【盾の勇者の成り上がり】厄災の波とは何？黒幕の正体や波の尖兵のメンバーは？

作品タイトル：盾の勇者の成り上がり
作者：アネコユサギ
イラスト：弥南せいら
ジャンル：少年漫画、ファンタジー、バトル、異世界
出版社：KADOKAWA
掲載誌：小説家になろう
レーベル：MFブックス
連載期間：2012年10月29日～2013年8月23日
アニメ放送期間：2022年4月6日～2022年6月29日（シーズン2）

メルロマルク王国は、その世界で起こる厄災の波という不定期に、発生する時空の歪みに悩まされていました。厄災の波に対抗できる四聖勇者たちを、その世界で召喚することになります。それぞれの国が召喚するはずだった四聖勇者たちを、メルロマルク王国が全て召喚してしまいました。主人公の岩谷尚文は、異世界へと召喚され、盾の勇者として厄災の波に立ち向かうことになります。

『盾の勇者の成り上がり』の厄災の波とは何？正体を考察①厄災の波とは？を紹介していきます。ストーリーの中で、波と呼ばれている厄災の波は、主人公の岩谷尚文たち四聖勇者たちが、立ち向かっている厄災です。岩谷尚文たちのいる異世界に発生するモノで、時空間に生まれる亀裂を厄災の波と呼んでいました。厄災の波からは、多くの凶暴な魔物たちが出現し、街を破壊するだけでなく、人々を襲っています。

人々は、厄災の波から出現する魔物にも困っていましたが、食料が取れなくなることにも、頭を抱えていました。厄災の波は、不定期に出現していて、凶悪な魔物を出現させるだけでなく、天候などにも影響を与えるのです。そのため、天候が狂ってしまうことで、本来育ったはずの食料が育たず、食料不足になっていました。出現した厄災の波を鎮めるには、そこから飛び出した魔物のボスを探し出し、倒す必要があります。

他にも、厄災の波の亀裂部分を攻撃し、鎮圧するしか方法がないことが、判明していました。厄災の波は、不定期に発生しますが、龍刻の砂時計というアイテムを使うことで、発生する時期や時間がわかります。

『盾の勇者の成り上がり』の厄災の波とは何？正体を考察②波が発生する理由や原因を紹介していきます。厄災の波が起こる原因は、複数の世界が融合しようとすることで、時空に歪みが出ることが理由です。ストーリーの中では、厄災の波は自然発生するモノだと考えられていましたが、意図的に発生させている黒幕がいることが判明していました。黒幕が、異世界に干渉しようとすることで、厄災の波が生まれるのです。

厄災の波を発生させている黒幕の正体は、メディア・ピデス・マーキナーという異世界の女神だということが、明らかになっていました。

『盾の勇者の成り上がり』の厄災の波とは何？正体を考察③波は異世界とつながっていた？を紹介していきます。黒幕が発生させている厄災の波が、異世界と繋がっていたことが、ストーリーの中で判明していました。異世界と繋がっていることが判明した理由は、厄災の波から突如現れた謎の少女です。グラスという少女は、自分のいる世界で、厄災の波が発生した時に、その中に飛び込んで岩谷尚文たちのいる異世界に来ました。

グラスが、岩谷尚文たちに出会ったことで、厄災の波が別の世界へと繋がっていることが明らかになったのです。厄災の波が別の世界に繋がっていることが判明し、目的や原因が判明しました。複数の世界が融合させられようとすることで、時空が歪み、亀裂が発生していました。グラスは、岩谷尚文たちが厄災の波を発生させていると考え、別の世界から自分の世界を守ることを目的にしています。

厄災の波の原因だと思っていた岩谷尚文たちに、攻撃を仕掛けたグラスですが、その後のストーリーの中で黒幕が別の人物だということに気づきました。

『盾の勇者の成り上がり』の厄災の波とは何？正体を考察④波を鎮圧するために尚文たちは異世界召喚された？を紹介していきます。岩谷尚文たち四聖勇者は、厄災の波を鎮圧するために、異世界に召喚されたことが、ストーリーの中でも判明していました。メルロマルクの人々は、厄災の波から出現する魔物を、四聖勇者たちが倒すことで、自分たちの世界に平和が訪れると信じていたのです。

