2023年09月07日公開
2023年09月07日更新
【刃牙】マスター国松は柳龍光の師匠!強さ・戦績やモデルになった人物は?
「刃牙」のマスター国松について紹介します。大日本武術空道の当主であり、柳龍光の師匠でもあるマスター国松。また、GMの愛弟子でもあり、これまでに数多くの暗殺に携わってきた人物でもあります。本文では、「刃牙」のマスター国松のプロフィールや強さ、モデルについてネタバレ考察しました。その他、範馬勇次郎に敗れた柳龍光や花山薫との関係などもこの記事ではまとめているため参考にしてください。
目次
刃牙のマスター国松とは?
最凶死刑囚の柳龍光の師匠であり、外伝では花山薫の命を狙う暗殺者として登場したマスター国松。大勢の門下生を抱える大道場の主であると同時に、暗殺屋という裏の顔も併せ持っています。果たして、マスター国松とは何者なのでしょうか。以下では、「刃牙」のマスター国松の強さや戦績、モデルなどをネタバレ考察しました。その他、範馬勇次郎に敗れた柳龍光との関係や、花山薫との戦いなどもまとめました。
刃牙の作品情報
先日買ったグラップラー刃牙1巻読んだ😄
— 8bitter RX (@8bitter036) April 21, 2022
なかなか面白かったので2巻買おうと本屋行ったら、2~4巻と6~10巻までがごそっと本棚から無くなってて、店員に在庫ないか聞いたら品切れと言われた😭
4日前1巻買った時は棚に全巻揃ってたのに、誰だ嫌がらせするのは‼️😄💢
しかもなぜ5巻だけ買わん⁉️😂 pic.twitter.com/177gCV0AJa
地上最強を目指す男たちの戦いを描いた「グラップラー刃牙」。板垣恵介先生の人気格闘漫画シリーズであり、1991年に「週刊少年チャンピオン」で連載開始されました。第1部の連載終了後も続編が発表され、2023年8月には第6部「刃牙らへん」が連載されています。
刃牙の概要
グラップラー刃牙、全42巻。バキ、全31巻。バキ特別編SAGA、全1巻。範馬刃牙、全37巻&範馬刃牙10.5巻外伝ピクル。これにて終了。板垣先生、お疲れ様でした。板垣ワールド、存分に楽しみました。ありがとう御座いました。 pic.twitter.com/a7haLJVC
— shiro kotani (@nisitenman) October 6, 2012
男性だけでなく、女性ファンからも支持を集める「グラップラー刃牙」。2001年に原作漫画の第1部がアニメ化されました。2018年からは原作・第2部以降のエピソードが制作され、Netflixにて配信されています。
刃牙のあらすじ
ホッとしているのか俺はッッッ - 範馬刃牙 (バキ) #6450 pic.twitter.com/XHcagih8Yq
— 🇺🇦 漫画/アニメ名言bot 🇺🇦 (@anime_quote_bot) August 16, 2020
東京ドームの地下には、世界中から格闘家が集う地下闘技場となっており、何でもありの格闘試合に観客は熱狂していました。闘技場では、無敗を誇る範馬刃牙がチャンピオンとして君臨していました。見た目は平凡な高校生でありながら、今まで負け知らずの範馬刃牙。彼に試合を挑む格闘家が闘技場に集い、やがて地上最強を決める最大トーナメント戦が開催されます。
マスター国松のプロフィール
マスター国松の作画ええなー #バキアニメ pic.twitter.com/UIRkixt5AC
— うしお (@ushiorx) November 4, 2018
大日本武術空道の当主であり、数多くの弟子をかかえる空道の師範です。マスター国松の実力は国内外で広く知られ、武術家の他、警察官や要人のボディーガードも訪れています。一方、その正体は闇社会で活躍する殺し屋であり、G.Mの愛弟子でもありました。「史上最強の暗殺者」と呼ばれたナットー・L・ネルーニョの下で、暗殺の腕を磨いたマスター国松。
