【カイジ】遠藤勇次は無能なクズ！実写映画版では女性（遠藤凛子）になった理由は？

「カイジシリーズ」の遠藤勇次は、同作品の初期から登場する男性キャラクターです。主人公の伊藤開司（カイジ）を陥れた人物として有名で、ファンの間でしばしば「無能なクズ」と呼ばれていました。また、実写映画版では遠藤凛子という女性に変更されたのです。この記事では、カイジの遠藤を特集します。遠藤のプロフィールと人物像、無能なクズとされる理由、実写映画版で女性の遠藤凛子に変更された理由などを取り上げます。

カイジシリーズは、自堕落ながらもギャンブルに天才的な才能を発揮する主人公のカイジを中心にして繰り広げられる漫画です。カイジが、オリジナルのゲーム並びに既存のものにアレンジを加えたギャンブルに挑んでいくストーリーが大反響を呼び、連載期間が25年を超える大長編シリーズへと発展しました。この章では、カイジシリーズの概要と、記念すべき第1作目「賭博黙示録カイジ」の序盤のあらすじを取り上げていきます。

カイジシリーズは第1作目「賭博黙示録カイジ」が週刊ヤングマガジン誌上にて連載開始されて以降、「賭博破戒録カイジ」や「賭博堕天録カイジ」などストーリーは継続しているものの、タイトルを変えて連載されています。2023年9月時点での最新作は、「賭博堕天録カイジ 24億脱出編」です。カイジシリーズのコミックスは、トータルで80巻越えを果たしており、100巻越えが期待されています。

カイジシリーズの原作者は、福本伸行です。1980年に漫画家デビューした彼は、長い下積み時代を経て、自らの資質がギャンブル漫画と確信します。1989年に、近代麻雀ゴールドに発表した「天 天和通りの快男児」がヒットしたことで人気と知名度を獲得しました。その後、カイジシリーズや「アカギ～闇に降り立った天才」などのメガヒット作品を次々と世に送り出しています。

カイジシリーズは、原作漫画のメガヒットを受けて、実写映画化やテレビアニメ化などの多様なメディミックスが展開されました。特に、藤原竜也主演の実写映画版は、通算3作制作公開されており、興行収入平均19.7億円のヒット作品となっています。また、シリーズの脇役を主人公にした「中間管理職トネガワ」や「1日外出録ハンチョウ」、そして「上京生活碌イチジョウ」などのスピンオフ漫画も人気と注目を集めているのです。

カイジこと伊藤開司は、上京してこのかた定職に就いたことのない堕落した青年です。ある日、彼は自分が底辺でいることの腹いせに、いつものように高級外車を傷つけていました。ところが、彼の部屋を車の持ち主である遠藤勇次が訪問してきます。悪戯がバレたのかと身構えるカイジでしたが、遠藤の用件は意外なものでした。カイジはバイト先の知人古畑の借金の保証人になっており、その古畑が借金を払わず行方不明になったのです。

遠藤勇次は、第1作目賭博黙示録カイジの第1話から登場する男性キャラクターです。彼の容姿は、サングラスに厳しめの表情が特徴的に描かれていました。遠藤は帝愛グループの傘下である遠藤金融の社長を務めていますが、その正体はヤクザです。武闘派のヤクザではなく、カラス金といわれる法外な高利貸を生業にして暴利を貪っていました。カイジとは、先述の通り借金の取り立てで出会っており、彼を裏社会へと引きずり込みます。

カイジシリーズの遠藤勇次については、「クズ」や「無能」という言葉が枕詞に付けられることが多いといわれています。特に、カイジとの関係性においてクズ認定されることが多いとのことです。さらにストーリーが進んでいくと無能呼ばわりされるようになりました。果たして、彼は本当に無能でクズなのでしょうか？この章では、カイジシリーズの遠藤の無能のクズ説について、彼の人間関係から考察してネタバレを交えて紹介します。