岩谷尚文たちが召喚された異世界では、別の世界から勇者を4人まで召喚できるという決まりがありました。しかし、メルロマルクという国は、他国のことを一切気にかけずに、自分の国だけ4人の勇者を召喚してしまったのです。本来であれば、異世界の各地に、それぞれの勇者が召喚され、厄災の波に備えるはずでした。結果、メルロマルクだけが、四聖勇者たちによって、厄災の波から守られることになったのです。

『盾の勇者の成り上がり』の厄災の波とは何？正体を考察⑤メルロマルク以外で起こる波に対処していたのは誰？を紹介していきます。厄災の波は、異世界の至る所に発生しますが、四聖勇者たちはメルロマルクにしかいません。そのため、他の場所で厄災の波から発生する魔物たちは、野放しになっていたのです。そのような状況で、メルロマルク以外の場所で、厄災の波から人々を守っていたのが、フィロリアです。

フィロリアは、フィロリアルたちの中でも、特別な力を持ったフィロリアルクイーンという存在です。岩谷尚文が一緒に旅をしているフィーロも、フィロリアルです。フィロリアルは、本来鳥のような姿のまま成長しますが、フィロリアとフィーロは、人の姿になることができます。その理由は、フィーロとフィロリアは、どちらも勇者に育てられたという共通点があったからです。

過去に召喚された四聖勇者の1人に育てられたフィロリアは、強大なパワーを持っているため、メルロマルク以外の厄災の波に対処していました。しかし、強大なパワーを持っていても、フィロリアだけでは対処できなくなってしまいます。厄災の波の威力が強くなったことで、フィロリアは、岩谷尚文に四聖勇者たちを、一致団結させるように指示していました。

『盾の勇者の成り上がり』の波と黒幕の関係考察①web版の黒幕の正体を紹介していきます。漫画とテレビアニメでは、まだ厄災の波の黒幕の正体について描かれていません。しかし、原作のweb版では、黒幕の正体が明らかになっていました。web版で描かれた黒幕の正体は、メディア・ピデス・マーキナーという女神だったのです。神様という立場でありながら、メディア・ピデス・マーキナーは、経験値を得ようとしていました。

メディア・ピデス・マーキナーが、経験値を得るために考えた方法が、自分の魂から生み出した分身を、あらゆる世界に飛ばし、事件を起こしていたのです。自分の分身たちが、事件を起こして戦うことで、メディア・ピデス・マーキナーは経験値を上げていました。ストーリーの中で、登場しているマイン＝スフィアと名前を偽っていた冒険者の、マルティ=S=メルロマルクもメディア・ピデス・マーキナーの分身だと判明しています。

女神のメディア・ピデス・マーキナーは、魔法の力を欲していたため、分身を潜入させて、異世界の能力を吸収しようとしていたのです。女神という立場でありながら、たくさんの世界を危険に晒し、自分の経験値のためなら、犠牲をいとわないという自分勝手な性格をしています。厄災の波を発生させていた黒幕でもあり、その理由も世界を1つにすることで、効率良く経験値を稼ぐことを目的にしていました。

他にも、マイン＝スフィアとして活動していた女神メディア・ピデス・マーキナーの分身は、岩谷尚文たち四聖勇者が、一致団結しないように邪魔をしていたのです。四聖勇者たちが結託することで、厄災の波の消滅を恐れていました。岩谷尚文たちのレベルアップを邪魔していたのも、全てメディア・ピデス・マーキナーだと判明しています。

『盾の勇者の成り上がり』の波と黒幕の関係考察②女神メディアは最後に死亡する？を紹介していきます。女神メディア・ピデス・マーキナーは、黒幕として全ての厄災を操っていました。正体に気づかれてしまった際も、岩谷尚文たちを倒し、世界を1つにしようとします。しかし、直前のところで、倒したはずの岩谷尚文に邪魔されてしまったのです。岩谷尚文は、神となって新たな加護を手にいれていました。