暗殺屋としての噂を聞きつけ、彼に暗殺の依頼を持ち掛ける者も少なくありません。また、マスター国松自身も、殺人行為を楽しむような言動をしており、計り知れない狂気を感じさせるでしょう。漫画「刃牙」への登場は、第2部「バキ・最凶死刑囚編」他、外伝「疵面 -スカーフェイス-」「ゆうえんち」です。
刃牙のマスター国松は柳龍光の師匠!関係を考察
最凶死刑囚の柳龍光の師匠という設定から、範馬勇次郎と並ぶ強さが予想されたマスター国松。作中では、自身の左腕を斬り落とした元弟子・柳龍光への復讐を目論む老爺として描かれています。一方、「刃牙」では、柳は範馬勇次郎に敗れています。果たして、元師弟による対決は実現したのでしょうか。以下では、「刃牙」のマスター国松と柳龍光の関係や、範馬勇次郎に敗れたその後についてネタバレ考察しました。
柳龍光のプロフィール
91人目:柳龍光
— Sin(健全) (@Sin_Utyouten) June 24, 2022
出典:バキ
なんでもありを信条とする死刑囚の中でも「武術家」の要素が強く、初登場時から魅力を感じていました。刃牙を昏倒させたり渋川老との因縁があったりと強キャラ感はかなりのもので、マスター国松の口から語られるエピソードも印象的。風神鎌のカッコ良さはガチです。 pic.twitter.com/mnDCHVobL0
第2部「バキ・最凶死刑囚編」で登場した唯一の日本人死刑囚で、空道を極めた暗殺術の使い手です。戦闘では、空道の技である空掌をはじめ、鞭打や毒手も繰り出し、「空師」「猛毒柳」とも呼ばれています。刑務所では、他の囚人を空道の実験台にしたことから独房に入れられるも、後に脱獄しています。一方、渋川剛気とは因縁の関係にあり、過去に彼の左目を潰したことがありました。
マスター国松と柳龍光の関係
気付けば外伝の常連w
— カオス饅頭@なろう&ノベプラ (@MEQc7V2t48utCur) July 8, 2023
なんだかんだで、マスター国松も本部くらい美味しいポジションだったりするなぁって pic.twitter.com/PzDTs8jERb
マスター国松の評判は、国外にも知れ渡り、彼の武術の教えを乞うべく、警察官から要人のボディーガードまで道場を訪れています。国松が認めた門下生も、あらゆる分野の武術の達人と推測される一方、その中で最強と言われたのが、柳龍光でした。また、柳は、マスター国松の左腕を斬り落とした人物と判明しています。しかし、どのようないきさつで国松の左腕が斬り落とされたのか、理由は明かされていません。
スカーフェイスで徹底して小物ムーブをかましていたマスター国松さん! pic.twitter.com/v2DvTv79ts
— チュパカブ (@chupacabuo) July 9, 2023
一方、数多くの門下生の中で最強と言われたことから、自身の実力を試すべく、マスター国松に決闘を挑んだと考えられます。何かのきっかけで戦いに発展し、激戦を繰り広げたマスター国松と柳龍光。一瞬の隙を突かれ、左腕を斬り落とされたと推測されます。この事実は、柳龍光の実力がマスター国松を超えた証となり、柳にとっては満足のいく結果だったでしょう。
しかし、マスター国松にとっては、門下生に不覚を取られたという屈辱を味わされたでしょう。この一戦を機に疎遠になったと考えられる国松と柳。マスター国松は、新たな技を開発しながら、柳龍光への復讐に執念を燃やします。一方、柳龍光は、師範であるマスター国松をどのように思っていたのでしょうか。師範の左腕を斬り落とした後、それらをアジトに持ち帰った柳龍光。
カツオノエボシVS柳龍光 pic.twitter.com/PBOyB3YQTu
— 植木屋けやきチャンネル (@BL7qFrHQ2QLCoMu) September 5, 2023