カイジシリーズに登場する遠藤勇次は、クズや無能と呼ばれることが多いキャラクターですが、特にクズと位置付けられている理由に、カイジとの関係があるとされています。遠藤がカイジを裏社会に引きずり込んだ張本人であることは先述しました。この時の遠藤は、カイジが自分の車を傷つけたことを知らずに接触しましたが、そのことを知るとカイジの負い目を利用して借金返済を迫るクズぶりを見せており、無能ではありません。

遠藤は、その後もカイジを言葉巧みに追い込んでいきました。あくまでも自分がそのように仕向けたのではなく、カイジの意志で取り組むのだという状況へ持ち込み、最終的にエスポワールへの乗船を承諾させたのです。車を悪戯されているのにも拘わらず、暴力を振るうどころか全く怒鳴る素振りも見せずに目的を達成しました。このように狡猾な行動と言動をした遠藤のことを、「ヤクザらしいクズ」と評するファンが多くいました。

しかし、遠藤にとって大きな誤算だったのは、カイジがギャンブルに対して天才的な才能を持っていたことと、ギャンブルにハマると止まらないクズだったことでした。エスポワールを生き延びた彼は、その後も鉄骨渡りやEカード、そしてティッシュ箱くじ引きを乗り越えて遠藤の前に姿を見せます。遠藤はカイジにさらなる騙しを行い、ファンの間で完全にクズ認定されますが、次第に「実は無能ではないか」と評価を落としていくのです。

利根川幸雄は、賭博黙示録カイジに登場する人物で、カイジの前に立ちはだかる中ボスのような役割を果たしています。利根川は、帝愛グループの最高幹部の一人であり、エスポワール内で行われた限定ジャンケンや、鉄骨渡りを仕切っていました。彼は、裏で行われるギャンブルの参加者に向かって、社会の本質を突いたかのような真言を言い放つことで、彼らに衝撃を与え、遠藤と同様に言葉巧みな詭弁も用いて掌の上に乗せたのです。

エスポワールと鉄骨渡りの両方で唯一生還したカイジの前に、利根川はEカードを提案して勝負に出ました。この時の彼は、カイジの心理を読み込んでいるかのように優勢にゲームを進めたものの、イカサマを見破られて、最後には敗れました。そして、帝愛グループ会長の兵藤和尊の怒りを買い、責任を取って焼けた鉄板の上で10秒間以上土下座させられています。利根川は失脚しますが、このことが遠藤にも大きな影響を及ぼしました。

遠藤は帝愛グループにおいて、利根川派に属していました。そのため、利根川失脚の影響をモロに受けたのです。まず彼は、メインの仕事を外されて、借金の回収が難しい顧客ばかりを担当させられることになりました。そして、客の夜逃げなどで売り上げを補填せざるを得ず、自らも借金をする憂き目に遭います。自分の実力で逆境を跳ね返せなかったことから無能の烙印を押されることになり、多くのファンからも無能呼ばわりされました。

遠藤のその後は、第2作目「賭博破戒録カイジ」で見ることができます。先述のように不遇をかこつようになった遠藤の前に、カイジが姿を見せました。そして、彼は「今度こそ勝てるから何かギャンブルを紹介してほしい」と遠藤に要求してきたのです。カイジのあまりのギャンブル中毒ぶりに、遠藤は彼をクズと断じました。また、「ギャンブルを紹介するのは1人2回まで」という帝愛のルールがあり、遠藤は彼の望みを叶えられません。

遠藤は帝愛のルールをカイジに移動する車内で伝えて、彼を睡眠薬で眠らせました。カイジが昏睡状態に陥る前に、彼が地下労働施設で強制労働することになると話したのです。ここでの遠藤は、「クズながらも無能ではない」と評されました。しかし、カイジは不屈の闘志で地下チンチロで外出権利を手に入れて、自分と仲間たちを地下から脱出するべく、帝愛の裏カジノの目玉であるパチンコ台「沼」に挑戦することになるのです。

