【カイジ】ざわざわの意味や由来は？種類がある？印象的なシーンまとめ

「カイジ」は1999年から週刊ヤングマガジンで連載されているギャンブル漫画で、作者は「アカギ」などで有名な福本伸行先生です。漫画の順番は古いほうから「賭博黙示録カイジ」「賭博破戒録カイジ」「賭博堕天録カイジ」「賭博堕天録カイジ 和也編」「賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編」「賭博堕天録カイジ 24億脱出編」となっています。

「カイジ」は日本テレビ系列などでアニメ化もされており、2007年にはアニメ第1期「逆境無頼カイジ」が放送され、2011年にはアニメ第2期「逆境無頼カイジ 破戒録篇」が放送されました。また、「カイジ」は映画化もされており、2009年に実写映画「カイジ 人生逆転ゲーム」が藤原竜也さん主演で公開されました。

カイジの作中で登場する効果音「ざわざわ」はカイジの代名詞だと言われています。この効果音の「ざわざわ」にはいったいどんな意味があるのでしょうか？実は、作中で登場する「ざわざわ」には2つのパターンがあると言われています。1つ目は単にカイジの後ろで誰かが「ざわざわ」と言っている周囲が騒がしい場合、もう1つはカイジ本人が「ざわざわ」と胸騒ぎを感じているときの効果的な心理描写を表す場合です。

今回は「カイジ」という作品特有の効果音である「ざわざわ」の印象的なシーンを画像とともにご紹介していきます。

上記のとおり「カイジ」作中に登場する効果音「ざわざわ」の意味には2パターンあります。ここでは、カイジの後ろで誰かがざわざわ言っている場合の「ざわざわ」と、カイジ本人の胸騒ぎを心理描写として効果的に表している場合の「ざわざわ」の違いを画像でご紹介していきます。

上の画像は、カイジ作中に登場する効果音「ざわざわ」の種類1つ目、カイジの後ろが「ざわざわ」と騒がしくなっている場合です。この表現により、カイジの周囲の人々の緊張感が効果的に伝わってくると言われています。

上の画像は、カイジ作中に登場する効果音「ざわざわ」の種類2つ目、カイジ本人が感じている胸騒ぎを心理描写「ざわざわ」と表現する場合です。こちらもカイジの緊張が視覚からより効果的に伝わってくると言われています。

ここまで「カイジ」作中に登場する効果音「ざわざわ」の意味や種類を画像とともにご紹介してきました。ここでは、次に「カイジ」作中で登場した「ざわざわ」の印象的なシーンを画像とともにご紹介していきます。

「ざわざわ」の印象的なシーン、1つ目はカイジら債務者たちがギャンブル鉄骨渡りの説明を受けて「ざわざわ」する場面です。ギャンブル鉄骨渡りは、高さ10mのところに設置された鉄骨の上を歩いて渡るゲームで、足を滑らせて落下すれば、大ケガか命落とすかというものでした。

成功すれば、大金を得られると説明されても、生命の危機を感じる鉄骨渡りに対して、恐怖心を抱いた債務者たちが「ざわざわ」と騒がしくなっている場面です。こちらの「ざわざわ」はカイジを含め債務者のためらいや後悔などの複雑な心理描写が効果的に伝わる表現だと言われており、こういった描写こそカイジの魅力だと称賛されているそうです。

「ざわざわ」の印象的なシーン、2つ目はカイジと大槻の勝負のシーンです。カイジは地下で大槻とチンチロリン勝負に臨み、大槻のイカサマを見抜きます。そして、カイジは今度は大槻のイカサマを利用して大槻に勝とうと試み、戦略を綿密に練り、勝利するための道筋を立てます。

そして、その道筋を確実に実行していく上で、少しでも大槻に勘づかれては計画が台無しになってしまうという不安と、自分の立てた戦略と勝利への道筋への自信が「ざわざわ」で表現されているシーンだと言われてます。こちらもカイジの複雑な心理描写が「ざわざわ」によって効果的に表されていると話題のシーンです。

「ざわざわ」の印象的なシーン、3つ目はカイジに負ける北見が青ざめるシーンです。当初、北見はカイジとの勝負を避けていましたが、カイジの挑発により、カイジとの勝負に臨みます。このときの北見には勝算があり、カイジに勝てる気でいました。しかし、勝負が始まればまんまとカイジの術中にはまり、北見は惨敗してしまいます。

