盾の勇者の成り上がりのあらすじネタバレ!最後のラスボスや結末はどうなった?

以下の記事では、「盾の勇者の成り上がり」の原作小説をネタバレ紹介します。勇者でありながら、攻撃力のない武器をあてがわれた盾の勇者・岩谷尚文の奮闘を描いた本作品。人々から蔑まれ、理不尽な目に遭いながらも、自分なりに人々を守ろうと努力する尚文の姿が目を引くでしょう。本文では、「盾の勇者の成り上がり」から、原作小説のあらすじや結末。最後、ラスボスの正体などをネタバレ紹介します。

盾の勇者の成り上がりのあらすじネタバレ!最後のラスボスや結末はどうなった?のイメージ

目次

  1. 盾の勇者の成り上がりとは?
  2. 盾の勇者の成り上がりの1巻~10巻あらすじネタバレ
  3. 盾の勇者の成り上がりの11巻~22巻あらすじネタバレ
  4. 盾の勇者の成り上がりの最後のラスボスは誰?目的は?
  5. 盾の勇者の成り上がりのweb版は完結済み?結末を紹介
  6. 盾の勇者の成り上がりのキャラ一覧
  7. 盾の勇者の成り上がりに関する感想や評価
  8. 盾の勇者の成り上がりのネタバレまとめ

盾の勇者の成り上がりとは?

「盾の勇者の成り上がり」の作品紹介・イメージ画像

理不尽な扱いを受ける勇者の奮闘を描いた異世界ファンタジー「盾の勇者の成り上がり」。タイトルのごとく、盾を武器に戦いを余儀なくされた主人公の成長や、力をつけて周りを見返していくストーリーが爽快な作品です。以下では、「盾の勇者の成り上がり」から、原作小説のあらすじをネタバレ紹介します。その他、「盾の勇者の成り上がり」のweb版の結末や最後のラスボスの正体や目的などもネタバレ紹介しました。

盾の勇者の成り上がりの原作小説の概要

「盾の勇者の成り上がり」は、小説投稿サイト「小説家になろうよ」にて連載された作品で、2013年からは書籍版が刊行されています。原作小説版では、web版に加筆・修正を加えており、原作小説オリジナルエピソードも展開されています。

盾の勇者の成り上がりの作者

「盾の勇者の成り上がり」の作者のイメージ画像

「盾の勇者の成り上がり」の原作小説の作者は、アネコユサギ先生です。2012年に「小説家になろうよ」に投稿を開始し、同年10月に「盾の勇者の成り上がり」の連載が始まりました。2019年には、第7回ネット小説大賞・コミカライズ賞を「異世界の戦士として国に招かれたけど、断って兵士から始める事にした」で受賞しています。

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盾の勇者の成り上がりの1巻~10巻あらすじネタバレ

盾の勇者の成り上がりの1巻~10巻あらすじネタバレ・イメージ画像

「盾の勇者の成り上がり」といえば、勇者でありながら盾しか持てない主人公の理不尽な設定が目を引くでしょう。勇者でありながら戦うことができないために、周りだけでなく国王からも蔑ろにされる盾の勇者こと岩谷尚文。しかし、どんなに辛い状況に置かれても、仲間を信じて前に進み続けます。以下では、「盾の勇者の成り上がり」の原作小説から、1巻~10巻をあらすじネタバレ紹介します。

1巻あらすじネタバレ

図書館で四勇者の本を見つける尚文・イメージ画像

図書館にやってきた大学生・岩谷尚文は、四勇者の本を手に取ったことで異世界のメルロマルク王国に召喚されてしまいます。盾の勇者として召喚された尚文でしたが、槍の勇者北村元康、弓の勇者川澄樹、剣の勇者天木錬も同様に召喚されました。4人は数ヵ月後に訪れる災厄・波から世界を守ることを国王に命じられます。3人の勇者は仲間を見つけ、武器を鍛える旅に出たものの、尚文には仲間が一向に集まりません。

その理由は、攻撃力を持たない盾を武器にしているからでした。また、女従者マインの裏切りに遭い、全財産を盗まれた挙句、婦女暴行の冤罪もかけられてしまいます。この一件で周りの信頼も失った尚文は、すっかり人間不信に陥ってしまいます。しかし、このままでは勇者として活動することも出来ません。そこで、人間以外の仲間を集めようと考え、亜人の奴隷・ラフタリアを身請けし、攻撃役として仲間に引き入れました。