沼攻略でのカイジの協力者は、その存在を知らせた坂崎孝太郎です。しかし、沼で大当たりを出すには他にも協力者が必要で、彼が選んだのは何と遠藤でした。自身も借金を抱えていたことで、遠藤は協力を了承します。カイジは紆余曲折を経て、見事に沼で大当たりを出し、約7億円を手に入れました。ところが、遠藤は借用書を巧みに利用して、カイジの分け前のほとんどだった1億2000万円を奪い、ファンから完全にクズ認定されました。

カイジシリーズのメインキャラクターの一人とされている遠藤勇次は、エピソードによってクズ認定されたり無能扱いされることが多いとされています。第2作目賭博破戒録カイジ以降、しばらく遠藤は登場しません。彼が再登場したのは、2023年9月現在も連載中の第6作目「賭博堕天録カイジ 24億脱出編」でした。ここでの遠藤は、果たしてクズで無能なのでしょうか？この章では、遠藤の再登場について、ネタバレを交えて紹介します。

沼でカイジを騙した後、再登場しないと思われていた遠藤は、現時点での最新作24億脱出編に出てきました。24億脱出編とは、カイジが中国人のチャン・ボーウェンとフィリピン人のマリオ・ガルシアとともに、兵藤和也とのワン・ポーカー勝負で勝ち取った24億円を無事に持ち帰るために逃走するというストーリーです。3人が逃亡せざるを得ない理由は、和也がアクシデントで意識不明の重体となり、帝愛の報復を恐れたためでした。

24億脱出編での遠藤の役割は、カイジとチャン、そしてマリオを捜索するための部長職です。利根川の失脚以降、窓際に追いやられた形の遠藤ですが、カイジたち捜索の要職につけたことには、黒崎義裕による大抜擢がありました。黒崎は、現在の帝愛グループNo.2である人物で、かつては利根川とグループ内での勢力争いをしています。利根川派で尚且つ沼の時に帝愛を裏切った遠藤のことを、黒崎は意図的に引き上げたのです。

黒崎が、かつては敵対派閥にいた遠藤を抜擢した理由は、明言されていません。遠藤は、帝愛グループの中ではとりわけカイジと関わりの深い人物なので、彼の行動パターンなどを読んで捜し出せると考えた可能性があります。ところが、現時点での遠藤は、黒崎の期待に応えられていないのです。24億脱出編での遠藤は、部下に容赦ないパワハラをしたり、24億円奪取に関係ない坂崎を暴力で脅すなど、無能とクズぶりが際立っています。

兵藤和尊は帝愛グループの総帥で、部下から「会長」と呼ばれる老人です。年齢や生年月日などのパーソナルデータは不明で、外国人妻のソフィーとの間に和貴と和也の2人の息子をもうけました。莫大な資産を所有していることに加え、現在も世界中から金をかき集めているほどの金の亡者であり、帝愛による王国づくりを目標にしています。シリーズを通してのラスボス的存在で、第1作目ではティッシュ箱くじ引きでカイジを倒しました。

帝愛の総帥兵藤は、グループの中で絶対的な権力と決裁権を有しています。カイジとのEカード勝負に敗れた利根川に焼き土下座を強要させた上に、失脚させました。よって遠藤のことを閑職に回したのも、兵藤だと推察されています。黒崎が遠藤を抜擢したことについては了承したものの、兵藤は彼のことを無能と位置付けているようであり、カイジを見つけ出せなければ容赦なく切り捨てるつもりでした。遠藤は、結果を出せずに焦ります。

黒崎は、遠藤の失態を兵藤に報告していませんでした。兵藤のトップダウンで、通常業務に支障が出る可能性があるからです。しかしながら、結局は兵藤の知るところとなり、遠藤は兵藤からビルの7階からの飛び降りを強要されました。この仕打ちは、黒崎が直前にストップをかけ、遠藤は命拾いすることになります。今度失敗すれば自分の命がなくなると確信した遠藤は、カイジたちの潜伏先を予想して、懸命に捜し続けるのでした。

