【盾の勇者の成り上がり】リーシアはかわいいけどうざい？強さや最後はどうなる？

「盾の勇者の成り上がり」のリーシアは、弓の勇者の川澄樹の仲間です。彼女は気弱な性格でかわいいという評価がありますが、その一方でうざいと言われることがあるキャラクターです。この記事ではリーシアの魅力のほかに最後はどうなるかといったことについてネタバレ解説します。

また、リーシアは作中で大きく強さが成長したキャラクターです。その強さがどうなるのかについても詳しく紹介します。

「盾の勇者の成り上がり」は小説投稿サイト「小説家になろう」へ投稿されたウェブ小説で、作者はアネコユサギさんです。アネコユサギさんは「小説家になろう」の人気作家で、「俺だけ帰れるクラス転移」「毒使いの逃亡者 〜瘴気のあふれた異世界で、なぜか俺は回復している〜」といった作品が書籍化されています。

「盾の勇者の成り上がり」のライトノベル版は2022年2月時点でシリーズ累計部数は1100万部を突破するほどの人気を見せていて、2023年現在でアニメ2期まで放送されています。また、ウェブ小説の人気作がコラボしている「異世界かるてっと」の2期で、「盾の勇者の成り上がり」のキャラクターたちが出演しています。

「盾の勇者の成り上がり」の主人公である岩谷尚文は異世界にある国家メルロマルクに召喚されました。この時、尚文は盾の勇者として召喚されましたが、メルロマルクでは盾の勇者の評判がよくありません。そのため、尚文は王女や王様に陥れられてしまい勇者としての名声を失います。その結果、人間不信に陥った尚文は奴隷商人から亜人の少女ラフタリアを購入して2人で旅をはじめました。

リーシアは「盾の勇者の成り上がり」に登場する勇者の1人である弓の勇者・川澄樹の仲間になる少女です。見た目は14歳くらいですが、実年齢は17歳です。リーシアの出自はメルロマルクの貧乏貴族の娘で、隣町の悪徳領主の陰謀で誘拐されたところを樹により救われたキャラクターです。そのことをきっかけにしてリーシアは樹の仲間になり同行するようになりました。

リーシアは気弱な性格をしていて、びくびくした態度をとるところなどがファンの間で「うざい」と言われることがあります。リーシアが「うざい」と言われる理由についてはこのあとの項で詳しく紹介します。

「盾の勇者の成り上がり」に登場する女性キャラクターのリーシアがかわいいけどうざいと言われる理由について紹介していきます。まずはリーシアがかわいいと言われる理由からピックアップをして紹介します。リーシアをかわいいと評価する「盾の勇者の成り上がり」のファンの方が少なくありませんが、とくに多い意見の1つがリーシアのビジュアルです。

リーシアの年齢は17歳ですが、童顔でかわいい風貌をしています。そのかわいいビジュアルのリーシアは着ぐるみ好きという一面があり、「盾の勇者の成り上がり」の作中でかわいい着ぐるみ姿を披露したことがあります。その姿を見たファンの方が「リーシアの着ぐるみ姿がかわいい」とTwitter上で感想を呟いていました。また、リーシアは引っ込み思案な一方で強い一途な性格を持ち合わせています。

リーシアは弓の勇者の樹に救われたため、樹に強い好意を抱いています。しかし、ステータスが弱いため樹に見捨てられてしまいました。それでもあきらめられないリーシアは尚文たちと修業をして樹に認められる努力を続けます。スピンオフの「槍の勇者のやり直し」のネタバレですが、この作品でリーシアは槍の勇者の元康から「ストーカー豚」と呼ばれました。

「盾の勇者の成り上がり」のリーシアはかわいいと言われる一方でうざいと言われる理由をネタバレ込みで紹介します。リーシアがうざいと言われる理由の1つは「ふぇええええ」という情けない声を上げる点です。「盾の勇者の成り上がり」の作中に登場するキャラクターの中でトップクラスに気弱な性格をしているリーシアはなにかあるたびに「ふぇええええ」と情けない声を上げてしまいます。

リーシアが「ふぇええええ」と声を上げてしまったシーンの1つをネタバレ込みで紹介します。アニメ「盾の勇者の成り上がり」の24話で四聖勇者がラルクとテトラというキャラクターから攻撃されました。ラルクは異世界の鎌の勇者で、テリスはジュエルと呼ばれる亜人です。この時にリーシアは樹を小舟に乗って救助しようとしていました。そのタイミングでメルティが尚文たちの元へ向かうように指示します。