岩谷尚文に他のキャラクターたちが加勢し、女神メディア・ピデス・マーキナーは追い込まれてしまいます。追い込まれたメディア・ピデス・マーキナーは、インフィニティ・デストロイヤーという技を放ち、岩谷尚文たちを倒そうとしました。しかし、盾の勇者である岩谷尚文に攻撃を跳ね返され、女神メディア・ピデス・マーキナーは、消滅してしまいます。

『盾の勇者の成り上がり』の波の尖兵のメンバー①タクト=アルサホルン=フォブレイを紹介していきます。タクト=アルサホルン=フォブレイは、鞭の勇者という立場でありながら、波の尖兵の1人でした。鞭の勇者としても優秀な人物でしたが、3歳の時点で魔法をすでに習得しています。他にも、航空機や製紙技術など、あらゆる技術を発明した天才として、ストーリーの中で登場していました。

タクト=アルサホルン=フォブレイの発明は、全て転生前に得た知識で、実際に発明したのは、彼ではありません。顔などが整っているため、女性たちにモテていました。

『盾の勇者の成り上がり』の波の尖兵のメンバー②キョウ=エスニナを紹介していきます。霊亀編でも活躍していたキョウ＝エスニナは、異世界の本の勇者でした。容姿端麗で、物静かな性格をしている秀才として、ストーリーの中で活躍していました。しかし、霊亀編のストーリーの中で、キョウ＝エスニナが自分勝手なサイコパスだと判明しています。最後は、岩谷尚文たちによって倒されていました。

その後のストーリーで、キョウ＝エスニナは本の勇者ではなかったことが判明しています。キョウ＝エスニナが本の勇者になれたのは、女神メディア・ピデス・マーキナーが、彼に能力を与えたからです。授かった能力を使ってキョウ＝エスニナは、眷属器を無理やり従わせていました。本来のキョウ＝エスニナは、全く見た目の違うおじさんだと判明しています。

『盾の勇者の成り上がり』の波の尖兵のメンバー③風山絆の元仲間を紹介していきます。異世界の勇者の風山絆には、元々協力していた仲間たちがいました。風山絆と一緒に行動していた仲間たちは、名前が明らかになっていませんが、転生者なのではないか？と考えられています。彼らを信頼していた風山絆でしたが、最終的に元仲間たちが、女神メディア・ピデス・マーキナーの手下だったことが判明していました。

メディア・ピデス・マーキナーのパワーで、元仲間たちは、たくさんの眷属器を使用して、岩谷尚文たちに襲いかかっています。しかし、実際に眷属器に選ばれたのではなく、メディア・ピデス・マーキナーの力で従わせているため、本来の能力を引き出すことはできませんでした。

『盾の勇者の成り上がり』の波の尖兵のメンバー④メタルマジックドラゴンを紹介していきます。メタルマジックドラゴンは、元々魔竜四天王の1人によって生み出された魔物です。魔竜を裏切って鉛の勇者の仲間になった、風のクーフィリカという人物が、竜帝の欠片を使って、メタルマジックドラゴンを生み出しました。本物の魔竜になるために、メタルマジックドラゴンは魔竜を倒そうと勝負を挑みます。

しかし、居合わせたフィーロたちによって倒され、魔竜になることはできませんでした。倒されたメタルマジックドラゴンから、回収された魔竜の欠片には、玉の聖武器の強化方法が隠されていました。

『盾の勇者の成り上がり』の波の尖兵のメンバー⑤クズニ号を紹介していきます。クズニ号は、刀の国にいる天才術師として、ストーリーの中で登場していました。クズニ号と呼ばれている理由は、主人公の岩谷尚文が彼の名前をしっかり聞いていなかったからです。クズ二号と呼ばれていた理由は、メルトマルク国王と同じような性格をしていて、言葉遣いなども悪かったためです。

しかし、魔術師としては、とても優れていたため、勇者に匹敵すると評価されていました。最後は、岩谷尚文の仲間のラフタリアによって倒されています。

『盾の勇者の成り上がり』の波の尖兵のメンバー⑥アルバートを紹介していきます。アルバートは、死者としてストーリーの中で登場していました。同じ波の尖兵のキョウ＝エスニナによって、アルバートの死体は操られていたのです。元々アルバートは、鏡の勇者として活躍していました。キョウ＝エスニナに操られたアルバートは、岩谷尚文たちの手によって倒されています。

