カイジの大槻班長のスピンオフ1日外出録が面白い！あらすじや感想をネタバレ

おもしろいという多くの感想を集めている大槻班長を主人公においたカイジのスピンオフ作品1日外出録ハンチョウについてあらすじや読者の感想を本記事ではご紹介していきます。ではまず大槻班長の1日外出録のおもしろいと話題になっているシーンなどのネタバレをご紹介していく前に原作となった漫画カイジとはどのような作品なのかといった基本情報と大槻班長のスピンオフ作品の情報についてご紹介していきます。

本記事の本題である漫大槻班長を主人公にした漫画1日外出録ハンチョウの題材となった漫画が日本で超有名作品である漫画カイジです。カイジは週刊ヤングマガジンで1996年から連載が始まり、合計6つに及ぶタイトルで連載中の作品です。原作漫画カイジのあらすじは多額の借金を抱えることになった主人公カイジが借金を返すために様々なギャンブルに挑んでいくといったものになっています。

カイジは連載が始まるとギャンブルのシーンでの手に汗握るあらすじに多くの読者から人気を集めることになり、発行部数2000万部を超えるほどの超人気作品となりました。そんなカイジは2007年に日本テレビにおいてテレビアニメ化され、2シーズンに渡り放送されました。また2009年には藤原竜也主演で実写映画化もされており、藤原竜也の印象を決定づけた作品としても有名となっています。

また2009年に実写映画が公開されてから圧倒的な人気を博したことから2011年にカイジの実写映画で2作目が公開されました。この2作目にあたるカイジの実写映画では映画公開の2日目で興行収入3億円をゆうに超え、26万人を超える観客を集める結果を残しました。このことにより、映画カイジの2作目は映画観客動員ランキングにおいて初登場でありながら2位という功績を手に入れることになりました。

映画化にもなった漫画作品カイジにはカイジに登場する利根川を主人公においた作品などスピンオフ作品がいくつか連載されています。そのスピンオフ作品の中でカイジが地下労働施設で出会った大槻班長に視点を置いた1日外出録ハンチョウという漫画がおもしろいと話題を集めています。大槻班長を主人公にした1日外出録ハンチョウは2017年に発表され、現在でも連載が続いている漫画作品です。

大槻班長の1日外出録ハンチョウの物語のあらすじは帝愛グループが運営する地下労働施設で働いているEグループの班長である大槻が1日外出券を使って外の世界でグルメや旅行に興じる姿を描いたものになっており、おおくのギャグ要素を取り入れて読者を笑いの渦に巻き込みました。また基本的に1話で完結する作品となっており、読者から読みやすいといった感想も集めている作品です。

漫画カイジのスピンオフ作品で大槻班長を主人公においた1日外出録ハンチョウの作品情報についてネタバレ紹介しました。1日外出録ハンチョウは多くの読者からおもしろいといった感想を集めていることが分かり、どのようなあらすじになっているのかとても気になります。では次は本記事の本題である1日外出録ハンチョウのおもしろいと言われている物語のあらすじについてネタバレ紹介していきます。

漫画1日外出録ハンチョウの主人公である大槻班長は漫画カイジにおいて地下労働施設で働く不気味な中年といった印象が強くもたれています。そんな地下労働施設で班長を務めている大槻は1日外出録ハンチョウは50万ペリカという大金を必要とする1日外出券を使って何度も外の世界を有意義に過ごす姿が描かれています。通常では大金が必要とするために奇跡に近いとされる1日外出券ですが大槻班長は何度も使用しているようです。

大金を必要とする1日外出券はもちろんのこと24時間という時間設定がされています。普通の人ではおいしいものを食べたりお酒を飲んだりなど何に使うか悩むのですが何度も外出をしている大槻班長は24時間という制限があるのにも関わらず何時間も毛玉を取るだけに使うなど余裕を見せます。そんな余裕の表情を見せる大槻班長は特に贅沢することなく、ありとあらゆる方法でグルメを嗜んでいくことになります。

大槻班長の1日外出の姿でおもしろいと話題を集めているシーンの一つに上述で少し触れた毛玉取りというものがあります。1日外出券を使用した大槻班長は他の外出者とは違い圧倒帝余裕を毛玉を取る姿で見せつけます。監視をする黒服もこれには驚愕の感想を漏らすのですが大槻班長は24時間という時間制限があるのに数時間かけてニットの毛玉を取る作業を続けるのでした。