メルティは緊急事態のためあわただしく行動しており、彼女の勢いに驚いたリーシアは「ふぇええええ」と叫んで怯えてしまいます。このように、緊急事態でもちょっとしたことで怯えてしまう姿がうざいと感じるファンの方が少なくないようです。しかし、女の子らしく怯えるリーシアの姿がかわいいというファンの方もいるようです。

続いての「盾の勇者の成り上がり」のリーシアはかわいいと言われる一方で、うざいと言われる理由のネタバレ紹介は、リーシアが着ぐるみを好んでいることです。リーシアが着ぐるみを好んで着用する理由は、着ぐるみの姿でいると落ち着くからというものです。とくにカルミラ島で手に入れた着ぐるみ装備を気に入っていて、いつも着用している姿が描かれました。

いつも着ぐるみを着ている点がうざいと感じる視聴者がいる一方で、着ぐるみ姿のリーシアがかわいいという視聴者も数多くいるようです。

続いての「盾の勇者の成り上がり」のリーシアはかわいいと言われる一方でうざいと言われる理由のネタバレ紹介は、樹に心酔している点です。リーシアが樹に心酔するようになった理由は、悪徳貴族によって身売りされそうなところを樹に助けられたことです。樹に恩返しをしたいという気持ち、さらには樹に対して恋愛感情を抱くようになったリーシアは、樹のパーティーに参加します。

しかし、リーシアはステータスが低いことや精神的に弱いことからパーティー内では雑用ばかりさせられます。しかも、パーティーから解雇されたことがあります。その理由をネタバレ紹介すると、リーシアの失敗をでっちあげられたというひどいものでした。それでもリーシアは樹に対して「樹様、樹様」と呼んで慕い続けるだけではなく、明らかに樹が悪い場面であっても樹をかばうことがあります。

樹からひどい目にあわされるリーシアですが、それでもいつまでも樹に執着し、樹をフォローし続けます。そのような姿がうざいと思われることが多く、先ほど紹介したとおりスピンオフ作品の「槍の勇者のやり直し」でストーカー豚と呼ばれるきっかけにもなっています。

ここからは「盾の勇者の成り上がり」に登場するリーシアの強さや能力をネタバレ含めて紹介します。リーシアはここまで紹介したとおり、能力が低いキャラクターとして登場しました。そのため、リーシアは樹パーティーから失敗をでっちあげられて追い出されています。しかし、リーシアは「盾の勇者の成り上がり」の作中でどんどん成長していくキャラクターでもあります。

リーシアの成長のきっかけは、樹パーティーから追い出されて尚文たちのパーティーに参加したことがきっかけです。尚文はリーシアの育成方針が悪くて成長していないのではないかと考察しましたが、ステータス自体が貧弱であることを知り絶望します。それでも尚文はリーシアと一緒に強くなると約束したため、彼女を見捨てずに育成を続けました。育成されたリーシアはレベル71を超えたあたりから覚醒していきます。

レベル71になったリーシアはすべての属性魔法と援護魔法を使える魔法剣士に成長します。樹のパーティーで戦っている時は前衛をしていたため、前衛も後衛もできる万能型のキャラクターとなりました。その後、成長を続けていくリーシアは「四聖武器の眷属器」である投擲具の勇者に認められるほどの成長を見せます。その理由をネタバレすると、呪われた樹の暴走を止めて弓の聖武器に認められたためです。

続いてのリーシアの強さや能力のネタバレ紹介は彼女の潜在能力についてです。リーシアはステータスが貧弱なキャラクターとして登場しますが、ときにステータス以上の潜在能力を解放した強さを見せていました。どうなると潜在能力を解放するかというと、誰かを助けるというシチュエーションの時です。リーシアは弓の勇者である樹の正義感に強い「恋心」や「憧れ」を抱いています。

この正義感に強い「恋心」や「憧れ」が、リーシアの潜在能力解放のトリガーになっているのではないかとされています。また、その後投擲具の勇者になるリーシアの潜在能力の高さを描写している伏線だったという説があります。