その後、国松の左腕は骨だけに処理され、骨董品のように大切に飾られていました。一見すると、柳の悪趣味にも捉えられるでしょう。しかし、見方を変えれば、目標であったマスター国松を超えることが出来たという、柳なりの証とも解釈できます。また、師範に対する敬意や刃を向けてしまった申し訳なさも、読み取れるでしょう。
柳龍光のマスター国松に対する思いは、作中では言及されていないため、どの説も憶測にすぎません。しかし、国松自身は柳への復讐を目論んでおり、その日に向けて新たな技を編み出しています。かつては、大日本武術空道の師範と門下生の関係だったマスター国松と柳龍光。しかし、国松の左腕が斬り落とされた瞬間、2人は因縁の関係へと変わってしまったでしょう。
柳龍光が範馬勇次郎に敗れたその後
急な雨、さっきまで複数の人の集まるところにいたのでマスクをしてて、マスクをしたまま強めの雨の中走ってたら、口周りにマスクが張り付いて死ぬかと思った。セルフ柳龍光状態w pic.twitter.com/fC2sXhTfBm
— 如月美月・茶月(キャラフレ・翔愛学園・愛を求めるハリセンうさぎ団・おさんぽ部・MI−MI) (@mitukikisaragi) September 4, 2023
空道を使って独房の脱獄に成功した柳龍光。その後は、刃牙たちとの対戦し、毒手で死の寸前まで追い込むなど暗躍します。一方で、過去に左目を潰した渋川剛気から決闘を申し込まれ、彼との因縁に決着をつけるべく夜の公園に繰り出しました。渋川を待つ間、偶然通りかかった本部以蔵に絡まれ、渋川との決闘の前に本部との戦いに挑みます。
①渋川剛気vs柳龍光
— AZKI (@bionicle3314) August 31, 2023
②一度は眼球を失うほどの辛酸を舐めさせられたらしい生涯現役の達人vs再投獄からも再起した変態であり妖怪であり求道者!
外伝“ゆうえんち”で更にそのスゴ味は増しているぞッ!
※画像は刃牙シリーズより引用#刃牙史上最強ドリームマッチ pic.twitter.com/EJx4AdsCgc
公園の遊具などを駆使して戦いを有利に進めていたと思われた柳龍光でしたが、彼の戦術はすぐさま本部に見抜かれていしまいます。自身の戦術を手玉に取られ、切り札でもある毒手の右腕も斬り落とされてしまいました。格下の相手にボロボロにやられ、最後にはみっともない姿を晒してしまった柳龍光。しかし、渋川との戦いを控えていたこともあり、ここで諦めるわけにもいきませんでした。
そんな柳龍光の前に現れたのが、範馬勇次郎でした。柳が口答えをしてきたのを気に入らなかったのか、範馬勇次郎は強烈な裏拳を繰り出します。返り討ちに遭い、顔をグチャグチャにされる重傷を負った柳龍光。かつてマスター国松の門下生で最強と呼ばれながら、その最後はあっけないものでした。
刃牙のマスター国松の強さや戦績
表向きは、大道場の当主として国内外で高く評価されているマスター国松。同時に、闇社会では暗殺者としての実力が認められています。国松の強さといえば、殺人に特化した空道であり、相手の隙を突いて一気に攻める技は彼の強みとなっています。以下では、「刃牙」のマスター国松の強さについてネタバレ考察しました。その他、マスター国松の戦績や、スピンオフで描かれた花山薫との戦いについてもまとめました。
マスター国松の強さ
右の方の手が光のあたり具合でマスター国松に見えました。 pic.twitter.com/Q1bpdZ3Rsg
— ケーちゃん@雑多 (@kkr08291988) November 3, 2021
暗殺者という裏の顔を持つマスター国松の強さといえば、空道があげられるでしょう。殺法を本質とする空道は、効率的な殺人を追求した危険な武術であり、国松の強さにもなっています。空道には、縛法や空掌などの特殊な技が多いことが特徴です。そして、その中でも、毒手と呼ばれる技は空道の最強技とも言えるでしょう。