漫画1日外出録ハンチョウは基本的にグルメをテーマに描かれたスピンオフ作品であり、大槻班長は外出の限られた時間で食事を楽しみます。その大槻班長の食事は高級な店に行くのかと思いきや食べ歩きで食を楽しむものになっています。大槻班長はお酒やギャンブルは地下労働施設で十分行えるといった理由で1日外出を行う大槻班長は自らのボキャブラリーを存分に発揮し、食べ歩きを満喫していきます。

食べ歩きを満喫する大槻班長の1日外出でおもしろい内容となっているあらすじがいくつか登場します。その中で特に大槻班長のアンテナショップ巡りが話題を集めています。アンテナショップ巡りでは大槻班長を監視している帝愛グループで働く黒服の宮本という人物に大槻班長はおいしい食べ物を紹介するけど行かないなど何度もいじわるな態度を取ります。

その中で足湯に浸かる大槻班長は宮本を誘うのですが仕事を理由で宮本は断ってしまいます。それを見た大槻班長は宮本の息抜きの下手さにへたっぴと罵倒します。その後大槻班長達は茨城のアンテナショップに訪れ、そこで珍しいとされる焼き芋スープを発見します。メロンの三倍の甘さがあるとされる焼き芋スープを見た大槻班長は宮本に無理やりそれを飲まします。

するとそのあまりにおいしい焼き芋スープを飲んだ宮本は抑えていた理性のダムが崩壊してしまいます。そして理性を抑えることが出来なくなった宮本は大槻班長と試食をしたりレストランで食事を満喫することになってしまいます。その時の二人の姿は飛行機のポーズではしゃいでおり、今までの宮本の姿は全くありませんでした。そして結末では宮本は帝愛グループの堕落社員へと変貌を遂げてしまうことになるのでした。

大槻班長の1日外出録でおもしろい魅力の一つで大槻班長の堅実さといったものがあります。ある日大槻班長は外出の際もう一人の外出者と思われる青年を発見します。大槻班長は青年を見たことが無く、必死にお金を集めて外出したのだと考えます。そういったことから大槻班長は青年のことに一切興味を持たず、1日外出を無駄なことに使うのだろうと勝手に決めてしまいます。

そして大槻班長は1日外出を有意義に過ごせる方法を知っているため、いつ戻り穴場のスポットに行くという堅実な行動を取ることになります。大槻班長は自分の中でグルメ通であると思い込んでいる節があり、1日外出をいつも通り完璧に過ごせると思っていたのですがそこで予想だにしない出来事が発生します。それは穴場の喫茶店であの青年が先回りしていたという内容でした。

青年が先回りしていたことから大槻班長はもしかするとグルメ通なのではと疑います。しかし偶然に青年と同じ場所に来ただけだと考えなおすのですがその時青年は頼もうとしていたロイヤルミルクティを先に注文します。このことに驚愕した大槻班長ですがその先でもラーメンのトッピングなど全てのことが被ることになってしまい、大槻班長とその青年の間で行動がシンクロしてしまう一体感が生まれることになります。

大槻班長と青年は銭湯やホテルまでも被ることになり、最後に訪れたお店でも出会います。しかし最後の最後で二人のシンクロは崩れてしまいます。大槻班長と青年は同じネギトロ丼ネギ多めを注文するのですが青年だけは豆板醤と卵を追加注文します。大槻班長はそれを見ておいしいに違いないと考えるのですが失敗したらどうしようと悩んでしまいます。そこで大槻班長は卵だけ追加注文してみることにします。

すると大槻班長の目の前に豆板醤が現れます。そうその豆板醤は青年のサービスであり、青年は大槻班長を見ながら無言でうなずきます。この場面では大槻班長の女装シーンにも注目です。その後大槻班長と青年は時間切れとなり、地下労働施設に戻ります。その後大槻班長は働きながら青年がどこかにいるはずだと考えていました。するとその時目の前で青年を発見し、大槻班長は咄嗟に「君の名は？」と漏らすのでした。

1日外出録ハンチョウのおもしろい魅力の一つとして大槻班長が新たに柿ピーアンリミテッドというサービスを始める話があります。柿ピーアンリミテッドのロゴマークは完全にキンドルアンリミテッドのパロディになっており、アマゾンを彷彿とさせるものになっています。しかし大槻班長が考えた柿ピーアンリミテッドは6か月単位で支払いをしなければならないという悪徳なサービス内容となっています。

大槻班長は柿ピーは毎日食べると飽きることを考え一方的に儲けるための仕組みを作りました。ほかにも大槻班長に学割適用がされ、大喜びするシーンなどが描かれており、カイジのスピンオフ作品である1日外出録ハンチョウは多くの時事ネタを取り入れた作品となっています。