このとき、北見は勝てると思い込んでいた勝負に敗北したことで、脳の処理が追い付かず、現在何が起きているのか分からない？という状態に陥ってしまいました。このときの北見の言い知れぬ不安感を「ざわざわ」が見事に表現していると評判のシーンです。

「ざわざわ」が印象的なシーン、4つ目は居酒屋の喧騒を表したシーンです。カイジの働くコンビニの同僚の佐原が、カイジを嵌めようと企んでいました。しかし、その企みがカイジにバレ、佐原が居酒屋でカイジに謝罪するシーンです。

こちらのシーンの「ざわざわ」では、単に効果音として居酒屋の店内の騒がしい様子が表現と言われており、「カイジ」の作中で度々登場する「ざわざわ」の中でも、特にシンプルな「ざわざわ」使用シーンだと逆に印象に残っているファンも多いそうです。一方で、深読みしたファンによると、こちらの居酒屋の「ざわざわ」は今後カイジたちが参加するギャンブル鉄骨渡りを不気味に暗示する伏線となっているとも言われています。

「ざわざわ」の印象的なシーン、5つ目はカイジが鉄骨渡りの抜け道を見つけるシーンです。高さ10mの高層ビルに設置された鉄骨渡りの終盤、カイジは鉄骨の横に隠されたガラス製の鉄骨渡りの抜け道を発見します。直前に佐原が真っ正面から鉄骨渡りに挑んで転落したのを見ていたカイジとしては、この抜け道を進むことが正しい道だと信じたい気持ちになります。

しかし、これまで数々の罠に嵌められてきたカイジはまた、本当にこの抜け道が正しいのかどうか疑心暗鬼になってしまいます。そしてカイジは抜け道を見つけた安堵感と、抜け道に対する疑念の狭間で葛藤することになります。そんな選択を誤れば「死」という極限状態の中にいるカイジの心理状態を「ざわざわ」で効果的に表現できていると話題のシーンです。

ここまで「カイジ」作中で登場する効果音「ざわざわ」の意味や種類についてご紹介し、「カイジ」作中の「ざわざわ」の印象的なシーンを画像とともにみてきました。次に、ここでは、多くの反響があった「カイジ」の登場人物の名言を画像とともにいくつかご紹介していきます。

カイジは船でのギャンブルで負け、莫大な借金を負うことになってしまいました。借金返済のため、カイジはコンビニの夜勤に励みますが、時給900円のバイトでは借金の利子でさえも減っていきません。現状に絶望したカイジは怪しげな金融会社社長の遠藤から、一発逆転を狙えるギャンブルパーティに誘われます。

詳細が分からないギャンブルに警戒感を強めるカイジでしたが、遠藤のハイリスク・ハイリターンで一攫千金を狙えという趣旨の台詞に心を動かされ、ギャンブルパーティーへの参加を決断したのでした。次の台詞は遠藤がカイジに言った名言です。

遠藤に誘われ、莫大な借金を一発逆転で返せるチャンスだと意気込んで、カイジが参加したギャンブルパーティーの内容は「鉄骨渡り」でした。カイジら債務者たちが「死」の恐怖に直面する中で、金を賭けている成金たちがカイジら債務者たちに怒声を浴びせます。

この極限状態でカイジは、誰かが助けてくれると思っているうちは、永遠にピンチを脱することはできないと悟り、自分を救うのは、自分だけであるという言葉を口にします。そのときのカイジの名言は次の通りです。

ギャンブル船エスポワールでカイジは、開始直後から裏切られて敗北寸前となってしまいます。しかし、カイジはそんな絶望的な状況でも諦めません。カイジは自身に協力してくれる仲間を募り、一発逆転を狙って戦略を練ります。

一方、カイジと同様敗北寸前の状況に陥った人間の中には、状況を嘆くだけで何も行動を起こさない者が多くいました。そんな彼らを見たカイジは、次の台詞を言います。こちらもカイジの名言として、多くのファンの心に残っているそうです。

ここまで「カイジ」に登場する効果音「ざわざわ」の意味や種類、印象的な「ざわざわ」シーンを画像とともにご紹介してきました。また「カイジ」の登場人物の名言も画像とともにみてきました。ここでは、次に「カイジ」の主なアニメ声優のプロフィールや代表作をご紹介していきます。