福本伸行原作のギャンブル漫画カイジは、2009年、2011年、2020年に3作の実写映画版が公開されました。3作ともに興行収入20億円越え、または20億円に迫る大ヒットを収めています。実写映画版ではいくつかの改変が行われましたが、その最たるものが遠藤の性別が遠藤凛子という女性に変更されたことです。なぜ女性に変更したのでしょうか？この章では、実写映画版ぼ遠藤が遠藤凛子という女性に変更された理由を考察紹介します。

カイジシリーズに登場する遠藤勇次が、実写映画版では女性の遠藤凛子に変更された理由については当時から不明で、2023年9月現在も公式には明らかにされていません。実写映画版第1作目「カイジ 人生逆転ゲーム」における遠藤凛子の役割は、カイジに借金の取り立てを行って、支払い能力のない彼をエスポワールに送り込むという、原作漫画とほぼ変わらないものでした。第2作目「カイジ2 人生奪回ゲーム」に遠藤凛子は登場しません。

実写映画版第3作目「カイジ ファイナルゲーム」は、福本伸行によるオリジナルストーリーで話題になった作品であり、こちらで遠藤凛子は再登場を果たしています。同作品は、カイジと黒崎の対決がメインになっており、遠藤凛子はカイジにヒントを与える役割で出てきました。ラストでは、カイジが獲得した数億円もの金を遠藤凛子が奪っており、「女性でありながら原作漫画並みのクズだった」と評するファンが多くいたとのことです。

実写映画版で遠藤勇次が遠藤凛子という女性に変更された理由を、「遠藤凛子をヒロイン的な存在にして作品を華やかにしたかったのではないか？」と考察した人が多いとされています。カイジシリーズをはじめとする福本伸行作品は、女性キャラクターが極めて少ないことで有名であり、実写映画版においては比較的変更しやすいと思われる遠藤を、女性の遠藤凛子にしたことで、敵方でありヒロインでもあるという効果を生みました。

カイジの実写映画版は、主演の藤原竜也をはじめとする俳優陣の渾身の演技と、原作から大きく逸脱しなかったストーリー展開で高評価されています。また、遠藤勇次を女性の遠藤凛子にした改変については、「良くなかった」という意見が見られたものの、おおむね支持されました。遠藤凛子の女優キャストである天海祐希の演技も、話題と注目を集めたのです。この章では、遠藤凛子役の天海祐希を特集するため、参考にしてください。

天海祐希は、1967年8月8日に、東京都台東区で生まれました。身長は171cm、血液型はO型で、研音に所属しています。彼女は2023年9月現在、X（Twitter）やInstagramなどのSNSを開設していません。また、趣味や特技といったデータも公表しておらず、「昔の芸能人のような神秘性を維持している」と評されているとのことです。仲の良い女優に常盤貴子と深津絵里を挙げていて、俳優の竹野内豊はメル友と明かしています。

中学時代演劇部に所属していた天海祐希は、担任の先生の勧めで宝塚歌劇団への入団を目指しました。1985年に宝塚音楽学校に入学、1987年に宝塚歌劇団に入団します。その後、入団7年という異例の速さで月組トップスターになりました。1995年12月に宝塚歌劇団を退団すると、テレビドラマや映画出演を中心とした女優活動を行うようになります。女優として順調にキャリアを重ねることに成功して、現在もトップ女優の一人です。

• 女王の教室：阿久津真矢役
• 緊急取調室シリーズ：真壁有希子役
• 離婚弁護士シリーズ：間宮貴子役
• トップナイフ-天才脳外科医の条件-：深山瑤子役
• BOSS：大澤絵里子役
• トップキャスター：椿木春香役