2巻あらすじネタバレ

盾の勇者という理由やマインの冤罪を被せられたこともあり、国王や他の勇者からバカにされ、卑劣な罠をかけられてしまった尚文。しかし、ラフタリアとの旅を通じて、彼女と信頼関係を築きます。召喚後に初めての波を経験し、人々を波の脅威から守り抜きました。そんな中、たまごガチャで手に入れた卵から鳥型の魔物フィロリアル(フィーロ)が孵化します。その後、尚文は正体を隠しながら、行商として旅を続けます。

3巻あらすじネタバレ

クラスアップを目指して「龍刻の砂時計」に来た尚文一行でしたが、ここでも一行を妨害する動きが見られました。施設を使わせてもらえない等の冷遇や、やること全てが悪い方向に捉えられ、さらにひどい扱いを受けてしまいます。また、扇の勇者グラスとも対峙し、尚文は危機的状況に陥ります。

しかし、国王や勇者たちからひどい扱いを受けながらも、民を助けるための行動を惜しまなかった尚文。やがて、尚文の評価は他の勇者を上回り、民の支持を集めていました。一方で、陰では尚文の活躍を面白く思わない者もいます。尚文に対する妨害は、メルロマルクの国教内でも見られます。三勇教の教皇は、信仰対象であるはずの三勇者を排除することで、尚文を陥れようと画策しました。

4巻あらすじネタバレ

盾の勇者を否定する三勇教の教皇の罠にはまり、第二王女メルティの誘拐犯に仕立てられてしまった尚文。騒動の背景には、尚文の最初の仲間であり、裏切りを働いたマインも暗躍していました。王位継承権1位の王族であったものの、その座を妹に奪われた過去を持つマイン。なぜ、自分ばかりが理不尽な目に遭うのか、その理由が分かった尚文は事態を終息させるために戦う覚悟を決めます。

そして、メルロマルク本来の王であるミレリア女王の帰国により、尚文の冤罪が晴らされました。同時に、自身の目的のために尚文を陥れた国王オルトクレイとマインは、王族としての資格剥奪という厳しい処分を受けました。

5巻あらすじネタバレ

異世界に召喚され、不遇の連続だった尚文でしたが、ここでようやく冤罪が認められ、周囲の誤解も少しずつ解けていきました。また、女王ミレリアの提案で、他勇者との連携や情報の共有を行います。そんな中、経験値の増加が見込めるとの情報を聞きつけ、尚文一行はカルミラ島を目指します。その道中、ラルクベルクとテリス=アレキサンドライトという男女2人組と出会うも、彼らの正体は敵対するグラスの仲間でした。

6巻あらすじネタバレ

カルミラ島での波の発生を受け、ラルクベルクとテリスと対立する羽目になった尚文。戦いを終え、帰りの船に乗り込んだ先でリーシアと名乗る少女と出会います。メルロマクの貴族の娘であったものの、実家が没落して奴隷に身をやつしていたリーシア。人生のどん底に追いやられた中、弓の勇者・川澄樹に助け出され、彼の仲間として旅にでました。

しかし、リーシアが弱いことを知ると態度を一変させ、それらを理由に仲間から追放しました。川澄に信頼をよせていたリーリアは絶望し、自ら命を絶とうと考えていました。しかし、尚文に助けられたことで、彼の仲間に加わることを決めます。

7巻あらすじネタバレ

霊亀との戦いに挑む尚文一行でしたが、倒すたびに凶暴化する霊亀に苦戦を強いられます。そんな中、霊亀の使い魔を名乗るオスト=ホウライが現れ、尚文に加勢します。そして、霊亀を追い詰めた一行は、この騒動の黒幕を突き止めました。

8巻あらすじネタバレ

激戦の末、霊亀の戦いの黒幕の正体が、本の勇者キョウ=エスニナと判明します。霊亀を使って人々を襲うことで、大量のエネルギーを吸収していたキョウ。尚文一行に追い詰められた末、異世界に逃亡しました。キョウの後を追い、異世界に向かった尚文。しかし、仲間と離れ離れになり、牢に閉じ込められてしまいます。また、自身のレベルも1に減退し、攻撃力を持たない尚文は窮地に陥ります。