マスター国松さん強キャラじゃん。板垣は早く原作付きで書き直せ pic.twitter.com/DDSDJssh0A
— 200日後にマッチョになるフタバ (@under_ship) December 2, 2018
毒手は、その名の通り自身の手を毒化させ、触れた相手に毒を蔓延させて死に至らしめる技です。毒手は、毒砂と洗薬を手に浸透させて生み出すもので、習得者の根性が試されるでしょう。一方、空道の元となった空掌も、使い方次第では非常に高い殺傷能力を発揮することが可能です。空掌は、手を物質に押し当てた際に生じる空洞の気圧を操る技です。
空掌を習得すれば、手の中の空洞を真空状態にすることが可能となり、相手の口をふさいで窒息させることができます。また、手の中が真空状態になることで吸引力が増し、掌を壁に当てて伝い歩くなど人間離れした技にも応用できます。
マスター国松の戦績や花山薫との戦い
話題作、原案板垣恵介/小説夢枕獏/挿絵藤田勇利亜『小説 ゆうえんち -バキ外伝- 1』圧倒の面白さ! 読み始めから楽しいけど久我重明磯村露風と獏界住人が濃いなと思ってたら、マスター国松と柳の黒蜥蜴で嬉しくて笑ってしまった。筆がノリノリ、書いてて楽しいだろうなぁ。俺も読んでて超楽しい。 pic.twitter.com/KG9Kc708Zq
— 茶碗 (@tyawan54) October 25, 2020
表向きは、大日本武術空道の当主として活躍するマスター国松ですが、彼のもう1つの顔は暗殺者です。「刃牙」シリーズでの最初の戦いは「外伝・ゆうえんち」の葛城無門戦であり、当初は柳龍光の情報を聞き出すことが目的でした。しかし、無門が情報を持っていなかったことを知ると作戦を変更します。「ゆうえんち」について尋ねる無門に対して、それらを教える対価として自身の技を実験台になることを持ち掛けました。
ゆうえんち16話いかがでしたか?
— 藤田勇利亜 (@yuriafujita) June 22, 2023
ついにゆうえんちの情報をマスター国松から聞き出せた無門君
そしてより詳しい情報を得るために
この人のもとに…と
これで話は現在(3話目の終わり)に戻ってきました
思ってたより時間かかったなー笑
でもしっかりと物語の下地は描けたと思うので pic.twitter.com/bxp3hQS22z
その内容は、新たに生み出した空掌「空足」の威力を確かめるものでした。空掌は、狙った箇所に直接当てなければ致命傷を与えることが出来ません。そこで、腕が欠損した左袖で鞭打ちを繰り出し、無門の服を切り裂きます。その隙に空足を繰り出そうと試みるも、無門の右拳に止められて実験は失敗に終わりました。
一方、スピンオフ「バキ外伝 -疵面-」では、主人公の花山薫と対戦しています。作中では、G.Mの弟子であり、掃除屋(暗殺屋)として師匠の事後処理を行っています。G.Mとレックスとの間で戦いが勃発した際、はじめのうちは戦いを見守っていたマスター国松。しかし、G.M側が有利になったと判断すると、花山薫めがけて吹き矢を放ちます。
ゆうえんちのマスター国松が妖怪過ぎて吹き矢ふいてたショボい爺ちゃんと本当に同一人物なのか疑う pic.twitter.com/AnfTUAjSUh
— 無機質な生活 (@9MBymry5vRhv73R) May 25, 2023
矢には強烈な毒が仕込まれており、マスター国松は自身の勝利を確信します。その時、花山は思い切った方法で解毒を試みます。毒矢を受けた左手をわざと爆発させ、血と共に毒を体外に流すことで一命を取り留めました。一部始終を見ていたマスター国松は、再び吹き矢を放つことなく、車に戻りました。その後も、車中から花山の様子を伺い、彼の暗殺を試みていたでしょう。