天海祐希の主な出演作品と演じた人物を、上記しました。教師、刑事、医者、弁護士など堅い職業の人物を演じることが多く、宝塚歌劇団で培った所作の美しさと演技力が高評価されています。特に「女王の教室」の阿久津真矢役は、最大の当たり役とされており、高圧的な態度でクラスを支配するミステリアスな主人公を演じ切りました。出演作品がシリーズ化されることが多いことでも有名で、息の長い女優活動を続けています。

連載期間が25年以上に及ぶ大長編ギャンブル漫画のカイジシリーズは、名言や名セリフが非常に多いことで知られています。特に、主人公のカイジよりも脇役キャラクターの名言が多く、ファンや読者に強烈なインパクトを与えていました。カイジとの付き合いが長い敵方キャラの遠藤勇次にも、沢山の名言があるとのことです。この章では、カイジシリーズの遠藤勇次のセリフから厳選した2つの名言を、ネタバレを交えながら紹介します。

カイジシリーズの遠藤勇次の名言として、真っ先に挙げられるのが、下記のセリフです。このシリーズでは、主人公のカイジをはじめとする借金まみれの男たちに向かって、兵藤や利根川が人生の本質を突いた辛辣な言葉を浴びせることが多く、そのセリフと描写が見どころの一つだと評されていました。遠藤が下記のように放ったセリフは、賭博黙示録カイジの2話で見ることができ、早くもカイジシリーズの方向性を決定付けたのです。

遠藤は、自堕落な生活を送っていたカイジに向かって、彼のそれまでの底辺人生を抉り出すかのようなセリフを言い続けました。この時のカイジの反応は、意外にも「まぁ…」と遠藤の厳しい言葉をフワッと受け止めています。借金が膨れ上がってしまった彼には、遠藤の苦言に逆ギレして言い返せるほどの気力も持ち合わせていなかったと推察されていました。そして、そのようなカイジの態度が、遠藤につけ入る隙を与えたのです。

遠藤が、カイジの毎日を「無気力・自堕落・非生産的」と罵った理由は、彼に自分の境遇が惨めだと強烈に思わせることで、彼をエスポワールに乗せるためだったと推察されています。遠藤が、一人でも多く若者を裏の社会へ送り込むことができれば、それが彼の実績となりひいては出世に繋がるからでした。24億脱出編の遠藤は、無能ぶりを随所で発揮していますが、この時の彼はクズではありながらも狡猾な曲者だったのです。

カイジシリーズの遠藤勇次のもう一つの名言は、やはり賭博黙示録カイジで見ることができます。カイジは、エスポワール内で行われた限定ジャンケンを何とか乗り切って、無事に下船しました。ところが、借金は600万に膨れ上がっており、彼は真面目に働いて少しずつ返済しようとしたのです。しかし、遠藤がそのようなカイジを許すはずもなく、彼はカイジを次なるギャンブルへと誘うべく、彼の自宅に押し掛けて談判しました。

遠藤が訪れたカイジの部屋には、カイジのアルバイト先の後輩佐原誠がいました。彼は、店長の10万円を盗んで、カイジのバッグに隠していたという悪人です。遠藤は、カイジだけではなく佐原もギャンブルに引き込めると考えて、熱弁をふるいました。佐原は帝愛のギャンブルに強い関心を示して、自分から参加したいと遠藤に頼み込んだのです。しかしながら、肝心のカイジは重い腰を上げず、ギャンブル参加に難色を示しました。

カイジの煮え切らない態度に焦れた遠藤は、上記のセリフを言ってカイジの射幸心を煽りました。結局カイジは、遠藤の説得に応じて、次なる帝愛ギャンブルに身を投じるのですが、そこにはエスポワール同様利根川がいて、カイジをはじめとする参加者たちは、鉄骨渡りという文字通り命懸けのギャンブルに強制参加させられました。遠藤の執念の説得があってこそドラマが大きく動いたと評されており、彼の名言に数えられています。