そんな尚文の目の前に現れたのが、異世界に住む少女・風山絆でした。彼女も牢に閉じ込められており、尚文と共に牢からの脱出を試みます。

9巻あらすじネタバレ

絆の協力を受けながら危機的状況を脱出した尚文。しかし、キョウの幼馴染であるヨモギやホムンクルス達の登場により、一行はキョウとの再戦を余儀なくされます。尚文を倒すためなら、仲間の犠牲も厭わないキョウ。卑劣な手段を次々と繰り出し、尚文を追い詰めていきました。そんな中、リーシアが本領を発揮してキョウを追い詰めていきます。

10巻あらすじネタバレ

キョウを倒したことで、元の世界に戻ることができた尚文一行は、3か月後に訪れる厄災に向けた行動を開始します。これまでの活躍により立場を回復させた尚文は、女王から援助を受けることになります。そこで、ラフタリアの村があった場所を自身の領地にすることを要望しました。その目的は、ラフタリアの村の再建と、外に連れていかれた人びとを連れ戻すためでした。

村の崩壊を受け、ラフタリアと同様、村人たちも奴隷として身売りされていました。そこで、村の再建に必要な人材を確保するべく、奴隷となった彼らを買い戻すことを考えます。しかし、村人を引き取るには相応の資金が必要となります。尚文は闇のコロシアムへの参加を決め、ファイトマネーで資金を稼ぐことを思いつきました。

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盾の勇者の成り上がりの11巻~22巻あらすじネタバレ

盾の勇者の成り上がりの11巻~22巻あらすじネタバレ・イメージ画像

数々の困難に見舞われながらも、最後は勇者として周囲を見返すことに成功した尚文。しかし、彼は現状に満足せず、さらなる高みを目指してレベルアップを目指します。新たな強敵との戦いに苦戦する中で尚文の宿敵が登場し、物語は結末に近づきつつあるでしょう。以下では、「盾の勇者の成り上がり」の原作小説から、11巻~22巻のあらすじネタバレを紹介します。

11巻あらすじネタバレ

奴隷として売買されている村人を連れ戻すため、ファイトマネー・闇のコロシアムに参戦する尚文。出場者の中には、身内の治療費を稼ぐためなど、様々な理由から参戦を余儀なくされた者も含まれていました。そんな中、ある勇者の生存情報を聞きつけ、尚文一行はその人物の捜索にあたります。

12巻あらすじネタバレ

闇のコロシアムに参戦する勇者の正体は、弓の勇者川澄樹であり、かつてリーシアを裏切り、追放した人物でした。「パーフェクト=ハイド=ジャスティス」を使ってファイトマネーに参戦する川澄でしたが、リーシアの登場を受けて彼の心情に変化が現れます。

13巻あらすじネタバレ

新調した巫女服からその正体がクテンロウの王族と判明したラフタリア。しかし、彼女は自分が王族であることを知る由もなく、故郷と両親を失ってからは奴隷に身を落としました。自身の出生に戸惑いを見せるラフタリア。一方、尚文は、ラフタリアを助けようとしなかったクテンロウに怒りを覚えます。そして、ラフタリアを守るためにも、クテンロウの国家転覆を目論見み、その土地を目指しました。

14巻あらすじネタバレ

クテンロウでは、悪政により国家は腐敗し、国内では革命の動きも見えていました。彼らに目をつけた尚文は革命派と手を組み、国家転覆を試みます。そんな中、札の勇者シルディナが台頭し、勇者対策として現れた戦力を前に尚文たちは追い込まれていきます。

15巻あらすじネタバレ

クテンロウから領地である村に戻った一行。以前に更生・改心させた槍の勇者北村元康と再会します。尚文との間にひと悶着あったものの、その後、彼の仲間であるフィーロを気に入った元康。今は、フィーロに馬車を引かせて走り屋になっていました。そこで、尚文は元康を仲間に引き入れるべく、フィロリアルレースを持ち掛けます。