『盾の勇者の成り上がり』の波の尖兵のメンバー⑦風のクーフィリカを紹介していきます。風のクーフィリカは、ストーリーの中で名前しか登場していませんでした。元々魔竜四天王の1人で、女性のキャラクターということは、判明しています。四天王としての役割を果たさずに、銛の勇者の仲間になっていました。そのため、魔竜四天王としての力を失っていき、銛の勇者は彼女を助けるために、岩谷尚文たちと対戦します。

銛の勇者が敗北したことで、風のクーフィリカは助からず、命を落としてしまいました。そのため、その後のストーリーでも彼女は登場していません。

『盾の勇者の成り上がり』の波の尖兵のメンバー⑧宮地秀正を紹介していきます。宮地秀正は、風山絆たちと同じ世界の楽器の勇者です。風山絆が召喚された国と、宮地秀正の召喚された国は、お互いに敵対関係でした。宮地秀正は、岩谷尚文たちの世界の勇者を2人も倒しています。しかし、岩谷尚文が鏡の勇者になってしまったことで、追い込まれてしまいました。最後は、味方を裏切り、殺されてしまいます。

『盾の勇者の成り上がり』の波の尖兵のメンバー⑨セーヤを紹介していきます。風山絆の世界で生活しているセーヤは、料理人として有名なキャラクターです。岩谷尚文と出会った際に、料理対決を申し出たセーヤでしたが、敗北しています。コミカルな回でセーヤは登場しているため、彼との戦闘シーンなどはありませんでした。

『盾の勇者の成り上がり』の波の尖兵のメンバー⑩銛の眷属器の元所持者を紹介していきます。風山絆の世界で銛の勇者だった人物は、波の尖兵だったことが判明していました。元々銛の勇者として活躍していた彼は、本来の持ち主であるサディナに、正体を見破られています。眷属器の本来の持ち主ではなかったため、十分な力を発揮することができず、サディナに敗北していました。

『盾の勇者の成り上がり』のグラスのプロフィールを紹介していきます。グラスは、岩谷尚文たちとは違う世界の勇者です。グラスは、扇の勇者で、センという国の出身でした。着物を着用していて、手には眷属器である扇を持っています。普段は着物で戦っていますが、霊亀編では別のコスチュームを来ていました。

『盾の勇者の成り上がり』のグラスが岩谷尚文たちがいる異世界にきた理由は、厄災の波を止めるためです。グラスたちは、岩谷尚文たちの世界が原因で厄災の波が発生していると考えていたのです。四聖勇者たちを倒すことで、厄災の波が鎮まり、自分たちの暮らす世界に平和が訪れると信じていました。グラスは、自分たちの世界での研究結果を、そのまま信じ込んでしまっていたのです。

『盾の勇者の成り上がり』の厄災の波に関する感想や評価には、突如として現れたラルクやグラスの正体が話題になっていました。グラスは、ストーリーの中で、四聖勇者たちを倒す存在として登場しています。そのため、グラスの正体がわかるまで、ファンの間で色々な考察が飛び交っていました。

『盾の勇者の成り上がり』の厄災の波に関する感想や評価には、黒幕の正体が話題になっていました。厄災の波の黒幕は、web版ですでに明らかになっていましたが、テレビアニメでも同じ結末なのか？は、不明です。黒幕の女神が、どのように登場するのかが、ファンの間でも注目されています。

『盾の勇者の成り上がり』の厄災の波に関する感想や評価には、テレビアニメの進み具合に対してのコメントがありました。テレビアニメのシーズン2で放送された内容は、霊亀編になっています。そのため、厄災の波の黒幕にたどり着くまで、どのくらいの期間がかかるのか？ファンの間でも注目されていました。

『盾の勇者の成り上がり』の厄災の波を発生させていた黒幕は、女神のメディア・ピデス・マーキナーでした。web版は、すでに黒幕の正体が明らかになっていますが、テレビアニメではまだ描かれていないので、どのような結末になるのか？ファンの間でも注目されています。波の尖兵たちの活躍なども、是非チェックしてみてください。