リーシアは樹への憧れからパーティーに参加した時は、貧弱なステータスながら前衛として戦っていました。その後、レベル71を超えたあたりからすべての属性魔法と援護魔法を使える魔法剣士に成長します。その結果、彼女は剣・魔法・回復全てがこなせる万能型のキャラクターになり、最後には投擲具の勇者になりました。

リーシアが樹パーティーに参加している時は前衛をしていましたが、彼女自身はもともと前衛よりも魔法が得意だと自覚していました。しかし、この時点でリーシアは魔法が得意だとはいえ、これといった得意魔法がないと謙遜していました。それでも、火・水・風・土というすべての属性魔法が使えるというのは大きな才能でした。「盾の勇者の成り上がり」は、1つの魔法属性を使えるのが普通という世界観のためです。

すべての魔法属性が使えるにもかかわらず後衛をしていたのは、貧弱な魔法しか使えないだけではなく、気弱な性格で戦闘中にテンパってしまうことがあり、仲間に魔法や長距離武器を当てないようにという理由がありました。尚文は彼女の魔法適正を見て、育成方針を間違えていたため弱かったのではないかと考察しました。しかし、尚文たちのパーティーに参加した時点でのリーシアは貧弱なステータスで尚文もそれに驚きを隠せませんでした。

とはいえ、樹の育成方針が悪かったのは間違いないようです。本来は後衛のリーシアが前衛をしていたためうまく成長できずに、冤罪で追い出されるまで覚醒しなかったとされています。尚文たちと合流してからは、覚醒と言えるほどの成長を見せ、最後には投擲具の勇者になったのはここまで説明したとおりです。

本来は後衛属性のリーシアが、樹のパーティーにいる時は前衛として戦っていたためうまく成長できなかったとされています。それでも、樹のパーティーにいる時の経験は彼女にとって大きな武器になりました。本来は後衛であるリーシアが前衛の経験も豊富に積むことでどうなるかというと、最後には剣も魔法も得意な万能タイプに成長することを意味しています。

「盾の勇者の成り上がり」のファンのなかには、リーシアの強さが作中でもトップクラスだと評価する方がいるようです。

魔法適正が高いリーシアにはほかにも高い適性を見せているものがあります。それをネタバレすると、「気」や「エネルギーブースト」といった力への異常なまでの適正です。その適正をエルラスラ＝ラグラロック（ババア）に見いだされました。変幻無双流の使い手であるババアにより強制的に稽古を付けられたリーシアがどうなるかというと、最後には「気」を使用した変幻無双流を極め習得するまでになります。

変幻無双流を極めたことにより、リーシアは指1本で大きな岩を砕くことすらできるようになりました。剣や魔法だけではなく、気を使う変幻無双流を極めたリーシアの強さはより際立つようになります。

リーシアは最後には投擲具の勇者になります。投擲具は、「盾の勇者の成り上がり」の世界では七星武器の一つとされています。七星勇者とは、眷属器と呼ばれる武器に認められた者たちのことです。ちなみに、聖武器（剣・槍・弓・盾）よりは劣りますが、眷属器はかなり強力な武器とされています。眷属器には投擲具のほかに、「杖・小手・馬車・ツメ・鞭・爪・槌」があります。

闇落ちした弓の勇者の樹を戦っている時に投擲具に認められ勇者となったリーシアですが、その時点ではタクトの拘束の影響で、本来の力が発揮できず、投擲具が半透明の状態でした。しかし、尚文が投擲具の剥奪を行った事で、最後に正式な投擲具の勇者になりました。

ここからは「盾の勇者の成り上がり」に登場するリーシアの強さ以外の、過去や最後にどうなるのかといった点について紹介します。

リーシアの過去のネタバレとして、まずは彼女の生い立ちから紹介します。リーシアが生まれたのはメルロマルク北部の貧乏な貴族の家です。貧乏貴族ですが、家族関係は良好でそれなりに幸せな過去を過ごしていました。しかし、その後のリーシアは幸せな生活を続けることができませんでした。リーシアがどうなるのかは次の項でネタバレ解説します。

メルロマルク北部の貧乏な貴族の家で幸せな生活をしていたリーシアは、圧政を敷く隣町の悪徳領主に目を付けられてしまいました。その結果、リーシアは悪徳領主につかまってしまい身売りされそうになります。そのような危険な状態のリーシアを救出したのが弓の勇者の樹でした。樹は持ち前の正義感から世直しをしていて、その途中でリーシアの事件に遭遇して救助しました。