大槻班長は地下労働施設に働く囚人に優しく接するなど周りから慕われている人物です。原作では主人公のカイジが班長の優しさに引っかかってしまい地下で痛い思いをすることになります。表向きでは大槻班長は心優しい表情を見せるのですが内面はとても腹黒な人物であり、帝愛グループの兵頭と同じぐらいお金を稼ぐことにどのような手段を使ってもいいと考えている人物になっています。

帝愛グループの地下労働施設では缶ビールや焼き鳥といった娯楽が提供されており、ペリカを支払うことで手に入れることが出来るものになっています。この支払ったペリカは大槻と帝愛グループとで折半となっており、これだけで毎月45万もの収入が大槻のもとに集まっています。さらに大槻は班員の給料からピンハネを行うことで45万とは別に毎月27万ものペリカが労働せずとも手に入るかたちを大槻が構築しています。

これを見ると分かる通り大槻班長はお金を稼ぐ方法についてはとても頭が回る人物であり、地下労働施設という非合法な環境を存分に使った策略といえるでしょう。大槻班長は借金を返済できないかわりに地下で働くことになったことが信じられないほどマネタイズ論に関して優れた能力を持っています。

大槻班長は地下労働施設においてイカサマのチンチロというギャンブルで財産を蓄えており、圧倒的な地位を築き上げていました。実は大槻班長は1日外出券を使って外の世界でイカサマ賽を作っていたのです。そして大槻班長は地下労働施設でカイジと戦うことになります。大槻班長はこれまで運に任せず入念な計画の元負けることを知らず、カイジにも負けることはないと自信をもっていました。

しかしカイジは大槻班長のイカサマを見抜き、Tボーンステーキで作った賽で大槻班長は負けてしまいます。そして大槻班長は今まで築き上げてきたものを失ってしまいます。しかし大槻班長は帝愛グループの幹部である黒崎義弘にイカサマの発想は素晴らしいものだと評価されるほど計画性において才能を褒めたたえられることになるのでした。

大槻班長はチンチロで財産を築き上げており、1日外出券を何度も使って外の世界に行くなど地下に留まる理由が分からない人物です。彼が地下に留まる理由として挙げられているのが地上よりも居心地がよいといった考察です。現場監督として楽にお金を稼げる身分である大槻にとって外の世界に行くメリットは何一つ見つからないからです。

大槻班長は莫大な利益を地下賭博で稼ぎ、使いきれないほどのお金を貯蓄しています。それを見るとなぜ大槻班長はお金を貯蓄しているのでしょうか。その理由として地上に出るためや老後のためといった考察がされているのですが大槻班長の身分を考えるとあっているとは考えにくいものになっています。そうすると本当の目的と考察されるのが大槻班長が帝愛グループにクーデターを起こすためという目的です。

大槻班長はお金の力で帝愛グループを裏で牛耳ろうと画策しているのではないでしょうか。そうするとその目的を達成するために地下労働施設に留まって囚人が莫大な利益をむしりとっていると考えられます。

大槻班長は上述のネタバレでご紹介した通り地下労働施設で地位を築き上げ、帝愛グループからも一目置かれる存在です。ではなぜ大槻班長は帝愛グループと密接な関係になっているのでしょうか。その理由として考えられるのが帝愛グループにとって大槻班長はお金が出る噴水だと考えているということです。大槻班長は班長としてお金を帝愛グループに上納しており、帝愛グループはそれにより莫大な利益を生み出しています。

それか帝愛グループから何か権限を与えられて派遣された人物だという考察も挙げられます。どちらにせよ地下施設で権力を持つためには帝愛グループからの信頼が無ければとうていできるものではありません。なので大槻班長自身が何かしらの理由で帝愛グループと結託しているのではないでしょうか。

1日外出録ハンチョウを読んだ読者の感想で最も多く集めていたのが大爆笑するほどの漫画だという感想です。ネタバレでもご紹介した通り1日外出録ハンチョウではおもしろいエピソードが多数収録されており、読者を飽きさせないものになっています。

本記事ではカイジのスピンオフ作品である1日外出録ハンチョウについてネタバレ紹介をさせて頂きました。大槻班長を主人公にした漫画1日外出録ハンチョウではおもしろいエピソードが多数詰まっており、笑いなしでは見れない作品だということが分かりました。本記事を読んで1日外出録ハンチョウにご興味頂けましたら是非一度漫画1日外出録ハンチョウをご覧ください。