16巻あらすじネタバレ

鳳凰戦が勃発した尚文一行は、戦いに横やりを入れられたことで甚大な被害を受けます。戦いを邪魔してきた者の正体は、鞭の勇者を名乗るタクト=アルサホルン=フォブレイでした。タクトには、他人の力を奪う能力を持ち、尚文の盾の力を奪われてしまいます。強力な武器を持つタクトを前に、なすすべがない尚文。そんな彼の窮地を救ったのが、村人たちでした。

17巻あらすじネタバレ

紆余曲折を経てタクトに勝利したのも束の間、尚文のもとへ絆が誘拐されたとの知らせが届きます。絆のいる世界の勇者は、自身の使命を放棄し、勇者としての使命を守り続ける絆とは対立関係にありました。尚文一行は、裏切りに遭って石化された絆を救うべく、彼女のいる異世界を目指します。

18巻あらすじネタバレ

絆の窮地を救った尚文は、食事で能力を上げることができる能力を獲得しました。しかし、一度に食べられる量には限界があります。そこで、最小の食事量で能力を最大限にあげる料理を探しに出かけました。しかし、ある料理人の出会いを機に、尚文は料理対決に挑むことになります。

19巻あらすじネタバレ

料理バトルを通じて、災厄の波に関する敵の正体を掴んだ尚文たち。絆たちのいる世界の竜王・魔竜の案内を受けながら、大陸にある城へ到達します。また、援護魔法無効化への対抗手段を身につけるべく、自在珠玉流の師範代の所にも訪れました。

20巻あらすじネタバレ

異世界からの帰還後、尚文の領地である村に帰還した一行。その時、村全体が謎の閃光に覆われ、気が付くと村ごと見知らぬ場所へ飛ばされました。この現象は、先代盾の勇者城野守が引き起こしたもので、尚文たちが飛ばされた場所は守の過去でした。

21巻あらすじネタバレ

城野守の過去に飛ばされ、彼と協力関係を結んだ尚文。しかし、守の不可解な言動からいまひとつ彼を信用できません。そんなある晩、守に保護された遺児から呼び出された尚文。遺児の案内を受けて、城の地下室へ向かいます。そこでは、守による非人道的な人体実験が行われていました。そして、彼に引き取られた遺児たちは、より強い種族へ改造するための実験台だったことが判明します。

22巻あらすじネタバレ

尚文たちがいるシルトランは、小国でありながら大国ピエンサの侵攻を退けた過去がありました。その実績を見込まれ、シルトランは各国との同盟を望まれていました。そんな中、ピエンサはシルトランとの同盟を目指す国々への侵攻を開始します。ピエンサに偵察に入っていた尚文の仲間が致命傷を負う中、尚文の宿敵が姿を現しました。

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盾の勇者の成り上がりの最後のラスボスは誰?目的は?

盾の勇者の成り上がりの最後のラスボスを紹介・イメージ画像

「盾の勇者の成り上がり」は、原作であるweb版では結末まで描かれています。そこで気になるのが、本作品の最後のラスボスの正体でしょう。異世界を襲う波と呼ばれる災厄の正体は何か、最後のラスボスの目的は何なのでしょうか。以下では、「盾の勇者の成り上がり」から、最後のラスボスの正体をネタバレ紹介します。その他、「盾の勇者の成り上がり」のラスボスの目的についてもまとめました。

盾の勇者の成り上がりの最後のラスボスは誰?

最後のラスボス・メディアのイメージ画像

「盾の勇者の成り上がり」の最後のラスボスは、神を僭称する存在という名前を持つ女神・メディア・ピデス・マーキナーと判明します。彼女こそ、尚文が異世界で理不尽な目に遭う原因を作った人物でした。一体、彼女の目的は何だったのでしょうか。

盾の勇者の成り上がりの最後のラスボスの目的

ラスボスのメディアの目的を考察・イメージ画像

「盾の勇者の成り上がり」の最後のラスボスとなった女神メディアの目的は何か、その答えは経験値を稼ぐことでした。自身の力の大きさに苦悩し、自分が乗り込める世界を作るべく、複数の魔法世界を一つにしようと考えたメディア。そこで、複数の魔法世界を融合させるために、波と呼ばれる現象を起こしました。また、他世界に干渉するため、自身の魂を分裂させて作ったのがマルティでした。