そこへ、花山が車に近づき、マスター国松は車ごと海に落とされました。しかし、何とか車から脱出して、生き延びることが出来ました。同時に、花山に対して計り知れない恐怖を感じたのか、花山とはもう絡みたくないと語っています。
マスター国松が戦ってほしいキャラ
マスター国松
— ミラビリス (@mirabilis_Z) May 10, 2023
外伝に出まくってるから、もはやモブじゃないよな pic.twitter.com/gr9eU1O4qC
武術家だけでなく、暗殺者として闇社会からも実力を認められているマスター国松。すでに老齢で、かつ左腕がないことから、現役時代に比べて実力が劣っていると推測されます。しかし、自身の腕を斬り落とした弟子・柳龍光への復讐心からは、計り知れない強さを感じさせるでしょう。柳を倒すために新たな技を編み出すなど、凄まじい執念も描写されており、柳龍光との再戦が期待されています。
一方、マスター国松といえば、闇社会からも重宝される暗殺者であり、格闘家としてもかなりの強さを秘めているでしょう。スピンオフを含めた作中での活躍は少ないものの、国松が本気を出せば刃牙ですら苦戦を強いられると予想されます。また、あらゆる強敵を拳一つで倒した範馬勇次郎との対戦も気になるでしょう。
刃牙のマスター国松の性格やモデル
スピンオフごとに異なる人間性を見せたマスター国松。全盛期の実力は範馬勇次郎と同レベルとも推測され、国松の過去も気になるでしょう。一方、マスター国松といえば、狂気を感じさせる奇抜な言動も目立ちます。まるで殺人快楽の嗜好を思わせるキャラクター性も彼の魅力でしょう。以下では、「刃牙」のマスター国松の性格やモデルについてネタバレ考察しました。
マスター国松の性格
【漫画 ゆうえんち-バキ外伝-】
— 週刊少年チャンピオン編集部 (@Weekly_Champion) May 17, 2023
5/18㈭発売の週刊少年チャンピオン25号に「第15話 笑う妖怪 マスター国松」が掲載!! お待たせしました! 月イチ特大連載36ページです。
マスター国松…なんともまぁ不気味です…。
単行本①②巻も絶賛発売中🎡ウヒャヒャヒャ#ゆうえんち #バキ #夢枕獏 pic.twitter.com/T0DP6GKjxa
武術の師範でありながら、それらの威厳を感じさせないラフな雰囲気が印象的なマスター国松。穏やかで親しみやすさを感じさせるでしょう。一方で、暗殺屋というもう1つの顔や時折見せる凶悪さは、例えようのない恐怖を掻き立てます。また、過去の殺人行為を笑い話にして語りかけるなど、常識を逸脱した言動はサイコパスも彷彿させます。
しかし、マスター国松の狂気的な性格は元来ではなく、大麻の使用が原因とも推測されます。作中では、タバコのように大麻を吸っており、その影響が狂気的な性格に現れているでしょう。
マスター国松のモデル
普通にマスター国松 pic.twitter.com/fnvxVc3U69
— お銀 (@Gin_0823) August 28, 2023
「刃牙」のキャラの多くは、実在の武術家や格闘家をモデルにしており、今回紹介しているマスター国松のモデルは、高松壽嗣さんと言われています。国松のモデル候補である高松壽嗣さんは、明治生まれの忍術家であり、戸隠流の33代宗家です。複雑な家庭環境ゆえに、幼少期はいじめられっ子だった高松壽嗣さん。9歳の時に、母方の叔父から戸隠流をはじめとする武術を学び始めます。
最後の忍者と呼ばれた高松壽嗣です。 pic.twitter.com/uEd20zMAjP
— 武実花鎚 (@Tenchi_inyou578) March 25, 2020