週刊ヤングマガジン誌上にて連載中のギャンブル漫画カイジシリーズは、2007年の「逆境無頼カイジ」と2011年の「逆境無頼カイジ 破戒録篇」と通算2期テレビアニメ化されました。カイジのアニメ版は、過激な言動や行為をマイルドにしているものの、基本的に原作漫画に忠実なストーリー展開で多くのファンを楽しませました。この章では、カイジシリーズのアニメ版で遠藤勇次役を演じた声優の内田直哉について、特集していきます。

声優の内田直哉は、1953年5月1日に、東京都で生まれました。身長は172cm、血液型はA型で、いくつかの事務所を経て現在は大沢事務所に所属しています。内田直哉の趣味はゴルフで、特技は歌唱とダンスだと明かしていました。特に歌唱はプロレベルだといわれており、2023年8月には「声優neo歌謡フェス2023」に参加して見事な歌声を披露したとのことです。また、Twitterを開設していて頻繁に自身の情報をツイートしています。

内田直哉は15歳の時に劇団若草に入団し、1972年に俳優デビューしています。1980年の特撮作品「電磁戦隊デンジマン」で緑川達也（デンジグリーン）役を演じたことで注目され、1990年代半ばまでに多くの映画とテレビドラマに出演しました。1980年代中盤より声優活動をスタートさせ、2000年代以降は声優をメインに行うようになったのです。その後は現在に至るまで多くのアニメ作品に出演しており、人気と知名度を得ました。

• 機動戦士ガンダム 水星の魔女：デリング・レンブラン役
• ゲッターロボアーク：神隼人役
• 虚構推理 Seazon2：音無晋役
• COBRA THE ANIMATION：コブラ役
• DEATH NOTE：夜神総一郎役
• 憂国のモリアーティ：ジャック・レンフィールド役

内田直哉の主な出演作品と演じたキャラクターを、上記しました。最近では、水星の魔女でデリング・レンブラン役を演じ、冷酷な最高権力者と娘を思う父親の両面を見事に演じています。また、ゲッターロボアークの神隼人役も、初代の山田俊司（キートン山田）のイメージを引き継ぎつつ、独自の隼人像を打ち出して高評価されました。さらに、吹き替え声優として、ウディ・ハレルソンなどの担当を務めていることでも有名です。

この章では、カイジシリーズに登場する遠藤勇次に関するX（Twitter）でのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。遠藤は、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、カイジシリーズの大ファンだと思われる方のツイートです。カイジの登場キャラクターの中で、1番クズなのは遠藤勇次だと思うと、シンプルにつぶやいていました。

こちらは、カイジシリーズの実写映画版の大ファンだと思われる方のツイートです。実写映画版は何回も鑑賞に堪えうると高評価していて、特に好きな登場人物である遠藤凛子に対する熱が高まってきたとツイートしていました。

こちらは、カイジシリーズのテレビアニメ版の大ファンだと思われる方のツイートです。アニメ版2期の最終回を観て、カタルシスを得られる内容だったけれども、カイジの金を騙し取った遠藤のことを最低だと評していました。

こちらは、カイジシリーズを熱心に見ていると思われる方のツイートです。テレビアニメ版2期を最終回まで観て、遠藤のことを最初はクズ認定したものの、実はカイジにしっかりしろと活を入れたかったのではないかと分析していました。

こちらは、カイジシリーズの原作漫画を通して読んでいると思われる方のツイートです。遠藤勇次について、いつの日か金を失うか、帝愛に制裁を食らうかなどの何かしらひどい目に遭ってほしいという感想を持っています。

こちらは、カイジシリーズのファンだと思われる方のツイートです。原作漫画も実写映画版も両方大好きとのことで、女性の遠藤凛子に変更された設定も演じた天海祐希がかっこいいので受け入れているとつぶやいていました。

この記事では、カイジシリーズに登場する遠藤勇次にスポットを当ててきました。メインキャラクターの一人でありながら、クズっぷりや無能さを見せることの多い彼は隠れた人気があるとされています。また、実写映画版の遠藤凛子には、原作漫画の彼とは違う魅力がありました。遠藤に注目して、カイジシリーズを見てください。