異世界に召喚されてまもない尚文を裏切り、彼を窮地に追い込んだマルティでしたが、実は槍・剣・弓の勇者にも近づき、彼らを貶めていきました。実は、マルティの行動は、世界を破壊させるための策略でもありました。女神メディアを倒すには、勇者同士の協力が必要不可欠です。しかし、メディアにとってはそれは不都合なことであり、勇者たちに近づいて戦意を喪失させていたでしょう。

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盾の勇者の成り上がりのweb版は完結済み?結末を紹介

盾の勇者の成り上がりのweb版の結末を紹介・イメージ画像

原作小説版では、尚文の宿敵と思われる存在が示唆され、物語は大きな分岐点を迎えました。一方、小説版の元となったweb版ではストーリーは完結しています。果たして、web版ではどのような結末を迎えたのでしょうか。異世界で出会った尚文とラフタリアのその後も気になるでしょう。以下では、「盾の勇者の成り上がり」から、原作にあたるweb版の結末と最後をあらすじネタバレ紹介します。

盾の勇者の成り上がりのweb版は完結している?

盾の勇者の成り上がりのweb版の完結・イメージ画像

小説投稿サイトにて連載された「盾の勇者の成り上がり」。小説や漫画版の原作にあたるweb版は、結末まで描かれました。一方、小説版では、web版の内容を大幅に加筆・修正しており、原作版にはないオリジナルストーリーも盛り込まれています。小説版では、どのような結末が描かれるのか、web版よりも壮絶な最後を迎えるのでしょうか。ファンの期待が高まっています。

盾の勇者の成り上がりのweb版の結末

ラスボスとの戦いに挑む勇者たち・イメージ画像

web版の最後のラスボスであり、黒幕であったメディア・ピデス・マーキナー。その正体は、神を僭称する者を意味する女神でした。一方、メルロマルク第一王女マインことマルティは分身です。理想の世界を生み出すべく、波と呼ばれる災厄を起こしてきたメディアは、対神の力の武器「0シリーズ」を用いても倒せない強敵です。しかし、尚文たち四聖勇者をはじめ、勇者たちが一丸となって立ち向かいました。

世界が滅びる一歩手前まで追い込まれる・イメージ画像

作中で最後の波が起きたことで、尚文とグラスたちのいる世界が融合してしまい、四勇者たちも倒されてしまいます。世界が滅ぶまであと一歩まで追い込まれた勇者たち。一方、聖武器の力により、尚文と錬は元の世界に戻ることができ、形勢逆転をはかります。さらに元康とラフタリアも合流し、メディアは苦戦を強いられました。

最後の悪あがきに出ようとするも彼らには通じず、最後の手段としてインフィニティ・デストロイヤーを放ちます。しかし、この時を待っていた尚文は己の武器である盾で攻撃を反射し、メディア討伐に成功しました。尚文の機転により世界は救われ、勇者たちには報酬が与えられました。

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盾の勇者の成り上がりのキャラ一覧

盾の勇者の成り上がりのキャラ一覧を紹介・イメージ画像

主人公の理不尽な扱いが可哀そうとの感想が多く見られた「盾の勇者の成り上がり」。序盤こそ、勇者である尚文の扱いのひどさが目立っていたでしょう。しかし、信頼できる仲間との出会いや尚文自身の行いが功を奏し、どん底から這い上がっていきます。以下では、個性的なキャラクターの登場も見どころの、「盾の勇者の成り上がり」の登場キャラ一覧をネタバレ紹介します。

キャラ①岩谷尚文

「盾の勇者の成り上がり」の主人公で、オタク趣味を持つ20歳の大学生です。図書館で四聖武器書の本を見つけたことをきっかけに、異世界に召喚されました。盾の勇者として活動を始めるも、最初の仲間になったマインの裏切りに遭います。また、冤罪を被せられたことで世間の評判を落とし、自身も人間不信に陥りました。しかし、ラフタリアとの出会いや旅先での功績が評価され、少しずつ信頼を回復していきます。

戦闘スタイルは、主に盾を用いた防御に徹し、敵の攻撃からのガードや阻害、カウンター技の発動など、防御力を駆使した技を繰り出しています。一方で、攻撃能力はほぼゼロに近く、攻撃役である仲間の援護を担っています。魔法適性は回復と援護で、味方の全ての能力を向上させる「オーラ」が勇者専用魔法です。