21歳の頃に、中国(当時は清国)へ渡り、天津や満州にて実戦経験を積みました。高松さんの中国での活躍は凄まじく、試合では無敗を誇っていました。そして、百戦百勝の強さを見せつけたことから、「蒙古の虎」の異名を付けられています。帰国後は、体術と武器術を組み合わせた総合武術の指導にあたり、1972年に83歳で逝去しました。
刃牙のマスター国松のように、武人としての生涯を送った高松壽嗣さん。彼の弟子である初見良昭さんは、柳龍光のモデルと言われています。マスター国松と柳龍光の師弟関係も、実在の武術家がモデルになっているでしょう。
刃牙のマスター国松の声優
実在の武術家をモデルに生み出されたマスター国松は、「刃牙」でもっとも狂気に満ちたキャラクターでしょう。登場シーンはわずかであったものの、強烈なキャラクター性は見る者にインパクトを与えました。また、アニメ版にも登場しており、国松への注目も高まっています。以下では、「刃牙」のマスター国松のアニメ声優・千葉繁さんのプロフィールと主な出演作品を紹介します。
千葉繁のプロフィール
ご視聴いただき有り難う御座いました!😇 pic.twitter.com/ob9J9yuyE1
— 千葉 繁 (@1kamisama1) August 18, 2021
マスター国松のアニメ声優・千葉繁さんは、1954年生まれ、熊本県出身の声優、俳優、音響監督です。中学卒業後、集団就職を機に上京、1970年代からタレントして活動を開始しました。1976年にアニメ「ドカベン」で声優デビューを果たし、人気作品に数多く出演しています。
千葉繁の主な出演作品や演じたキャラ
OP映像が今日から変更された!!RUMのシルエットが取れて脇田兼則が描かれてる!!#conan#名探偵コナン pic.twitter.com/x2Lrqtdszz
— こなぴくん🫧興行収入実況 (@CNP__boxoffice) April 15, 2023
声優・千葉繁さんの主な出演作品は、アニメ「北斗の拳」ナレーション他、「幽遊白書」桑原和真役、「名探偵コナン」ラム/脇田兼則役、「ジョジョ4部」吉良吉廣役、「鬼滅の刃」善逸の師匠/桑島慈悟郎役等です。
刃牙のマスター国松に関する感想や評価
範馬勇次郎に敗れた柳龍光との意外な関係や、花山薫との戦いにて注目を集めたマスター国松。作中では本格的な戦闘描写はなく、マスター国松の強さは未知数となっています。一方、モデルとなった武術家を元に考察すると、範馬勇次郎に匹敵する実力者だった可能性も高いでしょう。以下では、「刃牙」のマスター国松に関する感想や評価を紹介します。
感想1:最凶死刑囚よりも強そう
ゆうえんちのマスター国松、最強死刑囚より遥かに強そうなんだよな
— カラ (@karaluckmk2) February 8, 2023
「刃牙」の最強キャラといえば、主人公が目標としていた範馬勇次郎があげられる一方、柳の師匠であったマスター国松の名前も挙がっています。範馬勇次郎と異なり、登場場面こそ少ないものの、暗殺者という裏の顔から相当な実力者を思わせる国松。SNSでは、最凶死刑囚よりも強そうとの意見もみられ、モデルとなった武術家の戦歴からも、マスター国松の計り知れない強さを感じさせるでしょう。
感想2:かっこいいキャラクター
マスター国松が震えるほどカッコいい
— 加藤よしき (@DAITOTETSUGEN) November 30, 2018
刃牙の第2部で登場したマスター国松といえば、左腕が欠損した姿や狂気的な言動が目立ち、見る人によっては恐怖を感じるでしょう。一方で、国松のクレイジーな性格がファンの人気に火をつけ、SNSではマスター国松がかっこいいとの声も寄せられています。柳龍光の師匠という設定だけでなく、ミステリアスさも感じさせるキャラクター性も、マスター国松の人気に拍車をかけているでしょう。
感想3:国松が登場する「ゆうえんち」が良い
今月のゆうえんち最高すぎるッッッ!!!