その後のリーシアがどうなるかというと、自分を救助してくれた樹に心酔してパーティーメンバーになりたいと懇願します。パーティーメンバーとして樹と同行できたリーシアですが、気弱な性格や貧弱なステータスで仲間から下っ端として扱われます。それでも樹に対する気持ちは変わりませんでした。しかし、リーシアは仲間から冤罪をかけられて追い出されます。その後どうなるかは次の項で紹介します。

樹のパーティーから追い出されたリーシアがどうなるかのネタバレ解説をします。彼女は追い出された時のショックで海へ身投げをしようとしました。身投げをしたリーシアを救出したのは、尚文の仲間のフィーロでした。リーシアはこの時から尚文たちのパーティーに参加をします。この時点ではまだ貧弱なステータスのリーシアでしたが、尚文たちとともに成長していきます。

成長して覚醒したリーシアの強さについては、「盾の勇者の成り上がりのリーシアの強さや能力」の項で紹介したとおりです。また、尚文のパーティーでもトップクラスの強さになり、離脱されると痛いと思われるほどになったリーシアですが、最後は樹のパーティーへ復帰します。樹のパーティーへ復帰したあとのリーシアがどうなるかについては次の項でネタバレ解説します。

リーシアは悪堕ちしていた樹を助けるために戦っている時に、投擲具に認められ勇者へと覚醒しました。この時に樹を救助することはできたのですが、彼は呪いの後遺症に苦しみます。苦しむ樹を見たリーシアがどうなるかというと、自発的に樹のお世話係になりました。最後の戦いのあとに、リーシアと樹は尚文たちの村に帰ります。

リーシアと樹はそのあと、2人で世界を旅することになります。樹はリーシアと出会ってから追放するまでは彼女の強さに気づきませんでしたが、最後には彼女の強さや思いに気付きました。おたがいのことを理解しあうようになった2人が最後にどうなるかについては、小説版の「盾の勇者の成り上がり」で描かれています。その最後の2人の関係とは、両想いになることです。

戦闘時などは消極的で臆病な性格で失敗をすることが多いリーシアでしたが、一途に樹を思い続けることはやめませんでした。さらに樹もまた精神的に成長をすることで、彼女の思いに気づけたとされています。

アニメ「盾の勇者の成り上がり」でリーシア役を演じた声優は原奈津子さんです。原奈津子さんは子供時代に兄と共に見た映画「もののけ姫」で、声優の裏側を紹介した映像を見てから声優を目指すようになったそうです。原奈津子さんは短大を卒業したあとに、アニソンを中心にライブ活動を開始したほか、愛知県を中心にマルチタレントとして活動します。そして、声優としては2015年から活動を開始しました。

アニメ声優としてはじめて出演した作品は「城下町のダンデライオン」で、2015年の「JKめし!」ではメインキャラクターの佐伯麗奈役に抜擢されました。その後、「メイドインアビス」のメイニャ役や「邪神ちゃんドロップキック」の橘芽依役などさまざまなメインキャラクターを演じています。

• JKめし! 佐伯麗奈
• 美少女遊戯ユニット クレーンゲール みらい
• 鬼斬 あまてらす
• ナゾトキネ 網野解音
• クリオネの灯り キョウコ 
• メイドインアビス メイニャ
• 雨色ココア sideG ココア
• 盾の勇者の成り上がり リーシア
• 理系が恋に落ちたので証明してみた。 奏言葉

この記事で紹介したとおり、リーシアは「うざい」と思われることが多いキャラクターです。Twitter上でも同様の感想が少なくありませんでした。また、リーシアだけではなくメルティがうざいといった感想もあります。

リーシアはうざいという感想があるキャラクターですが、その一方で「リーシアがかわいい」という感想も数多くあります。とくに、覚醒して強くなったリーシアはかわいいだけではなくかっこいいという感想がありました。

リーシアはどのような状況になっても樹を思い続ける一途な面があるキャラクターです。そのリーシアの一途なところや、優しくて芯がある性格が好きという方がいました。

アニメ「盾の勇者の成り上がり」のリーシアの魅力や強さ、最後はどうなるかについて紹介しました。リーシアは気弱ですが一途で芯がある性格をしています。また、作中でもトップクラスに成長する姿を見せるキャラクターです。そのようなリーシアに注目をして「盾の勇者の成り上がり」を楽しんでみてはいかがでしょうか？