キャラ②ラフタリア

尚文が攻撃役として買い入れた奴隷の少女で、その正体はクテンロウの天命でした。災厄によって故郷と両親を失い、奴隷に身を落としていたラフタリア。尚文に引き取られたことで過去のトラウマを克服し、彼の剣として戦いに繰り出します。魔法適性は光と闇で、幻惑魔法を使うこともできます。また、魔法剣を習得しており、後に刀の勇者となりました。

キャラ③フィーロ

尚文が孵化させた鳥型の魔物フィロリアルで、上位種のフィロリアル・クイーンに成長しました。馬車を引けるほど大きな体を持つ一方、金髪碧眼の美少女に変身することが可能です。魔法適正は風で、戦闘時には敵の種族や大きさによってフィロリアル・人型を使い分けて戦います。武器には爪を使い、フィロリアル時の時は足、人型で戦う際は手に装備します。

キャラ④天木錬

四聖勇士の1人で、剣の勇者である16歳の高校生です。とある殺人事件に巻き込まれ、幼馴染を庇って刺されたことで異世界に召喚されました。元の世界ではVRMMOのプレイヤーであり、召喚当初はゲームの世界に飛ばされたと思い込んでいました。魔法適性は水と援護、「マジックエンチャント」と呼ばれる魔法を付与できる勇者専用魔法を持っています。カースシリーズは強欲と食欲で、web版では憤怒も言及されています。

キャラ⑤北村元康

槍の勇者で、四聖勇者では最年長の21歳、元の世界では大学生でした。尚文とは異なる世界線の日本から召喚され、ナイフで刺されたことをきっかけに飛ばされました。適性魔法は火と回復で、敵の魔法の無効化する「アブソーブ」を勇者専用魔法としています。一方、カースシリーズは、嫉妬と色欲の2つの感情で構成されています。

キャラ⑥川澄樹

弓の勇者・川澄樹のイメージ画像

弓の勇者で、17歳の高校生です。異世界に召喚される前は、異能力が存在する日本で暮らしており、ダンプカーに轢かれたことで異世界に飛ばされました。元の世界では、コンシューマゲームにハマっており、他の勇者と同様、ゲームの世界に到達したと思い込みました。魔法適性は風と土、敵の能力を下げる効果を持つ「ダウン」を勇者専用魔法としています。カースシリーズは傲慢です。

キャラ⑦メルティ

王位継承権を持つメルティ・イメージ画像

メルロマルク第二王女で、本名はメルティ=Q=メルロマルクです。王族としての責任感のある性格を見込まれ、姉を抜いて王位継承権1位となりました。王都に向かう途中、護衛とはぐれたことで尚文一行と出会ったメルティ。尚文がメルティの暗殺未遂・誘拐の罪に問われる原因となってしまうも、後に冤罪だったことが判明します。非常に聡明な王女で、王国をさらに良くしたいと考えています。

キャラ⑧マイン

メルロマルク第一王女で、本名はマルティ=S=メルロマルク、王位継承権は2位です。尚文の最初の仲間であったものの、ある目的から彼を裏切りました。その後も尚文を窮地に陥れ、彼を人間不信に追い込みます。後に、三勇教が起こした事件に加担するも、女王の帰還を受けて王族の権利をはく奪されました。

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盾の勇者の成り上がりに関する感想や評価

盾の勇者の成り上がりに関する感想や評価・イメージ画像

2023年10月にアニメ3期の放送予定が発表され、原作小説の注目が高まる「盾の勇者の成り上がり」。異世界と勇者ものでありながら、勇者の異色な設定が話題を呼びました。また、勇者を取り巻くキャラクターたちも魅力にあふれ、尚文との関係やその後も気になるでしょう。以下では、「盾の勇者の成り上がり」に関する感想や評価を紹介します。

感想1:「盾の勇者の成り上がり」が面白い

序盤こそ主人公の理不尽な扱いが目立っているものの、どん底から這い上がり、盾の勇者として成長していく尚文の姿が見どころです。近年では、コミカライズやアニメ版も人気を集める一方、原作小説や基になったweb版も面白いとの感想が多く見られます。web版ではすでに結末まで描かれており、メディアミックス作品での結末を知ることが出来るでしょう。または、大幅な加筆が行われ、盛り上がりを見せるとも予想されます。

