からも賛否両論のヒロイン、ユキの死、みなさんはどう思いますか?主要キャラくらーの死は悲しいことですが、これを糧として主人公、宮本明はこれから出てくるさらなる強敵たちにも打ち勝って、雅を倒してくれるでしょう。二部の最後の47日間はバッドエンドであったため、48日後は明が勝つようみなさんで応援していきましょう!