— sawady (@sawady6) May 17, 2023
こんなにヤバいマスター国松が見れるのは震えるね
夢枕獏先生による小説が話題を呼んだ「バキ外伝・ゆうえんち」は、マスター国松と葛城無門戦が描かれた作品としても知られています。「ゆうえんち」では、新技の有能性を確かめるべく、無門と戦いを繰り広げた国松。シャツの左袖を武器に応用して、足技で空道を決めようとする凄まじさは、マスター国松の執念を感じさせるでしょう。同時に、狂気に満ちた国松の姿に震えた、最高との声も見られます。
感想4:外伝ごとにキャラが異なる
ゆうえんちのマスター国松と、スカーフェイスのマスター国松、ほぼ別人だよな。
— ヤン・ヒューリック (@1xuVLqH3kQ) July 18, 2023
個人的にはゆうえんち版の方が好きだが。
本編の他に、2つの外伝にも登場したマスター国松。「ゆうえんち」では、国松の狂気を強調したようなインパクトある姿が描かれました。一方、花山薫との戦いが描かれた「スカーフェイス」では、暗殺屋としての国松が登場しました。マスター国松といえば、本編や「ゆうえんち」でのキャラが印象的でしょう。そのため、シリアスな展開が多い「スカーフェイス」の国松は別人のように感じた、との感想も見られます。
感想5:一番好きなキャラ
イラストにハマったキッカケで、無性にマンガを読みたくなってきました。
— 朽木桜斎@作文・イラスト・漫画・動画 (@Ohsai_Kuchiki) January 10, 2021
本棚のマンガはほぼ処分してしまいましたが。
君と僕。となまいきざかりだけが残っています。
久しぶりにガッツリとバキが読みたいですね。
マスター国松が一番好きなキャラです。
2023年8月に第6部が開始された「刃牙」。主人公・刃牙と父親の範馬勇次郎の戦いだけでなく、モブキャラにも焦点を当てた細やかな描写も人気に拍車をかけています。本編・外伝を含めて数多くのキャラクターが登場した「刃牙」。個性豊かで魅力的なキャラの登場が目を引くでしょう。SNSでは、数あるキャラクターの中でマスター国松が一番好きとの声も見られ、独特な存在感がコアなファンに愛されているでしょう。
感想6:国松の腕を持ち帰った理由を考察
多分、マスター国松は柳の毒手か鞭打を食らってから腕を切り落として逃げたのだと思うのだが、あるいは、マスター国松の腕をトロフィーのように飾っていたのを見るに、毒手の成分を知るために、国松の腕を切り落として持ち去ったのかもしれぬ。
— 我乱堂 (@SagamiNoriaki) December 13, 2019
実在の武術家をモデルとし、刃牙でも多くの門下生を抱えるマスター国松。柳龍光の因縁の相手としても知られ、元弟子との再戦が期待されています。一方、国松の左腕が斬り落とされた理由について、SNSでは様々な考察が飛び交っています。柳の毒手を受けたために自らの手で切断した、または、国松の毒手の成分を調べるために、師範の腕を斬り落としたなどと考えられています。
刃牙のマスター国松まとめ
「刃牙」のマスター国松の強さやモデル、範馬勇次郎に敗れた柳龍光との関係、花山薫との戦いなどをネタバレ紹介しました。大道場の主と暗殺者という2つの顔を持ち、クレイジーな性格で多くの注目を集めたマスター国松。一方、外伝では花山薫の暗殺に関与していた等、意外な過去が明かされています。また、範馬勇次郎に敗れた柳龍光との再戦は実現できたのか、その後の動向が気になるキャラクターの1人です。