感想2:深堀りしながら読むと感じ方が変わってくる

「盾の勇者の成り上がり」は、主人公の一人称で執筆されており、他作品ではあまり見られないスタイルも見どころの1つでしょう。主人公の語りで始まる「盾の勇者の成り上がり」は、表面だけでなく裏も考えて読み進めることで、より作品を理解できるとも言われています。また、深く読み進めることで物語に対する印象も変わってくるとの意見もみられ、読者によって作品の捉え方が異なりやすい作品でしょう。

感想3:主人公・尚文が良い

「盾の勇者の成り上がり」といえば、結末ラストまで怒涛の展開が繰り広げられるだけでなく、魅力的なキャラクターの登場も挙げられます。特に主人公・岩谷尚文のキャラクターを賞賛する声も見られ、アニメはもちろん、原作も良いとの感想が寄せられています。最初こそ、理不尽な目に遭うことも多かった尚文でしたが、結末に近づくにつれて活躍の場が増え、地道な努力を怠らない姿などが良いと賞賛されています。

感想4:尚文がかわいそう

web版での結末ではハッピーエンドを迎えた尚文でしたが、やはり序盤で描かれた盾の勇者に対する理不尽な扱われ方は、多くの同情を誘いました。仲間に裏切られただけでなくあらぬ濡れ衣を着せられ、人間不信にまで陥ってしまった尚文。最後には勇者としての信頼を勝ち取ったものの、そのような結末に到達するまでは苦難の連続であり、序盤から主人公がかわいそう、扱いがひどいとの感想も寄せられています。

感想5:困難を乗り越えた先が面白い

「盾の勇者の成り上がり」は、序盤こそ厳しい展開が続くものの、主人公の可哀そうなところを越えた先が面白いとも評されています。マインに騙されたことを皮切りに、行く先々で人々に虐げられる尚文。しかし、ここでめげることなく、地道な努力を重ねたことで、最後には人々の信頼を勝ち取ることが出来ました。本作品は、尚文の逆転劇とも呼べ、力をつけて人々を見返していく姿は爽快さを感じるでしょう。

感想6:原作小説を読んでほしい

「盾の勇者の成り上がり」は、親しみやすさからコミカライズ版やアニメ版を手に取る方が多いですが、SNSでは原作小説も読んでほしいとの意見も見られます。web版に加筆や修正を加えた原作小説版では、オリジナルストーリーも盛り込まれ、web版よりも読み応えのある作風となっています。また、アニメ版がつまらないと感じた方にこそ原作を読んでほしいとの意見も見られ、原作小説への注目も高まっています。

感想7:アニメも漫画も面白い

web版の投稿から始まり、小説や漫画、アニメ版が展開された「盾の勇者の成り上がり」。web版では結末まで執筆され、小説や漫画版等のネタバレとしても読まれています。一方、アニメ版は、尺の都合上もあり、ストーリーが分かりにくいなど、一部で厳しい意見も寄せられています。しかし、アニメ版も面白いとの声も多くみられ、「盾の勇者の成り上がり」シリーズで一番おすすめの作品にあげられています。

感想8:ラフタリアの性格の良さがまぶしい

マインに裏切られたことで、周りから散々な扱いを受ける羽目になった尚文。他の勇者や国王からも理不尽な扱いを受け、彼らに対する怒りの声も寄せられています。異世界でひどい扱いを受ける尚文でしたが、そんな彼の支えになっていたのがラフタリアでした。アニメ版では、ラフタリアがかわいいとの感想が寄せられる一方で、彼女の人柄を聖母と評し、尚文の味方であり続けるラフタリアの姿がまぶしいとの声も見られます。

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盾の勇者の成り上がりのネタバレまとめ

盾の勇者の成り上がりのネタバレまとめ・イメージ画像

「盾の勇者の成り上がり」の原作小説のあらすじネタバレや、web版の結末、最後のラスボスの正体などをネタバレ紹介しました。守りに特化した勇者のため、周りからは役立たず同然の扱いを受けていた盾の勇者岩谷尚文。攻撃面では圧倒的に不利な武器であるものの、盾は使い方次第で強力な武器になり得ます。原作小説版では、ラスボスとの戦いはどのように描かれるのか、ラスボス後のその後や結末が気になるでしょう。

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