アニメ「逆境無頼カイジ」で主人公、伊藤開司ことカイジ役の声優を務めた萩原聖人さんは、声優や俳優、ナレーター、プロ雀士としてマルチに活躍しており、アニメ「闘牌伝説アカギ」のアカギ役や、韓国ドラマの吹き替えでは主演のぺ・ヨンジュンさんの役柄を多く演じています。萩原聖人さんのプロフィールは次の通りです。

• 愛称：ハギー
• 生年月日：1971年8月21日
• 出身地：神奈川県茅ヶ崎市
• 職業：声優・俳優・ナレーター・プロ雀士
• 所属：アルファエージェンシー、日本プロ麻雀連盟
• 活動期間：1987年～
• 代表作：「冬のソナタ」イ・ミニョン/カン・ジュンサン（ぺ・ヨンジュン）役、「闘牌伝説アカギ 〜闇に舞い降りた天才〜」アカギ（赤木しげる）役、「太王四神記」タムドク/ファヌン（ぺ・ヨンジュン）役、「ブレイド」美影桔梗役、「牙狼〈GARO〉‐DIVINE FLAME‐」ダリオ・モントーヤ/黒曜騎士ゼム役

アニメ「逆境無頼カイジ」で遠藤勇次役を務めた内田直哉さんは、主に洋画や海外ドラマの吹き替えで活躍しており、ウディ・ハレルソン、ブルース・ウィリス、ケネス・ブラナーなどの声を担当しています。さらに、声優・内田直哉さんは良い人から悪人、シリアスな役からコミカルな役間で幅広くこなす声優さんとして定評があるそうです。内田直哉さんのプロフィールは次の通りです。

• 生年月日：1953年5月1日
• 出身地：東京都
• 職業：声優・俳優
• 所属事務所：大沢事務所
• 活動期間：1972年～
• 代表作：「オーシャンズ」シリーズのテリー・ベネディクト（アンディ・ガルシア）役、「DEATH NOTE」夜神総一郎役、「ワルキューレ」トレスコウ少将（ケネス・ブラナー）役、「クリミナル 2人の記憶を持つ男」ジェリコ・スチュワート（ケヴィン・コスナー）役、「機動戦士ガンダムUC RE:0096」オットー・ミタス役、「LBJ ケネディの意志を継いだ」リンドン・B・ジョンソン（ウディ・ハレルソン）役

アニメ「逆境無頼カイジ」で利根川幸雄役を務めた白竜さんは、ヤクザ映画などでをメインに活躍する俳優兼ミュージシャンです。アニメ「逆境無頼カイジ」の利根川幸雄役は白竜さんにとって初の声優出演だったそうです。また、白竜さんはアニメ「逆境無頼カイジ」のエンディング曲「負け犬達のレクイエム」も担当しました。白竜さんのプロフィールは次の通りです。

• 生年月日：1952年10月3日
• 出身地：佐賀県伊万里市
• 職業：俳優・ミュージシャン
• 活動期間：1979年～
• 代表作：「いつか誰かが殺される」趙烈豪役、「その男、凶暴につき」殺し屋・清弘役、「首領への道」遠山正行役、「白竜」シリーズの主演・白川竜也役、「真夏の方程式」仙波英俊役

こちらは「カイジ」の鉄骨渡りが涙なしには見られないという感想です。こちらのツイートのように「カイジ」の鉄骨渡りは大きな反響があったそうです。

こちらはアニメ「逆境無頼カイジ 破戒録篇」に関する感想です。アニメでのナレーションや作画が評価されているようです。

こちらはアニメ「逆境無頼カイジ 破戒録篇」が面白いという感想です。こちらのツイートのように、アニメ「逆境無頼カイジ 破戒録篇」が面白いという声が多く上がっているそうです。

いかがでしたか？「カイジ」の作中に登場する効果音「ざわざわ」の意味や種類をご紹介し、「ざわざわ」の印象的なシーンを画像とともにみてきました。そして「ざわざわ」には2通りあり、カイジの周りの人間が「ざわざわ」と騒いでいる場合と、カイジ自身の胸騒ぎを効果音「ざわざわ」で表現している場合があることが分かりました。

また「ざわざわ」の印象的なシーンとして、鉄筋渡りのシーンや大槻との対決シーン、北見の敗北シーンなどを画像とともにご紹介し、「カイジ」作中の名言やアニメ「逆境無頼カイジ」の主な声優のプロフィールや代表作をみてきました。今後も「カイジ」の「ざわざわ」シーンの登場に期待しましょう！